JP5552900B2 - 車両自重測定装置 - Google Patents

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本発明は、駆動力と加速度から車両の重量を測定する車両自重測定装置に係り、エンジンが高回転になっても正確に自重が測定できる車両自重測定装置に関する。
エンジンと変速機を備えた車両において、変速前の駆動力を変速前の加速度と変速中の加速度の差で割ることにより車両の重量(自重)を測定できることが知られている(特許文献1)。
この原理を利用した車両自重測定装置では、変速前には変速前の平均駆動力と平均加速度とを計算し、その後、変速に入ると変速中の平均加速度を計算し、変速が終了したとき変速前の平均駆動力と変速前の平均加速度と変速中の平均加速度とから自重を計算する。このような車両自重測定装置において、自重を正確に測定するには、駆動力を正確に求めることが重要である。エンジンが出力する駆動力は、燃料噴射量とエンジン回転数とから計算される。
特開2002−13620号公報 特許第3693097号公報 特開2002−340660号公報 特開2008−298011号公報
ところで、ディーゼルエンジンでは、エンジン回転数が定格の最高回転数に達しないようガバニング開始回転数が設定されており、エンジン回転数がガバニング開始回転数未満であれば燃料噴射量は規制されることなくアクセル開度に従うが、エンジン回転数がガバニング開始回転数以上になると燃料噴射量が規制される。ガバニング開始回転数以上の領域ではエンジン回転数の微小な変動に対して駆動力が大きく変動する。
図5に示されるように、同じアクセル開度について見ると、エンジン回転数が低回転数ではエンジン回転数の増加に対して駆動力が緩やかに増加し、エンジン回転数が中高回転数ではエンジン回転数の増加に対して駆動力が非常に緩やかに増加する。しかし、エンジン回転数がガバニング開始回転数以上であると、エンジン回転数の増加に対して駆動力が急激に減少する。
このようにガバニング開始回転数以上のエンジン回転数領域では、微小なエンジン回転数の変動に対する駆動力の変動が大きいため、駆動力の計算誤差が大きい。
このため、変速前のいわゆる引っ張る運転、すなわち変速前にアクセルペダルを大きく踏み込んでエンジン回転数を高め、エンジン回転数がガバニング開始回転数以上となるような高回転に達してから変速するという運転を行った場合、変速前の駆動力の計算誤差が大きくなり、その結果、自重の測定誤差が大きくなる。
自動変速においては、エンジン回転数がガバニング開始回転数以上に制御されることはまれであるが、マニュアル変速においては、変速直前までエンジンを高回転まで引っ張ってからシフトアップすることがしばしばあり、エンジン回転数がガバニング開始回転数以上となることが生じ得る。このため自重が正確に測定できないことがある。エンジンが高回転になっても正確に自重が測定できることが望まれる。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、エンジンが高回転になっても正確に自重が測定できる車両自重測定装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、エンジンの駆動力を燃料噴射量とエンジン回転数とから計算する駆動力計算部と、車両の加速度を車速から計算する加速度計算部と、変速前に、変速前の駆動力のデータと加速度のデータを繰り返し蓄積する変速前データ蓄積部と、変速中に、変速中の加速度のデータを繰り返し蓄積する変速中データ蓄積部と、前記変速前データ蓄積部と前記変速中データ蓄積部が蓄積したデータを用い、変速前の平均駆動力及び変速前の平均加速度と変速中の平均加速度の差に基づいて自重を計算する自重計算部とを備えた車両自重測定装置において、変速前のエンジン回転数がガバニング開始回転数以上になると、前記変速前データ蓄積部におけるデータの蓄積を一時停止する高回転時データ蓄積停止部を備えたものである。
変速前のエンジン回転数が所定時間以上続けてガバニング開始回転数以上になると、自重測定を中止する高回転継続時測定中止部を備えてもよい。
本発明は次の如き優れた効果を発揮する。
(1)エンジンが高回転になっても正確に自重が測定できる。
本発明の一実施形態を示す車両自重測定装置のシステム構成図である。 本発明の車両自重測定装置における自重測定の手順を示すフローチャートである。 本発明の車両自重測定装置におけるエンジン高回転時間測定の手順を示すフローチャートである。 本発明の車両自重測定装置における終了処理の手順を示すフローチャートである。 エンジンのトルク線図である。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1に示されるように、本発明に係る車両自重測定装置1は、エンジン2の駆動力を燃料噴射量とエンジン回転数とから計算する駆動力計算部3と、車両の加速度を車速から計算する加速度計算部4と、変速前に、変速前の駆動力のデータと加速度のデータを繰り返し蓄積する変速前データ蓄積部5と、変速中に、変速中の加速度のデータを繰り返し蓄積する変速中データ蓄積部6と、変速前データ蓄積部5と変速中データ蓄積部6が蓄積したデータを用い、変速前の平均駆動力及び変速前の平均加速度と変速中の平均加速度の差に基づいて自重を計算する自重計算部7と、変速前のエンジン回転数がガバニング開始回転数以上になると、変速前データ蓄積部5におけるデータの蓄積を一時停止する高回転時データ蓄積停止部8と、変速前のエンジン回転数が所定時間以上続けてガバニング開始回転数以上になると、自重測定を中止する高回転継続時測定中止部9とを備える。
エンジン2は、ディーゼルエンジンであり、ガバニング開始回転数が設定されており、エンジン回転数がガバニング開始回転数以上になると燃料噴射量が規制される。
駆動力計算部3は、従来からあるもので、燃料噴射量とエンジン回転数とからエンジン2の駆動力を計算するものである。駆動力計算部3は、燃料噴射量とエンジン回転数により、駆動力マップを参照してエンジン2の駆動力を求めてもよい。
加速度計算部4は、車速を時間で微分するか、あるいは所定時間刻みで差分をとることにより、車両の加速度を計算するものである。
変速前データ蓄積部5は、変速前の駆動力のデータと加速度のデータを蓄積するべく、後述する図2のステップ204〜S208の演算を行うものである。
変速中データ蓄積部6は、変速中の加速度のデータを蓄積するべく、ステップS212〜S214の演算を行うものである。
自重計算部7は、自重を計算するべく、ステップS217〜S221の演算を行うものである。
高回転時データ蓄積停止部8は、変速前のエンジン回転数がガバニング開始回転数以上になると、変速前のデータの蓄積を一時停止するべく、ステップS203〜S225の流れに相当する判定を行うものである。
高回転継続時測定中止部9は、変速前のエンジン回転数が所定時間以上続けてガバニング開始回転数以上になると、自重測定を中止するべく、ステップS203〜S224の流れに相当する判定を行うものである。
この車両自重測定装置1を搭載する車両は、エンジン制御、変速制御など車両の走行制御に必要な公知のセンサ、アクチュエータは図示しなくとも全て備え、本発明に用いる燃料噴射量、エンジン回転数、車速などの数量や変速中などの状態は、従来公知の通りに検知される。
駆動力計算部3、加速度計算部4、変速前データ蓄積部5、変速中データ蓄積部6、自重計算部7、高回転時データ蓄積停止部8、高回転継続時測定中止部9は、エンジンを始め車両の各部を制御する1乃至複数の電子制御装置(Electronical Control Unit;ECU)にプログラムとして組み込むのが好ましい。
車両自重測定装置1は、図2、図3の手順をそれぞれ所定時間刻みで繰り返し実行するようになっている。以下、本発明に係る車両自重測定装置1の動作を図2〜図4に従って説明する。ただし、図2では、エンジン回転数がガバニング開始回転数以上にならない場合を最初に説明し、その後で、エンジン回転数がガバニング開始回転数以上になった場合を説明する。
図2に示されるように、車両自重測定装置1は、ステップS201にて、車両が変速中かどうかを判定する。ここでは、まず車両が変速中でないものとして、流れを説明するので、判定はNOとなる。この場合、ステップS202にて、ステージ分類が2かどうか判定する。ステージ分類は、0、1、2のいずれかの値をとり、1回前に実行されたステージについて、測定終了のステージ、変速前データ蓄積のステージ、変速中データ蓄積のステージのいずれであるかを示す数値である。ここでは、ステージ分類が0であったとする。
ステップS202の判定がNOの場合、車両が変速中でなく、かつ1回前のステージが測定終了のステージ(ステージ分類=0)または変速前データ蓄積のステージ(ステージ分類=1)ということである。これは、今回のステージが新しく始まる変速前データ蓄積のステージまたは前回から継続している変速前のデータ蓄積のステージであることを意味するので、ステップS203以降の流れにより、変速前のデータ蓄積を実行することになる。
ステップS203にて、高回転タイマが0かどうか判定する。高回転タイマは、エンジン回転数がガバニング開始回転数以上であることが続いている時間を表すタイマである。エンジン回転数がガバニング開始回転数未満のとき高回転タイマは0である。ここでは、高回転タイマが0であるとして流れを説明するので、判定はYESとなる。この場合、今回のステージが変速前データ蓄積のステージであって、かつエンジン回転数がガバニング開始回転数未満ということであるから、ステップS204に進む。
ステップS204にて、変速前データ蓄積部5は、変速前カウンタCbをインクリメント(1増やすこと)する。変速前カウンタCbは、変速前のデータ蓄積を何回行ったかを示すカウンタである。1回前のステージが測定終了のステージであれば、変速前カウンタCbは0であるから、1増えて1となる。1回前のステージが変速前データ蓄積のステージであって、変速前のデータ蓄積が実際に行われていれば、変速前カウンタCbは、すでに行われた変速前のデータ蓄積の回数を示しており、今回分が1増えることになる。
ステップS205にて、駆動力計算部3が計算した現在のエンジン2の駆動力を今回の駆動力Tnowとする。
ステップS206にて、今回の駆動力Tnowを1回前のステージまでの駆動力総和Tballに足し込む。1回前のステージが測定終了のステージであれば、駆動力総和Tballは0にクリアされており、その後の変速前データ蓄積のステージでは、ステップS206の実行のたびに駆動力総和Tballに次々と駆動力Tnowが足し込まれていく。
ステップS207にて、加速度計算部4が計算した現在の車両の加速度を今回の変速前加速度Sbとする。
ステップS208にて、今回の変速前加速度Sbを1回前のステージまでの変速前加速度総和Sballに足し込む。1回前のステージが測定終了のステージであれば、変速前加速度総和Sballは0にクリアされており、その後の変速前データ蓄積のステージでは、ステップS208の実行のたびに変速前加速度総和Sballに次々と変速前加速度Sbが足し込まれていく。
ステップS209にて、ステージ分類を1に設定する。これは、今回のステージが変速前データ蓄積のステージであったことを示す。
ステップS210にて、終了フラグEndを0に設定する。終了フラグEndは、0のとき自重測定が続行されることを表し、1のとき自重測定が終了することを表す。
このようにして、変速前には、変速前のデータ蓄積の回数と駆動力の総和と変速前の加速度の総和がデータとして蓄積されていく。
次に、変速が開始されたとする。車両自重測定装置1は、ステップS201にて、車両が変速中かどうかを判定する。車両が変速中となったので、判定はYESとなる。この場合、ステップS211にて、ステージ分類が1または2かどうか判定する。ステージ分類が1であれば、1回前のステージが変速前データ蓄積のステージであって、現在、車両が変速中であるから、今回のステージから変速中データ蓄積のステージとなることを意味する。ステージ分類が2であれば、1回前のステージが変速中データ蓄積のステージであって、今回のステージも変速中データ蓄積のステージであることを意味する。よって、ステップS211の判定がYESであれば、ステップS212以降の流れにより、変速中のデータ蓄積を実行することになる。
ステップS212にて、変速中データ蓄積部6は、変速中カウンタChを1増やす。変速中カウンタChは、変速中のデータ蓄積を何回行ったかを示すカウンタである。1回前のステージが変速前データ蓄積のステージであれば、変速中カウンタChは0であるから、1増えて1となる。1回前のステージが変速中データ蓄積のステージであれば、変速中カウンタChは、すでに行われた変速中のデータ蓄積の回数を示しており、今回分が1増えることになる。
ステップS213にて、加速度計算部4が計算した現在の車両の加速度を今回の変速中加速度Shとする。
ステップS214にて、今回の変速中加速度Shを1回前のステージまでの変速中加速度総和Shallに足し込む。1回前のステージが変速前データ蓄積のステージであれば、変速中加速度総和Shallは0にクリアされており、その後の変速中データ蓄積のステージでは、ステップS214の実行のたびに変速中加速度総和Shallに次々と変速中加速度Shが足し込まれていく。
ステップS215にて、ステージ分類を2に設定する。これは、今回が変速中データ蓄積のステージであったことを示す。
ステップS216にて、終了フラグEndを0に設定する。
このようにして、変速中には、変速中のデータ蓄積の回数と変速中の加速度の総和がデータとして蓄積されていく。
次に、変速が終了したとする。車両自重測定装置1は、ステップS201にて、車両が変速中かどうかを判定する。車両が変速中でなくなったので、判定はNOとなる。この場合、最初に説明したのと同様にステップS202に進むが、ここでは変速中データ蓄積のステージを経ているため、ステージ分類が2となっており、ステップS202の判定がYESとなる。このように、車両が変速中でなく、かつ1回前のステージ分類が2ということは、変速前と変速中のデータが蓄積されていることを意味する。よって、ステップS217以降の流れ(自重計算部7に相当)により、蓄積されたデータを用いての自重計算を実行することになる。
ステップS217にて、駆動力総和Tballを変速前カウンタCbで割って平均駆動力Taveを計算する。
ステップS218にて、変速前加速度総和Sballを変速前カウンタCbで割って変速前平均加速度Sbaveを計算する。
ステップS219にて、変速中加速度総和Shallを変速中カウンタChで割って変速中平均加速度Shaveを計算する。
ステップS220にて、エンジン2の平均駆動力Taveを基に、変速前のギア比を考慮し、車両が受けた駆動力Fを計算する。
ステップS221にて、車両が受けた駆動力Fを変速前平均加速度Sbaveと変速中平均加速度Shaveの差で割って自重Wを計算する。
ステップS222にて、自重測定が終了したので、終了フラグEndを1に設定する。
ここまでの流れにより、エンジン回転数がガバニング開始回転数以上にならない場合について、自重Wを計算できることが分かった。
次に、エンジン回転数がガバニング開始回転数以上になった場合を説明する。エンジン回転数がガバニング開始回転数以上になると、高回転タイマに0でない値が入っており、ステップS203における高回転タイマが0かどうかの判定はNOとなる。ステップS203の判定がNOの場合、ステップS223以降において、高回転時データ蓄積停止部8によるデータ蓄積の一時停止、あるいは高回転継続時測定中止部9による自重測定の中止が実行される。
ステップS223にて、高回転タイマが所定値Tlim、例えば5秒に相当する値以上かどうか判定する。YESの場合、変速前のエンジン回転数が所定時間以上続けてガバニング開始回転数以上になったことを意味するので、自重測定を中止するものとし、ステップS224にて、終了フラグEndを1に設定する。
ステップS223の判定がNOの場合、変速前のエンジン回転数がガバニング開始回転数以上になったものの、所定時間以上続けてガバニング開始回転数以上になった訳ではないので、自重測定を継続するものとし、ステップS225にて、終了フラグEndを0に設定する。このように、変速前のエンジン回転数がガバニング開始回転数以上のときは、ステップS204以降のようなデータ蓄積、つまり、駆動力や変速前加速度を総和に足し込むこと、及びデータ蓄積回数のカウントがなされずに、自重測定は次回へ継続される。
その後、変速前のエンジン回転数がガバニング開始回転数未満に戻ると、高回転タイマが0になるため、ステップS203の判定がYESとなり、再びステップS204以降のデータ蓄積が行われる。
なお、ステップS211の判定がNOであるときは、制御に何らかの不具合が生じていると考えられるので、ステップS226に進み、ステップS226にて、終了フラグEndを1に設定する。
ここで、エンジン高回転時間測定について説明すると、図3に示されるように、ステップS31にて、エンジン回転数がカバニング回転数以上かどうか判定する。YESの場合、ステップS32にて、高回転タイマを1つインクリメントする。NOの場合、ステップS33にて、高回転タイマをクリアする。これにより、エンジン回転数がカバニング回転数以上を続けていると、高回転タイマが増え続け、エンジン回転数がカバニング回転数未満に戻ると、高回転タイマが0となる。
次に、図2の手順に引き続いて実行される終了処理について説明すると、図4に示されるように、ステップS41にて、終了フラグEndが1かどうか判定する。NOの場合、終了フラグEndは0であって、自重測定は継続されるので、何もしない。YESの場合、自重測定は終了であるので、ステップS42にて、ステージ分類を0に設定すると共に、諸データをクリアする。
以上説明したように、本発明の車両自重測定装置1によれば、エンジン回転数がカバニング回転数以上のときは駆動力や加速度のデータの蓄積が一時停止となるため、駆動力の計算誤差が大きいときのデータは除外されて自重測定に使用されなくなる。
また、本発明の車両自重測定装置1によれば、エンジン回転数が所定時間以上続けてガバニング開始回転数以上になると、自重測定は中止となるが、エンジン回転数が所定時間より短時間でカバニング回転数未満に戻ると、データの蓄積が再開され自重測定が継続される。
この結果、変速前にエンジン2がガバニング開始回転数付近の高回転領域で運転されるために、エンジン回転数が頻繁にガバニング開始回転数以上になる場合でも、エンジン回転数がカバニング回転数以上のときのデータが除外されて自重測定が行われるので、正確に自重が測定できると共に、エンジン回転数がガバニング開始回転数以上になると直ちに自重測定を中止するわけではないので、自重測定が達成される機会を増やすことできる。本発明は、特に、マニュアル変速において変速直前までエンジン2を高回転まで引っ張ってからシフトアップするような運転が頻繁に行われる場合に有効である。
1 車両自重測定装置
2 エンジン
3 駆動力計算部
4 加速度計算部
5 変速前データ蓄積部
6 変速中データ蓄積部
7 自重計算部
8 高回転時データ蓄積停止部
9 高回転継続時測定中止部

Claims (2)

  1. エンジンの駆動力を燃料噴射量とエンジン回転数とから計算する駆動力計算部と、
    車両の加速度を車速から計算する加速度計算部と、
    変速前に、変速前の駆動力のデータと加速度のデータを繰り返し蓄積する変速前データ蓄積部と、
    変速中に、変速中の加速度のデータを繰り返し蓄積する変速中データ蓄積部と、
    前記変速前データ蓄積部と前記変速中データ蓄積部が蓄積したデータを用い、変速前の平均駆動力及び変速前の平均加速度と変速中の平均加速度の差に基づいて自重を計算する自重計算部とを備えた車両自重測定装置において、
    変速前のエンジン回転数がガバニング開始回転数以上になると、前記変速前データ蓄積部におけるデータの蓄積を一時停止する高回転時データ蓄積停止部を備えたことを特徴とする車両自重測定装置。
  2. 変速前のエンジン回転数が所定時間以上続けてガバニング開始回転数以上になると、自重測定を中止する高回転継続時測定中止部を備えたことを特徴とする請求項1記載の車両自重測定装置。
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