JP5546408B2 - 電源制御装置及び画像形成装置 - Google Patents
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図1は、本実施例の電源制御装置の全体構成を示した図である。電源制御装置は、CPU100、ASIC(特定用途向け集積回路)200、商用電源310から24V電圧を生成し、アクチュエータ400に24Vを給電する電源装置300を備えている。アクチュエータ400は、モータやソレノイドなどを指し、本実施例の電源制御装置を含む画像形成装置の動力として使われる。アクチュエータ400は、ASIC200内にある制御部201により、その動作を制御される。また、制御部201からの制御状態に関係なく、電源装置300からの24V給電が停止すると、アクチュエータ400の動作は停止する。
次に、PLL回路500について説明する。図2は、PLL回路500の回路構成を示した図である。PLL回路500は、位相比較器(Phase Comparator。以下、PCと記載する)501、ローパスフィルタ(以下、LPFと記載する)502、VCO503、分周器504から構成されている。
次に、電源装置300の構成を説明する。図3(a)は、電源装置300の内部構成を示した図であり、ACカップリング回路301、積分回路303、電源生成部312から構成されている。電源装置300には、ASIC200内部の分周器204の出力であるクロック信号が入力される。このクロック信号は電源装置300内部で、ACカップリング回路301に入力される。ACカップリング回路301は、通常、コンデンサで構成され、入力されたクロック信号の交流成分を抽出した信号を積分回路303に出力する。積分回路303は、入力された信号の高周波成分を除去し、平滑化された信号を出力する。
本実施例の全体動作について、図1を用いて説明する。電源制御装置の電源が投入されると、CPU100の発振回路102はクロック信号をCPUコア109に供給し、CPUコア109は、ROM(不図示)に格納された電源制御装置の動作を制御する制御プログラムに基づいて、電源制御装置の制御を開始する。また、発振回路102から出力されたクロック信号は、分周器108を介して、ASIC200にも供給され、ASIC200が動作を開始する。
続いて、タイミングチャートを用いて、WDT205関係の動作について説明する。図4は、本実施例の電源制御装置のWDT205関係の動作タイミングを示した図である。以下での説明を簡単にするため、WDT205の最大カウント値(上限値)を3とし、タイミングT1以前のWDT205のカウンタ値は上限値である3となっているものとする。その結果、タイミングT1以前においては、WDT205から出力される、分周器204のリセット端子(RST)の入力信号はハイレベルとなっている。タイミングT1で、CPUコア109がWDT205を0クリアする制御信号をWDT205に送出すると、タイミングT2でWDT205のカウンタは0になり、その結果、分周器204のリセット端子の入力信号はローレベルに変化する。リセット端子の入力信号がローレベルになることで、分周器204のリセット状態は解除され、電源装置300へクロック信号が出力され始める。このクロック信号は、電源装置300において、ACカップリング回路301によってAC成分が抽出され、図に示すような入力クロック信号に似た波形の信号が出力される(タイミングT2〜タイミングT7)。入力信号の波形の変化に応じて、積分回路303の出力信号は、図4に示すように、タイミングT2から徐々に信号電圧が上昇する。そして、信号電圧が遮断回路305の閾値に達すると、遮断回路305は電源制御IC309に給電を開始する(タイミングT3)。給電が開始されると、電源制御IC309は、電源生成回路311における電源生成の動作制御を開始し、タイミングT4でアクチュエータ400に24V給電が開始される。その後、WDT205のカウンタはカウントアップを続けるが、WDT205のカウンタ値が2になったタイミングT5、T6で、CPUコア109は、WDT205を0クリアする制御信号をWDT205に送出し、WDT205のカウンタ値は0にされる。
本実施例では、実施例1において説明した電源制御装置を画像形成装置に適用した実施例について説明する。図5は、電子写真プロセスを用いた画像形成装置の概略構成を示した図である。600は電子写真プロセスを用いた画像形成装置本体である。給紙カセット601に積載された記録紙619は、ピックアップローラ602によって給紙カセット601から送出され、給紙ローラ603によってレジストローラ604に向けて搬送される。更に、記録紙619はレジストローラ604によって所定のタイミングでプロセスカートリッジ605へ搬送される。プロセスカートリッジ605は帯電器606、現像ローラ607、クリーナ608、及び感光体である感光ドラム609で一体的に構成されており、電子写真プロセスの一連の処理によって未定着トナー像が記録紙上に形成される。
次に、図6(a)は、本実施例の電源制御装置の全体構成を示した図である。図6(a)において、実施例1の図1と同じ回路には、同じ符号を付している。図1との主な違いは、ASIC200の高速動作のために分周器108を出力バッファ105に置換したこと、給電の遮断対象が定着器615であること、CPUコア109がスイッチ回路250の設定によりANDゲート206への出力を制御できることである。
次に、本実施例の電源装置350の構成について説明する。図6(b)は、本実施例における電源装置350の概要構成を示した図である。本実施例の電源装置350においては、電源制御IC322のイネーブル機能(あるいは、チップセレクト機能)を用いていて、電源制御IC322によるヒータリレー・トライアック駆動回路410の給電を制御している。
本実施例の全体動作について、図6(a)を用いて説明する。画像形成装置の電源が投入されると、CPU100の発振回路102はクロック信号をCPUコア109に供給し、CPUコア109は、ROM(不図示)に格納された電源制御装置の動作を制御する制御プログラムに基づいて、電源制御装置の制御を開始する。また、発振回路102から出力されたクロック信号は、出力バッファ105を介して、ASIC200にも供給され、ASIC200が動作を開始する。
本実施例の電源装置360の内部構成について、図7を用いて説明する。図7(a)は、本実施例の電源装置360の概要構成を示した図である。図7(a)において、実施例1の電源装置300の構成を示す図3(a)と同じ回路には、同じ符号を付している。電源生成部330は、電源制御IC309と電源生成回路311から構成され、電源制御IC309及び電源生成回路311の動作は、実施例1と同様であるため、説明を省略する。電源生成回路311から出力される電源制御IC309用電力を遮断する遮断回路がないことが、図3(a)と異なる。電源生成部330から出力される24V電圧は、ロードスイッチを含む遮断回路332を介して、電源装置360から出力される。積分回路303からの出力信号がハイレベルになると、遮断回路332内部のロードスイッチがオンし、電源生成部330から24Vの電圧が出力される。逆に、積分回路303からの出力信号がローレベルになると、遮断回路332内部のロードスイッチがオフし、電源生成部330からの24V電圧の出力が遮断される。
109 CPUコア(制御手段に相当)
204 分周器(信号出力手段に相当)
205 ウォッチドッグタイマ(WDT)
206 ANDゲート(信号出力手段に相当)
310 商用電源
500 PLL回路(クロック信号逓倍手段に相当)
Claims (9)
- 第1のクロック信号を生成して出力するクロック信号生成手段と、
前記第1のクロック信号を入力し、逓倍した第2のクロック信号を出力するクロック信号逓倍手段と、
前記第2のクロック信号の入力を監視して異常検知信号を出力する監視手段と、
前記監視手段が異常検知信号を出力していない場合には、前記第2のクロック信号に基づいた第3のクロック信号を出力し、前記監視手段が異常検知信号を出力している場合には、前記第3のクロック信号の出力を停止する信号出力手段と、
前記信号出力手段が前記第3のクロック信号を出力している場合は、商用電源からの電力供給を継続し、前記信号出力手段が前記第3のクロック信号の出力を停止している場合は、商用電源からの電力供給を遮断する電力供給手段と、
を備えたことを特徴とする電源制御装置。 - 前記クロック信号逓倍手段は、前記第1のクロック信号の入力が停止した場合には、最低動作周波数のクロック信号を、前記第2のクロック信号として出力することを特徴とする請求項1に記載の電源制御装置。
- 前記信号出力手段は、前記第2のクロック信号を入力し、分周したクロック信号を前記第3のクロック信号として出力する分周器であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電源制御装置。
- 前記監視手段は、前記第2のクロック信号をカウントしてカウント値が所定値以上になると前記異常検知信号を出力するウォッチドッグタイマであって、
前記信号出力手段は、前記第2のクロック信号と、前記ウォッチドッグタイマからの前記異常検知信号を入力とするゲート回路であり、前記ウォッチドッグタイマから前記異常検知信号が出力されていない場合は、前記第2のクロック信号を前記第3のクロック信号として出力し、前記ウォッチドッグタイマから前記異常検知信号が出力されると、前記第3のクロック信号の出力を停止することを特徴とする請求項1又は2に記載の電源制御装置。 - 前記電力供給手段は、前記第3のクロック信号の交流成分を積分した信号を出力する積分手段と、前記商用電源から所定の電源を生成する電源生成手段と、前記積分手段から出力された信号に基づいて、前記電源生成手段にて生成された電力の供給、又は供給の停止を行う切り替え手段を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電源制御装置。
- 前記積分手段は、前記第3のクロック信号の交流成分を抽出するACカップリング回路と、前記第3のクロック信号から抽出された交流成分を積分した信号を出力する積分回路と、を含み、前記積分回路の時定数は、前記第3のクロック信号の周期よりも長いことを特徴とする請求項5に記載の電源制御装置。
- 前記電源生成手段による所定の電源生成を制御する制御回路を有し、
前記切り替え手段は、前記積分手段から出力された信号の電圧が閾値未満の場合には、前記制御回路への電力供給を停止することにより、前記電源生成手段による所定の電源の生成を停止させて、電力供給の停止を行うことを特徴とする請求項5に記載の電源制御装置。 - 前記切り替え手段は、前記積分手段から出力された信号の電圧が閾値以上の場合にはオンして、前記電源生成手段にて生成された電力を出力し、前記積分手段から出力された信号の電圧が閾値未満の場合にはオフして、前記電源生成手段にて生成された電力の出力を遮断するスイッチ回路を有することを特徴とする請求項5に記載の電源制御装置。
- 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の電源制御装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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