JP5541610B2 - 優先度決定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、処理ラインにおけるワークの優先度を決定する優先度決定装置に関し、さらに詳しくは、確度の高い優先度を算出することができる優先度決定装置に関する。
従来、生産ラインや物流システムにおける作業の処理順序として、ラインに投入した順序でワークに対する作業を進めていく「先入れ先出し方式」(First In First Out:FIFO)や納期が早い順で処理する「納期優先方式」などがある。
また、処理の総所要時間を予測し余裕日数が短い順に処理の優先度を高く設定する方式が提案されている(例えば特許文献1を参照)。ここで、「余裕日数」とは、ワークの納期までの日数からワークの完成までに要すると予測される残作業時間を差し引いた日数をいう。
ところで、少品種大量生産の工場の場合、すべてのワークを同じ工程順で各工程作業を行うフローショップ型ラインが採用されるのに対し、多品種少量生産の場合、たとえば、大型機械部品の修理や生産を行う工場では、ジョブショップ型ラインが採用される。
ジョブショップ型ラインとは、たとえば、機械加工、板金、塗装、検査等の作業工程(ジョブ)毎に作業場所(ワークセンター)が分かれており、修理や生産を行うワークは、ワーク毎に予め決められた工程順で各作業場所に移動して各工程の作業を行うものである。
特開平06−203042号公報
ジョブショップ型ラインでは、ワーク(製品)を生産・修理するのに必要な処理工程の順序がワークごとに決まっており、ワークごとに作業内容(工程)が異なるか、作業内容が同じでも順序が異なる場合がある。このため、工程での作業所要時間や納期や経過工程が異なる複数のワークを処理する作業者にとっては、処理を優先すべきワークを自ら判断することは困難である。
また、ジョブショップ型ラインにおいて、上述した先入れ先出し方式や納期優先方式を採用すると、緊急性の高い物品に納期遅れが生じたり、生産設備を効率的に利用できず総合的な生産性が低くなったりする問題がある。
また、特許文献1のような、余裕日数から優先度を決定する方式を採用する場合において、工程の処理能力や時期による滞留時間の変動が大きいと、所要時間の予測精度が下がることから、確度の高い優先度の算出が困難である問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、確度の高い優先度を算出することができる優先度決定装置を提供することを課題とする。
上記の問題を解決するため、本発明の優先度決定装置は、以下の技術的手段を採用する。
(1)本発明は、複数の作業工程ごとに作業場所が分かれ、ワーク毎に予め決められた工程順で各工程の作業を行う処理ラインにおいて、各工程での作業を行う際のワークの優先度を決定する優先度決定装置であって、複数のワークを対象として、ワークの納期までの日数からワークの完成までに要すると予測される残作業時間を差し引いた余裕日数に基づいて、余裕日数が少ない順にワークの優先度を高く設定する優先度設定手段と、ワークの残作業時間と、ワークが現在工程に入ってからの作業着手待ち時間である滞留経過時間とを加味して、前記優先度設定手段により設定された優先度を補正する優先度補正手段と、を備えることを特徴とする。
上記の構成によれば、余裕日数に基づく優先度に対して、残作業時間と滞留経過時間を加味して優先度を補正するので、確度の高い優先度を算出することができる。これにより、物品の作業順序が適正化されるので、納期遅れを防止あるいは低減することが可能となる。また、作業者にとっても「優先度」として一意の指標で示すことにより、処理を優先すべきワークを判断しやすくなる。
(2)また上記(1)の優先度決定装置において、前記優先度補正手段は、(a)同じ余裕日数のワークが複数ある場合、残作業時間の長いワークの優先度を高く設定し、(b)同じ残作業時間のワークが複数ある場合、滞留経過時間の長いワークの優先度を高く設定する。
上記の構成によれば、ます余裕日数で優先度を設定し、余裕日数で決められない場合には残作業時間を考慮し、残作業時間で決められない場合には滞留経過時間を考慮するという、階層的な決定方式により、簡単なロジックで確度の高い優先度を算出することができる。
(3)また上記(1)の優先度決定装置において、前記優先度補正手段は、(a)同じ余裕日数のワークが複数ある場合、滞留経過時間の長いワークの優先度を高く設定し、(b)同じ滞留経過時間のワークが複数ある場合、残作業時間の長いワークの優先度を高く設定する。
上記の構成によれば、ます余裕日数で優先度を設定し、余裕日数で決められない場合には滞留経過時間を考慮し、滞留経過時間で決められない場合には残作業時間を考慮するという、階層的な決定方式により、簡単なロジックで確度の高い優先度を算出することができる。
(4)また上記(1)乃至(3)のいずれかの優先度決定装置において、前記優先度設定手段は、余裕日数が所定日数以下のワークを対象として優先度を設定する。
上記の構成によれば、余裕日数が少なく遅延の生じる可能性が相対的に高いワークのみを対象に優先度を決めることで、余裕日数が少ないワークを効率的な順序で処理できる。
本発明によれば、確度の高い優先度を算出することができる。
本発明の実施形態に係る優先度決定装置の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態の優先度の算出手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態の優先度の算出手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る優先度決定装置10と、複数のワークを処理する処理ラインLを示す構成図である。
図1の処理ラインLは、複数の作業工程ごとに作業場所が分かれ、ワーク毎に予め決められた工程順で各工程の作業を行うジョブショップ型の生産ラインや修理ラインなどである。
図示例では、工程1〜工程5が存在するものとする。この場合、工程1は例えば板金、工程2は例えば塗装、工程3は例えば機械加工、工程4は例えば洗浄、工程5は例えば検査である。
工程順序はワーク毎に決められている。例えば図示例のように、ワークA、ワークB、ワークCがあるとした場合、ワークAは例えば工程1、3、2、4、5という順序で工程を移動することが決められ、ワークBは例えば工程1、4、3、5という順序で工程を移動することが決められ、ワークCは例えば工程2、3、5、4という順序で工程を移動することが決められている。
ここで、以下に使用する記号及び用語について定義する。
(記号)
i:ワークID
k:工程ID
Si:ワークiの納期までの日数
Pi:ワークiの余裕日数
Wi:ワークiの残作業時間
Dik:ワークiの現在工程kにおける滞留経過時間
(用語)
「余裕日数」(Pi)は、ワークiの納期までの日数Siから残作業時間Wiを差し引いた日数をいう。
「残作業時間」(Wi)は、ワークiの完成までに要すると予測される時間(期間)の予測値であり、残りの各工程における「標準作業時間」と「滞留時間」との総和である。
「標準作業時間」は、ある工程kにおいてワークiを処理するのに要する作業時間の、実績あるいはシミュレーションによって得られる統計値であり、工程ごとに定められる。
「滞留時間」は、ワークが工程に入ってから作業を着手するまでの待ち時間の実績あるいはシミュレーションによって得られる統計値であり、工程ごとに定められる。
「滞留経過時間」(Dik)は、ワークiが現在工程に入ってからの実際の作業着手待ち時間をいう。例えば、ワークAは工程2に存在するが、工程2では別のワークの処理が優先されており、ワークAが工程2に入ってから現時点(優先度を計算する時点)で3日経過し現在も着手待ちの状態の場合、滞留経過時間は3日となる。
本発明の優先度決定装置10は、処理ラインにおいて各工程での作業を行う際のワークの優先度を決定する装置であり、優先度設定手段11と、優先度補正手段12とを備える。優先度決定装置10は、以下に説明する優先度の算出処理を実行するプログラムがインストールされた汎用コンピュータ、あるいは優先度演算処理があらかじめプログラムされた専用コンピュータによって、構成することが可能である。
優先度設定手段11は、複数のワークを対象として、ワーク毎の余裕日数Piに基づいて、余裕日数Piが少ない順にワークの優先度を高く設定する。
優先度補正手段12は、ワークiの残作業時間Wiと、ワークiの滞留経過時間Dikとを加味して、優先度設定手段11により設定された優先度を補正する。
優先度決定装置10において、日々の進捗状況を反映して優先度を算出するために、計算を実施する時点でのワークに関する情報を使用する。例えば、優先度の算出は、処理ラインを稼働する所定の期間(日単位あるいは時間単位)の作業開始前に行って、処理対象となるすべてのワークに優先度を設定し、各工程での作業では優先度に従ってワークを処理していく。次の稼働期間(稼働日あるいは稼働時間)では現在の進捗状況を反映させるため、更新された情報、すなわち計算を実施する時点での情報を使用して新たに優先度の計算を行い、新たな優先度に従ってワークを処理していく。これを稼働期間毎に行う。
優先度の算出に必要な情報(データ)は入力装置14から入力される。優先度決定装置10において確度の高い優先度を算出するためには、ワークi毎の余裕日数Pi、残作業時間Wiおよび滞留経過時間Dikが必要である。
優先度の算出において、入力装置14から余裕日数Pi、残作業時間Wiおよび滞留経過時間Dikを入力し、これをそのまま優先度決定装置10で利用してよい。あるいは、余裕日数Pi、残作業時間Wi、滞留経過時間Dikを計算するための情報を入力装置14から入力し、これらの情報に基づいて優先度決定装置10において余裕日数Pi、残作業時間Wi、滞留経過時間Dikを計算してもよい。
この場合、余裕日数Piを算出するための情報は、納期までの日数(あるいは納期日時と現在日時)と残作業時間Wiである。残作業時間Wiを算出するための情報は、各工程での標準作業時間と滞留時間、ワークiの工程経路、および現在の工程進捗状況である。滞留経過時間Dikを算出するための情報は、ワークiが現在工程に入った日時と現在日時である。
入力装置14は、キーボードなど人が操作する入力手段でもよく、ワークの状態(所在場所や進捗状況)が管理されたデータベース(記憶装置)を保有する管理システムがある場合にはその管理システムでもよく、あるいは、ICタグを利用してワークの状態(所在場所や進捗状況)がワークi毎に自動管理される場合にはその自動管理システムであってもよい。
優先度決定装置10で算出された優先度は、数字、文字など、作業者が優先度を識別できる状態で、出力装置15に出力される。出力装置15による出力形態は、モニタによる画面表示でも、プリンタによる印刷でもよい。
図2は、優先度決定装置10における優先度算出処理の第1実施形態のフローチャートである。
第1実施形態では、まず、複数のワークについて余裕日数Piの短い順に優先度を高く設定する(S11)。この処理は、上記の優先度設定手段11が行う。
次に、同じ余裕日数Piのワークが複数あるか否かを判断し(S12)、ある場合には残作業時間の長いワークの優先度を高く設定して(S13)、S14の処理に進む。S12の処理において、同じ余裕日数Piのワークが複数ない場合、S14に進む。
次に、残作業時間Wiの同じワークが複数あるか否かを判断し(S14)、ある場合には滞留経過時間Dikの長いワークの優先度を高く設定して(S15)、終了する。S14の処理において、残作業時間Dikの同じワークが複数ない場合、終了する。
なお、S12〜S15の処理は、上記の優先度補正手段12が行う。
図3は、優先度決定装置10における優先度算出処理の第2実施形態のフローチャートである。
第2実施形態では、まず、複数のワークについて余裕日数Piの短い順に優先度を高く設定する(S21)。S21処理は、上記の優先度設定手段11が行う。
次に、同じ余裕日数Piのワークが複数あるか否かを判断し(S22)、ある場合には滞留経過時間Dikの長いワークの優先度を高く設定して(S23)、S24の処理に進む。S22の処理において、同じ余裕日数Piのワークが複数ない場合、S24の処理に進む。
次に、滞留経過時間Dikの同じワークが複数あるか否かを判断し(S24)、ある場合には残作業時間Dikの長いワークの優先度を高く設定して(S25)、終了する。S24の処理において、滞留経過時間Dikの同じワークが複数ない場合、終了する。
なお、S22〜S25の処理は、上記の優先度補正手段12が行う。
ここで、例えば、下記の表1に示す条件のワークA、ワークB、ワークCをある工程において処理することを考える。
この場合、余裕日数はすべて同じであるため、余裕日数だけで優先度を決める方法では、優先度に差がないことになる。しかし、ワークBは残作業時間が長く、滞留経過時間も長い。したがって、納期への遅延の可能性が相対的に最も高いのはワークBであると予測される。
表1の条件のワークに対し、上述した第1実施形態による手順で優先度を決定すると、優先度は高い順に、B、C、Aとなる。
表1の条件のワークに対し、上述した第2実施形態による手順で優先度を決定すると、優先度は高い順に、B、A、Cとなる。
このように、第1実施形態、第2実施形態ともに、ワークBの優先度が最も高くなる算出結果が得られる。
上述した本発明の優先度決定装置10によれば、余裕日数に基づく優先度に対して、残作業時間と滞留経過時間を加味して優先度を補正するので、確度の高い優先度を算出することができる。これにより、ワークの処理順序が適正化されるので、納期遅れを防止あるいは低減することが可能となる。また、作業者にとっても「優先度」として一意の指標で示すことにより、処理を優先すべきワークを判断しやすくなる。
また第1実施形態の優先度の算出手順(図2)によれば、まず余裕日数で優先度を設定し、余裕日数で決められない場合には残作業時間を考慮し、残作業時間で決められない場合には滞留経過時間を考慮するという、階層的な決定方式により、簡単なロジックで確度の高い優先度を算出することができる。
また第2実施形態の優先度の算出手順(図3)によれば、まず余裕日数で優先度を設定し、余裕日数で決められない場合には滞留経過時間を考慮し、滞留経過時間で決められない場合には残作業時間を考慮するという、階層的な決定方式により、簡単なロジックで確度の高い優先度を算出することができる。
下記の[表2]は、優先度決定装置10によって算出される優先度を用いて生産ラインを稼働した場合のシミュレーション結果を示す。表2では、製品(=全構成部品がそろった状態)単位での下記の項目(a)〜(c)の比較値を示している。
(a)平均超過日数:作業完了が納期を超過してしまった部品の、超過した日数の平均値
(b)超過数率(%):作業完了が納期を超過してしまった部品の、全部品数に対する割合
(c)平均TAT(日):全製品のTAT平均値(TAT:Turn Around Timeは、製品の構成部品の中の、最早投入部品の投入日から再遅完了部品の完了日までの日数)
表2から、本発明の優先度決定装置10により、FIFO(先入れ先出し方式)と比較し、納期を超過する部品数は3分の1程度まで減り、平均TATも21日低減されるなど、大きく改善できることが分かる。
なお、優先度設定手段11による優先度の設定において、すべてのワークを対象とするのではなく、余裕日数が所定日数以下(例えば10日以内)のワークを対象として優先度を設定するようにしてもよい。こうすることで、余裕日数が少なく遅延の生じる可能性が相対的に高いワークのみを対象に優先度を決めることで、余裕日数が少ないワークを効率的な順序で処理できる。
上記において、本発明の実施形態について説明を行ったが、上記に開示された本発明の実施の形態は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれら発明の実施の形態に限定されない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
L 処理ライン
10 優先度決定装置
11 優先度設定手段
12 優先度補正手段
14 入力装置
15 出力装置

Claims (3)

  1. 複数の作業工程ごとに作業場所が分かれ、ワーク毎に予め決められた工程順で各工程の作業を行う処理ラインにおいて、各工程での作業を行う際のワークの優先度を決定する優先度決定装置であって、
    複数のワークを対象として、ワークの納期までの日数からワークの完成までに要すると予測される残作業時間を差し引いた余裕日数に基づいて、余裕日数が少ない順にワークの優先度を高く設定する優先度設定手段と、
    ワークの残作業時間と、ワークが現在工程に入ってからの作業着手待ち時間である滞留経過時間とを加味して、前記優先度設定手段により設定された優先度を補正する優先度補正手段と、を備え、
    まず余裕日数で優先度を設定し、余裕日数で優先度を決められない場合には残作業時間を考慮し、残作業時間で優先度を決められない場合には滞留経過時間を考慮するように構成されており、
    前記優先度補正手段は、
    (a)同じ余裕日数のワークが複数ある場合、残作業時間の長いワークの優先度を高く設定し、
    (b)同じ残作業時間のワークが複数ある場合、滞留経過時間の長いワークの優先度を高く設定する、ことを特徴とする優先度決定装置。
  2. 複数の作業工程ごとに作業場所が分かれ、ワーク毎に予め決められた工程順で各工程の作業を行う処理ラインにおいて、各工程での作業を行う際のワークの優先度を決定する優先度決定装置であって、
    複数のワークを対象として、ワークの納期までの日数からワークの完成までに要すると予測される残作業時間を差し引いた余裕日数に基づいて、余裕日数が少ない順にワークの優先度を高く設定する優先度設定手段と、
    ワークの残作業時間と、ワークが現在工程に入ってからの作業着手待ち時間である滞留経過時間とを加味して、前記優先度設定手段により設定された優先度を補正する優先度補正手段と、を備え、
    まず余裕日数で優先度を設定し、余裕日数で優先度を決められない場合には滞留経過時間を考慮し、滞留経過時間で優先度を決められない場合には残作業時間を考慮するように構成されており、
    前記優先度補正手段は、
    (a)同じ余裕日数のワークが複数ある場合、滞留経過時間の長いワークの優先度を高く設定し、
    (b)同じ滞留経過時間のワークが複数ある場合、残作業時間の長いワークの優先度を高く設定する、ことを特徴とする優先度決定装置。
  3. 前記優先度設定手段は、余裕日数が所定日数以下のワークを対象として優先度を設定する、請求項1または2項記載の優先度決定装置。
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