JP5540710B2 - フューエルリッド装置 - Google Patents

フューエルリッド装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5540710B2
JP5540710B2 JP2010002330A JP2010002330A JP5540710B2 JP 5540710 B2 JP5540710 B2 JP 5540710B2 JP 2010002330 A JP2010002330 A JP 2010002330A JP 2010002330 A JP2010002330 A JP 2010002330A JP 5540710 B2 JP5540710 B2 JP 5540710B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
link plate
fuel lid
fuel
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010002330A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011140276A (ja
Inventor
恵一郎 奥山
和彦 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Mitsui Kinzoku ACT Corp
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Mitsui Kinzoku ACT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Mitsui Kinzoku ACT Corp filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2010002330A priority Critical patent/JP5540710B2/ja
Publication of JP2011140276A publication Critical patent/JP2011140276A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5540710B2 publication Critical patent/JP5540710B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

本発明は、フューエルリッド装置に関し、より詳細には、スライドドアを搭載した車両に適用されるフューエルリッド装置に関するものである。
従来、スライドドアを搭載した車両に適用されるフューエルリッド装置として、第1リンク部材及び第2リンク部材を備えたものが知られている。第1リンク部材は、ベースに自身の軸心回りに揺動可能に配設されている。この第1リンク部材は、一端にロッドを保持している。ロッドは、フューエルリッドが開閉する燃料供給用開口を通過可能に保持され、第1リンク部材とベースとの間に介在するバネ部材により、燃料供給用開口を通じて外方に突出する態様で付勢されている。第2リンク部材は、第1リンク部材と同一の軸心回りに揺動可能に配設されている。第2リンク部材の一端には、一端がストッパ部材に連結されたワイヤーケーブルの他端が連結されている。また第2リンク部材は、スプリングを介して第1リンク部材に連結されている。
このようなフューエルリッド装置においては、フューエルリッドが燃料供給用開口を閉成している場合には、ロッドが該フューエルリッドに押圧されている。かかる状態からフューエルリッドが開扉動作されると、ロッドに作用していた押圧力が解除され、第1リンク部材及び第2リンク部材は、バネ部材に付勢されて軸心回りに揺動する。これによりロッドは、上記燃料供給用開口を通じて外方に突出した状態になる。また第2リンク部材の揺動により、ワイヤーケーブルが引張動作される結果、ストッパ部材が進出移動してスライドドアの開扉移動を規制するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−241239号公報
ところで、上述した特許文献1に提案されているフューエルリッド装置においては、第1リンク部材に保持されるロッドは、第1リンク部材とベースとの間に介在するバネ部材により燃料供給用開口を通じて外方に突出する態様で付勢されていることにより、開成状態にある燃料供給用開口を閉成させるためには、ロッドを常に押圧して、つまりバネ部材の付勢力に抗してフューエルリッドを閉扉動作させる必要があり、閉扉操作力が過大になってしまうという問題があった。また、ロッドがフューエルリッドに当接する個所と、フューエルリッドの揺動軸とは離隔しており、フューエルリッドを閉扉動作させるのに大きな操作力を要していた。
本発明は、上記実情に鑑みて、フューエルリッドの開扉動作及び閉扉操作に要する操作力の低減化を図ることができるフューエルリッド装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るフューエルリッド装置は、車両本体の燃料供給用開口を開閉する態様で揺動可能に配設されたフューエルリッドを備えてなり、前記フューエルリッドが開扉動作する場合に、進退移動可能に配設されたストッパ部材を前記開扉動作に連係して進出移動させることにより前記車両本体に設けられたスライドドアの開扉移動を規制するようにしたフューエルリッド装置において、前記フューエルリッドと同一の軸心回りに揺動可能に配設され、前記フューエルリッドと一体的に揺動するリッド軸プレートと、ベースに自身の軸心回りに揺動可能となる態様で配設され、開扉動作する前記フューエルリッドと一体的に揺動する前記リッド軸プレートの当接部がリッド開側連動部に当接する場合には、自身の軸心回りに開移動して自身に連係して前記ストッパ部材を進出移動させる一方、閉扉動作する前記フューエルリッドと一体的に揺動する前記リッド軸プレートの当接部がリッド閉側連動部に当接する場合には、自身の軸心回りに閉移動して前記ストッパ部材の退行移動を許容するリンクプレートと、一方の脚部が前記ベースに係止され、かつ他方の脚部が前記リンクプレートに係止されて配設され、前記リンクプレートが開移動する場合には、該開移動の途中で付勢力の作用方向を転換させて該リンクプレートを開移動する方向に付勢する一方、前記リンクプレートが閉移動する場合には、該閉移動の途中で付勢力の作用方向を転換させて該リンクプレートを閉移動する方向に付勢するオーバーセンタースプリングと、前記リッド開側連動部を有し、かつ前記リンクプレートに自身の軸心回りに揺動可能に配設されてなり、常態においては前記リンクプレートとの間に介在するバネ部材により付勢されて前記リッド開側連動部が前記リンクプレートと一体的に開移動及び閉移動する一方、前記リッド開側連動部とは異なる部位に、閉扉動作する前記フューエルリッドと一体的に揺動する前記リッド軸プレートの当接部が当接する場合には、前記バネ部材の付勢力に抗して前記リッド開側連動部が揺動して前記リッド軸プレートの揺動を許容するリンクレバーとを備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係るフューエルリッド装置は、上述した請求項1において、前記リンクプレートは、前記フューエルリッドの揺動軸とは異なるリンク軸の軸心回りに揺動可能となる態様で配設してあることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係るフューエルリッド装置は、上述した請求項1又は請求項2において、前記リンクプレートは、前記開移動した場合において前記ストッパ部材が退行移動すると、自身の軸心回りに閉移動することを特徴とする。
本発明のフューエルリッド装置によれば、フューエルリッドと同一の軸心回りに揺動可能に配設されたリッド軸プレートが、フューエルリッドと一体的に揺動し、ベースに自身の軸心回りに揺動可能となる態様で配設されたリンクプレートが、開扉動作するフューエルリッドと一体的に揺動するリッド軸プレートの当接部がリッド開側連動部に当接する場合には、自身の軸心回りに開移動して自身に連係してストッパ部材を進出移動させる一方、閉扉動作するフューエルリッドと一体的に揺動するリッド軸プレートの当接部がリッド閉側連動部に当接する場合には、自身の軸心回りに閉移動してストッパ部材の退行移動を許容し、一方の脚部がベースに係止され、かつ他方の脚部がリンクプレートに係止されて配設されたオーバーセンタースプリングが、リンクプレートが開移動する場合には該開移動の途中で付勢力の作用方向を転換させて該リンクプレートを開移動する方向に付勢する一方、リンクプレートが閉移動する場合には該閉移動の途中で付勢力の作用方向を転換させて該リンクプレートを閉移動する方向に付勢するので、オーバーセンタースプリングの付勢力を利用してフューエルリッドを開扉動作及び閉扉動作することが可能になり、これによりフューエルリッドの開扉動作及び閉扉操作に要する操作力の低減化を図ることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態であるフューエルリッド装置を模式的に示す模式図である。 図2は、図1に示したフューエルリッド装置においてフューエルリッドを開扉動作させた場合を模式的に示す模式図である。 図3は、スライドドアを半開状態に保持してフューエルリッドを閉扉動作させた場合のドア開放規制ユニットを模式的に示す模式図である。 図4は、スライドドアを全開状態にしている場合にフューエルリッドを開扉動作させた状態を示す模式図である。 図5は、図4に示した状態からスライドドアを閉扉移動させた場合のドア開放規制ユニットを示す模式図である。 図6は、図4に示した状態からスライドドアを閉扉移動させた場合のフューエルリッド装置を示す模式図である。 図7は、図6に示した状態からフューエルリッドを閉扉動作した場合のフューエルリッド装置を示す模式図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るフューエルリッド装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態であるフューエルリッド装置を模式的に示す模式図である。ここで例示するフューエルリッド装置は、フューエルリッド10、リッド軸プレート20、リンクプレート30、リンクレバー40及びオーバーセンタースプリング50を備えて構成してある。尚、図1及びそれ以降の図において、フューエルリッド装置の左方が車両前方、右方が車両後方、上方が車両右方、下方が車両左方、紙面手前が車両上方を示すものとして説明する。
フューエルリッド10は、車両本体1の左側後方域に設けられた燃料供給用開口2を開閉するためのものであり、ベース60に対してリッド軸11の軸心回りに揺動可能となる態様で配設してある。このフューエルリッド10は、燃料供給用開口2を開成させる場合には、リッド軸11の軸心回りに左方に向けて開扉動作する一方、燃料供給用開口2を閉成させる場合には、リッド軸11の軸心回りに右方に向けて閉扉動作するものである。
リッド軸プレート20は、フューエルリッド10と同一の軸心回り、すなわちリッド軸11の軸心回りに揺動可能となる態様でベース60に配設してある。このリッド軸プレート20は、フューエルリッド10と一体的に揺動するものである。
このようなリッド軸プレート20は、それぞれがリッド軸11の径外方向に延在する態様で二手に分岐する第1作用部21及び第2作用部22を備えている。第1作用部21は、図1に示すようにフューエルリッド10が燃料供給用開口2を閉成する場合に、車両前方に向けて延在する部位である。この第1作用部21の延在端部は、フューエルリッド10が燃料供給用開口2を閉成する場合にベース60に配設されたスイッチSWと接触するものである。尚、スイッチSWは、燃料供給用開口2の開閉を検知するものであり、オフ状態となる場合には、燃料供給用開口2が閉成していること、すなわちフューエルリッド10が全閉状態であることを検知するものである。
第2作用部22は、図1に示すようにフューエルリッド10が燃料供給用開口2を閉成する場合に、右方斜め前方に向けて延在する部位である。この第2作用部22には、上方に向けて突出するピン(当接部)221が配設してある。尚、図1中の符号61及び62は、ベース60に形成された閉扉動作規制片61及び開扉動作規制片62である。閉扉動作規制片61は、閉扉動作するフューエルリッド10と一体的に揺動するリッド軸プレート20の第1作用部21の縁端部に当接してフューエルリッド10が取り付けられる前のフューエルリッド装置単体の状態においてリッド軸プレート20がリッド軸11の軸心回りに左方に向けた揺動することを規制するものである。開扉動作規制片62は、開扉動作するフューエルリッド10と一体的に揺動するリッド軸プレート20の第2作用部22の縁端部に当接してフューエルリッド10の開扉動作を規制するものである。
リンクプレート30は、リッド軸11よりも右方側に位置するリンク軸31の軸心回りに開移動及び閉移動する態様で揺動可能にベース60に配設してある。このリンクプレート30は、基部32と閉側作用端部33とを備えて構成してある。
基部32は、リンク軸31の近傍部位であり、その右方端には係止爪321が形成されている。この係止爪321は、ベース60に配設されたストッパプレート70の2つの規制突起71,72の間に位置している。ここでストッパプレート70に形成された2つの規制突起のうち、車両前方側に位置するのが進出側規制突起71であり、車両後方側に位置するのが退行側規制突起72である。
閉側作用端部33は、リンク軸31の径外方向に向けて延在する舌片状の部位である。この閉側作用端部33は、図1に示す状態においては、リッド軸プレート20の第2作用部22に配設されたピン221よりも車両前方側に位置している。また、閉側作用端部33における車両後方側の端面331は、ピン221と当接可能なリッド閉側連動部を構成している。
かかるリンクプレート30には、基部32から閉側作用端部33に至る途中の連結孔34を介してワイヤーケーブルWCの一端部が連結してある。このワイヤーケーブルWCの他端部にはドア開放規制ユニット80が連結してある。
ドア開放規制ユニット80は、スライドドアSDのローラRを係止することによってスライドドアSDの開扉移動を規制するものであり、ローラRが転動するガイドレールGRの下方に設置してある。以下に詳細に説明する。尚、図1及びそれ以降の図面において、ドア開放規制ユニット80の左方が車両前方、右方が車両後方であることはフューエルリッド装置と同じであるが、上方が車両上方、下方が車両下方、紙面手前が車両左方を示す点でフューエルリッド装置の図示例とは異なる。本実施の形態では、ドア開放規制ユニット80がローラRを係止することによってスライドドアSDの開扉移動を規制しているが、スライドドアSDの開扉移動を規制できれば他の部位に係止するようにしても構わない。
ドア開放規制ユニット80は、支持ブラケット81と、ストッパ部材82と、係合部材83とを備えて構成してある。支持ブラケット81は、ガイドレールGRの下方に固定設置されている。
ストッパ部材82は、支持ブラケット81によりガイドレールGRの上方域、すなわちローラRの通過域に対して進退移動する態様でストッパ軸821の軸心回りに揺動可能に配設してある。このストッパ部材82は、図示せぬストッパ用スプリングによりローラRの通過域から退行移動する方向に常時付勢されている。
係合部材83は、ストッパ部材82に突設された支持突起822を挿通させる長孔831を有している。この係合部材83には、上記ワイヤーケーブルWCの他端部が連結してある。
このようなドア開放規制ユニット80においては、リンクプレート30が図1に示すような状態でワイヤーケーブルWCから張力が入力されない場合には、ストッパ用スプリングの付勢力によりストッパ部材82が退行移動しており、ローラRの通過を許容するものである。その一方、リンクプレート30がリンク軸31の軸心回りに反時計方向に沿って揺動することによってワイヤーケーブルWCが引込動作される場合には、係合部材83を介してストッパ部材82に引込動作の動力が伝達されて、ストッパ部材82がストッパ用スプリングの付勢力に抗してローラRの通過域に対して進出移動し、ローラRの通過を規制してスライドドアSDの開扉移動を規制するものである。
リンクレバー40は、リンクプレート30に対してレバー軸41の軸心回りに揺動可能となる態様で配設してある。このリンクレバー40は、係止片42及び開側作用端部43を備えて構成してある。係止片42は、レバー軸41近傍に設けられている。この係止片42は、リンクプレート30に形成された異形孔35に挿通している。
開側作用端部43は、レバー軸41の径外方向に向けて延在する舌片状の部位である。このようなリンクレバー40は、リンクプレート30との間にレバー用スプリング(バネ部材)44が介在しており、かかるレバー用スプリング44に付勢されて、図1に示すように係止片42が異形孔35の前縁部に当接し、かつ開側作用端部43がリンクプレート30より車両左方側、すなわち外方側に突出する態様で位置している。このように開側作用端部43がリンクプレート30より車両左方側に位置している場合には、該開側作用端部43と閉側作用端部33との間に間隙が形成してあり、かかる間隙にリッド軸プレート20に形成されたピン221が位置するように調整している。また、開側作用端部43における車両前方側の端面431は、ピン221と当接可能なリッド開側連動部を構成している。
オーバーセンタースプリング50は、一方の脚部51がベース60に形成された係止孔に、他方の脚部52がリンクプレート30に形成された係止孔にそれぞれ係止して、ベース60とリンクプレート30との間に介在する態様で配設してある。このオーバーセンタースプリング50は、リンクプレート30が自身の係止爪321が退行側規制突起72に当接した姿勢にある場合には、該リンクプレート30をリンク軸31の時計回りの方向、すなわちリンクプレート30が閉移動する方向に付勢するものである。その一方、リンクプレート30が自身の係止爪321が進出側規制突起71に当接した姿勢にある場合には、該リンクプレート30をリンク軸31の反時計回りの方向、すなわちリンクプレート30が開移動する方向に付勢するものである。より詳細に説明すると、リンクプレート30が開移動する場合には、該開移動の途中で付勢力の作用方向を転換させて該リンクプレート30を開移動する方向に付勢する一方、リンクプレート30が閉移動する場合には、該閉移動の途中で付勢力の作用方向を転換させて該リンクプレート30を閉移動する方向に付勢するものである。
以上のような構成を有するフューエルリッド装置の動作について説明する。図1に示すようにフューエルリッド10が燃料供給用開口2を閉成している場合、リッド軸プレート20は、第1作用部21の延在端部がスイッチSWに当接している。これにより当該スイッチSWはオフ状態となっている。リンクプレート30は、オーバーセンタースプリング50に付勢されて係止爪321が退行側規制突起72に当接した姿勢にあり、閉側作用端部33がリンクレバー40の開側作用端部43とともに、リッド軸プレート20のピン221に対して互いに離間した状態で挟み込んでいる。つまり、リッド軸プレート20の第2作用部22のピン221がリンクプレート30の閉側作用端部33とリンクレバー40の開側作用端部43との間の間隙に位置している。リンクプレート30がオーバーセンタースプリング50に付勢されて自身の係止爪321が退行側規制突起72に当接した姿勢にある場合には、ワイヤーケーブルWCを引込動作しない。そのため当該ワイヤーケーブルWCの他端部に連結されたドア開放規制ユニット80においては、ストッパ部材82がストッパ用スプリングに付勢されてローラRの通過域から退行移動した姿勢にある。これにより、ドア開放規制ユニット80においては、ローラRの通過を許容、すなわちスライドドアSDの開扉移動及び閉扉移動を許容している。
スライドドアSDが全閉状態にある場合において、図2に示すようにフューエルリッド10が開扉動作するとき、リッド軸プレート20は開扉動作するフューエルリッド10と一体的に揺動する。これによりリッド軸プレート20の第1作用部21の延在端部がスイッチSWから離隔してスイッチSWがオン状態となる。その後リッド軸プレート20の第2作用部22のピン221がリンクレバー40の開側作用端部43のリッド開側連動部431に当接すると、リンクプレート30は、リンク軸31の軸心回りに揺動、すなわち図2において反時計回りに開移動し、自身に連結されたワイヤーケーブルWCを引込動作する。
ワイヤーケーブルWCの引込動作により、係合部材83を介してストッパ部材82に引込動作の動力が伝達されて、ストッパ部材82がストッパ用スプリングの付勢力に抗してローラRの通過域に対して進出移動する。これにより、全閉状態にあるスライドドアSDを開扉移動させてもその途中で該スライドドアSDのローラRがストッパ部材82に当接して車両後方への移動が規制され、これによりスライドドアSDの開扉移動を規制して、スライドドアSDを半開状態に保持することができる。
上述したようにリンクプレート30が開移動する場合に、オーバーセンタースプリング50が該開移動の途中で付勢力の作用方向を転換させて該リンクプレート30を開移動する方向に付勢する。これによりリンクプレート30は、揺動途中からオーバーセンタースプリング50に付勢されて開移動し、自身の係止爪321が進出側規制突起71に当接することにより開移動を停止する。また、フューエルリッド10は、途中一体的に揺動するリッド軸プレート20の第2作用部22の縁端部がベース60の開扉動作規制片62に当接する位置までオーバーセンタースプリング50の付勢力に抗することなく開扉動作できる(図2参照)。
図2に示したようにスライドドアSDが半開状態に保持され、かつフューエルリッド10が燃料供給用開口2を開成している状態から、フューエルリッド10のみを閉扉動作させた場合は次のようになる。
フューエルリッド10が閉扉動作するとき、リッド軸プレート20は閉扉動作するフューエルリッド10と一体的に揺動する。そしてリッド軸プレート20の第2作用部22のピン221がリンクプレート30のリッド閉側連動部331に当接すると、リンクプレート30は、リンク軸31の軸心回りに揺動、すなわち図2において時計回りに閉移動し、自身に連結されたワイヤーケーブルWCを押出動作する。
リンクプレート30が閉移動する場合に、オーバーセンタースプリング50が該閉移動の途中で付勢力の作用方向を転換させて該リンクプレート30を閉移動する方向に付勢する。これによりリンクプレート30は、揺動途中からオーバーセンタースプリング50に付勢されて閉移動し、自身の係止爪321が退行側規制突起72に当接することにより閉移動を停止する。また、フューエルリッド10は、一体的に揺動するリッド軸プレート20の第1作用部21の縁端部がベース60の閉扉動作規制片61に当接する位置より手前で図示せぬフューエルリッド用ロック装置に係合することで閉扉位置に保持される。このとき、リンクプレート30は、オーバーセンタースプリング50により閉位置に保持された後、フューエルリッド10が閉扉動作され、ピン221とリッド閉側連動部331とは離間したまま閉扉位置に保持される。このとき、第1作用部21の延在端部はスイッチSWに当接して当該スイッチSWがオフ状態になる。
ところで、ドア開放規制ユニット80においては、ワイヤーケーブルWCの押出動作によりストッパ部材82はワイヤーケーブルWCを通じての動力から解放されてストッパ用スプリングに付勢されることになるが、かかるストッパ部材82には半開状態に保持されるスライドドアSDのローラRが当接しており、ストッパ部材82は進出移動した状態に保持される。そのような状態でリンクプレート30の閉移動に応じてワイヤーケーブルWCの押出量が増加すると、図3に示すようにストッパ部材82の支持突起822が係合部材83の長孔831の内部を車両後方に向けて相対的に移動することになる。つまり、係合部材83の長孔831がワイヤーケーブルWCの押出動作による押出量を吸収する。これにより、スライドドアSDを半開状態に保持したままでも、フューエルリッド10を閉扉動作させて燃料供給用開口2を閉成することができる。
図4は、スライドドアSDを全開状態にしている場合にフューエルリッド10を開扉動作させた状態を示す模式図である。この図4に示すような状態からスライドドアSDを閉扉移動させると、図5に示すように、ストッパ部材82は、ローラRが車両後方から当接することにより、ローラRの通過域から退行移動する。かかるストッパ部材82の退行移動によりストッパ部材82の支持突起822が長孔831に挿通された係合部材83は、車両前方に向けて変位し、これによりワイヤーケーブルWCを引込動作する。
このような係合部材83によるワイヤーケーブルWCの引込動作により、リンクプレート30は、リンク軸31の軸心回りに揺動、すなわち図4において時計回りに閉移動する。リンクプレート30が閉移動する場合に、オーバーセンタースプリング50が該閉移動の途中で付勢力の作用方向を転換させて該リンクプレート30を閉移動する方向に付勢する。これによりリンクプレート30は、途中からオーバーセンタースプリング50に付勢されて閉移動し、図6に示すように自身の係止爪321が退行側規制突起72に当接することにより閉移動を停止する。かかる図6に示す状態においては、リッド軸プレート20は、第2作用部22の縁端部が開扉動作規制片62側に依然として位置しており、フューエルリッド10が開扉動作した状態にある。
その後、フューエルリッド10が閉扉動作すると、リッド軸プレート20は、閉扉動作するフューエルリッド10と一体的にリッド軸11の軸心回りを揺動する。そしてリッド軸プレート20の第2作用部22のピン221が、リンクレバー40の開側作用端部43における車両後方側の端縁部432、すなわちリッド開側連動部431とは異なる部位に当接すると、リンクレバー40は、図7に示すように、レバー用スプリング44の付勢力に抗してレバー軸41の軸心回りに揺動、すなわち開側作用端部43がリンクプレート30の内方側(車両右方側)に向けて変位する態様で揺動する。これによりリッド軸プレート20は、リッド軸11回りに揺動し、図示せぬフューエルリッド用ロック装置に係合することにより、図1に示した状態になる。このとき第1作用部21の延在端部はスイッチSWに当接し、スイッチSWはオフ状態になる。
このようにリンクレバー40は、開側作用端部43(リッド開側連動部431)を有し、かつリンクプレート30に自身の軸心回りに揺動可能に配設されてなり、常態においてはリンクプレート30との間に介在するレバー用スプリング44により付勢されて開側作用端部43がリンクプレート30の外方側に位置する態様で該リンクプレート30と一体的に開移動及び閉移動する一方、リッド開側連動部431とは異なる部位(端縁部432)に、閉扉動作するフューエルリッド10と一体的に揺動するリッド軸プレート20のピン221が当接する場合には、レバー用スプリング44の付勢力に抗して開側作用端部43がリンクプレート30の内方側に向けて変位する態様で揺動してリッド軸プレート20の揺動を許容するものである。
そしてリンクレバー40がこのように揺動することにより、スライドドアSDが全開状態の場合にフューエルリッド10を開扉動作させることができ、更にスライドドアSDを閉扉移動させて全閉状態にさせた後に、フューエルリッド10を閉扉動作させることができる。
以上説明したような本実施の形態であるフューエルリッド装置によれば、フューエルリッド10と同一の軸心回りに揺動可能に配設されたリッド軸プレート20が該フューエルリッド10と一体的に揺動し、リンクプレート30が、リッド軸プレート20のピン221がリッド開側連動部431に当接する場合には自身の軸心回りに開移動して自身に連係してストッパ部材82を進出移動させる一方、リッド軸プレート20のピン221がリッド閉側連動部331に当接する場合には自身の軸心回りに閉移動してストッパ部材82の退行移動を許容し、オーバーセンタースプリング50が、リンクプレート30が開移動する場合には該開移動の途中で付勢力の作用方向を転換させて該リンクプレート30を開移動する方向に付勢する一方、リンクプレート30が閉移動する場合には該閉移動の途中で付勢力の作用方向を転換させて該リンクプレート30を閉移動する方向に付勢するので、オーバーセンタースプリング50の付勢力を利用してフューエルリッド10を開扉動作及び閉扉動作することが可能になり、これによりフューエルリッド10の開扉動作及び閉扉操作に要する操作力の低減化を図ることができる。また、リッド軸プレート20におけるリッド軸11と、該リッド軸プレート20の第2作用部22に配設されたピン221とは近接しており、従来に比してアーム比を小さくすることが可能になり、これによってもフューエルリッド10の開扉動作及び閉扉動作に要する操作力の低減化を図ることができる。
また上記フューエルリッド装置によれば、リンクレバー40が、常態においてはリンクプレート30との間に介在するレバー用スプリング44により付勢されて開側作用端部43がリンクプレート30の外方側に位置する態様で該リンクプレート30と一体的に開移動及び閉移動する一方、開側作用端部43とは異なる部位に、閉扉動作するフューエルリッド10と一体的に揺動するリッド軸プレート20のピン221が当接する場合には、レバー用スプリング44の付勢力に抗して開側作用端部43がリンクプレート30の内方側に向けて変位する態様で揺動してリッド軸プレート20の揺動を許容するので、スライドドアSDが全開状態の場合にフューエルリッド10を開扉動作させる際、ストッパ部材82はローラRによる退行移動後、フューエルリッド10を付勢するのがレバー用スプリング44のみであるため、従来のようにロッドによる付勢力が働いて閉扉操作が重くならない。更にスライドドアSDを閉扉移動させて全閉状態にさせた後に、フューエルリッド10を閉扉動作させることができ、これにより利便性を向上させることができる。
更に上記フューエルリッド装置によれば、オーバーセンタースプリング50の付勢力が閉扉状態のフューエルリッド10に作用するわけではないので、フューエルリッド10の剛性を必要以上に高める必要がなく、これによりフューエルリッド10の軽量化、並びにフューエルリッド10に要するコストの低減化を図ることができる。
また上記フューエルリッド装置によれば、フューエルリッド10が燃料供給用開口2を開成した状態にある場合、あるいは燃料供給用開口2を閉成した状態にある場合には、リッド軸プレート20のピン221は、リンクプレート30のリッド閉側連動部331及びリンクレバー40のリッド開側連動部431とは離隔しているので、フューエルリッド10を開扉動作し始めるとき、あるいはフューエルリッド10を閉扉動作し始めるときには、オーバーセンタースプリング50の付勢力等が作用せず、フューエルリッド10を開扉動作、あるいは閉扉動作し始めるときに要する操作力を低減させることができる。更に、このようにピン221と、リッド閉側連動部331及びリッド開側連動部431とを離隔してあり、特に図1に示すようにフューエルリッド10が燃料供給用開口2を閉成する場合には、リッド閉側連動部331とリッド開側連動部431との間の間隙にピン221が位置しているので、製品バラツキによる寸法誤差を吸収することが可能になる。
また上記フューエルリッド装置によれば、フューエルリッド10と一体的に揺動するリッド軸プレート20と、リンクプレート30とは、互いに異なる軸心回りに揺動可能となる態様で配設してあるとともに、互いに揺動軌跡が重なる態様で配設してあるので、装置全体の小型化を図ることができる。
以上のように、本発明に係るフューエルリッド装置は、スライドドアを搭載した車両に有用である。
1 車両本体
2 燃料供給用開口
10 フューエルリッド
11 リッド軸
20 リッド軸プレート
21 第1作用部
22 第2作用部
221 ピン(当接部)
30 リンクプレート
31 リンク軸
32 基部
321 係止爪
33 閉側作用端部
331 リッド閉側連動部
34 連結孔
35 異形孔
40 リンクレバー
41 レバー軸
42 係止片
43 開側作用端部
431 リッド開側連動部
432 端縁部
44 レバー用スプリング(バネ部材)
50 オーバーセンタースプリング
51 脚部
52 脚部
60 ベース
61 閉扉動作規制片
62 開扉動作規制片
70 ストッパプレート
71 進出側規制突起
72 退行側規制突起
80 ドア開放規制ユニット
81 支持ブラケット
82 ストッパ部材
821 ストッパ軸
822 支持突起
83 係合部材
831 長孔
GR ガイドレール
R ローラ
SD スライドドア
SW スイッチ
WC ワイヤーケーブル

Claims (3)

  1. 車両本体の燃料供給用開口を開閉する態様で揺動可能に配設されたフューエルリッドを備えてなり、
    前記フューエルリッドが開扉動作する場合に、進退移動可能に配設されたストッパ部材を前記開扉動作に連係して進出移動させることにより前記車両本体に設けられたスライドドアの開扉移動を規制するようにしたフューエルリッド装置において、
    前記フューエルリッドと同一の軸心回りに揺動可能に配設され、前記フューエルリッドと一体的に揺動するリッド軸プレートと、
    ベースに自身の軸心回りに揺動可能となる態様で配設され、開扉動作する前記フューエルリッドと一体的に揺動する前記リッド軸プレートの当接部がリッド開側連動部に当接する場合には、自身の軸心回りに開移動して自身に連係して前記ストッパ部材を進出移動させる一方、閉扉動作する前記フューエルリッドと一体的に揺動する前記リッド軸プレートの当接部がリッド閉側連動部に当接する場合には、自身の軸心回りに閉移動して前記ストッパ部材の退行移動を許容するリンクプレートと、
    一方の脚部が前記ベースに係止され、かつ他方の脚部が前記リンクプレートに係止されて配設され、前記リンクプレートが開移動する場合には、該開移動の途中で付勢力の作用方向を転換させて該リンクプレートを開移動する方向に付勢する一方、前記リンクプレートが閉移動する場合には、該閉移動の途中で付勢力の作用方向を転換させて該リンクプレートを閉移動する方向に付勢するオーバーセンタースプリングと
    前記リッド開側連動部を有し、かつ前記リンクプレートに自身の軸心回りに揺動可能に配設されてなり、常態においては前記リンクプレートとの間に介在するバネ部材により付勢されて前記リッド開側連動部が前記リンクプレートと一体的に開移動及び閉移動する一方、前記リッド開側連動部とは異なる部位に、閉扉動作する前記フューエルリッドと一体的に揺動する前記リッド軸プレートの当接部が当接する場合には、前記バネ部材の付勢力に抗して前記リッド開側連動部が揺動して前記リッド軸プレートの揺動を許容するリンクレバーと
    を備えたことを特徴とするフューエルリッド装置。
  2. 前記リンクプレートは、前記フューエルリッドの揺動軸とは異なるリンク軸の軸心回りに揺動可能となる態様で配設してあることを特徴とする請求項1に記載のフューエルリッド装置。
  3. 前記リンクプレートは、前記開移動した場合において前記ストッパ部材が退行移動すると、自身の軸心回りに閉移動することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフューエルリッド装置。
JP2010002330A 2010-01-07 2010-01-07 フューエルリッド装置 Expired - Fee Related JP5540710B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010002330A JP5540710B2 (ja) 2010-01-07 2010-01-07 フューエルリッド装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010002330A JP5540710B2 (ja) 2010-01-07 2010-01-07 フューエルリッド装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011140276A JP2011140276A (ja) 2011-07-21
JP5540710B2 true JP5540710B2 (ja) 2014-07-02

Family

ID=44456456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010002330A Expired - Fee Related JP5540710B2 (ja) 2010-01-07 2010-01-07 フューエルリッド装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5540710B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102602955B1 (ko) * 2018-09-21 2023-11-16 현대자동차주식회사 차량용 연료 도어 장치

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0629409Y2 (ja) * 1987-07-20 1994-08-10 スズキ株式会社 スライドドアの開扉防止装置
JP3310918B2 (ja) * 1997-11-12 2002-08-05 三井金属鉱業株式会社 車両スライド扉と給油蓋
JP4369588B2 (ja) * 2000-02-29 2009-11-25 アイシン精機株式会社 フューエルリッド装置
JP3908959B2 (ja) * 2002-01-31 2007-04-25 三井金属鉱業株式会社 被操作部材のオープナー

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011140276A (ja) 2011-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9784021B2 (en) Motor vehicle door lock
CN107916847B (zh) 包括具有棘轮保持功能的系拉机构的电力闭合闩锁组件
JP4858570B2 (ja) 車両用サンルーフ装置
US8282142B2 (en) Latch release system for a door assembly of a vehicle
US7469943B2 (en) Operating device of a door latch in a vehicle
US9655447B2 (en) Drive device for a movable furniture part
JP6269985B2 (ja) 自動車ドアロック
US20170089103A1 (en) One motor latch assembly with power cinch and power release having soft opening function
US20150013403A1 (en) Vehicle door open/close operation apparatus
US20190226247A1 (en) Latch assembly with power release and dual stage cinch function
JP5154577B2 (ja) 車両座席用のロック装置
JP5790221B2 (ja) 車両用ルーフ装置
US20140345402A1 (en) Actuating device
US20150354250A1 (en) Motor vehicle door lock
CA2898913A1 (en) Motor vehicle door latch
JP6794712B2 (ja) 車両開閉体操作装置
KR20140126720A (ko) 후퇴 가능한 래치 범퍼
JP5540710B2 (ja) フューエルリッド装置
JP4336604B2 (ja) フューエルリッド装置
JP2009214858A (ja) 車両用ロック装置
US20060249982A1 (en) Side door arrangement of a motor vehicle
KR101573144B1 (ko) 더블풀 후드래치
JP2008025141A (ja) 作業用機械における乗降遮断装置
JP4271493B2 (ja) フューエルリッド装置
JP5395730B2 (ja) ドアロック装置の解除機構

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20121212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131121

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140408

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140421

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5540710

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees