JP2014006225A - 画像形成装置、電源切替方法およびプログラム - Google Patents

画像形成装置、電源切替方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所定の動作を行う回路に内蔵される第1の計時部とは異なる位置に外付けされる第2の計時部へ電源供給の方法を太陽光の発電状況により変化させ、低消費電力で第2の計時部を動作させる。
【解決手段】充電部112と、充電量検知部113と、第1の計時部と、第2の計時部と、内部電池と、第1電源切替部117と、第2電源切替部118と、省エネルギー化判断部130と、充電部の充電電圧量が基準電圧値以上/未満であるかを判断する電圧判断部131と、省エネルギーモード時に電力が供給されていない状態に、充電部112の充電電圧量が基準電圧値以上であると判断した場合、第2の計時部に充電部112から電源を供給し、充電部112の充電電圧量が基準電圧値未満であると判断した場合、第2の計時部に内部電池から電力を供給する電源切替制御部132と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置、電源切替方法およびプログラムに関する。
従来、画像形成装置の省エネルギー制御モード時において、商用電源からの供給による消費電力(以下、AC消費電力と呼ぶ)の0W化を実現するために太陽電池等の創電部を用いて省エネルギー制御モード時の消費電力を賄い、AC消費電力を削減する技術が知られている。また、夜間などにおいて、複合機(MFP)/レーザプリンタ(LP)などの機器を使用しない時間帯を設定し、設定した時間帯になったら、自動で電源OFF状態へ移行したり、電源ON状態へ移行するシステムも知られている。
画像形成装置においては、通常、内部時計として機能するリアルタイムクロック(RTC:Real Time Clock)を搭載しており、チップセットなどに内蔵されている場合はそれを利用している。たとえば、リアルタイムクロックの精度、信頼性を上げる目的で、リアルタイムクロックを2個使いにする方法が開示されている(特許文献1参照)。
しかしながら、上記に示されるような従来の技術にあっては、リアルタイムクロックとしてチップセットなどに内蔵している機能を使用する場合、CPUなどが停止していると、内蔵リアルタイムクロックを用いての割り込みができないため、設定時刻による復帰を行う場合には追加で外付けのリアルタイムクロックICを搭載する必要がある。通常、これらのリアルタイムクロックの電源は、AC電源からの供給が止まっているときは電池による供給になっている。チップセットへの電源供給を停止した場合、BIOS(Basic Input Output System)の設定等の情報も失われてしまうため、外付けICのRTCを利用する場合においても、両方に電源を供給する必要があり、必然的に容量の大きい電池が必要になるという問題点があった。
また、特許文献1の技術にあっては、リアルタイムクロックを2個使うものの、上記と同様にリアルタイムクロックへの消費電流が大きくなり容量の大きい電池が必要になるという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、所定の動作を行う回路に内蔵される第1の計時部とは異なる位置に外付けされる第2の計時部へ電源供給の方法を太陽光の発電状況により変化させることにより、低消費電力で第2の計時部を動作させることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、発電された電力を充電する充電部と、前記充電部に充電されている充電電圧量を検知する充電量検知部と、所定の動作を行う回路に内蔵され、所定の時間計測を行う第1の計時部と、前記回路とは異なる位置に外付けされ、所定の時間計測を行う第2の計時部と、前記回路および前記第2の計時部に電力を供給することが可能な内部電池と、前記充電部または前記内部電池から前記回路および前記第2の計時部に対する電力の供給を切り替える電源切替部と、前記第1の計時部または前記第2の計時部に予め設定された時間経過後に、動作を行う所定の供給電力に対して低い電力を供給する省エネルギーモードに移行するかを判断する省エネルギー化判断部と、前記充電量検知部により検知された前記充電部の充電電圧量が予め設定される基準電圧値と比較し、前記基準電圧値以上であるかを判断する電圧判断部と、前記省エネルギーモード時に電力が供給されていない状態において、前記電圧判断部により前記充電部の充電電圧量が前記基準電圧値以上であると判断した場合、前記第2の計時部に前記充電部から電源を供給し、前記電圧判断部により前記充電部の充電電圧量が前記基準電圧値未満であると判断した場合、前記第2の計時部に前記内部電池から電力を供給するように前記電源切替部を制御して電源の供給を切り替える電源切替制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明は、第2の計時部への電源の供給を太陽光からの供給を主とすることで容量の小さい電池で第2の計時部を搭載できるとともに、太陽光発電などの創電エネルギーの状況に応じて、第2の計時部への電源供給を電池からに変更することで、低消費電力での第2の計時部の動作を実現できるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる画像形成装置の構成を示すブロック図である。 図2は、図1におけるCPUの機能構成を示すブロック図である。 図3は、消費電力が0W状態で太陽電池による充電部の充電残量が十分な場合の電力供給の流れを示すブロック図である。 図4は、消費電力が0W状態で太陽電池による充電部の充電残量が十分でない場合の電力供給の流れを示すブロック図である。 図5は、充電部の充電量が十分でない際に切り替えを行う動作を示すフローチャートである。 図6は、スタンバイ中に外付けRTCの電源をOFFする場合の0W移行時の動作を示すフローチャートである。 図7は、チップセットの内蔵RTCに対して非常用電源の供給例を示すコントローラのブロック図である。 図8は、2個のRTCの時刻情報を比較し、誤差が大きい場合は外付けRTCから時刻情報を取得する場合の動作を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置、電源切替方法およびプログラムの一実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
本発明は、画像形成装置の省エネルギー制御モード時における商用電源からの供給による消費電力を0Wとする状態(以下、0W状態と記述する)でのリアルタイムクロックへの電源供給に関して、以下の特徴を有する。本発明の画像形成装置では0W状態においては、外付けのリアルタイムクロックへの電源供給は太陽光発電による発電量が十分な場合は、太陽光発電から供給し、発電電圧が低下した場合は電池からの供給に切り替えることを特徴としている。以下、具体例を挙げて説明する。なお、この実施の形態では、リアルタイムクロック(Real Time Clock)について適宜、RTCと略記する。
図1は、実施の形態にかかる画像形成装置の構成を示すブロック図である。なお、この実施の形態では、画像形成装置としてスキャナ機能、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能などを有する複合機を例にとって説明する。図1において、符号101はユーザによる各種の入力操作および装置の各種状態を表示する機能を有する操作部、符号102は原稿画像を、たとえばCCD(固体撮像素子)などの撮像素子で光学的に読み取って画像情報を取得するスキャナ部、符号103はたとえば電子写真プロセスに基づいて最終的に記録紙に画像を形成するエンジン部、符号104は本画像形成装置全体を制御するコントローラ、符号105は外部I/F106を介して接続される外部装置である。
コントローラ104は、DC電源115、内部電池としてのリチウム電池116、第1電源切替部117、第2電源切替部118、第1の計時部として機能する内蔵RTC(リアルタイムクロック)119aを有するチップセット(Chipset)119、第2の計時部として機能する外付けリアルタイムクロック120、省エネルギー制御IC121、CPU122などを備える。また、創電部110は、太陽光を受光し、そのエネルギーにより発電する太陽電池111と、太陽電池111の発電電力を充電する充電部112とを有する。
コントローラ104は、画像形成装置の制御基板を表す。CPU122、チップセット119は、コントローラ104の基板全体の制御をおこなうものであり、本実施の形態で対象とするものは、チップセット119にリアルタイムクロックの機能が内蔵されているものとする。省エネルギー制御IC121は、後述する省エネルギー化判断部130(図2参照)の判断信号に基づいて、主に、画像形成装置の省エネルギー制御モード時において、商用電源からの供給による消費電力が0W状態移行後に復帰する要因などを監視し、復帰の要因があれば、復帰のための信号を送り、DC電源115やCPU122、チップセット119を起動させる働きを行う。なお、図1においては、消費電力が0W時に充電部112の充電量が十分であるので、点線で囲んで示している部分が、DC電源115から電源が供給されているユニットである。
また、この実施の形態にかかる画像形成装置では太陽光エネルギーにより発電される太陽電池111を備えており、太陽電池111で発電された電力は充電部112に蓄電され、商用電源からの供給による消費電力が0W状態に移行した後、後述の図2に示す第1電源切替部117、第2電源切替部118を介して省エネルギー制御IC121などに電力が供給される。また、充電部112には充電残量を検知する機能を有する充電量検知部113を設け(図2参照)、予め定めた一定の電圧値以下になると電圧判断部131に通知するものとする。
図2は、図1におけるCPU122の機能構成を示すブロック図である。CPU122は、後述する省エネルギー化判断部130、電圧判断部131、電源切替制御部132、時計機能回復部133、計時有無判断部134の機能を有する。
省エネルギー化判断部130は、たとえば、タイマー機能による装置の所定部分への電力供給を遮断、あるいは低電力供給とするなどの省エネルギーモードへの移行制御を判断する。この省エネルギーモードは、たとえば、待機中の消費電力を削減するために、最後に画像形成に関する動作(使用)をしてから一定時間経過すると、自動的に消費電力を画像形成動作時の電力供給に対して低減する「低電力モード」に移行し、さらに設定時間以上、機器を使用しない場合、自動的に電源OFFになる「オフモード」に移行する、あるいは待機状態のまま自動的に消費電力を最小にする「スリープモード」に移行するといったモード機能である。
この省エネルギーモードでは、たとえば熱定着装置を有する画像形成装置の場合、定着装置の熱源となる定着ヒータなどの設定温度を通常動作モードより低い温度で待機させる、また、操作部101の表示をオフにするといった制御を行う。
すなわち、省エネルギー化判断部130は、内蔵リアルタイムクロック119aまたは外付けリアルタイムクロック120に予め設定された時間経過後に、画像形成動作を行うための所定電圧に対して低い電力供給とする省エネルギーモードに移行制御を判断する。
電圧判断部131は、充電部112の充電量検知部113により検知された充電部112の充電電圧量が予め設定される基準電圧値と比較し、この基準電圧値以上であるか、または上記基準電圧値未満であるかを判断する。
電源切替制御部132は、前記省エネルギーモード時に商用電源からの電力が供給されていない状態(消費電力が0W時の状態)において、電圧判断部131により充電部112の充電電圧量が基準電圧値(たとえば満充電量の10%)以上であると判断した場合、外付けRTC120に充電部112から電源を供給し、他方、充電部112の充電電圧量が前記基準電圧値未満であると判断した場合、外付けRTC120にリチウム電池116から電力を供給するように電源の供給を切り替える制御を行う。また、電源切替制御部132は、第1電源切替部117にて、電源供給を遮断する機能をもち、タイマー機能を使用しない場合に、外付けRTC120への電源供給を停止する。また、第2電源切替部118にて、電源供給を遮断する機能をもち、画像形成装置がスタンバイ状態にあるときには外付けRTC120への電源を供給しない、といった制御を行う。
時計機能回復部133は、チップセット119に内蔵されている内蔵RTC119aがなんらかの要因により、時刻情報が失われてしまった場合に、外付けRTC120より時刻情報を取得し、正常に時計機能を回復させる。また、計時有無判断部134は、内臓RTC119aおよび外付けRTC120による計時有無を判断する。
図1において、外付けRTC120は、タイマー設定によってスタンバイ(待機)状態へ移行するなどの機能を実現するために使用するものである。
外付けRTC120、内蔵RTC119aはともに通常のスタンバイ状態においては、商用電源から作られるDC電源115から供給されるよう、第1電源切替部117、第2電源切替部118で切り替えている。第1電源切替部117はダイオード等を用いて、DC電源115からの電力が供給されない場合にリチウム電池116からの供給に切り替える装置であり、通常の画像形成装置にも搭載されている。第2電源切替部118は、充電部112の充電量検知部113からの充電残量を通知する信号によって、CPU122の電源切替制御部132により電源の供給元を切り替える装置である。
また、省エネルギー制御IC121には、異常を検知した場合にフラグを立てる機能をもつこともできる。このため、たとえば停電などにより、RTC(リアルタイムクロック)の割り込みでタイマー復帰できなかった場合などにフラグをたて、停電から回復したあとの最初の電源ONの際にフラグの状態をチェックすることで異常があったかどうか判別できるようにすることができる。
図3は、消費電力が0W状態で太陽電池111による充電部112の充電残量が十分な場合の電力供給の流れを示すブロック図である。図3に示すとおり、画像形成装置の省エネルギー制御モード時において、商用電源からの供給による消費電力が0W状態においては、CPU122は電源がOFFされており、チップセット119も内蔵RTC119aなど一部機能を残して停止している。省エネルギー制御IC121と外付けRTC120は充電部112からの電力の供給を受けており、また、チップセット119に内蔵されている内蔵RTC119aはリチウム電池116から電力が供給されている。なお、図3において、点線で囲んで示している左部分が、充電部112から電源が供給されているユニットであり、点線で囲んで示している右部分が、リチウム電池116から電源が供給されているユニットである。
すなわち、図3に示す電力供給状態では、電圧判断部131が充電部112の充電量検知部113からの充電量が十分であると判断した場合、この判断結果を電源切替制御部132に送る。そして、電源切替制御部132は、この場合、充電部112の充電量が十分であるので、第2電源切替部118を制御し、省エネルギー制御IC121と外付けRTC120は充電部112からの電力の供給を行う。
図4は、消費電力が0W状態で太陽電池111による充電部112の充電残量が十分でない場合の電力供給の流れを示すブロック図である。図4に示すとおり、充電部112の充電量の残量が十分でない場合は、外付けRTC120と省エネルギー制御IC121はリチウム電池116からの供給に切りかわる。たとえば充電部112の充電残量が満充電量の10%以下になった場合、外付けRTC120と省エネルギー制御IC121はリチウム電池116からの供給に切り替わるといった動作を行う。なお、図4において、点線で囲んで示している部分が、リチウム電池116から電源が供給されているユニットである。
すなわち、図4に示す電力供給状態では、電圧判断部131が充電部112の充電量検知部113からの充電量が予め設定される基準電圧量(たとえば満充電量の10%を閾値とする)に対し、閾値未満であると判断した場合、この判断結果を電源切替制御部132に送る。そして、電源切替制御部132は、この場合、充電部112の充電量が基準電圧量未満の状態であるので、第1電源切替部117、第2電源切替部118を制御し、外付けRTC120と省エネルギー制御IC121はリチウム電池116からの供給に切り替えるといった動作を行う。
図5は、充電部112の充電量が十分でない際に切り替えを行う動作を示すフローチャートである。まず、電圧判断部131は充電部112の充電量検知部113から送られる充電残量をチェックし(ステップS11)、充電残量が上述したたとえば満充電量の10%の閾値以下であるか否かを判断する(ステップS12)。ここで、充電残量が上記閾値未満であると判断すると(ステップS12、No)、電圧判断部131は第1電源制御部117、第2電源切替部118に対して切り替える信号を出力し(ステップS13)、第1電源制御部117、第2電源切替部118の切り替えをおこない、外付けRTC120への電源供給を充電部112からリチウム電池116に切り替える(ステップS14)。一方、ステップS12において充電部112の充電残量が上記閾値以上であれば(ステップS12、Yes)、ステップS11に戻り、充電部112の充電残量のチェックを繰り返し実行する。
図6は、スタンバイ中に外付けRTC120の電源をOFFにする場合の0W移行時の動作を示すフローチャートである。図6において、外付けRTC120への電源をOFFし(ステップS21)、チップセット119の内蔵RTC119aから時刻情報を取得し(ステップS22)、0W状態へ移行する(ステップS23)。このように、本実施の形態においては、外付けRTC120は0W状態からの割り込み信号を出す目的で設置しているため、スタンバイ時は外付けRTC120の電源をOFFにしておき、0W移行前にチップセット119の内蔵RTC119aから時刻情報を取得するという構成で消費電力の低減を図ることができる。
図7は、チップセット119の内蔵RTC119aに対して非常用電源の供給例を示すコントローラ104のブロック図である。ここでは、第2電源切替部118からチップセット119の内蔵RTC119aへも電力が供給できるような機能を持たせ、リチウム電池116が故障した場合、あるいは寿命に達した場合などにより正常に第1電源切替部117に電力が供給されなくなった場合に、充電部112からチップセット119の内蔵RTC119aへも電力が供給できるようにした構成である。この場合、第1電源切替部117にリチウム電池116からの電圧を測定する機能とその結果を第2電源切替部118に伝える機能を持つものとする。
図8は、2個のRTCの時刻情報を比較し、誤差が大きい場合は外付けRTC120から時刻情報を取得する場合の動作を示すフローチャートである。図8に示すように、CPU122の時計機能回復部133は、一定時間経過時や電源ON時など待機状態で(ステップS31)、チップセット119の内蔵RTC119aと外付けRTC120の2個のRTCの時刻情報を、その誤差が予め定めた閾値と比較する(ステップS32)。この場合、時刻情報の誤差がたとえば10分以上ある場合(ステップS33、No)、外付けRTC120の時刻情報をチップセット119の内蔵RTC119aに書き込むという動作を行う(ステップS34)。一方、ステップS33において、時刻情報の誤差がたとえば10分未満の場合(ステップS33、Yes)、ステップS31に戻り、以降の動作を繰り返し実行する。
これにより、本実施の形態においては、チップセット119の内蔵RTC119aと外付けRTC120というようにRTCを2個持つため、2個のRTCとも動作している場合、外付けRTC120を時刻情報のバックアップのためにも使用することができる。
また、電源切替制御部132は計時有無判断部134の判断結果から、第2電源切替部118にて、電源供給を遮断する機能をもち、タイマー機能を使用しない場合に、外付けRTC120への電源供給を停止し、余分な電力を消費しないようにすることができる。
また、第2電源切替部118にて、電源供給を遮断する機能をもち、画像形成装置がスタンバイ状態にあるときには外付けRTC120への電源を供給しないことにより、消費電力を低減し、商用電源からの供給による消費電力が0W状態移行前に電源をONしたのち、時刻情報を取得してから、0Wに移行することができる。
また、第2電源切替部118からチップセット119の内蔵RTC119aへも電源が供給できるような機能をもち、リチウム電池116の故障、寿命などにより正常に電源が供給されなくなった場合に充電部112から内蔵RTC119aへも電源が供給できる。
また、チップセット119の内蔵RTC119aがなんらかの要因により、時刻情報が失われてしまった場合に、外付けRTC120より時刻情報を取得し、正常に時計機能を回復させることができる。
ところで、本実施の形態で実行されるプログラムは、ROM123に予め組み込まれて提供するものとしているが、これに限定されるものではない。本実施の形態で実行されるプログラムを、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録してコンピュータプログラムプロダクトとして提供してもよい。
また、本実施の形態で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施の形態で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
本実施の形態で実行されるプログラムは、上述した省エネルギー化判断部130、電圧判断部131、電源切替制御部132、時計機能回復部133、計時有無判断部134を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU122(プロセッサ)が上記記録媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各部がRAM124等の主記憶装置上にロードされ、省エネルギー化判断部130、電圧判断部131、電源切替制御部132、時計機能回復部133、計時有無判断部134が主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、上述した実施の形態では、画像形成装置について例を挙げて説明したがこれに限らず他の装置であってもよい。たとえば、プロジェクタ、タブレット端末などの情報処理装置へ適用することも可能である。
104 コントローラ
111 太陽電池
112 充電部
113 充電量検知部
115 DC電源
116 リチウム電池
117 第1電源切替部
118 第2電源切替部
119 チップセット
119a 内蔵RTC
120 外付けRTC
121 省エネルギー制御IC
122 CPU
123 ROM
124 RAM
130 省エネルギー化判断部
131 電圧判断部
132 電源切替制御部
133 時計機能回復部
134 計時有無判断部
特開2008−164524号公報

Claims (8)

  1. 発電された電力を充電する充電部と、
    前記充電部に充電されている充電電圧量を検知する充電量検知部と、
    所定の動作を行う回路に内蔵され、所定の時間計測を行う第1の計時部と、
    前記回路とは異なる位置に外付けされ、所定の時間計測を行う第2の計時部と、
    前記回路および前記第2の計時部に電力を供給することが可能な内部電池と、
    前記充電部または前記内部電池から前記回路および前記第2の計時部に対する電力の供給を切り替える電源切替部と、
    前記第1の計時部または前記第2の計時部に予め設定された時間経過後に、動作を行う所定の供給電力に対して低い電力を供給する省エネルギーモードに移行するかを判断する省エネルギー化判断部と、
    前記充電量検知部により検知された前記充電部の充電電圧量が予め設定される基準電圧値と比較し、前記基準電圧値以上であるかを判断する電圧判断部と、
    前記省エネルギーモード時に電力が供給されていない状態において、前記電圧判断部により前記充電部の充電電圧量が前記基準電圧値以上であると判断した場合、前記第2の計時部に前記充電部から電源を供給し、前記電圧判断部により前記充電部の充電電圧量が前記基準電圧値未満であると判断した場合、前記第2の計時部に前記内部電池から電力を供給するように前記電源切替部を制御して電源の供給を切り替える電源切替制御部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. さらに、前記第1の計時部および前記第2の計時部による計時有無を判断する計時有無判断手段を有し、
    前記電源切替制御部は、前記計時有無判断手段により前記第2の計時部による計時を行わないと判断された場合、前記電源切替部を制御して前記第2の計時部への電源の供給を遮断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記電源切替制御部は、画像形成装置が動作待機状態にある場合、前記電源切替部を制御して前記第2の計時部への電源の供給を遮断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記電源切替制御部は、前記内部電池からの電力供給を行わない場合、前記充電部から前記回路に対して前記電源切替部を制御して電力を供給することを特徴とする請求項1、2または3に記載の画像形成装置。
  5. さらに、前記第1の計時部の時刻情報が失われてしまった場合に、前記第2の計時部より時刻情報を取得し、正常に時計機能を回復させる時計機能回復部を備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の画像形成装置。
  6. さらに、前記第1の計時部および前記第2の計時部による復帰動作ができなかった場合に、レジスタにフラグを立たせ、次に起動したときに正常に復帰できなかったことを通知する通知手段を備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の画像形成装置。
  7. 発電された電力を充電する充電部と、前記充電部に充電されている充電電圧量を検知する充電量検知部と、所定の動作を行う回路に内蔵され、所定の時間計測を行う第1の計時部と、前記回路とは異なる位置に外付けされ、所定の時間計測を行う第2の計時部と、前記回路および前記第2の計時部に電力を供給することが可能な内部電池と、前記充電部または前記内部電池から前記回路および前記第2の計時部に対する電力の供給を切り替える電源切替部と、を有する画像形成装置で実行される電源切替方法であって、
    前記第1の計時部または前記第2の計時部に予め設定された時間経過後に、動作を行う所定の供給電力に対して低い電力を供給する省エネルギーモードに移行するかを判断する省エネルギー化判断工程と、
    前記充電量検知部により検知された前記充電部の充電電圧量が予め設定される基準電圧値と比較し、前記基準電圧値以上であるかを判断する電圧判断工程と、
    前記省エネルギーモード時に電力が供給されていない状態において、前記電圧判断工程により前記充電部の充電電圧量が前記基準電圧値以上であると判断した場合、前記第2の計時部に前記充電部から電源を供給し、前記電圧判断工程により前記充電部の充電電圧量が前記基準電圧値未満であると判断した場合、前記第2の計時部に前記内部電池から電力を供給するように前記電源切替部を制御して電源の供給を切り替える電源切替制御工程と、
    を含むことを特徴とする電源切替方法。
  8. 発電された電力を充電する充電部と、前記充電部に充電されている充電電圧量を検知する充電量検知部と、所定の動作を行う回路に内蔵され、所定の時間計測を行う第1の計時部と、前記回路とは異なる位置に外付けされ、所定の時間計測を行う第2の計時部と、前記回路および前記第2の計時部に電力を供給することが可能な内部電池と、前記充電部または前記内部電池から前記回路および前記第2の計時部に対する電力の供給を切り替える電源切替部と、を有するコンピュータで実行されるプログラムであって、
    前記第1の計時部または前記第2の計時部に予め設定された時間経過後に、画像形成動作を行う所定の供給電力に対して低い電力を供給する省エネルギーモードに移行するかを判断する省エネルギー化判断ステップと、
    前記充電量検知部により検知された前記充電部の充電電圧量が予め設定される基準電圧値と比較し、前記基準電圧値以上であるかを判断する電圧判断ステップと、
    前記省エネルギーモード時に電力が供給されていない状態において、前記電圧判断ステップにより前記充電部の充電電圧量が前記基準電圧値以上であると判断した場合、前記第2の計時部に前記充電部から電源を供給し、前記電圧判断ステップにより前記充電部の充電電圧量が前記基準電圧値未満であると判断した場合、前記第2の計時部に前記内部電池から電力を供給するように前記電源切替部を制御して電源の供給を切り替える電源切替制御ステップと、
    を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014147808A (ja) * 2014-03-28 2014-08-21 Universal Entertainment Corp 遊技機
JP2016012121A (ja) * 2014-06-04 2016-01-21 株式会社リコー 画像形成装置

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