JP5546408B2 - 電源制御装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、電力供給を制御する電源制御装置、及び電源制御装置を備えた画像形成装置に関する。
レーザプリンタに代表される画像形成装置において、装置内のモータなどへの電力供給は、画像形成装置の動作を制御している制御回路が制御している。そのため、例えば、制御回路が故障したり、プログラムにエラーが発生してプログラムが暴走したりすると、画像形成装置内のモータやクラッチ、定着器などへの電力供給が不必要に継続した状態になることがある。そして、その場合には、これらモータ等の機器の破損などを引き起こす可能性がある。
このような事態の発生を防止するために、例えば、特許文献1では、マイクロコンピュータの暴走防止方法として、ウォッチドッグタイマを使用して、マイクロコンピュータへの電源供給を遮断する方法が提案されている。また、高価なカウンタ回路やクロック信号発生回路を必要とするウォッチドッグタイマを使わない方法も提案されている。例えば、特許文献2では、発振回路や制御回路からのクロック信号を入力し、ACカップリング回路により交流成分信号を抽出し、その交流成分信号を積分回路により積分して得られた信号の電圧値が閾値以下の場合には電力供給を停止する方法が提案されている。
特開平5−289779号公報 特開2005−78312号公報
ところで、特許文献2において提案されている方法において、発振回路からのクロック信号の周波数が高いと、高いレベルの不要輻射ノイズが発生することがある。そこで、不要輻射ノイズを低減するために、発振回路から出力されるクロック信号の周波数を低くし、クロック信号を受信した回路側に設けた位相ロックループ(Phase Locked Loop。以下、PLLと記載する)回路でクロック信号を逓倍し、周波数を高くすることがよく行われている。しかしながら、PLLを用いた回路では、発振回路からのクロック信号の停止を検出できないことがあり、その結果、電力供給停止ができないという課題があった。
図8は、発振器1が故障して、ロジックIC5a、又はロジックIC5bへのクロック供給が止まった場合に、電源装置4から、例えばモータ等のアクチュエータ3への給電を止める電源制御装置の要部構成を示したものである。以下に、図8を用いて、前述した課題について説明する。図8(a)において、ロジックIC5aの内部回路であるクロック生成回路2は、発振器1からの入力クロック信号を分周し、入力クロック信号よりも低い周波数のクロック信号を電源装置4に出力する。電源装置4は、特許文献2のように、クロック生成回路2からのクロック信号をACカップリング回路により交流成分信号を抽出し、その交流成分信号を積分回路により積分して得られた信号の電圧値が一定以下の場合には電力供給を停止する制御回路を有する。そのため、発振器1が故障し、クロック生成回路2へのクロック供給が止まると、電源装置4へのクロック供給が停止する。そして、電源装置4へのクロック供給が停止すると、電源装置内の制御回路によりアクチュエータ3への電力供給が停止され、その結果、アクチュエータ3は停止する。
図8(b)では、発振器1からのクロック信号が、ロジックIC5bの中のPLL6を経由して、クロック生成回路2へ供給される点が、図8(a)と異なる。PLL6を使用しているのは、発振器1からの出力クロックの周波数を低くすることができ、これにより不要輻射ノイズを低減することができるからである。発振器1から出力されたクロック信号は、ロジックIC5bの中のPLL6で逓倍され、クロック生成回路2に供給される。ところで、図8(b)において、発振器1が故障し、ロジックIC5bへのクロック供給が停止した場合でも、PLL6は最低動作周波数のクロック信号を出力する。これは、発振器1からのクロック信号入力がなくても、PLL6の出力段にある電圧制御発振器(Voltage Controlled Oscillator。以下、VCOと記載する)が最低動作周波数のクロック信号を生成するからである。PLL6が出力した最低動作周波数のクロック信号は、クロック生成回路2に入力され、通常よりも低い周波数のクロック信号が電源装置4に出力される。そして、電源装置4への入力クロック信号の交流成分信号を積分する積分回路の時定数によっては、電源装置4は、クロック生成回路2からのクロック信号の周波数が通常時よりも低いことを検出できず、アクチュエータ3に電力を供給し続ける場合がある。すなわち、発振器1が故障して、発振器1からのクロック信号出力が停止しても、アクチュエータ3への給電が止まらない場合があり、電力供給停止ができないという課題となっていた。
本発明はこのような状況のもとでなされたもので、PLL回路を有する電源制御装置において、発振器からのクロック供給が停止した場合に、アクチュエータへの給電を停止させることを目的とする。
前述した課題を解決するため、本発明では次のとおりに構成する。
(1)第1のクロック信号を生成して出力するクロック信号生成手段と、前記第1のクロック信号を入力し、逓倍した第2のクロック信号を出力するクロック信号逓倍手段と、前記第2のクロック信号を入力とするカウンタで、カウンタ値が所定値以上になると異常検知信号を出力するウォッチドッグタイマと、前記第1のクロック信号により動作し、前記ウォッチドッグタイマのカウンタ値をクリアする制御手段と、前記ウォッチドッグタイマが異常検知信号を出力していない場合には、前記第2のクロック信号に基づいた第3のクロック信号を出力し、前記ウォッチドッグタイマが異常検知信号を出力している場合には、前記第3のクロック信号の出力を停止する信号出力手段と、前記信号出力手段が前記第3のクロック信号を出力している場合は、商用電源からの電力供給を継続し、前記信号出力手段が前記第3のクロック信号の出力を停止している場合は、商用電源からの電力供給を遮断する電力供給手段と、を備えた電源制御装置。
(2)前記(1)に記載の電源制御装置を備えた画像形成装置。
本発明によれば、PLL回路を有する電源制御装置において、発振器からのクロック供給が停止した場合に、アクチュエータへの給電を停止させることができる。
実施例1、3の電源制御装置の全体構成を示す図 実施例1〜3のPLL回路の回路構成を示す図 実施例1の電源装置の概要構成、及び積分回路の回路構成を示す図 実施例1〜3の電源制御装置の動作タイミングを示す図 実施例2の画像形成装置の概略構成を示す図 実施例2の電源制御装置の全体構成、及び電源装置の概要構成を示す図 実施例3の電源装置の概要構成、及び遮断回路の回路構成を示す図 従来例の電源制御装置の要部構成を示す図
以下、本発明を実施するための形態について、実施例により詳しく説明する。
[電源制御装置の概要について]
図1は、本実施例の電源制御装置の全体構成を示した図である。電源制御装置は、CPU100、ASIC(特定用途向け集積回路)200、商用電源310から24V電圧を生成し、アクチュエータ400に24Vを給電する電源装置300を備えている。アクチュエータ400は、モータやソレノイドなどを指し、本実施例の電源制御装置を含む画像形成装置の動力として使われる。アクチュエータ400は、ASIC200内にある制御部201により、その動作を制御される。また、制御部201からの制御状態に関係なく、電源装置300からの24V給電が停止すると、アクチュエータ400の動作は停止する。
CPU100の内部にある発振回路102(クロック信号生成手段に相当)には発振子101が接続されている。発振回路102は、発振子101の発振周波数で決まる周波数のクロック信号(第1のクロック信号に相当)を生成し、CPUコア109や分周器108、CPU100の内部回路(不図示)に供給する。分周器108はPPG(Programmable Pulse Generator)であり、その分周比はCPUコア109により変更することができる。本実施例では、分周器108は4分周に設定されており、分周器108は発振回路102からの入力クロックを4分周し、4分の1の周波数のクロック信号を出力する。
CPU100内部の分周器108から出力されたクロック信号は、ASIC200の内部回路であるPLL回路500に入力される。PLL回路500(クロック信号逓倍手段に相当)は、入力されたクロック信号を4逓倍したクロック信号(第2のクロック信号に相当)を生成する。そして、生成されたクロック信号は、ASICの内部回路である制御部201や分周器204、後述するウォッチドッグタイマ(以下、WDTと記載する)205、その他のASICの内部回路に供給される。ところで、CPU100からASIC200へのクロック信号の伝送において、クロック信号の周波数を低くするのは、不要輻射ノイズを低減するためである。すなわち、IC(CPU100やASIC200)間を繋ぐプリント基板上の信号線パターンを通るクロックの周波数を低くすることにより、クロック伝送による不要輻射ノイズを低減できるからである。
制御部201は、信号線を介して、アクチュエータ400の動作を制御する信号を出力する。また、分周器204は、PLL回路500からのクロック信号を分周し、電源装置300に分周したクロック信号を出力する。
ASIC200内には、クロック信号の入力状態を監視する監視部としてのWDT205が設けられている。WDT205は、PLL回路500からのクロック信号を入力とするカウンタであり、クロック信号の入力によりカウントアップを行い、カウンタ値が上限値になるとカウントアップ動作を停止する。WDT205から分周器204のリセット(RST)端子に出力される信号(異常検知信号に相当)は、WDT205のカウンタのカウンタ値が上限よりも小さい場合はローレベルであり、カウンタ値が上限値の場合にはハイレベルになる。
CPUコア109は、信号線を介して、WDT205のカウンタ値を0クリアすることができる。WDT205は、CPUコア109により上限値になる前にそのカウンタ値を0クリアされることで、分周器204のリセット端子への出力信号をローレベルに保持し続ける。もし、CPUコア109から0クリアされず、カウンタ値が上限値になると、WDT205は、分周器204のリセット端子への出力信号をハイレベルに変化させ、次に0クリアされるまでの間、ハイレベルを保持し続ける。WDT205の構成は、一旦、分周器204のリセット端子への出力信号をハイレベルに変化させたら、電源をオフにするまでハイレベルを保持し続ける構成でもよい。
また、CPUコア109は、信号線を介して、分周器204の“動作”又は“停止”を設定することにより、分周器204の動作を制御することができる。CPUコア109が分周器204を“動作”に設定すると、分周器204は入力クロック信号を分周した信号を電源装置300に出力する。逆に、CPUコア109が分周器204を“停止”に設定した場合には、分周器204は電源装置300にローレベル信号を出力する。ところで、前述したように、WDT205は、分周器204のリセット端子への信号を出力する。WDT205からの出力信号がハイレベルの場合には、分周器204はリセットされ、CPUコア109から設定された状態が“動作”又は“停止”に関わらず、分周器204は動作を停止し、電源装置300への出力信号はローレベルに固定される。逆に、WDT205からの出力信号がローレベルの場合には、分周器204は、CPUコア109からの設定(“動作”又は“停止”)に基づいた動作をする。
分周器204からの出力信号(第3のクロック信号に相当)は、電源装置300に入力される。電源装置300は、入力された信号の周波数が一定範囲内の場合は、アクチュエータ400に24Vを給電し、一定範囲外の場合には、アクチュエータ400への24V給電を行わない。
[PLL回路について]
次に、PLL回路500について説明する。図2は、PLL回路500の回路構成を示した図である。PLL回路500は、位相比較器(Phase Comparator。以下、PCと記載する)501、ローパスフィルタ(以下、LPFと記載する)502、VCO503、分周器504から構成されている。
PC501は、CPU100内の分周器108からのクロック信号と分周器504からのクロック信号を入力し、2つのクロック信号の位相比較を行い、その位相差を電圧に変換して出力する。分周器108からのクロック信号の位相が分周器504からのクロック信号よりも進んでいれば、PC501は、出力クロック信号の電圧を位相差に応じた分だけ上げる。逆に、分周器504からのクロック信号の位相の方が進んでいれば、PC501は、出力クロック信号の電圧を位相差に応じた分だけ下げる。LPF502は、PC501からの出力クロック信号を平滑化した信号を出力する。VCO503は、LPF502から出力された信号の電圧レベルに応じて、出力するクロック信号の周波数を変化させる。VCO503から出力されたクロック信号は、PLL回路500から出力されると共に、分周器504に入力される。分周器504は入力クロック信号を4分周し、PC501に出力する。
以上のフィードバック系により、PC501に入力される2つのクロック信号の位相が一致するように、すなわち、分周器108からのクロック信号と分周器504からのクロック信号の周波数が一致するように、制御される。この結果、PLL回路500から出力されるクロック信号の周波数foutとPLLに入力される分周器108からのクロック信号の周波数finの関係は、fout=4×finになる。
ところで、VCO503は、LPF502の出力信号の電圧が0Vになっても、自走周波数である最低動作周波数f0のクロックを出力する。最低動作周波数f0が、4×fin>f0の関係の場合には、VCO503の出力クロック信号の周波数foutは、fout=4×finの関係を維持する。ところが、最低動作周波数f0が、4×fin<f0の関係になると、VCO503は、最低動作周波数f0以下の周波数のクロックを出力できないことから、fout=4×finの関係を維持できず、fout=f0となる。CPU100内の分周器108からのクロック信号が停止した場合も、入力クロック周波数finは0Hzであるので、fout=f0となる。
[電源装置について]
次に、電源装置300の構成を説明する。図3(a)は、電源装置300の内部構成を示した図であり、ACカップリング回路301、積分回路303、電源生成部312から構成されている。電源装置300には、ASIC200内部の分周器204の出力であるクロック信号が入力される。このクロック信号は電源装置300内部で、ACカップリング回路301に入力される。ACカップリング回路301は、通常、コンデンサで構成され、入力されたクロック信号の交流成分を抽出した信号を積分回路303に出力する。積分回路303は、入力された信号の高周波成分を除去し、平滑化された信号を出力する。
続いて、図3(b)を使って、積分回路303の回路構成について詳しく説明する。積分回路303に入力された信号は、ダイオードD1とダイオードD2で整流され、抵抗R1とコンデンサC1で構成されたCR積分回路により平滑化される。ここで、CR積分回路の時定数を電源装置300への入力クロック信号の周波数の周期よりも長くしておけば、入力信号が正常なクロックになっている限り、積分回路の出力信号には、ほぼ一定の電圧レベルの信号が出力される。抵抗R2は放電用の抵抗であり、電源装置300への入力クロック信号が停止した場合に、積分回路303の出力信号の電荷を抜くためのものである。CR積分回路の時定数は、クロック周波数や、クロック信号が停止してから遮断回路305が電源制御IC309への給電を遮断するまでの時間により、その定数を決めればよい。
電源装置300への入力信号が、クロック信号のように特定の周波数範囲でハイレベル・ローレベルを繰り返す状態であれば、ACカップリング回路301は、交流成分を積分回路303に対して出力する。積分回路303は入力された信号を積分し、出力信号の電圧は所定値以上の電圧になる。逆に、電源装置300への入力信号がハイレベル又はローレベルに固定された状態であれば、入力信号に交流成分がないため、ACカップリング回路301の出力にも交流成分がなくなり、その結果、積分回路303の出力信号の電圧は、所定値より低い電圧になる。
電源生成部312は、電源生成回路311、電源制御IC309、遮断回路305から構成されている。更に、電源生成回路311は、不図示であるが、全波整流回路、スイッチング回路、出力回路とから構成されている。全波整流回路は、交流電源である商用電源310から入力される電圧を全波整流して出力し、その出力をスイッチング回路がスイッチングし、スイッチング回路の出力を出力回路が所定の24V直流電圧に変換して、アクチュエータ400に出力する。また、電源制御IC309(制御回路に相当)は、電源生成回路311のスイッチング回路のスイッチング動作を制御し、安定した直流出力を生成させる。遮断回路305は、積分回路303からの出力信号に基づき、電源制御ICへの給電や給電遮断を制御する。積分回路303からの出力信号の電圧値が閾値以上であれば、遮断回路305は電源生成回路311から出力される電源制御IC309用電力を電源制御IC309に供給し、逆に、閾値未満であれば、遮断回路305は電源制御IC309への給電を遮断する。すなわち、ASIC200内の分周器204からの出力信号が特定の周波数範囲のクロック信号であれば、積分回路303からの出力信号の電圧値は所定値以上となり、電源制御IC309への電力供給がなされる。逆に、分周器204からの出力信号がハイレベル又はローレベルに保持された状態であれば、積分回路303からの出力信号の電圧値は所定値未満となり、電源制御IC309への電力供給が遮断される。
[電源制御装置の動作概要について]
本実施例の全体動作について、図1を用いて説明する。電源制御装置の電源が投入されると、CPU100の発振回路102はクロック信号をCPUコア109に供給し、CPUコア109は、ROM(不図示)に格納された電源制御装置の動作を制御する制御プログラムに基づいて、電源制御装置の制御を開始する。また、発振回路102から出力されたクロック信号は、分周器108を介して、ASIC200にも供給され、ASIC200が動作を開始する。
CPUコア109が信号線を介して、WDT205のカウンタを定期的に0クリアすることにより、分周器204のリセット端子への入力信号はローレベルに保持され、これにより、分周器204から電源装置300にクロック信号が出力される。電源装置300は、分周器204からのクロック信号入力を検知することにより、アクチュエータ400に24Vを給電し、これにより、アクチュエータ400が動作する。
ここで、発振子101や発振回路102が故障し、クロック信号の供給が停止すると、ASIC200のPLL回路500へのクロック供給も止まる。ところが、前述したように、PLL回路500は、クロック信号入力がなくなっても、VCO503は最低動作周波数f0のクロック信号を出力する。その結果、分周器204に周波数f0のクロック信号が入力され、分周器204は電源装置300にクロック信号を出力する。もし、WDT205がなければ、電源装置300に出力されたクロック信号により、電源装置300からアクチュエータ400に24Vが給電され続け、アクチュエータ400が故障する場合が考えられる。
本実施例では、電源制御装置がWDT205を有しているため、次のような動作で、アクチュエータ400への給電が絶たれる。すなわち、発振回路102からのクロック信号が停止すると、CPUコア109は動作を停止する。その結果、CPUコア109が定期的に実施していたWDT205の0クリアが実施されなくなる。一方、入力クロック信号が止まっても、PLL回路500からのクロック信号は出力されているため、WDT205のカウントアップは継続され、カウンタ値が上限値になると、その結果、分周器204のリセット端子への出力信号はハイレベルに保持される。これにより、分周器204はリセットされ、分周器204から電源装置300への信号がローレベルに保持される。分周器204からの信号がローレベルで保持されることにより、積分回路303の出力電圧が閾値未満となるため、遮断回路305により、電源制御IC309への電力供給が遮断される。その結果、電源装置300はアクチュエータ400への給電を停止し、アクチュエータ400が故障するなどの問題発生がなくなる。
また、PLL回路500が故障して、クロック信号が出力されなくなった場合には、分周器204及びWDT205へのクロック供給が止まり、分周器204から電源装置300への信号はローレベル又はハイレベルに固定されてしまう。その結果、発振回路102からのクロック信号が停止した場合と同様に、電源装置300はアクチュエータ400への給電を停止し、アクチュエータ400への給電が遮断される。
更に、電源制御装置の動作を制御している制御プログラムが暴走すると、CPUコア109が定期的に実施していたWDT205の0クリアが実施されなくなる。WDT205のカウントアップは継続され、カウンタ値が上限値になると、分周器204のリセット端子への出力信号はハイレベルに保持される。その結果、発振回路102からのクロック信号が停止した場合と同様に、電源装置300はアクチュエータ400への給電を停止し、アクチュエータ400への給電が遮断される。従って、電源制御装置は、プログラム暴走時にも、アクチュエータ400への給電を遮断することができる。
[電源制御装置の動作タイミングについて]
続いて、タイミングチャートを用いて、WDT205関係の動作について説明する。図4は、本実施例の電源制御装置のWDT205関係の動作タイミングを示した図である。以下での説明を簡単にするため、WDT205の最大カウント値(上限値)を3とし、タイミングT1以前のWDT205のカウンタ値は上限値である3となっているものとする。その結果、タイミングT1以前においては、WDT205から出力される、分周器204のリセット端子(RST)の入力信号はハイレベルとなっている。タイミングT1で、CPUコア109がWDT205を0クリアする制御信号をWDT205に送出すると、タイミングT2でWDT205のカウンタは0になり、その結果、分周器204のリセット端子の入力信号はローレベルに変化する。リセット端子の入力信号がローレベルになることで、分周器204のリセット状態は解除され、電源装置300へクロック信号が出力され始める。このクロック信号は、電源装置300において、ACカップリング回路301によってAC成分が抽出され、図に示すような入力クロック信号に似た波形の信号が出力される(タイミングT2〜タイミングT7)。入力信号の波形の変化に応じて、積分回路303の出力信号は、図4に示すように、タイミングT2から徐々に信号電圧が上昇する。そして、信号電圧が遮断回路305の閾値に達すると、遮断回路305は電源制御IC309に給電を開始する(タイミングT3)。給電が開始されると、電源制御IC309は、電源生成回路311における電源生成の動作制御を開始し、タイミングT4でアクチュエータ400に24V給電が開始される。その後、WDT205のカウンタはカウントアップを続けるが、WDT205のカウンタ値が2になったタイミングT5、T6で、CPUコア109は、WDT205を0クリアする制御信号をWDT205に送出し、WDT205のカウンタ値は0にされる。
ところが、発振回路102の故障等により、CPUコア109からのWDT205の0クリアがなくなると、タイミングT7でWDT205のカウンタ値は上限値の3になり、その結果、分周器204のリセット端子の入力信号はハイレベルになる。リセット端子の入力信号がハイレベルになると、分周器204はリセットされ、電源装置300へのクロック信号出力が停止される。その結果、クロック信号のAC成分がなくなるため、電源装置300において、積分回路303の出力信号の電圧は徐々に低下していく。タイミングT8において、出力信号の電圧が遮断回路305の閾値を下回ると、遮断回路305は電源制御IC309への給電を遮断する。電源制御IC309による電源生成回路311に対する電源生成動作制御が停止されるため、その結果、アクチュエータ400への給電が遮断される。
以上説明したように、本実施例によれば、PLL回路を有する電源制御装置において、発振器からのクロック供給が停止した場合やプログラム暴走した場合に、アクチュエータへの給電を停止させることができる。その結果、駆動部や定着器等のアクチュエータの故障を防ぐことができる。
[画像形成装置の概要について]
本実施例では、実施例1において説明した電源制御装置を画像形成装置に適用した実施例について説明する。図5は、電子写真プロセスを用いた画像形成装置の概略構成を示した図である。600は電子写真プロセスを用いた画像形成装置本体である。給紙カセット601に積載された記録紙619は、ピックアップローラ602によって給紙カセット601から送出され、給紙ローラ603によってレジストローラ604に向けて搬送される。更に、記録紙619はレジストローラ604によって所定のタイミングでプロセスカートリッジ605へ搬送される。プロセスカートリッジ605は帯電器606、現像ローラ607、クリーナ608、及び感光体である感光ドラム609で一体的に構成されており、電子写真プロセスの一連の処理によって未定着トナー像が記録紙上に形成される。
未定着トナー像の形成方法を詳しく説明する。感光ドラム609は帯電器606によって表面を一様に帯電された後、スキャナユニット611によって画像信号に基づいた像露光が行われる。スキャナユニット611内のレーザダイオード612から出射されるレーザ光は、回転多面鏡613及び反射ミラー614を経て主走査方向に走査される。また、感光ドラム609の回転により副走査方向に走査される。その結果、感光ドラム609の表面上に2次元の潜像が形成される。以上のように形成された感光ドラム609の潜像は、現像ローラ607によって現像され、トナー像として可視化される。トナー像は転写ローラ610によって、レジストローラ604から搬送されてきた記録紙上に転写される。続いて、トナー像が転写された記録紙は、定着器615に搬送されると記録紙は加熱加圧処理され、記録紙上の未定着トナー像が記録紙に定着される。記録紙は、更に中間搬送ローラ616、排紙ローラ617によって画像形成装置本体600外に排出され、一連のプリント動作を終える。また、駆動手段であるモータ618は、定着器615を含む各ユニットに駆動力を与えている。
[電源制御装置の概要について]
次に、図6(a)は、本実施例の電源制御装置の全体構成を示した図である。図6(a)において、実施例1の図1と同じ回路には、同じ符号を付している。図1との主な違いは、ASIC200の高速動作のために分周器108を出力バッファ105に置換したこと、給電の遮断対象が定着器615であること、CPUコア109がスイッチ回路250の設定によりANDゲート206への出力を制御できることである。
図6(a)を用いて、実施例1との構成の違いについて説明する。発振回路102は、クロック信号を出力する。このクロック信号は、CPUコア109に供給されると共に、出力バッファ105に入力され、出力バッファ105は、入力されたクロック信号と同一周波数のクロック信号を出力する。CPU100の動作周波数をfCPU、ASIC200の動作周波数をfASICとすると、本実施例の構成ではfASIC=4×fCPUとなる。すなわち、ASIC200の動作周波数は、PLL回路500により、CPU100の動作周波数であるfCPUを4逓倍されている。これは、ASIC200での処理の高速化が必要な場合にとられる構成である。
CPUコア109は、信号線を介して、ASIC200の構成要素であるスイッチ回路250とWDT205を制御する。CPUコア109のWDT205に対する制御は実施例1と同様なので、説明を省略する。CPUコア109のスイッチ回路250に対する制御は、スイッチ回路250の入力クロック信号をそのまま電源装置350に“出力する”か、又は“出力しない”かの設定である。CPUコア109が信号線を介してスイッチ回路250を“出力する”に設定すると、入力クロック信号はANDゲート(ゲート回路に相当)206を経由して電源装置350に出力される。逆に、スイッチ回路250の設定を“出力しない”側にすると、電源装置350への信号はローレベル固定になる。
ヒータリレー・トライアック駆動回路410は、定着器615内のヒータへの給電を制御するリレーやトライアックから構成されている。電源装置350からヒータリレー・トライアック駆動回路410への24V給電が遮断されると、ヒータリレー・トライアック駆動回路410内のリレーとトライアックは、定着器615内のヒータへの給電を遮断する。
[電源装置について]
次に、本実施例の電源装置350の構成について説明する。図6(b)は、本実施例における電源装置350の概要構成を示した図である。本実施例の電源装置350においては、電源制御IC322のイネーブル機能(あるいは、チップセレクト機能)を用いていて、電源制御IC322によるヒータリレー・トライアック駆動回路410の給電を制御している。
電源装置350にANDゲート206からクロック信号(第3のクロック信号)が入力されると、ACカップリング回路301に入力される。ACカップリング回路301は、入力されたクロックの交流成分を抽出した信号を積分回路303に出力する。積分回路303は入力された信号から高調波成分を除去し、平滑化した信号を電源生成部320に出力する。
電源生成部320は、電源生成回路311、2値化部321、電源制御IC322から構成されている。電源生成回路311は、交流電源である商用電源310から入力される電圧を24V直流電圧に変換して、ヒータリレー・トライアック駆動回路410に出力する。電源生成回路311の構成は実施例1と同様なので、説明を省略する。積分回路303のアナログの出力信号は2値化部321に入力される。2値化部321では、所定の閾値電圧に応じて、ハイレベル又はローレベル信号を出力し、この信号は電源制御IC322のイネーブル端子(EN)に入力される。イネーブル端子にハイレベル信号が入力されると、電源制御IC322は、電源生成回路311がヒータリレー・トライアック駆動回路410に24Vを出力するよう、制御を行う。逆に、イネーブル端子にローレベル信号が入力されると、電源制御IC322は、電源生成回路311がヒータリレー・トライアック駆動回路410への給電を遮断するよう、制御を行う。
[電源制御装置の動作概要について]
本実施例の全体動作について、図6(a)を用いて説明する。画像形成装置の電源が投入されると、CPU100の発振回路102はクロック信号をCPUコア109に供給し、CPUコア109は、ROM(不図示)に格納された電源制御装置の動作を制御する制御プログラムに基づいて、電源制御装置の制御を開始する。また、発振回路102から出力されたクロック信号は、出力バッファ105を介して、ASIC200にも供給され、ASIC200が動作を開始する。
CPUコア109は、信号線を介して、スイッチ回路250に“入力クロック信号を出力する”設定を行うと共に、WDT205のカウンタの0クリアを行う。すると、スイッチ回路250からはANDゲート206に対してクロック信号が出力され、WDT205からはANDゲート206に対してローレベルの信号が出力される。そして、WDT205からの入力信号がローレベルの場合には、ANDゲート206は、電源装置350に対して、スイッチ回路250から入力されたクロック信号をそのまま出力する。その結果、前述したように、電源装置350から、ヒータリレー・トライアック駆動回路410に24V電圧が供給され、定着器615への給電が可能となる。
ここで、発振子101や発振回路102が故障し、クロック信号の供給が停止すると、ASIC200のPLL回路500(図2参照)へのクロック供給も止まる。ところが、クロック信号入力がなくなっても、VCO503は最低動作周波数f0のクロック信号を出力する。その結果、スイッチ回路250に周波数f0のクロック信号が入力され、電源装置350にそのクロック信号は出力される。もし、WDT205とANDゲート206がなければ、電源装置350にクロック信号が入力され、ヒータリレー・トライアック駆動回路410に電流が流れ続けるなどして、定着器615が故障する場合が考えられる。
本実施例では、電源制御装置がWDT205を有しているため、次のような動作で、ヒータリレー・トライアック駆動回路410への給電が絶たれる。すなわち、発振回路102からのクロック信号が停止すると、CPUコア109は動作を停止する。その結果、CPUコア109が定期的に実施していたWDT205の0クリアが実施されなくなる。一方、入力クロック信号が止まっても、PLL回路からのクロック信号は出力されているため、WDT205のカウントアップは継続され、カウンタ値が上限値になると、その結果、WDT205のANDゲートへの入力信号はハイレベルに保持される。これにより、ANDゲート206から電源装置300への出力信号がローレベルに保持される。ANDゲート206からの信号がローレベルで保持されることで、その結果、電源装置350はヒータリレー・トライアック駆動回路410への給電を停止し、定着器615が故障するなどの問題の発生がなくなる。
また、電源制御装置の動作を制御している制御プログラムが暴走すると、CPUコア109が定期的に実施していたWDT205の0クリアが実施されなくなる。WDT205のカウントアップは継続され、カウンタ値が上限値になると、WDT205のANDゲート206への入力信号はハイレベルに保持される。これにより、ANDゲート206から電源装置300への出力信号がローレベルに保持される。その結果、発振回路102からのクロック信号が停止した場合と同様に、電源装置350はヒータリレー・トライアック駆動回路410への給電を停止する。従って、電源制御装置は、プログラム暴走時にも、アクチュエータへの給電を遮断することができる。
本実施例におけるWDT205関係の動作タイミングについては、図4における信号を次のように読み替えることにより、図4のタイミングチャートを本実施例においても援用することができるため、説明を省略する。すなわち、図4の信号「分周器204 RST端子入力、分周器204出力、遮断回路305出力、電源装置300出力」をそれぞれ「WDT205のANDゲート206入力、ANDゲート206出力、2値化部321出力、電源装置350出力」に読み替える。これにより、本実施例においても、図4のタイミングチャートを援用できる。
以上説明したように、本実施例によれば、PLL回路を有する電源制御装置を備えた画像形成装置において、発振器からのクロック供給が停止した場合やプログラム暴走した場合に、定着器への給電を停止させることができる。これにより、定着器の故障の発生を防止することができる。
本実施例は、電源制御装置の給電制御を行う遮断回路に、電力供給のためのオン/オフ・スイッチであるロードスイッチを使ったものである。本実施例の全体構成は、実施例1の図1と同様であるが、本実施例を示す図7の電源装置360における遮断回路332の構成が、実施例1の図3に示された電源装置300の遮断回路305とは異なっている。
[電源装置について]
本実施例の電源装置360の内部構成について、図7を用いて説明する。図7(a)は、本実施例の電源装置360の概要構成を示した図である。図7(a)において、実施例1の電源装置300の構成を示す図3(a)と同じ回路には、同じ符号を付している。電源生成部330は、電源制御IC309と電源生成回路311から構成され、電源制御IC309及び電源生成回路311の動作は、実施例1と同様であるため、説明を省略する。電源生成回路311から出力される電源制御IC309用電力を遮断する遮断回路がないことが、図3(a)と異なる。電源生成部330から出力される24V電圧は、ロードスイッチを含む遮断回路332を介して、電源装置360から出力される。積分回路303からの出力信号がハイレベルになると、遮断回路332内部のロードスイッチがオンし、電源生成部330から24Vの電圧が出力される。逆に、積分回路303からの出力信号がローレベルになると、遮断回路332内部のロードスイッチがオフし、電源生成部330からの24V電圧の出力が遮断される。
図7(b)は、遮断回路332内部の回路構成を示した図である。積分回路303からの出力信号がハイレベルになると、FET(電界効果トランジスタ)のQ1がオンし、ロードスイッチQ2のゲートがローレベルになることにより、ロードスイッチQ2がオンし、電源生成部330からの出力電圧が電源装置360から出力される。逆に、積分回路303からの出力信号がローレベルになると、FETのQ1がオフし、ロードスイッチQ2のゲートがハイレベルになることにより、ロードスイッチQ2がオフし、電源生成部330からの出力は遮断される。また、本実施例におけるWDT205関係の動作タイミングについては、実施例1と同様なので、説明を省略する。
以上説明したように、本実施例によれば、PLL回路を有する電源制御装置において、発振器からのクロック供給が停止した場合やプログラム暴走した場合に、電源装置からの給電を停止させることができる。その結果、電源装置から給電される、例えば駆動部や定着器等のアクチュエータの故障を防ぐことができる。
102 発振回路(クロック信号生成手段に相当)
109 CPUコア(制御手段に相当)
204 分周器(信号出力手段に相当)
205 ウォッチドッグタイマ(WDT)
206 ANDゲート(信号出力手段に相当)
310 商用電源
500 PLL回路(クロック信号逓倍手段に相当)

Claims (9)

  1. 第1のクロック信号を生成して出力するクロック信号生成手段と、
    前記第1のクロック信号を入力し、逓倍した第2のクロック信号を出力するクロック信号逓倍手段と、
    前記第2のクロック信号の入力を監視して異常検知信号を出力する監視手段と、
    前記監視手段が異常検知信号を出力していない場合には、前記第2のクロック信号に基づいた第3のクロック信号を出力し、前記監視手段が異常検知信号を出力している場合には、前記第3のクロック信号の出力を停止する信号出力手段と、
    前記信号出力手段が前記第3のクロック信号を出力している場合は、商用電源からの電力供給を継続し、前記信号出力手段が前記第3のクロック信号の出力を停止している場合は、商用電源からの電力供給を遮断する電力供給手段と、
    を備えたことを特徴とする電源制御装置。
  2. 前記クロック信号逓倍手段は、前記第1のクロック信号の入力が停止した場合には、最低動作周波数のクロック信号を、前記第2のクロック信号として出力することを特徴とする請求項1に記載の電源制御装置。
  3. 前記信号出力手段は、前記第2のクロック信号を入力し、分周したクロック信号を前記第3のクロック信号として出力する分周器であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電源制御装置。
  4. 前記監視手段は、前記第2のクロック信号をカウントしてカウント値が所定値以上になると前記異常検知信号を出力するウォッチドッグタイマであって、
    前記信号出力手段は、前記第2のクロック信号と、前記ウォッチドッグタイマからの前記異常検知信号を入力とするゲート回路であり、前記ウォッチドッグタイマから前記異常検知信号が出力されていない場合は、前記第2のクロック信号を前記第3のクロック信号として出力し、前記ウォッチドッグタイマから前記異常検知信号が出力されると、前記第3のクロック信号の出力を停止することを特徴とする請求項1又は2に記載の電源制御装置。
  5. 前記電力供給手段は、前記第3のクロック信号の交流成分を積分した信号を出力する積分手段と、前記商用電源から所定の電源を生成する電源生成手段と、前記積分手段から出力された信号に基づいて、前記電源生成手段にて生成された電力の供給、又は供給の停止を行う切り替え手段を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電源制御装置。
  6. 前記積分手段は、前記第3のクロック信号の交流成分を抽出するACカップリング回路と、前記第3のクロック信号から抽出された交流成分を積分した信号を出力する積分回路と、を含み、前記積分回路の時定数は、前記第3のクロック信号の周期よりも長いことを特徴とする請求項5に記載の電源制御装置。
  7. 前記電源生成手段による所定の電源生成を制御する制御回路を有し、
    前記切り替え手段は、前記積分手段から出力された信号の電圧が閾値未満の場合には、前記制御回路への電力供給を停止することにより、前記電源生成手段による所定の電源の生成を停止させて、電力供給の停止を行うことを特徴とする請求項5に記載の電源制御装置。
  8. 前記切り替え手段は、前記積分手段から出力された信号の電圧が閾値以上の場合にはオンして、前記電源生成手段にて生成された電力を出力し、前記積分手段から出力された信号の電圧が閾値未満の場合にはオフして、前記電源生成手段にて生成された電力の出力を遮断するスイッチ回路を有することを特徴とする請求項5に記載の電源制御装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の電源制御装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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