JP2010075317A - ステレオバイオプシ装置およびその制御方法並びにファントム - Google Patents

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Abstract

【課題】ステレオ撮影により求められる位置座標について、放射線源あるいは撮影台表面から放射線検出器までの距離のばらつきに起因する誤差を補正する。
【解決手段】ステレオバイオプシを行う前に、放射線検出器の検出面と並行な面内の既知の間隔を有する2つ点をステレオ撮影し、2点の3次元位置座標を算出することにより、その2点の間隔を求める。さらに、求められた2点の間隔の上記既知の間隔に対する倍率を予め算出しておく。ステレオバイオプシを行うときには、ステレオ撮影で得られた2つの画像を、算出された倍率に従って拡大または縮小し、拡大または縮小された画像に含まれる対象の位置関係に基づいて、ターゲットの3次元位置座標を算出する。
【選択図】図9

Description

本発明は、ステレオ撮影により取得された放射線画像から病変の位置を特定し、その位置の組織片を採取するステレオバイオプシ装置に関する。詳しくは、ステレオ撮影により求められる位置座標の誤差を補正する機能に関する。
病院の検査では病変周辺の組織片を採取することがあるが、近年、患者に大きな負担をかけずに組織片を採取する方法として、中が空洞の組織採取用の針(以下、生検針と称する)を患者に刺し、針の空洞に埋め込まれた組織を採取するバイオプシが注目されている。また、バイオプシを行うための装置として、放射線画像のステレオ撮影により病変の3次元的な位置を特定し、生検針の先端がその位置に到達するように針の動きを制御するステレオバイオプシ装置が提供されている。
ステレオバイオプシ装置には、特許文献1に示されるように臥位で採取を行うタイプと、特許文献2に示されるように座位で採取を行うタイプがあるが、省スペースの観点からは、座位で撮影を行うマンモグラフィー装置に、着脱可能なバイオプシユニットをオプションとしてつけたシステムが好まれている。
ステレオバイオプシ装置は、通常、病変の位置や生検針の穿刺位置を、3次元座標系における位置座標として認識し、制御を行う。したがって、病変の位置の認識に用いられる座標系と、生検針の穿刺位置の認識に用いられる座標系とは、完全に一致していなければならない。そのためには、装置を使用する前に、座標系の較正(キャリブレーション)を行う必要がある。
特に、マンモグラフィー装置として使用している装置に、必要なときだけバイオプシユニットを取り付けて使用するタイプの装置では、マンモグラフィー装置本体に記憶されている座標系と、バイオプシユニットに記憶されている座標系との間にずれが生じる可能性が高い。このため、このような装置では、バイオプシユニットを取り付ける度に、較正を行う必要がある。
特許文献2に示されるように、ステレオバイオプシ装置の較正は、複数のマーカが設けられた特定形状のファントムを用いて行われる。まず、圧迫板によりファントムを固定して、生検針を手動でマーカの位置に合わせることで、バイオプシユニットの座標系により示されるマーカの位置座標を取得する。続いて、撮影を妨げない位置に生検針を移動してから、ファントムをステレオ撮影し、マンモグラフィー装置本体の座標系により示されるマーカの位置座標を取得する。そして、両位置座標にずれがあった場合には、バイオプシユニットの座標系を、両位置座標が一致するように較正する。
特開2002−528220号公報 特開平10−201749号公報
上記較正は、ステレオ撮影により得られた画像に基づいて算出されるマーカの位置座標が正確であることを前提としている。しかし、実際には、放射線源から放射線検出器までの距離や、撮影台表面から放射線検出器までの距離には、ばらつきがあるため、ステレオ撮影により求められる位置座標は常に正確であるとは限らない。
本発明は、放射線源あるいは撮影台表面から放射線検出器までの距離のばらつきに起因する誤差を補正する機能を備えたステレオバイオプシ装置を提供することを目的とする。
本発明のステレオバイオプシ装置は、ステレオ撮影により位置の特定を行うための手段として、放射線画像生成手段と、位置算出手段を備える。放射線画像生成手段は、放射線検出器と、放射線検出器に対し被写体配置面を挟んで対向するように配置された移動可能な放射線源とにより構成される。また、位置算出手段は、放射線画像生成手段に、被写体配置面に垂直な法線に対し±θ°(0<θ<20)の方向から放射線が照射されたときの2つの画像を生成せしめ、該2つの画像に含まれる対象の位置関係に基づいて該対象の第1空間座標系における3次元位置座標を算出する。3次元位置座標の算出には、三角測量法など公知の手法を用いることができる。
また、このステレオバイオプシ装置は、針支持部に装着された生検針の先端の第2空間座標系における3次元位置座標を取得し、その3次元位置座標に基づいて針支持部に装着された生検針の先端の位置を制御する針位置制御手段を備える。
さらに、このステレオバイオプシ装置は、第1空間座標系と第2空間座標系が一致するように、第2空間座標系を較正する較正手段を備える。また、位置算出手段が、放射線検出器の検出面と並行な面内の既知の間隔を有する2点を対象として算出した3次元位置座標に基づいて、画像の補正倍率を算出する倍率算出手段を備える。
そして、位置算出手段は、前記2点以外の対象の3次元位置座標を算出するときに、放射線画像生成手段により生成された2つの画像を、倍率算出手段により算出された補正倍率に従って拡大または縮小し、拡大または縮小された画像に含まれる対象の位置関係に基づいて対象の3次元位置座標を算出する。
本発明のファントムは、放射線透過材料からなる本体と、放射線非透過材料からなり、本体から水平方向に突出するように設けられた針形状の疑似ターゲットと、放射線非透過材料からなり記水平方向に所定の間隔はなれた2つの点を示す、本体に埋め込まれたマーカを備えるものである。このファントムは、上記ステレオバイオプシ装置の較正に用いられるもので、本体に埋め込まれたマーカが、前述の、放射線検出器の検出面と並行な面内の既知の間隔を有する2点を示すものとなる。マーカは、本体の前記2つの点にそれぞれ埋め込まれた、球形状のマーカとすることが好ましい。もしくは、本体の前記2つの点を両端とする棒状のマーカとしてもよい。
本発明の方法は、上記ステレオバイオプシ装置の制御方法であって、まず、前述の第1空間座標系と第2空間座標系が一致するように、第2空間座標系を較正し、続いて、位置算出手段が、放射線検出器の検出面と並行な面内の既知の間隔を有する2点を対象として算出した3次元位置座標に基づいて、画像の補正倍率を算出し、その補正倍率を所定の記憶媒体に予め記憶せしめておく。そして、位置算出手段により前記2点以外の対象の3次元位置座標を算出するときに、放射線画像生成手段により生成された2つの画像を、記憶媒体に記憶されている補正倍率に従って拡大または縮小し、拡大または縮小された画像に含まれる対象の位置関係に基づいて対象の3次元位置座標を算出する。
本発明のステレオバイオプシ装置およびその制御方法は、病変の位置の認識に用いられる座標系と、針の穿刺位置の認識に用いられる座標系のずれを較正するのみならず、放射線源あるいは撮影台表面から放射線検出器までの距離のばらつきに起因する誤差をも補正するため、病変の位置を正確に特定するとともに生検針の位置を精度よく制御することができる。
また、本発明のファントムを用いれば、1回のステレオ撮影で、座標系の較正に必要なデータと、上記誤差の補正に必要なデータの両方を取得することができ、較正にかかる作業時間を短縮することができる。
以下、本発明の一実施形態として、通常は乳房画像撮影装置(マンモグラフィ装置)として使用され、着脱可能なバイオプシユニットを取り付けることにより乳房用のステレオバイオプシ装置として動作する、バイオプシ機能付きの乳房画像撮影装置を例示する。
図1に、バイオプシユニット2が取り付けられた状態の乳房画像撮影装置1の概略構成を示す。乳房画像撮影装置1は、基台11と、基台11に対し上下方向に移動可能で且つ回転可能な軸12と、軸12により基台11と連結されたアーム部13により構成される。図2は、装置の正面、すなわち図1の右方向から見たアーム部13を表している。
アーム部13はアルファベットのCの形をしており、その下端には撮影台14が、その上端には、撮影台14と対向するように放射線源収納部16が取り付けられている。アーム部13の回転および上下方向の移動は、基台11に組み込まれたアームコントローラ31により制御される。
撮影台14の内部には、フラットパネルディテクタ等の放射線検出器15と、放射線検出器15からの画像読取を制御する検出器コントローラ33が備えられている。また、撮影台14はアーム部13に対し回転可能であり、基台11に対してアーム部13が回転したときでも、撮影台14の向きは基台11に対し固定された向きとすることができる。
放射線源収納部16の中には放射線源17と、放射線源コントローラ32が収納されている。放射線源コントローラ32は、放射線を照射するタイミングと、放射線発生条件(管電流、時間、管電流時間積等)を決定し、決定されたタイミング、条件で放射線が照射されるように放射線源17を制御する。
また、アーム部13の中央部には、撮影台14の上方に配置され乳房を押さえつけて圧迫する圧迫板18と、その圧迫板18を支持する支持部20と、支持部20を上下方向に移動させる移動機構19が設けられている。圧迫板18の位置、圧迫圧は、圧迫板コントローラ34により制御される。図3は圧迫板18の上方図であるが、同図に示すように、圧迫板18は、撮影台14と圧迫板18により乳房を固定した状態でバイオプシを行えるよう、約10×10cm四方の大きさの開口部5を備えている。
バイオプシユニット2は、ユニットの基体部分を支持部20の開口部に差し込み、基体部分の下端をアーム部13に取り付けることにより、乳房画像撮影装置1と、機械的、電気的に接続される。バイオプシユニット2は、着脱可能な生検針21と、生検針21を固定する装着部22と、装着部22に固定された生検針21を支持する針支持部23と、針支持部23をレールに沿って移動させ、あるいは針支持部23を伸縮させることにより、生検針21を図の上下左右奥行き方向に移動させる移動機構24を備える。生検針21の位置は、移動機構24が備える針位置コントローラ36(針位置制御手段)により、3次元空間における位置座標(x、y、z)として認識され、制御される。
基台11の内部には、前述したアームコントローラ31のほか、乳房画像撮影装置1の動作全般を統括制御するプロセッサ3とメモリ4と、乳房画像撮影装置1に接続されるパソコン9との間のデータ転送を制御する通信コントローラ(図示せず)が備えられている。プロセッサ3は、乳房画像撮影装置1にバイオプシユニット2が装着されたことを検出し、通信コントローラを介してパソコン9に対し、バイオプシユニット2の装着を通知する信号を送信する。パソコン9は、その通知信号を受けて、ステレオバイオプシの動作を制御するソフトウェアプログラム(以下、バイオプシ制御プログラムと称する)を起動する。
以降の動作は、図4に示すように、パソコン9に組み込まれたバイオプシ制御プログラムと、乳房画像撮影装置1が備えるプロセッサ3および各種コントローラ31〜36が、キーボード入力や操作ボタンの操作を検出して、必要な指示、情報を相互に転送するにより制御される。
図5を参照して、生検針21により組織を採取するときの、装置各部の動作について説明する。はじめに、回転角度θの情報が、バイオプシ制御プログラムから乳房画像撮影装置1のプロセッサ3に伝達され、メモリ4に記憶される。本実施形態では、回転角度θの範囲は、0<θ≦20°とする。回転角度θは、好ましくは、10°あるいは15°とするのがよい。
この状態で、乳房画像撮影装置1の基台11もしくは放射線源収納部16の筐体部分に備えられている所定の操作ボタンが押されると、プロセッサ3によりその操作が検出される。プロセッサ3は、メモリ4から回転角度θの情報を読み出し、アームコントローラ31に対し、図2に示すように、アーム部13を撮影台14に垂直な方向対し+θ°(例えば+15°)回転するよう指示する。この指示を受けたアームコントローラ31は、アーム部13を+θ°回転させる(S101)。続いてプロセッサ3は、放射線源コントローラ32および検出器コントローラ33に対し撮影、すなわち放射線の照射と放射線画像の生成を指示する。この撮影指示により、乳房を+θ°方向から撮影した放射線画像が取得され(S102)、メモリ4に記憶される。
次に、プロセッサ3は、アームコントローラ31に対し、アーム部13を撮影台14に垂直な方向対し−θ°(例えば−15°)回転するよう指示する。この指示を受けたアームコントローラ31は、アーム部を初期位置に戻した後、反対方向にθ°、すなわち−θ°回転させる(S103)。続いてプロセッサ3は、放射線源コントローラ32および検出器コントローラ33に対し撮影を指示する。この撮影指示により、乳房を−θ°方向から撮影した放射線画像が取得され(S104)、メモリ4に記憶される。
2方向からの撮影が完了すると、プロセッサ3は、メモリ4に記憶された2つの放射線画像を、パソコン9に転送する。バイオプシ制御プログラムは、転送された2つの放射線画像に含まれるターゲット(石灰化等の病変)について、三角測量法に基づく演算を行い、ターゲットの三次元位置座標(x、y、z)を算出する(S105)。バイオプシ制御プログラムは、その算出された位置座標(x、y、z)の情報を、バイオプシユニット2の針位置コントローラ36に転送する。
この状態で、乳房画像撮影装置1の基台11もしくは放射線源収納部16の筐体部分に備えられている所定の操作ボタンが押されると、プロセッサ3から針位置コントローラ36に対し、生検針21の移動が指示される。針位置コントローラ36は、先に転送された位置座標(x、y、z)の値に基づき、生検針21の先端が、座標(x、y、z+α)が示す位置に配置されるように、生検針21を移動する。ここでαは、生検針21が乳房に刺さらない程度に十分大きな値とする。これにより、生検針21がターゲットの上方にセットされる(S106)。なお、本実施形態において、針位置コントローラ36は、生検針21の開口部の中心を「生検針の先端」とみなして制御を行うものとする。
その後、ユーザにより、生検針21の穿刺を指示する所定の操作が行われると(S107)、プロセッサ3と針位置コントローラ36の制御の下で、生検針21による乳房の穿刺が行われ、ターゲット周辺の組織が採取される(S108)。
上記動作は、バイオプシ制御プログラムがターゲットの位置の算出に用いる3次元座標系(第1空間座標系)と、針位置コントローラ36が生検針21の配置に用いる3次元座標系(第2空間座標系)とが、同じであることを前提としている。このため、上記装置を使用してステレオバイオプシを行う場合には、針位置コントローラ36が保持する座標系を、バイオプシ制御プログラムが保持する座標系と一致させる必要がある。
図6は、従来方法において座標系の較正に使用されるファントムの概略構造を示す斜視図である。このファントム6は、放射線透過性材料からなる階段形状の本体61に、放射線を透過しない材料からなる針形状の疑似ターゲット62,63を設けたものである。疑似ターゲット62,63は、本体の各段の側面から、撮影台に水平な方向に突出しており、それらの先端の位置座標は、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向のいずれにおいても、互いに異なっている。
従来方法では、このようなファントムを用いて、以下の手順により座標系を較正していた。まず、ファントム6を圧迫板で固定し、生検針の位置を手動で調整しながら、生検針の先端がファントム6の疑似ターゲット62の先端に合わさるようにする。これにより、バイオプシユニットの針位置コントローラが認識しているところの疑似ターゲット62の先端位置座標を取得することができる。その状態で、生検針を撮影を妨げない位置に移動し、疑似ターゲット62をステレオ撮影し、取得された2つの画像から、疑似ターゲット62の先端の位置座標を算出する。算出された位置座標が、バイオプシユニットの針位置コントローラが認識している位置座標と異なる場合には、位置座標のずれに応じてバイオプシユニットの座標系を補正する。同様の作業および処理を疑似ターゲット63についても実施して、誤差を分散させる。これにより、針位置コントローラが保持する座標系と、バイオプシコントローラが保持する座標系とを一致させることができる。
ここで、異なる方向から撮影された2つの放射線画像に含まれるターゲットの位置(すなわち検出面における検出位置)は、放射線源17や放射線検出器15の位置に依存するが、放射線源17の位置や、放射線検出器15の位置は、装置によって、あるいは同じ装置でも経時変化により、若干異なることがある。図7に示すように、放射線源17の位置が高い装置では、ターゲットの検出位置の差Aは、放射線源の位置がより低い装置で撮影を行った場合の検出位置の差A´よりも小さくなる。また、放射線検出器15の配置位置が低い装置では、図8に示すように、ターゲットの検出位置の差A´´が、放射線検出器15の配置位置がより高い装置で撮影を行った場合の検出位置の差Aよりも大きくなる。
前述のとおり、バイオプシ制御プログラムは、ターゲットを+θ方向から撮影した場合と−θ方向から撮影した場合の画像の相違を利用して空間的な位置を算出する。この方法では、上記位置の差がAの場合とA´(あるいはA´´)の場合とで、算出される位置座標が異なってしまう。図6のファントムを用いた較正手順では、座標系の不一致に起因する誤差は補正されるもの、放射線源17や放射線検出器15の配置位置のばらつきに起因する誤差は補正されない。
これに対し、以下に示す方法では、座標系の不一致の較正と、放射線源17や放射線検出器15の配置位置のばらつきに起因する誤差の修正とを、並行して行うことができる。図9、図10A、10Bおよび10Cに、この方法に使用するファントムの一例を示す。図9はファントム7の斜視図、図10Aは側面図、図10Bは正面図、図10Cは上面図である。
ファントム7は、放射線透過材料からなる階段形状の本体71に、針形状の疑似ターゲット72と球体マーカ73を設けたものである。疑似ターゲット72と球体マーカ73は、放射線を透過しない材料からなるものとする。擬似ターゲット72の針の先端は、図9に例示するように球形状としてもよい。球体は、撮影画像では円となるが、円は単純な手法でも比較的正確に認識でき、また中心位置を特定することが容易である。このため、マーカや擬似ターゲットの先端の形状を球体とすることで、それらの位置座標を、簡単に且つ精度よく求めることができる。
疑似ターゲット72は、本体71の上段の側面から、撮影台に水平な方向に突出するように設けられている。すなわち、疑似ターゲット72は、空間上の1点を指し示すことができ、その1点に対し生検針を合わせることができる形状のターゲットとする。
一方、球体マーカ73は、本体71の下段に、水平方向に所定の間隔をあけて2つ埋め込まれている。球体マーカ73は、既知の間隔(距離)を規定するマーカであり、本体に埋め込むことで、その間隔が外圧や経時変化により変化することがないようにしている。
球体マーカ73は、図10Cの上面図に示されるように、上方からみたときに疑似ターゲット72と重ならない位置に設けられている。すなわち、ファントム7をステレオ撮影したときに、疑似ターゲット72と2つの球体マーカ73とが、1つの画像の中に写りこむような位置関係で設けられる。
図11は、この方法に使用するファントムの他の例を示す図である。ファントム8は、ファントム7と、本体81および疑似ターゲット82の形状、配置位置は同じであるが、
本体81の下段には、2つの球体マーカ73に代えて棒状マーカ83が埋め込まれている。ファントム8では、棒状マーカ83の両端として2つの点が規定され、既知の間隔(距離)が棒状マーカ83の長さとして規定される。
図12は、放射線検出器15と、ファントム7と、放射線源17の位置関係を示す図である。同図において、dmは2つの球体マーカ73の間隔、hmは2つの球体マーカ73の撮影台表面からの高さであり、これらの値はファントム7の構造として既知である。また、hdは放射線検出器15の表面を基準としたときの撮影台14の表面の高さ、hrは撮影台14の表面を基準としたときの放射線源17の高さであり、装置の規格により規定されている。Aは放射線検出器により検出されるべきマーカ間距離を示している。
同図が示す関係から明らかであるように、これらの値は、次式(1)
A=dm・(hr+hd)/(hr−hm) … (1)
に示す関係を満たしている。すなわち、放射線検出器により検出されるべきマーカ間距離Aは、既知の値から、計算により求めることができる。
これに対し、放射線検出器15が実際に検出したマーカ間距離がBであるとすれば、放射線検出器15が生成した画像中に示される距離や長さは、本来その画像中に示されるべき距離や長さのB/A倍ということになる。よって、この比率の逆数であるA/Bを補正倍率として記憶しておき、放射線検出器15により生成された画像をA/B倍に拡大あるいは縮小すれば、画像の誤差を修正することができる。修正された2つの画像を用いて空間的な位置を算出すれば、求められる3次元位置座標は、正確な値になる。
以下、図13を参照して、ユーザが行う較正作業とバイオプシ制御プログラムが行う較正処理について説明する。
ユーザが、ファントム7を撮影台に固定し(S201)、生検針の位置を手動で調整して疑似ターゲット先端に生検針の先端を合わせると(S202)、バイオプシユニット2の針位置コントローラ36がターゲット先端の位置座標として認識している位置座標が、針位置コントローラ36からパソコン9のバイオプシ制御プログラムへと転送される。
その後、ユーザが生検針を取り外し(S203)、所定の操作を行うと、バイオプシ制御プログラムは、回転角度θの情報を、乳房画像撮影装置1のプロセッサ3に伝達する。
プロセッサ3は、アームコントローラ31に対し、アーム部13を撮影台14に垂直な方向対し+θ°(例えば+15°)回転するよう指示する。この指示を受けたアームコントローラ31は、アーム部13を+θ°回転させる(S204)。続いてバイオプシコントローラ35は、放射線源コントローラ32および検出器コントローラ33に対し撮影を指示し、これにより、ファントム7を+θ°方向から撮影した放射線画像が取得され(S205)、メモリ4に記憶される。
次に、プロセッサ3は、アームコントローラ31に対し、アーム部13を撮影台14に垂直な方向対し−θ°(例えば−15°)回転するよう指示する。この指示を受けたアームコントローラ31は、アーム部を初期位置に戻した後、反対方向にθ°、すなわち−θ°回転させる(S206)。続いてプロセッサ3は、放射線源コントローラ32および検出器コントローラ33に対し撮影を指示する。この撮影指示により、ファントム7を−θ°方向から撮影した放射線画像が取得され(S207)、メモリ4に記憶される。2方向からの撮影が完了すると、メモリ4に記憶された2つの放射線画像はパソコン9に転送される。
バイオプシ制御プログラムは、転送された2つの放射線画像に含まれる疑似ターゲット72の先端画像について、三角測量法に基づく演算を行い、疑似ターゲット72の先端の三次元位置座標を算出する(S208)。バイオプシ制御プログラムは、その算出された位置座標の情報を針位置コントローラ36に転送する。針位置コントローラ36はステップS202で取得した位置座標とバイオプシ制御プログラムから通知された位置座標のずれに応じて、座標系の原点や軸方向を補正する(S209)。
一方で、バイオプシ制御プログラムは、ステップS205およびステップS207において取得した画像から、2つの球体マーカ73の位置座標を算出し、マーカ間距離Bを求める。そして、図12を参照して説明した補正倍率A/Bを算出し、パソコン9のメモリもしくはハードディスクの所定領域に記憶する。ここで算出された補正倍率の値は、実物の乳房をステレオ撮影するときに参照され、そのステレオ撮影により得られた画像の補正に用いられる。詳細には、バイオプシ制御プログラムは、図5のステップS105において、取得した画像からターゲットの位置座標を算出するときに、最初にステップS102およびS104で取得された画像を補正倍率に従って拡大または縮小する。そして、その拡大または縮小された画像を用いて、ターゲットの位置座標を算出する。
以上に説明したように、本実施形態では、針位置コントローラ36が保持する座標系とバイオプシ制御プログラムが保持する座標系のずれを較正し、さらに放射線源あるいは撮影台表面から放射線検出器までの距離のばらつきに起因する誤差も補正するため、乳房を対象としたバイオプシを行う際に、病変の位置を正確に特定するとともに生検針の穿刺位置を精度よく制御することができる。
また、ファントム7が、座標系のずれの較正に用いる擬似ターゲット72と、装置の個体差あるいは経時変化に起因する誤差の補正に用いる球体マーカ73の両方を備えているので、ファントム7のステレオ撮影を1回行うだけで、較正に必要なすべてのデータを取得することができる。さらには、ファントム7の擬似ターゲット72の先端や、球体マーカ73の形状が球であるため、ステレオ撮影により取得された画像に対し画像認識処理を施す際に、簡易な処理でターゲットを認識することができる。これにより、較正にかかる作業時間を短縮することができる。
本発明の一実施形態であるバイオプシ機能付き乳房画像撮影装置の概略構成図 乳房画像撮影装置のアーム部の正面図 圧迫板の形状を示す図 バイオプシ制御プログラム、プロセッサおよび各種コントローラの関係を示す図 バイオプシ機能付きの乳房画像撮影装置の組織採取動作を示すフローチャート 従来方法で使用されるファントムの一例を示す図 誤差の一要因を示す図 誤差の他の要因を示す図 ファントムの一例を示す斜視図 図9のファントムの側面図 図9のファントムの正面図 図9のファントムの上面図 ファントムの他の例を示す図 放射線検出器とファントムと放射線源の位置関係を示す図 較正の全体的な流れを示すフローチャート
符号の説明
1 乳房画像撮影装置、 2 バイオプシユニット、 3 プロセッサ、
4 メモリ、 5 開口部、 6,7,8 ファントム、 パソコン 9、
11 基台、 12 軸、 13 アーム部、 14 撮影台、
15 放射線検出器、 16 放射線源収納部、 17 放射線源、
18 圧迫板、 19 移動機構、 20 支持部、 21 生検針、 22 装着部、
23 針支持部、 24 移動機構、 31 アームコントローラ、
32 放射線源コントローラ、 33 検出器コントローラ、
36 針位置コントローラ、
61 本体、 62,63 疑似ターゲット、
71 本体、 72 疑似ターゲット、 73 球体マーカ、
81 本体、 82 疑似ターゲット、 83 棒状マーカ

Claims (5)

  1. 放射線検出器と、該放射線検出器に対し被写体配置面を挟んで対向するように配置された移動可能な放射線源とにより構成される放射線画像生成手段と、
    前記放射線画像生成手段に、前記被写体配置面に垂直な法線に対し±θ°(0<θ<20)の方向から放射線が照射されたときの2つの画像を生成せしめ、該2つの画像に含まれる対象の位置関係に基づいて該対象の第1空間座標系における3次元位置座標を算出する位置算出手段と、
    針支持部に装着された生検針の先端の第2空間座標系における3次元位置座標を取得し、該3次元位置座標に基づいて前記針支持部に装着された前記生検針の先端の位置を制御する針位置制御手段と
    前記第1空間座標系と前記第2空間座標系が一致するように、前記第2空間座標系を較正する較正手段と、
    前記位置算出手段が、前記放射線検出器の検出面と並行な面内の既知の間隔を有する2点を対象として算出した3次元位置座標に基づいて、画像の補正倍率を算出する倍率算出手段とを備え、
    前記位置算出手段が、前記2点以外の対象の3次元位置座標を算出するときに、前記放射線画像生成手段により生成された前記2つの画像を、前記倍率算出手段により算出された補正倍率に従って拡大または縮小し、拡大または縮小された画像に含まれる対象の位置関係に基づいて前記対象の3次元位置座標を算出することを特徴とするステレオバイオプシ装置。
  2. ステレオバイオプシ装置の較正に用いられるファントムであって、
    放射線透過材料からなる本体、
    放射線非透過材料からなり、前記本体から水平方向に突出するように設けられた針形状の疑似ターゲット、および
    放射線非透過材料からなり、前記水平方向に所定の間隔はなれた2つの点を示す、前記本体に埋め込まれたマーカを備えたことを特徴とするファントム。
  3. 前記マーカが、前記本体の前記2つの点にそれぞれ埋め込まれた、球形状のマーカであることを特徴とする請求項2記載のファントム。
  4. 前記マーカが、前記本体の前記2つの点を両端とする棒状のマーカであることを特徴とする請求項2記載のファントム。
  5. 放射線検出器と、該放射線検出器に対し被写体配置面を挟んで対向するように配置された移動可能な放射線源とにより構成される放射線画像生成手段と、
    前記放射線画像生成手段に、前記被写体配置面に垂直な法線に対し±θ°(0<θ<20)の方向から放射線が照射されたときの2つの画像を生成せしめ、該2つの画像に含まれる対象の位置関係に基づいて該対象の第1空間座標系における3次元位置座標を算出する位置算出手段と、
    針支持部に装着された生検針の先端の第2空間座標系における3次元位置座標を取得し、該3次元位置座標に基づいて前記針支持部に装着された前記生検針の先端の位置を制御する針位置制御手段とを備えたステレオバイオプシ装置の制御方法であって、
    前記第1空間座標系と前記第2空間座標系が一致するように、前記第2空間座標系を較正し、
    前記位置算出手段が、前記放射線検出器の検出面と並行な面内の既知の間隔を有する2点を対象として算出した3次元位置座標に基づいて、画像の補正倍率を算出し、
    前記補正倍率を所定の記憶媒体に記憶せしめ、
    前記位置算出手段により前記2点以外の対象の3次元位置座標を算出するときに、前記放射線画像生成手段により生成された前記2つの画像を、前記記憶媒体に記憶されている補正倍率に従って拡大または縮小し、拡大または縮小された画像に含まれる対象の位置関係に基づいて前記対象の3次元位置座標を算出することを特徴とする方法。
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