JP5540685B2 - 化合物半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、化合物半導体装置の製造方法に関する。
GaN系高電子移動度トランジスタ(HEMT:high electron mobility transistor)では、AlGaN層とGaN層とのヘテロ接合を用いられ、GaN層が電子走行層として機能する。GaNはワイドバンドギャップ、高い破壊電界強度、大きい飽和電子速度を持つ。このため、GaNは、大電流動作、高電圧動作、及び低オン抵抗動作を実現させる材料として極めて有望である。そして、基地局等で用いられる次世代の高効率増幅器、及び電力制御のための高効率スイッチング素子等へのGaN系HEMTの適用について種々の研究が行われている。
また、GaN系HEMTでは、Al膜を主な構成要素としたソース電極及びドレイン電極が用いられている。これは、Alの仕事関数がGaNの仕事関数に近く、接触抵抗率の低減及びオン抵抗の低減に寄与するからである。例えば、電極の構造として、下から順に、Ti膜、Al膜、Ni膜及びAu膜が積層された構造が提案されている。
しかし、この従来の構造によっても十分に接触抵抗率を低減することは困難である。
また、Taを用いて電極を構成することも提案されている。例えば、GaN層上にTa膜及びAl膜をこの順で形成し、その後に熱処理を600℃〜800℃程度で行う方法も提案されている。
この従来の方法によれば、接触抵抗率を比較的低く抑えることは可能であるが、高い信頼性を得ることが困難である。
特開平10−12567号公報 特開2007−115941号公報
本発明の目的は、高い信頼性を得ることができる化合物半導体装置の製造方法を提供することにある。
化合物半導体装置の製造方法の一態様では、窒化物半導体層上に、Ta又はTiを含む第1の導電膜を形成する。第1の熱処理を行うことにより、前記第1の導電膜と前記窒化物半導体層とを反応させてTa又はTiの窒化物層を形成すると共に、前記窒化物半導体層の表面に窒素空孔を生じさせる。前記第1の熱処理の後に、前記第1の導電膜上に、Alを含有する第2の導電膜を形成する。第2の熱処理を行うことにより、前記第2の導電膜中のAl原子を前記窒化物半導体層の表面まで拡散させる。
上記の化合物半導体装置の製造方法等によれば、第2の導電膜の形成の前に第1の熱処理を行っているので、高い信頼性を得ることができる。
従来技術の問題点を示す断面図である。 第1の実施形態に係る化合物半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 第2の実施形態に係る化合物半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 図3Aに引き続き、化合物半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 図3Bに引き続き、化合物半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 図3Cに引き続き、化合物半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 第2の実施形態の変形例を示す断面図である。 第3の実施形態に係る化合物半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 図5Aに引き続き、化合物半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 第4の実施形態に係る化合物半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 図6Aに引き続き、化合物半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 図6Bに引き続き、化合物半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 第5の実施形態に係る化合物半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。
(従来の電極の形成方法では高い信頼性を低減することが困難な理由)
本願発明者は、従来の電極の形成方法では高い信頼性を低減することが困難な理由について検討した。上述のように、従来の方法では、図1(a)に示すように、GaN層101上にTa膜102を形成し、その上にAl膜103を形成した後に熱処理を行っている。この熱処理により、Al原子がGaN層101とTa膜102との界面まで拡散する。Alの仕事関数がGaNの仕事関数とほぼ等しいため、電極とGaN層101との間のエネルギ障壁が低くなり、接触抵抗率が低くなる。また、熱処理によって、GaN層101中のN原子がTa膜102に拡散し、GaN層101中に窒素空孔が生じる。窒素空孔はドナーとして機能するため、電極とGaN層101との間のエネルギ障壁が薄くなり、接触抵抗率が低くなる。
ところが、接触抵抗率が低くなる一方で、次のような主として2つの機構により信頼性が低下しやすいことが判明した。
一方の機構では、GaN層101中のN原子のTa膜102への拡散の結果、図1(b)に示すように、これらの境界近傍に主に窒化タンタルを含む化合物層104が形成される。化合物層104そのものが信頼性を低下させるのではないが、化合物層104の厚さのばらつきが大きく、電極とGaN層101との間では、化合物層104のどこを電流が流れるかによって接触抵抗率が大きく相違する。この結果、接触抵抗率が低い部分に電流が集中し、この部分で破壊が生じやすくなる。本願発明者が更に鋭意検討した結果、Al及びTaの間に熱処理時の拡散速度の大きな相違があり、この相違が化合物層104の厚さのばらつきを引き起こしていることが判明した。Alは軽元素であるため、熱処理時のAlの拡散速度はTaの拡散速度よりも著しく高い。従って、熱処理時にAl及びTaの拡散は不均一になりやすく、化合物層104の成分も不均一になりやすい。例えば、化合物層104中に、TaNの他にAlN及びAl2Taが不均一に含まれやすい。このため、化合物層104の厚さ及び接触抵抗率がばらつきやすいのである。
他方の機構では、窒素空孔を生じさせるための熱処理の結果、電極の形態(モフォロジ)が変化する。即ち、図1(b)に示すように、電極の端面に凹凸が生じる。この結果、電界集中が生じ、破壊が生じやすくなる。本願発明者が更に鋭意検討した結果、Alの融点が660℃であるため、熱処理の際にAlが融解し、電極の形態が変化していることが判明した。
本願発明者は、このような従来技術の問題点を解消すべく、鋭意検討を行った結果、以下の実施形態に想到した。以下、実施形態について、添付の図面を参照して具体的に説明する。
(第1の実施形態)
先ず、第1の実施形態について説明する。図2は、第1の実施形態に係る化合物半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。
第1の実施形態では、先ず、図2(a)に示すように、GaN又はAlGaN等を含む窒化物半導体層1上にTa膜2(第1の導電膜)を形成する。Ta膜2は、例えばリフトオフ法により形成することができる。
次いで、熱処理(第1の熱処理)を行うことにより、図2(b)に示すように、窒化物半導体層1とTa膜2との界面に窒化タンタル層4を形成する。本実施形態では、Ta膜2上にAl膜が存在しないため、窒化タンタル層4にAl原子が含まれることはなく、窒化タンタル層4の厚さはばらつきにくい。また、窒化タンタル層4の形成の際には、窒化物半導体層1中のN原子がTa膜2に拡散し、窒化物半導体層1中に窒素空孔が生じる。
その後、図2(c)に示すように、Ta膜2上にAl膜3(第2の導電膜)を形成する。Al膜3は、例えばリフトオフ法により形成することができる。
続いて、熱処理(第2の熱処理)を行うことにより、Al膜3中のAl原子の一部を窒化タンタル層4の窒化物半導体層1との界面まで拡散させる。
このようにして、窒化タンタル層4、Ta膜2及びAl膜3を含むオーミック電極が形成される。
このような方法により形成されたオーミック電極では、Al原子が窒化タンタル層4の窒化物半導体層1との界面に存在するため、窒化物半導体層1との間のエネルギ障壁が低い。また、窒化物半導体層1に窒素空孔が生じているため、エネルギ障壁が薄い。従って、第1の実施形態によれば、接触抵抗率を低く抑えることができる。
また、窒化タンタル層4の厚さがばらつきにくいため、Ta膜2と窒化物半導体層1との間で電流が集中しやすい領域は生じにくい。更に、Al膜3を形成した後の熱処理の温度はAl原子が拡散する程度のものであれば十分であり、窒素空孔が生じる程度に高い必要はない。従って、Al膜3の形状を維持することが可能であり、Al膜3の形態の変化(モフォロジの悪化)に伴う電界集中を低減することもできる。このため、第1の実施形態によれば、高い信頼性を得ることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。図3A乃至図3Dは、第2の実施形態に係る化合物半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。
第2の実施形態では、先ず、図3A(a)に示すように、基板11上に、アンドープのi−GaN層12、アンドープのi−AlGaN層13、n型のn−AlGaN層14及びn型のn−GaN層15をこの順で形成する。i−GaN層12の形成前にAlN核生成層を形成しておき、その上にi−GaN層12を形成することが好ましい。これらの層は、例えば、有機金属気相成長(MOVPE:metalorganic vapor phase epitaxy)装置を用いて、減圧雰囲気下で形成する。
基板11としては、例えばSiC基板、Si基板、GaN基板、サファイア基板等を用いることができる。AlN核生成層は、例えば、加熱した基板11の上方に、トリメチルアルミニウム(TMAl)ガス及びアンモニア(NH3)ガスを流入させ、これらを化学反応させて形成する。i−GaN層12は、例えば、加熱した基板11の上方に、トリメチルガリウム(TMGa)ガス及びNH3ガスを流入させ、これらを化学反応させて形成する。i−GaN層12の厚さは、例えば3μm程度とする。i−AlGaN層13は、例えば、加熱した基板11の上方に、TMGaガス、TMAlガス及びNH3ガスを流入させ、これらを化学反応させて形成する。i−AlGaN層13の厚さは、例えば3nm程度とする。n−AlGaN層14は、例えば、加熱した基板11の上方に、TMGaガス、TMAlガス、NH3ガス及びシラン(SiH4)ガスを流入させ、これらを化学反応させて形成する。i−AlGaN層13及びn−AlGaN層14としては、例えば組成がAl0.25Ga0.75Nで表わされるものを形成する。n−GaN層15は、例えば、加熱した基板11の上方に、TMGaガス、NH3ガス及びSiH4ガスを流入させ、これらを化学反応させて形成する。n−AlGaN層14及びn−GaN層15としては、例えば、不純物としてSiが2×1018cm-3程度ドーピングされたものを形成する。n−AlGaN層14及びn−GaN層15の総厚さは、素子の設計されたしきい値電圧に応じて決定することが好ましく、例えば、20nm−30nm程度とする。
i−GaN層12の一部(表層部)が電子走行層として機能する。i−AlGaN層13及びn−AlGaN層14が電子供給層として機能する。n−GaN層15が保護層として機能する。なお、n−GaN層15を形成しなくてもよい。
その後、図3A(b)に示すように、n−GaN層15上に、ソース電極を形成する予定の領域及びドレイン電極を形成する予定の領域に開口部が設けられたレジストパターン51を形成する。レジストパターン51の形成に際しては、例えば、n−GaN層15の表面にポジ型のレジストを塗布し、ソース電極を形成する予定の領域及びドレイン電極を形成する予定の領域に紫外線を照射し、レジストの現像を行う。ネガ型のレジストを用いて上記領域以外の領域に紫外線を照射してもよい。
続いて、図3A(c)に示すように、レジストパターン51、及びn−GaN層15のレジストパターン51から露出している部分上にTa膜16を形成する。例えば、Ta膜16は減圧雰囲気下で蒸着法により形成し、その厚さは10nm程度とする。
次いで、図3B(d)に示すように、レジストパターン51をその上のTa膜16と共に除去する。この結果、n−GaN層15上にTa膜16が残存する。このようにして、リフトオフ法により、ソース電極を形成する予定の領域及びドレイン電極を形成する予定の領域にTa膜16(第1の導電膜)を形成する。
その後、熱処理を行うことにより、図3B(e)に示すように、n−GaN層15とTa膜16との界面に窒化タンタル層17を形成する。熱処理としては、例えば急速加熱処理(RTA:rapid thermal annealing)装置を用いて、800℃以上(例えば800℃)で30秒間〜3分間(例えば1分間)のアニールを窒素雰囲気下で行う。この熱処理では、n−GaN層15に窒素空孔を生じさせる。熱処理の温度が800℃未満であると、窒化タンタル層17の形成に多大な時間がかかったり、窒素空孔の生成が困難になったりすることがある。また、熱処理の時間が30秒間未満であると、十分に窒化タンタル層17を形成することが困難になったり、窒素空孔の生成が困難になったりすることがある。熱処理の時間が3分間を超えると、Ta膜16の表面に厚い酸化膜が形成されることがある。
続いて、図3B(f)に示すように、n−GaN層15上に、ソース電極を形成する予定の領域及びドレイン電極を形成する予定の領域に開口部が設けられたレジストパターン52を形成する。位置ずれ等を考慮し、レジストパターン52の開口部は、レジストパターン51の開口部よりも1辺あたり200nm程度小さくし、Ta膜16の縁はレジストパターン52により覆っておくことが好ましい。
次いで、図3C(g)に示すように、レジストパターン52、及びTa膜16のレジストパターン52から露出している部分上にAl膜18を形成する。例えば、Al膜18は減圧雰囲気下で蒸着法により形成し、その厚さは280nm程度とする。
その後、図3C(h)に示すように、レジストパターン52をその上のAl膜18と共に除去する。この結果、Ta膜16上にAl膜18が残存する。このようにして、リフトオフ法により、ソース電極を形成する予定の領域及びドレイン電極を形成する予定の領域にAl膜18(第2の導電膜)を形成する。
続いて、熱処理を行うことにより、Al膜18中のAl原子の一部を窒化タンタル層17のn−GaN層15との界面まで拡散させる。熱処理としては、例えばRTA装置を用いて、390℃〜600℃(例えば390℃)で7分間〜10分間(例えば10分間)のアニールを窒素含有雰囲気下で行う。このようにして、窒化タンタル層17、Ta膜16及びAl膜18を含むオーミック電極がソース電極又はドレイン電極として形成される。熱処理の温度が390℃未満であると、Al原子の拡散が極めて困難になる。熱処理の温度が600℃を超えると、Al膜の形態が変化しやすくなる。また、熱処理の時間が7分間未満であると、十分にAl原子を拡散させることが困難になる。熱処理の時間が10分間を超えるとAl原子は十分に拡散するため、これ以上の熱処理は不要である。なお、熱処理の時間は、熱処理の温度に応じて決定することが好ましい。例えば、600℃で熱処理を行う場合には、15秒間程度でAl原子が十分に拡散するため、390℃で熱処理を行う場合よりも短時間の熱処理を行えばよい。
次いで、図3C(i)に示すように、基板11の表面側の全面に保護膜19を形成する。保護膜19としては、例えば厚さが20nm程度のシリコン窒化膜を形成する。
その後、図3D(j)に示すように、ゲート電極として機能する金属膜20を保護膜19上に形成する。金属膜20の形成は、Ta膜16及びAl膜18と同様に、例えばリフトオフ法により形成する。金属膜20としては、例えばTi膜及びその上のAu膜からなる積層体を形成する。Ti膜の厚さは、例えば10nm程度とし、Au膜の厚さは、例えば200nm程度とする。
続いて、図3D(k)に示すように、金属膜20を覆う保護膜21を保護膜19上に形成する。保護膜21としては、例えば厚さが20nm程度のシリコン窒化膜を形成する。
そして、図3D(l)に示すように、Al膜18の上面上の保護膜21及び19、並びに金属膜20の上面上の保護膜21を、ドライエッチングにより除去する。
このようにして、MIS(metal-insulator-semiconductor)型構造のGaN系HEMTを製造することができる。これらの一連の処理の結果、Al膜18の表面粗さの自乗平均根(RMS:root mean square)の値は、例えば10nm以下となる。また、窒化タンタル層17の厚さは、例えば6nm以上となる。
このGaN系HEMTでは、ソース電極及びドレイン電極において、Al原子が窒化タンタル層17のn−GaN層15との界面に存在するため、n−GaN層15との間のエネルギ障壁が低い。また、n−GaN層15に窒素空孔が生じているため、エネルギ障壁が薄い。従って、接触抵抗率を低く抑えることができる。
また、窒化タンタル層17の厚さがばらつきにくいため、Ta膜16とn−GaN層15との間で電流が集中しやすい領域は生じにくい。更に、Al膜18を形成した後の熱処理の温度が390℃〜600℃(例えば390℃)なので、Al膜18の形態の変化(モフォロジの悪化)に伴う電界集中を低減することもできる。このため、第2の実施形態によれば、高い信頼性を得ることができる。
なお、第2の実施形態では、GaN系HEMTをMIS型にしているが、ショットキー型のGaN系HEMTを製造してもよい。この場合、保護膜19を形成した後に、図4(a)に示すように、保護膜19にn−GaN層15の表面の一部を露出する開口部19gを形成する。次いで、開口部19gを介してn−GaN層15に接するように、ゲート電極として機能する金属膜20を形成する。その後、図4(b)に示すように、保護膜21の形成等を行えばよい。ショットキー型のGaN系HEMTを製造する場合、保護膜19の形成を省略してもよい。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。図5A乃至図5Bは、第3の実施形態に係る化合物半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。
第3の実施形態では、先ず、第2の実施形態と同様にしてレジストパターン51の形成までの処理を行う(図3A(a)〜図3A(b))。次いで、図5A(a)に示すように、レジストパターン51、及びn−GaN層15のレジストパターン51から露出している部分上にTa膜16及びMo膜31をこの順で形成する。例えば、Ta膜16及びMo膜31は減圧雰囲気下で蒸着法により形成し、Ta膜16の厚さは10nm程度、Mo膜31の厚さは2nm程度とする。
その後、図5A(b)に示すように、レジストパターン51をその上のTa膜16及びMo膜31と共に除去する。この結果、n−GaN層15上にTa膜16及びMo膜31が残存する。このようにして、リフトオフ法により、ソース電極を形成する予定の領域及びドレイン電極を形成する予定の領域にTa膜16(第3の導電膜)及びMo膜31(第4の導電膜)の積層膜(第1の導電膜)を形成する。
続いて、熱処理を行うことにより、図5A(c)に示すように、n−GaN層15とTa膜16との界面に窒化タンタル層17を形成する。熱処理としては、例えばRTA装置を用いて、800℃以上(例えば800℃)で30秒間〜5分間(例えば1分間)のアニールを窒素含有雰囲気下で行う。この熱処理では、n−GaN層15に窒素空孔を生じさせる。
次いで、図5B(d)に示すように、Mo膜31上に、第2の実施形態と同様にしてAl膜18をリフトオフ法により形成する。更に、熱処理を行うことにより、Al膜18中のAl原子の一部を窒化タンタル層17のn−GaN層15との界面まで拡散させる。このとき、n−GaN層15の表面近傍においてGaが離脱し、Ga原子が存在していたサイトにMo膜31中のMo原子の一部が拡散してくる。このようにして、窒化タンタル層17、Ta膜16、Mo膜31及びAl膜18を含むオーミック電極がソース電極又はドレイン電極として形成される。
その後、図5B(e)に示すように、第2の実施形態と同様にして、保護膜19の形成、金属膜20の形成及び保護膜21の形成等を行う。
このようにして、MIS型構造のGaN系HEMTを製造することができる。
このように、第3の実施形態では、リフトオフ法によりTa膜16及びMo膜31を形成している。従って、Ta膜16の表面に自然酸化膜が形成されにくい。また、第2の実施形態では、窒化タンタル層17を形成する際の熱処理の際にTa膜16の表面が若干酸化することがあるが、第3の実施形態では、このような酸化を防止することができる。なお、Mo膜31はTa膜16よりも酸化しにくい。このため、接触抵抗率をより低くすることができる。
更に、第3の実施形態では、熱処理の結果、Ga原子が存在していたサイトにMo原子が存在する。このため、接触抵抗率をより低くすることができる。
なお、第2の実施形態と同様に、ショットキー型のGaN系HEMTを製造してもよい。
また、Moに代えて、Ni、Pd、又はPt等を用いてもよい。
(第4の実施形態)
次に、第4実施形態について説明する。図6A乃至図6Cは、第4の実施形態に係る化合物半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。
第3の実施形態では、先ず、第2の実施形態と同様にしてリフトオフ法によるTa膜16の形成までの処理を行う(図3A(a)〜図3B(d))。次いで、図6A(a)に示すように、Ta膜16を覆う酸化アルミニウム膜41をn−GaN層15上に形成する。酸化アルミニウム膜41の厚さはTa膜16の厚さ以上とすることが好ましく、例えば10nm程度とする。
その後、熱処理を行うことにより、図6A(b)に示すように、n−GaN層15とTa膜16との界面に窒化タンタル層17を形成する。熱処理としては、例えばRTA装置を用いて、800℃以上(例えば800℃)で30秒間〜5分間(例えば1分間)のアニールを窒素含有雰囲気下で行う。この熱処理では、n−GaN層15に窒素空孔を生じさせる。このようにして、窒化タンタル層17、Ta膜16及びAl膜18を含むオーミック電極がソース電極又はドレイン電極として形成される。
続いて、図6A(c)に示すように、n−GaN層15上に、ソース電極を形成する予定の領域及びドレイン電極を形成する予定の領域に開口部が設けられたレジストパターン52を形成する。位置ずれ等を考慮し、レジストパターン52の開口部は、レジストパターン51の開口部よりも1辺あたり200nm程度小さくし、Ta膜16の縁はレジストパターン52により覆っておくことが好ましい。次いで、Cl2ガスを用いたドライエッチングにより、酸化アルミニウム膜41のレジストパターン52の開口部から露出している部分を除去し、Ta膜16を露出させる。
その後、図6B(d)に示すように、第2の実施形態と同様にしてAl膜18をリフトオフ法により形成する。更に、熱処理を行うことにより、Al膜18中のAl原子の一部を窒化タンタル層17のn−GaN層15との界面まで拡散させる。このようにして、窒化タンタル層17、Ta膜16及びAl膜18を含むオーミック電極がソース電極又はドレイン電極として形成される。
続いて、図6B(e)に示すように、基板11の表面側の全面に保護膜19を形成する。保護膜19としては、例えば厚さが20nm程度のシリコン窒化膜を形成する。
次いで、図6C(f)に示すように、保護膜19に開口部19gを形成して、酸化アルミニウム膜41の一部を露出し、酸化アルミニウム膜41の開口部19gから露出している部分に凹部41gを形成する。その後、開口部19gを介して凹部41g内に金属膜20を形成する。
その後、図6C(g)に示すように、第2の実施形態と同様にして、保護膜21の形成等を行う。
このようにして、MIS型構造のGaN系HEMTを製造することができる。
このように、第3の実施形態では、窒化タンタル層17を形成する際の熱処理の際にTa膜16が酸化アルミニウム膜41により覆われているため、熱処理の際のTa膜16の表面の酸化を防止することができる。このため、接触抵抗率をより低くすることができる。
更に、熱処理の際のn−GaN層15からの窒素の外方拡散も防止することができる。従って、窒素の外方拡散に伴うゲートリーク電流の増加及び電流コラプスを低減することができる。
なお、第3の実施形態と同様に、Ta膜16上にMo膜31を形成してもよい。Mo膜31を形成することにより、例えばTa膜16の自然酸化を抑制することができる。また、第2の実施形態と同様に、ショットキー型のGaN系HEMTを製造してもよい。
(第5の実施形態)
次に、第5実施形態について説明する。図7は、第5の実施形態に係る化合物半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。
第5の実施形態では、先ず、第2の実施形態と同様にして窒化タンタル層17の形成までの処理を行う(図3A(a)〜図3B(d))。上述のように、窒化タンタル層17の形成の際にTa膜16の表面が酸化して、図7(a)に示すように、薄い酸化膜16aが生じることがある。酸化膜16aには、自然酸化膜も含まれる。
次いで、図7(b)に示すように、第2の実施形態と同様にしてレジストパターン52を形成する。
その後、第5の実施形態では、そのままAl膜18を形成するのではなく、図7(c)に示すように、酸化膜16aのレジストパターン52から露出している部分を除去する。この除去は、例えば、スパッタリング装置を用いた減圧雰囲気下での逆スパッタリング法により行う。
そして、図7(d)に示すように、第2の実施形態と同様にしてAl膜18を形成する。例えば、Al膜18は酸化膜16aの除去に用いたスパッタリング装置を用いたスパッタリング法により行う。つまり、酸化膜16aの除去後に新たな自然酸化膜が生じにくい状態を維持しながらAl膜18を形成する。
その後は、第2の実施形態と同様にして、レジストパターン51の除去以降の処理を行う。
このようにして、MIS型構造のGaN系HEMTを製造することができる。
このように、第5の実施形態では、Ta膜16の表面に生じた酸化膜16aを除去してからAl膜18を形成する。従って、ソース電極及びドレイン電極の抵抗率を低く抑えることができる。
なお、第2の実施形態と同様に、ショットキー型のGaN系HEMTを製造してもよい。
これらの実施形態では、GaN系の窒化物半導体層と接する導電膜がTa膜であるが、融点が例えば1600℃以上の他の高融点金属(Ti等)の膜を用いてもよい。また、これらの導電膜にパーセントオーダーの窒素が含まれていてもよい。更に、第2の導電膜として、Al膜に代えて、Alの他にTa及び/又はTi等を含むAl含有膜を用いてもよい。
また、第2乃至第5の実施形態において、Ta膜16を形成する前に、n−GaN層15を局所的にエッチングして薄くしておいてもよい。この場合、ソース電極及びドレイン電極と2次元電子ガス(2DEG)層との距離が短くなるため、性能向上を図ることができる。更に、Ta膜16を形成する前に、n−GaN層15を局所的にエッチングしてn−AlGaN層14の表面を露出させておいてもよい。この場合、ソース電極及びドレイン電極がn−AlGaN層14と直接接することとなり、より性能が向上する。更に、n−AlGaN層14を局所的にエッチングして薄くしておいてもよい。
また、各層の組成等は上述の実施形態のものに限定されない。例えば、保護層として、AlyGa1-yN層(y≦0.1)を用いてもよい。また、電子供給層として、InAlN層を用いてもよい。更に、窒化物半導体層として、GaN層、AlGaN層及びInAlN層の他に、AlN層、InN層、又はInGaN層等を用いてもよい。
また、上述の実施形態のソース電極及びドレイン電極上に、配線との接続性の向上、及び/又はソース電極及びドレイン電極の熱安定性の向上等を目的として、他の導電膜を形成してもよい。
以下、本発明の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
窒化物半導体層上に、高融点金属を含む第1の導電膜を形成する工程と、
第1の熱処理を行うことにより、前記第1の導電膜と前記窒化物半導体層とを反応させて前記高融点金属の窒化物層を形成すると共に、前記窒化物半導体層の表面に窒素空孔を生じさせる工程と、
前記第1の導電膜上に、Alを含有する第2の導電膜を形成する工程と、
第2の熱処理を行うことにより、前記第2の導電膜中のAl原子を前記窒化物半導体層の表面まで拡散させる工程と、
を含むことを特徴とする化合物半導体装置の製造方法。
(付記2)
前記第1の熱処理を800℃以上の温度で行うことを特徴とする付記1に記載の化合物半導体装置の製造方法。
(付記3)
前記第2の熱処理を390℃乃至600℃の温度で行うことを特徴とする付記1又は2に記載の化合物半導体装置の製造方法。
(付記4)
前記高融点金属としてTaを用いることを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の化合物半導体装置の製造方法。
(付記5)
前記第1の導電膜として、
前記高融点金属を含む第3の導電膜と、前記第3の導電膜上に位置し、前記前記第3の導電膜よりも酸化しにくい第4の導電膜と、の積層膜を形成することを特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載の化合物半導体装置の製造方法。
(付記6)
前記第4の導電膜としてMo膜を形成することを特徴とする付記5に記載の化合物半導体装置の製造方法。
(付記7)
前記第1の導電膜を形成する工程と前記第1の熱処理を行う工程との間に、
前記窒化物半導体層上に、前記第1の導電膜を覆う保護膜を形成する工程を含み、
前記第1の熱処理を行う工程と前記第2の導電膜を形成する工程との間に、
前記保護膜を加工することにより、前記第1の導電膜の表面の少なくとも一部を露出させる工程を含むことを特徴とする付記1乃至6のいずれか1項に記載の化合物半導体装置の製造方法。
(付記8)
前記保護膜として酸化アルミニウム膜を形成することを特徴とする付記7に記載の化合物半導体装置の製造方法。
(付記9)
前記第1の熱処理を行う工程と前記第2の導電膜を形成する工程との間に、
前記第1の導電膜の表面に存在する酸化膜の少なくとも一部を除去することにより、前記第1の導電膜の表面の少なくとも一部を露出させる工程を含むことを特徴とする付記1乃至8のいずれか1項に記載の化合物半導体装置の製造方法。
1:窒化物半導体層
2:Ta膜
3:Al膜
4:窒化タンタル層
16:Ta膜
16a:酸化膜
17:窒化タンタル層
18:Al膜
31:Mo膜
41:酸化アルミニウム膜

Claims (4)

  1. 窒化物半導体層上に、Ta又はTiを含む第1の導電膜を形成する工程と、
    第1の熱処理を行うことにより、前記第1の導電膜と前記窒化物半導体層とを反応させてTa又はTiの窒化物層を形成すると共に、前記窒化物半導体層の表面に窒素空孔を生じさせる工程と、
    前記第1の熱処理の後に、前記第1の導電膜上に、Alを含有する第2の導電膜を形成する工程と、
    第2の熱処理を行うことにより、前記第2の導電膜中のAl原子を前記窒化物半導体層の表面まで拡散させる工程と、
    を含むことを特徴とする化合物半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1の熱処理を800℃以上の温度で行うことを特徴とする請求項1に記載の化合物半導体装置の製造方法。
  3. 前記第1の導電膜として、
    Ta又はTiを含む第3の導電膜と、前記第3の導電膜上に位置し、前記前記第3の導電膜よりも酸化しにくい第4の導電膜と、の積層膜を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の化合物半導体装置の製造方法。
  4. 前記第1の導電膜を形成する工程と前記第1の熱処理を行う工程との間に、
    前記窒化物半導体層上に、前記第1の導電膜を覆う保護膜を形成する工程を含み、
    前記第1の熱処理を行う工程と前記第2の導電膜を形成する工程との間に、
    前記保護膜を加工することにより、前記第1の導電膜の表面の少なくとも一部を露出させる工程を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の化合物半導体装置の製造方法。
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