JP5549394B2 - 粒度分布測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光学的手法(例えば、レーザ回折・散乱式等)を用いて被測定物に含まれる被測定粒子群の粒度分布を測定する粒度分布測定装置に関する。
レーザ回折・散乱式の粒度分布測定装置においては、媒体(例えば、水や空気等)中に分散状態の被測定粒子群(例えば、粉体等)にレーザ光(測定光)を照射することにより、被測定粒子群で回折・散乱されたレーザ光の空間的な光強度分布を複数個の光検出素子で検出して、その光強度分布からフラウンホーファ回折理論やミーの散乱理論に基づく演算を行うことによって、被測定粒子群の粒度分布を算出する。
図5は、従来の粒度分布測定装置の概略構成の一例を示す図である。なお、図5中では、光学系の構成を表す模式図と、データサンプリング回路やコンピュータからなる信号処理系の構成を表すブロック図とを併記して示している。
粒度分布測定装置201は、被測定物(媒液Lと被測定粒子群Pとの混合物)Sやブランク(媒液Lのみ)B等が収容されたセル30が配置されるセル配置部31と、セル30に対してレーザ光を照射する照射光学系40と、光強度分布を検出する検出光学系50と、データサンプリング回路60と、粒度分布測定装置201全体を制御するコンピュータ(制御部)270とを備える。
ここでは、被測定粒子群Pを媒液L中に分散させた被測定物Sと、媒液LのみであるブランクBとを測定することにより、被測定粒子群Pの粒度分布を算出するものとする。なお、媒液Lの屈折率は既知であるものを使用している。
セル30は、長方形状の底面と4個の側壁とを有するガラス製のものであり、光透過性を有する。このようなセル30の内部には、測定者によって被測定物SやブランクB等が収容されるようになっている。
そして、セル配置部31には、測定者によって被測定物Sが収容されたセル30或いはブランクBが収容されたセル30のいずれか一方が配置されるようになっている。
粒度分布測定装置201の左側部には、照射光学系40が設置され、具体的にはレーザ光源41と集光レンズ42と空間フィルタ43とコリメータ44とが左からこの順に配置されている。
このような照射光学系40の構成において、レーザ光源41で発生されたレーザ光は、集光レンズ42、空間フィルタ43、コリメータ44を通過して平行光とされ、前方向(図の左から右へ)に向かうようにセル30に照射される。
これにより、セル配置部31に配置されたセル30の内部に被測定物Sが収容されていれば、レーザ光は、セル30の内部の被測定粒子群Pで回折・散乱して、空間的に回折・散乱光の光強度分布パターンが生じることになる。
粒度分布測定装置201の右側部には、検出光学系50が設置され、具体的には集光レンズ51とリングディテクタ(前方散乱光センサ)52とが左からこの順に配置されている。
リングディテクタ52は、互いに異なる半径を持つリング状ないしは半リング状の受光面を持つ複数(例えば、64個)の光検出素子を、集光レンズ51の光軸を中心とするように同心円状に配置してあり、各光検出素子には、それぞれの位置に応じた回折・散乱角度を持つ光が入射するようにしてある。したがって、各光検出素子の出力信号は、各回折・散乱角度ごとの光の強度を表すことになる。
このような検出光学系50の構成において、前方向に対して60°以内の回折・散乱光は、集光レンズ51を介してリングディテクタ52の受光面上に集光されて、リング状の回折・散乱像を結ぶようになる。
また、前方向に対して60°を越えることになる側方(後上方向)への散乱光は、側方散乱光センサ53によって検出される。
さらに、前方向に対して60°を越えることになる後方(後下方向)への散乱光は、複数の後方散乱光センサ54によって検出される。
後方散乱光センサ54は、複数(例えば、5個)の光検出素子を、左から右へ一直線状に並ぶように配置してあり、各光検出素子には、それぞれの位置に応じた回折・散乱角度を持つ光が入射するようにしてある。したがって、各光検出素子の出力信号は、各回折・散乱角度ごとの光の強度を表すことになる。
リングディテクタ52、側方散乱光センサ53及び後方散乱光センサ54の各光センサの出力信号は、アンプ、マルチプレクサ及びA−D変換器からなるデータサンプリング回路60によって順次デジタル化され、回折・散乱光の光強度分布データとして汎用のコンピュータ270に送信される。
コンピュータ270は、CPU280とメモリ90とを備え、モニタ画面を有する表示装置71と、キーボード72aやマウス72bを有する入力装置72とが連結されている。
CPU280が処理する機能をブロック化して説明すると、被測定物Sを測定する被測定物測定部281と、ブランクBを測定するブランク測定部282と、被測定粒子群Pの粒度分布を算出する算出部283とを有する。
また、メモリ90には、光強度分布データを記憶するための光強度分布記憶領域91と、粒子及び水(媒液L)の屈折率や、フラウンホーファ回折理論やミーの散乱理論に基づいた公知の演算式等を記憶するデータ記憶領域92とを有する。
ブランク測定部282は、測定者によって、ブランクBが収容されたセル30がセル配置部31に配置されるとともに、ブランクBを測定するように入力装置72で入力されると、ブランクBが収容されたセル30に、照射光学系40からのレーザ光を照射するとともに、リングディテクタ52、側方散乱光センサ53及び後方散乱光センサ54の各光センサからの光強度データ、つまり光強度分布データ(バックグラウンド)を取得して、光強度分布記憶領域91に記憶させる制御を行う。
被測定物測定部281は、測定者によって、被測定物Sが収容されたセル30がセル配置部31に配置されるとともに、被測定物Sを測定するように入力装置72で入力されると、被測定物Sが収容されたセル30に、照射光学系40からのレーザ光を照射するとともに、リングディテクタ52、側方散乱光センサ53及び後方散乱光センサ54の各光センサからの光強度データ、つまり光強度分布データを取得して、光強度分布記憶領域91に記憶させる制御を行う。ブランクBを測定して得られた光強度分布データは、バックグラウンドとして、被測定物Sによる光強度分布データから各光センサの素子毎に差し引く値として利用される。
算出部283は、被測定物Sを測定して得られた光強度分布データと、粒子及び媒液Lの屈折率とを用いて、フラウンホーファ回折理論やミーの散乱理論に基づいた公知の演算を行うことによって、被測定物Sに含まれる被測定粒子群Pの粒度分布を算出する制御を行う。
ところで、被測定物Sを測定して得られたリングディテクタ52、側方散乱光センサ53及び後方散乱光センサ54の各光センサからの光強度データの数値は、被測定粒子群Pの濃度や、被測定粒子群Pの粒子径に依存する。例えば、被測定粒子群Pの量が少ない場合には、低濃度の被測定粒子群Pを含む被測定物Sからの散乱光しか得られず、その結果、光強度データの数値が小さくなる。よって、良好な出力信号のS/Nのもとに被測定粒子群Pの粒度分布を算出することができないという問題があった。また、粒子径が小さいものからなる被測定粒子群Pでも、光強度データの数値が小さくなる。よって、良好な出力信号のS/Nのもとに被測定粒子群Pの粒度分布を算出することができないという問題があった。
そこで、低濃度の被測定粒子群Pを含む被測定物Sや粒子径が小さいものからなる被測定粒子群Pを含む被測定物Sを測定する場合でも、光強度データの数値を大きくするために、レーザ光の出力光強度を強くすることが可能なレーザ光源41を備える粒度分布測定装置201が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
このような粒度分布測定装置201によれば、良好な出力信号のS/Nのもとに被測定粒子群Pの粒度分布を算出することができないと測定者が判断したときに、レーザ光の出力光強度を強くして測定することにより、光強度データの数値を大きくすることができる。これにより、出力信号のS/Nが向上するので、被測定粒子群Pの粒度分布を高精度に算出することができる。なお、図6(a)は、レーザ光の出力光強度が0.2mWであるときの被測定物Sの光強度分布データの一例を示す図であり、図6(b)は、レーザ光の出力光強度が0.6mWであるときの被測定物Sの光強度分布データの一例を示す図である。縦軸は光強度であり、横軸は光検出素子の素子番号である。なお、縦軸の光強度は、リングディテクタ52、側方散乱光センサ53及び後方散乱光センサ54の各光センサにおける光検出素子で検出可能となる光強度の最大値を100%としている。
特開平5−256758号公報
ところで、上述したような粒度分布測定装置201では、測定者は、低濃度の被測定粒子群Pを含む被測定物Sや粒子径が小さいものからなる被測定粒子群Pを含む被測定物Sであると判断したときに、レーザ光の出力光強度を強くしていた。
しかしながら、測定前に、被測定物Sが低濃度の被測定粒子群Pを含むものであるか、或いは、粒子径が小さいものからなる被測定粒子群Pを含むものであるかを判断することができない場合には、一度、被測定粒子群Pの粒度分布を算出し、これが良好な出力信号のS/Nのもとに被測定粒子群Pの粒度分布を算出できていないことが判明すると、再びレーザ光の出力光強度を切り換えて、ブランクBと被測定物Sとを測定していた。つまり、一度ブランクBを測定し、次いで被測定物Sを測定した後、再び、ブランクBと被測定物Sとをそれぞれ測定しなければならず、手間と時間がかかっていた。
そこで、本発明は、最適な出力光強度の測定光を照射して得られた光強度分布を用いて、被測定物に含まれる被測定粒子群の粒度分布を算出することのできる粒度分布測定装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の粒度分布測定装置は、測定光を出射する光源と、光強度分布を検出する検出器と、前記光源と検出器との間に、媒体と被測定粒子群とを含む被測定物、又は、媒体を含むブランクが収容されたセルが配置されるセル配置部と、前記光源からの測定光をブランクに照射することにより発生する光強度分布を前記検出器で検出して記憶させるブランク測定部と、前記ブランクを測定して得られた光強度分布をバックグラウンドとして、前記光源からの測定光を被測定物に照射することにより発生する光強度分布を前記検出器で検出して記憶させる被測定物測定部と、前記被測定物を測定して得られた光強度分布に基づいて、前記被測定物に含まれる被測定粒子群の粒度分布を算出する算出部とを備える粒度分布測定装置であって、前記光源は、前記測定光の出力光強度を複数の段階に切り換えることが可能となっており、前記ブランク測定部は、前記測定光の出力光強度を複数の段階に切り換えながら、各段階の出力光強度の測定光をブランクに照射することによりそれぞれ発生する光強度分布を前記検出器で検出したうえで、それぞれの光強度分布を記憶させ、前記被測定物測定部は、ある段階の出力光強度の測定光を被測定物に照射して光強度分布を前記検出器で検出するとともに、この出力光強度と同じ段階の出力光強度の測定光をブランクに照射して得られた光強度分布をバックグラウンドとして差し引くことで、被測定物の光強度分布とすることを特徴とする。
ここで、「測定光」としては、レーザ光が好ましいが、これに限らず、LEDによる光、分光器で分光された光、干渉フィルタやバンドパスフィルタ等で波長範囲が制限された光を用いてもよい。
また、「媒体」としては、内部で被測定粒子群を保持できるものであればよく、例えば、水や油等の液体や、ゲル、固体等が挙げられる。
本発明の粒度分布測定装置によれば、まず、測定者は、セルにブランクBを収容して、セルをセル配置部に配置する。そして、ブランクBを測定するように入力する。これにより、まず、ブランク測定部は、測定光の出力光強度を第一段階となるようにする。そして、第一段階の測定光をブランクBが収容されたセルに照射するとともに、検出器からの光強度分布を取得する。次に、ブランク測定部は、測定光の出力光強度を第二段階となるようにする。そして、第二段階の測定光をブランクBが収容されたセルに照射するとともに、検出器からの光強度分布を取得する。このように測定光の出力光強度を複数の段階に切り換えながら、光源からの測定光をブランクに照射することにより発生する光強度分布を検出器で順次検出して記憶していく。
次に、測定者は、セルに被測定物Sを収容して、セルをセル配置部に配置する。そして、被測定物Sを測定するように入力するとともに、例えば、測定光の出力光強度を第一段階となるように入力する。これにより、被測定物測定部は、測定光の出力光強度を第一段階となるようにする。そして、第一段階の出力光強度の測定光を被測定物Sが収容されたセルに照射するとともに、第一段階の出力光強度の測定光をブランクBに照射して得られた光強度分布をバックグラウンドとして、検出器からの光強度分布を取得する。
その後、算出部は、被測定物Sを測定して得られた光強度分布に基づいて、被測定物Sに含まれる被測定粒子群Pの粒度分布を算出する。
その結果、測定者は、良好な出力信号のS/Nのもとに被測定粒子群Pの粒度分布を算出することができたと判断すると、測定を終了することになるが、良好な出力信号のS/Nのもとに被測定粒子群Pの粒度分布を算出することができなかったと判断すると、例えば、測定光の出力光強度を第二段階となるように入力する。これにより、被測定物測定部は、測定光の出力光強度を第二段階となるようにする。そして、第二段階の測定光を被測定物Sが収容されたセルに照射するとともに、第二段階の出力光強度の測定光をブランクBに照射して得られた光強度分布をバックグラウンドとして、検出器からの光強度分布を取得する。
その後、算出部は、被測定物Sを測定して得られた光強度分布に基づいて、被測定物Sに含まれる被測定粒子群Pの粒度分布を算出する。
その結果、測定者は、良好な出力信号のS/Nのもとに被測定粒子群Pの粒度分布を算出することができたと判断すると、測定を終了することになる。つまり、再度測定を行う場合でも、セルにブランクBを収容し、セルをセル配置部に配置して測定するという必要がなくなる。
なお、再測定しても良好な出力信号のS/Nのもとに被測定粒子群Pの粒度分布を算出することができなかったと判断すると、測定光の出力光強度をさらに次の段階となるように入力して被測定物Sを測定していくことになる。
(その他の課題を解決するための手段および効果)
また、本発明の粒度分布測定装置においては、前記被測定物測定部は前記測定光の出力光強度を最小の段階から一段づつ大きくしながら前記測定光を被測定物に照射して光強度分布を測定するとともに、前記算出部は、前記検出器の各光検出素子の光強度の内の少なくとも1個の光強度が閾値以上であるかどうか判断し、その判断が肯定されたときの光強度分布に基づいて、前記被測定物に含まれる被測定粒子群の粒度分布を算出するようにしてもよい。
(その他の課題を解決するための手段および効果)
また、本発明の粒度分布測定装置においては、前記被測定物測定部は、前記測定光の出力光強度を複数の段階に切り換えながら、前記被測定物に照射する測定光の出力光強度と同じ段階の出力光強度の測定光をブランクに照射して得られた光強度分布をバックグラウンドとして、各段階の出力光強度の測定光を被測定物に照射することによりそれぞれ発生する光強度分布を検出器で検出して記憶させ、前記算出部は、各段階の出力光強度の測定光を被測定物に照射することにより記憶された光強度分布と閾値とに基づいて、前記被測定物に含まれる被測定粒子群の粒度分布を算出するようにしてもよい。
ここで、「閾値」とは、設計者等によって予め決められた任意の数値であり、例えば、検出器における光検出素子で検出可能となる光強度の最大値の50%となる。そして、例えば、被測定物に照射することにより記憶された光強度分布において、検出器の各光検出素子の光強度の内の最大となる光強度を求め、その最大となる光強度と閾値とを比較したり、検出器の各光検出素子の光強度の内の特定の(予め決められた)光検出素子の光強度と閾値とを比較したりすることになる。また、検出器の各光検出素子の光強度を合計した合計値と閾値とを比較してもよい
本発明の粒度分布測定装置によれば、被測定物測定部は、測定光の出力光強度を複数の段階に切り換えながら、被測定物に照射する測定光の出力光強度と同じ段階の出力光強度の測定光をブランクに照射して得られた光強度分布をバックグラウンドとして、光源からの測定光を被測定物に照射することにより発生する光強度分布を検出器で検出していくことになる。これにより、算出部は、例えば、各光検出素子の光強度の内の少なくとも1個の光強度が閾値以上となる光強度分布に基づいて、被測定物に含まれる被測定粒子群の粒度分布を算出することができる。よって、自動的に最適な出力光強度の測定光を照射して得られた光強度分布を用いて、被測定物に含まれる被測定粒子群の粒度分布を算出することができる。
本発明の一実施形態である粒度分布測定装置の全体構成を示す概略構成ブロック図である。 算出方法について説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態である粒度分布測定装置の全体構成を示す概略構成ブロック図である。 算出方法について説明するためのフローチャートである。 従来の粒度分布測定装置の全体構成を示す概略構成ブロック図である。 光強度分布データの一例を示す図である。 光強度分布データの一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、以下に説明するような実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の態様が含まれる。
<実施形態1>
図1は、本発明の一実施形態である粒度分布測定装置の全体構成を示す概略構成ブロック図である。なお、粒度分布測定装置201と同様のものについては、同じ符号を付している。
本実施形態は、被測定粒子群Pを媒液L中に分散させた被測定物Sと、媒液LのみであるブランクBとを測定することにより、被測定粒子群Pの粒度分布を算出するものである。また、媒液Lの屈折率は既知であるものを使用している。
粒度分布測定装置1は、被測定物(媒液Lと被測定粒子群Pとの混合物)Sやブランク(媒液Lのみ)B等が収容されたセル30が配置されるセル配置部31と、セル30に対してレーザ光を照射する照射光学系40と、光強度分布を検出する検出光学系50と、データサンプリング回路60と、粒度分布測定装置1全体を制御するコンピュータ(制御部)70とを備える。
粒度分布測定装置1の左側部には、照射光学系40が設置され、具体的にはレーザ光源41と集光レンズ42と空間フィルタ43とコリメータ44とが左からこの順に配置されている。
このような照射光学系40の構成において、レーザ光源41で発生されたレーザ光は、集光レンズ42、空間フィルタ43、コリメータ44を通過して平行光とされ、前方向(図の左から右へ)に向かうようにセル30に照射される。
レーザ光源41は、測定光の出力光強度を複数の段階に切り換えることがフィルタや電気的に調整する方法等を用いて可能となっている。具体的には、測定光の出力光強度を0.2mWから2.0mWまで0.2mW毎に10段階に切り換えることが可能となっている。
コンピュータ70は、CPU80とメモリ90とを備え、モニタ画面を有する表示装置71と、キーボード72aやマウス72bを有する入力装置72とが連結されている。
CPU80が処理する機能をブロック化して説明すると、被測定物Sを測定する被測定物測定部81と、ブランクBを測定するブランク測定部82と、被測定粒子群Pの粒度分布を算出する算出部83とを有する。
ブランク測定部82は、測定者によって、ブランクBが収容されたセル30がセル配置部31に配置されるとともに、ブランクBを測定するように入力装置72で入力されると、ブランクBが収容されたセル30に、測定光の出力光強度を0.2Wから2.0Wまで0.2W毎に10段階に切り換えながら、照射光学系40からのレーザ光を照射するとともに、リングディテクタ52、側方散乱光センサ53及び後方散乱光センサ54の各光センサからの光強度データ、つまり光強度分布データ(バックグラウンド)を取得して、光強度分布記憶領域91に記憶させる制御を行う。
具体的には、ブランク測定部は、測定光の出力光強度を0.2mW(第一段階)となるようにして、レーザ光源41からの測定光をブランクBに照射することにより発生する光強度分布データ(第一段階のバックグラウンド)を検出光学系50で検出して記憶させた後、測定光の出力光強度を0.4mW(第二段階)となるようにして、レーザ光源41からの測定光をブランクBに照射することにより発生する光強度分布データ(第二段階のバックグラウンド)を検出光学系50で検出して記憶させるように、測定光の出力光強度を0.2mWから2.0mWまで0.2mW毎に10段階に切り換えながら、レーザ光源41からの測定光をブランクBに照射することにより発生する光強度分布データ(バックグラウンド)を検出光学系50で検出して記憶させていく。つまり、光強度分布記憶領域91に10種類の光強度分布データ(バックグラウンド)が記憶されることになる。
被測定物測定部81は、測定者によって、被測定物Sが収容されたセル30がセル配置部31に配置されるとともに、被測定物Sを測定するように入力装置72で入力され、測定光の出力光強度の10段階の内から一つの段階が入力されると、被測定物Sが収容されたセル30に、測定光の出力光強度を、入力された段階に切り換えて、照射光学系40からのレーザ光を照射するとともに、被測定物Sに照射する測定光の出力光強度と同じ段階の出力光強度の測定光をブランクBに照射して得られた光強度分布データをバックグラウンドとして、リングディテクタ52、側方散乱光センサ53及び後方散乱光センサ54の各光センサからの光強度データ、つまり光強度分布データを取得して、光強度分布記憶領域91に記憶させる制御を行う。そして、ブランクBを測定して得られた光強度分布データは、バックグラウンドに相当する値である考え、被測定物Sによる光強度分布データから差し引く値として利用される。バックグラウンドを差し引かれた被測定物Sによる光強度分布データは、被測定物によって散乱された正味の光強度分布データであると見なすことができる。
具体的には、被測定物測定部81が、0.2mW(第一段階)の出力光強度の測定光を被測定物Sに照射して、光強度分布データを得るのであれば、0.2mW(第一段階)の出力光強度の測定光をブランクBに照射して得られた光強度分布データをバックグラウンドとして、光強度分布データを取得することになる(図6(a)参照)。
一方、被測定物測定部81が、0.6mW(第三段階)の出力光強度の測定光を被測定物Sに照射して、光強度分布データを得るのであれば、0.6mW(第三段階)の出力光強度の測定光をブランクBに照射して得られた光強度分布データをバックグラウンドとして、光強度分布データを取得することになる(図6(b)参照)。
算出部82は、被測定物Sを測定して得られた光強度分布データと、粒子及び媒液Lの屈折率とを用いて、フラウンホーファ回折理論やミーの散乱理論に基づいた公知の演算を行うことによって、被測定物Sに含まれる被測定粒子群Pの粒度分布を算出する制御を行う。
ここで、被測定物Sに含まれる被測定粒子群Pの粒度分布を算出する算出方法について説明する。図2は、算出方法について説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS101の処理において、測定者は、セル30にブランクBを収容して、セル30をセル配置部31に配置する。
次に、ステップS102の処理において、測定者は、ブランクBを測定するように入力装置72で入力する。
次に、ステップS103の処理において、ブランク測定部82は、セル30に、測定光の出力光強度を0.2Wから2.0Wまで0.2W毎に10段階に切り換えながら、照射光学系40からのレーザ光を照射するとともに、リングディテクタ52、側方散乱光センサ53及び後方散乱光センサ54からの光強度分布データ(バックグラウンド)を取得して、光強度分布記憶領域91に記憶させる。
次に、ステップS104の処理において、測定者は、セル30をセル配置部31から取り出し、セル30の内部からブランクBを捨てた後、セル30に被測定物Sを収容して、セル30をセル配置部31に配置する。
次に、ステップS105の処理において、測定者は、被測定物Sを測定するように入力装置72で入力する。
次に、ステップS106の処理において、測定者は、測定光の出力光強度の10段階の内から一つの段階を入力装置72で入力する。なお、測定者は、2回目の被測定物Sを測定する際には、1回目の被測定物Sを測定した結果に基づいて、測定光の出力光強度の10段階の内から一つの段階を選択することになる。例えば、光強度を3倍にしたいときには、出力光強度を3倍にする。
次に、ステップS107の処理において、被測定物測定部81は、被測定物Sが収容されたセル30に、測定光の出力光強度を、入力された段階に切り換えて、照射光学系40からのレーザ光を照射するとともに、被測定物Sに照射する測定光の出力光強度と同じ段階の出力光強度の測定光をブランクBに照射して得られた光強度分布をバックグラウンドとして、リングディテクタ52、側方散乱光センサ53及び後方散乱光センサ54からの光強度分布データを取得して、光強度分布記憶領域91に記憶させる。
次に、ステップS108の処理において、算出部82は、被測定物Sを測定して得られた光強度分布データを用いて、被測定物Sに含まれる被測定粒子群Pの粒度分布を算出する。
次に、ステップS109の処理において、測定者は、良好な出力信号のS/Nのもとに被測定粒子群Pの粒度分布を算出することができたか否かを判断する。良好な出力信号のS/Nのもとに被測定粒子群Pの粒度分布を算出することができたと判断したときには、本フローチャートを終了させる。
一方、良好な出力信号のS/Nのもとに被測定粒子群Pの粒度分布を算出することができていないと判断したときには、ステップS106の処理に戻る。つまり、良好な出力信号のS/Nのもとに被測定粒子群Pの粒度分布を算出することができたと判断するまで、ステップS106の処理からステップS108の処理までを繰り返すことになる。
以上のように、実施形態1の粒度分布測定装置1によれば、最適な出力光強度の測定光を照射して得られた光強度分布データを用いて、被測定物Sに含まれる被測定粒子群Pの粒度分布を算出することができる。
<実施形態2>
図3は、本発明の他の一実施形態である粒度分布測定装置の全体構成を示す概略構成ブロック図である。なお、粒度分布測定装置1と同様のものについては、同じ符号を付している。
本実施形態は、上述した実施形態1と異なり、測定者が、良好な出力信号のS/Nのもとに被測定粒子群Pの粒度分布を算出することができたか否かを判断せずに、算出部183が、自動的に良好な出力信号のS/Nのもとに被測定粒子群Pの粒度分布を算出するようになっている。
粒度分布測定装置101は、被測定物(媒液Lと被測定粒子群Pとの混合物)Sやブランク(媒液Lのみ)B等が収容されたセル30が配置されるセル配置部31と、セル30に対してレーザ光を照射する照射光学系40と、光強度分布を検出する検出光学系50と、データサンプリング回路60と、粒度分布測定装置101全体を制御するコンピュータ(制御部)170とを備える。
コンピュータ170は、CPU180とメモリ90とを備え、モニタ画面を有する表示装置71と、キーボード72aやマウス72bを有する入力装置72とが連結されている。
CPU180が処理する機能をブロック化して説明すると、被測定物Sを測定する被測定物測定部181と、ブランクBを測定するブランク測定部82と、被測定粒子群Pの粒度分布を算出する算出部183とを有する。
被測定物測定部181は、測定者によって、被測定物Sが収容されたセル30がセル配置部31に配置されるとともに、被測定物Sを測定するように入力装置72で入力されると、被測定物Sが収容されたセル30に、測定光の出力光強度を0.2Wから2.0Wまで0.2W毎に10段階に切り換えながら、照射光学系40からのレーザ光を照射するとともに、被測定物Sに照射する測定光の出力光強度と同じ段階の出力光強度の測定光をブランクBに照射して得られた光強度分布データをバックグラウンドとして、リングディテクタ52、側方散乱光センサ53及び後方散乱光センサ54の各光センサからの光強度データ、つまり光強度分布データを取得して、光強度分布記憶領域91に記憶させる制御を行う。そして、ブランクBを測定して得られた光強度分布データは、バックグラウンドに相当する値である考え、被測定物Sによる光強度分布データから差し引く値として利用される。バックグラウンドを差し引かれた被測定物Sによる光強度分布データは、被測定物によって散乱された正味の光強度分布データであると見なすことができる。
具体的には、被測定物測定部181が、測定光の出力光強度を0.2mW(第一段階)となるようにして、0.2mW(第一段階)の出力光強度の測定光を被測定物Sに照射して、光強度分布データを得る際に、0.2mW(第一段階)の出力光強度の測定光をブランクBに照射して得られた光強度分布データをバックグラウンドとして、光強度分布データを検出光学系50で検出して記憶させた後、測定光の出力光強度を0.4mW(第二段階)となるようにして、0.4mW(第二段階)の出力光強度の測定光を被測定物Sに照射して、光強度分布データを得る際に、0.4mW(第二段階)の出力光強度の測定光をブランクBに照射して得られた光強度分布データをバックグラウンドとして、光強度分布データを検出光学系50で検出して記憶させるように、測定光の出力光強度を0.2mWから2.0mWまで0.2mW毎に10段階に切り換えながら、レーザ光源41からの測定光を被測定物Sに照射することにより発生する光強度分布データを検出光学系50で検出して記憶させていく。つまり、光強度分布記憶領域91に10種類の光強度分布データが記憶されることになる。
算出部183は、被測定物Sを測定して得られた光強度分布データを用いて、検出光学系50の各光検出素子の光強度の内の少なくとも1個の光強度が閾値以上となる光強度分布データと、粒子及び媒液Lの屈折率とを用いて、フラウンホーファ回折理論やミーの散乱理論に基づいた公知の演算を行うことによって、被測定物Sに含まれる被測定粒子群Pの粒度分布を算出する制御を行う。
具体的には、0.2mW(第一段階)の出力光強度の測定光を被測定物Sに照射して得られた光強度分布データにおける光強度の最大値(図7(a)では、光検出素子の素子番号59の光強度)を算出した後、その光強度が閾値(50%)以上となるか否かを判定する。光強度が閾値(50%)以上であれば、その光強度分布データに基づいて、被測定物Sに含まれる被測定粒子群Pの粒度分布を算出する。一方、光強度が閾値(50%)未満であれば、0.4mW(第二段階)の出力光強度の測定光を被測定物Sに照射して得られた光強度分布データにおける光強度の最大値を算出した後、その光強度が閾値(50%)以上となるか否かを判定する。光強度が閾値(50%)以上であれば、その光強度分布データに基づいて、被測定物Sに含まれる被測定粒子群Pの粒度分布を算出するというように、光強度の最大値が閾値(50%)以上となる光強度分布データに基づいて、被測定物Sに含まれる被測定粒子群Pの粒度分布を算出する。
ここで、被測定物Sに含まれる被測定粒子群Pの粒度分布を算出する算出方法について説明する。図4は、算出方法について説明するためのフローチャートである。
ステップS201の処理〜ステップS205の処理は、ステップS101の処理〜ステップS105の処理と同様であり、説明を省略する。
ステップS206の処理において、被測定物測定部181は、被測定物Sが収容されたセル30に、測定光の出力光強度を0.2Wから2.0Wまで0.2W毎に10段階に切り換えながら、照射光学系40からのレーザ光を照射するとともに、被測定物Sに照射する測定光の出力光強度と同じ段階の出力光強度の測定光をブランクBに照射して得られた光強度分布データをバックグラウンドとして、リングディテクタ52、側方散乱光センサ53及び後方散乱光センサ54からの光強度分布データを取得して、光強度分布記憶領域91に記憶させる。
次に、ステップS207の処理において、出力光強度パラメータn=1とする。
次に、ステップS208の処理において、算出部183は、第n段階の出力光強度の測定光をブランクBに照射して得られた光強度分布データに基づいて、光強度の最大値を算出する。
次に、ステップS209の処理において、算出部183は、光強度の最大値が閾値(50%)以上であるか否かを判定する。光強度が閾値(50%)以上であると判定したときには、ステップS210の処理において、算出部183は、光強度が閾値(50%)以上となる光強度分布データを用いて、被測定物Sに含まれる被測定粒子群Pの粒度分布を算出する(図7(b)参照)。
一方、光強度が閾値(50%)未満であると判定したときには、ステップS211の処理において、n=n+1として、ステップS208の処理に戻る(図7(a)参照)。つまり、光強度が閾値(50%)以上であると判定するまで、ステップS208の処理からステップS211の処理までを繰り返すことになる。
以上のように、実施形態2の粒度分布測定装置101によれば、光強度の最大値が閾値(50%)以上である光強度分布データを用いて、被測定物Sに含まれる被測定粒子群Pの粒度分布を算出することができる。
なお、上述の「閾値」とは設計者等によって予め決められた任意の数値である。また、実施形態2では光強度の最大値を閾値と比較したが、比較対象はそれに限られることはなく、検出器の各光検出素子の光強度の内の予め決められた光検出素子の光強度と閾値とを比較してもよく、また、検出器の各光検出素子の光強度を合計した合計値と閾値とを比較してもよい。
本発明は、光学的手法を用いて被測定物に含まれる被測定粒子群の粒度分布を測定する粒度分布測定装置等に使用することができる。
1 粒度分布測定装置
30 セル
31 セル配置部
41 レーザ光源
52〜54 検出器
81 被測定物測定部
82 ブランク測定部
83 算出部

Claims (2)

  1. 測定光を出射する光源と、
    光強度分布を検出する検出器と、
    前記光源と検出器との間に、媒体と被測定粒子群とを含む被測定物、又は、媒体を含むブランクが収容されたセルが配置されるセル配置部と、
    前記光源からの測定光をブランクに照射することにより発生する光強度分布を前記検出器で検出して記憶させるブランク測定部と、
    前記ブランクを測定して得られた光強度分布をバックグラウンドとして、前記光源からの測定光を被測定物に照射することにより発生する光強度分布を前記検出器で検出して記憶させる被測定物測定部と、
    前記被測定物を測定して得られた光強度分布に基づいて、前記被測定物に含まれる被測定粒子群の粒度分布を算出する算出部とを備える粒度分布測定装置であって、
    前記光源は、前記測定光の出力光強度を複数の段階に切り換えることが可能となっており、
    前記ブランク測定部は、前記測定光の出力光強度を複数の段階に切り換えながら、各段階の出力光強度の測定光をブランクに照射することによりそれぞれ発生する光強度分布を前記検出器で検出したうえで、それぞれの光強度分布を記憶させ、
    前記被測定物測定部は、ある段階の出力光強度の測定光を被測定物に照射して光強度分布を前記検出器で検出するとともに、この出力光強度と同じ段階の出力光強度の測定光をブランクに照射して得られた光強度分布をバックグラウンドとして差し引くことで、被測定物の光強度分布とすることを特徴とする粒度分布測定装置。
  2. 前記被測定物測定部は前記測定光の出力光強度を最小の段階から一段づつ大きくしながら前記測定光を被測定物に照射して光強度分布を測定するとともに、
    前記算出部は、前記検出器の各光検出素子の光強度の内の少なくとも1個の光強度が閾値以上であるかどうか判断し、その判断が肯定されたときの光強度分布に基づいて、前記被測定物に含まれる被測定粒子群の粒度分布を算出することを特徴とする請求項に記載の粒度分布測定装置。
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