JP5547565B2 - 放射線撮影装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明は、被写体をマーカとともに撮影することにより取得した、一連の複数の放射線画に含まれるマーカ像を用いて、複数の放射線画像の位置合わせを行うようにした放射線撮影装置および方法に関するものである。
近年、X線撮影装置において、患部をより詳しく観察するために、X線管を移動させて異なる角度から被写体にX線を照射して撮影を行い、これにより取得した画像を加算して所望の断層面を強調した画像を得ることができるトモシンセシス撮影が提案されている。トモシンセシス撮影では、撮影装置の特性や必要な断層画像に応じて、X線管をX線検出器と平行に移動させたり、円や楕円の弧を描くように移動させて、異なる照射角で被写体を撮影した複数の撮影画像を取得し、これらの撮影画像を再構成して断層画像を生成する。
このようなトモシンセシス撮影を行う場合には、撮影により取得した複数の撮影画像を再構成する際に、各撮影画像の位置合わせが必要となる。このため、トモシンセシス撮影時に、被写体あるいは被写体を載置する撮影台にマーカを付与し、被写体とともにマーカを撮影することにより、マーカ像が含まれる複数の撮影画像を取得することが行われている(特許文献1,2参照)。このように被写体とともにマーカを撮影することにより、複数の撮影画像のそれぞれに含まれるマーカ像を基準として複数の撮影画像の位置合わせを行いつつ、断層画像を再構成することができる。また、複数のマーカを用いて撮影を行うことにより得た複数の撮影画像にそれぞれ含まれる複数のマーカ像に基づいて、X線源の位置およびX線検出器の位置を複数の撮影画像毎に算出し、算出したX線源の位置およびX線検出器の位置に基づいて、マーカ像を除去して再構成を行う手法も提案されている(特許文献3参照)。
また、複数のマーカを使用し、複数の撮影画像のそれぞれにおける複数のマーカ像に基づいて、複数の撮影画像のそれぞれについてのX線検出器に対するX線源の位置を推定する手法も提案されている(特許文献4,5参照)。
ところで、X線等の放射線を用いて撮影を行う際には、被写体の観察に必要のない部分に放射線を照射することによる人体への弊害およびそれら観察に不要な部分からの散乱光による画質性能の低下等を防止するために、放射線が被写体の必要な部分にのみ照射されるように、被写体上の放射線の照射領域(照射野)を制限する照射野絞りを使用して撮影を行って関心領域を設定することが多い。このように照射野絞りを使用してトモシンセシス撮影を行う場合には、照射野の大きさに合わせてマーカを配置する必要がある。このため、マーカの配置は照射野のサイズ毎に異なり、その結果、撮影画像における個々のマーカ像の位置はあらかじめ知ることができないことから、位置合わせを行うためには、複数の撮影画像のそれぞれからから個々のマーカ像を区別して検出する必要がある。
特開2002−531209号公報 米国特許第6960020号明細書 特開2005−21345号公報 特表2002−505437号公報 特開2003−24321号公報
上述したように複数のマーカを用いた場合、複数の撮影画像のそれぞれから個々のマーカ像を区別して検出する必要がある。しかしながら、マーカの配置が適切でないと、異なるマーカのマーカ像が近接して撮影画像に含まれてしまうため、撮影画像からマーカ像を区別して検出することが難しくなる場合がある。とくに同一形状の複数のマーカを用いた場合、マーカの配置が適切でないと、マーカ像を区別して検出することは非常に困難となる。このように複数のマーカ像を区別して検出できないと、再構成の際の位置合わせを精度良く行うことができず、その結果、断層画像を精度良く再構成することができない。また、上記特許文献4,5に記載された手法においては、X線源の位置を正確に推定することができなくなる。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、複数のマーカを用いて撮影を行って取得した複数の撮影画像から、マーカ像を区別して精度良く検出できるようにすることを目的とする。
本発明による放射線撮影装置は、複数のマーカとともに被写体に放射線を照射する放射線源と、
前記被写体を透過した放射線を検出する検出手段と、
前記放射線源を前記検出手段に対して相対的に移動させ、前記放射線源の移動による複数の線源位置において前記被写体に前記放射線を照射して、前記複数の線源位置にそれぞれ対応する複数の撮影画像を取得する画像取得手段とを備えた放射線撮影装置であって、
前記複数のマーカが前記相対的な移動方向に沿って並べられてなり、該相対的な移動方向に沿って並べられた複数のマーカの間隔が、一定値以上離れていることを特徴とするものである。
「複数のマーカとともに被写体に放射線を照射する」とは、被写体に複数のマーカを付与するあるいは被写体を載置する撮影台に複数のマーカを配置して、被写体に放射線を照射すると、マーカにも放射線が照射される状態とすることを意味する。
「放射線源を検出手段に対して相対的に移動させる」とは、検出手段を固定して放射線源のみを移動させる場合、および検出手段と放射線源との双方を同期させて移動する場合の両方を含む。
なお、本発明による放射線撮影装置においては、複数のマーカは同一のマーカであってもよい。
また、本発明による放射線撮影装置においては、前記一定値を、前記放射線源の移動距離、前記検出手段の検出面と前記放射線源との距離、および前記検出手段の検出面と前記複数のマーカが配置されている配置面との距離に基づいて決定してもよい。
また、本発明による放射線撮影装置においては、前記複数の撮影画像から前記複数のマーカ像をそれぞれ検出するマーカ像検出手段をさらに備えるものとしてもよい。
この場合、前記マーカ像検出手段を、前記複数の撮影画像を取得する撮影前のプレ撮影により取得されたプレ画像、または前記複数の撮影画像のうちの基準画像から、前記複数のマーカ像のそれぞれを区別して検出し、該検出結果を用いて前記複数の撮影画像または該複数の撮影画像のうちの前記基準画像以外の他の撮影画像のそれぞれから、前記複数のマーカのマーカ像をそれぞれ対応づけて検出する手段としてもよい。
また、この場合、前記マーカ像検出手段を、前記複数の撮影画像または前記他の撮影画像の、前記複数のマーカのそれぞれについての前記一定値に基づいて定められる検出領域内において、前記複数のマーカ像をそれぞれ検出する手段としてもよい。
また、本発明による放射線撮影装置においては、前記複数のマーカ像に基づいて、前記複数の撮影画像における互いに対応する画素位置の幾何学的なズレを検出し、該ズレに基づいて前記複数の撮影画像を位置合わせして再構成することにより、前記被写体の断層画像を生成する画像再構成手段をさらに備えるものとしてもよい。
本発明による放射線撮影方法は、複数のマーカとともに被写体に放射線を照射する放射線源と、
前記被写体を透過した放射線を検出する検出手段と、
前記放射線源を前記検出手段に対して相対的に移動させ、前記放射線源の移動による複数の線源位置において前記被写体に前記放射線を照射して、前記複数の線源位置にそれぞれ対応する複数の撮影画像を取得する画像取得手段とを備えた放射線撮影装置における放射線撮影方法であって、
前記複数のマーカを前記相対的な移動方向に沿って並べ、該相対的な移動方向に沿って並べられた複数のマーカの間隔を、一定値以上離すことを特徴とするものである。
本発明によれば、複数のマーカを放射線源と検出手段との相対的な移動方向に沿って並べるに際し、複数のマーカの放射線源と検出手段との相対的な移動方向における間隔を一定値以上離すようにしたものである。このため、撮影画像において複数のマーカ像が上記相対的な移動方向において近接することが無くなり、その結果、複数のマーカ像を区別して精度良く検出することができる。
また、一定値を、放射線源の移動距離、検出手段の検出面と放射線源との距離、および検出手段の検出面と複数のマーカが配置されている配置面との距離に基づいて決定することにより、容易に一定値を決定することができる。
また、マーカ像を検出する際に、複数の撮影画像または基準画像以外の他の撮影画像の、複数のマーカのそれぞれについての一定値に基づいて定められる検出領域内において、複数のマーカ像をそれぞれ検出することにより、必要ない範囲を探索する必要が無くなるため、マーカ像を高速に検出することができる。とくに複数のマーカを同一のマーカとした場合には、マーカ像の検出を効率よく行うことができる。
本発明の実施形態による放射線撮影装置を適用したX線撮影装置の概略図 トモシンセシス撮影を説明するための図 マーカ像を用いた位置合わせを説明するための図 各種パラメータを説明するための図 本実施形態において使用されるマーカおよびマーカの配置位置を説明する撮影台の天板の平面図 マーカ像の検出範囲を説明するための図 X線管の移動方向におけるマーカの間隔を説明するための図 X線管の移動方向におけるマーカの間隔を説明するための図 本実施形態において行われる処理を示すフローチャート
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の実施形態による放射線撮影装置を適用したX線撮影装置の概略図である。図1に示すように、本実施形態によるX線撮影装置10は、トモシンセシス撮影を行うためのものであり、X線管12およびフラットパネルX線検出器(以下、単に検出器とする)14を備える。X線管12は移動機構16により直線または円弧に沿って移動し、移動経路上の複数の位置において、撮影台天板4上の被写体2にX線を照射する。本実施形態においては直線に沿って矢印A方向にX線管12を移動させるものとする。なお、被写体2へのX線照射量は後述する制御部により所定量となるように制御される。
また、X線管12にはコリメータ(照射野絞り)6が接続されており、被写体2に照射されるX線の範囲(照射範囲)を操作者が設定できるようになっている。なお、コリメータ6を用いて照射範囲を設定する際には、X線に代えて可視光がコリメータ6を介して被写体2に照射される。なお、可視光はコリメータ6に設けられた照射野ランプ(不図示)から発せられる。これにより、操作者は被写体2に照射された可視光の範囲をコリメータ6を用いて調整することにより、X線の照射範囲を設定することができる。また、本実施形態においては、撮影台天板4に後述するようにマーカを配置し、複数の撮影画像に被写体2とともにマーカが含まれるように撮影を行うものである。
検出器14は、被写体2を透過したX線を検出するために、被写体2を載置する撮影台天板4を間に挟んでX線管12と対向するように配置されている。検出器14は、移動機構18により必要に応じて直線または円弧に沿って移動し、移動経路上の複数の位置において被写体2を透過したX線を検出する。なお、本実施形態においては直線に沿って矢印B方向に検出器14を移動させるものとする。
また、X線撮影装置10は、画像取得部20および再構成部22を備える。画像取得部20は、直線に沿ってX線管12を移動させ、X線管12の移動による複数の線源位置において被写体2にX線を照射し、被写体2を透過したX線を検出器14により検出して、移動中の複数の線源位置における複数の撮影画像を取得する。再構成部22は、画像取得部20が取得した複数の撮影画像を再構成することにより、被写体2の所望の断面を示す断層画像を生成する。以下に、断層画像を再構成する方法を説明する。
図2に示すように、X線管12をS1、S2、・・・、Snの各位置から異なる照射角で被写体2を撮影すると、それぞれ撮影画像G1、G2、・・・、Gnが得られるものとする。そこで、例えば、線源位置S1から、異なる深さに存在する対象物(T1、T2)を投影すると、撮影画像G1上にはP11、P12の位置に投影され、線源位置S2から、対象物(T1、T2)を投影すると、撮影画像G2上にはP21、P22の位置に投影される。このように、繰り返し異なる線源位置S1、S2、・・・、Snから投影を行うと、各線源位置に対応して対象物T1は、P11、P21、・・・、Pn1の位置に投影され、対象物T2は、P12、P22、・・・、Pn2の位置に投影される。
対象物T1の存在する断面を強調したい場合には、撮影画像G2を(P21−P11)分移動させ、撮影画像G3を(P31−P11)分移動させ、・・・、撮影画像Gnを(Pn1−P11)分移動させた画像を位置合わせして加算することにより、対象物T1の深さにある断面上の構造物を強調した断層画像が作成される。また、対象物T2の存在する断面を強調したい場合には、撮影画像G2は(P22−P12)分移動させ、撮影画像G3を(P32−P12)分移動させ、・・・、撮影画像Gnを(Pn2−P12)分移動させて位置合わせして加算する。このようにして、必要とする断層の位置に応じて各撮影画像G1、G2、・・・、Gnを位置合わせして加算することにより、所望の位置における断層画像を強調した画像を取得することができる。なお、本実施形態においては、撮影台天板4にマーカを配置し、マーカが撮影されるように複数の撮影画像を取得するものであるため、撮影画像にはマーカ像が含まれる。したがって、各撮影画像G1、G2、・・・、Gnの位置合わせはマーカ像を用いて行われる。以下マーカ像を用いた位置合わせについて説明する。
図3はマーカ像を用いた位置合わせを説明するための図である。なお、図3および以降の説明においては、X線管12の移動経路に平行な方向をx方向、X線管12の移動経路に垂直な方向をz方向、紙面に垂直な方向をy方向とする。図3に示すようにX線管12が、線源位置S11から線源位置S12にΔxs移動すると、撮影台天板4上に配置されたマーカM0のマーカ像はΔxm、被写体2内の対象物T0の投影位置はΔxt移動する。ここで、X線管12と検出器14の検出面との距離(すなわち線源距離)をsz、検出器14の検出面と対象物T0が存在する面との距離をtz、検出器14の検出面と撮影台天板4の天板面までの距離をmzとすると、線源位置の移動量Δxsは、マーカ像の移動量Δxm、線源距離sz、距離mzを用いて下記の式(1)により表される。
Δxs=Δxm×(sz−mz)/mz (1)
また、対象物の投影位置の移動量Δxtは、線源位置の移動量Δxs、線源距離szおよび距離tzを用いて下記の式(2)により表される。
Δxt=Δxs×tz/(sz−tz) (2)
式(1)、(2)より、対象物の投影位置の移動量Δxtは、マーカ像の移動量Δxm、線源距離sz、距離mzおよび距離tzを用いて下記の式(3)により表される。
Δxt=Δxm×(tz/mz)×(sz−mz)/(sz−tz) (3)
なお、上記処理を行うためには、複数の撮影画像のそれぞれからマーカ像を検出する必要があるが、マーカ像の検出については後述する。
また、X線撮影装置10は、操作部24、表示部26および記憶部28を備える。操作部24はキーボード、マウスあるいはタッチパネル方式の入力装置からなり、操作者によるX線撮影装置10の操作を受け付ける。また、トモシンセシス撮影を行うために必要な、撮影条件等の各種情報の入力および情報の修正の指示も受け付ける。本実施形態においては、操作者が操作部24から入力した情報に従って、X線撮影装置10の各部が動作する。表示部26は液晶モニタ等の表示装置であり、画像取得部20が取得した撮影画像および再構成部22が再構成した断層画像の他、操作に必要なメッセージ等を表示する。なお、表示部26は音声を出力するスピーカを内蔵するものであってもよい。記憶部28は、X線撮影装置10を動作させるために必要な撮影条件を設定する各種パラメータ等を記憶している。なお、各種パラメータは、撮影部位に応じた標準値が記憶部28に記憶されており、必要に応じて操作者が操作部24から指示を行うことにより修正される。
撮影条件を設定するためのパラメータとしては、基準面、断層角度、線源距離、ショット数、ショット間隔、並びにX線管12の管電圧および管電流、並びにX線の曝射時間等が挙げられる。なお、これらのパラメータのうち、ショット数、ショット間隔、並びにX線管12の管電圧および管電流、並びにX線の曝射時間は、これらがそのまま撮影条件となりうるものである。
図4は各種パラメータを説明するための図である。基準面は、断層画像を取得する範囲を定める面であり、例えば撮影台天板4の天板面、検出器14の検出面あるいは被写体2における任意の断層面等を用いることができる。図4においては、被写体2の厚さを2等分する面(以下中心面とする)を基準面として用いる。断層角度は、基準面上の基準点B0からX線管12の移動範囲を定める2つの端部を臨む角度である。ここで、検出器14の検出面とX線管12の移動経路とは平行となっているため、X線管12の移動経路上における検出器14の検出面に最も近い距離を線源距離とする。
ショット数は、断層角度の範囲内においてX線管12が端から端まで移動する間の撮影回数である。ショット間隔は、各ショット間の時間間隔である。
なお、以降の説明においては、X線管12の移動範囲をs0、断層角度をθ、検出器14の検出面と基準面(すなわち被写体2の中心面)との距離をd0とする。また、基準面上の所定の基準点B0として、検出器14の重心を通る垂線と基準面との交点を用いるものとする。
また、X線撮影装置10は演算部30を備える。演算部30は、X線管12の移動範囲等の撮影条件を記憶部28に記憶されたパラメータにしたがって算出する。
ここで、図4に示す関係を参照すると、線源距離sz、距離d0および断層角度θから、X線管12の移動範囲s0を算出することができる。すなわち、基準点B0を通る垂線とX線管12の移動経路との交点を原点O1とすると、基準面とX線管12との距離はsz−d0となるため、演算部30は、X線管12の移動範囲s0を、-(sz−d0)・tan(θ/2)〜(sz−d0)・tan(θ/2)として算出する。なお、これにより、算出した移動範囲s0の両端の位置が定まる。
また、演算部30は、X線管12の移動範囲s0をショット数により等分することにより、各撮影におけるX線管12の位置(以下線源位置とする)を算出する。これにより、図2に示すようにX線管12の線源位置S1、S2、・・・、Snを算出することができる。
また、演算部30は、撮影時間および線源走行速度を撮影条件として算出する。撮影時間は、ショット数×ショット間隔により算出できる。線源走行速度は、移動範囲s0/撮影時間により算出できる。
また、X線撮影装置10は、複数の撮影画像のそれぞれからマーカ像を検出するマーカ像検出部32を備える。図5は本実施形態において使用されるマーカおよびマーカの配置位置を説明する撮影台の天板の平面図である。図5に示すように、本実施形態においては、4つの円形のマーカM1〜M4を使用するものとし、X線の照射方向において、被写体2とマーカM1〜M4とが重なるように、操作者が撮影台天板4上に4つのマーカM1〜M4を配置する。なお、マーカM1〜M4は、X線吸収率が高い例えば鉛等の材料からなる。マーカM1〜M4の大きさは1cm程度であり、それぞれに三角形の孔が形成された同一形状のものとなっている。なお、図5においては、マーカM1〜M4の大きさは説明のために拡大して示している。また、マーカの形状は円形に限定されるものではなく、公知の任意の形状のものを使用できる。また、マーカの数も4つに限定されるものではなく、2以上の任意の数であればよい。マーカ像検出部32は、公知のパターン認識処理を用いて複数の撮影画像におけるマーカ像を検出する。
ここで、マーカ像検出部32は、複数の撮影画像のうちの基準となる画像(例えばX線管12の移動範囲の中央位置において撮影された画像、以下基準画像とする)から、4つのマーカM1〜M4のマーカ像を検出する。本実施形態においては4つのマーカM1〜M4を使用しているが、同一形状を有するため、マーカM1〜M4を適切に配置した上で、4つのマーカM1〜M4のマーカ像をそれぞれ別個に認識する必要がある。このため、本実施形態においては、基準画像から4つのマーカM1〜M4のマーカ像を検出し、基準画像以外の他の撮影画像に対しては、基準画像で検出したマーカ像のそれぞれについて、各マーカ像を含む所定範囲の検出領域を設定し、設定された検出領域内において同一のマーカについてのマーカ像を検出する。図6はマーカ像の検出範囲を説明するための図である。図6に示すように、本実施形態においては、4つのマーカM1〜M4を使用しているため、複数の撮影画像のうちの基準画像Gkにおいて、4つのマーカ像MP1〜MP4が検出される。なお、マーカ像MP1〜MP4はそれぞれマーカM1〜M4のマーカ像に対応する。
そして、他の撮影画像Giにおいては、基準画像Gkにおいて検出されたマーカ像MP1〜MP4を基準とした所定範囲の検出領域A1〜A4を設定し、検出領域A1〜A4内において、対応するマーカ像MP1〜MP4を検出する。すなわち、検出領域A1においてマーカ像MP1を、検出領域A2においてマーカ像MP2を、検出領域A3においてマーカ像MP3を、検出領域A4においてマーカ像MP4をそれぞれ検出する。これにより、必要ない範囲を探索する必要が無くなるため、マーカ像MP1〜MP4をより高速に検出することができる。なお、検出領域A1〜A4のx方向における範囲は、例えば図4に示す移動範囲s0、線源距離szおよび距離mzを用いて、s0/mz/(sz−mz)に設定すればよい。また、検出領域A1〜A4のy方向における範囲は、例えば、y方向に並ぶマーカの中点を検出範囲の境界とする等、y方向に並ぶマーカについての検出範囲が重ならないように決定すればよい。
本実施形態においては、4つのマーカM1〜M4を使用しており、そのそれぞれを区別して検出しないと、各マーカ像MP1〜MP4の移動量を算出することができない。また、上述したようにマーカ像検出部32は、基準画像Gkのマーカ像MP1〜MP4の位置に基づいて検出領域A1〜A4を設定し、検出領域A1〜A4内においてマーカ像MP1〜MP4を検出する。このため、図7に示すように、x方向に並ぶマーカM1,M2およびマーカM3,M4の間隔D1,D2が小さいと、同じ検出領域内に異なるマーカのマーカ像が存在してしまうため、マーカ像を誤って検出する可能性が高い。このため、本実施形態においては、図8に示すように、マーカM1〜M4のX線管12が移動する方向(x方向)における間隔、すなわちマーカM1とマーカM2との間隔D1およびマーカM3とマーカM4との間隔D2は、あらかじめ定められた一定値C0以上となるように決定される。なお、X線管12が移動する方向に直交する方向(y方向)については、X線管12が移動してもy方向におけるマーカ像MP1〜MP4の位置は変動しない。このため、y方向については、マーカ像MP1〜MP4の検出に支障がない程度に、マーカM1〜M4の間隔を空けるようにすればよい。
ここで、本実施形態においては、一定値C0は、図4に示す移動範囲s0、線源距離szおよび距離mzを用いて下記の式(4)により決定する。
C0=s0×mz/sz (4)
なお、移動範囲s0、線源距離szおよび距離mzは撮影部位に応じた標準値が記憶部28に記憶されているため、撮影部位に応じて異なるものとなる。なお、撮影部位に応じた一定値C0は、あらかじめ算出されて記憶部28に記憶しておき、マーカM1〜M4の配置時に表示部26に表示するようにしてもよく、あらかじめ印刷して操作者に渡しておいてもよい。また、撮影部位に拘わらず固定された値を用いるようにしてもよい。この場合、一定値C0としてはパラメータに応じて定まる最大値を使用することが好ましい。とくに、固定された値を用いる場合には、複数のマーカを撮影台天板4上に固定したり、複数のマーカを支持体に固定したりすることができるため、マーカを配置する際の操作者の負担を軽減できる。
さらに、X線撮影装置10は、X線撮影装置10の各部を制御するための制御部34を備える。制御部34は、操作部24からの指示に応じてX線撮影装置10の各部を制御する。また、制御部34は、記憶部28に記憶されたX線管12の管電圧および管電流、並びにX線の曝射時間によりX線管12に基づいて、被写体2へのX線照射量を制御する。
次いで本実施形態において行われる処理について説明する。図9は本実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。なお、ここでは、X線管12のみを移動し、検出器14は移動させないでトモシンセシス撮影を行うものとして説明する。また、処理の開始前には、操作者がコリメータ6を用いてX線の照射範囲を設定し、X線の照射範囲と検出器14との位置関係、さらには被写体2との位置関係を確認しながら、マーカM1〜M4を撮影台天板4に配置する。この際、X線管12の移動方向に並ぶマーカM1〜M4の間隔は、一定値C0以上となるように配置する。
操作者による処理開始の指示を操作部24が受け付けることにより制御部34が処理を開始し、X線管12を移動させつつトモシンセシス撮影を行い(ステップST1)、画像取得部20が複数の撮影画像を取得する(ステップST2)。次いで、マーカ像検出部32が、複数の撮影画像のうちの1つの基準画像Gkからマーカ像MP1〜MP4を検出し(ステップST3)、続いて、複数の撮影画像のそれぞれに対して、マーカ像MP1〜MP4の検出範囲A1〜A4を設定する(ステップST4)。そして、マーカ像検出部32は、基準画像Gk以外の他の撮影画像について、検出範囲A1〜A4においてそれぞれ対応するマーカ像MP1〜MP4を検出する(ステップST5)。
次いで、再構成部22が、複数の撮影画像のそれぞれについて、マーカ像MP1〜MP4を用いて必要とする断層の位置おいて、撮影画像の対応する画素を位置合わせして加算することにより複数の撮影画像を再構成して断層画像を生成し(ステップST6)、処理を終了する。なお、生成された断層画像は、不図示のHDD等の記憶装置に記憶されるか、またはネットワークを介して外部のサーバに送信される。ここで、本実施形態においては、4つのマーカM1〜M4を使用し、4つのマーカ像MP1〜MP4が検出されるため、対象となる位置の位置合わせを行う場合、マーカ像の移動量は、4つのマーカ像MP1〜MP4の移動量の平均値、中間値等の代表値を用いればよい。また、位置合わせを行う画素が検出領域A1〜A4のいずれに属するかに応じて、マーカ像MP1〜MP4のいずれかの移動量を用いるようにしてもよい。
このように、本実施形態においては、複数のマーカM1〜M4をX線管12と検出器14との相対的な移動方向に沿って並べるに際し、複数のマーカM1〜M4のX線管12と検出器14との相対的な移動方向における間隔を一定値C0以上離すようにしたため、撮影画像において複数のマーカ像MP1〜MP4が移動方向において近接することが無くなる。このため、とくに同一形状の複数のマーカ像MP1〜MP4を区別して精度良く検出しやすくすることができ、その結果、複数のマーカを用いての撮影画像の位置合わせを精度良く行うことができる。
また、同一形状の複数のマーカを用いることにより、マーカ像を検出する際に用意するパターンは1種類のみでよいこととなる。このため、マーカ像検出部32における検出の処理を効率よく行うことができる。
なお、上記実施形態においては、複数の撮影画像のうちの1つの撮影画像を基準画像としてマーカ像MP1〜MP4を検出しているが、通常の撮影前に、マーカ像を検出するためのプレショット撮影を行い、これにより取得されるプレショット画像を用いてマーカ像MP1〜MP4の検出および検出範囲A1〜A4の設定を行うようにしてもよい。なお、プレショット撮影は、例えば、X線管12をその移動範囲の中心位置に配置して行えばよい。
また、上記実施形態においては、同一形状の複数のマーカを用いているが、異なる形状の複数のマーカを用いてもよいことはもちろんである。
また、上記実施形態においては、X線管12のみを移動させているが、X線管12と検出器14とを同期させて移動させるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、被写体を臥位にて撮影台に載置してトモシンセシス撮影を行っているが、立位の撮影台を用いてトモシンセシス撮影を行う場合にも本願発明を適用できることはもちろんである。
また、上記実施形態においては、特許文献4,5に記載されたように、複数の撮影画像から検出した複数のマーカ像に基づいて、複数の撮影画像のそれぞれについての検出器14に対するX線管12の位置を推定するようにしてもよい。この場合においても、本実施形態によれば、複数のマーカ像MP1〜MP4を区別して精度よく検出できるため、X線管12の位置を精度よく推定することができる。
2 被写体
4 撮影台天板
6 コリメータ
10 X線撮影装置
12 X線管
14 検出器
16,18 移動機構
20 画像取得部
22 再構成部
24 操作部
26 表示部
28 記憶部
30 演算部
32 マーカ像検出部
34 判定部

Claims (8)

  1. 複数のマーカとともに被写体に放射線を照射する放射線源と、
    前記被写体を透過した放射線を検出する検出手段と、
    前記放射線源を前記検出手段に対して相対的に移動させ、前記放射線源の移動による複数の線源位置において前記被写体に前記放射線を照射して、前記複数の線源位置にそれぞれ対応する複数の撮影画像を取得する画像取得手段とを備えた放射線撮影装置であって、
    前記複数のマーカが前記相対的な移動方向に沿って並べられてなり、該相対的な移動方向に沿って並べられた複数のマーカの間隔が、前記放射線源の移動範囲、前記検出手段の検出面と前記放射線源との距離、および前記検出手段の検出面と前記複数のマーカが配置されている配置面との距離に基づいて決定される一定値以上離れていることを特徴とする放射線撮影装置。
  2. 前記複数のマーカは形状が同一のマーカであることを特徴とする請求項1記載の放射線撮影装置。
  3. 前記放射線源の移動範囲をs0、前記検出手段の検出面と前記放射線源との距離をsz、前記検出面と前記配置面との距離をmz、前記一定値をC0としたとき、該一定値C0をC0=s0×mz/szにより決定することを特徴とする請求項1または2記載の放射線撮影装置。
  4. 前記複数の撮影画像から前記複数のマーカ像をそれぞれ検出するマーカ像検出手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の放射線撮影装置。
  5. 前記マーカ像検出手段は、前記複数の撮影画像を取得する撮影前のプレ撮影により取得されたプレ画像、または前記複数の撮影画像のうちの基準画像から、前記複数のマーカ像のそれぞれを区別して検出し、該検出結果を用いて前記複数の撮影画像または該複数の撮影画像のうちの前記基準画像以外の他の撮影画像のそれぞれから、前記複数のマーカのマーカ像をそれぞれ対応づけて検出する手段であることを特徴とする請求項4記載の放射線撮影装置。
  6. 前記マーカ像検出手段は、前記複数の撮影画像または前記他の撮影画像の、前記複数のマーカのそれぞれについての前記一定値に基づいて定められる検出領域内において、前記複数のマーカ像をそれぞれ検出する手段であることを特徴とする請求項5記載の放射線撮影装置。
  7. 前記複数のマーカ像に基づいて、前記複数の撮影画像における互いに対応する画素位置の幾何学的なズレを検出し、該ズレに基づいて前記複数の撮影画像を位置合わせして再構成することにより、前記被写体の断層画像を生成する画像再構成手段をさらに備えたことを特徴とする請求項6記載の放射線撮影装置。
  8. 複数のマーカとともに被写体に放射線を照射する放射線源と、
    前記被写体を透過した放射線を検出する検出手段と、
    前記放射線源を前記検出手段に対して相対的に移動させ、前記放射線源の移動による複数の線源位置において前記被写体に前記放射線を照射して、前記複数の線源位置にそれぞれ対応する複数の撮影画像を取得する画像取得手段とを備えた放射線撮影装置における放射線撮影方法であって、
    前記複数のマーカを前記相対的な移動方向に沿って並べ、該相対的な移動方向に沿って並べられた複数のマーカの間隔を、前記放射線源の移動範囲、前記検出手段の検出面と前記放射線源との距離、および前記検出手段の検出面と前記複数のマーカが配置されている配置面との距離に基づいて決定される一定値以上離すことを特徴とする放射線撮影方法。
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