JP5548688B2 - 排尿障害治療器 - Google Patents

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Description

本発明は、排尿障害を治療する排尿障害治療器に関する。
従来の排尿障害治療器は、仙骨背面に所定間隔をおいて配置された一対の刺激印加電極が、刺激信号供給源からの刺激信号を供給する構成を有する。前記刺激信号により、仙骨部排尿反射中枢を通る蓄排尿を司る神経を介して膀胱及び尿道部分を刺激し、排尿障害を緩和させていた。
特公平3−26623号公報
ところが従来の排尿障害治療器には、適切な治療を行うことが難しい場合があった。すなわち、仙骨部の排尿反射中枢を通る蓄排尿をつかさどる神経へ刺激を伝えるには、一対の刺激印加電極を仙骨背面の適切な部分に配置しなければならない。一対の刺激印加電極を適切な位置に配置しないと、膀胱及び尿道部分へ適切な刺激を加えることができないためである。ところが、従来の排尿障害治療器では、刺激印加電極を適切な位置に配置できているか否かを判断することができず、適切な治療が行えないことがあった。
そこで本発明は、刺激印加電極が適切に配置されているかどうか、および蓄排尿をつかさどる神経に適切な刺激を加えているかどうかを判断できるようにすることで、排尿障害の適切な治療が行える排尿障害治療器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の排尿障害治療器は、以下の構成を有する。
1)患者の仙骨背面に所定間隔を介して配置され、仙骨背面に刺激信号を供給する少なくとも一対の刺激印加電極;
2)前記一対の刺激印加電極が刺激信号を供給するための刺激信号供給源;
3)前記仙骨または前記仙骨近傍を通る神経とつながっている組織付近に配置され、前記刺激信号に応答して発生する生体信号を検出する刺激伝達検出電極;
4)前記患者の任意の皮膚上に配置される接地電極;
5)前記刺激伝達検出電極と前記接地電極とに接続され、前記刺激伝達検出電極が検出する生体信号を測定する測定部;
6)前記測定部に接続され、測定部の測定結果に基づき前記一対の刺激印加電極による前記刺激信号の供給を制御する制御部;
7)前記制御部に接続され、前記測定部による測定結果を表示される表示手段。
そして、前記仙骨または前記仙骨近傍を通る神経は、坐骨神経あるいは頸骨神経であって、前記刺激伝達検出電極は、前記坐骨神経とつながっている左脚および右脚それぞれの大腿二頭筋背面に2つずつ、または、前記坐骨神経とつながっている左脚および右脚それぞれの半腱様筋背面に2つずつ、または、前記頸骨神経とつながっている左脚および右脚それぞれの腓腹筋背面に2つずつ、または、前記頸骨神経とつながっている左脚および右脚それぞれのヒラメ筋背面に2つずつ、配置する構成とした。
本発明の排尿障害治療器によれば、仙骨部の排尿反射中枢を通る蓄排尿をつかさどる神経に、一対の刺激印加電極が適切な刺激を伝達しているか否か、を判断することができる。具体的には、刺激伝達検出電極と測定部とで、仙骨背面刺激に対する生体信号を測定することにより、適切な刺激がなされているかどうかを確認することができる。そのため、効果的な治療が実現される。
つまり、本発明の排尿障害治療器によれば、一対の刺激印加電極が蓄排尿をつかさどる神経に適切な刺激が伝達されているか否かを、表示手段に表示された情報から判断することができる。治療者(患者自身であってもよい)は、表示手段に表示された情報に基づいて、一対の刺激印加電極の配置位置を適切な位置に修正することで、適切な刺激を加えることができる。
また、本発明の排尿障害治療器によれば、表示手段に表示された情報に基づいて、一対の刺激印加電極が供給する刺激信号の大きさを調整することができる。それにより、より適切な刺激を加えることができる。
排尿障害治療器を適用する人体の側断面図 排尿障害治療器を適用する人体の背面図 本発明の実施の形態1にかかる排尿障害治療器のブロック図 本発明の実施の形態2にかかる排尿障害治療器のブロック図 本発明の実施の形態3にかかる排尿障害治療器のブロック図 本発明の実施の形態4にかかる排尿障害治療器のブロック図
まず、本発明の排尿障害治療器による排尿障害の治療メカニズムの概要を説明する。
図1および図2は、人体2の仙骨3の近傍部分を示す。仙骨3は、仙骨孔18を有し、仙骨孔18は左右対称に人体2に存在する。蓄排尿の制御には、骨盤内臓神経20、陰部神経22および下腹神経28が関与している(図1参照)。これらの神経は、膀胱19および尿道括約筋21につながっているからである。
骨盤内臓神経20は仙骨孔18から膀胱19にまでつながっており;陰部神経22は仙骨孔18から尿道括約筋21にまでつながっている。これらの骨盤内臓神経20および陰部神経22に刺激を与えることで、排尿障害の症状を緩和させることができる。
後述するように、本発明の排尿障害治療器は、一対の刺激印加電極1aと1bを介して骨盤内臓神経20および陰部神経22に刺激を与えることができる。本発明の排尿障害治療器による「治療」には、排尿障害の症状を緩和させることを含む。
また、図1および図2に示すように、坐骨神経23は仙骨孔18を通っており、下肢において総腓骨神経26と頸骨神経27とに分岐する。これにより、坐骨神経23は、下肢遠位部の動きをつかさどる。
坐骨神経23は筋肢を有し、坐骨神経23由来の筋肢は、人体の左脚5および右脚8の各組織(筋肉)につながっている。例えば、坐骨神経23由来の筋肢は、左脚5の大腿二頭筋6と、右脚8の大腿二頭筋9とにつながっており(図3参照);左脚5の半腱様筋30と、右脚8の半腱様筋31とにつながっている(図4参照)。また、頸骨神経27由来の筋肢は、左脚5の腓腹筋24と、右脚8の腓腹筋25とにつながっており(図5参照);左脚5のヒラメ筋33と、右脚8のヒラメ筋34とにつながっている(図6参照)。
後述するように、本発明の排尿障害治療器は、一対の刺激印加電極1aと1bが供給した刺激信号に応答して発生する生体信号を検出するための、刺激伝達検出電極7aと7bおよび刺激伝達検出電極10aと10bを有する(図3などを参照)。
一対の刺激伝達検出電極7aと7bおよび刺激伝達検出電極10aと10bは、一対の刺激印加電極1aと1bが供給した刺激信号に応答して発生する生体信号を検出できればよく、その配置は特に限定されない。例えば、刺激伝達検出電極7aと7bおよび刺激伝達検出電極10aと10bは、陰部神経22がつながっている尿道括約筋21(図1参照)近傍の皮膚や会陰筋近傍の皮膚に配置されてもよい。
ただし好ましくは、刺激伝達検出電極7aと7bおよび刺激伝達検出電極10aと10bは、坐骨神経23がつながっている組織である下肢の筋肉組織付近の皮膚(背面)に配置される。坐骨神経23がつながっている組織とは、坐骨神経23から分岐した神経とつながっている組織をも意味する。坐骨神経23から分岐した神経とは、例えば頸骨神経27である。
図1〜図6に示されるように、仙骨孔18は左右対称の構造を有しており、かつ坐骨神経23や頸骨神経27も、左右対称の構造を有している。そのため、左側の仙骨孔への刺激信号に応答して発生する生体信号は、左脚5に配置した刺激伝達検出電極7aと7bによって検出され;一方、右側の仙骨孔への刺激信号に応答して発生する生体信号は、右脚8に配置した刺激伝達検出電極10aと10bによって検出されうる。
つまり、一対の刺激伝達検出電極7aと7bおよび刺激伝達検出電極10aと10bをそれぞれ、坐骨神経23がつながっている組織である両肢の筋肉組織付近の皮膚に配置すれば、一対の刺激印加電極1aと1bそれぞれの刺激信号に応答して発生する生体信号を、別個に検出しやすい。その結果、後述の通り、一対の刺激印加電極1aと1bのそれぞれについて、適切に配置されているかどうかを判断しやすい。
上記理由から、刺激伝達検出電極7aと7bおよび刺激伝達検出電極10aと10bは、それぞれ左脚5および右脚8の筋肉の近傍に配置することが好ましい。
一対の刺激印加電極1aと1bそれぞれの刺激信号に応答して発生する生体信号とは、典型的には、誘発電位を意味する。誘発電位とは、一定の刺激を神経に加えたときに、その神経がつながっている組織(例えば筋肉組織)に誘発される電位反応をいう。
以下、本発明の実施形態の例を説明する。以下の実施の形態1〜4では、坐骨神経23がつながっている下肢の筋肉組織付近に、刺激伝達検出電極7aと7bおよび刺激伝達検出電極10aと10bを配置した形態を、添付図面を参照して説明する。
[実施の形態1]
実施の形態1における排尿障害治療器は、一対の刺激印加電極1aと1b、刺激伝達検出電極7aと7b、刺激伝達検出電極10aと10b、接地電極32、刺激信号供給源4、測定部15、制御部16、表示手段17および操作部29を具備する(図3参照)。
図3に示されるように、一対の刺激印加電極1aと1bは、人体2の仙骨3の背面に所定間隔をおいて、人体2の中心軸に対して左右に対向して配置されている。仙骨の背面とは、「仙骨近傍の背中の面」を意味する。一対の刺激印加電極1aと1bには、刺激信号供給源4が接続されている。
図3に示されるように、刺激伝達検出電極7aと7bは、左脚5の大腿二頭筋6の背面に配置され;刺激伝達検出電極10aと10bは、右脚8の大腿二頭筋9の背面に配置されている。刺激伝達検出電極7aと7bとの配置間隔、および刺激伝達検出電極10aと10bとの配置間隔は、それぞれ約2〜3cmの範囲内に設定されることが望ましい。
本明細書および添付の特許請求の範囲における「大腿二頭筋6」とは、大腿二頭筋短頭11および大腿二頭筋長頭12のいずれの意味をも含んでおり;同様に、「大腿二頭筋9」とは、大腿二頭筋短頭13と大腿二頭筋長頭14のいずれの意味をも含んでいる。
大腿二頭筋6に配置した刺激伝達検出電極7aと7b、および大腿二頭筋9に配置した刺激伝達検出電極10aと10bには、それぞれ測定部15が接続されている。
また、接地電極32は、任意の皮膚上に配置されており、測定部15に接続されている。測定部15には制御部16が接続され、さらに制御部16には刺激信号供給源4と表示手段17と操作部29とが接続されている。また、測定部15は、刺激伝達検出電極7aと7b、刺激伝達検出電極10aと10bおよび接地電極32に接続されている。
接地電極32は、任意の皮膚上に配置されうる。ただし、接地電極32の好ましい配置位置は、一対の刺激印加電極1aおよび1bと、刺激伝達検出電極7aおよび7bとの間であるか;または一対の刺激印加電極1aおよび1bと、刺激伝達検出電極10aおよび10bとの間である。
また、接地電極32は、筋活動によるノイズの影響を受けない位置に配置されることが好ましい。図3に示される接地電極32は、1つの平面形状の電極であるが、2つの接地電極のそれぞれを、左脚5と右脚8に左右対称に配置してもよい。また、接地電極32の形状を胴体や脚部に巻きつける形状にしてもよい。
一対の刺激印加電極1aと1bは、刺激信号として双極性矩形波のパルス信号を仙骨3背面に印加することができる。そのパルス信号の供給源として、一対の刺激印加電極1aと1bには刺激信号供給源4が接続している。一対の刺激印加電極1aと1bにより供給される刺激信号(パルス信号)が、仙骨3に存在する排尿反射中枢を通る蓄排尿をつかさどる神経を刺激することで、排尿障害を緩和させる。前述の通り、排尿反射中枢を通る蓄排尿をつかさどる神経の例には、骨盤内臓神経20、陰部神経22および下腹神経28が含まれるが、好ましくは仙骨近傍を通る神経である骨盤内臓神経20および陰部神経22である。
刺激信号供給源4を供給源として、一対の刺激印加電極1aと1bが供給する刺激信号である双極性矩形波のパルス信号は、電圧が0超80V以下の範囲で可変であり、患者が痛みを伴わない範囲で最大の値となるように設定されうる。そのように設定された双極性矩形波のパルス信号は、例えば、パルス幅が200μ秒、周波数が30Hz、間欠タイミングがON5秒、OFF5秒、電流は0〜80mAである。
刺激信号供給源4を供給源として、一対の刺激印加電極1aと1bが印加する刺激信号の大きさは、操作部29での操作に応じて制御部16によって調整されてもよい。また、治療者(患者自身であってもよい)が操作部29を操作して、刺激信号の大きさを最適値に設定することもできる。つまり治療者は、一対の刺激印加電極1aと1bに印加される刺激信号としての双極性の矩形波電圧を、0超80V以下の範囲内で調整することができる。
このように、実施の形態1の排尿障害治療器は、一対の刺激印加電極1aと1bを介して蓄排尿をつかさどる神経を刺激することで、蓄尿機能を亢進させ、尿失禁や頻尿を防止する。ところが、一対の刺激印加電極1aと1bが、人体2の仙骨3背面の適切な位置に配置されていないと、適切に神経を刺激できないため、十分な治療効果が得られない。
そこで、実施の形態1の排尿障害治療器は、左脚5の大腿二頭筋6の背面に配置するための刺激伝達検出電極7aと7bと、右脚8の大腿二頭筋9の背面に配置するための刺激伝達検出電極10aと10bとを有する。
実施の形態1の排尿障害治療器は、刺激伝達検出電極7aと7bとの間の電位差および刺激伝達検出電極10aと10bとの間の電位差を測定することができる。具体的には、測定部15が、接地電極32の電位を基準として刺激伝達検出電極7aと7bとの間の電位差および刺激伝達検出電極10aと10bとの間の電位差を測定する。別の言い方をすると、測定部15は、刺激伝達検出電極7aと7bが検出する、左脚5の大腿二頭筋6の筋活動電位を測定することができ;刺激伝達検出電極10aと10bが検出する、右脚8の大腿二頭筋9の筋活動電位を測定することができる。
一方、一対の刺激印加電極1aと1bが神経を刺激すると、大腿二頭筋6および9の筋活動が誘発される。この誘発された大腿二頭筋6および9の筋活動電位(「誘発電位」という)を、刺激伝達検出電極7aと7bおよび刺激伝達検出電極10aと10bによって生体信号として検出し、それを測定部15で測定することが、実施の形態1の排尿障害治療器の特徴である。
生体信号である誘発電位は、一対の刺激印加電極1aと1bが仙骨3背面に刺激信号を印加した時点から、約10ミリ秒〜30ミリ秒経過後に、刺激伝達検出電極によって検出される。
このようにして、刺激伝達検出電極7aと7bおよび刺激伝達検出電極10aと10bにより検出される電位(誘発電位)に基づいて、一対の刺激印加電極1aと1bが適切な刺激を印加しているか否かを判断する、すなわち一対の刺激印加電極1aと1bが、仙骨3背面の適切な位置に配置できているか否かを判断することができる。
一対の刺激印加電極のうちの一方の電極1aを仙骨3背面の適切な位置に配置できていない場合には、一対の刺激印加電極1aと1bが刺激信号を印加しても、坐骨神経23を介する左脚5の大腿二頭筋6への刺激伝達が適切に行われない。そのため、刺激伝達検出電極7aと7bによって生体信号が検出されないか、または検出される生体信号が小さくなる。
同様に、一対の刺激印加電極のうちの他方の電極1bを仙骨3背面の適切な位置に配置できていない場合には、一対の刺激印加電極1aと1bへ電気刺激を印加しても、坐骨神経23を介する右脚8の大腿二頭筋6への刺激伝達が適切に行われない。そのため、刺激伝達検出電極10aと10bによって生体信号が検出されないか、または検出される生体信号が小さくなる。
測定部15で測定された生体信号は、制御部16に伝えられる。制御部16は、測定部15による測定結果を表示手段17に表示する。表示手段17に表示される測定結果とは、測定部15による生体信号の測定値自体であってもよいし;当該測定値に基づいて仙骨またはこの仙骨近傍を通る神経に適切な刺激が伝達されているか否かの判断であってもよいし;あるいは、一対の刺激印加電極1aと1bが仙骨3背面部分の適切な位置に配置されているか否かの判断であってもよい。
適切な刺激が伝達されているか否か、または適切な配置がされているか否かの判断は、例えば、以下の方法で行うことができる。
1)測定されるべき生体信号の大きさ(電位差)の下限基準値を予め設定しておき、実測した生体信号の大きさ(電位差)が下限基準値を超えているかどうかを基準にして、制御部16が判断する。
2)生体信号が測定されるまでの時間帯(潜時)を予め設定しておき、実測された生体信号が設定した時間帯(潜時)に測定できたかどうかを基準にして、制御部16が判断する。生体信号が測定されるまでの時間帯は、刺激印加電極による仙骨3背面への刺激印加時刻(0ミリ秒)から、約10ミリ秒〜30ミリ秒経過時までに設定することが望ましい。
例えば、左脚5に配置された刺激伝達検出電極7aと7bで検出した生体信号が、設定した時間帯(潜時)よりも極めて短時間もしくは長時間後に測定された場合には、制御部16が、刺激印加電極1aからの刺激伝達が不適切である旨を表示手段17に表示するか、もしくは刺激印加電極1aの配置が不適切である旨を表示手段17に表示する。
一方、刺激伝達検出電極7aと7bで検出した生体信号が、設定した時間帯(潜時)付近で測定された場合には、実測された生体信号の大きさ(電位差)と、設定した生体信号の大きさ(電位差)の下限基準値とを比較する。
実測された生体信号の大きさが、設定した下限基準値よりも小さい場合には、制御部16が刺激印加電極1aからの刺激伝達が不適切である旨を表示手段17に表示するか、もしくは刺激印加電極1aの配置が不適切である旨を表示手段17に表示する。一方、実測された生体信号の大きさが、制御部16に設定した生体信号の下限基準値よりも大きい場合には、制御部16が、刺激印加電極1aからの刺激伝達が適切である旨を表示手段17に表示するか、もしくは刺激印加電極1aの配置が適切である旨を表示手段17に表示する。
同様に、右脚8に配置された刺激伝達検出電極10aと10bで検出した生体信号が、設定した時間帯(潜時)よりも極めて短時間もしくは長時間後に測定された場合には、制御部16が、刺激印加電極1bからの刺激伝達が不適切である旨を表示手段17に表示するか、もしくは刺激印加電極1bの配置が不適切である旨を表示手段17に表示する。
刺激伝達検出電極10aと10bで検出した生体信号が、設定した時間帯(潜時)付近で測定された場合には、実測された生体信号の大きさ(電位差)と、設定した生体信号の大きさ(電位差)の下限基準値とを比較する。
実測された生体信号の大きさが、設定した下限基準値よりも小さい場合には、制御部16が刺激印加電極1bからの刺激伝達が不適切である旨を表示手段17に表示するか、もしくは刺激印加電極1bの配置が不適切である旨を表示手段17に表示する。一方、実測された生体信号の大きさが、制御部16に設定した生体信号の下限基準値よりも大きい場合には、制御部16が、刺激印加電極1bからの刺激伝達が適切である旨を表示手段17に表示するか、もしくは刺激印加電極1bの配置が適切である旨を表示手段17に表示する。
また、測定部15で測定された信号が、刺激信号に応答して発生する生体信号であるのか、またはノイズであるのかを判別しにくい場合もある。そこで、測定部15による信号の測定を複数回行ってもよい。つまり、刺激伝達検出電極7aと7bおよび刺激伝達検出電極10aと10bで検出される生体信号を複数回測定し、複数の測定値を加算平均処理する工程を含んでもよい。この場合、加算平均処理後の生体信号が、設定した時間帯(潜時)において測定されたか、および設定した生体信号の大きさ(電位差)の下限基準値よりも大きいかを基準にして、適切な刺激がなされているか、または適切に刺激印加電極が配置されているかの判断を行う。
さらに、実施の形態1の排尿障害治療器による治療において、左脚5に配置された刺激伝達検出電極7aおよび7bが検出する生体信号Xと、右脚8に配置された刺激伝達検出電極10aおよび10bが検出する生体信号Yとを比較してもよい。つまり、生体信号Xが検出されるまでの時間(潜時)と生体信号Yが検出されるまでの時間(潜時)とを比較するか;または生体信号Xの大きさ(電位差)と生体信号Yの大きさ(電位差)とを比較してもよい。比較した潜時または電位差に大きな差異がある場合には、その潜時または電位の差異が小さくなるように、一対の刺激印加電極1aと1bの配置状態を調整する。それにより、一対の刺激印加電極1aと1bをより適切な配置関係として、治療効果を高めることができる。
前記の通り、操作部29での操作に応じて制御部16は、一対の刺激印加電極1aと1bが印加する刺激信号の大きさを調整することができる。刺激信号の大きさの調整によっても、刺激伝達検出電極7aと7bで検出した生体信号、および刺激伝達検出電極10aと10bで検出した生体信号が、設定した下限基準値よりも大きな値になるようにすることができる。
刺激信号の大きさの調整は、患者個人に合わせて行われる。排尿障害を緩和させる治療効果を得るために適当な刺激信号の大きさは、患者個人ごとに異なるからである。そのため、患者個人の治療効果を確認しながら、一対の刺激印加電極1aと1bが印加する双極性矩形波パルス信号の大きさを調整することが好ましい。
また、使用者は、表示手段17に表示された情報により、適切な刺激伝達ができているか否かを確認することができる。つまり、一対の刺激印加電極1aと1bを介して与えた刺激による治療効果を実感しつつ治療を行うことができる。
以下において、刺激伝達検出電極の配置態様が実施の形態1とは異なる形態を、実施の形態2〜4で説明する。一方、実施の形態2〜4の排尿障害治療器の刺激伝達検出電極以外の部材は、実施の形態1の排尿障害治療器の部材と同様であるので、説明を割愛する。
[実施の形態2]
図4は、本発明の実施の形態2における排尿障害治療器を示す。実施の形態2の排尿障害治療器の刺激伝達検出電極は、大腿二頭筋6と9(図3参照)よりも内側に存在する半腱様筋30と31の背面に配置されている。すなわち、刺激伝達検出電極7aと7bを、左脚5の半腱様筋30の背面に配置し;かつ刺激伝達検出電極10aと10bを、右脚8の半腱様筋31の背面に配置している。
図1および図2に示すように、坐骨神経23は仙骨孔18を通っている。そして、図4に示されるように、坐骨神経23由来の筋肢は、下方の左脚5の半腱様筋30と、右脚8の半腱様筋31につながっている。
そのため、左脚5の半腱様筋30の背面に配置された刺激伝達検出電極7aと7b、および右脚8の半腱様筋31の背面に配置された刺激伝達検出電極10aと10bで検出した生体信号を測定することにより、一対の刺激印加電極1aと1bの配置状態が適切かどうかを判定することができる。生体信号を測定するとは、前記の通り、生体信号の潜時と大きさ(電位差)を測定することを含む。
[実施の形態3]
図5は、本発明の実施の形態3における排尿障害治療器を示す。実施の形態3の排尿障害治療器の刺激伝達検出電極は、大腿二頭筋6と9(図3参照)や、半腱様筋30と31(図4参照)よりも下肢遠位部に存在する、腓腹筋24と25の背面に配置されている。すなわち、刺激伝達検出電極7aと7bを左脚5の腓腹筋24の背面に配置し;刺激伝達検出電極10aと10bを右脚8の腓腹筋25の背面に配置している。
図1および図2に示すように、坐骨神経23は仙骨孔18を通っている。そして、図5に示すように、坐骨神経23は下方で総腓骨神経26と脛骨神経27とに分岐する。脛骨神経27の筋枝が、それぞれ腓腹筋24および25につながっている。
そのため、左脚5の腓腹筋24の背面に配置された刺激伝達検出電極7aと7b、および右脚8の腓腹筋25の背面に配置された刺激伝達検出電極10aと10bで検出した生体信号を測定することにより、一対の刺激印加電極1aと1bの配置状態が適切かどうかを判定することができる。生体信号を測定するとは、前記の通り、生体信号の潜時と大きさ(電位差)を測定することを含む。
[実施の形態4]
図6は、本発明の実施の形態4における排尿障害治療器を示す。実施の形態4の排尿障害治療器の刺激伝達検出電極は、腓腹筋24と25(図5参照)よりも遠位の後外側にあるヒラメ筋33と34の背面に配置されている。すなわち、刺激伝達検出電極7aと7bを、左脚5のヒラメ筋33の背面に配置し;刺激伝達検出電極10aと10bを、右脚8のヒラメ筋34の背面に配置している。
図1および図2に示すように、坐骨神経23は仙骨孔18を通っている。そして、図6に示されるように、坐骨神経23は下方で総腓骨神経26と脛骨神経27へと分岐する。脛骨神経27の筋枝が、それぞれヒラメ筋33および34につながっている。
そのため、左脚5のヒラメ筋33の背面に配置された刺激伝達検出電極7a、7b、および右脚8のヒラメ筋34の背面に配置された刺激伝達検出電極10a、10bで検出した生体信号を測定することにより、一対の刺激印加電極1aと1bの配置状態が適切かどうかを判定することができる。生体信号を測定するとは、前記の通り、生体信号の潜時と大きさ(電位差)を測定することを含む。
以上のように本発明の排尿障害治療器は、仙骨背面側に所定間隔をおいて配置される少なくとも一対の刺激印加電極を介して、仙骨部の排尿反射中枢を通る蓄排尿をつかさどる神経へ刺激信号を伝えることで、排尿障害を治療する。
そして、本発明の排尿障害治療器は刺激伝達検出電極を有し、前記刺激信号に応答して発生する生体信号を検出することができる。その生体信号を測定することで、適切な生体信号が与えられているかを表示手段に表示することができる。治療者は、前記表示を確認しながら、適切な刺激信号を与えられるように一対の刺激印加電極の配置位置を適切に調整することができる。それにより適切な治療を実現する。
また、本発明の排尿障害治療器が刺激信号の強さを調整する操作部を有していれば;治療者は、前記表示を確認しながら、適切な刺激信号を与えられるように前記操作部を操作して刺激信号の強さを調整し、患者にとって適切な刺激を与えることができる。
以上の通り、本発明の排尿障害治療器は、より効果的な排尿障害治療を実現することができる。
本出願は、2009年9月17日に出願された日本特許出願第2009−215361号に基づく優先権を主張する。当該出願の明細書、特許請求の範囲および図面に記載された事項は、全て本出願に援用される。
1a、1b 一対の刺激印加電極
2 人体
3 仙骨
4 刺激信号供給源
5 左脚
6,9 大腿二頭筋
7a,7b 刺激伝達検出電極
8 右脚
10a,10b 刺激伝達検出電極
11,13 大腿二頭筋短頭
12,14 大腿二頭筋長頭
15 測定部
16 制御部
17 表示手段
18 仙骨孔
19 膀胱
20 骨盤内臓神経
21 尿道括約筋
22 陰部神経
23 坐骨神経
24,25 腓腹筋
26 総腓骨神経
27 脛骨神経
28 下腹神経
29 操作部
30,31 半腱様筋
32 接地電極
33,34 ヒラメ筋

Claims (4)

  1. 患者の排尿障害を治療するための排尿障害治療器であって、
    患者の仙骨背面に所定間隔を介して配置され、仙骨背面に刺激信号を供給する少なくとも一対の刺激印加電極と、
    前記一対の刺激印加電極が刺激信号を供給するための刺激信号供給源と、
    前記仙骨または前記仙骨近傍を通る神経とつながっている組織付近に配置され、前記刺激信号に応答して発生する生体信号を検出する刺激伝達検出電極と、
    前記患者の任意の皮膚上に配置される接地電極と、
    前記刺激伝達検出電極と前記接地電極とに接続され、前記刺激伝達検出電極が検出する生体信号を測定する測定部と、
    前記測定部に接続され、測定部の測定結果に基づき前記一対の刺激印加電極による前記刺激信号の供給を制御する制御部と、
    前記制御部に接続され、前記測定部による測定結果を表示される表示手段と、
    を備え
    前記仙骨または前記仙骨近傍を通る神経は、坐骨神経あるいは頸骨神経であって、
    前記刺激伝達検出電極は、
    前記坐骨神経とつながっている左脚および右脚それぞれの大腿二頭筋背面に2つずつ、
    または、前記坐骨神経とつながっている左脚および右脚それぞれの半腱様筋背面に2つずつ、
    または、前記頸骨神経とつながっている左脚および右脚それぞれの腓腹筋背面に2つずつ、
    または、前記頸骨神経とつながっている左脚および右脚それぞれのヒラメ筋背面に2つずつ、
    配置する構成とした、
    排尿障害治療器。
  2. 前記測定部は、前記刺激印加電極から仙骨背面に供給された刺激信号に対応して誘発された誘発電位を測定する構成とした、請求項1に記載の排尿障害治療器。
  3. 前記制御部は、前記測定部が測定した生体信号の大きさに基づき、前記刺激印加電極が供給する刺激信号の大きさを制御する構成とした、請求項1に記載の排尿障害治療器。
  4. 前記制御部は、前記測定部が測定した生体信号の大きさに基づき、前記表示手段に表示を行う構成とした、請求項1に記載の排尿障害治療器。
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