JP5545035B2 - モータ駆動装置及び電動車両 - Google Patents

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Description

本発明は、第1,第2の電源及び電力変換器を備えたモータ駆動装置、並びに、このモータ駆動装置が搭載された電動車両に関するものである。
モータ駆動装置において、回生時のエネルギーを効率よく回収するため、電源として充放電特性に優れた電気二重層キャパシタ等の電圧可変形エネルギー貯蔵素子と、充放電における効率は劣るが安定的に電源電圧を供給する鉛蓄電池等の二次電池とを組み合わせた従来技術として、特許文献1に係るハイブリッド電源システムが知られている。
また、この特許文献1の図3には、電圧可変形エネルギー貯蔵素子の貯蔵エネルギー量を調整するため、前記エネルギー貯蔵素子の端子電圧を制御し、エネルギー貯蔵素子と二次電池との間でエネルギーの授受を自由に制御する回路が開示されている。
更に、特許文献1の図3に示す回路と同様な作用効果を奏する従来技術として、特許文献2の図9に記載された回路がある。この回路は、インバータにより駆動されるモータの中性点と直流母線との間に電圧可変形エネルギー貯蔵素子を接続し、インバータの直流回路と前記エネルギー貯蔵素子との間でエネルギーを授受するものである。
この従来技術によれば、電圧可変形エネルギー貯蔵素子の端子電圧を制御するために別途、DC−DCコンバータを構成するハードウェアを付加する必要がなくなる等の利点が得られる。
一方、この従来技術では、電圧可変形エネルギー貯蔵素子の端子電圧として、エネルギーを授受するために予め所定の電圧設定範囲を持たせており、この範囲に起因してインバータの交流出力電圧が干渉を受けてしまい、出力電圧波形が歪むという問題が生じている。
これに対し、特許文献3には、モータの中性点と直流母線との間に接続された直流電源の電圧とインバータの直流入力電圧とを読み込み、これらを比較してインバータの出力電圧指令値を制限するようにした動力出力装置が開示されている。
この従来技術によれば、特許文献2の問題点を解消し、出力電圧波形の歪みを低減することが可能である。
ここで、特許文献2の図9に記載された回路の問題点を更に説明する。
図5は、特許文献4に開示された多相出力電力変換回路であり、1は二次電池、2は電圧可変形エネルギー貯蔵素子、T11〜T16は三相インバータINVを構成するIGBT等の半導体スイッチング素子、MはインバータINVにより駆動されるモータである。
特許文献4によれば、図5における全ての上アーム(または下アーム)をオンまたはオフさせて零相電圧を制御することで、その零相分等価回路は図6に示すようになり、図6のスイッチング素子Tは図5のスイッチング素子T11,T12,T13に、スイッチング素子Tは同T14,T15,T16に、リアクトルLはモータMの漏れインダクタンスにそれぞれ等価となる。このため、図5の上アームまたは下アームのオン時間比率を調整することにより、エネルギー貯蔵素子2の電圧Vを調整することが可能である。
ここで、図5における二次電池1の電圧Vdcとエネルギー貯蔵素子2の電圧Vとの間には、数式1の関係がある。なお、数式1のただし書きにおいて、Dは上アームのオン時間比率であり、T,Tは同じ符号のスイッチング素子の各オン時間に等しいものとする。
Figure 0005545035
上アームのオン時間比率Dを調整するには、特許文献4に示されているように、数式2に示すオン時間比率Dと零相電圧指令値λとの関係を用い、所望のDを発生させるように、インバータINVの交流電圧指令値に零相電圧指令値λを加算すればよい。
Figure 0005545035
いま、PWM搬送波である三角波の振幅を1.0とすると、波形歪みを避けるために交流電圧指令の振幅λacと零相電圧指令値λとの和を1.0以下にする必要があるので、交流電圧指令の振幅最大値λac maxは数式3によって決まり、正弦波変調方式を用いると、数式3から、インバータが出力可能な交流電圧最大値(正相分)は数式4となる。
Figure 0005545035
Figure 0005545035
また、数式2,数式3を数式4に代入すると、数式5が得られる。
Figure 0005545035
更に、数式1の関係を用いて数式5を変形すると、数式6となる。
Figure 0005545035
数式6によれば、V=VdcであるときにVac maxが最大になる(零相電圧指令値λが交流電圧に与える影響が最小となる)ことがわかる。また、V=Vdcであるポイントを境にして、エネルギー貯蔵素子2の電圧Vを増加または減少させると、インバータが出力可能な交流電圧最大値Vac maxは低下することがわかる。すなわち、VとVac maxとの間には、図7のような関係がある。
そこで、図8に示すようにモータ速度が最高になる動作点でエネルギー貯蔵素子2の電圧Vが直流母線の電圧(二次電池1の電圧)Vdcの1/2となるように電圧Vを設定し、モータ速度が低下するにつれてエネルギー貯蔵素子2の電圧Vを増加させて回生エネルギーを吸収させることが望ましい。これは、交流電圧指令値が干渉を受けることによってインバータが出力可能な交流電圧最大値Vac maxが低下したとしても、モータ速度が低下するとエネルギー貯蔵素子2の電圧Vが増加する代わりにモータ電圧が低下するので、問題とならないためである。
これをモータ速度nとエネルギー貯蔵素子2の電圧Vとの関係でみると、図9のようになる。
図9のようにモータ速度nとエネルギー貯蔵素子2の電圧Vとを設定した場合、モータ加速時のエネルギーの流れは図10に示すようになる。
図9に示した如く、モータ速度nが上昇するにつれてエネルギー貯蔵素子2の電圧Vを低下させるので、図10から明らかなように、エネルギー貯蔵素子2のエネルギーが放出されてモータMの駆動エネルギーとして消費される。また、エネルギー貯蔵素子2のエネルギーだけでは不足する場合には、二次電池1からもモータMの駆動エネルギーが供給されることになる。
特許第3874344号公報(段落[0008],[0016]〜[0030]、図3,図4等) 特許第3219039号公報(段落[0025]、図9等) 特開2002−291256号公報(段落[0040]〜[0045]、図6等) 特許第3223842号公報(段落[0029],[0030]、図10,図11等)
しかしながら、このようにモータ速度nに応じてエネルギー貯蔵素子2の電圧Vを調整した場合、モータ加速時にインバータINVの交流出力電圧を上昇させる必要があるため、モータMのエネルギー消費量の大きさにかかわらずエネルギー貯蔵素子2のエネルギーを一定量放出しなければならない。従って、図11に示すように負荷が軽くモータMの消費エネルギーが少ない場合には、モータMにより消費しきれない余剰のエネルギーを二次電池1によって吸収させる必要が生じる。
ところで、二次電池1として鉛蓄電池等を利用した場合、この種の蓄電池は一般的に充電受け入れ性が悪い特性を持っており、蓄電池に吸収させても蓄積されるエネルギーは少ない。従って、エネルギー貯蔵素子2に蓄積されたエネルギーを浪費することになる。
また、二次電池1に代えて燃料電池を用いた場合には、エネルギーを吸収できないので、モータMによって消費しきれない余剰のエネルギーは、別途、エネルギー消費装置を設けて消費(放電)させる必要があり、いずれにしても省エネルギー化に逆行するという問題があった。
そこで、本発明の解決課題は、電圧可変形エネルギー貯蔵素子に蓄積されたエネルギーを浪費することなく、省エネルギー化に寄与することができるモータ駆動装置、及び、このモータ駆動装置を搭載した電動車両を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、モータに交流電力を供給する電力変換器と、この電力変換器の正負直流母線間に接続された第1の電源と、前記モータの中性点と前記直流母線の正極または負極との間に接続された第2の電源としての電圧可変形エネルギー貯蔵素子と、前記電力変換器の半導体スイッチング素子をオンオフ制御する制御回路と、を備え、
前記制御回路により前記半導体スイッチング素子をオンオフ制御して第2の電源と正負直流母線との間でエネルギーを授受可能としたモータ駆動装置において、
前記制御回路は、
加速時における前記モータのトルクの大きさを判断する判断手段と、
前記判断手段による判断結果に基づき、前記モータの速度領域における弱め界磁範囲と弱め磁束量とを調整する手段と、
前記判断手段による判断結果に基づき、電圧可変形エネルギー貯蔵素子の放電終止電圧を増減させる手段と、を備えたものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載したモータ駆動装置において、前記判断手段により、前記モータのトルクが予め設定した閾値未満であると判断された場合に、前記弱め界磁範囲を広げる機能を備えたものである。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載したモータ駆動装置において、前記判断手段により、前記モータのトルクが予め設定した閾値未満であると判断された場合に、前記弱め磁束量を増加させる機能を備えたものである。
なお、請求項4または請求項5に記載するように、第1の電源には鉛蓄電池や燃料電池を用いることができる。
また、請求項6または請求項7に記載するように、第2の電源としての電圧可変形エネルギー貯蔵素子には、電気二重層キャパシタを含む電気化学キャパシタやリチウムイオンキャパシタを用いることができる。
更に、請求項8に係る電動車両は、請求項1〜7のいずれか1項に記載したモータ駆動装置を搭載したものである。
本発明に係るモータ駆動装置の基本原理は以下のとおりである。
まず、前記加速モータトルク判断手段により、加速時のモータトルクが小さい条件、つまり、加速時の消費エネルギーが少ない条件では弱め界磁範囲と弱め界磁量とを増やし、インバータ等の電力変換器の出力電圧、すなわちモータへの印加電圧を低下させる。
これにより、電力変換器の出力電圧との干渉を避けるために行っていた電圧可変形エネルギー貯蔵素子の蓄積エネルギーの放出を抑えることができる。この作用を、以下に詳述する。
図12は、モータ速度nとモータ電圧Vとの関係(モータ速度−電圧特性)を示す図である。本発明では、前記加速モータトルク判断手段からの出力信号(後述する信号Ldet)により、モータ速度n及びモータ電圧Vが大と判断された場合には弱め界磁範囲(1)を選択する。また、モータ速度n及びモータ電圧Vが小と判断された場合には弱め界磁範囲(2)を選択する。
この結果、図12に示すように、モータ最高速度におけるモータ電圧Vは、弱め界磁範囲(1)を選択した場合にはVMmax(1)、弱め界磁範囲(2)を選択した場合にはVMmax(2)となる(VMmax(1)>VMmax(2))。
また、モータ速度nと出力トルクとの関係(モータ速度−トルク特性)は図13に示すようになり、弱め界磁範囲(2)を選択すると弱め界磁範囲(1)を選択した場合よりも低速域からトルクが減少する。
次いで、上記VMmax(1),VMmax(2)とエネルギー貯蔵素子2の蓄積エネルギーUとの関係を説明する。
図7によって説明したように、エネルギー貯蔵素子2の電圧VとインバータINVの出力可能な交流電圧最大値Vac maxとの関係は、図14における左軸の関係となる。また、エネルギー貯蔵素子2の電圧Vと蓄積エネルギーUとの関係は数式7に示すとおりであるから、図14における右軸の関係となる。
Figure 0005545035
図14からわかるように、弱め界磁範囲(1)を選択した場合、モータの電圧最大値はVMmax(1)であるので、モータの最高速度時にエネルギー貯蔵素子2の蓄積エネルギーUはU(1)となる。一方、弱め界磁範囲(2)を選択した場合、モータの電圧最大値はVMmax(2)であるので、モータの最高速度時に同蓄積エネルギーUはU(2)となる(U(2)>U(1))。
このように、弱め界磁範囲(2)を選択することにより、モータ加速時におけるエネルギー貯蔵素子2の蓄積エネルギーUを大きくしてその放出量を低減することができ、これによってエネルギーの浪費を防止することが可能である。
本発明によれば、電圧可変形エネルギー貯蔵素子の蓄積エネルギーの放出を抑制することができ、蓄積エネルギーの浪費を防いで省エネルギー化を図り、エネルギー効率に優れたモータ駆動装置及び電動車両を提供することができる。
本発明の実施形態を示す構成図である。 図1における制御回路の構成を示すブロック図である。 図2におけるモータ制御ブロックの構成図である。 図2におけるキャパシタエネルギー制御ブロックの構成図である。 特許文献4に記載された従来技術を示す回路図である。 図5の零相等価回路図である。 エネルギー貯蔵素子の電圧とインバータの出力可能交流電圧最大値との関係を示す図である。 エネルギー貯蔵素子の電圧とインバータの出力可能交流電圧最大値との関係を示す図である。 モータ速度とエネルギー貯蔵素子の電圧との関係を示す図である。 図5におけるモータ加速時のエネルギーの流れを示す図である。 図5におけるモータ加速時のエネルギーの流れを示す図である。 モータ速度とモータ電圧との関係(モータ速度−電圧特性)を示す図である。 モータ速度と出力トルクとの関係(モータ速度−トルク特性)を示す図である。 エネルギー貯蔵素子の電圧とインバータの出力可能交流電圧最大値、及び、エネルギー貯蔵素子の蓄積エネルギーとの関係を示す図である。 エネルギー貯蔵素子の電圧とインバータの出力可能交流電圧最大値との関係を示す図である。
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態を示す構成図である。この実施形態は、本発明に係るモータ駆動装置が搭載された電動車両を想定しており、外部から加速指令、制動指令が入力される制御回路100により三相インバータINVの半導体スイッチング素子T11〜T16をオンオフさせ、前記各指令に基づいてモータMの電流、発生トルクを制御するように構成されている。
インバータINVは、図5と同様に半導体スイッチング素子T11〜T16をブリッジ接続して構成されており、その直流母線の正極Pと負極Nとの間には、第1の電源としての二次電池1が接続されている。なお、二次電池1には例えば鉛蓄電池が用いられるが、第1の電源としては、二次電池1に代えて燃料電池を用いても良い。
インバータINVの出力端子U,V,Wには、例えば永久磁石同期モータ等のモータMが接続され、その固定子巻線の中性点と直流母線の負極Nとの間には、第2の電源として電気二重層キャパシタ(以下、単にキャパシタともいう)等の電圧可変形エネルギー貯蔵素子2が接続されている。ここで、エネルギー貯蔵素子2は、車両の減速時にモータMから回生されるエネルギーを貯蔵し、車両の加速時にこの貯蔵エネルギーを動力発生に利用するものであり、例えば、電気二重層キャパシタを含む電気化学キャパシタやリチウムイオンキャパシタが用いられるが、キャパシタ以外のエネルギー貯蔵素子を用いても良いことは勿論である。
モータMの出力軸は減速ギアを介してデファレンシャルギア6に連結されており、左右の車輪7に動力を伝達するようになっている。
制御回路100は、マイコン(マイクロプロセッサ)101と、プログラム及びデータが記憶される記憶装置102とを備え、外部との間で信号を入出力するためのインターフェース回路(図示せず)を備えている。
また、制御回路100には、主回路の電流検出手段3u,3v,3wにより検出したインバータINVの各相電流(モータ電流)I,I,Iと、電圧検出手段4により検出したエネルギー貯蔵素子2の端子電圧Vと、磁極位置検出手段5により検出したモータMの磁極位置θとが入力されている。
図2は、制御回路100の構成を示すブロック図である。この制御回路100は、大別すると、一つの判断手段(加速モータトルク判断手段110)と、二つの制御手段(インバータ制御手段120及び零相制御手段130)とから構成されており、前記マイコン101のハードウェア及びプログラム等によって実現される。
まず、加速モータトルク判断手段110について説明すると、この判断手段110は、インバータ制御手段120内のモータ制御ブロック121により算出したモータMの出力トルクτcalに基づいて、後述する信号Ldetを出力する。
ここで、モータMの出力トルクτcalは、数式8によって求めることができる。なお、数式8において、pは極対数、Ψは鎖交磁束、はi はq軸電流指令値である。
Figure 0005545035
加速モータトルク判断手段110では、数式8の出力トルクτcalと別途求めた閾値τthとを比較し、両者の大小関係がτcal≧τthならば加速モータトルク大、逆にτcal<τthならば加速モータトルク小と判断し、この結果を信号Ldetとして出力する。
この信号Ldetは、インバータ制御手段120内のモータ制御ブロック121と、零相制御手段130内のキャパシタエネルギー制御ブロック131とに入力される。
インバータ制御手段120は、モータ電流を制御してトルクを制御するためのものである。
すなわち、図2において、インバータ制御手段120内のモータ制御ブロック121は、加速指令、制動指令、電流検出値I,I,I、磁極位置θ、及び、前記加速モータトルク判断手段110の出力信号Ldetに基づき、モータMのトルク発生に関与する正相分の電圧指令値V ,V ,V を生成する。PWM回路123は、指令値V ,V ,V 通りの電圧をインバータINVから出力させるように、PWM演算によってスイッチング素子T11〜T16に対するゲート信号G11〜G16を生成する。
なお、加算手段122u,122v,122wによる電圧指令値V ,V ,V の補正動作については、後述する。
このモータ制御ブロック121の構成及び動作を、図3を参照しつつ説明する。
図3において、トルク指令切り替え器121aに入力された信号が加速指令のときは符号をプラス、制動指令のときは符号をマイナスとして、トルク制限器121bに入力する。トルク制限器121bは、図2の加速モータトルク判断手段110の出力信号Ldetとモータ速度nとから、図13に示したように弱め界磁範囲が異なる実線または破線のモータ速度−トルク特性を選択し、選択した特性となるようにq軸電流指令値i を生成する。このq軸電流指令値i は、前記数式8の演算を行うトルク演算器121fと、電流制御器121g及び磁束指令器121dに入力される。
磁束指令器121dには、q軸電流指令値i 、モータ速度n及び前記信号Ldetが入力されており、前記信号Ldetに応じて、図12に示したように弱め界磁範囲が異なる実線または破線のモータ速度−電圧特性を選択してその特性が得られるようにd軸電流指令値(弱め界磁電流指令値)i を演算する。そして、このd軸電流指令値i は前記q軸電流指令値i とともに電流制御器121gに入力される。なお、永久磁石モータ等の弱め界磁電流演算方法は一般に知られているので、詳細な説明は省略する。
ここで、図12に示したモータ速度−電圧特性は、以下のようにして設計する。
インバータが出力可能な交流電圧最大値Vac maxは、数式6に示したようにVdcを一定とすればVによって決まる。この数式6に後述の数式15または数式18を代入してVを消去すれば、速度対交流電圧最大値の特性式が得られる。こうして得られた特性式に基づき、各モータ速度nにおいて交流電圧最大値Vac maxを超えないようモータ速度−電圧特性を設計すればよい。
すなわち、図12に示したモータ速度−電圧特性は、数式9を満たすように設計する。ただし、数式9におけるVとしては、信号Ldetにより加速モータトルク大と判断された場合には後述の数式15を用い、加速モータトルク小と判断された場合には後述の数式18を用いる。
Figure 0005545035
図3の電流制御器121gは、回転座標上の電流指令値であるi ,i を入力とし、固定座標上の三相電圧指令値であるV ,V ,V を生成する機能を備えているが、この機能については一般に知られているので説明を省略する。
なお、図1の電流検出手段3u,3v,3wからの相電流検出値I,I,Iには零相分が含まれているので、図3に示すように、演算ブロック121eにより数式10〜数式12の演算を行なって零相分を除去し、その結果の正相分電流検出値I’,I’,I’を電流制御器121gに入力してモータ制御に適用する。
Figure 0005545035
Figure 0005545035
Figure 0005545035
また、図3において、磁極位置検出信号θは微分器121cにより時間微分されてモータ速度nが求められ、このモータ速度nがトルク制限器121b、磁束指令器121d、及び、図2に示した零相制御手段130内のキャパシタエネルギー制御ブロック131に送られる。
次に、零相制御手段130について説明する。図4は、この零相制御手段130を構成するキャパシタエネルギー制御ブロック131の構成を示している。
この制御ブロック131は、前記モータ制御ブロック121から入力されたモータ速度nと加速モータトルク判断手段110から入力された信号Ldetに基づいて、エネルギー貯蔵素子2の目標とする電圧指令値V を演算してPI制御を行い、エネルギー貯蔵素子2の実際の電圧Vを上記指令値V に一致させるように制御するものである。
以下、モータ速度nに基づいて電圧指令値V を演算する方法につき説明する。
まず、加速モータトルク判断手段110により加速モータトルク大と判断された場合を想定して説明する。
エネルギー貯蔵素子2の最大電圧をVcmax、最小電圧(放電終止電圧)をVcminと設定し、モータMからの回生エネルギーをエネルギー貯蔵素子2により吸収すると想定すると、エネルギー貯蔵素子2の蓄積エネルギーと車両運動エネルギーとの間には数式13が成立する。
Figure 0005545035
数式13において、Cはエネルギー貯蔵素子2の静電容量、kは減速エネルギー回生率、Jは車両の慣性モーメント、nmaxはモータ最高速度である。
いま、モータ速度nのときのエネルギー貯蔵素子2の電圧Vを求めるには、数式13のVcminをVに、nmaxをnにそれぞれ置き換えて数式14とし、この数式14をVについて整理することにより、数式15が得られる。
Figure 0005545035
Figure 0005545035
図4の演算ブロック131aでは、数式15を用い(左辺のVをV とする)、モータ速度nに基づいてエネルギー貯蔵素子2の電圧指令値V を演算する。
数式15によれば、モータ速度nが最小(零)のとき、エネルギー貯蔵素子2の電圧Vは最大値Vcmaxとなり、モータ速度nが最大(nmax)のとき最小値Vcminとなることがわかる。これは、モータ速度nが最小(零)のとき、加速による電力消費に備えてエネルギー貯蔵素子2の貯蔵エネルギーを最大にし、モータ速度nが最大(nmax)のとき、減速による回生電力貯蔵に備えてエネルギー貯蔵素子2の貯蔵エネルギーを最小にすることを意味する。
このことから、エネルギー貯蔵素子2の最小電圧(放電終止電圧)VcminをVdc/2に設定すると、図15における最高速度時の動作点(1)をとり、インバータ出力可能交流電圧最大値Vac maxは、モータ速度が高いほど大きくなることがわかる。
次に、加速モータトルク判断手段110により加速モータトルク小と判断された場合の電圧指令値V の演算方法を説明する。
この場合には、エネルギー貯蔵素子2の放電終止電圧を数式16とする。すなわち、加速モータトルク大と判断された場合に対して、モータ速度に対するエネルギー貯蔵素子2の電圧変化量を1/2にし、モータ速度零から最高速度に達するまでの間にエネルギー貯蔵素子2が放電するエネルギー量を減らすように設定する。
Figure 0005545035
この結果、加速モータトルク大の場合(数式13の左辺)に対して、エネルギー貯蔵素子2のエネルギー放電量は数式17となり、エネルギー貯蔵素子2に蓄積されていたエネルギーの放電が抑制される。
Figure 0005545035
次いで、モータ回転数nに基づいてエネルギー貯蔵素子2の電圧指令値V を演算する方法について説明する。
図4の演算ブロック131aでは、前述した数式15の右辺第二項に係数αを掛けることにより、加速モータトルク小と判断された場合の電圧指令値V を数式18(左辺のVをV とする)により求める。
Figure 0005545035
以下、数式18における係数αの算出方法を説明する。
エネルギー貯蔵素子2の最大電圧をVcmax、最小電圧(放電終止電圧)をVcmin’とすると、エネルギー貯蔵素子2の蓄積エネルギーと車両運動エネルギーとの間には数式19が成立する(数式19は数式13と実質的に同様であるが、数式19では最小電圧をVcmin’としてある)。
Figure 0005545035
数式19を係数αについて整理すると、数式20となる。
Figure 0005545035
この数式20を数式18に代入し、VをV に置き換えれば、加速モータトルク小と判断された場合の、モータ速度nに基づくエネルギー貯蔵素子2の電圧指令値V が求められる。
このことから、最小電圧(放電終止電圧)Vcmin’を数式16のように設定すると、図15における最高速度時の動作点(2)をとり、動作点(1)の場合と比べてインバータ出力可能交流電圧最大値Vac maxは低下するが、エネルギー貯蔵素子2の電圧Vが増加するので、エネルギー貯蔵素子2に蓄積されていたエネルギーの放電を抑制することができる。
次に、エネルギー貯蔵素子2の実際の電圧Vを、上記のようにして得られたそれぞれの電圧指令値V に一致させるための制御方法を説明する。
図4において、演算ブロック131aから出力される電圧指令値V と実際の電圧検出値Vとの偏差を減算器131bにより求め、この偏差をPI制御器131cに入力してその出力を零相電流(エネルギー貯蔵素子2の電流)の指令値I とする。
更に、この零相電流指令値I と実際の零相電流検出値Iとの偏差を減算器131dにより求め、この偏差をPI制御器131eに入力してその出力を零相電圧指令値V とする。
この零相電圧指令値V を、図2の加算器122u,122v,122wにより、モータトルクを制御するための電圧指令値(正相分)V ,V ,V にそれぞれ加算して電圧指令値を補正し、これら補正後の電圧指令値をPWM回路123に入力してゲート信号G11〜G16を生成する。
以上の動作により、エネルギー貯蔵素子2の実際の電圧Vを電圧指令値V に一致させるような制御が実行されることとなる。
なお、上述した零相電流検出値Iは、図2の演算ブロック140によって数式21から算出可能である。
Figure 0005545035
以上のように制御を行うと、加速時のモータ駆動エネルギーが大きい場合に、エネルギー貯蔵素子2の蓄積エネルギーを最大限放電するとともに、モータ駆動エネルギーが少ない場合は、上記蓄積エネルギーの放電量を抑制することができる。これにより、エネルギー貯蔵素子2の蓄積エネルギーの無駄な放電を抑制することが可能になる。
なお、上記実施形態では、加速モータトルクの判断ポイントを大,小の2段としたが、更に多段の判断ポイントを設定しても良い。
また、本実施形態では、第2の電源としての電圧可変形エネルギー素子2がモータMの中性点と直流母線の負極Nとの間に接続されているが、上記エネルギー素子2をモータMの中性点と直流母線の正極Pとの間に接続しても良い。
更に、上記実施形態では、第1の電源として鉛蓄電池等の二次電池を用い、第2の電源として電気二重層キャパシタ等の電圧可変形エネルギー貯蔵素子を用いた場合を説明したが、請求項4〜7に記載するように、第1の電源及び第2の電源(電圧可変形エネルギー貯蔵素子)の種類に依存することなく本発明は実現可能である。
本発明に係るモータ駆動装置は、電動車両を始めとして、モータ駆動用の電力変換器により第1,第2の電源間でエネルギーを授受可能とする各種のモータ駆動装置に利用可能である。
:モータ
11〜T16:半導体スイッチング素子
INV:三相インバータ
P:直流母線の正極
N:直流母線の負極
U,V,W:出力端子
1:二次電池(第1の電源)
2:電圧可変形エネルギー貯蔵素子(第2の電源)
3u,3v,3w:電流検出手段
4:電圧検出手段
5:磁極位置検出手段
6:デファレンシャルギア
7:車輪
100:制御回路
101:マイコン
102:記憶装置
110:加速モータトルク判断手段
120:インバータ制御手段
121:モータ制御ブロック
121a:トルク指令切り替え器
121b:トルク制限器
121c:微分器
121d:磁束指令器
121e:演算ブロック
121f:トルク演算器
121g:電流制御器
122u,122v,122w:加算器
123:PWM回路
130:零相制御手段
131:キャパシタエネルギー制御ブロック
131a:演算ブロック
131b,131d:減算器
131c,131e:PI制御器
140:演算ブロック

Claims (8)

  1. モータに交流電力を供給する電力変換器と、この電力変換器の正負直流母線間に接続された第1の電源と、前記モータの中性点と前記直流母線の正極または負極との間に接続された第2の電源としての電圧可変形エネルギー貯蔵素子と、前記電力変換器の半導体スイッチング素子をオンオフ制御する制御回路と、を備え、
    前記制御回路により前記半導体スイッチング素子をオンオフ制御して第2の電源と正負直流母線との間でエネルギーを授受可能としたモータ駆動装置であって、
    前記制御回路は、
    加速時における前記モータのトルクの大きさを判断する判断手段と、
    前記判断手段による判断結果に基づき、前記モータの速度領域における弱め界磁範囲と弱め磁束量とを調整する手段と、
    前記判断手段による判断結果に基づき、電圧可変形エネルギー貯蔵素子の放電終止電圧を増減させる手段と、
    を備えたことを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 請求項1に記載したモータ駆動装置において、
    前記判断手段により、前記モータのトルクが予め設定した閾値未満であると判断された場合に、前記弱め界磁範囲を広げる機能を備えたことを特徴とするモータ駆動装置。
  3. 請求項1に記載したモータ駆動装置において、
    前記判断手段により、前記モータのトルクが予め設定した閾値未満であると判断された場合に、前記弱め磁束量を増加させる機能を備えたことを特徴とするモータ駆動装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載したモータ駆動装置において、
    第1の電源が鉛蓄電池であることを特徴とするモータ駆動装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載したモータ駆動装置において、
    第1の電源が燃料電池であることを特徴とするモータ駆動装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載したモータ駆動装置において、
    前記電圧可変形エネルギー貯蔵素子が、電気二重層キャパシタを含む電気化学キャパシタであることを特徴とするモータ駆動装置。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に記載したモータ駆動装置において、
    前記電圧可変形エネルギー貯蔵素子がリチウムイオンキャパシタであることを特徴とするモータ駆動装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載したモータ駆動装置を搭載したことを特徴とする電動車両。
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