JP6208484B2 - 灯具 - Google Patents
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Description
平面状もしくは湾曲した板状の第1の導光板と、
前記第1の導光板の前面よりも前方に配置された平面状もしくは湾曲した板状の第2の導光板と、
前記導光板の夫々の端部に配置された光源と、
を備え、前記光源から出射されて前記端部から前記導光板内に入射した光を、前記した夫々の導光板の前面から出射させる灯具において、
前記導光板の夫々の後面には、夫々の導光板内を板面方向に沿って導光される光を夫々の導光板の前面へ反射させる複数のレンズカットの集合部が少なくとも一部に形成され、
前記第1の導光板および前記第2の導光板は、正面視において前記第1の導光板のレンズカット集合部と前記第2の導光板のレンズカット集合部が、重なる位置もしくは重ならない位置に配置されて意匠的な発光部の形状を構成し、
前記第1の導光板および前記第2の導光板の複数のレンズカットは、各々が、前記導光板の端部とは反対側の第一プリズム面と、前記端部側の第二プリズム面とを有するとともに、前記第一プリズム面の面積が前記第二プリズム面の面積よりも大きくなるように形成され、
隣り合う2つのレンズカットが、前記端部側のレンズカットの前記第一プリズム面と、前記端部とは反対側のレンズカットの前記第二プリズム面とを滑らかに連ねる谷部で連結され、
各レンズカットの高さが0.1mm以下に形成されていることを特徴とする。
前記第一プリズム面は、当該第一プリズム面の両側の隣り合う2つの前記谷部を結ぶ直線とのなす角度が27°〜29°の範囲内となる平面状に形成されていることを特徴とする。
前記複数のレンズカットは、前記板面方向に沿ったカットピッチが0.1mm以下であることを特徴とする。
前記第二プリズム面は、当該第二プリズム面の両側の隣り合う2つの前記谷部を結ぶ直線とのなす角度が72°〜78°の範囲内となる平面状に形成されていることを特徴とする。
さらに、平面状もしくは湾曲した板状の第3の導光板を第1の導光板および前記第2の導光板に重ねて配置し、
前記第3の導光板には、当該導光板内を板面方向に沿って導光される光を当該導光板の前面へ反射させる複数のレンズカットの集合部が少なくとも一部に形成されており、
正面視において前記第1の導光板のレンズカット集合部、前記第2の導光板のレンズカット集合部および前記第3の導光板のレンズカット集合部が、重なる位置もしくは重ならない位置に配置されて意匠的な発光部の形状をなすことを特徴とする。
図1は、本実施形態における灯具1の正面(前面)図であり、図2は、図1のII−II線での断面図であり、図3及び図4は、図2のA部及びB部の拡大図であり、図5は、図1のIII−III線での断面図である。
なお、以下の説明では、「前」「後」「左」「右」「上」「下」との記載は、灯具1から見た方向を指すものとする。
このうち、第一入射面211は、光軸Ax1を回転対称軸として第一LED3側へ膨出する凸面状に形成され、その焦点に第一LED3が位置するように配置されている。この第一入射面211は、第一LED3から出射された光を光軸Ax1寄りに屈折させつつ導光板2内へ入射させる。
第二入射面212は、第一入射面211の周縁部から第一LED3側へ立設された略円筒面である。この第二入射面212は、第一LED3から出射された光のうち、第一入射面211に入射するものよりも出射角度が大きいものを導光板2内へ入射させる。
反射面213は、第二入射面212の先端から光軸Ax1方向へ向かって外側(光軸Ax1から離間する側)へ広がるように傾斜した裁頭円錐面であり、第二入射面212から導光板2内へ入射した光を、光軸Ax1に略沿うように内部反射(全反射)させる。 また、導光板2の後端部21は、第一入射面211及び第二入射面212を第一LED3側へ露出させた状態で、エクステンション12に支持されている。
このうち、第一入射面221,第二入射面222及び反射面223は、第二LED4と対向しつつ光軸Ax2が回転対称軸となるように形成されており、その他の点については、上述した入光部210の第一入射面211,第二入射面212及び反射面213と同様に形成されている。
出射面224は、集光部220のうち、第一入射面221,第二入射面222及び反射面223が形成された第二LED4側とは反対側の面であり、光軸Ax2と略直交している。この出射面224は、第二LED4から出射されて、第一入射面221,第二入射面222及び反射面223を通じて光軸Ax2寄りに集光された光を、約18°の角度範囲で出射させる。この出射光の角度範囲は、後述するように、当該出射光が導光板2の後面24に略全長に亘って照射されるような範囲となっている。より詳しくは、当該角度範囲は、第一入射面221を通じて出射面224から出射される光の範囲である。そのため、第二LED4から出射された光のうち、光軸Ax2周辺のより強い光が、導光板2の後面24に略全長に亘って照射される。
また、集光部220の先端(後端)には、後方へ突出する係止部225が設けられており、当該係止部225がブラケット13に係止されるようになっている。
このうち、前面23は、導光板2の略全長に亘る長尺な湾曲平面状に形成されており、後述するように、第一LED3及び第二LED4からの光を前方へ出射させる出射面となっている。
一方、後面24は、前面23とは反対側の面であって、前面23よりも上下方向に短く形成されており、テーパー状の上面及び下面を介して前面23と連なっている。当該後面24から前面23までの導光板2の厚さは、後端部21から前端部22に向かって徐々に薄くなっている。
また、後面24には、導光板2の長手方向に沿って並設された複数のレンズカット240,…が、当該後面24の略全長に亘って形成されている。
この図に示すように、レンズカット240,…は、導光板2(後面24)の長手方向に沿って並設された複数の略鋸歯状に形成されている。各レンズカット240は、上下方向に沿って一様な断面形状に形成された略プリズムカットであり、導光板2の長手方向前側(右側)の第一プリズム面241と、導光板2の長手方向後側(左側)の第二プリズム面242とを有している。
一方、第二プリズム面242は、当該レンズカット240の両側の谷部を結ぶ直線(導光板2の前面23と平行な線)となす角度θ2が72°〜78°の範囲内となる平面である。より詳しくは、この角度θ2は、導光板2の長手方向後側の第二プリズム面242のものほど大きくなるように形成されている。
このように第一プリズム面241及び第二プリズム面242を形成することにより、第一プリズム面241が導光板2の前面23とより平行に近い面となり、各レンズカット240に占める第一プリズム面241の面積がより多くなるため、非点灯時に導光板2を正面から見たときに、レンズカット240,…を目立たないものとすることができる。
図7は、第一LED3からの光L1の光線軌跡を示す図であり、図8は、第二LED4からの光L2の光線軌跡を示す図である。
そして、これらの光L1が前面23から前方へ出射されて、当該前面23が前方向きに発光する。
また、この厚さが一定の導光板内を導光される光に比べ、導光板2内を導光される光L1は、前面23までの光路長(導光長)が短くなるので、導光板2内の導光に伴う当該光L1の減衰が低減される。
そして、これらの光L2が前面23から前方へ出射されて、当該前面23が前方向きに発光する。
更に、このように透明感のある見栄えを実現したことにより、導光板2の後方に設けられる構成(例えば、導光板2とは別部材の色,形状など)を前方から視認しやすくすることができるため、灯具1のデザイン上の自由度を向上させることができる。
したがって、前後方向に対して傾斜した方向に沿って延在する長尺な導光板2の前面23を、導光板2の長手方向両端部の近傍に配置した2つのLED3,4からの光L1,L2によって、前方向きに発光させることができる。
図9は本発明の他の実施形態における導光板及び灯具1の正面(前面)図であり、(a)は第1の導光板51の正面図、(b)は第2の導光板52の正面図、(c)は第3の導光板53の正面図、(d)は第1〜第3の導光板を重ねて配置した灯具の正面図である。なお、実際にはこれら導光板51〜53及び光源となるLED3等はハウジングに収納されて灯具1として構成されるものであるが、説明の都合上ハウジングについては図示を省略している。図10は、灯具1の断面図、図11(a)は、図9(b)における点線Aで覆った部分を拡大した縦断面図、図11(b)は、横断面図である。
なお、図9においては説明の都合上、レンズカット240を四角形状として表しているが、実際には導光板上ではレンズカット240のエッジラインは視認されることはない。また、レンズカット240の大きさも実際にはこれより小さいものである。
2 導光板
21 後端部
210 入光部
211 第一入射面
212 第二入射面
213 反射面
22 前端部
220 集光部
221 第一入射面
222 第二入射面
223 反射面
224 出射面
23 前面
24 後面
240 レンズカット
241 第一プリズム面
242 第二プリズム面
P カットピッチ
H カット高さ
Ra R部
Rb R部
3 第一LED
Ax1 光軸
4 第二LED
Ax2 光軸
L1 光(第一LEDからの光)
L2 光(第二LEDからの光)
Claims (5)
- 平面状もしくは湾曲した板状の第1の導光板と、
前記第1の導光板の前面よりも前方に配置された平面状もしくは湾曲した板状の第2の導光板と、
前記導光板の夫々の端部に配置された光源と、
を備え、前記光源から出射されて前記端部から前記導光板内に入射した光を、前記した夫々の導光板の前面から出射させる灯具において、
前記導光板の夫々の後面には、夫々の導光板内を板面方向に沿って導光される光を夫々の導光板の前面へ反射させる複数のレンズカットの集合部が少なくとも一部に形成され、
前記第1の導光板および前記第2の導光板は、正面視において前記第1の導光板のレンズカット集合部と前記第2の導光板のレンズカット集合部が、重なる位置もしくは重ならない位置に配置されて意匠的な発光部の形状を構成し、
前記第1の導光板および前記第2の導光板の複数のレンズカットは、各々が、前記導光板の端部とは反対側の第一プリズム面と、前記端部側の第二プリズム面とを有するとともに、前記第一プリズム面の面積が前記第二プリズム面の面積よりも大きくなるように形成され、
隣り合う2つのレンズカットが、前記端部側のレンズカットの前記第一プリズム面と、前記端部とは反対側のレンズカットの前記第二プリズム面とを滑らかに連ねる谷部で連結され、
各レンズカットの高さが0.1mm以下に形成されていることを特徴とする灯具。 - 前記第一プリズム面は、当該第一プリズム面の両側の隣り合う2つの前記谷部を結ぶ直線とのなす角度が27°〜29°の範囲内となる平面状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の灯具。
- 前記複数のレンズカットは、前記板面方向に沿ったカットピッチが0.1mm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の灯具。
- 前記第二プリズム面は、当該第二プリズム面の両側の隣り合う2つの前記谷部を結ぶ直線とのなす角度が72°〜78°の範囲内となる平面状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の灯具。
- さらに、平面状もしくは湾曲した板状の第3の導光板を第1の導光板および前記第2の導光板に重ねて配置し、
前記第3の導光板には、当該導光板内を板面方向に沿って導光される光を当該導光板の前面へ反射させる複数のレンズカットの集合部が少なくとも一部に形成されており、
正面視において前記第1の導光板のレンズカット集合部、前記第2の導光板のレンズカット集合部および前記第3の導光板のレンズカット集合部が、重なる位置もしくは重ならない位置に配置されて意匠的な発光部の形状をなすことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の灯具。
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