JP5553214B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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本発明は、車両用灯具に係り、特にLED光源を線状の発光部(細幅のライン状発光)に変換することが可能な車両用灯具に関する。
従来、車両用灯具の分野においては、LED光源を横長の線状の発光部(細幅のライン状発光)に変換するように構成された光学系が提案されている(例えば特許文献1参照)。
図28(a)、図28(b)に示すように、特許文献1に記載の車両用灯具700は、LED光源710、LED光源710の正面を3分割した領域(上領域A1、中央領域A2、下領域A3)のうち上領域A1に配置された第1反射ミラー721、その外側に配置された第2反射ミラー722、下領域A3に配置された第3反射ミラー723、その外側に配置された第4反射ミラー724を備えている。
上記構成の特許文献1に記載の車両用灯具700によれば、第1反射面721に入射したLED光源710からの光L2は、第1反射ミラー721、第2反射ミラー722で二回反射することで進路変更されて図28(b)中の中央領域A2の右隣を通過する。一方、第3反射ミラー723に入射したLED光源710からの光L3は、第3反射ミラー723、第4反射ミラー724で二回反射することで進路変更されて図28(b)中の中央領域A2の左隣を通過する。これら進路変更されて中央領域A2の両隣を通過するLED光源710からの光L2、L3及び中央領域A2を通過するLED光源710からの光L1により、全体として一の方向(図28(b)中左右方向)に延びる横長の線状の発光部が構成される。
特開2007−287490号公報
しかしながら、上記構成の車両用灯具700においては、LED光源を横長の線状の発光部に変換することが可能であるものの、LED光源710から放射された光のうち主に光軸に対して狭角方向の光を用いる構成であるため、光利用効率が低いという問題がある。
また、上記反射ミラー721〜724がスパッタリング等により鏡面処理が施されたミラーで二回反射する構成であるため、その二回反射による損失(約30%)を生じ、光利用効率がさらに低下するという問題もある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、LED光源を線状の発光部に変換することが可能で、かつ、従来と比べて光利用効率が高い車両用灯具ユニット及びこれを用いた車両用灯具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、複数の車両用灯具ユニットを備えた車両用灯具において、前記複数の車両用灯具ユニットはそれぞれ、LED光源と、前記LED光源の前方に配置されたレンズ体と、を備えており、前記レンズ体は、第1レンズ部、第2レンズ部及び第3レンズ部を含む中実のレンズ体であり、前記第1レンズ部は、前記LED光源の前方かつ光軸上に配置され、前記LED光源から放射された光のうち前記光軸に対して狭角方向の光を前記光軸に対して平行な光線に集光させるレンズ部であり、前記第2レンズ部は、前記第1レンズ部の外側に配置され、前記LED光源から放射された光のうち前記光軸に対して広角方向の光を前記光軸に対して平行な光線に集光させるレンズ部であり、前記第3レンズ部は、前記第1レンズ部及び前記第2レンズ部の前方に配置され、高さが前記第1レンズ部の直径と略同一かつ幅が前記第2レンズ部の直径よりも長く設定された矩形断面、第1全反射面、第2全反射面、第3全反射面及び第4全反射面を含むレンズ部であり、前記矩形断面は、前記第1レンズ部により集光され当該第1レンズ部内を進行する光線が通過する中央領域、前記第2レンズ部により集光され当該第2レンズ部内を進行する光線のうち一部の光線が通過する前記中央領域の両側の二つの第1領域、及び、前記二つの第1領域の外側の二つの第2領域を含む全体として一の方向に延びる矩形断面であり、前記第1全反射面及び前記第2全反射面は、前記第2レンズ部により集光され当該第2レンズ部内を進行する光線のうち前記矩形断面の一方の長辺の外側に向かう光線が前記二つの第2領域のうち一方の第2領域を通過するように、当該矩形断面の一方の長辺の外側に向かう光線を全反射する一対の全反射面であり、前記第1全反射面は、前記矩形断面外の上側の半円範囲からなり、前記第2レンズ部により集光された光線の進路を側方へ向けて反射し、前記第2全反射面は、前記第1全反射面からの反射光線を前記光軸に対して平行な方向に反射させ、前記矩形断面のうち一方の前記第2領域から出射するような全反射面であり、前記第3全反射面及び前記第4全反射面は、前記第2レンズ部により集光され当該第2レンズ部内を進行する光線のうち前記矩形断面の他方の長辺の外側に向かう光線が前記二つの第2領域のうち他方の第2領域を通過するように、当該矩形断面の他方の長辺の外側に向かう光線を全反射する一対の全反射面であり、前記第3全反射面は、前記矩形断面外の下側の半円範囲からなり、前記第2レンズ部により集光された光線の進路を側方へ向けて反射し、前記第4全反射面は、前記第3全反射面からの反射光線を前記光軸に対して平行な方向に反射させ、前記矩形断面のうち一方の前記第2領域から出射するような全反射面であり、前記第3レンズ部は、前記矩形断面から前記光軸方向に延び、先端の矩形端面に向かうにつれ厚みが薄くなる平板形状のレンズ部を含んでおり、前記複数の車両用灯具ユニットそれぞれのレンズ体は、それぞれの矩形端面が略同一方向を向いた姿勢で配置されるとともに相互に連結されたレンズ結合体を構成しており、前記レンズ結合体は、前記光軸方向に型開きする金型により、少なくとも前記第1レンズ部、前記第2レンズ部、前記第3レンズ部及び前記平板形状のレンズ部を含む中実のレンズ体として一体成形されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、レンズ体の作用により、LED光源を線状の発光部(すなわち、光軸に対して平行な方向に進行する集光された光線が矩形端面から出射することにより構成される線状の発光部)に変換することが可能となる。
また、請求項1に記載の発明によれば、第2レンズ部の作用により、LED光源から放射された光のうち光軸に対して広角方向の光を利用することが可能となるため、従来と比べ、光利用効率を向上させることが可能となる。
また、請求項1に記載の発明によれば、従来のようにスパッタリング等により鏡面処理が施されたミラーではなく、レンズ内を進行する光線を内部反射(全反射)する第1〜第4全反射面で二回反射する構成であるため、従来と比べ、さらに光利用効率を向上させることが可能となる。
しかも、請求項1に記載の発明によれば、レンズ体の作用により、LED光源から放射された光線を、光軸に対して平行な方向に進行し矩形端面から出射する光線(進行方向が同一の制御しやすい光線)に変換することが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記矩形端面には、当該矩形端面から出射する光を拡散させて所定配光パターンを形成するためのレンズカットが施されており、前記複数の車両用灯具ユニットそれぞれのレンズ体は、それぞれの矩形端面が略同一方向を向いた姿勢で散点的に配置されるとともに連結部により相互に連結されたレンズ結合体を構成していることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、矩形端面に施されたレンズカットの作用により、矩形端面から出射する光を拡散させて車両用灯具に適した配光パターンを形成することが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記矩形端面の周囲には、前記矩形端面から出射する光を反射する反射面が配置されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、矩形端面が写り込んだ反射面を発光面として機能させることが可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、N個(但し、Nは3以上の整数)の前記車両用灯具ユニットを備えており、前記N個の車両用灯具ユニットそれぞれのレンズ体は、それぞれの矩形端面が略同一方向を向いた姿勢でN角の枠を構成するように配置されるとともに相互に連結されたレンズ結合体を構成していることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、N角の枠状に発光する車両用灯具を構成することが可能となる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記矩形端面から出射する光が透過する領域に当該光を拡散させて所定配光パターンを形成するためのレンズカットが施された透光カバーを備えていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、透光カバーに施されたレンズカットの作用により、矩形端面から出射する光を拡散させて車両用灯具に適した配光パターンを形成することが可能となる。
また、請求項5に記載の発明によれば、透光カバーを通してN角の枠状に発光する矩形端面が視認される新規見栄えの車両用灯具を構成することが可能となる。
請求項6に記載の発明は、複数の車両用灯具ユニットを備えた車両用灯具において、前記複数の車両用灯具ユニットはそれぞれ、LED光源と、前記LED光源の前方に配置されたレンズ体と、を備えており、前記レンズ体は、第1レンズ部、第2レンズ部及び第3レンズ部を含む中実のレンズ体であり、前記第1レンズ部は、前記LED光源の前方かつ光軸上に配置され、前記LED光源から放射された光のうち前記光軸に対して狭角方向の光を前記光軸に対して平行な光線に集光させるレンズ部であり、前記第2レンズ部は、前記第1レンズ部の外側に配置され、前記LED光源から放射された光のうち前記光軸に対して広角方向の光を前記光軸に対して平行な光線に集光させるレンズ部であり、前記第3レンズ部は、前記第1レンズ部及び前記第2レンズ部の前方に配置され、高さが前記第1レンズ部の直径と略同一かつ幅が前記第2レンズ部の直径よりも長く設定された矩形断面、第1全反射面、第2全反射面、第3全反射面及び第4全反射面を含むレンズ部であり、前記矩形断面は、前記第1レンズ部により集光され当該第1レンズ部内を進行する光線が通過する中央領域、前記第2レンズ部により集光され当該第2レンズ部内を進行する光線のうち一部の光線が通過する前記中央領域の両側の二つの第1領域、及び、前記二つの第1領域の外側の二つの第2領域を含む全体として一の方向に延びる矩形断面であり、前記第1全反射面及び前記第2全反射面は、前記第2レンズ部により集光され当該第2レンズ部内を進行する光線のうち前記矩形断面の一方の長辺の外側に向かう光線が前記二つの第2領域のうち一方の第2領域を通過するように、当該矩形断面の一方の長辺の外側に向かう光線を全反射する一対の全反射面であり、前記第1全反射面は、前記矩形断面外の上側の半円範囲からなり、前記第2レンズ部により集光された光線の進路を側方へ向けて反射し、前記第2全反射面は、前記第1全反射面からの反射光線を前記光軸に対して平行な方向に反射させ、前記矩形断面のうち一方の前記第2領域から出射するような全反射面であり、前記第3全反射面及び前記第4全反射面は、前記第2レンズ部により集光され当該第2レンズ部内を進行する光線のうち前記矩形断面の他方の長辺の外側に向かう光線が前記二つの第2領域のうち他方の第2領域を通過するように、当該矩形断面の他方の長辺の外側に向かう光線を全反射する一対の全反射面であり、前記第3全反射面は、前記矩形断面外の下側の半円範囲からなり、前記第2レンズ部により集光された光線の進路を側方へ向けて反射し、前記第4全反射面は、前記第3全反射面からの反射光線を前記光軸に対して平行な方向に反射させ、前記矩形断面のうち一方の前記第2領域から出射するような全反射面であり、前記第3レンズ部は、前記矩形断面から前記光軸に略直交する方向に延び、先端に矩形端面が形成された平板形状のレンズ部と、前記矩形断面を通過し前記矩形端面から出射する光線を全反射する全反射面と、を含んでおり、前記複数の車両用灯具ユニットそれぞれのレンズ体は、それぞれの矩形端面が略同一方向を向いた姿勢で所定ラインを構成するように配置されるとともに相互に連結されたレンズ結合体を構成しており、前記矩形端面には、当該矩形端面から出射する光を拡散させて所定配光パターンを形成するためのレンズカットが施されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、複数の車両用灯具ユニットそれぞれの矩形端面に施されたレンズカットの作用により、各矩形端面から出射する光を拡散させて車両用灯具に適した配光パターンを形成することが可能となる。
また、請求項6に記載の発明によれば、複数の車両用灯具ユニットそれぞれの矩形端面が所定ライン(例えば、車両後端右側(又は左側)から右側面(又は左側面)に回り込んだ車両ライン)に沿って発光する新規見栄えの車両用灯具を構成することが可能となる。
以上のように、請求項6に記載の発明によれば、新規な見栄えを実現しつつ法規により求められる光度を満たす所定の配光パターンを形成可能な車両用灯具を構成することが可能となる。
請求項7に記載の発明は、複数の車両用灯具ユニットを備えた車両用灯具において、前記複数の車両用灯具ユニットはそれぞれ、LED光源と、前記LED光源の前方に配置されたレンズ体と、を備えており、前記レンズ体は、第1レンズ部、第2レンズ部及び第3レンズ部を含む中実のレンズ体であり、前記第1レンズ部は、前記LED光源の前方かつ光軸上に配置され、前記LED光源から放射された光のうち前記光軸に対して狭角方向の光を前記光軸に対して平行な光線に集光させるレンズ部であり、前記第2レンズ部は、前記第1レンズ部の外側に配置され、前記LED光源から放射された光のうち前記光軸に対して広角方向の光を前記光軸に対して平行な光線に集光させるレンズ部であり、前記第3レンズ部は、前記第1レンズ部及び前記第2レンズ部の前方に配置され、高さが前記第1レンズ部の直径と略同一かつ幅が前記第2レンズ部の直径よりも長く設定された矩形断面、第1全反射面、第2全反射面、第3全反射面及び第4全反射面を含むレンズ部であり、前記矩形断面は、前記第1レンズ部により集光され当該第1レンズ部内を進行する光線が通過する中央領域、前記第2レンズ部により集光され当該第2レンズ部内を進行する光線のうち一部の光線が通過する前記中央領域の両側の二つの第1領域、及び、前記二つの第1領域の外側の二つの第2領域を含む全体として一の方向に延びる矩形断面であり、前記第1全反射面及び前記第2全反射面は、前記第2レンズ部により集光され当該第2レンズ部内を進行する光線のうち前記矩形断面の一方の長辺の外側に向かう光線が前記二つの第2領域のうち一方の第2領域を通過するように、当該矩形断面の一方の長辺の外側に向かう光線を全反射する一対の全反射面であり、前記第1全反射面は、前記矩形断面外の上側の半円範囲からなり、前記第2レンズ部により集光された光線の進路を側方へ向けて反射し、前記第2全反射面は、前記第1全反射面からの反射光線を前記光軸に対して平行な方向に反射させ、前記矩形断面のうち一方の前記第2領域から出射するような全反射面であり、前記第3全反射面及び前記第4全反射面は、前記第2レンズ部により集光され当該第2レンズ部内を進行する光線のうち前記矩形断面の他方の長辺の外側に向かう光線が前記二つの第2領域のうち他方の第2領域を通過するように、当該矩形断面の他方の長辺の外側に向かう光線を全反射する一対の全反射面であり、前記第3全反射面は、前記矩形断面外の下側の半円範囲からなり、前記第2レンズ部により集光された光線の進路を側方へ向けて反射し、前記第4全反射面は、前記第3全反射面からの反射光線を前記光軸に対して平行な方向に反射させ、前記矩形断面のうち一方の前記第2領域から出射するような全反射面であり、前記第3レンズ部は、前記矩形断面から前記光軸方向に延び、先端に矩形端面が形成された平板形状のレンズ部を含んでおり、前記複数の車両用灯具ユニットそれぞれのレンズ体は、それぞれの矩形端面が略同一方向を向いた姿勢で所定ラインを構成するように配置されるとともに相互に連結されたレンズ結合体を構成しており、前記矩形端面には、当該矩形端面から出射する光を拡散させて所定配光パターンを形成するためのレンズカットが施されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、複数の車両用灯具ユニットそれぞれの矩形端面が所定ライン(例えば、車両後端右側(又は左側)から右側面(又は左側面)に回り込んだ車両ライン)に沿って発光する新規見栄えの車両用灯具を構成することが可能となる。
また、請求項7に記載の発明によれば、複数の車両用灯具ユニットそれぞれの矩形端面に施されたレンズカットの作用により、各矩形端面から出射する光を拡散させて車両用灯具に適した配光パターンを形成することが可能となる。
また、請求項7に記載の発明によれば、請求項6に記載の発明と比べ、全反射面が不要な分、光利用効率を約10%程度向上させることが可能となる。
以上のように、請求項7に記載の発明によれば、新規な見栄えを実現しつつ法規により求められる光度を満たす所定の配光パターンを形成可能な車両用灯具を構成することが可能となる。
本発明によれば、LED光源を線状の発光部に変換することが可能で、かつ、従来と比べて光利用効率が高い車両用灯具ユニット及びこれを用いた車両用灯具を提供することが可能となる。
車両用灯具ユニット10の斜視図である。 車両用灯具ユニット10の縦断面図である。 車両用灯具ユニット10の正面図である。 車両用灯具100の構成例である。 車両用灯具100の分解斜視図である。 車両用灯具100に用いられる車両用灯具ユニット10の矩形端面A側から見た斜視図である。 車両用灯具100に用いられる車両用灯具ユニット10の第1レンズ部21側から見た斜視図である。 車両用灯具100に用いられる車両用灯具ユニット10の矩形端面A側から見た正面図である。 レンズ結合体25の矩形端面A側から見た図である。 レンズ結合体25の第1レンズ部21側から見た図である。 車両用灯具100により形成される配光パターン例である。 車両用灯具100に用いられる車両用灯具ユニット10(変形例)の矩形端面A側から見た斜視図である。 車両用灯具ユニット10(変形例)の縦断面図である。 車両用灯具100の構成例(変形例)である。 車両用灯具100(変形例)により形成される配光パターン例である。 車両用灯具100(レンズ結合体25)の変形例である。 車両用灯具200の構成例である。 車両用灯具200に用いられるレンズ結合体26の例である。 車両用灯具200の横断面図である。 車両用灯具200により形成される配光パターン例である。 車両用灯具300の構成例である(斜視図)。 車両用灯具300の構成例である(正面図)。 車両用灯具300を全反射面23f側から見た斜視図である。 車両用灯具300により形成される配光パターン例である。 車両用灯具400の構成例である(斜視図)。 車両用灯具400の構成例である(正面図)。 車両用灯具300により形成される配光パターン例である。 (a)従来の車両用灯具700の斜視図、(b)正面図である。
以下、本発明の一実施形態である車両用灯具について図面を参照しながら説明する。
本実施形態の車両用灯具ユニット10は、自動車用信号灯(テールランプ、ストップランプ、ターンシグナルランプ、デイタイムランニングランプ、ポジションランプ)に適用されるものであり、図1〜図3に示すように、LED光源15、LED光源15から放射される光が入射するように、LED光源15の前方に配置されたレンズ体20等を備えている。
[LED光源15]
LED光源15は、例えば、複数の発光チップ(青色)が実装された光源パッケージ上に、複数の発光チップの発光波長で励起されて発光する蛍光体(黄色)が塗布又は固着され上記青色光と黄色光とにより白色光を発する面光源である。本実施形態では、光の出射強度に指向性のないチップタイプのLED光源を用いている。
[レンズ体20]
図1〜図3に示すように、レンズ体20は、第1レンズ部21、第2レンズ部22及び第3レンズ部23を含む中実のレンズ体である。レンズ体20は、アクリル又はポリカーボネイト等の透明樹脂を射出成形することで一体的に形成されている。
[第1レンズ部21]
図1、図2に示すように、第1レンズ部21は、LED光源15の前方かつ光軸AX上に配置されている。
第1レンズ部21は、LED光源15から放射された光のうち光軸AXに対して狭角方向の光Ray1を光軸AXに対して平行な光線に集光させるレンズ部であり、第1入光面21aを含んでいる。
第1入光面21aは、LED光源15から放射された光のうち光軸AXに対して狭角方向の光Ray1が入射するように、LED光源15の前方かつ光軸AX上に配置されている。
第1入光面21aは、LED光源15から放射された光のうち光軸AXに対して狭角方向の光Ray1を光軸AXに対して平行な光線に集光させるために、LED光源15側に凸の凸レンズ面(例えば、レンズ径:φ3.5)として構成されている(図2参照)。
上記構成の第1レンズ部21によれば、図2に示すように、LED光源15から放射された光のうち光軸AXに対して狭角方向の光Ray1は、第1入光面21aから屈折して第1レンズ部21内に入射し、光軸AXに対して平行な光線(正面視で円範囲A1内の平行光線。図3参照)に集光されて第1レンズ部21内を進行する。
[第2レンズ部22]
図1、図2に示すように、第2レンズ部22は、第1レンズ部21の外側に配置されている。
第2レンズ部22は、LED光源15から放射された光のうち光軸AXに対して広角方向の光(すなわち第1レンズ部21に入射せず第1レンズ部21の外側に向かう光。図2中、符号Ray2参照)を光軸AXに対して平行な光線に集光させるためのレンズ部(例えば、レンズ径:φ10.5)であり、第2入光面22a、全反射面22bを含んでいる。
第2入光面22aは、LED光源15から放射された光のうち光軸AXに対して広角方向の光Ray2が入射するように、第1入光面21aの周囲からLED光源15側に向かって延びる立壁形状(円筒形状)のレンズ面として構成されている。
全反射面22bは、第2入光面22aから屈折して第2レンズ部22内に入射したLED光源15からの光Ray2が入射するように、第2入光面22aの外側に配置されている。
全反射面22bは、第2入光面22aから屈折して第2レンズ部22内に入射したLED光源15からの光Ray2を全反射し、光軸AXに対して平行な光線に集光させるために、第2入光面21aから屈折して第2レンズ部22内に入射したLED光源15からの光線Ray2群の延長線の交点(図示せず)に焦点が設定された回転放物面系の反射面として構成されている。
上記構成の第2レンズ部22によれば、図2に示すように、LED光源15から放射された光のうち光軸AXに対して広角方向の光Ray2は、第2入光面22aから屈折して第2レンズ部22内に入射し、全反射面22bの作用により光軸AXに対して平行な光線(正面視で円範囲A2内の平行光線。図3参照)に集光されて第2レンズ部22内を進行する。
[第3レンズ部23]
図1、図2に示すように、第3レンズ部23は、第1レンズ部21内及び第2レンズ部22内を進行する光軸AXに対して平行な光線Ray1、Ray2(正面視で円範囲A1、その外側の円範囲A2内の平行光線。図3参照)が入射するように、第1レンズ部21及び第2レンズ部22の前方に配置されている。
図1、図3に示すように、第3レンズ部23は、高さHが第1レンズ部21の直径と略同一(例えば高さH:3.5mm)かつ幅Wが第2レンズ部22の直径よりも長く設定(例えば幅W:30mm)された矩形端面A(光軸AXに対し垂直な面)を含んでいる。
矩形端面Aには、当該矩形端面Aから出射する光を上下左右に拡散させて所定配光パターンを形成するためのレンズカットC(例えば、プリズムや拡散Rカット)が施されている。
矩形端面Aは、第1レンズ部21内を進行する光線Ray1が当該矩形端面Aの中央円範囲A1から出射するように、光軸AX上に配置されている(図3参照)。
図3に示すように、矩形端面Aは、第1レンズ部21により集光され当該第1レンズ部21内を進行する光線Ray1が出射する中央領域A1、第2レンズ部22により集光され当該第2レンズ部22内を進行する光線Ray2のうち一部の光線Ray2aが出射する中央領域A1の両側の二つの第1領域A3、A3、及び、二つの第1領域A3、A3の外側の二つの第2領域A4、A4を含む全体として一の方向に延びる矩形端面である。
第2レンズ部22内を進行する光線Ray2のうち矩形端面A外の半円範囲A2a、A2b(図3参照)に向かう光線Ray2b、Ray2cの進路を変更し、矩形端面Aのうち第2範囲A4、A4から出射させるために、第3レンズ部23は、図1に示すように、光線Ray2bの進路を変更するための構成(第1全反射面23a、第2全反射面23b)と、光線Ray2cの進路を変更するための構成(第3全反射面23c、第4全反射面23d)と、を含んでいる。
第1全反射面23aは、第2レンズ部22により集光され当該第2レンズ部22内を進行する光線Ray2のうち矩形端面Aの一方の長辺の外側(図3中上側の半円範囲A2a)に向かう光線Ray2bが入射するように、当該光線Ray2bの進行方向に配置されている。
第1全反射面23aは、当該入射した光源Ray2bが側方(図1中右側方)に向けて反射されるように、光軸AXに対して約45°傾斜した姿勢で配置されている(図1参照)。
第2全反射面23bは、第1全反射面23aからの反射光線Ray2bが入射し、かつ、当該入射光線Ray2bが光軸AXに対して平行な方向に反射されて矩形端面Aのうち一方の第2範囲A4(図3中右側の第2範囲A4)から出射するように、図1中右側方かつ一方の第2範囲A4(図3中右側の第2範囲A4)と同一高さに、光軸AXに対して約45°傾斜した姿勢で配置されている(図1参照)。
第3全反射面23cは、第2レンズ部22により集光され当該第2レンズ部22内を進行する光線Ray2のうち矩形端面Aの他方の長辺の外側(図3中下側の半円範囲A2b)に向かう光線Ray2cが入射するように、当該光線Ray2cの進行方向に配置されている。
第3全反射面23cは、当該入射した光源Ray2cが側方(図1中左側方)に向けて反射されるように、光軸AXに対して約45°傾斜した姿勢で配置されている(図1参照)。
第4全反射面23bは、第3全反射面23cからの反射光線Ray2cが入射し、かつ、当該入射光線Ray2cが光軸AXに対して平行な方向に反射されて矩形端面Aのうち他方の第2範囲A4(図3中左側の第2範囲A4)から出射するように、図1中左側方かつ他方の第2範囲A4(図3中左側の第2範囲A4)と同一高さに、光軸AXに対して約45°傾斜した姿勢で配置されている(図1参照)。
上記第1〜第4全反射面23a〜23dとしては、例えば、平面形状の全反射面を用いることが可能である。
上記構成の車両用灯具ユニット10によれば、レンズ体20の作用により、LED光源15から半球方向に放射された光(図2参照)を、矩形端面Aから出射する光(すなわち、光軸AXに対して平行な方向に進行する集光された光線Ray1、Ray2a〜Ray2cが矩形断面Aから出射することにより構成される線状の発光部)に変換することが可能となる。すなわち、細幅のライン状発光が可能になる。例えば、中央円範囲A1の発光サイズが縦横比1:1であれば、縦横比約1:9の線状の発光部に変換することが可能となる。
また、上記構成の車両用灯具ユニット10によれば、矩形端面Aに施されたレンズカットCの作用により、矩形端面Aから出射する光を拡散させて車両用灯具に適した配光パターンを形成することが可能となる。
また、上記構成の車両用灯具ユニット10によれば、第2レンズ部22の作用により、LED光源15から放射された光のうち光軸AXに対して広角方向の光Ray2を利用することが可能となるため、従来と比べ、光利用効率を向上させることが可能となる。
また、上記構成の車両用灯具ユニット10によれば、従来のようにスパッタリング等により鏡面処理が施されたミラーではなく、レンズ内を進行する光線Ray2b、Ray2cを内部反射(全反射)する第1〜第4全反射面23a〜23dで二回反射する構成であるため、従来と比べ、さらに光利用効率を向上させることが可能となる。
[車両用灯具の構成例1]
次に、上記構成の複数の車両用灯具ユニット10を用いて車両用灯具100を構成する例について説明する。
本構成例1の車両用灯具100は、図4、図5に示すように、複数の車両用灯具ユニット10、リフレクタ30等を備えている。なお、リフレクタ30は必要に応じて省略することが可能である。
複数の車両用灯具ユニット10それぞれのレンズ体20は、それぞれの矩形端面Aが略同一方向(例えば、灯具正面方向)を向いた姿勢で縦横に散点的に配置されるとともに(図5、図9参照)、レンズ体20内の内部反射光を遮らないように配置された連結部24(図6〜図10参照)により相互に連結されたレンズ結合体25(図9、図10参照)を構成している。連結部24は、車両用灯具ユニット10(矩形端面A)の照射方向とは反対側に延びるLED基板取付部24aを含んでいる(図7、図10等参照)。
複数の車両用灯具ユニット10それぞれのレンズ体20は、それぞれの矩形端面Aの集合体が1つの発光部として視認されるように、隣接する矩形端面Aとの間の間隔が15mm以下となるように配置されている(図9参照)。
レンズ結合体25は、例えば、光軸AX方向に型開きする金型により、少なくとも第1レンズ部21、第2レンズ部22及び第3レンズ部23を含む中実のレンズ体20として一体成形されている。例えば、レンズ結合体25は、図6、図7に示すように、金型分割ラインを設定し、当該金型分割ラインから抜き勾配面を設定し、金型を前後に移動させることで型締めされている。このように、レンズ結合体25を一体成形することにより、複数のレンズ体20を別個独立に成形した後に個々のレンズ体20を組み合わせるのと比べ、組み立てに要する時間・コストを削減することが可能となる。また、組み付け精度を向上させることが可能となる。
[リフレクタ30]
図4、図5に示すように、矩形端面Aの周囲には、当該矩形端面Aから出射する光を反射するリフレクタ30(例えば、アルミスパッタ等の高輝処理された反射面)が配置されている。リフレクタ30のうち複数の矩形端面Aに対応する箇所には、これらの矩形端面Aが露出する矩形開口31が形成されている(図5参照)。レンズ結合体25は、複数の矩形端面Aが対応する矩形開口31から露出した状態で(図4参照)、リフレクタ30にネジ止め固定されている。これにより、矩形端面Aが写り込んだリフレクタ30を発光面として機能させることが可能となる。
上記構成の車両用灯具100によれば、複数の矩形端面Aに施されたレンズカットCの作用により、複数の矩形端面Aから出射する光を拡散させて車両用灯具(例えば、フロントターン)に適した配光パターンP1(図11参照)を形成することが可能となる。この場合の灯具効率は約60%である。
また、上記構成の車両用灯具100によれば、複数の矩形端面Aが縦横に散点的に配置された新規見栄えの車両用灯具を構成することが可能となる(図4、図9参照)。
また、上記構成の車両用灯具100によれば、複数の矩形端面Aを縦横に散点的に配置する構成であるため(図4、図9参照)、法規が求める発光面積(北米向けのフロントターンでは22cmの発光面積が必要)をより少ない個数のLED光源15で確保することが可能となる。
なお、レンズ結合体25のうちレンズ肉厚の厚い場所は、第2レンズ部22であるが、10.5mm程度であるので、樹脂の射出成形時間が数分長くなるだけで、大きなコストアップにならない。
[変形例1]
本変形例1の第3レンズ部23は、図12、図13に示すように、矩形端面Aを矩形断面Aとして当該矩形断面Aから光軸AX方向に延び、先端の矩形端面A´に向かうにつれ厚みが薄くなる平板形状のレンズ部23eを含んでいる。
レンズ結合体25は、光軸AX方向に型開きする金型により、少なくとも第1レンズ部21、第2レンズ部22、第3レンズ部23及び平板形状のレンズ部23eを含む中実のレンズ体として一体成形されている。図14に示すように、レンズ結合体25は、複数の平板形状のレンズ部23e(矩形端面A´)がリフレクタ30の対応する矩形開口31に挿入され突出した状態で、リフレクタ30にネジ止め固定されている。
本変形例1によれば、複数の平板形状のレンズ部23e(矩形端面A´)がリフレクタ30の対応する矩形開口31から突出した奥行き感のある新規見栄えの車両用灯具を構成することが可能となる(図14参照)。
本変形例1では、レンズ結合体25をプレス成形する際の型開き方向及び金型の抜き勾配等を考慮して、平板形状のレンズ部23eを矩形端面A´に向かうにつれ厚みが薄くなるレンズ部としている。
しかし、平板形状のレンズ部23eが矩形端面A´に向かうにつれ厚みが薄くなるレンズ部であると、金型の抜き勾配の影響で配光パターンが崩れ、矩形端面A´(線状の発光部)も小さくなる。これに起因して、配光パターンの中心光度や光量低下が発生する。
この場合、光源の明るさにもよるが、平板形状のレンズ部23eの光軸AX方向寸法h(図12、図13参照)が10mm以内であれば、矩形端面A´のサイズが3.5mm⇒2.5mmに低下するものの、許容範囲内であることを確認した(図15参照)。この場合の灯具効率は約55%である。
本変形例1では、以上の観点より平板形状のレンズ部23eの光軸AX方向寸法hを10mm以下に設定している。
[変形例2]
レンズ結合体25を構成するレンズ体20は、6個(図9参照)に限定されず、それ以外の個数であってもよい。例えば、リヤランプを構成する場合には、図16に示すように、レンズ体20(矩形端面A)が縦横に散点的に12個配置されていてもよい。
[車両用灯具の構成例2]
次に、上記構成の複数の車両用灯具ユニット10を用いて車両用灯具200を構成する例について説明する。
本構成例2の車両用灯具200は、図17〜図19に示すように、N個(但し、Nは3以上の整数)の車両用灯具ユニット10、透光カバー40等を備えている。
第3レンズ部23は、矩形端面Aを矩形断面Aとして当該矩形断面Aから光軸AX方向に延び、先端の矩形端面A´に向かうにつれ厚みが薄くなる平板形状のレンズ部23eを含んでいる(図19参照)。本構成例2においては、矩形端面A´はレンズカットが施されていない平面又は曲面であるため、当該矩形端面A´は線状に発光するライン状光源として機能する。
図18に示すように、N個(=4個)の車両用灯具ユニット10それぞれのレンズ体20は、それぞれの矩形端面A´が略同一方向を向いた姿勢で四角の枠を構成するように配置されるとともに、相互に連結されたレンズ結合体26を構成している。
レンズ結合体26は、光軸AX方向に型開きする金型により、少なくとも第1レンズ部21、第2レンズ部22、第3レンズ部23及び平板形状のレンズ部23eを含む中実のレンズ体20として一体成形されている。
図17、図19に示すように、車両用灯具ユニット10(矩形端面A´)の前方には、透光カバー40(例えば、インナーレンズ)が配置されている。透光カバー40のうち矩形端面A´から出射する光が透過する領域には、当該光を拡散させて所定配光パターンを形成するためのレンズカットCが施されている。
上記構成の車両用灯具200によれば、透光カバー40に施されたレンズカットCの作用により、矩形端面Aから出射する光を拡散させて車両用灯具に適した配光パターンP3(図20参照)を形成することが可能となる。この場合の灯具効率は約60%である。
また、上記構成の車両用灯具200によれば、透光カバー40を通して四角の枠状に発光する矩形端面A´が視認される新規見栄えの車両用灯具を構成することが可能となる。
また、上記構成の車両用灯具200によれば、透光カバー40を通して四角の枠状に発光する矩形端面A´が視認される構成であるため、従来の電球やLED光源をそのまま用いた場合と比べ、点光り感、電球ランプ感がなく、斬新な光り方の車両用灯具を構成することが可能となる。
また、上記構成の車両用灯具200によれば、より少ない数のLED光源で四角の枠状に略均一に発光する車両用灯具を構成することが可能となる。
[車両用灯具の構成例3]
次に、上記構成の複数の車両用灯具ユニット10を用いて車両用灯具300を構成する例について説明する。
本構成例3の車両用灯具300は、図21〜図23に示すように、複数の車両用灯具ユニット10等を備えている。
第3レンズ部23は、矩形端面Aを矩形端面Aとして当該矩形断面Aから光軸AXに略直交する方向に延び(図23参照)、先端に矩形端面A´(図21、図22参照)が形成された平板形状のレンズ部23gと、矩形断面Aを通過し矩形端面A´から出射する光線を全反射する全反射面23f(図23参照)と、を含んでいる。矩形端面A´には、当該矩形端面A´から出射する光を拡散させて所定配光パターンを形成するためのレンズカットCが施されている。
図21に示すように、複数の車両用灯具ユニット10それぞれのレンズ体20は、それぞれの矩形端面A´が略同一方向を向いた姿勢で所定ライン(例えば、車両後端右側(又は左側)から右側面(又は左側面)に回り込んだ車両ライン)を構成するように一列に配置されるとともに相互に連結されたレンズ結合体27を構成している(図21参照)。
上記構成の車両用灯具300によれば、複数の車両用灯具ユニット10それぞれの矩形端面A´に施されたレンズカットCの作用により、各矩形端面Aから出射する光を拡散させて車両用灯具に適した配光パターンP4(図24参照)を形成することが可能となる。
上記構成の車両用灯具300によれば、複数の車両用灯具ユニット10それぞれの矩形端面A´が所定ライン(例えば、車両後端右側(又は左側)から右側面(又は左側面)に回り込んだ車両ライン)に沿って発光する新規見栄えの車両用灯具を構成することが可能となる。
以上のように、上記構成の車両用灯具300によれば、新規な見栄えを実現しつつ法規により求められる光度を満たす所定の配光パターンを形成可能な車両用灯具を構成することが可能となる。
[車両用灯具の構成例4]
次に、上記構成の複数の車両用灯具ユニット10を用いて車両用灯具400を構成する例について説明する。
本構成例4の車両用灯具400は、図25、図26に示すように、複数の車両用灯具ユニット10等を備えている。
第3レンズ部23は、矩形端面Aを矩形断面Aとして当該矩形断面Aから光軸AX方向に延び、先端に矩形端面A´が形成された平板形状のレンズ部23eを含んでいる(図25参照)。矩形端面A´には、当該矩形端面A´から出射する光を拡散させて所定配光パターンを形成するためのレンズカットCが施されている。
図25に示すように、複数の車両用灯具ユニット10それぞれのレンズ体20は、それぞれの矩形端面A´が略同一方向を向いた姿勢で所定ライン(例えば、車両後端右側(又は左側)から右側面(又は左側面)に回り込んだ車両ライン)を構成するように一列に配置されるとともに相互に連結されたレンズ結合体28を構成している(図25参照)。
上記構成の車両用灯具400によれば、複数の車両用灯具ユニット10それぞれの矩形端面A´が所定ライン(例えば、車両後端右側(又は左側)から右側面(又は左側面)に回り込んだ車両ライン)に沿って発光する新規見栄えの車両用灯具を構成することが可能となる。
また、上記構成の車両用灯具400によれば、複数の車両用灯具ユニット10それぞれの矩形端面Aに施されたレンズカットCの作用により、各矩形端面Aから出射する光を拡散させて車両用灯具に適した配光パターンP5(図27参照)を形成することが可能となる。
また、上記構成の車両用灯具400によれば、車両用灯具300と比べ、全反射面23f(図23参照)が不要な分、光利用効率を約10%程度向上させることが可能となる。なお、アウターレンズを配置した場合であっても、光利用効率約60%を実現することが可能となる。
以上のように、上記構成の車両用灯具400によれば、新規な見栄えを実現しつつ法規により求められる光度を満たす所定の配光パターンを形成可能な車両用灯具を構成することが可能となる。
上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎない。これらの記載によって本発明は限定的に解釈されるものではない。本発明はその精神または主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形で実施することができる。
10……車両用灯具ユニット、20…レンズ体、21〜24…第1〜第4レンズ部、23a〜23d…全反射面、21a…入光面、22a…入光面、22b…全反射面、25〜28…レンズ結合体、30…リフレクタ、40…透光カバー、100〜400…車両用灯具、A…矩形端面、A´…矩形端面

Claims (7)

  1. 複数の車両用灯具ユニットを備えた車両用灯具において、
    前記複数の車両用灯具ユニットはそれぞれ、LED光源と、前記LED光源の前方に配置されたレンズ体と、を備えており、
    前記レンズ体は、第1レンズ部、第2レンズ部及び第3レンズ部を含む中実のレンズ体であり、
    前記第1レンズ部は、前記LED光源の前方かつ光軸上に配置され、前記LED光源から放射された光のうち前記光軸に対して狭角方向の光を前記光軸に対して平行な光線に集光させるレンズ部であり、
    前記第2レンズ部は、前記第1レンズ部の外側に配置され、前記LED光源から放射された光のうち前記光軸に対して広角方向の光を前記光軸に対して平行な光線に集光させるレンズ部であり、
    前記第3レンズ部は、前記第1レンズ部及び前記第2レンズ部の前方に配置され、高さが前記第1レンズ部の直径と略同一かつ幅が前記第2レンズ部の直径よりも長く設定された矩形断面、第1全反射面、第2全反射面、第3全反射面及び第4全反射面を含むレンズ部であり、
    前記矩形断面は、前記第1レンズ部により集光され当該第1レンズ部内を進行する光線が通過する中央領域、前記第2レンズ部により集光され当該第2レンズ部内を進行する光線のうち一部の光線が通過する前記中央領域の両側の二つの第1領域、及び、前記二つの第1領域の外側の二つの第2領域を含む全体として一の方向に延びる矩形断面であり、
    前記第1全反射面及び前記第2全反射面は、前記第2レンズ部により集光され当該第2レンズ部内を進行する光線のうち前記矩形断面の一方の長辺の外側に向かう光線が前記二つの第2領域のうち一方の第2領域を通過するように、当該矩形断面の一方の長辺の外側に向かう光線を全反射する一対の全反射面であり、
    前記第1全反射面は、前記矩形断面外の上側の半円範囲からなり、前記第2レンズ部により集光された光線の進路を側方へ向けて反射し、
    前記第2全反射面は、前記第1全反射面からの反射光線を前記光軸に対して平行な方向に反射させ、前記矩形断面のうち一方の前記第2領域から出射するような全反射面であり、
    前記第3全反射面及び前記第4全反射面は、前記第2レンズ部により集光され当該第2レンズ部内を進行する光線のうち前記矩形断面の他方の長辺の外側に向かう光線が前記二つの第2領域のうち他方の第2領域を通過するように、当該矩形断面の他方の長辺の外側に向かう光線を全反射する一対の全反射面であり、
    前記第3全反射面は、前記矩形断面外の下側の半円範囲からなり、前記第2レンズ部により集光された光線の進路を側方へ向けて反射し、
    前記第4全反射面は、前記第3全反射面からの反射光線を前記光軸に対して平行な方向に反射させ、前記矩形断面のうち一方の前記第2領域から出射するような全反射面であり、
    前記第3レンズ部は、前記矩形断面から前記光軸方向に延び、先端の矩形端面に向かうにつれ厚みが薄くなる平板形状のレンズ部を含んでおり、
    前記複数の車両用灯具ユニットそれぞれのレンズ体は、それぞれの矩形端面が略同一方向を向いた姿勢で配置されるとともに相互に連結されたレンズ結合体を構成しており、
    前記レンズ結合体は、前記光軸方向に型開きする金型により、少なくとも前記第1レンズ部、前記第2レンズ部、前記第3レンズ部及び前記平板形状のレンズ部を含む中実のレンズ体として一体成形されていることを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記矩形端面には、当該矩形端面から出射する光を拡散させて所定配光パターンを形成するためのレンズカットが施されており、
    前記複数の車両用灯具ユニットそれぞれのレンズ体は、それぞれの矩形端面が略同一方向を向いた姿勢で散点的に配置されるとともに連結部により相互に連結されたレンズ結合体を構成していることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記矩形端面の周囲には、前記矩形端面から出射する光を反射する反射面が配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用灯具。
  4. N個(但し、Nは3以上の整数)の前記車両用灯具ユニットを備えており、
    前記N個の車両用灯具ユニットそれぞれのレンズ体は、それぞれの矩形端面が略同一方向を向いた姿勢でN角の枠を構成するように配置されるとともに相互に連結されたレンズ結合体を構成していることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  5. 前記矩形端面から出射する光が透過する領域に当該光を拡散させて所定配光パターンを形成するためのレンズカットが施された透光カバーを備えていることを特徴とする請求項4に記載の車両用灯具。
  6. 複数の車両用灯具ユニットを備えた車両用灯具において、
    前記複数の車両用灯具ユニットはそれぞれ、LED光源と、前記LED光源の前方に配置されたレンズ体と、を備えており、
    前記レンズ体は、第1レンズ部、第2レンズ部及び第3レンズ部を含む中実のレンズ体であり、
    前記第1レンズ部は、前記LED光源の前方かつ光軸上に配置され、前記LED光源から放射された光のうち前記光軸に対して狭角方向の光を前記光軸に対して平行な光線に集光させるレンズ部であり、
    前記第2レンズ部は、前記第1レンズ部の外側に配置され、前記LED光源から放射された光のうち前記光軸に対して広角方向の光を前記光軸に対して平行な光線に集光させるレンズ部であり、
    前記第3レンズ部は、前記第1レンズ部及び前記第2レンズ部の前方に配置され、高さが前記第1レンズ部の直径と略同一かつ幅が前記第2レンズ部の直径よりも長く設定された矩形断面、第1全反射面、第2全反射面、第3全反射面及び第4全反射面を含むレンズ部であり、
    前記矩形断面は、前記第1レンズ部により集光され当該第1レンズ部内を進行する光線が通過する中央領域、前記第2レンズ部により集光され当該第2レンズ部内を進行する光線のうち一部の光線が通過する前記中央領域の両側の二つの第1領域、及び、前記二つの 第1領域の外側の二つの第2領域を含む全体として一の方向に延びる矩形断面であり、
    前記第1全反射面及び前記第2全反射面は、前記第2レンズ部により集光され当該第2レンズ部内を進行する光線のうち前記矩形断面の一方の長辺の外側に向かう光線が前記二つの第2領域のうち一方の第2領域を通過するように、当該矩形断面の一方の長辺の外側に向かう光線を全反射する一対の全反射面であり、
    前記第1全反射面は、前記矩形断面外の上側の半円範囲からなり、前記第2レンズ部により集光された光線の進路を側方へ向けて反射し、
    前記第2全反射面は、前記第1全反射面からの反射光線を前記光軸に対して平行な方向に反射させ、前記矩形断面のうち一方の前記第2領域から出射するような全反射面であり、
    前記第3全反射面及び前記第4全反射面は、前記第2レンズ部により集光され当該第2レンズ部内を進行する光線のうち前記矩形断面の他方の長辺の外側に向かう光線が前記二つの第2領域のうち他方の第2領域を通過するように、当該矩形断面の他方の長辺の外側に向かう光線を全反射する一対の全反射面であり、
    前記第3全反射面は、前記矩形断面外の下側の半円範囲からなり、前記第2レンズ部により集光された光線の進路を側方へ向けて反射し、
    前記第4全反射面は、前記第3全反射面からの反射光線を前記光軸に対して平行な方向に反射させ、前記矩形断面のうち一方の前記第2領域から出射するような全反射面であり、
    前記第3レンズ部は、前記矩形断面から前記光軸に略直交する方向に延び、先端に矩形端面が形成された平板形状のレンズ部と、前記矩形断面を通過し前記矩形端面から出射する光線を全反射する全反射面と、を含んでおり、
    前記複数の車両用灯具ユニットそれぞれのレンズ体は、それぞれの矩形端面が略同一方向を向いた姿勢で所定ラインを構成するように配置されるとともに相互に連結されたレンズ結合体を構成しており、
    前記矩形端面には、当該矩形端面から出射する光を拡散させて所定配光パターンを形成するためのレンズカットが施されていることを特徴とする車両用灯具。
  7. 複数の車両用灯具ユニットを備えた車両用灯具において、
    前記複数の車両用灯具ユニットはそれぞれ、LED光源と、前記LED光源の前方に配置されたレンズ体と、を備えており、
    前記レンズ体は、第1レンズ部、第2レンズ部及び第3レンズ部を含む中実のレンズ体であり、
    前記第1レンズ部は、前記LED光源の前方かつ光軸上に配置され、前記LED光源から放射された光のうち前記光軸に対して狭角方向の光を前記光軸に対して平行な光線に集光させるレンズ部であり、
    前記第2レンズ部は、前記第1レンズ部の外側に配置され、前記LED光源から放射された光のうち前記光軸に対して広角方向の光を前記光軸に対して平行な光線に集光させるレンズ部であり、
    前記第3レンズ部は、前記第1レンズ部及び前記第2レンズ部の前方に配置され、高さが前記第1レンズ部の直径と略同一かつ幅が前記第2レンズ部の直径よりも長く設定された矩形断面、第1全反射面、第2全反射面、第3全反射面及び第4全反射面を含むレンズ部であり、
    前記矩形断面は、前記第1レンズ部により集光され当該第1レンズ部内を進行する光線が通過する中央領域、前記第2レンズ部により集光され当該第2レンズ部内を進行する光線のうち一部の光線が通過する前記中央領域の両側の二つの第1領域、及び、前記二つの第1領域の外側の二つの第2領域を含む全体として一の方向に延びる矩形断面であり、
    前記第1全反射面及び前記第2全反射面は、前記第2レンズ部により集光され当該第2レンズ部内を進行する光線のうち前記矩形断面の一方の長辺の外側に向かう光線が前記二つの第2領域のうち一方の第2領域を通過するように、当該矩形断面の一方の長辺の外側に向かう光線を全反射する一対の全反射面であり、
    前記第1全反射面は、前記矩形断面外の上側の半円範囲からなり、前記第2レンズ部により集光された光線の進路を側方へ向けて反射し、
    前記第2全反射面は、前記第1全反射面からの反射光線を前記光軸に対して平行な方向に反射させ、前記矩形断面のうち一方の前記第2領域から出射するような全反射面であり、
    前記第3全反射面及び前記第4全反射面は、前記第2レンズ部により集光され当該第2レンズ部内を進行する光線のうち前記矩形断面の他方の長辺の外側に向かう光線が前記二つの第2領域のうち他方の第2領域を通過するように、当該矩形断面の他方の長辺の外側に向かう光線を全反射する一対の全反射面であり、
    前記第3全反射面は、前記矩形断面外の下側の半円範囲からなり、前記第2レンズ部により集光された光線の進路を側方へ向けて反射し、
    前記第4全反射面は、前記第3全反射面からの反射光線を前記光軸に対して平行な方向に反射させ、前記矩形断面のうち一方の前記第2領域から出射するような全反射面であり、
    前記第3レンズ部は、前記矩形断面から前記光軸方向に延び、先端に矩形端面が形成された平板形状のレンズ部を含んでおり、
    前記複数の車両用灯具ユニットそれぞれのレンズ体は、それぞれの矩形端面が略同一方向を向いた姿勢で所定ラインを構成するように配置されるとともに相互に連結されたレンズ結合体を構成しており、
    前記矩形端面には、当該矩形端面から出射する光を拡散させて所定配光パターンを形成するためのレンズカットが施されていることを特徴とする車両用灯具。
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