JP5555120B2 - コンテンツ提供方法、コンテンツ取得方法、コンテンツ提供システム及び端末装置 - Google Patents

コンテンツ提供方法、コンテンツ取得方法、コンテンツ提供システム及び端末装置 Download PDF

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本発明は、ネットワークを介してコンテンツ提供する技術に関する。
NGN(Next Generation Network)に代表される管理されたネットワークを利用するためには、ネットワークに対して接続先と利用帯域を申請し、ネットワークから利用許可が得られて初めて接続先に接続することが可能となる。例えば、このようなネットワークを前提とした電話サービスでは、利用者が接続先となる電話番号を入力すると、電話機あるいはHGW(Home Gateway)と呼ばれるネットワーク中継装置がネットワーク利用手順を自動的に行うことで接続先と1対1で接続された通信路を確立し、その通信路を利用して音声データを送受信して電話サービスを利用する。
一方、Webサービスを利用する際に使用する一般的なWebブラウザは、インターネットのような公衆ネットワークを利用することを前提としているため、管理されたネットワークを利用するためのネットワーク利用手順を自動的に行う仕組みを持っていない。
特開2009−027652号公報 特開2009−260847号公報 特開2009−303078号公報 特開2009−176289号公報
インターネットのような公衆ネットワークを介してWebサービスを受ける場合、Webブラウザを使って、URL(Uniform Resource Locator)の直接入力、検索サービスの利用、あるいはメール等に記載されたURLのクリックといった手段により、サービス提供者のWebサイトにアクセスすることでサービスを受けるのが一般的である。クリックだけで簡単にWebサイトにアクセス可能である反面、クリックする前にURLを厳密に確認しなければ、フィッシングサイト等の悪意のあるWebサイトにアクセスしてしまい、結果として銀行口座のパスワード等を詐取されてしまうという問題があった。URLを直接入力する場合では、間違えてURLを入力することもある。間違えて入力したURLの接続先が所望の接続先に似せたWebサイトであった場合、利用者は間違えに気づかずにID、パスワード等を入力してしまう可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、意図しないサービス提供者へのアクセスを抑制することを目的とする。
第1の本発明に係るコンテンツ提供方法は、中継装置に接続された電話機あるいは中継装置が備える電話機能を用いてコンテンツ提供装置に電話を掛けて前記中継装置と前記コンテンツ提供装置との間に通信路を確立し、前記中継装置に接続された端末装置に前記通信路を介してコンテンツを提供するコンテンツ提供方法であって、前記コンテンツ提供装置による、前記中継装置からの電話の接続要求を受け付けて前記中継装置との間に通信路を確立するステップと、当該コンテンツ提供装置が提供するコンテンツを受信するための情報を記載したアクセス情報を前記通信路を介して送信するステップと、前記端末装置から前記通信路を介して要求を受信したときに、前記通信路を介してコンテンツを送信するステップと、を有し、前記中継装置による、電話の接続要求を前記コンテンツ提供装置に送信して前記コンテンツ提供装置との間に通信路を確立するステップと、前記通信路を介して前記アクセス情報を受信したときに、当該アクセス情報を一意に特定可能な仮想アクセス情報を生成し、生成した前記仮想アクセス情報を送信する端末装置を決定し、当該端末装置に前記仮想アクセス情報を送信するステップと、前記端末装置から前記仮想アクセス情報に基づく要求を受信した場合、当該要求の送信先を前記仮想アクセス情報に対応する前記アクセス情報に基づく送信先へ変換し、前記通信路を介して前記要求を前記コンテンツ提供装置へ送信し、前記コンテンツ提供装置から前記通信路を介して送信されたコンテンツを前記端末装置へ送信するステップと、を有することを特徴とする。
第2の本発明に係るコンテンツ取得方法は、上記コンテンツ提供方法とともに用いられるコンテンツ取得方法であって、前記コンテンツ提供装置が送信したコンテンツに別のコンテンツを取得する内容が含まれていたときに、当該別のコンテンツの取得先が前記仮想アクセス情報に基づくものでない場合、当該別のコンテンツを取得しないことを特徴とする。
第3の本発明に係るコンテンツ取得方法は、上記コンテンツ提供方法とともに用いられるコンテンツ取得方法であって、前記コンテンツ提供装置が送信したコンテンツに別のコンテンツを取得する内容が含まれていたときに、当該別のコンテンツの取得先が前記仮想アクセス情報に基づくものでない場合、当該別のコンテンツの取得先を前記仮想アクセス情報に基づくものに変更して当該コンテンツの取得要求を送信することを特徴とする。
第4の本発明に係るコンテンツ提供システムは、中継装置に接続された電話機あるいは中継装置が備える電話機能を用いてコンテンツ提供装置に電話を掛けて前記中継装置と前記コンテンツ提供装置との間に通信路を確立し、前記中継装置に接続された端末装置に前記通信路を介してコンテンツを提供するコンテンツ提供システムであって、前記コンテンツ提供装置は、前記中継装置からの電話の接続要求を受け付けて前記中継装置との間に通信路を確立する電話制御手段と、当該コンテンツ提供装置が提供するコンテンツを受信するための情報を記載したアクセス情報を前記通信路を介して送信するアクセス応答手段と、前記端末装置から前記通信路を介して要求を受信したときに、前記通信路を介してコンテンツを送信するコンテンツ送信手段と、を有し、前記中継装置は、電話の接続要求を前記コンテンツ提供装置に送信して前記コンテンツ提供装置との間に通信路を確立する電話制御手段と、前記通信路を介して前記アクセス情報を受信したときに、当該アクセス情報を一意に特定可能な仮想アクセス情報を生成し、生成した前記仮想アクセス情報を送信する端末装置を決定し、当該端末装置に前記仮想アクセス情報を送信するアクセス情報処理手段と、前記端末装置から前記仮想アクセス情報に基づく要求を受信した場合、当該要求の送信先を前記仮想アクセス情報に対応する前記アクセス情報に基づく送信先へ変換し、前記通信路を介して前記要求を前記コンテンツ提供装置へ送信し、前記コンテンツ提供装置から前記通信路を介して送信されたコンテンツを前記端末装置へ送信する中継手段と、を有することを特徴とする。


第5の本発明に係る端末装置は、上記コンテンツ提供システムを利用する端末装置であって、前記コンテンツ提供装置が送信したコンテンツに別のコンテンツを取得する内容が含まれていたときに、当該別のコンテンツの取得先が前記仮想アクセス情報に基づくものでない場合、当該別のコンテンツを取得しないことを特徴とする。
第6の本発明に係る端末装置は、上記コンテンツ提供システムを利用する端末装置であって、前記コンテンツ提供装置が送信したコンテンツに別のコンテンツを取得する内容が含まれていたときに、当該別のコンテンツの取得先が前記仮想アクセス情報に基づくものでない場合、当該別のコンテンツの取得先を前記仮想アクセス情報に基づくものに変更して当該コンテンツの取得要求を送信することを特徴とする。
本発明によれば、意図しないサービス提供者へのアクセスを抑制することができる。
本実施の形態におけるコンテンツ提供システムの構成を示す概略図である。 本実施の形態におけるコンテンツ提供システムのWebサーバの構成を示す機能ブロック図である。 本実施の形態におけるコンテンツ提供システムの中継装置の構成を示す機能ブロック図である。 本実施の形態におけるコンテンツ提供システムのブラウザ装置の構成を示す機能ブロック図である。 本実施の形態におけるコンテンツ提供システムの処理の流れを示すシーケンス図である。 アクセス情報を仮想アクセス情報に変換する例を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態におけるコンテンツ提供システムの構成を示す概略図である。本実施の形態におけるコンテンツ提供システムは、NGNなどの管理されたネットワーク100を介して接続されるWebサーバ1と中継装置2を備える。中継装置2には電話機4が接続されるとともに、宅内ネットワーク200を介してブラウザ装置3が接続される。
電話機4は、いわゆるアナログ電話機である。中継装置2に電話機4を接続することで、中継装置2が電話機4をIP電話機として動作させる。電話機4から中継装置2を介してWebサーバ1に電話を掛けることでネットワーク100上に接続パス101が確保されて、Webサーバ1との間で音声通信、映像通信あるいはデータ通信が可能となる。
ブラウザ装置3は、Webブラウザを導入したパーソナルコンピュータやテレビ、あるいは携帯端末などである。ブラウザ装置3は、中継装置2を介してWebサーバ1にWebリクエスト(Web情報の取得要求)を送信してWeb情報を取得し、取得したWeb情報を利用者に提示する。
本実施の形態におけるコンテンツ提供システムは、電話機4からWebサーバ1に電話を掛けて中継装置2とWebサーバ1との間に接続パス101を確立し、その接続パス101を利用して、Webサーバ1がWeb情報をブラウザ装置3へ送信するものである。以下、各装置の構成について説明する。
図2は、本実施の形態におけるコンテンツ提供システムのWebサーバ1の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すようにWebサーバ1は、電話制御部11、アクセス情報応答部12、Web応答部13、およびコール情報記憶部14を備える。
電話制御部11は、中継装置2との間でSIP(Session Initiation Protocol)を用いて接続パス101を確立し、IVR(Interactive Voice Response:音声自動応答)等により利用者からの指示を受け付ける。
アクセス情報応答部12は、IVRにより利用者がWeb情報の取得を指示した場合に、電話制御部11が確立した接続パス101を用いて、Web情報へのアクセス先を示すアクセス情報を送信する。アクセス情報は、Webサーバ1のIPアドレスやWeb情報のURLなどを含む情報である。
Web応答部13は、いわゆるWebサーバの機能を有し、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)を利用してWeb情報を送受信する。接続パス101を介してWebリクエストを受信した場合は、接続パス101を介してWeb情報を送信する。
コール情報記憶部14は、電話制御部11が確立した接続パス101を一意に識別するコールIDを記憶する。コールIDは、電話制御部11が受信する電話接続要求に含まれている。コールIDから電話制御部11により確立された接続パス101を特定することができる。
図3は、本実施の形態におけるコンテンツ提供システムの中継装置2の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように中継装置2は、電話機能部21、アクセス情報処理部22、中継部23、および中継情報記憶部24を備える。
電話機能部21は、RJ11コネクタ等を備え電話機4を接続する。そして、コールIDを生成してコールIDを含む電話接続要求を電話制御用プロトコルとしてSIPを用いてWebサーバ1に送信し、Webサーバ1との間に接続パス101を確立し、SDP(Session Description Protocol)などの伝送データ属性記述フォーマットとRTP(Realtime Transport Protocol)などの電話データ伝送プロトコルを使って電話機4をIP電話機として動作させる。なお、電話機4を接続する代わりに、中継装置2が受話器、プッシュボタン等の電話機の機能を備えるものでもよい。
アクセス情報処理部22は、接続パス101を介してアクセス情報を受信したときに、そのアクセス情報を一意に指定できる仮想アクセス情報を生成し、生成した仮想アクセス情報をブラウザ装置3へ送信する。例えば、アクセス情報がWebサーバ1のIPアドレスを含む場合、アクセス情報処理部22は、そのIPアドレスを別のIPアドレスに変換した仮想アクセス情報を生成してブラウザ装置3に送信する。
中継部23は、Webサーバ1とブラウザ装置3との間の通信を中継する。ブラウザ装置3から仮想アクセス情報に基づくWebリクエストが送信された場合、中継部23が仮想アクセス情報をアクセス情報に変換し、接続パス101を介してWebサーバ1に送信する。また、Webサーバ1がWebリクエストに応じて送信するWeb情報をブラウザ装置3へ送信する。
中継情報記憶部24は、接続パス101の利用、アクセス情報と仮想アクセス情報の変換等に必要な中継情報を記憶する。具体的には、電話機4とブラウザ装置3との対応関係、電話機4とコールIDとの対応関係、コールIDとアクセス情報との対応関係、およびアクセス情報と仮想アクセス情報との対応関係を記憶する。電話機4とブラウザ装置3との対応関係は予め中継情報記憶部24に格納されている。電話機4とコールIDとの対応関係は、電話機4からWebサーバ1に電話を掛けて接続パス101が確立したときに格納される。コールIDとアクセス情報との対応関係はアクセス情報処理部22が接続パス101を介してアクセス情報を受信したときに格納される。アクセス情報と仮想アクセス情報との対応関係は、アクセス情報処理部22がアクセス情報に基づいて仮想アクセス情報を生成したときに格納される。電話機4とブラウザ装置3との対応関係、電話機4とコールIDとの対応関係は、仮想アクセス情報の送信先のブラウザ装置3を決定する際に参照される。コールIDとアクセス情報との対応関係、アクセス情報と仮想アクセス情報は、中継部23がWebサーバ1とブラウザ装置3との間の通信を中継する際に参照される。
図4は、本実施の形態におけるコンテンツ提供システムのブラウザ装置3の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すようにブラウザ装置3は、アクセス情報受信部31、Web情報処理部32を備える。
アクセス情報受信部31は、中継装置2から仮想アクセス情報を受信し、Web情報処理部32に、仮想アクセス情報に基づくWebリクエストを送信させる。アクセス情報受信部31としては、例えば、UPnP(Universal Plug and Play)によりURLが通知されるとそのURLにアクセスする市販のテレビの機能を利用できる。
Web情報処理部32は、Webリクエストを送信してWeb情報を取得し、取得したWeb情報を利用者に提示する。Web情報処理部32は、いわゆるWebブラウザと同等の機能を有する。
なお、Webサーバ1、中継装置2、ブラウザ装置3が備える各部は、演算処理装置、記憶装置等を備えたコンピュータにより構成して、各部の処理がプログラムによって実行されるものとしてもよい。このプログラムはWebサーバ1、中継装置2、ブラウザ装置3が備える記憶装置に記憶されており、磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等の記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。
次に、本実施の形態におけるコンテンツ提供システムの処理について説明する。
図5は、本実施の形態におけるコンテンツ提供システムの処理の流れを示すシーケンス図である。
利用者が電話機4によりWebサーバ1に電話を掛けると(ステップS11)、中継装置2がコールIDを生成し、電話機4とコールIDとの対応関係をコール情報記憶部14に記憶するとともに(ステップS12)、SIPを用いてWebサーバ1に電話接続要求を送信する(ステップS13)。電話接続要求はコールIDの情報を含む。
Webサーバ1が電話接続要求を受信し、管理されたネットワーク100によりWebサーバ1と中継装置2との間に接続パス101が確立する(ステップS14)。接続パス101は、管理されたネットワーク100上で帯域を確保された中継装置2とWebサーバ1との間の通信路であり、接続パス101を利用してWebサーバ1と電話機4との間で音声通信が可能となる。利用者は、この音声通信を利用し、Webサーバ1に対してWeb情報の取得を指示する。なお、Webサーバ1が、電話がつながった時点でWeb情報の取得が指示されたものとみなすものでもよい。
Webサーバ1は、Web情報の取得の指示を受けると、コールIDをコール情報記憶部14に格納するとともに(ステップS15)、アクセス情報を接続パス101を介して中継装置2に送信する(ステップS16)。Webサーバ1の各部は、コール情報記憶部14に記憶されたコールIDを参照して接続パス101を特定する。
中継装置2がアクセス情報を受信すると、そのアクセス情報の送信に利用された接続パス101を特定するコールIDとアクセス情報とを対応付けて中継情報記憶部24に格納するとともに、アクセス情報に基づいて仮想アクセス情報を生成し、アクセス情報と仮想アクセス情報を対応付けて中継情報記憶部24に格納する(ステップS17)。そして、仮想アクセス情報をブラウザ装置3に送信する(ステップS18)。
中継装置2に複数のブラウザ装置3が接続される場合、仮想アクセス情報の送信先のブラウザ装置3は以下のようにして決定する。まず、アクセス情報処理部22が接続パス101を介してアクセス情報を受信したときに、中継情報記憶部24を参照して接続パス101に対応するコールIDを特定し、そのコールIDに対応する電話機4を特定する。続いて、中継情報記憶部24を参照し、特定した電話機4に対応するブラウザ装置3を特定する。なお、電話機4とブラウザ装置3との対応関係を格納せずに、ブラウザ装置3に優先順位を付けておき、優先順位に従って仮想アクセス情報の送信先のブラウザ装置3を決定する方法や、受信したアクセス情報の内容に応じて仮想アクセス情報の送信先のブラウザ装置3を決定する方法、あるいはアクセス情報を送信したWebサーバ1に応じて仮想アクセス情報の送信先のブラウザ装置3を決定する方法などが考えられる。
ブラウザ装置3は、仮想アクセス情報を受信すると、仮想アクセス情報に基づいてWebリクエストを送信する(ステップS19)。
中継装置2は、ブラウザ装置3が送信したWebリクエストを受信し、そのWebリクエストが仮想アクセス情報に基づくものである場合は、そのWebリクエストの宛先を対応するアクセス情報に基づいて変換し(ステップS20)、Webリクエストを接続パス101を介してWebサーバ1に送信する(ステップS21)。
Webサーバ1はWebリクエストを受信すると、Webリクエストに対応するWeb情報を接続パス101を介して送信する(ステップS22)。中継装置2は受信したWeb情報をブラウザ装置3へ送信する(ステップS23)。
そして、ブラウザ装置3は、受信したWeb情報を利用者へ提示する(ステップS24)。
次に、中継装置2におけるアクセス情報から仮想アクセス情報への変換について説明する。
図6は、アクセス情報を仮想アクセス情報に変換する例を示す模式図である。同図に示す例では、Webサーバ1には「10.0.0.10」、中継装置2の管理されたネットワーク100側には「10.0.0.20」、宅内ネットワーク200側には「192.168.0.1」、ブラウザ装置3には「192.168.0.2」のIPアドレスがそれぞれ割り当てられており、Webサーバ1はアクセス情報としてWebサーバ1自身のIPアドレスを送信するものとする。
利用者が電話機4でWebサーバ1に電話をかけると、Webサーバ1は、Webサーバ1自身のIPアドレス「10.0.0.10」を含むURL「http://10.0.0.10/」をアクセス情報として接続パス101を介して送信する。
中継装置2は、受信したアクセス情報から仮想アクセス情報を生成する。ここでは、Webサーバ1のIPアドレス「10.0.0.10」を仮想のIPアドレス「172.16.0.10」に変換したURL「http://172.16.0.10/」を仮想アクセス情報として生成する。仮想アクセス情報は、中継装置2がアクセス情報から生成したものであると識別可能であればよい。仮想アクセス情報が生成されると、アクセス情報と仮想アクセス情報との対応関係が中継情報記憶部24に格納される。
ブラウザ装置3は、仮想アクセス情報(URL「http://172.16.0.10/」)を受信すると、IPアドレス「172.16.0.10」に対するWebリクエストを送信する。Webリクエストは、例えばHTTPのGETメソッドを用いた取得要求である。
中継装置2は、ブラウザ装置3から仮想のIPアドレス「172.16.0.10」に対するWebリクエストを受信すると、Webリクエストの宛先をWebサーバ1のIPアドレス「10.0.0.10」に変換し、接続パス101を介してそのWebリクエストをWebサーバ1に送信する。受信したWebリクエストが仮想アクセス情報に基づくものであるか否かは、中継情報記憶部24に格納された仮想アクセス情報を検索して判定する。仮想アクセス情報が検索できたら、仮想アクセス情報に対応するアクセス情報を取得し、アクセス情報からコールIDを検索して接続パス101を特定し、接続パス101を介してWebリクエストをWebサーバ1に送信する。ブラウザ装置が送信したWebリクエストの送信先を含む仮想アクセス情報が存在しない場合、通常のWebアクセスであると判定し、通常の手順でWebリクエストを送信する。
このように、アクセス情報の代わりに仮想アクセス情報をブラウザ装置3に送信することで、接続パス101を利用するWebアクセスと通常のWebアクセスとを区別することができる。
ブラウザ装置3がWebサーバ1から取得したWeb情報には画像やフレームなど他のWeb情報を取得する記述が存在する場合がある。具体的には、Web情報がHTML(HyperText Markup Language)で記述されたファイルであって、IMGタグやFRAMEタグ等で他のWeb情報を取得する記述がある。このような場合、ブラウザ装置3のWeb情報処理部32は、それらの他のWeb情報も取得して利用者に提示する。しかしながら、他のWeb情報の取得先としてWebサーバ1以外の外部のサーバが指定されていた場合、他のWeb情報を取得するためのWebリクエストの送信先は中継装置2において変換されず、Web情報において指定された外部のサーバに送信され、外部のサーバからWeb情報を取得することとなり、セキュリティ上好ましくない。
そこで、Web情報処理部32は、取得したWeb情報の内容を検証し、仮想アクセス情報で示されたサーバ以外へのアクセスを抑制する。
例えば、Web情報処理部32は、アクセス情報受信部31の指示によりWebサーバ1から取得したWeb情報に、別のサーバからWeb情報を取得する記述が存在する場合に、そのWeb情報の取得を行わない、つまり、仮想アクセス情報で示されたサーバ以外へのアクセスが発生するWeb情報は取得しない。
あるいは、Web情報処理部32は、アクセス情報受信部31の指示によりWebサーバ1から取得したWeb情報に、別のサーバからWeb情報を取得する記述が存在する場合に、そのWeb情報の取得先をWebサーバ1に置き換えてそのWeb情報を取得する、つまり、仮想アクセス情報で示されたサーバ以外へのアクセスが発生するWeb情報の取得先を仮想アクセス情報で示されたサーバに置き換えてそのWeb情報を取得する。
これらの処理により、利用者がWeb情報の取得を望むWebサーバ1以外へのアクセスを防ぐことができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、中継装置2に接続された電話機4を用いてWebサーバ1に電話を掛けて接続パス101を確立する。Webサーバ1がその接続パス101を介してアクセス情報を中継装置2に送信すると、中継装置2がアクセス情報から仮想アクセス情報を生成してブラウザ装置3へ送信する。中継装置2は、ブラウザ装置3が仮想アクセス情報に基づいて送信したWebリクエストを受信したときに、そのWebリクエストの送信先を対応するアクセス情報に基づいて変換し、接続パス101を介してWebサーバ1に送信する。そして、Webリクエストを受信したWebサーバ1からWeb情報がブラウザ装置3に送信される。このように、本実施の形態におけるコンテンツ提供システムを用いることで、Webサーバ1に電話を掛けることで、管理されたネットワーク100上に確立された接続パス101を利用してWeb情報を取得できる。
通常のブラウザからのアクセスは、IPアドレスがアクセス毎に変更されたり、Cookieを利用した場合でもCookieは利用者によって削除されるため、利用者の利用履歴等を記録し続けることが難しいが、本実施の形態によれば、電話番号によって利用者を特定できるため、Webサーバ1の利用履歴等を記録し続けることが容易である。
本実施の形態では、コンテンツとしてWeb情報を例とし、コンテンツ提供装置としてWebサーバ1を用いて説明したが、これに限るものではなく、コンテンツの取得要求を受信してコンテンツを送信するものであれば、コンテンツ提供装置としてメールサーバを用いてもよいし、動画や音楽などのコンテンツを提供するサーバを用いるものでもよい。
1…Webサーバ
11…電話制御部
12…アクセス情報応答部
13…Web応答部
14…コール情報記憶部
21…電話機能部
22…アクセス情報処理部
23…中継部
24…中継情報記憶部
2…中継装置
31…アクセス情報受信部
32…Web情報処理部
3…ブラウザ装置
4…電話機
100…管理されたネットワーク
101…接続パス
200…宅内ネットワーク

Claims (6)

  1. 中継装置に接続された電話機あるいは中継装置が備える電話機能を用いてコンテンツ提供装置に電話を掛けて前記中継装置と前記コンテンツ提供装置との間に通信路を確立し、前記中継装置に接続された端末装置に前記通信路を介してコンテンツを提供するコンテンツ提供方法であって、
    前記コンテンツ提供装置による、
    前記中継装置からの電話の接続要求を受け付けて前記中継装置との間に通信路を確立するステップと、
    当該コンテンツ提供装置が提供するコンテンツを受信するための情報を記載したアクセス情報を前記通信路を介して送信するステップと、
    前記端末装置から前記通信路を介して要求を受信したときに、前記通信路を介してコンテンツを送信するステップと、を有し、
    前記中継装置による、
    電話の接続要求を前記コンテンツ提供装置に送信して前記コンテンツ提供装置との間に通信路を確立するステップと、
    前記通信路を介して前記アクセス情報を受信したときに、当該アクセス情報を一意に特定可能な仮想アクセス情報を生成し、生成した前記仮想アクセス情報を送信する端末装置を決定し、当該端末装置に前記仮想アクセス情報を送信するステップと、
    前記端末装置から前記仮想アクセス情報に基づく要求を受信した場合、当該要求の送信先を前記仮想アクセス情報に対応する前記アクセス情報に基づく送信先へ変換し、前記通信路を介して前記要求を前記コンテンツ提供装置へ送信し、前記コンテンツ提供装置から前記通信路を介して送信されたコンテンツを前記端末装置へ送信するステップと、を有すること
    を特徴とするコンテンツ提供方法。
  2. 請求項1記載のコンテンツ提供方法とともに用いられるコンテンツ取得方法であって、
    前記コンテンツ提供装置が送信したコンテンツに別のコンテンツを取得する内容が含まれていたときに、当該別のコンテンツの取得先が前記仮想アクセス情報に基づくものでない場合、当該別のコンテンツを取得しないことを特徴とするコンテンツ取得方法。
  3. 請求項1記載のコンテンツ提供方法とともに用いられるコンテンツ取得方法であって、
    前記コンテンツ提供装置が送信したコンテンツに別のコンテンツを取得する内容が含まれていたときに、当該別のコンテンツの取得先が前記仮想アクセス情報に基づくものでない場合、当該別のコンテンツの取得先を前記仮想アクセス情報に基づくものに変更して当該コンテンツの取得要求を送信することを特徴とするコンテンツ取得方法。
  4. 中継装置に接続された電話機あるいは中継装置が備える電話機能を用いてコンテンツ提供装置に電話を掛けて前記中継装置と前記コンテンツ提供装置との間に通信路を確立し、前記中継装置に接続された端末装置に前記通信路を介してコンテンツを提供するコンテンツ提供システムであって、
    前記コンテンツ提供装置は、
    前記中継装置からの電話の接続要求を受け付けて前記中継装置との間に通信路を確立する電話制御手段と、
    当該コンテンツ提供装置が提供するコンテンツを受信するための情報を記載したアクセス情報を前記通信路を介して送信するアクセス応答手段と、
    前記端末装置から前記通信路を介して要求を受信したときに、前記通信路を介してコンテンツを送信するコンテンツ送信手段と、を有し、
    前記中継装置は、
    電話の接続要求を前記コンテンツ提供装置に送信して前記コンテンツ提供装置との間に通信路を確立する電話制御手段と、
    前記通信路を介して前記アクセス情報を受信したときに、当該アクセス情報を一意に特定可能な仮想アクセス情報を生成し、生成した前記仮想アクセス情報を送信する端末装置を決定し、当該端末装置に前記仮想アクセス情報を送信するアクセス情報処理手段と、
    前記端末装置から前記仮想アクセス情報に基づく要求を受信した場合、当該要求の送信先を前記仮想アクセス情報に対応する前記アクセス情報に基づく送信先へ変換し、前記通信路を介して前記要求を前記コンテンツ提供装置へ送信し、前記コンテンツ提供装置から前記通信路を介して送信されたコンテンツを前記端末装置へ送信する中継手段と、を有すること
    を特徴とするコンテンツ提供システム。
  5. 請求項4記載のコンテンツ提供システムを利用する端末装置であって、
    前記コンテンツ提供装置が送信したコンテンツに別のコンテンツを取得する内容が含まれていたときに、当該別のコンテンツの取得先が前記仮想アクセス情報に基づくものでない場合、当該別のコンテンツを取得しないことを特徴とする端末装置。
  6. 請求項4記載のコンテンツ提供システムを利用する端末装置であって、
    前記コンテンツ提供装置が送信したコンテンツに別のコンテンツを取得する内容が含まれていたときに、当該別のコンテンツの取得先が前記仮想アクセス情報に基づくものでない場合、当該別のコンテンツの取得先を前記仮想アクセス情報に基づくものに変更して当該コンテンツの取得要求を送信することを特徴とする端末装置。
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