JP5552662B2 - 紡機の糸検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、紡機の糸検出装置に係り、詳しくはリング精紡機、リング撚糸機等のリングを有する紡機において糸の状態(糸切れや甘撚り等)を検出する紡機の糸検出装置に関する。
一般に、この種の糸切れ検出装置は、紡機の各錘に対応して検知部が設けられている。リング精紡機は、1台で数百錘以上を備えており、機台に設けられた主制御装置ですべての検知部の検知信号を処理して糸切れ検出を行う構成では、配線の本数が多くなる。そこで、各リングプレート(リングレール)に検知部の検知信号の処理を行うCPU及び信号線を備えた制御基板を設け、CPUで処理された信号を制御基板及び配線基板を介して主制御装置に送る構成の糸切れ検出装置が提案されている(特許文献1参照)。リングプレートは、組み付け性の観点から24錘単位で分割されており、糸切れ検出装置を構成する制御基板がリングプレート毎に設けられている。リングプレートは精紡機の保全時や紡出条件変更時に取り外す場合があるため、各制御基板間はコネクタを備えた電線で接続されている。
また、少なくとも一つのセンサと、少なくとも一つのアクチュエータを備える紡績機で、前記センサは紡績機の動作状態を感知し、該動作状態を特徴づける信号を送出し、該信号は前記アクチュエータに供給され、該アクチュエータは前記信号に応じて措置を開始する紡績機において、センサとアクチュエータとを無線で接続したものが提案されている(特許文献2参照)。
特開2010−111982号公報 特表2009−531553号公報
特許文献1に記載の糸切れ検出装置は、保全時等にリングプレートを機台から取り外す場合、各制御基板間を接続している電線を取り外す作業が必要になる。接続箇所が多いため作業工数が多く、また繰り返し着脱することで接続部が損傷したり、耐久性が低下したりする可能性もある。
特許文献2の紡績機では、センサからの信号伝送を無線で行うことは開示されているが、制御部への給電については考慮されていない。
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、機台にリングプレートが複数設けられた紡機において、リングプレートの取り外し時に、糸検出ユニット間の信号配線及び電力伝送用の電線の取り外しや、コネクタの接続解除が不要な紡機の糸検出装置を提供することにある。
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、機台にリングプレートが複数設けられた紡機の糸検出装置であって、前記各リングプレートに、錘毎に設けられた検知部を有する糸センサと、前記糸センサの検出信号に基づいて各錘の糸の状態を判断する判断部とを備えた糸検出ユニットが設けられ、前記判断部と、主制御装置との間での信号の授受は無線で行われる。前記各リングプレートには、隣り合うリングプレート間で電力伝送を非接触で行う非接触電力伝送装置が設けられ、前記非接触電力伝送装置を介して前記各糸検出ユニットに電力供給が行われる。ここで、「糸の状態」とは、糸切れの有無や、甘撚りか否か等を意味する。また、主制御装置とは、紡機の全体の駆動制御を行う制御装置を意味する。
この発明では、機台に設けられた各リングプレートに、糸検出ユニットが設けられており、各リングプレートと対応する錘の糸の状態は、錘毎に設けられた糸センサの検知部の検出信号に基づいて判断部で判断される。そして、判断部から各錘の糸の状態に関する情報が信号として主制御装置に送信される。判断部と、主制御装置との間での信号の授受は無線で行われるため、判断部と主制御装置との間を接続する電線が不要になる。また、糸検出ユニットで使用される電力は、各リングプレートに設けられた非接触電力伝送装置により供給されるため、電力伝送用の電線をリングプレート間に設ける必要がない。したがって、リングプレートの取り外し時に、糸検出ユニット間の信号配線及び電力伝送用の電線の取り外しや、コネクタの接続解除が不要になる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記非接触電力伝送装置は、送電側に設けられた送電コイルと受電側に設けられた受電コイルとの間の電磁誘導により電力伝送を行う。電磁誘導による非接触電力伝送は、光や静電誘導による非接触電力伝送に比べて、風綿の影響を受け難く、紡機で使用するのに適している。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記送電コイルはスイッチング回路を介して電流が供給され、前記スイッチング回路を制御するコントロールICは、前記送電コイルに流れる電流の電流量の変動に対応して前記スイッチング回路のデューティ比を変更制御する。
電磁誘導で電力伝送を行う場合、受電側の消費電力に見合った量の電力を送電し、定電圧制御するのが好ましいが、その場合、一般に、受電側の電圧の変動に応じて送電側のデューティ比を変更するPWM方式がとられる。しかし、この方式は受電側からの帰還回路が必要になり、これらは非接触で構成する場合は特に回路の複雑化、実装面積の増大を招く。リングプレートは運転時に昇降動作するため、形状、大きさに制限があり、糸検出装置の構成をできるだけ小さくする必要がある。
この発明では、送電コイルはスイッチング回路を介して電流が供給され、スイッチング回路のデューティ比を、送電コイルに流れる電流の電流量の変動に対応してコントロールICが変更制御する。そのため、送電側の電流量と、受電側の消費電力との関係を事前に明らかにしておき、送電側の電流量の変動に応じてデューティ比を変更して受電側の電圧を一定に制御することにより、受電側からの帰還回路を省略でき、回路の複雑化、実装面積の増大を回避することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発明において、前記糸センサは、給電を必要とせずに検出信号を出力可能な構成である。ここで、「給電を必要とせずに検出信号を出力可能な構成」とは、例えば、磁性材料製のリング上を磁性材料製のトラベラが周回する際に、トラベラが磁気回路を横切ることによる電磁誘導作用によりトラベラ13の走行を検知してパルス信号を出力する構成を意味する。
糸センサが糸検出に電力を使用する構成、例えば、光センサや静電誘導を利用したセンサの場合、1錘毎の消費電力は僅かでも、紡機1台当たりの錘数が多いため、非接触電力伝送で伝送する電力量が大きくなり、糸検出装置が大型化する。しかし、この発明では、糸センサは、給電を必要とせずに検出信号を出力可能な構成であるため、糸検出装置の大型化を回避することができる。
本発明によれば、機台にリングプレートが複数設けられた紡機において、リングプレートの取り外し時に、糸検出ユニット間の信号配線及び電力伝送用の電線の取り外しや、コネクタの接続解除が不要な紡機の糸検出装置を提供することができる。
(a)はリングプレートと糸切れ検出装置との関係を示す模式平面図、(b)はリングプレートに設けられた糸切れ検出ユニット間の電力伝送構成を示す回路図。 リングとセンサとの位置関係を示す模式断面図。 支持部材の取り付け状態を示す模式断面図。 電源から電力が供給されるリングプレートの部分模式平面図。 別の実施形態の電力供給構成を示すリングプレートの部分模式平面図。 別の実施形態の電源コイルと受電コイルの配置を示す模式平面図。
以下、本発明を紡機としてのリング精紡機の糸切れ検出装置に具体化した一実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。
リング精紡機は、機台の左右両側にリングプレートが隣接して複数、一列に設けられている。リングプレートは、組み付け性の観点から24錘単位で分割されており、例えば、480錘の機台であれば片側にそれぞれ10個のリングプレートが設けられており、960錘の機台であれば片側にそれぞれ20個のリングプレートが設けられている。
図1(a)に示すように、リングプレート11にはリング12が一定間隔で固定されている。図2に示すように、各リング12のリングフランジ12a上にはトラベラ13が摺動可能に取り付けられている。
各リングプレート11には、錘毎に設けられた糸センサ14と、糸センサ14の検出信号に基づいて各錘の糸の状態を判断する判断部としてのCPU15(図3に図示)とを備えた糸検出ユニット16がそれぞれ設けられている。即ち、糸検出ユニット16は、24個の糸センサ14の検知部14aの検出信号をCPU15で処理して各錘の糸の状態(この実施形態では糸切れの有無)を判断する。CPU15は、リングプレート11の前側に設けられた制御基板17上に設けられている。なお、リングプレート11の前側は図1(a)における下側で、後側は図1(a)における上側である。また、この実施形態では、制御基板17はリングプレート11に直接取り付けられずに、リングプレート11の前壁11aに固定されるとともにリングプレート11に沿って延びる収容部18a(図3に図示)を備えた支持部材18に支持されている。
糸センサ14は、給電を必要とせずに検出信号を出力可能な構成である。詳述すると、図2に示すように、糸センサ14は、トラベラ13を検知する検知部14aと、検知部14aを収容するケース19とを備えている。ケース19は、検知部14aが固定された状態でリングプレート11に固定される取り付け部19aと、検知部14aや取り付け具20を覆うように取り付け部19aに固定されるカバー19bとを備えている。カバー19bは非磁性材料、例えば、ステンレスや樹脂で形成されている。糸センサ14は、特許文献1に記載されたものと同様の構成である。取り付け部19aは、リングプレート11に形成された取り付け孔11b及び取り付け部19aに形成された孔19cを貫通する取り付け具20を介してリングプレート11に取り付けられている。取り付け具20は、中心に孔が形成されたボルトで構成され、ナットと協働してケース19をリングプレート11に固定する。
検知部14aは、磁性材料製の磁気ヨークと、円板状の永久磁石と、磁気ヨークに巻回されたピックアップコイル(いずれも図示せず)とが樹脂にてモールドされた状態に構成され、ピックアップコイルに電気的に接続されたフレキシブル配線21が延出されている。図3に示すように、フレキシブル配線21の端部にはコネクタ21aが設けられている。検知部14aの永久磁石のN極からS極に向かう磁束により、リングプレート11、リング12、磁気ヨークを通る磁気回路が形成されており、ピックアップコイルは、磁性材料製のリング12上を走行する磁性材料製のトラベラ13が磁気回路を横切ることによる電磁誘導作用によりトラベラ13の走行を検知する。
制御基板17には各糸センサ14の検知部14aからの信号をCPU15に導くプリント配線回路(図示せず)が設けられ、そのプリント配線回路は、図3に示すように、コネクタ21aと接合可能なコネクタ22aを備えたフレキシブル配線22に接続されている。そして、各糸センサ14の検知信号がCPU15に入力可能になっている。
各糸検出ユニット16のCPU15は、各糸センサ14の検知信号の処理結果を主制御装置23(図1(a)に図示)に送るようになっている。CPU15と、主制御装置23との間での信号の授受は無線で行われる。主制御装置23は、精紡機の全体の駆動制御を行う制御装置であり、予め入力された紡出条件に基づいて精紡機の各駆動部に制御信号を出力し、各錘の紡出糸の状態を各糸検出ユニット16のCPU15から入手して、精紡機が所定の紡出状態となるように各駆動部を制御する。無線での信号の授受は、公知の構成、例えば、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標) )や、ZigBeeあるいはワイヤレスLAN(WLAN)で行われる。
図1(b)に示すように、各リングプレート11には、隣り合うリングプレート11間で電力伝送を非接触で行う非接触電力伝送装置30がそれぞれ設けられ、非接触電力伝送装置30を介して各糸検出ユニット16に電力供給が行われる。詳述すると、各リングプレート11には、受電コイル31と、受電コイル31に接続された整流平滑回路32と、整流平滑回路32の出力側に接続されたスイッチング回路33と、スイッチング回路33の出力側に接続された送電コイル34と、送電コイル34に流れる電流量を検出する電流検出回路35とが設けられている。
送電コイル34にはスイッチング回路33を介して電流が供給され、スイッチング回路33はコントロールIC36により制御される。この実施形態では、スイッチング回路33として単相DC/ACコンバータが使用されている。整流平滑回路32とスイッチング回路33との間には整流平滑回路32の出力電圧をコントロールIC36で使用される電圧に変換してコントロールIC36へ供給するDC/DCコンバータ37が設けられている。例えば、整流平滑回路32の出力電圧は40V程度で、DC/DCコンバータ37はその電圧を4V程度に降圧する。
コントロールIC36は、送電コイル34に流れる電流の電流量の変動に対応してスイッチング回路33のデューティ比を変更制御する。詳述すると、コントロールIC36には、送電側の電流量、即ち送電コイル34に流れる電流の電流量と、受電側の消費電力の関係を示すマップ又は関係式がメモリに記憶(格納)されている。そして、コントロールIC36には電流検出回路35の検出信号が入力され、コントロールIC36はその検出信号から受電側の消費電力に対応した電流量の電流が送電コイル34に流れるように、スイッチング回路33のデューティ比を制御する。なお、この実施形態では、コントロールIC36はCPU15を兼ねている。
受電コイル31は、リングプレート11の一端で、かつ図示しない電源コイルに近い側に設けられ、送電コイル34は、リングプレート11の他端で、かつ図示しない電源コイルに遠い側に設けられている。この実施形態では、電源コイルが図1(b)において、リングプレート11の左端に配置されているため、受電コイル31は各リングプレート11の左端に配置され、送電コイル34はリングプレート11の右端に配置されている。
機台の一端側に配置されるリングプレート11に設けられた非接触電力伝送装置30への電力供給は、図4に示すように、受電コイル31及び整流平滑回路32を設けずに、図示しない電源からフレキシブル配線40を介して所定の直流電力が供給されるようになっている。フレキシブル配線40は、無理な力が加わらない状態で、リングプレート11と一体に昇降可能になっている。なお、フレキシブル配線40にはコネクタ41が設けられており、切り離し可能になっている。
次に、前記のように構成された糸切れ検出装置の作用を説明する。
検知部14aに内蔵された永久磁石の磁化作用により、リングプレート11、リング12及び磁気ヨークに、永久磁石のN極からS極に向かう磁束により構成される磁気回路が形成される。紡出運転時にスピンドル(図示せず)の回転に伴って管糸(図示せず)が回転すると、糸切れ状態でなければトラベラ13が管糸の回転速度に対応した速度でリングフランジ12a上を走行する。そして、トラベラ13がリングフランジ12a上を1回転するたびに1回の割合で磁気回路を横切り、検知部14aに内蔵されたピックアップコイルの両端にはトラベラ13の回転に同期したパルス電圧が現れる。また、糸切れ状態ではピックアップコイルからトラベラ13の回転に同期したパルス電圧は出力されない。
CPU15(コントロールIC36)は、24個の検知部14aからの出力信号を順次入力して、パルス電圧が出力されていれば正常紡出状態と判断し、パルス電圧が出力されなければ糸切れと判断する。各制御基板17に設けられたCPU15は、主制御装置23からの指令信号に基づいて糸切れ錘の有無及び糸切れ錘の位置(錘番号)を主制御装置23に出力する。主制御装置23はCPU15の糸切れ検出信号に基づいて各錘の紡出状態を判断する。
電源からは、全ての糸検出ユニット16で使用される電力の合計量の電力が、直流電力で受電コイル31や整流平滑回路32を経ずにスイッチング回路33へ供給される。コントロールIC36は、メモリに記憶されたマップ又は関係式に基づき、受電側の消費電力に対応した電流量の電流が送電コイル34に流れるように、スイッチング回路33のデューティ比を制御する。コントロールIC36は、電流検出回路35の検出信号から送電コイル34に流れる電流の電流量を確認し、電流量が変動すると、受電側の消費電力に対応した電流量の電流が送電コイル34に流れるように、スイッチング回路33のデューティ比を変更制御する。
フレキシブル配線40を介して直流電力が供給されるリングプレート11以外のリングプレート11に設けられた受電コイル31は、電源に近い側の隣接するリングプレート11に設けられた送電コイル34から電磁誘導で電力を受電し、受電された電力が整流平滑回路32で平滑化されてスイッチング回路33に供給される。そして、スイッチング回路33がコントロールIC36により、受電側の消費電力に対応した電流量の電流が送電コイル34に流れるように所定のデューティ比でスイッチング制御されて、送電コイル34に受電側の消費電力に対応した電流量の電流が流れる。
リングプレート11は、精紡機の保全時や紡出条件の変更時に取り外す場合がある。その際、電源にフレキシブル配線40を介して接続されたリングプレート11は、フレキシブル配線40をコネクタ41の部分で切り離した後、機台から取り外す。その他のリングプレート11は、そのまま機台から取り外す。隣り合うリングプレート11間には、従来と異なり、信号配線や電力送電用の電線が存在しないため、隣り合うリングプレート11間の信号配線や電力送電用の電線の取り外しや、コネクタの接続解除の作業を行わずに、リングプレート11を機台から取り外すことができる。
この実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)糸検出装置は、各リングプレート11に、錘毎に設けられた糸センサ14と、糸センサ14の検知部14aの検出信号に基づいて各錘の糸の状態を判断する判断部(CPU15)とを備えた糸検出ユニット16がそれぞれ設けられている。CPU15と、主制御装置23との間での信号の授受は無線で行われ、各リングプレート11には、隣り合うリングプレート11間で電力伝送を非接触で行う非接触電力伝送装置30がそれぞれ設けられ、非接触電力伝送装置30を介して各糸検出ユニット16に電力供給が行われる。そのため、従来、リングプレート11間に設けられていた給電用の電線や信号用の電線が不要になる。したがって、リングプレート11の取り外し時に、糸検出ユニット16間の信号配線及び電力伝送用の電線の取り外しや、コネクタの接続解除が不要になる。
(2)非接触電力伝送装置30は、送電側に設けられた送電コイル34と受電側に設けられた受電コイル31との間の電磁誘導により電力伝送を行う。電磁誘導による非接触電力伝送は、光や静電誘導による非接触電力伝送に比べて、風綿の影響を受け難く、紡機で使用するのに適している。
(3)送電コイル34はスイッチング回路33を介して電流が供給され、スイッチング回路33を制御するコントロールIC36は、送電コイル34に流れる電流の電流量の変動に対応してスイッチング回路33のデューティ比を変更する。そのため、送電側の電流量と受電側の消費電力の関係を事前に明らかにしておき、送電側の電流量変動に応じてデューティ比を変更して受電側の電圧を一定に制御することにより、受電側からの帰還回路を省略でき、回路の複雑化、実装面積の増大を回避することができる。
(4)糸センサ14は、給電を必要とせずに検出信号を出力可能な構成である。糸センサ14が糸検出に電力を使用する構成、例えば、光センサや静電誘導を利用したセンサの場合、1錘毎の消費電力は僅かでも、紡機1台当たりの錘数が多いため、非接触電力伝送で伝送する電力量が大きくなり、糸検出装置が大型化する。しかし、糸センサ14は、給電を必要とせずに検出信号を出力可能な構成であるため、糸検出装置の大型化を回避することができる。
(5)機台の一端側に配置されるリングプレート11には、受電コイル31及び整流平滑回路32を設けずに、電源から所定の直流電力がフレキシブル配線40を介して供給され、フレキシブル配線40は無理な力が加わらない状態で、リングプレート11と一体に昇降可能になっている。したがって、他のリングプレート11のように受電コイル31及び整流平滑回路32を設け、電源から交流電力が供給される電源用コイルをリングプレート11上に設けて電力を供給する構成に比べて、構成が簡単になる。
(6)スイッチング回路33として単相DC/ACコンバータが使用されている。スイッチング回路33として3相DC/ACコンバータを使用してもよいが、単相DC/ACコンバータの方が小型化に有利である。
(7)非接触電力伝送装置30を構成するコントロールIC36が、糸検出ユニット16の判断部であるCPU15を兼ねている。したがって、それぞれを別々に設ける構成に比べて構成が簡単になる。
(8)受電コイル31で受電されて整流平滑回路32から出力される電圧が、コントロールIC36の使用電圧より高圧となるように構成されている。したがって、DC/DCコンバータ37を使用してコントロールIC36に電圧を降圧する必要は有るが、隣接するリングプレート11に設けられた非接触電力伝送装置30の受電コイル31に所定の電力を供給することが容易になる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 機台の一端側に配置されるリングプレート11に設けられた非接触電力伝送装置30への電力供給は、直流電力を供給する構成に代えて、交流電力を供給する構成にしてもよい。例えば、機台の一端側に配置されるリングプレート11には、図5に示すように、電源用コイル38が、支持部材39を介して取り外し可能に固定されている。支持部材39は図示しない締結手段によりリングプレート11に固定されている。電源用コイル38は、フレキシブル配線40を介して図示しない電源から所定の交流電力が供給され、フレキシブル配線40に無理な力が加わらない状態で、リングプレート11と一体に昇降可能になっている。
○ 電源用コイル38をリングプレート11に支持部材39を介して固定する構成に代えて、電源用コイル38をリングプレート11に固定せずに、電源用コイル38をリングプレート11と同期して昇降させる昇降装置を設け、電源用コイル38を専用の昇降装置で昇降させてもよい。また、電源用コイル38をリングプレート11と同期して昇降させずに、電源用コイル38をリングレールの昇降範囲の中央に対応する所定位置に固定する構成としてもよい。
○ 機台の片側に一列に設けられた複数のリングプレート11の各糸検出ユニット16への給電(電力伝送)は、機台の一端側に設けられた1つの電源用コイル38から行われる構成に限らない。例えば、一列に設けられたリングプレート11を複数のブロックに分け、ブロック毎に電源用コイル38から電力を供給するようにしてもよい。例えば、リングプレート11を二つのブロックに分け、機台の両端側に電源用コイル38をそれぞれ設ける。電源用コイル38は、リングプレート11上に固定されても、専用の昇降装置で昇降される構成のいずれであってもよい。そして、一方のブロックのリングプレート11に設けられた糸検出ユニット16に対しては機台の一端側に設けられた電源用コイル38から給電を行い、他方のブロックのリングプレート11に設けられた糸検出ユニット16に対しては機台の他端側に設けられた電源用コイル38から給電を行う構成としてもよい。一列に設けられたリングプレート11の数が偶数の場合は、両ブロックが同数のリングプレート11を含むように、ブロックが構成され、一列に設けられたリングプレート11の数が奇数の場合は、一方のブロックに属するリングプレート11の数と、他方のブロックに属するリングプレート11の数とが1違うようにブロックが構成される。
○ 一列に設けられた複数のリングプレート11を三つ以上のブロックに分ける場合は、中間のブロックに含まれるリングプレート11のうち電源用コイル38から電力供給を受ける非接触電力伝送装置30を構成する受電コイル31及び電源用コイル38の配置は、他の非接触電力伝送装置30の受電コイル31及び送電コイル34と異なる。例えば、図6に示すように、電源用コイル38及び受電コイル31は、それぞれその巻回軸がリングプレート11の長手方向に沿って延びる状態に配置される。電源用コイル38及び受電コイル31を、それぞれその巻回軸がリングプレート11の長手方向と直交する方向に延びる状態に配置することも可能であるが、リングプレート11の長手方向に沿って延びるように配置する方が、電源用コイル38の昇降に伴って電源用コイル38に接続されたフレキシブル配線40が移動する際のスペースを確保し易い。なお、送電コイル34はリングプレート11の端部に配置する必要があるが、受電コイル31は必ずしもリングプレート11の端部に配置する必要はなく、整流平滑回路32及びスイッチング回路33の配置間隔を狭めて、送電コイル34及び電源用コイル38の配置位置をリングプレート11の長手方向の中央部や中央寄りの位置に配置してもよい。その場合、受電コイル31と整流平滑回路32及び整流平滑回路32とスイッチング回路33を接続するプリント配線の長さを短くできる。
○ 電源用コイル38をリングプレート11に設ける場合、電源用コイル38を支持部材39を介して取り外し可能に固定せずに、電源用コイル38をリングプレート11に取り外し不能に固定し、電源用コイル38をコネクタを有するフレキシブル配線を用いて電源と接続してもよい。この場合、リングプレート11を機台から取り外す場合、フレキシブル配線のコネクタによる接続を解除した状態で、リングプレート11を機台から取り外す。
○ リング精紡機として錘数が1000錘近い長大機台の場合、機台の長手方向の中央に駆動部を設け、紡出部が両側に設けられた構成を採用してもよい。この場合、リングプレート11は機台の全長に亘って所定間隔で一列に設けられるのではないが、機台の長手方向の中央を挟んで両側にそれぞれ配置されるリングプレート11は所定間隔で一列に配置される。それらのリングプレート11に設けられた糸検出ユニット16に対する電力の非接触給電は、前述の非接触電力伝送装置30を用いて行われる。
○ 糸検出装置は糸センサ14の検出信号に基づいて糸切れの有無のみを判断するものに限らず、糸切れの有無の他に甘撚りか否かをも判断可能なものであってもよい。甘撚りか否かの判断を行う場合は、糸センサ14からトラベラ13の回転数に対応して出力されるパルス信号の単位時間当たりのパルス数をカウントして、トラベラ13の単位時間当たりの回転数を算出する。そして、その回転数と紡出速度とから当該錘の紡出糸の撚数を演算し、設定された撚数と比較することにより甘撚りか否かの判断を行う。
○ 給電を必要とせずに検出信号を出力可能な糸センサ14の構成は、検知部14aとして、磁性材料製の磁気ヨークと、円板状の永久磁石と、磁気ヨークに巻回されたピックアップコイルとが樹脂にてモールドされた状態に構成され、ピックアップコイルに電気的に接続されたフレキシブル配線21が延出された構成に限らない。例えば、検知部14aを、磁性材料製の磁気ヨークと、磁気ヨークに巻回されたピックアップコイルとが樹脂にてモールドされた構成とし、トラベラ13を永久磁石製としてもよい。この場合、トラベラ13がリングフランジ12a上を走行するのに伴うピックアップコイルとの距離の変化による電磁誘導作用による検出信号の変化から、CPU15は糸切れの有無や甘撚りか否かの判断を行う。
○ 非接触電力伝送装置は、送電側に設けられた送電コイル34と受電側に設けられた受電コイル31との間の電磁誘導により電力伝送を行う構成に限らない。例えば、光や静電誘導で電力伝送を行う構成や磁場共鳴で電力伝送を行う構成としてもよい。
○ 糸センサ14は、給電を必要とせずに検出信号を出力可能な構成に限らず、給電を必要とするものであってもよい。例えば、投受光型の光センサを用いた構成や、静電誘導型のセンサであってもよい。
○ 判断部としてのCPU15と、コントロールIC36とをそれぞれ別に設けてもよい。
○ コントロールIC36に電力を供給するDC/DCコンバータ37を設けずに、整流平滑回路32とスイッチング回路33との間にコントロールIC36を直接接続してもよい。この場合、受電コイル31で受電され、整流平滑回路32で平滑された出力電圧がコントロールIC36の電源電圧に適した電圧となるように、受電コイル31を構成する。
○ スイッチング回路33は単相DC/ACコンバータに限らず、3相DC/ACコンバータを使用してもよい。
○ 送電コイル34に流れる電流の量を電流検出回路35で検出し、検出された電流量に基づいてスイッチング回路33のデューティ比を変更する構成に代えて、予め設定されたデューティ比でスイッチング回路33を駆動制御してもよい。
○ DC/DCコンバータ37に代えてレギュレータ、例えば、三端子レギュレータを使用してもよい。
○ 糸センサ14はリング12毎に設けられる構成に限らず、錘毎に設けられた検知部14aを有する構成であればよい。例えば、2個の検知部14aを備えた糸センサ14を2個のリング12に対して1個の割合で設けたり、糸センサ14として検知部14aを3個以上備えた構成を採用して、3個以上のリング12に対して1個の割合で設けたりしてもよい。
○ 支持部材18を設けずに、制御基板17をリングプレート11の前壁11aに形成したねじ孔に螺合するねじやボルトで直接取り付けたり、リングプレート11の前壁11aに形成した孔を貫通するねじやボルト及びナットで直接取り付けたりしてもよい。
○ 1個のリングプレート11に設けられるリング12の数は24個に限らず、24個より多くても少なくてもよい。
○ 1個のリングプレート11に設けられた糸センサ14の全ての検知部14aの検知信号を1個の制御基板17に設けられた1個のCPU15で処理する代わりに、複数の制御基板17に設けられた複数のCPU15で処理する構成にしてもよい。
○ 各糸センサ14に対応するCPU15では、糸の状態を判断せずに糸の状態を示す情報を取り込み送る機能にとどめ、別に設置した制御装置又は紡績機の制御機能に取り込んで糸切れなど糸の状態を判断しても良い。
○ 糸センサ14は取り付け部19aと、取り付け部19a及び検知部14aを覆うカバー19bとを備える構成に限らない。例えば、カバー19bを設けずに、検知部14aと取り付け部とが一体に形成された構成としてもよい。
○ リングプレート11は断面逆U字状に限らず、例えば、断面クランク形状として、糸センサ14をリングプレート11の後壁に取り付ける構成としてもよい。
○ 発明が適用される紡機はリング精紡機に限定されるものではなく、機台にリングプレート11が複数設けられた紡機であればよく、例えば、リング撚糸機に本発明を適用してもよい。
以下の技術的思想(発明)は前記実施形態から把握できる。
(1)請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記非接触電力伝送装置に電源の電力を供給する電源コイルは、前記リングプレートに対して一体に昇降可能に設けられている。
11…リングプレート、14…糸センサ、14a…検知部、15…判断部としてのCPU、16…糸検出ユニット、23…主制御装置、30…非接触電力伝送装置、31…受電コイル、33…スイッチング回路、34…送電コイル、36…コントロールIC。

Claims (4)

  1. 機台にリングプレートが複数設けられた紡機の糸検出装置であって、
    前記各リングプレートに、錘毎に設けられた検知部を有する糸センサと、前記糸センサの検出信号に基づいて各錘の糸の状態を判断する判断部とを備えた糸検出ユニットが設けられ、
    前記判断部と、主制御装置との間での信号の授受は無線で行われ、
    前記各リングプレートには、隣り合うリングプレート間で電力伝送を非接触で行う非接触電力伝送装置が設けられ、前記非接触電力伝送装置を介して前記各糸検出ユニットに電力供給が行われることを特徴とする紡機の糸検出装置。
  2. 前記非接触電力伝送装置は、送電側に設けられた送電コイルと受電側に設けられた受電コイルとの間の電磁誘導により電力伝送を行う請求項1に記載の紡機の糸検出装置。
  3. 前記送電コイルはスイッチング回路を介して電流が供給され、前記スイッチング回路を制御するコントロールICは、前記送電コイルに流れる電流の電流量の変動に対応して前記スイッチング回路のデューティ比を変更する請求項2に記載の紡機の糸検出装置。
  4. 前記糸センサは、給電を必要とせずに検出信号を出力可能な構成である請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の紡機の糸検出装置。
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