JP5549290B2 - 外科器具 - Google Patents

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Description

本発明は外科器具に関し、特に、吻合術を補助する外科器具に関する。
管腔臓器や血管等の管状の生体組織を互いに繋ぎ合わせる吻合術においては、吻合対象の生体組織が通常数ミリメートル程度の微細なものであるため、縫合糸を生体組織の所望の位置に配置することが困難である。この問題に対処するため、本発明者は、日本国特許出願2007−217212において、より簡便な方法で縫合糸を生体組織の縫合位置に配置することができる外科器具(吻合補助器具)を提案した。この吻合補助器具は、対向する1対の弾性変形可能な分枝片を備えており、この分枝片のそれぞれの先端に、分枝片の操作に応じて直線状の形状とループ状の形状とに選択的に変形する可撓性部材が設けられている。一例として膵臓を吻合する場合には、この吻合補助器具を主膵管に挿入した後に可撓性部材を主膵管の内壁に沿ったループ状に変形させ、そして、縫い針を接合面から膵臓内に侵入させてこのループを通過させる。その後、吻合補助器具を主膵管から抜き取ると、縫い針に取り付けられた縫合糸が主膵管の開口部から引き出され、糸が主膵管の開口付近に配置される。この方法によれば、縫い針を主膵管内の可撓性部材の間を通過させて接合面にある主膵管の開口よりも遠くの位置から抜き出せばよいので、縫い針を主膵管の接合面から侵入させ接合面の開口から突出させる一般的な手技と比較して、運針が格段に容易になる。
上記特許出願2007−217212は、特開2009−50306号公報(特許文献1)として出願公開されている。
特開2009−50306号公報
本発明の課題は、吻合術を補助する従来の外科器具に対して様々な改良を提供することである。一例として、本発明者は、従来の吻合用外科器具を用いて吻合術を行なう場合に、術野の確保が困難であるという課題を特定した。例えば、特許文献1に記載されている吻合補助器具においては、各分枝片が基端側から先端側までほぼ一直線状に形成されているため、使用時に基端側から視野を確保しようとすると、分枝片によって生体組織へ挿入する箇所の視野が遮られることがある。
本発明の一実施態様における外科器具は、基端側で連結され互いに接近する方向及び離間する方向に弾性変形可能な1対の脚部と、この1対の脚部のそれぞれの先端からその長手方向に対し傾斜して前方に伸長する1対の傾斜部と、この1対の傾斜部の先端から脚部の長手方向に実質的に平行に伸長する1対の先端部と、この1対の先端部を互いに連結する変形可能な連結部材とを含む。
一実施形態における外科器具を示す正面図 一実施形態において、1組の脚部が互いに離間した状態における外科器具を示す平面図 一実施形態において、1組の脚部が互いに接近した状態における外科器具を示す平面図 一実施形態における外科器具の先端部を示す正面部分拡大図 一実施形態における外科器具の先端部に設けられた突起を示す平面部分拡大図 一実施形態における外科器具を主膵管に挿入する手順を示す模式図 一実施形態における外科器具を主膵管に挿入する手順を示す模式図 一実施形態における外科器具を用いて縫合糸を配置する手順を示す模式図 一実施形態における外科器具を用いて縫合糸を配置する手順を示す模式図 主膵管を腸管の側面に縫合する手順を示す模式図 一実施形態における外科器具を主膵管に挿入する際の視線を示す模式図
以下、添付図面を参照し、本発明の様々な実施形態について説明する。図1ないし図3に、本発明の一実施形態における吻合補助用の外科器具100が示されている。この外科器具100は、例えば、膵臓の主膵管と腸管の側壁とを吻合する際に、縫合糸を膵臓の所望の位置に配置するために用いられる。
この外科器具100は、基端部110で連結された1対の脚部112、114と、1対の脚部112、114の先端にそれぞれ形成された1対の傾斜部116、118と、1対の傾斜部116、118の先端にそれぞれ形成された先端部120、122と、1対の先端部120、122を互いに連結する連結部材である可撓性部材124と、基端部110の後端に設けられた使用時の重心位置を調整するバランサー126と、を含む。外科器具100は、その基端(バランサー126の後端)から先端(可撓性部材124の先端)までの長さが約160mmとなるよう形成される。
脚部112、114には、使用者によって把持されるグリップ115がそれぞれ形成されている。脚部112、114は、このグリップ115を介した操作に応じて、基端部110を支点にして互いに接近する方向及び離間する方向に弾性変形する。図2に示すように、外部から力が加えられていない場合には、脚部112、114自身の弾性により、脚部112、114が互いに離間した姿勢に保持される。また、グリップ115のそれぞれの外面側から内面側に向かって力を作用させることにより、脚部112、114は互いに接近する方向へ弾性変形し、図3に示す内面同士が接触した姿勢をとる。グリップ115は、幅が約10.5mm、厚さが約5.25mmの略板状に構成される。脚部112、114の先端側(グリップ115の先端と傾斜部116、118との間に介在する部分)は、幅が約10.5mm、厚さが約2.2mmの略板状に構成され、傾斜部116、118との接合部分にはテーパが形成されている。
傾斜部116、118は、対応する脚部112、114のそれぞれの先端から、その長手方向に対し所定角度上方に傾斜して前方に(先端側に)伸長する。この傾斜角度は、例えば、20度から80度の範囲で任意の角度とすることができる。図1には、この傾斜角度が約55度の例が示されている。傾斜部116、118は、基端部側から先端部側に向かうに従って幅狭になるよう形成されている。
先端部120、122は、対応する傾斜部116、118のそれぞれの先端から、脚部112、114の長手方向に対して実質的に平行に前方に(先端側に)伸長し、基端側から先端側に向かうに従って幅狭になるよう形成される。先端部120、122は、主膵管に挿入するために適したサイズの平板状に形成される。例えば、先端部120、122の先端から傾斜部116、118との連結部までの長さは、主膵管のサイズ等の様々な要素を考慮して約15mmにすることができ、先端部120、122の先端から基端側に向かって5.0mm以内の部分は、主膵管への挿入に支障がないようにその幅及び厚みがともに直径が1.0mm以下となるよう形成することができる。なお、先端部120、122の内面(他方の先端部と対向する面)及び外面(内面と反対側の面)は、先端側に向かうに従って内側に向かって湾曲するように形成されてもよい。
先端部120、122の片方又は両方の外面には、図4に示すように、1つ又は複数の突起130が形成される。複数の突起130を先端部120又は122の先端から等間隔で設けることにより、先端部120、122の先端から突起130までの距離を計測することができる。また、図5の平面部分拡大図に示すように、突起130を構成する各突部の後方側(基端部100側)の立ち上がり面を先端部120又は122の外面に略垂直に形成し、先端側(可撓性部材124側)の立ち上がり面を傾斜させて形成することで、突起130を構成する各突部の後方側が先端側よりも高く突出するように形成することができる。また、突起130を構成する各突部の頂上付近には、膵臓の損傷を防ぐためにテーパが形成されている。
可撓性部材124は、長さが10mm、直径が0.3mmから1.0mmのステンレス等の金属製のワイヤを中央付近で折り曲げて形成され、その両端が先端部120、122にそれぞれ取り付けられる。可撓性部材124は、脚部112、114、傾斜部116、118、及び先端部120、122と比較して、これらのいずれの部材よりも、より少ない圧力で変形するように形成される。これにより、可撓性部材124は、脚部112、114への操作に応じて、図2に示す開いた姿勢、又は、図3に示す閉じた姿勢を選択的にとることができる。なお、可撓性部材124は、合成樹脂製の長尺部材で形成してもよい。ここでは、先端部120、122を互いに連結する連結部材として可撓性部材124を用いる例を説明したが、本発明の実施形態はこれに限られず、天然繊維または化学繊維から作られる糸などの脚部112、114の操作に応じて変形可能な部材によって先端部120、122を連結することができる。
脚部112、114は、その先端側をその基端側から分離可能に構成することができる。例えば、グリップ115の先端よりも前方の部分を、グリップ115を含む基端側から分離可能に構成することができる。また、傾斜部116、118は、対応する脚部112、114と一体に形成してもよく、別体に形成したものを組み付けるようにしてもよい。また、先端部120、122は、対応する傾斜部116、118と一体に形成してもよく、対応する傾斜部116、118と別体で着脱可能に形成してもよい。先端部120、122が傾斜部116、118と別体に設けられる場合には、装着した状態において前記1対の脚部の長手方向と実質的に平行に伸長するよう形成される。先端部120、122をの形状や大きさは、施術対象に応じて適宜変更することができる。特に、先端部120、122を別体として形成する場合には、用途に応じた様々な形状、大きさの先端部120、122を準備することにより、適宜先端部120、122を取り替えるだけで用途に応じた外科器具100を実現することができる。また、先端部120、122は、樹脂等の材料で形成することができる。この場合、先端部120、122及び可撓性部材124からなるユニットを使い捨てにすることで、外科器具100の洗浄の手間を低減することができ、また洗浄によって連結部材が損傷することを防ぐことができる。
このように、一実施形態における外科器具100は、先端部120、122が、脚部112、114の長軸から上方に離れた位置に配置されるため、この外科器具100を用いて縫合糸を配置する際に、基端側からの視野が脚部112、114によって遮られない。これにより、従来の吻合補助器具と比較して術野を容易に確保することができる。
続いて、図6ないし図10を参照し、一実施形態における外科器具100を用いて膵臓Pの主膵管Tと腸管Kの側壁とを吻合する手順について説明する。まず、外科医は、グリップ115を把持して外科器具100を図6(a)及び図7(a)に示す閉じた姿勢に保ち、この姿勢のまま可撓性部材124及び先端部120、122を所定の深さまで主膵管Tに挿入する。可撓性部材124の先端は、後述する曲針Nの運針を容易にするために、膵臓Pの接合面Sから曲針Nの長さと同程度の深さまで主膵管Tに挿入される。曲針Nは、膵臓のサイズ等を考慮して直径が0.1mm、周方向に沿った長さが10mmから20mmの強弯針を用いることができる。外科器具100が所定の深さまで主膵管T内に挿入されたことが確認されたならば、グリップ115への押圧力を緩め、脚部112、114を自身の弾性により互いに離間させる。脚部112、114が離間するとともに、可撓性部材124の各辺及び先端部120、122も互いに離間する方向に変形する。可撓性部材124は、図6(b)及び図7(b)に示すように、主膵管Tの内壁に突き当たって離間する動きが規制される。このようにして、可撓性部材124は主膵管Tの内壁に沿って配置される。このとき、先端部120、122が互いに離間する方向に変形する力によって主膵管Tの断面形状が扁平となるため、後述するように、曲針Nを接合面Sから膵臓Pの内部に侵入させ、さらに主膵管T内に突出させる操作を容易に行なうことができる。
続いて、図8(a)及び図8(b)に示すように、外科医は、縫合糸Yを付けた強弯の曲針Nを持針器Gで把持し、曲針Nを接合面Sから膵臓Pの内部に侵入させる。曲針Nは、外科医の手技に応じて、その曲率に従って主膵管T内を前進し、主膵管Tの内壁から主膵管T内に突出する。そして、曲針Nは、主膵管T内に配置された可撓性部材124の内側(可撓性部材124の両辺の間)を通過し、主膵管Tの反対側の内壁から再び膵臓P内へ侵入する。曲針Nは、図8(c)に示すように、膵臓P内をその曲率に従って前進し、図8(d)に示すように、膵臓Pの切断面Sから突出する。曲針Nは、切断面Sにおいて、主膵管Tの開口を基準にして侵入位置と反対側の位置から突出する。
続いて、図9(a)及び図9(b)に示すように、可撓性部材124及び先端部120、122を主膵管Tから引き出す。このとき、可撓性部材124の間を通過した縫合糸Yは、可撓性部材124の先端に係止され主膵管Tの外へ引き出される。引き出された縫合糸Yは、図9(c)に示すように、可撓性部材124の先端付近で切断され、切断後に、曲針Nが縫合糸Yから取り外される。以上により、切断された縫合糸Y1及びY2は、その一端が主膵管Tの開口付近に位置し、他端が主膵管Tの内壁を経由して接合面Sから突出するように、それぞれ配置される。なお、可撓性部材124に代えて糸などの変形可能な部材を用いて先端部120、122を連結する場合には、この変形可能な部材は縫合糸を引き出す際に切断されない程度の強度を有することが必要となる。
上述した縫合糸Yの配置手法によれば、曲針Nをその曲率に従って自然に進行させることができるため、膵臓Pへの損傷を抑制することができる。外科器具100と同種の補助器具を用いない場合には、膵臓Pの接合面Sから侵入させた曲針Nを主膵管Tの開口から突出させる必要があるため、径の大きな曲針を用いるとその曲率から外れた進路を進むことになり、膵臓Pへの損傷が避けられない。従来の手技においても、径の小さな曲針を用いることにより、接合面Sから侵入させた曲針をその曲率に従った運針により主膵管Tの開口から突出させることができるが、この場合、大きな径の曲針を用いた場合と比べて、膵臓Pの深さ方向への侵入が不足し、これが吻合部の破綻等の吻合不全の原因となることがある。このような従来の手技と比較し、外科器具100を用いることで、比較的大きな径の曲針を用いた場合であっても、膵臓Pへの損傷を軽微にとどめつつ、所望の位置に縫合糸を配置することができる。
続いて、縫合糸Yの切断端E1、E2に、図示しない別の曲針をそれぞれ取り付け、図10(a)に示すように、主膵管Tの開口と腸管Kの側壁に形成された小孔Hとを位置合わせして、膵臓Pと腸管Kとの吻合術を開始する。まず、縫合糸Y1に取り付けられた曲針を小孔Hから腸管Kの内腔へ侵入させ、続いて内腔側から腸管Kの側壁を貫通させて腸管Kの外部に突出させ、曲針をY1から取り外す。縫合糸Y2にも同様に曲針を取り付け、同様の手順を繰り返す。これにより、図10(a)に示すように、縫合糸Y1、Y2は、膵臓Pの切断面Sから膵臓Pの内部及び主膵管Tを経由して腸管Kの小孔Hを通過し、腸管Kの内腔から側壁を貫通して腸管Kの外部に至るように配置される。
以上説明した図6ないし図10(a)の手順を複数回繰り返して、複数の縫合糸をY1及びY2と同様に配置する。縫合糸が例えば8本配置されたならば、各縫合糸の双方の端部を引き寄せて、図10(b)に示すように、小孔Hと主膵管Tの開口とを接合し、小孔Hと主膵管Tとを連絡させる。これにより、吻合術が完了し、膵臓Pから分泌される膵液等が主膵管T及び小孔Hを経由して腸管Kに流入する。
図8および図9に示した手順において、外科医は、外科器具100の基端側から、主膵管Tの開口付近に術野を確保する。このとき、本発明の一態様における外科器具100によれば、主膵管Tに挿入される先端部120、122及び可撓性部材124側が、脚部112、114の軸方向から離れた位置に配置されているので、図11に模式的に示すように、吻合位置近くに術野を容易に確保することができる。
また、先端部120、122の少なくとも一方の外面に突起130が設けられているので、主膵管Tに挿入された外科器具100が図8に示す手順中に主膵管Tから抜け出ることを妨げることができる。特に、突起130の基端側(後方側)の立ち上がり面を先端部120又は122の外面に略垂直に形成し、先端側の立ち上がり面を傾斜させて形成しているので、傾斜した先端側の立ち上がり面がガイドとして作用し、先端部120、122を滑らかに主膵管Tへ挿入することができるとともに、後方側の立ち上がり面によって外科器具100が主膵管Tから抜け出ることを妨げることができる。また、複数の突起130を先端部120又は122の先端から等間隔で設けることにより、先端部120、122の先端から突起130までの距離を視認することができるので、縫合糸Yを配置する際に可撓性部材124が十分な深さに達しているか容易に確認することができる。
本発明に係る外科器具は、本明細書において明示的に示されたものに限られず、様々な変更を加えることができる。例えば、本明細書においては、膵臓の主膵管と腸管との吻合術に用いられる外科器具100を例示したが、必要な変更を施すことにより、外科器具100は、あらゆる種類の実質臓器をあらゆる種類の管腔臓器に吻合するためや、管腔臓器同士を吻合するために用いることができる。吻合対象となる管腔臓器には、咽頭、食道、胃、十二指腸、空腸、結腸、直腸等の消化管が含まれる。また、気管、血管、尿管、卵管等の吻合に用いることも可能である。外科器具100への必要な変更には、応用対象に応じて、各部の剛性、弾性、材料、サイズ、形状の変更が含まれる。曲針Nは、強弯針に限られず、弱弯針を用いることができる。ここに明示的に述べた以外にも、当業者に明らかなように、外科器具100に対して様々な変更を行うことができる。
また、本明細書に示した寸法は、1つの実施態様を例示的に示したものであり、使用目的、材質、生産方法等に応じて異なる寸法を採用することができる。
100 外科器具
110 基端部
112、114 脚部
115 グリップ
116、118 傾斜部
120、122 先端部
124 可撓性部材
130 突部

Claims (10)

  1. 基端側で連結され、互いに接近する方向及び離間する方向に弾性変形可能な1対の脚部と、
    前記1対の脚部のそれぞれの先端から前記1対の脚部の長手方向に対し傾斜して前方に伸長する1対の傾斜部と、
    前記1対の傾斜部の先端から前記1対の脚部の長手方向と実質的に平行に伸長する1対の先端部と、
    前記1対の先端部を互いに連結する変形可能な連結部材と、
    を含み、
    前記1対の先端部の少なくとも一方の外周面に複数の突起が形成され、
    前記突起が、前記外周面のうち、他方の先端部と対向しない面に前記先端部の先端から等間隔で形成された、
    外科器具。
  2. 前記連結部材が可撓性を有する請求項1に記載の外科器具。
  3. 前記連結部材が、前記1対の脚部、前記1対の傾斜部、及び前記1対の先端部のいずれよりも、より少ない圧力で撓む請求項2に記載の外科器具。
  4. 前記突起の基端側が先端側よりも高く突出する請求項から請求項のいずれか1項に記載の外科器具。
  5. 前記傾斜部の傾斜が20度から80度の範囲にある請求項1から請求項のいずれか1項に記載の外科器具。
  6. 前記1対の脚部の先端側が基端側から分離可能に構成される請求項1から請求項のいずれか1項に記載の外科器具。
  7. 前記1対の先端部が前記1対の傾斜部と分離可能に構成される請求項1から請求項のいずれか1項に記載の外科器具。
  8. 前記1対の傾斜部が前記1対の脚部と分離可能に構成される請求項1から請求項のいずれか1項に記載の外科器具。
  9. 基端側で連結され、互いに接近する方向及び離間する方向に弾性変形可能な1対の脚部と、前記1対の脚部のそれぞれの先端から前記1対の脚部の長手方向に対し傾斜して前方に伸長する1対の傾斜部と、を含む外科器具基端ユニットの前記1対の傾斜部のそれぞれの先端に着脱可能であり、装着された状態において前記1対の脚部の長手方向と実質的に平行に伸長するよう形成された1対の先端部と、
    前記1対の先端部を互いに連結する変形可能な連結部材と、
    を含み、
    前記1対の先端部の少なくとも一方の外周面に複数の突起が形成され、
    前記突起が、前記外周面のうち、他方の先端部と対向しない面に前記先端部の先端から等間隔で形成された、
    外科器具用交換ユニット。
  10. 基端側で連結され互いに接近する方向及び離間する方向に弾性変形可能な1対の脚部のそれぞれの先端に着脱可能であり、装着された状態において前記1対の脚部のそれぞれの先端から前記1対の脚部の長手方向に対し傾斜して前方に伸長するように形成された1対の傾斜部と、
    前記1対の傾斜部の先端から前記1対の脚部の長手方向と実質的に平行に伸長する1対の先端部と、
    前記1対の先端部を互いに連結する変形可能な連結部材と、
    を含み、
    前記1対の先端部の少なくとも一方の外周面に複数の突起が形成され、
    前記突起が、前記外周面のうち、他方の先端部と対向しない面に前記先端部の先端から等間隔で形成された、
    外科器具用交換ユニット。
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