JP6729724B2 - データ処理装置及びデータ処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、試料に照射した測定光の回折散乱光を検出することにより得られる光強度分布データに対して、試料の屈折率を表す屈折率パラメータに基づく演算を行うことにより算出される粒子径分布データを表示するためのデータ処理装置、及び、これに用いられるデータ処理プログラムに関するものである。
従来から、試料中の粒子群の粒子径分布を測定するために、粒子径分布測定装置が用いられている。一般的な粒子径分布測定装置では、測定対象となる試料に対して測定光を照射し、試料で回折及び散乱した光を複数の受光素子で受光することにより、各受光素子における受光強度に基づいて、試料中の粒子群の粒子径分布を測定することができるようになっている。
この種の粒子径分布測定装置では、試料で回折及び散乱した光を複数の受光素子で受光することにより、各受光素子における受光強度を表す光強度分布データが得られる。そして、得られた光強度分布データに対して演算が行われることにより、各粒子径における粒子量を表す粒子径分布データが算出される。
上記のようにして粒子径分布データを算出する際には、試料の屈折率を表す屈折率パラメータが設定され、その屈折率パラメータを用いて演算が行われる。この屈折率パラメータは、物性値とは異なる場合がほとんどである上、物性値の情報(特に屈折率の虚数部に関する物性値の情報)が得られない場合もあるため、適正な屈折率パラメータを選定する作業を行う必要がある。このような適正な屈折率パラメータを選定するための方法としては、主に2つの方法が知られている。
1つ目の方法は、実測された光強度分布データと、粒子径分布データから逆演算された光強度分布データとがなす交角の余弦の値を用いる方法である(例えば下記特許文献1参照)。この方法では、実測された光強度分布データに対して屈折率パラメータに基づく演算を行うことにより算出された粒子径分布データから、逆演算により光強度分布データを算出し、その光強度分布データと実測された光強度分布データとがなす交角の余弦の値が最大となるとき(「1」に最も近くなるとき)の粒子径分布データが選択されて表示される。
2つ目の方法は、粒子径分布データにおける粒子量の積算値が所定値に達したときの粒子径の値を用いる方法である(例えば下記特許文献2参照)。この方法では、実測された光強度分布データに対して屈折率パラメータに基づく演算を行うことにより粒子径分布データを算出し、その粒子径分布データにおいて粒子量の積算値が所定値(例えば10%)に達したときの粒子径が最大となる屈折率の値が選択され、その最適な屈折率の値を用いて求められた粒子径分布データが表示される。
特開平10−197439号公報 特開平6−74892号公報
しかしながら、上記のような屈折率パラメータの選定方法を用いて粒子径分布データを表示させる場合、選定された屈折率パラメータに基づいて得られた1つ又は所定数の粒子径分布データが表示されるだけであるため、適正な屈折率パラメータが選定されているか否かを判定することが困難であった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、粒子径分布データを算出する際に用いられる屈折率パラメータが適正であるか否かを容易に判定することができるデータ処理装置及びデータ処理プログラムを提供することを目的とする。
(1)本発明に係るデータ処理装置は、試料に照射した測定光の回折散乱光を検出することにより得られる光強度分布データに対して、試料の屈折率を表す屈折率パラメータに基づく演算を行うことにより算出される粒子径分布データを表示するためのデータ処理装置であって、入力受付部と、指標値算出部と、表示処理部とを備える。前記入力受付部は、実数部及び虚数部で表される屈折率パラメータの入力を受け付ける。前記指標値算出部は、入力が受け付けられた複数の屈折率パラメータがそれぞれ適正か否かを判定するための指標値を算出する。前記表示処理部は、複数の屈折率パラメータについて、それぞれの実数部が第1軸、虚数部が第2軸に表されるとともに、各屈折率パラメータに対応付けて、前記指標値又は前記指標値に基づく値が表されたグラフを表示させる。
このような構成によれば、粒子径分布データを算出する際に用いられる複数の屈折率パラメータが入力された場合に、それぞれの屈折率パラメータが適正か否かを判定するための指標値が算出され、それらの指標値又は指標値に基づく値が各屈折率パラメータの実数部及び虚数部に対応付けてグラフで表示される。このとき、各屈折率パラメータの実数部を第1軸、虚数部を第2軸とするグラフが表示され、それらの屈折率パラメータに対応付けて指標値又は指標値に基づく値が表されるため、各屈折率パラメータが適正か否かを視覚的に容易に判定することができる。
(2)前記指標値は、実測された光強度分布データと、その光強度分布データに対する屈折率パラメータに基づく演算により算出された粒子径分布データから逆演算された光強度分布データとがなす交角の余弦の値であってもよい。
このような構成によれば、実測された光強度分布データと、粒子径分布データから逆演算された光強度分布データとがなす交角の余弦の値が、指標値として各屈折率パラメータの実数部及び虚数部に対応付けてグラフで表示されるため、各屈折率パラメータが適正か否かを容易かつ精度よく判定することができる。
(3)前記指標値は、実測された光強度分布データに対する屈折率パラメータに基づく演算により算出された粒子径分布データにおいて、粒子量の積算値が所定値に達したときの粒子径の値であってもよい。
このような構成によれば、粒子径分布データにおいて粒子量の積算値が所定値に達したときの粒子径の値が、指標値として各屈折率パラメータの実数部及び虚数部に対応付けてグラフで表示されるため、各屈折率パラメータが適正か否かを容易かつ精度よく判定することができる。
(4)前記指標値に基づく値は、同一の屈折率パラメータで複数回測定を行うことにより得られる複数の光強度分布データに基づいて算出された複数の指標値の平均値であってもよい。
このような構成によれば、各屈折率パラメータについて、1回の測定により得られた光強度分布データに基づく1つの指標値ではなく、複数回の測定により得られた複数の光強度分布データに基づく複数の指標値の平均値が、各屈折率パラメータに対応付けてグラフで表示される。これにより、測定誤差の影響を緩和することができるため、各屈折率パラメータが適正か否かをより精度よく判定することができる。
(5)前記表示処理部は、前記第1軸及び前記第2軸の二次元で表される複数の屈折率パラメータのうち、前記指標値又は前記指標値に基づく値が閾値以上である屈折率パラメータを他の屈折率パラメータと区別して表示させてもよい。
このような構成によれば、指標値又は指標値に基づく値が閾値以上である場合には、屈折率パラメータが適正である可能性が高いため、その屈折率パラメータを他の屈折率パラメータと区別して表示させることにより、各屈折率パラメータが適正か否かをさらに精度よく判定することができる。
(6)本発明に係るデータ処理プログラムは、試料に照射した測定光の回折散乱光を検出することにより得られる光強度分布データに対して、試料の屈折率を表す屈折率パラメータに基づく演算を行うことにより算出される粒子径分布データを表示するためのデータ処理プログラムであって、入力受付部と、指標値算出部と、表示処理部としてコンピュータを機能させる。前記入力受付部は、実数部及び虚数部で表される屈折率パラメータの入力を受け付ける。前記指標値算出部は、入力が受け付けられた複数の屈折率パラメータがそれぞれ適正か否かを判定するための指標値を算出する。前記表示処理部は、複数の屈折率パラメータについて、それぞれの実数部が第1軸、虚数部が第2軸に表されるとともに、各屈折率パラメータに対応付けて、前記指標値又は前記指標値に基づく値が表されたグラフを表示させる。
本発明によれば、各屈折率パラメータの実数部を第1軸、虚数部を第2軸とするグラフが表示され、それらの屈折率パラメータに対応付けて指標値又は指標値に基づく値が表されるため、各屈折率パラメータが適正か否かを視覚的に容易に判定することができる。
本発明の一実施形態に係るデータ処理装置を備えた粒子径分布測定装置の構成例を示す概略図である。 図1のデータ処理装置の具体的構成について説明するためのブロック図である。 屈折率パラメータを入力する際に表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。 粒子径分布データの一例を示す図である。 第1の算出方法で算出された指標値を表示部に表示させる態様の一例を示した図である。 第1の算出方法で算出された指標値を表示部に表示させる態様の他の例を示した図である。 第2の算出方法で算出された指標値を表示部に表示させる態様の一例を示した図である。 第2の算出方法で算出された指標値を表示部に表示させる態様の他の例を示した図である。 指標値をグラフで表示させる際の制御部による処理の流れの一例を示したフローチャートである。
1.粒子径分布測定装置の構成
図1は、本発明の一実施形態に係るデータ処理装置を備えた粒子径分布測定装置の構成例を示す概略図である。この粒子径分布測定装置は、試料に含まれる粒子群の粒子径と粒子量との関係を測定することにより、粒子径分布データを生成するためのものであり、試料の測定を行うための測定機構1を備えている。
測定機構1には、光源11、集光レンズ12、空間フィルタ13、コリメータレンズ14、フローセル15、集光レンズ16及び検出器17などが備えられている。測定対象となる試料は、例えば超音波振動子が内蔵された循環式サンプラ2などの供給源からフローセル15に供給されるようになっている。
光源11は、例えばレーザ光源からなり、当該光源11から照射された光(測定光)が、集光レンズ12、空間フィルタ13及びコリメータレンズ14を通過することにより平行光となる。このようにして平行光とされた測定光は、試料が供給されているフローセル15に照射され、フローセル15内の試料に含まれる粒子群で回折及び散乱した光(回折散乱光)が、集光レンズ16を通って検出器17により受光されるようになっている。ただし、フローセル15に限らず、測定ごとに回分セル内に試料が収容されて測定が行われるような構成であってもよい。
検出器17は、試料からの光を検出するためのものであり、例えばフォトダイオードアレイにより構成される。検出器17は、例えば互いに異なる半径を有するリング状又は半リング状の検出面が形成された複数(例えば64個)の受光素子171を、集光レンズ16の光軸を中心として同心円状に配置することにより構成されており、各受光素子171には、それぞれの位置に応じた角度で試料からの光が入射する。したがって、検出器17の各受光素子171の検出信号は、入射角度に対応する光の強度を表すことになる。
この図1の例では、フローセル15の前方(光源11とは反対側)にのみ検出器17が示されている。ただし、フローセル15の後方(光源11側)や側方(光の入射方向に対して直交する面内)にも、それぞれ試料で回折及び散乱した光を受光する受光素子を備えた検出器が設けられていてもよい。
検出器17の各受光素子171の検出信号は、A/D変換器3によりアナログ信号からデジタル信号に変換された後、通信部4を介してデータ処理装置5に入力されるようになっている。これにより、検出器17の各受光素子171の素子番号に対応付けて、各受光素子171における受光強度がデータ処理装置5に入力される。
データ処理装置5は、例えばコンピュータにより構成されており、制御部51、操作部52、表示部53及び記憶部54などを備えている。制御部51は、例えばCPU(Central Processing Unit)を含む構成であり、操作部52、表示部53及び記憶部54などの各部が電気的に接続されている。
操作部52は、例えばキーボード及びマウスを含む構成であり、ユーザが操作部52を操作することにより入力作業などを行うことができるようになっている。表示部53は、例えば液晶表示器などにより構成されており、測定機構1における測定結果などの各種情報が表示部53に表示される。記憶部54は、例えばRAM(Random Access Memory)又はハードディスクなどにより構成される。
図2は、図1のデータ処理装置5の具体的構成について説明するためのブロック図である。本実施形態における制御部51は、CPUがプログラムを実行することにより、光強度分布取得部511、粒子径分布算出部512、入力受付部513、指標値算出部514及び表示処理部515などとして機能する。記憶部54には、光強度分布データ記憶部541、粒子径分布データ記憶部542及び屈折率パラメータ記憶部543などが割り当てられている。
光強度分布取得部511は、検出器17の各受光素子171からの検出信号に基づいて光強度分布データを取得し、その光強度分布データを光強度分布データ記憶部541に記憶する。このとき得られる光強度分布データは、各受光素子171の素子番号に対応付けられた各受光素子171における受光強度を表している。各受光素子171に入射する光は、試料で回折及び散乱したときの角度(回折散乱角度)が異なる光であるため、光強度分布取得部511により取得される光強度分布データは、回折散乱角度と受光強度との関係を表すデータとなる。
粒子径分布算出部512は、光強度分布データ記憶部541に記憶されている光強度分布データに対する演算を行うことにより粒子径分布データを算出し、その粒子径分布データを粒子径分布データ記憶部542に記憶する。このとき得られる粒子径分布データは、各粒子径における粒子量を表している。粒子径分布データを演算する際には、下記式(1)の関係を用いることができる。
ここで、s、q及びAは、下記式(2)〜(4)で表される。
上記ベクトルsは、光強度分布データである。ベクトルsにおける各要素s(i=1,2,・・・,m)は、検出器17の各受光素子171の他、フローセル15の後方や側方に設けられた受光素子などにおける受光強度である。
上記ベクトルqは、粒子径分布データである。ベクトルqにおける各要素q(j=1,2,・・・,n)は、頻度分布%として表現される。測定対象となる粒子径範囲(最大粒子径がx、最小粒子径がxn+1)をn分割し、それぞれの粒子径区間を[x,xj+1]とすると、要素q〜qは、各粒子径区間[x,xj+1]に対応する粒子量である。
各要素q〜qについては、通常、体積基準が用いられ、下記式(5)を満たすように、すなわち各要素q〜qの合計が100%となるように正規化が行われる。
上記行列Aは、粒子径分布データqを光強度分布データsに変換する係数行列である。行列Aにおける各要素ai,j(i=1,2,・・・,m、j=1,2,・・・,n)は、各粒子径区間[x,xj+1]に属する単位体積の粒子群に単位強度の測定光を照射したときのi番目の受光素子171における回折散乱光の受光強度である。
行列Aにおける各要素ai,j(i=1,2,・・・,m、j=1,2,・・・,n)の値は、粒子の屈折率をパラメータの一つとして用いることにより理論的に計算することができる。例えば、粒子径が光源11からの測定光の波長に比べて十分に大きい場合(例えば10倍以上)には、フラウンホーファ回折理論を用いて計算することができる。一方、粒子径が光源11からの測定光の波長と同程度、又は、それより小さい場合には、ミー散乱理論を用いて計算することができる。
粒子径分布算出部512による行列演算では、上記式(1)に基づいて、下記式(6)によりベクトルqが求められる。ただし、AはAの転置行列である。この場合、求められたベクトルqが粒子径分布データとなる。
係数行列A及び転置行列Aは、設定された試料の屈折率(複素屈折率)に応じて異なる行列となる。本実施形態では、屈折率のパラメータである実数部及び虚数部をユーザが設定することにより、その屈折率パラメータに基づいて決定された係数行列A及び転置行列Aを用いて粒子径分布データが算出されるようになっている。
入力受付部513は、作業者が操作部52を用いて入力操作を行った場合に、その入力を受け付ける。作業者が操作部52を操作することにより、実数部及び虚数部で表される屈折率パラメータが入力された場合には、その屈折率パラメータの入力が入力受付部513により受け付けられ、屈折率パラメータ記憶部543に記憶される。この屈折率パラメータ記憶部543に記憶されている屈折率パラメータに基づいて、粒子径分布算出部512により粒子径分布データが算出される。作業者は、複数の屈折率パラメータを入力して屈折率パラメータ記憶部543に記憶させることができ、それらの屈折率パラメータに基づいて複数の粒子径分布データを算出することができる。
指標値算出部514は、入力された複数の屈折率パラメータがそれぞれ適正か否かを判定するための指標値を算出する。この指標値の算出方法の具体例については後述するが、複数の屈折率パラメータがそれぞれ適正か否かを数値で表すことができれば、如何なる指標値であってもよい。
表示処理部515は、表示部53に対する表示を制御する。表示処理部515は、粒子径分布データ記憶部542に記憶されている粒子径分布データを表示部53に表示させることができるだけでなく、指標値算出部514により算出された指標値を各屈折率パラメータに対応付けて表示部53に表示させることもできる。
2.屈折率パラメータの入力方法
図3は、屈折率パラメータを入力する際に表示部53に表示される表示画面の一例を示す図である。この例では、屈折率パラメータの実数部を第1軸(横軸)、虚数部を第2軸(縦軸)とする平面座標が表示部53に表示され、この平面座標上の範囲を指定することにより、指定された範囲内の屈折率パラメータを選択することができるようになっている。
具体的には、作業者が操作部52を操作することにより、図3に一点鎖線で示すような範囲Rを平面座標上に指定する。平面座標上には、屈折率パラメータの実数部及び虚数部が所定の間隔で設定されている。これらの所定の間隔で設定された実数部及び虚数部の交点の座標うち、指定された範囲R内に位置する座標のみが選択され、各座標における実数部及び虚数部で表される屈折率パラメータの入力が受け付けられる。
ただし、屈折率パラメータの入力方法は、上記のような平面座標上の範囲Rを指定するような方法に限らず、例えば屈折率パラメータの実数部及び虚数部の各数値を個別に入力するような方法であってもよい。この場合、実数部及び虚数部の各数値を直接入力するような構成であってもよいし、複数の選択肢の中から各数値を選択するような構成であってもよい。
3.指標値の算出方法
(1)第1の算出方法
指標値を算出する第1の方法としては、実測された光強度分布データと、粒子径分布データから逆演算された光強度分布データとがなす交角の余弦の値を用いる方法がある。この方法では、実測された光強度分布データ(光強度分布データ記憶部541に記憶されている光強度分布データ)と、これらの光強度分布データに対して屈折率パラメータに基づく演算を行うことにより算出された粒子径分布データ(粒子径分布データ記憶部542に記憶されている粒子径分布データ)から逆演算された光強度分布データとを用いて、指標値が算出される。
粒子径分布データqと係数行列Aを用いて逆演算された光強度分布データをベクトルrとすると、このベクトルrは下記式(7)で表される。
上記式(2)で表される実測された光強度分布データsと、上記式(7)で表される逆演算された光強度分布データrとがなす交角θの余弦は、下記式(8)で表される。なお、下記式(8)において、(r,s)はベクトルrとベクトルsの内積であり、|r|及び|s|はベクトルr及びベクトルsの大きさである。
交角θが0に近いほど、すなわち余弦(cosθ)の値が1に近いほど、逆演算された光強度分布データrが実測された光強度分布データsに近いと判断することができる。したがって、交角θの余弦の値を指標値として用いることにより、当該指標値に基づいて屈折率パラメータが適正か否かを判定することができる。すなわち、同一の光強度分布データに対して複数の屈折率パラメータに基づいて複数の粒子径分布データが算出された場合に、それらの複数の屈折率パラメータのうち、交角θの余弦の値が1に近い屈折率パラメータほど適正と判定することができる。
(2)第2の算出方法
指標値を算出する第2の方法としては、粒子径分布データにおける粒子量の積算値が所定値に達したときの粒子径の値を用いる方法がある。この方法では、実測された光強度分布データ(光強度分布データ記憶部541に記憶されている光強度分布データ)に対して屈折率パラメータに基づく演算を行うことにより算出された粒子径分布データ(粒子径分布データ記憶部542に記憶されている粒子径分布データ)において、粒子量の積算値が所定値に達したときの粒子径の値が指標値として算出される。
図4は、粒子径分布データの一例を示す図である。この粒子径分布データでは、各粒子径における粒子量(相対粒子量)の積算値が、各粒子径に対応付けて表されている。例えば、上記所定値が10%である場合には、粒子径分布データにおいて粒子量の積算値が10%に達したときの粒子径D(10%径)が算出される。ただし、上記所定値は、10%に限らず、例えば50%などの他の値であってもよい。
上記粒子径Dが大きいほど、適正な屈折率パラメータを用いて算出された粒子径分布データと判断することができるため、上記粒子径Dの値を指標値として用いることにより、当該指標値に基づいて屈折率パラメータが適正か否かを判定することができる。すなわち、同一の光強度分布データに対して複数の屈折率パラメータに基づいて複数の粒子径分布データが算出された場合に、それらの複数の屈折率パラメータのうち、上記粒子径Dの値が最大になる屈折率パラメータほど適正と判定することができる。
4.各屈折率パラメータに対応する指標値の表示態様
本実施形態では、上述のような各屈折率パラメータに対応する指標値が、各屈折率パラメータの実数部及び虚数部に対応付けられたグラフで表示部53に表示されるようになっている。具体的には、複数の屈折率パラメータについて、それぞれの実数部が第1軸、虚数部が第2軸に表されるとともに、各屈折率パラメータに対応付けて指標値が表されたグラフが表示部53に表示される。
図5Aは、第1の算出方法で算出された指標値を表示部53に表示させる態様の一例を示した図である。このグラフでは、各屈折率パラメータの実数部が第1軸(X軸)、虚数部が第2軸(Y軸)に表されるとともに、各屈折率パラメータに対応する指標値である交角θの余弦の値が第3軸(Z軸)に表されている。このように、図5Aの例では、各屈折率パラメータに対応する指標値が、三次元の等高線グラフにより表示される。
図5Bは、第1の算出方法で算出された指標値を表示部53に表示させる態様の他の例を示した図である。このグラフでは、各屈折率パラメータの実数部が第1軸(X軸)、虚数部が第2軸(Y軸)に表されるとともに、各屈折率パラメータに対応する指標値である交角θの余弦の値がグラフ上の色の濃淡により表されている。このように、グラフは三次元に限らず、二次元で表示されてもよい。ただし、指標値はグラフ上の色の濃淡により表されるような構成に限らず、色の種類などの他の態様により表されてもよい。
図6Aは、第2の算出方法で算出された指標値を表示部53に表示させる態様の一例を示した図である。このグラフでは、各屈折率パラメータの実数部が第1軸(X軸)、虚数部が第2軸(Y軸)に表されるとともに、各屈折率パラメータに対応する指標値である10%径の値が第3軸(Z軸)に表されている。このように、図6Aの例では、各屈折率パラメータに対応する指標値が、三次元の等高線グラフにより表示される。
図6Bは、第2の算出方法で算出された指標値を表示部53に表示させる態様の他の例を示した図である。このグラフでは、各屈折率パラメータの実数部が第1軸(X軸)、虚数部が第2軸(Y軸)に表されるとともに、各屈折率パラメータに対応する指標値である10%径の値がグラフ上の色の濃淡により表されている。このように、グラフは三次元に限らず、二次元で表示されてもよい。ただし、指標値はグラフ上の色の濃淡により表されるような構成に限らず、色の種類などの他の態様により表されてもよい。
図6Bに破線Lで示すように、第1軸及び第2軸の二次元で表される屈折率パラメータのうち、指標値が閾値以上である屈折率パラメータが、他の屈折率パラメータと区別して表示されてもよい。ただし、他の屈折率パラメータと区別して表示させる方法としては、指標値が閾値以上である屈折率パラメータの領域を破線Lで示すような方法に限らず、例えば該当する屈折率パラメータをプロットするなどして強調して表示させる方法のように、他の方法であってもよい。
5.制御部による処理
図7は、指標値をグラフで表示させる際の制御部51による処理の流れの一例を示したフローチャートである。作業者は、まず、操作部52を操作して対象となる光強度分布データを選択した後(ステップS101)、図3に例示されるような入力方法を用いて屈折率パラメータの範囲を指定することにより(ステップS102)、その指定した範囲内の複数の屈折率パラメータが入力される。
その後、指標値算出部514が、上述した第1の算出方法又は第2の算出方法などを用いて、指定された範囲内の各屈折率パラメータについて指標値を算出する(ステップS103)。そして、算出された指標値が、図5A、図5B、図6A、図6Bなどに例示されるようなグラフで各屈折率パラメータに対応付けて表示される(ステップS104)。
このようにして、各屈折率パラメータに対応付けて指標値が表されたグラフを表示部53に表示させた後、当該グラフとともに、又は、当該グラフに代えて、指標値が上位の粒子径分布データが表示部53に表示される(ステップS105)。例えば、指標値が最適な屈折率パラメータに対応する粒子径分布データから順に、所定数の粒子径分布データがそれぞれ図4に例示されるような態様で表示部53に表示される。
6.作用効果
(1)本実施形態では、粒子径分布データを算出する際に用いられる複数の屈折率パラメータが入力された場合に、それぞれの屈折率パラメータが適正か否かを判定するための指標値(交角θの余弦又は10%径など)が算出され、それらの指標値が各屈折率パラメータの実数部及び虚数部に対応付けてグラフで表示される(図5A、図5B、図6A、図6Bなど)。このとき、各屈折率パラメータの実数部を第1軸、虚数部を第2軸とするグラフが表示され、それらの屈折率パラメータに対応付けて指標値が表されるため、各屈折率パラメータが適正か否かを視覚的に容易に判定することができる。
(2)指標値を算出する際、上述した第1の算出方法を用いた場合には、実測された光強度分布データと、粒子径分布データから逆演算された光強度分布データとがなす交角θの余弦の値が、指標値として各屈折率パラメータの実数部及び虚数部に対応付けてグラフで表示されるため(図5A、図5Bなど)、各屈折率パラメータが適正か否かを容易かつ精度よく判定することができる。
(3)一方、指標値を算出する際、上述した第2の算出方法を用いた場合には、粒子径分布データにおいて粒子量の積算値が所定値(例えば10%)に達したときの粒子径の値が、指標値として各屈折率パラメータの実数部及び虚数部に対応付けてグラフで表示されるため(図6A、図6Bなど)、各屈折率パラメータが適正か否かを容易かつ精度よく判定することができる。
(4)上記実施形態では、1つの光強度分布データを選択し(図7のステップS101)、その光強度分布データに基づいて算出された指標値が表示部53にグラフで表示されるような構成について説明した。しかし、このような構成に限らず、同一の屈折率パラメータで複数回測定を行うことにより得られる複数の光強度分布データを選択し、それらの光強度分布データに基づいて算出された複数の指標値の平均値が、指標値に基づく値として各屈折率パラメータに対応付けて表示部53にグラフで表示されてもよい。
この場合、各屈折率パラメータについて、1回の測定により得られた光強度分布データに基づく1つの指標値ではなく、複数回の測定により得られた複数の光強度分布データに基づく複数の指標値の平均値が、各屈折率パラメータに対応付けて表示部53にグラフで表示される。これにより、測定誤差の影響を緩和することができるため、各屈折率パラメータが適正か否かをより精度よく判定することができる。ただし、「指標値に基づく値」は、複数の指標値の平均値に限らず、指標値から算出される他の値であってもよい。
(5)図6Bに示した表示例では、指標値が閾値以上である屈折率パラメータが、破線Lにより他の屈折率パラメータと区別して表示される。指標値が閾値以上である場合には、屈折率パラメータが適正である可能性が高いため、その屈折率パラメータを他の屈折率パラメータと区別して表示させることにより、各屈折率パラメータが適正か否かをさらに精度よく判定することができる。
7.変形例
上述した第1の算出方法及び第2算出方法のような指標値を算出するための複数種類の算出方法は、いずれか1つのみが用いられるような構成に限らず、複数種類の算出方法が併用されるような構成であってもよい。この場合、それぞれの算出方法により算出された指標値を各屈折率パラメータに対応付けてグラフで表示させてもよい。また、それぞれの算出方法により算出された指標値において上位の粒子径分布データが表示部53に表示されてもよい。
また、上記実施形態に係るデータ処理装置5のように、粒子径分布データを表示するためのデータ処理装置5を提供することができるだけでなく、データ処理装置5としてコンピュータを機能させるためのプログラム(データ処理プログラム)を提供することも可能である。この場合、上記プログラムは、記憶媒体に記憶された状態で提供されるような構成であってもよいし、有線通信又は無線通信を介してプログラム自体が提供されるような構成であってもよい。
1 測定機構
5 データ処理装置
17 検出器
51 制御部
52 操作部
53 表示部
54 記憶部
171 受光素子
511 光強度分布取得部
512 粒子径分布算出部
513 入力受付部
514 指標値算出部
515 表示処理部
541 光強度分布データ記憶部
542 粒子径分布データ記憶部
543 屈折率パラメータ記憶部

Claims (6)

  1. 試料に照射した測定光の回折散乱光を検出することにより得られる光強度分布データに対して、試料の屈折率を表す屈折率パラメータに基づく演算を行うことにより算出される粒子径分布データを表示するためのデータ処理装置であって、
    実数部及び虚数部で表される屈折率パラメータの入力を受け付ける入力受付部と、
    入力が受け付けられた複数の屈折率パラメータがそれぞれ適正か否かを判定するための指標値を算出する指標値算出部と、
    複数の屈折率パラメータについて、それぞれの実数部が第1軸、虚数部が第2軸に表されるとともに、各屈折率パラメータに対応付けて、前記指標値又は前記指標値に基づく値が表されたグラフを表示させる表示処理部とを備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記指標値は、実測された光強度分布データと、その光強度分布データに対する屈折率パラメータに基づく演算により算出された粒子径分布データから逆演算された光強度分布データとがなす交角の余弦の値であることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記指標値は、実測された光強度分布データに対する屈折率パラメータに基づく演算により算出された粒子径分布データにおいて、粒子量の積算値が所定値に達したときの粒子径の値であることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  4. 前記指標値に基づく値は、同一の屈折率パラメータで複数回測定を行うことにより得られる複数の光強度分布データに基づいて算出された複数の指標値の平均値であることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  5. 前記表示処理部は、前記第1軸及び前記第2軸の二次元で表される複数の屈折率パラメータのうち、前記指標値又は前記指標値に基づく値が閾値以上である屈折率パラメータを他の屈折率パラメータと区別して表示させることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  6. 試料に照射した測定光の回折散乱光を検出することにより得られる光強度分布データに対して、試料の屈折率を表す屈折率パラメータに基づく演算を行うことにより算出される粒子径分布データを表示するためのデータ処理プログラムであって、
    実数部及び虚数部で表される屈折率パラメータの入力を受け付ける入力受付部と、
    入力が受け付けられた複数の屈折率パラメータがそれぞれ適正か否かを判定するための指標値を算出する指標値算出部と、
    複数の屈折率パラメータについて、それぞれの実数部が第1軸、虚数部が第2軸に表されるとともに、各屈折率パラメータに対応付けて、前記指標値又は前記指標値に基づく値が表されたグラフを表示させる表示処理部としてコンピュータを機能させることを特徴とするデータ処理プログラム。
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