JP5552322B2 - 製氷機 - Google Patents

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Description

この発明は、製氷機に係り、特に製氷機に発生したエラー(異常)を検知する機能を有する製氷機に関する。
従来から、マイクロコンピュータ等の制御手段によって製氷機の各種動作を制御することが行われている(例えば、特許文献1を参照)。
この種の製氷機では、例えば製氷機内部のギヤドモータがロックする等のエラー(異常)が発生した場合に、これを検知してその情報をエラー履歴に記録する機能を有しているものもある。
特開2000−18781号公報
一般に、マイクロコンピュータ等の制御手段を備える製氷機は、製氷機に電力を供給するための供給電源(交流100Vの商用電源等)から出力される電圧からマイクロコンピュータの動作に必要な直流電圧(5V等)を生成するための電源回路を備えている。そのため、供給電源の停電或いは電圧低下が発生した場合には、例えば供給電源からの電力によって駆動されている製氷機内部のギヤドモータは直ぐに停止してしまうが、マイクロコンピュータは、電源回路内のコンデンサに電荷が蓄えられているために暫くの間動作し続ける。そのため、供給電源の停電或いは電圧低下が発生した場合に、マイクロコンピュータはギヤドモータがロックした等のエラーを誤検知し、その情報をエラー履歴に記録してしまうという問題があった。
この発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、供給電源の停電或いは電圧低下の発生によって誤検知したエラーの情報を、エラー履歴に記録することを回避することができる製氷機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明に係る製氷機は、製氷水を冷却して氷を生成する製氷機において、製氷機の動作を制御する制御手段と、製氷機に発生したエラーの情報の履歴を記録するエラー履歴記録手段と、供給電源の停電を検知する停電検知手段と、供給電源の電圧低下を検知する電圧低下検知手段とを備え、制御手段は、製氷機に発生したエラーを検知した場合に、そのエラーの情報を所定の遅延時間経過後にエラー履歴記録手段に記録すると共に、停電検知手段によって上記所定の遅延時間よりも短い第1の所定時間に渡って供給電源の停電を検知した場合及び電圧低下検知手段によって上記所定の遅延時間よりも短い第2の所定時間に渡って供給電源の電圧低下を検知した場合に、製氷機を再起動させ、また上記製氷機に発生したエラーを検知した際にそのエラーが製氷機の製氷動作を直ちに停止させるべきエラーである場合には、製氷動作を直ちに停止させる。
この発明に係る製氷機によれば、供給電源の停電或いは電圧低下の発生によって誤検知したエラーの情報を、エラー履歴に記録することを回避することができる。
この発明の実施の形態に係る製氷機の外観を示す図である。 この発明の実施の形態に係る製氷機のコントロールユニットの構成を示す図である。 この発明の実施の形態に係る製氷機の停電検知回路の動作を示すタイミングチャートである。 この発明の実施の形態に係る製氷機のエラー履歴記録領域の内容の一例を示す図である。 この発明の実施の形態に係る製氷機において、主制御ルーチンが行う処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態に係る製氷機において、割り込み処理ルーチンが行う処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態に係る製氷機において、エラー検知サブルーチンが行う処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態に係る製氷機において、停電検知サブルーチンが行う処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態に係る製氷機において、電圧低下検知サブルーチンが行う処理を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。
この発明の実施の形態に係る製氷機の外観を図1に示す。
製氷機1は、氷を作るための水である製氷水を冷却して氷片を生成するための製氷ユニット2と、生成された氷片を貯蔵するための貯氷庫3とから構成されている。この製氷機1は、いわゆるドラム式製氷機と呼ばれるものであり、製氷ユニット2の内部には図示しないギヤドモータによって回転駆動される図示しない円筒ドラムが備えられている。そして、製氷水と円筒ドラム内を流通する冷媒との間で熱交換を行わせることによって製氷水を円筒ドラムの表面に着氷させ、円筒ドラムの表面に成長した氷層を剥離させて氷片を生成する。また、製氷機1は、製氷機1に電力を供給するための供給電源5(この実施の形態では、交流100Vの商用電源)に電源ケーブル4を介して接続されており、供給電源5から供給される電力によって動作する。
製氷ユニット2の内部には、製氷機1の各種動作を制御するための制御手段を内部に含む図2に示されるコントロールユニット10が備えられている。
コントロールユニット10は、電源回路11と、停電検知回路12と、電圧低下検知回路13と、マイクロコンピュータ14とを有している。ここで、コントロールユニット10の電源コネクタ10aには、供給電源5から出力される100Vの交流電圧V1を、トランス6によって12Vの交流電圧に降圧したものが入力される。
以下、コントロールユニット10の構成要素の詳細について順に説明する。
電源回路11は、電源コネクタ10aから入力される12Vの交流電圧からマイクロコンピュータ14の動作に必要な5Vの直流電圧を生成するための回路であり、交流を直流に整流するための整流回路11aと、整流回路11aの出力を平滑化するための平滑コンデンサC1と、5Vの安定した直流電圧を生成するための安定化回路11bと、出力コンデンサC2とから構成されている。電源回路11の入力端子A−A’に12Vの交流電圧が入力されると、出力端子B−B’からは5Vの直流電圧が出力される。
停電検知回路12は、供給電源5の停電を検知するための停電検知手段であり、抵抗R1〜R3及びトランジスタTrから構成されている。トランジスタTrのベースは抵抗R1を介して電源回路11の入力端子Aに接続され、トランジスタTrのコレクタは抵抗R2を介して電源回路11の出力端子Bに接続されている。そして、抵抗R2とトランジスタTrのコレクタとの間の電圧Vaを、マイクロコンピュータ14に出力する。
供給電源5の出力電圧V1が正の値のときは、トランス6の2次側から出力されて電源回路11の入力端子A−A’に入力される電圧も正の値になる。そのため、トランジスタTrのベースに電流が流れ込み、トランジスタTrのエミッタ−コレクタ間が導通して抵抗R2で電圧降下が発生する。その結果、停電検知回路12の出力電圧Vaは0Vになる。一方、出力電圧V1が零又は負の値のときは、トランス6の2次側から出力される交流電圧も零又は負の値になる。そのため、トランジスタTrのベースに電流が流れ込まず、トランジスタTrのエミッタ−コレクタ間は導通しない。その結果、停電検知回路12の出力電圧Vaは5Vになる。つまり、図3に示されるように、供給電源5から交流電圧が出力されている場合には、停電検知回路12の出力電圧Vaは一定周期で5Vから0Vに切り替わり、交流電圧が出力されていない場合には、出力電圧Vaは5Vのままとなる。
電圧低下検知回路13は、供給電源5の電圧低下を検知するための電圧低下検知手段であり、分圧用の抵抗R4,R5及びバイパスコンデンサCbから構成されている。抵抗R4の一端が電源回路11の平滑コンデンサC1の一端に接続されており、平滑コンデンサC1にかかる電圧V2を抵抗R4とR5とで分圧した電圧Vbを、マイクロコンピュータ14に出力する。
供給電源5の出力電圧V1が低下すると、トランス6の2次側から出力されて電源回路11の入力端子A−A’に入力される交流電圧も低下する。そのため、電源回路11の整流回路11aから出力される直流電圧(平滑コンデンサC1にかかる電圧V2)も低下する。その結果、電圧V2を分圧した電圧Vbも低下する。すなわち、電圧低下検知回路14の出力電圧Vbの値を監視することによって供給電源5の電圧低下を検知することができる。
マイクロコンピュータ14は、製氷機1の各種動作を制御するための制御手段であり、電源回路11の出力端子B−B’から出力される5Vの直流電圧によって動作する。そして、製氷機1の製氷動作の開始/停止、供給電源5の停電の検知、供給電源5の電圧低下の検知、及び製氷機1の再起動を行う。また、製氷機1において、ギヤドモータのロック等のエラー(異常)が発生した場合にこれを検知して、エラーの情報(エラーを識別する番号、エラーの発生した時刻、エラーの内容、製氷動作を直ちに停止させる必要があるか否か等の情報)の履歴を記録する。
詳細には、マイクロコンピュータ14は、CPU14aと、メモリ14bと、エラー履歴記録遅延用タイマTM1と、停電検知用タイマTM2と、電圧低下検知用タイマTM3とを備えている。メモリ14bには、主制御ルーチン100、割り込み処理ルーチン110、エラー検知サブルーチン120、停電検知サブルーチン130、電圧低下検知サブルーチン140が記憶されている。また、エラーの情報を一時的に格納するためのFIFOバッファ150、及び図4に示されるようなエラーの情報の履歴を記録するためのエラー履歴記録手段であるエラー履歴記録領域160が確保されている。
以下、主制御ルーチン100、割り込み処理ルーチン110、及び3つのサブルーチン120〜140の概略について順に説明する。
主制御ルーチン100(図5)は、製氷機1の製氷動作の開始/停止を制御する。
割り込み処理ルーチン110(図6)は、製氷機1の起動中に周期的に発生するタイマ割り込み時に呼び出されるルーチンであり、エラー検知サブルーチン120、停電検知サブルーチン130、及び電圧低下検知サブルーチン140を呼び出す。
エラー検知サブルーチン120(図7)は、製氷機1に発生したエラーの情報を、エラーを検知してから所定の遅延時間ΔT(=2秒)経過後にエラー履歴記録領域160に記録する。
停電検知サブルーチン130(図8)は、供給電源5の停電が発生した場合に、製氷機1を再起動させる。詳細には、停電検知回路12の出力電圧Vaの値に基づいて供給電源5の出力電圧V1を監視し、供給電源5から第1の所定時間T1(=131ミリ秒)に渡って交流電圧が出力されなかった場合に、製氷機1を再起動させる。
電圧低下検知サブルーチン140(図9)は、供給電源5の電圧低下が発生した場合に、製氷機1を再起動させる。詳細には、電圧低下検知回路13の出力電圧Vbの値に基づいて供給電源5の出力電圧V1を監視し、供給電源5の出力電圧V1が所定の最低許容値Vmin=60Vを第2の所定時間T2(=5ミリ秒)に渡って下回った場合に、製氷機1を再起動させる。
次に、この実施の形態に係る製氷機の動作について、主制御ルーチン100、割り込み処理ルーチン110、エラー検知サブルーチン120、停電検知サブルーチン130、及び電圧低下検知サブルーチン140のそれぞれが行う処理に順に着目して説明する。
(主制御ルーチン100が行う処理)
製氷機1が起動すると、マイクロコンピュータ14は、図5に示される主制御ルーチン100を繰り返し実行する。
主制御ルーチン100は、まず製氷機1の製氷動作がエラーの発生により停止中であるか調べ(S501)、エラーの発生により停止中である場合には(S501=YES)、ギヤドモータ等の製氷機内部の各種構成部品が正常であるか調べる(S502)。そして、エラーの発生により停止中でない場合(S501=NO)、叉はエラーの発生により停止中であったが各種構成部品が正常である場合(S502=YES)には、製氷動作を行うことが可能であると判断し、貯氷庫3が満氷状態であるか調べる(S503)。貯氷庫3が満氷状態でない場合(S503=NO)には、製氷動作を開始(叉は継続)させ(S504)、満氷状態である場合(S503=YES)には、製氷動作を停止させる(S505)。
(割り込み処理ルーチン110が行う処理)
製氷機1の起動中には、マイクロコンピュータ14にタイマ割り込みが周期的に発生し、そのタイマ割り込み発生時には図6に示される割り込み処理ルーチン110が呼び出される。
割り込み処理ルーチン110は、初回呼び出し時にのみ停電検知用タイマTM2及び電圧低下検知用タイマTM3をリセットスタートさせた後(S601)、呼び出される度に、エラー検知サブルーチン120、停電検知サブルーチン130、及び電圧低下検知サブルーチン140を呼び出す(S602〜S604)。
(エラー検知サブルーチン120が行う処理)
割り込み処理ルーチン110からは、図7に示されるエラー検知サブルーチン120が呼び出される。エラー検知サブルーチン120は、製氷機1にエラーが発生した場合にこれを検知して、その情報を所定の遅延時間ΔT(=2秒)経過後にエラー履歴記録領域160に記録する。
詳細には、エラー検知サブルーチン120は、ギヤドモータ等に取り付けられた各種センサからの出力信号を取得し(S701)、FIFOバッファ150内に既に格納されていない新しいエラーが発生しているか調べる(S702)。
ここで、製氷機1に新しいエラーが発生している場合(S702=YES)には、そのエラーの情報をFIFOバッファ150内に追加し(S703)、エラー履歴記録遅延用タイマTM1をリセットスタートさせる(S704)。尚、製氷機1の製氷動作を直ちに停止させるべきエラーが発生している場合には、S703において製氷動作を停止させることによって製氷機1が破損することを防ぐ。次に、タイマTM1がΔT(=2秒)経過しているか調べ(S705)、経過していない場合(S705=NO)には、何も行わずに割り込み処理ルーチン110に処理を戻す(RET)。
その後、割り込み処理ルーチン110からの何回目かの呼び出しの際に、タイマTM1がΔT(=2秒)経過している場合(S705=YES)には、FIFOバッファ150内のエラーの情報をエラー履歴記録領域160に記録する(S706)。そして、タイマTM1をリセットし(S707)、割り込み処理ルーチン110に処理を戻す(RET)。
エラー検知サブルーチン120が行う以上の処理により、製氷動作中に製氷機1に発生したエラーの情報は、エラーを検知してから所定の遅延時間ΔT(=2秒)経過後にエラー履歴記録領域160に記録される。
(停電検知サブルーチン130が行う処理)
割り込み処理ルーチン110からは、図8に示される停電検知サブルーチン130が呼び出される。停電検知サブルーチン130は、供給電源5から第1の所定時間T1(=131ミリ秒)に渡って交流電圧が出力されなかった場合に、製氷機1を再起動させる。
詳細には、停電検知サブルーチン130は、停電検知回路12の出力電圧Vaを取得し(S801)、その値が5Vから0Vに変化したか調べる(S802)。
ここで、電圧Vaが5Vから0Vに変化した場合(S802=YES)、すなわち供給電源5から交流電圧が出力されていることが確認できる場合には、停電検知用タイマTM2をリセットスタートさせる(S803)。一方、電圧Vaが5Vから0Vに変化しない場合(S802=NO)、すなわち供給電源5から交流電圧が出力されていることが確認できない場合には、停電検知用タイマTM2のカウント動作をそのまま継続させる。次に、タイマTM2がT1(=131ミリ秒)経過しているか調べ(S804)、経過していない場合(S804=NO)には、何も行わずに割り込み処理ルーチン110に処理を戻す(RET)。
その後、割り込み処理ルーチン110からの何回目かの呼び出しの際に、タイマTM2がT1(=131ミリ秒)経過している場合(S804=YES)には、供給電源5の停電が発生したと判断し、ソフトウェアリセットを実行して製氷機1を再起動させる(S805)。
製氷機1が再起動されると、FIFOバッファ150内のエラーの情報はクリアされ、主制御ルーチン100の先頭(図5の先頭)に処理が戻り、割り込み処理ルーチン110が周期的に呼び出される。
停電検知サブルーチン130が行う以上の処理により、供給電源5の停電が発生した場合に、製氷機1が再起動される。このとき、第1の所定時間T1(=131ミリ秒) ≪ 所定の遅延時間ΔT(=2秒)であるため、停電が発生したことによってエラー検知サブルーチン120がエラーの発生を誤検知し、FIFOバッファ150内に誤ったエラーの情報が追加されたとしても、そのエラーの情報がエラー履歴記録領域160に記録される前に、停電検知サブルーチン130によって製氷機1が再起動されてFIFOバッファ150の内容がクリアされる。そのため、停電の発生によって誤検知されたエラーの情報がエラー履歴記録領域160に記録されてしまうことはない。
尚、供給電源5からT1(=131ミリ秒)に渡って交流電圧が出力されなかった場合に停電が発生したと判断するため、長時間に渡る停電だけでなく、いわゆる瞬時停電も検知することができる。
(電圧低下サブルーチン140が行う処理)
割り込み処理ルーチン110からは、図9に示される電圧低下検知サブルーチン140が呼び出される。電圧低下検知サブルーチン140は、供給電源5の出力電圧V1が所定の最低許容値Vmin=60Vを第2の所定時間T2(=5ミリ秒)に渡って下回った場合に、製氷機1を再起動させる。
詳細には、電圧低下検知サブルーチン140は、電圧低下検知回路13の出力電圧Vbを取得し(S901)、その値が所定の閾値Vth以上であるか調べる(S902)。尚、所定の閾値Vthは、供給電源5の出力電圧V1が最低許容値Vmin=60Vになったときに電圧低下検知回路13が出力する電圧である。
ここで、電圧Vbが閾値Vth以上である場合(S902=YES)、すなわち供給電源5の出力電圧V1が最低許容値Vmin=60V以上である場合には、電圧低下検知用タイマTM3をリセットスタートさせる(S903)。一方、電圧Vbが閾値Vth未満である場合(S902=NO)、すなわち供給電源5の出力電圧V1が最低許容値Vmin=60V未満である場合には、タイマTM3のカウント動作をそのまま継続させる。次に、タイマTM3がT2(=5ミリ秒)経過しているか調べ(S904)、経過していない場合(S904=NO)には、何も行わずに割り込み処理ルーチン110に処理を戻す(RET)。
その後、割り込み処理ルーチン110からの何回目かの呼び出しの際に、タイマTM3がT2(=5ミリ秒)経過している場合(S904=YES)には、供給電源5の電圧低下が発生したと判断し、ソフトウェアリセットを実行して製氷機1を再起動させる(S905)。
製氷機1が再起動されると、FIFOバッファ150内のエラーの情報はクリアされ、主制御ルーチン100の先頭(図5の先頭)に処理が戻り、割り込み処理ルーチン110が周期的に呼び出される。
電圧低下検知サブルーチン140が行う以上の処理により、供給電源5の電圧低下が発生した場合に、製氷機1が再起動される。このとき、第2の所定時間T2(=5ミリ秒) ≪ 所定の遅延時間ΔT(=2秒)であるため、停電が発生した場合と同様に、電圧低下の発生によって誤検知されたエラーの情報がエラー履歴記録領域160に記録されてしまうことはない。
以上説明したように、この実施の形態に係る製氷機では、マイクロコンピュータ14は、製氷機1に発生したエラーを検知した場合に、そのエラーの情報を所定の遅延時間ΔT(=2秒)経過後にエラー履歴記録領域160に記録する。また、停電検知回路12によって供給電源5の停電を検知した場合及び電圧低下検知回路13によって供給電源5の電圧低下を検知した場合に、製氷機1を再起動させる。これにより、供給電源5の停電或いは電圧低下の発生によって誤検知したエラーの情報を、エラー履歴記録領域160に記録することを回避することができる。
また、製氷機1の製氷動作を直ちに停止させるべきエラーを検知した場合に、エラー検知サブルーチン120のS703において、製氷機1の製氷動作を停止させる。
これにより、製氷機1の製氷動作を直ちに停止させるべきエラーが発生した場合に、製氷動作を迅速に停止させることができ、製氷機1が破損するのを防ぐことができる。
尚、上述の実施の形態では、本発明をドラム式製氷機に適用した例を説明したが、本発明は、オーガ式製氷機等のその他の製氷機にも同様に適用することができる。
1 製氷機、5 供給電源、12 停電検知回路(停電検知手段)、13 電圧低下検知回路(電圧低下検知手段)、14 マイクロコンピュータ(制御手段)、160 エラー履歴記録領域(エラー履歴記録手段)、ΔT 所定の遅延時間。

Claims (1)

  1. 製氷水を冷却して氷を生成する製氷機において、
    製氷機の動作を制御する制御手段と、
    製氷機に発生したエラーの情報の履歴を記録するエラー履歴記録手段と、
    供給電源の停電を検知する停電検知手段と、
    供給電源の電圧低下を検知する電圧低下検知手段とを備え、
    前記制御手段は、製氷機に発生したエラーを検知した場合に、該エラーの情報を所定の遅延時間経過後に前記エラー履歴記録手段に記録すると共に、前記停電検知手段によって前記所定の遅延時間よりも短い第1の所定時間に渡って供給電源の停電を検知した場合及び前記電圧低下検知手段によって前記所定の遅延時間よりも短い第2の所定時間に渡って供給電源の電圧低下を検知した場合に、製氷機を再起動させ、また前記製氷機に発生したエラーを検知した際に該エラーが製氷機の製氷動作を直ちに停止させるべきエラーである場合には、製氷動作を直ちに停止させることを特徴とする、製氷機。
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