JP5547102B2 - 圧縮符号化信号伝送システム - Google Patents

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Description

本発明は、リニア特性の信号を折線圧縮符号化して伝送し、且つ低レベル信号品質を改善可能とした圧縮符号化信号伝送システムに関する。
ラジオ放送システム等に於いては、例えば、キー局から単一又は複数のローカル局へ放送信号を伝送するものであり、その場合に、アナログ信号をデジタル信号に変換して伝送するシステムが適用されている。その場合のデジタル信号は、ITU−T(International Telecommunication Union−Telecommunication Standardization Sector)勧告のJ.41による折線圧縮符号化が適用されている。この折線圧縮符号化方式は、Variant Aと、Variant Bとの方式があり、日本では、Variant Bが、A−lawとして各所に適用されている。このVariant Bによる折線圧縮符号化方式は、アナログ信号を、384kbpsのリニア特性の例えば24ビット構成のデジタル信号に変換し、その24ビットのリニア特性のデジタル信号の下位ビットを削除して14ビット構成とし、これを1ビットの極性ビットと、3ビットのセグメントビットと、7ビットのステップビットとからなる11ビット構成の折線圧縮符号に変換し、更に偶パリティのパリティビットを付加して合計12ビット構成とするものである。
図4は、前述のITU−TのJ.41による折線圧縮符号化の説明図であり、(A)は折線圧縮符号化曲線、(B)は各ビットの名称を示すもので、図4の(A)の縦軸は信号レベル、横軸はセグメント名称を示し、+8192〜0〜−8192のリニア特性のデジタル信号を、0レベルを中心に、−256〜−128〜0〜+128〜+256の範囲を1折線として示す第6セグメントとし、それ以上の±256〜±8192の範囲を第1〜第5折線とし、14ビット構成のリニア特性のデジタル信号を合計で11ビット構成の折線圧縮符号に変換する。又同図の(B)に示すように、11ビット構成の折線圧縮符号にパリティビットを付加した12ビット構成の折線圧縮符号化信号は、1ビット構成の極性ビットSと、3ビット構成のセグメントビットX〜Zと、7ビット構成のステップビットA〜Gと、1ビット構成のパリティビットPとにより構成され、各ビットの配列は、図示のように、“SFABZEXYCGDP”とした場合を示す。
図5は、折線圧縮符号化の正極性側の符号関係を示し、入力レベル範囲と、出力標準値と、ステップサイズΔiと、セグメントNo.と、11ビット圧縮符号“SXYZABCDEFG”とを示すもので、図4に示す折線圧縮符号化曲線の正極性側の第1〜第5セグメントと第6セグメントとについて示し、第1セグメントは、ステップサイズΔi=32、第2セグメントは、Δi=16、第3セグメントは、Δi=8、第4セグメントは、Δi=4、第5セグメントは、Δi=2、第6セグメントは、Δi=1とする。入力レベル0〜±8192の範囲内に於いて、第6セグメントは、入力レベル0〜±256の範囲内を、ステップサイズΔi=1として符号化する。
図6は、受信信号処理の概略フローチャートを示し、現時点の受信信号Xnについて、正常受信時は、Yn=Xnとして受信処理することを順次繰り返す(S1)。この受信信号Xnに誤り発生検出時、即ち、パリティビットPを用いた誤り発生検出時、或いは、セグメントビットXYZを“111”として誤り表示の場合、今回の受信信号Xnの前の受信信号Xn−1を、今回の受信信号Xnの代わりの受信信号として処理する(Yn=Xn−1)(S2)。又2連続誤りの場合、即ち、連続して受信信号Xn−1,Xnの誤りの場合、Yn=Yn−1として、1サンプル前の受信信号を繰り返して受信信号として処理する(S3)。このような誤りが3回連続すると、即ち、Xn,Xn−1,Xn−2の3連続誤りの場合、Yn=0.9×Yn−1として受信処理する(S4)。これは、3連続誤りの場合、出力レベルを1割分低減させる処理により、受信再生アナログ信号の異状レベル上昇を抑制することを示し、アナログ音声信号の送受信システムに於ける伝送異常発生時の受信レベルの異常上昇によって再生音声信号レベルが異状に上昇することを回避する手段が適用されている。
図7は、従来例の放送信号伝送システムの概要説明図であり、前述の折線圧縮符号化信号として伝送する場合の概要を示し、キー局100と、既存のローカル局101と新設のローカル局102とを含み、103は分離部、104は多重部、110はA/D変換部、111は送信同報処理部、112はD/A変換部、113は受信選択処理部を示す。なお、ローカル局101,102は、D/A変換部とA/D変換部との機能部分のみを示し、A/D変換部及びD/A変換部は、それぞれJ.41圧縮符号化及び復号化機能を含むものである。放送用音声信号は、キー局100のA/D変換部110に於いてAD変換と折線圧縮符号化との処理によるデジタル信号とし、送信同報処理部111により、ローカル局101,102対応にコピーして、連続するタイムスロットに、#2、#3として示すように挿入して、多重化処理を行って送信する。この時間多重化されたデジタル信号は、分離部103によりタイムスロット対応に分離されて、ローカル局101,102へそれぞれ送信される。ローカル局101,102は、J.41圧縮符号化されたデジタル信号を受信し、D/A変換部115,117により直線符号化信号に復号化すると共にアナログ信号に変換し、放送用音声信号として、図示を省略した送信手段により放送所のアンテナから送信する。又ローカル局101,102に於いて収集或は作成した中継用信号を、A/D変換部116,118によりデジタル信号に変換し、且つ折線圧縮符号化し、多重部104を介してキー局100へ送信する。キー局100は、受信選択処理部113により受信処理したローカル局101,102の何れか一方からのデジタル信号を選択し、D/A変換部112により直線符号化信号に復号化すると共にアナログ信号に変換して中継用信号とし、放送或は他のローカル局へ送信する。
又キー局からローカル局への複数系統のデジタル放送用信号を多重化して伝送するシステムに於いて、デジタル放送用信号が、予測符号化により圧縮符号化された画像信号の場合に、系統切替時の受信再生側の円滑な切替えを可能とする手段が提案されている(例えば、特許文献1参照)。又J.41圧縮符号化を適用して音声信号を伝送する場合、A/D変換による24ビット構成のデジタル信号の下位10ビットを切捨て、1ビットの符号ビットと13ビットとのリニア符号のデジタル信号を、前述のJ.41圧縮符号化方式に従って、11ビット構成の折線符号に変換する場合、その最下位ビットの変化によるノイズ成分の影響を除く為に、予めデジタル信号或はアナログ信号としてのノイズ成分を付加する手段が提案されている(例えば、特許文献2参照)。又量子化手段として、Mid−rise型とMid−tread型とがあり、Mid−rise型の量子化器は、出力が0を含まない±1、±3、・・・となる特性を有し、Mid−tread型の量子化器は、出力が0を含み、±2、±4、・・・となる特性を有するもので、それらを組み合わせて、フィードバック回路を構成し、アナログ処理回路のノイズシェービングを行う手段が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2003−284074号公報 特開2009−296496号公報 特開2010−74652号公報
前述のJ.41圧縮符号化は、放送用信号の伝送システム等に適用されており、アナログ信号をデジタル化し、更に折線圧縮符号化することにより帯域圧縮を図り、伝送効率の向上を図るものであり、前述のように、J.41符号化方式は、アナログ信号を14ビットの直線符号化によるデジタル信号に変換し、更に11ビット構成の折線符号化を行うものであり、16,384個の信号を、2,048個の信号に割当てることにより、圧縮符号化するものである。その場合の0を中心とした+255.5〜0〜−255.5の範囲内の標本値は、非圧縮領域に相当した値であるが、アナログ音声信号に復号した時に、量子化雑音が含まれたものとなる場合が多く、高品質音声再生装置ではノイズが含まれた受信再生音声となる問題がある。
又ノイズ成分を抑圧して、信号品質向上を図る手段として、前述の特許文献3に開示されているMid−rise型とMid−tread型との量子化器を組み合わせ、フィードバック制御によりノイズ成分抑圧を図る手段は、フィードバック制御による複雑な回路構成を有すると共に、入力されたアナログ信号に、ノイズシェーピング回路を介してフィードバックした信号をアナログ信号に変換して減算するものであり、折線圧縮符号化信号の低レベルの品質改善を行うことは不可能である。又ラジオ放送受信装置を含めて、音声信号再生装置の特性が向上していることに合わせて、新設ローカル局又は既設ローカル局の放送設備の特性改善が図られている。しかし、キー局側から各ローカル局へ伝送する放送信号は、前述のように、J.41符号化方式により圧縮符号化し、パリティビットを含めて12ビット構成として送出するものであり、圧縮前はアナログ信号を14ビット構成のデジタル信号に変換するから、その場合の最小振幅は、−73dBmに相当し、通常は微かに聞き取れるレベルである。このように第6セグメントに相当する範囲内では、14ビット構成のデジタル信号を非圧縮とした場合に相当し、前述の音声信号再生装置の特性向上により量子化雑音が再生される問題がある。
本発明は、前述の従来例の問題点を解決することを目的とし、既設の送受信局に対しては、従来通りの受信特性とし、新設送受信局や特性改善設備導入局に対しては、低レベル信号品質の向上を可能とするものである。
本発明の圧縮符号化信号伝送システムは、アナログ信号を直線特性のデジタル信号に変換し、該デジタル信号を折線圧縮符号に変換した信号を送受信する圧縮符号化信号伝送システムに於いて、直線特性のデジタル信号と、1ビットの極性ビット、と3ビットのセグメントビットと、7ビットのステップビットとを含む折線圧縮符号化信号との変換を行う圧伸部と、折線圧縮符号化信号の送受信手段とを備え、圧伸部は、J.41圧縮符号化における出力デジタル信号の入力レベル0〜±1の範囲の0を含む低レベルに対応する範囲と、折線圧縮符号化信号のセグメントビットをオール“1”として前記ステップビットのパターンとを対応させて前記出力デジタル信号の出力標準値を細分化する変換特性を含む構成を備えている。
前記圧伸部は、直線特性のデジタル信号と折線圧縮符号化信号との変換処理を行う機能を備え、前記直線特性のデジタル信号の0と前記折線圧縮符号化信号の0とを対応させ、前記直線特性のデジタル信号の0〜±1の範囲と前記折線圧縮符号化信号の前記ステップビットのパターンとを対応させ、且つ前記セグメントビットをオール“1”とした変換特性を備えている。
前記送受信手段は、前記圧伸部による前記折線圧縮符号化信号の複数の受信側対応に、該折線圧縮符号化信号を時分割多重化して送信する手段と、時分割多重化された前記折線圧縮符号化信号を受信して時分割処理により受信する手段とを含む構成を備えている。
放送信号等の信号伝送システムに於いて、受信再生特性の向上に対応して、折線圧縮符号化を適用して伝送効率を向上し、且つ低レベル信号をほぼ正確に伝送して、受信側の再生品質の向上を図ることが可能となる。
本発明の実施例1の説明図である。 本発明の実施例1の低レベル信号の折線圧縮符号化信号の説明図である。 本発明の実施例1の伝送システムの要部説明図である。 折線圧縮符号化信号のセグメント構成の説明図である。 折線圧縮符号化の正極性側の符号関係の説明図である。 受信信号処理の概略フローチャートである。 従来例の放送信号伝送システムの概要説明図である。
本発明の圧縮符号化信号伝送システムは、図1を参照して説明すると、アナログ信号を直線特性のデジタル信号に変換し、該デジタル信号を折線圧縮符号に変換した信号を送受信する圧縮符号化信号伝送システムであって、直線特性のデジタル信号と、1ビットの極性ビットと、3ビットのセグメントビットと、7ビットのステップビットとを含む折線圧縮符号化信号との変換を行う圧伸部15,18と、折線圧縮符号化信号の送受信手段とを備え、圧伸部は、デジタル信号の0〜±1の範囲の0を含む低レベルの範囲と、折線圧縮符号化信号のセグメントビットをオール“1”として前記ステップビットのパターンとを対応させた変換特性を含む構成を備えている。
図1は、本発明の実施例1の説明図であり、1は入出力部、2a、2bは0系と1系との符号変換機能部、3は光インタフェース部、4は監視制御機能部、5は電源部、6,7はモニタ信号分岐部を示す。又11はアナログ入力部、12はアナログ出力部、13はA/D変換部、14はD/A変換部を示し、ステレオ適用の為の左(L)(left)と右(R)(right)との構成を含み、又15,18は圧伸部、16,17は分岐部、19はHSD(High Super Digital)部を示し、このHSD部19は、光電変換機能と電光変換機能部とを含み、光インタフェース部3の光スイッチにより、0系と1系との送信光信号の切替えを行い、又光カプラにより受信光信号を分岐して、0系と1系とのHSD部19に入力する。又電源部5は、0系と1系との二重化構成の電源を含むと共に、交流電源部の停電に対処する為に常時充電するスーパーキャパシタを含む場合を示す。又監視制御機能部4は、音声モニタ部を含み、モニタ信号分岐部6,7により分岐した音声入力信号及び音声出力信号のモニタを可能としている。なお、0系と1系との符号変換機能部2a,2bは、同一機能を有する構成であるから、内部機能部分は同一符号で示している。
又符号変換機能部2a,2bの分岐部16は、受信側が複数の場合に、例えば、図4の(B)に示す12ビット構成の折線圧縮符号化信号を、複数の受信側に対応するタイムスロットにそれぞれ挿入して時間多重化し、HSD部19と光インタフェース部3とを介して送信し、又分岐部17は、受信多重化信号の中の選択したタイムスロットによる送信側からの信号を多重分離してD/A変換部14に入力し、アナログ信号に変換する。又圧伸部15,18は、従来例の折線圧縮符号化復号化手段と、後述の低レベル信号の高品質化を図る折線圧縮符号化復号化手段とを含み、分岐部16は、受信側の受信処理機能に対応して、従来例の折線圧縮符号化信号と低レベル信号の高品質化折線圧縮符号化信号とを、前述のように、タイムスロット単位等により時間多重化する手段を含むものである。なお、低レベル信号の高品質化を図る折線圧縮符号化信号を受信復号化できる受信側が総て普及すれば、従来例の折線圧縮符号化手段を、総て低レベル信号の高品質化を図る折線圧縮符号化復号化手段とした構成とすることになる。
図2は、本発明の実施例1の低レベル信号の高品質化を図る折線圧縮符号化信号の説明図であり、(A)は入出力特性曲線図、(B)は極性ビットSとセグメントビットXYZとステップビットA〜Gと入出力値との一例を示す。圧縮符号化は、入力信号レベルが0近傍の値の場合、正極性であると+0.5、負極性であると−0.5として、出力信号に0を含めないMid−rise方式と、入力信号レベルが−0.5〜+0.5の範囲内の場合は0、−0.5以下は−1、+0.5以上は+1とするMid−tread方式とが知られており、(A)に示す入出力曲線は、出力を0とする場合も含むMid−tread方式を基に構成したものであり、入力信号レベルが−0.125〜0〜+0.125の範囲の場合、出力信号レベルを0とし、極性ビットS=“1”、セグメントビットXYZ=“111”、ステップビットA〜G=“1111111”とする。又入力信号レベルが+0.125〜+0.375の場合、極性ビットS=“1”、セグメントビットXYZ=“111”、ステップビット=A〜G=“1111110”とする。又入力信号レベルが−0.125〜−0.375の場合、極性ビットS=“1”、セグメントビットXYZ=“111”、ステップビット=A〜G=“1111101”とする。従来、セグメントビットXYZ=“111”は誤り発生を示すものであり、その場合のステップビットA〜Gは無視するものであるが、本発明に於いては、前述のように、セグメントビットXYZ=“111”の場合、ステップビットA〜Gにより、低レベル信号の圧縮符号とするものである。
又前述の図2に示す場合は、極性ビットS=“1”、セグメントビットXYZ=“111”として、セグメントビットA〜Gの内容により極性も示すものであるが、例えば、極性ビットS=“1”により正極性、S=“0”により負極性をそれぞれ表示し、且つセグメントビットXYZ=“111”とした時のステップビットA〜Gを“1111110”として信号レベルの0、ステップビットA〜Gを“1111101”として、信号レベル0〜1の中の信号レベル0.125、ステップビットA〜Gを“1111110”として、信号レベル0.375を示すことができる。又0.375以上1.0までのレベル範囲についても、ステップビットA〜Gにより示すことも可能である。なお、この場合、セグメントビットXYZをオール“1”、ステップビットA〜Gをオール“1”として、従来例と同様にエラー発生を表示することも可能である。
図3は、本発明の実施例の伝送システムの説明図であり、放送信号伝送システムに適用した場合の概要説明図である。同図に於いて、31はキー局、32は既設のローカル局、33は低レベル信号の高品質化手段を含む新設のローカル局、34は分離部、35は多重部、40はA/D変換部、41は送信同報処理部、42はD/A変換部、43は受信選択処理部、44はパターン認識部、51はD/A変換部、52はA/D変換部、53は送受信処理部、54はパターン選択部、55はA/D変換部、56はD/A変換部、57はパターン認識部を示す。放送用音声信号をキー局31のA/D変換部40に於いてデジタル信号に変換し、且つ従来例のJ.41符号化方式に従って折線圧縮符号化したAパターンと、前述の図2について説明したように、セグメントビットXYZを“111”として、ステップビットA〜Gにより低レベル信号を含めて折線圧縮符号化して高品質化したBパターンとを並行して生成する手段を含むものである。
送信同報処理部41は、A/D変換部40に於いて生成したJ.41符号化方式に従った折線圧縮符号化信号のAパターン信号#2と、低レベル信号を高品質化したBパターン信号#3とを、新設のローカル局と既設のローカル局とに送信する為に例えばタイムスロット対応に時間多重化して送信処理する手段を含み、分離部34に於いてAパターン信号#2とBパターン信号#3とを分離し、従来例の送受信機能を有するローカル局32に対しては、Aパターン信号#2を送信し、D/A変換部51により、キー局31からの折線圧縮符号化したAパターン信号#2を受信して復号化し、且つアナログ信号に変換して、放送用音声信号とする。又中継用信号等については、A/D変換部52によりデジタル信号に変換し、J.41符号化方式に従って折線圧縮符号化したAパターン信号#2を、多重部35を介してキー局31へ送信する。
又新設のローカル局33は、キー局31からのBパターン信号#3を、分離部34を介して受信し、パターン認識部57により、低レベル信号の高品質化を図るBパターン信号#3と認識し、D/A変換部56により、セグメントビットXYZが“111”の場合に、ステップビットA〜Gによる低レベル信号を、低レベルのアナログ信号に変換し、放送用音声信号とする。又中継用信号等については、A/D変換部55により、A,Bパターンの折線圧縮符号化処理を行い、送信処理部53により受信側の処理機能に応じて選択するものであるが、パターン認識部57により、キー局31は、Bパターンにより送信したことを、パターン認識部57により認識し、その情報を送信処理部53へ通知することにより、送信処理部53のパターン選択部54は、Bパターン信号#3を選択して、多重部35を介してキー局31へ送信する。キー局31は、受信選択処理部43のパターン認識部44により、Bパターン信号#3と判定し、D/A変換部42に於いて低レベル信号を含む復号化処理による高品質信号を中継用信号として送出する。
キー局31から複数のローカル局に対する送信信号は、前述のように、タイムスロット単位で、且つ送信順とローカル局の番号等と対応付けて管理する場合が一般的である。又キー局31は、従って、複数のローカル局からの折線圧縮符号化信号は、例えば、タイムスロット毎による時分割多重化されて送受信され、そのタイムスロット番号とローカル局番号とを対応付けて管理することにより、既設か新設かの情報の送受信を行うことなく、新設の例えばローカル局33からBパターン信号#3をキー局31の受信選択処理部43のパターン認識部44に於いて、セグメントビットXYZが“111”で、例えば、連続3回以上連続する折線圧縮符号した場合、受信選択処理部43は、ローカル局33は、新設設備を備えていると判断して、送信同報処理部41へ通知する。それに基づいて、キー局31は、ローカル局33に対する送信信号を、Bパターン信号#3として送信する。それにより、キー局31と複数のローカル局32,33とは、高品質信号伝送が可能か否かをそれぞれ判定すること可能であるから、保守要員による切替作業等を必要とすることなく、低レベル信号の伝送を可能として、伝送信号の品質向上に寄与することができる。
1 入出力部
2a、2b 0系と1系との符号変換機能部
3 光インタフェース部
4 監視制御機能部
5 電源部
6,7 モニタ信号分岐部
11 アナログ入力部
12 アナログ出力部
13 A/D変換部
14 D/A変換部
15,18 圧伸部
16,17 分岐部
19 HSD部

Claims (3)

  1. アナログ信号を直線特性のデジタル信号に変換し、該デジタル信号を折線圧縮符号に変換した信号を送受信する圧縮符号化信号伝送システムに於いて、
    前記直線特性のデジタル信号と、1ビットの極性ビットと3ビットのセグメントビットと7ビットのステップビットとを含む前記折線圧縮符号化信号との変換を行う圧伸部と、前記折線圧縮符号化信号の送受信手段とを備え、
    該圧伸部は、J.41圧縮符号化における出力デジタル信号の入力レベル0〜±1の範囲の0を含む低レベルに対応する範囲と、前記折線圧縮符号化信号の前記セグメントビットをオール“1”として前記ステップビットのパターンとを対応させて前記出力デジタル信号の出力標準値を細分化する変換特性を含む構成を備えた
    ことを特徴とする圧縮符号化信号伝送システム。
  2. 前記圧伸部は、直線特性のデジタル信号と折線圧縮符号化信号との変換処理を行う機能を備え、前記直線特性のデジタル信号の0と前記折線圧縮符号化信号の0とを対応させ、前記直線特性のデジタル信号の0〜±1の範囲と前記折線圧縮符号化信号の前記ステップビットのパターンとを対応させ、且つ前記セグメントビットをオール“1”とした変換特性を備えたことを特徴とする請求項1記載の圧縮符号化信号伝送システム。
  3. 前記送受信手段は、前記圧伸部による前記折線圧縮符号化信号の複数の受信側対応に、該折線圧縮符号化信号を時分割多重化して送信する手段と、時分割多重化された前記折線圧縮符号化信号を受信して時分割処理により受信する手段とを含むことを特徴とする請求項1又は2記載の圧縮符号化信号伝送システム。
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