JP5496531B2 - シート装置 - Google Patents
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Description
そこで、本発明の課題は、座部を前に起こし上げる際に座部の後端部が下に沈み込まないようにすることである。
図1は、車両用シート装置1の側面図である。
この車両用シート装置1は、乗用車の後列座席や中列座席に用いられる。
車両用シート装置1は、座部2と、座部2の後ろ側に立てられた状態に設けられた背もたれた3と、背もたれ3の上端部に設けられたヘッドレスト4と、を備える。
なお、弾性ストッパ10、被ガイド部30及びガイド31は左右一対設けられている。
車両用シート装置1を格納する際には、ロック機構のロックを解除する。ロック機構のロックが解除されると、トーションスプリング25の荷重がアーム21に作用しているから、アーム21が回転軸22を支点にして回転して振れ上がる。この際、被ガイド部30がガイド31によって前に案内される。つまり、被ガイド部30の上下方向(受け面34,36に対して垂直な方向)の動きがこれら受け面34,36によって拘束され、被ガイド部30が上受け面36及び下受け面34の間をこれの面34,36に沿って前に移動する。被ガイド部30が下受け面34に当接しているから、座部2の後端部が沈み込まない。一方、被ガイド部30が上受け面36に受けられているので、座部2の後端部が振り上げられず、座部2の前側が被ガイド部30を支点にして振り上げられるとともに、座部2とアーム21は回転軸20を中心にして相対的に回転する。座部2の後端部が振り上げられないので、座部2の後端部が背もたれ3の下端に当たることもなく、座部2の動きが背もたれ3によって干渉されることもない。ここで、被ガイド部30が座部2の最後端よりも前に取り付けられている場合には、座部2の前側が被ガイド部30を支点にして振り上げられる際には、座部2の最後端が僅かながら沈み込む。ところが、受け面34,36が前に向かって登るように傾斜しているから、被ガイド部30が受け面34,36に沿って前に移動して、座部2の最後端が僅かながら上に移動するから、座部2の起き上がりに伴う座部2の最後端の沈み込みが相殺される。
以上によって、車両用シート装置1を格納することができる。
そして、引き続き、座部2を下に押し付けると、被ガイド部30が受け面34,36に沿って後ろに移動するとともに、座部2の前側が被ガイド部30を支点にして振り下げられる。こうして、座部2の後端部が背もたれ3の下端の下に潜り込んでいく。この際、弾性ストッパ10が弾性変形して、係合凸部26が係合凹部10aから外れる。
以上によって、車両用シート装置1を組み立てて、車両用シート装置1を座席として使用することができる。
例えば、上記各実施形態では本発明に係るシート装置を自動車の座席に適用した場合について説明したが、その他の乗物(例えば、航空機、船舶、鉄道の車両等)の座席に適用してもよい。
第2の実施の形態について図7を用いて説明する。図7は、第2の実施の形態における車両用シート装置1Aの側面図である。なお、第1実施形態の車両用シート装置1と第2実施形態の車両用シート装置1Aとの間で互いに対応する部分には、同一の符号を付す。
第3の実施の形態について図8を用いて説明する。図8は、第3の実施の形態における車両用シート装置1Bの斜視図である。なお、第1実施形態の車両用シート装置1と第3実施形態の車両用シート装置1Bとの間で互いに対応する部分には、同一の符号を付す。
第4の実施の形態について図9〜図10を用いて説明する。図9は、第4の実施の形態における車両用シート装置1Cの側面図である。図10は、座部2の後部を示した斜視図である。なお、第1実施形態の車両用シート装置1と第4実施形態の車両用シート装置1Cとの間で互いに対応する部分には、同一の符号を付す。
以上に説明したことを除いて、第1実施形態の車両用シート装置1と第4実施形態の車両用シート装置1Cとの間で互いに対応する部分は同様に設けられている。なお、このロック機構80を第1〜第3実施形態におけるガイド31の後部に取り付けてもよい。
アーム21が後ろに倒伏し、座部2が後ろに倒伏した状態では、被ガイド部30が長溝41に挿入されつつ爪83の後ろ側で爪83に係止する。これがロック状態である。一方、操作部を操作すると、アーム82がケーブル86によって回転軸81を中心にして振り上げられ、爪83が上受け面36より上に移動する。そうすると、ロックが解除される。そして、被ガイド部30が爪83よりも前に移動した状態で、操作部を離すと、トーションスプリング85によってアーム82が振り下げられ、爪83が上受け面36と下受け面34との間に位置する。
一方、被ガイド部30が爪83の前から上受け面36、下受け面34に沿って後ろに移動すると、被ガイド部30が爪83の傾斜面84に当接する。更に、被ガイド部30が後ろに移動すると、傾斜面84が傾斜しているから、爪83が被ガイド部30によって押し上げられ、アーム82がトーションスプリング85の荷重に抗して振り上げられる。そして、被ガイド部30が爪83の後方に位置したら、アーム82がトーションスプリング85の荷重により振り下げられ、被ガイド部30と爪83が係止し、ロック状態になる。
第5の実施の形態について図11〜図13を用いて説明する。図11は、第5の実施の形態における車両用シート装置1Dの斜視図である。図12は、座部2の後部の側面図である。図13は、図12に示されたXIII−XIIIに沿った面の矢視断面図である。なお、第1実施形態の車両用シート装置1と第5実施形態の車両用シート装置1Dとの間で互いに対応する部分には、同一の符号を付す。
支持部130はブラケット23と一体となっている。即ち、ブラケット23の下部23aがフロア99にボルト24によって固定され、その下部23aが後ろに延出しており、ブラケット23の下部23aの後部に支持部130の下端が溶接等によって接合されている。ブラケット23の下部23aの後部はボルト137によってフロア99に固定されている。
その後、背もたれ3をその下端部を支点にして前に倒伏させる。
以上によって、車両用シート装置1Dを格納することができる。
以上によって、車両用シート装置1Dを組み立てて、車両用シート装置1Dを座席として使用することができる。
なお、第4実施形態におけるロック機構80を本実施形態に採用する場合には、回転軸81を止め部135の後ろ側で座部2の側面に設け、アーム82を後ろに延設するようにし、トーションスプリング85が自然状態である場合に、爪83が上受け面136と下受け面134の間に位置すればよい。
2 座部
2a 座面
10 弾性ストッパ
10a 係合凹部
20 回転軸
21 アーム
22 回転軸
25 トーションスプリング
26 係合凸部
30 被ガイド部
31 ガイド
34 下受け面
36 上受け面
99 フロア
130 支持部
131 挟持部
134 下受け面
136 上受け面
Claims (4)
- フロアに第一連結部によって連結されるとともに、前記第一連結部を中心にして後ろに倒れた状態から前に倒れた状態に回転可能に設けられたアームと、
前記アームが後ろに倒れた状態の前記第一連結部の位置よりも後ろ側で第二連結部によって前記アームに連結され、前記アームに対して前記第二連結部を中心にして左右方向の軸回りに回転可能に設けられた座部と、
前記座部の側面のうち前記第二連結部の位置よりも後ろ側の部分から側方に延出した被ガイド部と、
前記座部の側方の前記フロア上において前上がりに傾斜するよう前後に延在し、前記被ガイド部をその下から受ける下受け面と、
前記下受け面から上へ離れるよう前記下受け面との間に間隔をおいて設けられ、前上がりに傾斜するよう前後に延在し、前記被ガイド部をその上から受ける上受け面と、を備え、
前記下受け面と前記上受け面との間の隙間が前記上受け面の前端において開いており、
前記アームが後ろに倒れた状態において前記被ガイド部が前記下受け面と前記上受け面との間に挟まれて、前記座部のうち前記第二連結部の位置よりも後ろ側の部分が下方に沈み込むことが前記被ガイド部及び前記下受け面によって規制され、前記座部のうち前記第二連結部の位置よりも後ろ側の部分が上方に振り上がることが前記被ガイド部及び前記上受け面によって規制され、
前記アームが後ろに倒れた状態から前記第一連結部を中心にして前に振り上げられると、前記被ガイド部が前記下受け面及び前記上受け面に沿って前記上受け面の前端まで前へ移動しつつ前記座部が前記被ガイド部を中心にして起こし上げられ、前記被ガイド部が前記下受け面と前記上受け面との間の隙間から前に外れると前記座部が前記第一連結部を中心にして前記アームによって前に旋回される
ことを特徴とするシート装置。 - 前記下受け面のうち後ろ側の部位が後ろ上がりに傾斜し、前記上受け面のうち後ろ側の部位が後ろ上がりに傾斜する
ことを特徴とする請求項1に記載のシート装置。 - 前記フロア上に固定される板状の固定部と、
前記固定部に対して立てた状態に設けられた板状の脚部と、
前記下受け面の後端から立てた状態に設けられた板状の止め部と、を更に備え、
前記上受け面が前記止め部の上端から前方に延出し、
帯状の金属板が折り曲げられることによって前記固定部、前記脚部、前記下受け面、前記止め部及び前記上受け面が設けられる
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート装置。 - 前記フロア上に固定される板状の固定部と、
前記固定部に対して立てた状態に設けられた板状の脚部と、
前記下受け面の後端から立てた状態に設けられた板状の止め部と、
前記脚部よりも前側において前記固定部に対して立てた状態に設けられた板状のブラケットと、を更に備え、
前記上受け面が前記止め部の上端から前方に延出し、
前記第一連結部が前記ブラケットに設けられ、前記アームが前記ブラケット及び前記第一連結部を介して前記フロアに連結され、
帯状の金属板が折り曲げられることによって前記ブラケット、前記固定部、前記脚部、前記下受け面、前記止め部及び前記上受け面が設けられる
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート装置。
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