JP5538927B2 - 電子機器及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、停電復旧時における電子機器及び画像形成装置の再起動に関するものである。
従来、画像形成装置やパーソナルコンピュータなどの電子機器においては、ソフトスイッチ方式の電源装置を搭載しているものがある。そのような電子機器では、ユーザによって電源オフ操作がなされた場合に、すぐに給電を停止させず、所定の処理を行ってから給電停止するように制御することや、電子機器の主電源のオン/オフ操作を離れた場所からリモート制御することができる。また、そのような電子機器の電源スイッチには、オン/オフ状態を保持するロッカースイッチは用いられず、押下している間だけオン状態となり、離すとオフ状態に戻る自動復帰型のモーメンタリースイッチが採用されている。
図9は、モーメンタリースイッチを採用した、従来のソフトスイッチ方式の電源装置を搭載した画像形成装置の構成を表すブロック図である。以下では、図9を用いて、画像形成装置の電源オンによる動作開始時、及び電源オフによる動作停止時の動作説明を行う。
画像形成装置Aに商用電源Bから電力供給されると、電源装置10内のAC/DCコンバータ15が起動され、電圧源V1(例えば+3.3V)が生成される。電圧源V1からは操作部13のスイッチSW1にだけ電力が供給され、その他の電装部品には電力供給されないため、電圧源V1からの電力供給だけでは、画像形成装置Aは動作停止状態のままである。
次に、画像形成装置Aを動作させるために、ユーザによって操作部13のスイッチSW1が押下されると、電圧源V1が抵抗器R7を介してコンデンサC3に印加されて、コンデンサC3が充電される。
コンデンサC3が充電されると、トランジスタTr3にベース電流が流れてトランジスタTr3がオンする。トランジスタTr3がオンすると、トランジスタTr1のゲート電位がグラウンドレベルとなるため、トランジスタTr1がオン状態となる。トランジスタTr1がオンすると、電圧源V2が生成され、電圧源V2からコントローラ12のCPU14やFAXユニット11に電力供給される。
FAXユニット11とは、電話回線に接続されて画像データの送信及び受信を行う送受信部のことを指す。また、FAXユニット11は画像形成装置Aに着脱可能であり、図9においては、画像形成装置Aに装着された状態であることを示している。
電圧源V2からコントローラ12に電力供給されてCPU14が起動されると、CPU14は信号線S1にハイレベル信号を出力し、トランジスタTr2をオン状態にする。CPU14は、画像形成装置Aが稼動している間は、信号線S1にハイレベル信号を継続して出力する。その結果、トランジスタTr1はオン状態を維持し、画像形成装置Aの動作状態が保持される。以上述べた回路動作によって、ユーザがスイッチSW1を押下することで、画像形成装置A、及びFAXユニット11に電圧源V2から電力供給されて、画像形成装置Aは動作を開始する。
次に、電源オフ操作により、画像形成装置Aの動作を停止させる場合の回路動作について説明を行う。
ユーザが、画像形成装置A及びFAXユニット11の電源をオフするために、スイッチSW1を押下すると、電圧源V1がスイッチSW1、抵抗器R7を介してコンデンサC3に印加される。その結果、図9中のa点の電位はグラウンドレベルから電圧源V1の電位に上昇し、この立ち上がりエッジ信号が信号線S2を介してCPU14に入力される。CPU14は、この立ち上がりエッジ信号によって、ユーザがスイッチSW1を押下したことを検出する。そして、CPU14は、画像形成装置Aの電源オフをするためのシャットダウンシーケンス(例えば、データの保存や機械的な離間動作等)を開始する。
シャットダウンシーケンスが終了すると、CPU14は信号線S1にローレベル信号を出力して、トランジスタTr2をオフさせる。トランジスタTr2がオフされると、トランジスタTr1のゲート電位が電圧源V1と同電位となるため、トランジスタTr1もオフし、コントローラ12及びFAXユニット11への電力供給が停止され、画像形成装置Aの動作が停止する。
このようなソフトスイッチ方式の電源制御として、例えば特許文献1では、外部からの電源制御信号により電源のオン/オフ制御をする構成において、確実にマイクロコンピュータをリセットするリセット信号生成手段を備えた電源供給装置が提案されている。
特開2005−285041号公報
しかしながら、前述した特許文献1に記載されているソフトスイッチ方式の電源装置では、停電等により商用電源からの電力供給が停止した場合には、電子機器の動作も停止する。そして、停電が復旧して、商用電源から電子機器に電力が再供給された場合でも、外部から電源を起動させる信号が来ない限り、電子機器は動作を停止したままであり、自動的に動作状態に移行することができない。さらに、この電子機器がファクシミリ機能を有している場合には、停電後に外部から電源を起動させる信号を受信するか、あるいは、ユーザが再び電源スイッチをオンさせない限り、FAX受信ができなくなるという問題点もある。
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、停電復旧後に自動的に停電発生前の状態に復帰するソフトスイッチ方式の電子機器及び画像形成装置を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するため、本発明では次のとおりに構成する。
(1)入力される交流電圧を変換して直流電圧を生成するAC/DCコンバータを備えた電子機器において前記AC/DCコンバータからの前記直流電圧が供給され、前記AC/DCコンバータの動作を制御する制御手段と、前記電子機器が動作状態であることを示す情報を記憶する記憶手段と、前記AC/DCコンバータから前記直流電圧を前記制御手段に出力するオン状態と、前記直流電圧の前記制御手段への出力を遮断するオフ状態の切を行う給電切替手段と、前記AC/DCコンバータからの前記直流電圧が供給され、前記給電切替手段の動作を指示するスイッチと前記AC/DCコンバータからの前記直流電圧が供給されることにより前記給電切替手段を所定時間、前記オン状態に保持する給電保持手段と、を備え、前記交流電圧の入力が断たれた状態から前記交流電圧が入力された場合に、前記給電保持手段によって前記所定時間、前記給電切替手段が前記オン状態に維持されている間に、前記制御手段は、前記スイッチの状態を検知して、検知結果が前記給電切替手段を前記オン状態にすることを示す状態でない場合に、前記記憶手段に前記情報が記憶されていれば、前記給電切替手段が前記オン状態を維持するように制御し、前記記憶手段に前記情報が記憶されていなければ、前記給電切替手段が前記オフ状態になるように制御することを特徴とする電子機器。
2)画像を形成するために用いられるユニットと、入力される交流電圧を変換して直流電圧を生成し、生成した前記直流電圧を前記ユニットに供給するAC/DCコンバータを備えた画像形成装置において前記AC/DCコンバータからの前記直流電圧が供給され、前記AC/DCコンバータの動作を制御する制御手段と、前記画像形成装置が動作状態であることを示す情報を記憶する記憶手段と、前記AC/DCコンバータから前記直流電圧を前記制御手段に出力するオン状態と、前記直流電圧の前記制御手段への出力を遮断するオフ状態の切を行う給電切替手段と、前記AC/DCコンバータからの前記直流電圧が供給され、前記給電切替手段の動作を指示するスイッチと前記AC/DCコンバータからの前記直流電圧が供給されることにより前記給電切替手段を所定時間、前記オン状態に保持する給電保持手段と、を備え、前記交流電圧の入力が断たれた状態から前記交流電圧が入力された場合に、前記給電保持手段によって前記所定時間、前記給電切替手段が前記オン状態に維持されている間に、前記制御手段は、前記スイッチの状態を検知して、検知結果が前記給電切替手段を前記オン状態にすることを示す状態でない場合に、前記記憶手段に前記情報が記憶されていれば、前記給電切替手段が前記オン状態を維持するように制御し、前記記憶手段に前記情報が記憶されていなければ、前記給電切替手段が前記オフ状態になるように制御することを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、停電復旧後に自動的に停電発生前の機器の状態に復帰させるソフトスイッチ方式の電子機器及び画像形成装置を提供することができる。
実施例1の画像形成装置のブロック図 実施例1の停電後の画像形成装置の起動手順を表すフローチャート 実施例1において停電前に電源オフ状態であった場合の、停電前後の画像形成装置の動作状態を表すタイミングチャート 実施例1において停電前に電源オン状態であった場合の、停電前後の画像形成装置の動作状態を表すタイミングチャート 実施例2の画像形成装置のブロック図 実施例2の停電後の画像形成装置の起動手順を表すフローチャート 実施例2において停電前に電源オフ状態であった場合の、停電前後の画像形成装置の動作状態を表すタイミングチャート 実施例2において停電前に電源オン状態であった場合の、停電前後の画像形成装置の動作状態を表すタイミングチャート 従来のソフトスイッチ方式の電源装置を搭載した画像形成装置のブロック図
以下、本発明を実施するための形態について、画像形成装置の実施例により詳しく説明する。
以下では、図1〜図4を用いて、本実施例について説明を行う。なお、背景技術で説明した従来例の回路構成と同様の回路動作の説明は省略する。
図1は、本実施例のソフトスイッチ方式の電源装置を搭載した画像形成装置の構成を表すブロック図である。インレット等のプラグを介して、画像形成装置A内の電源装置10に商用電源Bより電力供給されると、AC/DCコンバータ15は所定の電圧の直流電圧源V1(以下、電圧源1と記す)を生成する。トランジスタTr1(給電切替手段)は、画像形成装置内の電気ユニット(FAN、モータ、センサ等)に対する電圧源V1からの給電/非給電状態の切替を行い、トランジスタTr1がオン状態の場合には給電状態、オフ状態の場合には非給電状態となる。トランジスタTr1がオン状態となると、トランジスタTr1を介してコンデンサC2が充電され、画像形成装置の電気ユニットへの給電部である直流電圧源V2(以下、電圧源V2と記す)が生成される。電圧源V2から、コントローラ12及び画像形成装置Aのその他の電気ユニットに給電されると、画像形成装置Aが動作可能となる。
操作部13には、モーメンタリー方式のスイッチSW1(スイッチ)が設けられており、ユーザが画像形成装置Aの電源をオン/オフする場合に、スイッチSW1が押下される。
FAXユニット11は、コネクタCn1によって画像形成装置Aに着脱可能な構成となっている。FAXユニット11は、電話回線に接続されデータの送信及び受信を行う送受信部であり、画像形成装置AにFAXユニット11が接続されていない場合には、コネクタCn1は未接続状態となる。
FAXユニット11内に設けられたTr1制御回路16(給電保持手段)は、抵抗器R8〜R11、トランジスタTr4及びTr5、コンデンサC4から構成され、図1に示すように接続されている。
トランジスタTr1は、Pチャネル型のFET(電界効果トランジスタ)、トランジスタTr2〜Tr5はNPN型のバイポーラトランジスタである。
次に、図2のフローチャートに従って、本実施例の動作説明を行う。
画像形成装置Aの電源プラグが差し込まれる、あるいは、商用電源Bが停電から復旧することにより、画像形成装置A内の電源装置10が商用電源Bから給電される(S101)。そして、電源装置10内のAC/DCコンバータ15が起動され、電圧源V1が生成される(S102)。
電圧源V1が生成されると、FAXユニット11内のTr1制御回路16に電圧源V1から電力が供給され、Tr1制御回路16が起動される。電圧源V1から抵抗器R8を介してトランジスタTr4にベース電流が供給されて、トランジスタTr4がオン状態となり、その結果、トランジスタTr1のゲート電位がグラウンドレベルとなり、トランジスタTr1がオン状態となる(S103)。
ところで、電圧源V1から抵抗器R10を介してコンデンサC4に充電が開始されるが、抵抗器R10,R11,コンデンサC4の時定数回路によって、トランジスタTr5のベース電位は所定の時定数を持って立ち上がる。そのため、トランジスタTr5は直ぐにはオン状態とはならない。
例えば、電圧源V1=3.3V、抵抗器R10=33kΩ、抵抗器R11=10kΩ、コンデンサC4=47μFの条件では、電圧源V1が生成されてから約500msec後に、トランジスタTr5にベース電流が流れ始め、トランジスタTr5がオン状態となる。
トランジスタTr1がオン状態になると、電圧源V1がトランジスタTr1を介してコンデンサC2に供給され、コンデンサC2が充電されて電圧源V2が生成される。電圧源V2からコントローラ12内のCPU14(制御手段)に電力供給されると、CPU14が起動される(S104)。CPU14は起動後、今回の起動はユーザがスイッチSW1を押下したことによるものか、あるいは停電からの復旧によるものかを判断するため、信号線S2の信号レベルを確認する(S105)。
ユーザがSW1を押下した場合には、電圧源V1が抵抗器R7を経由してC3に供給され、信号線S2の信号レベルがハイレベルとなる。CPU14は信号線S2の信号レベルがハイレベルであることを確認した場合には(S105)、画像形成装置Aの起動がユーザ操作による指示だと判断し(S106)、画像形成装置Aのイニシャル動作を開始する(S107)。
CPU14は、信号線S2の信号レベルがハイレベルでない場合には、今回の起動は停電からの復旧によるものと判断する。そして、CPU14は信号線S1にローレベル信号を出力した後(S108)、信号線S3を介して不揮発メモリ17の所定アドレスにアクセスする(S109)。ここで、所定アドレスとは、画像形成装置Aの動作状態が書き込まれた、不揮発メモリ17のメモリアドレスを指す。CPU14は、画像形成装置Aが動作状態にある時には、動作状態に関する情報(スリープ状態、スタンバイ状態、画像形成動作状態)と、トランジスタTr1のオン状態により電源オン状態である旨を不揮発メモリ17の所定アドレスに書き込む。また、ユーザが画像形成装置Aの電源をオフする時には、CPU14は、不揮発メモリ17の所定アドレスに書き込まれた動作状態についての情報を消去し、トランジスタTr1のオフ状態により電源オフ状態である旨を書き込む。
従って、CPU14は、アクセスした不揮発メモリ17の所定アドレス内に動作状態を示すデータを確認できない場合には、商用電源Bの停電時には、画像形成装置Aが正常に電源オフ動作を実行し、電源オフ状態にあったと判断する(S110)。この場合には、CPU14は信号線S1に出力していたローレベル信号を継続する(S111)。
その後、Tr1制御回路16内において、抵抗器R10、R11、コンデンサC4で構成される時定数回路により、約500msec後に、トランジスタTr5にベース電流が流れてトランジスタTr5はオン状態となる。トランジスタTr5がオン状態になると、トランジスタTr4のベース電位がグラウンドレベルとなり、ベース電流が流れなくなるため、トランジスタTr4はオフ状態となる。なお、停電等により商用電源Bからの給電が遮断されない限り、電圧源V1からの給電によりトランジスタTr5はオン状態を維持する。その結果、トランジスタTr4のベース電位はグラウンドレベルとなり、トランジスタTr4はオフ状態に維持される。
トランジスタTr4がオフ状態になると、トランジスタTr1のゲート電位が電圧源V1と同電位になり、トランジスタTr1はオフ状態に移行する(S112)。トランジスタTr1がオフ状態になると電圧源V2は生成されなくなり、電圧源V2からのコントローラ12内のCPU14への電力供給が遮断されるため、コントローラ12の動作が停止し(S113)、画像形成装置Aの動作が停止する。
ところが、CPU14が不揮発メモリ17の所定アドレスをアクセスし、画像形成装置Aが動作中の状態を示すデータを確認できた場合には、画像形成装置Aが動作中に、停電により商用電源Bからの電力供給が絶たれたと判断する(S110)。
そして、CPU14は、画像形成装置Aを停電前の状態、すなわち、画像形成装置が動作している状態に戻すため、信号線S1にハイレベル信号を出力し、その状態を継続する(S114)。信号線S1の信号レベルがハイレベルに維持されると、トランジスタTr2にベース電流が流れ、トランジスタTr2はオン状態を継続する。
その後、Tr1制御回路16内において、抵抗器R10、R11、コンデンサC4で形成される時定数回路により、約500msec経過後に、トランジスタTr5にベース電流が流れ、トランジスタTr5がオン状態となる。トランジスタTr5がオン状態となると、トランジスタTr4のベース電位はグラウンドレベルとなってベース電流が流れなくなり、トランジスタTr4がオフ状態となる。
なお、商用電源Bからの電力供給が維持される限り、電圧源V1によってトランジスタTr5はオン状態を維持し、その結果、トランジスタTr4のベース電位はグラウンドレベルのままとなって、トランジスタTr4はオフ状態に維持される。ここで、トランジスタTr4はオフ状態となるが、信号線S1がハイレベルなので、トランジスタTr3はオン状態を継続しているため、トランジスタTr1のゲート電位はグラウンドレベルに維持され、トランジスタTr1のオン状態は継続される(S115)。
その後、画像形成装置Aはイニシャル動作を開始して(S116)、動作状態に移行し(S117)、停電前の状態に復旧する。
次に、図3のタイミングチャートを用いて、画像形成装置の停電復旧時の動作について説明する。図3において、画像形成装置Aは電源オフの状態であり、時刻T1に停電が発生したとする。
時刻T1で商用電源Bからの電力供給が絶たれると、電源装置10において電圧源V1を生成できなくなるため、時刻T1から時刻T2にかけて電圧源V1の電位が徐々に低下し、時刻T2にて電圧源V1はほぼグラウンドレベルとなる。
その後、時刻T3にて停電が復旧すると、電源装置10が再び起動され、時刻T3から時刻T4にかけて電圧源V1の電位が徐々に上昇して、時刻T4にて電圧源V1の電位が安定し、電圧源V1は立ち上がった状態になる。
時刻T4にて電圧源V1が立ち上がると、Tr1制御回路16が起動されてトランジスタTr1をオン状態に制御し、トランジスタTr1がオン状態となることにより、電圧源V2の電位が時刻T4から時刻T5にかけて徐々に上昇する。時刻T5で電圧源V2が立ち上がると、CPU14が起動されて画像形成装置Aが動作状態となる。
Tr1制御回路16により、トランジスタTr1は、時刻T4から時刻T7の約500msの間、オン状態に保持される。時刻T5から時刻T7の間に、CPU14は不揮発メモリ17にアクセスし、停電前に画像形成装置Aがオフ状態であったことを検出する。そこで、CPU14は、画像形成装置Aの電源オン状態を維持せず、画像形成装置Aを停電前の状態、即ち電源オフ状態にするため、信号線S1の信号レベルを停電復旧時のローレベルのままにする。時刻T7に達すると、Tr1制御回路16によるトランジスタTr1のオン状態が解除され、かつ、信号線S1がローレベルなのでトランジスタTr2はオフ状態のままであるため、トランジスタTr1はオフ状態に移行し、電圧源V2の電位は低下を始める。電圧源V2の電位の低下により、CPU14は動作を停止し、画像形成装置Aも動作を停止し、時刻T8には電圧源V2の電位は、ほぼグラウンドレベルに到達する。
次に、図4のタイミングチャートを用いて、画像形成装置の停電復旧時の動作について説明する。図4において、画像形成装置Aは電源オンの状態であり、時刻T1に停電が発生したとする。停電前の状態は、電圧源V1、電圧源V2は出力状態であり、CPU14によってトランジスタTr1がオン状態に維持されている。Tr1制御回路16によるトランジスタTr1の制御状態はオフ状態である。
時刻T1で商用電源Bからの電力供給が絶たれると、電源装置10において電圧源V1を生成できなくなるため、時刻T1から時刻T2にかけて電圧源V1の電位が徐々に低下し、時刻T2にて電圧源V1の電位はほぼグラウンドレベルとなる。電圧源V1の電位が低下すると同時に電圧源V2の電位も低下し、時刻T2でほぼグラウンドレベルとなる。電圧源V2の電位の低下に伴って、CPU14も動作を停止し、CPU14によるトランジスタTr1のオン状態が解除されるため、トランジスタTr1はオフ状態に移行する。
その後、時刻T3にて停電が復旧すると、電源装置10が再び起動され、時刻T3から時刻T4にかけて電圧源V1の電位が徐々に上昇して、時刻T4にて電圧源V1の電位が安定し、電圧源V1は立ち上がった状態になる。
時刻T4にて電圧源V1が立ち上がると、Tr1制御回路16が起動されトランジスタTr1をオン状態に制御するため、トランジスタTr1がオン状態となり、電圧源V2の電位が時刻T4から時刻T5にかけて徐々に上昇する。時刻T5で電圧源V2が立ち上がると、CPU14が起動され、画像形成装置Aが動作状態となる。Tr1制御回路16によるTr1のオン状態は、時刻T4から時刻T7の所定時間(約500msec)、保持される。
時刻T5から時刻T6の間に、CPU14は不揮発メモリ17にアクセスし、停電前に画像形成装置Aがオン状態であったことを検出する。CPU14は画像形成装置Aを停電前の状態、即ち電源オン状態に戻すため、時刻T6で信号線S1にハイレベル信号を出力し、トランジスタTr1をオン状態とする。
その後、時刻T7に達すると、Tr1制御回路16によるトランジスタTr1のオン状態が解除されるが、CPU14によってトランジスタTr1のオン状態は維持されているので、画像形成装置Aはオン状態で維持されることになる。その後、画像形成装置Aはイニシャル動作を開始して、動作状態に移行し、停電前の状態に復旧する。
以上説明したように、本実施例によれば、停電等によって商用電源からの電力供給が遮断され、その後、商用電源からの電力供給が再開された場合に、停電発生前の状態に復旧させるソフトスイッチ方式の画像形成装置を提供することができる。即ち、画像形成装置が電源オフ状態において停電が発生した場合には、停電復旧後は電源オフ状態に戻し、電源オン状態において停電が発生した場合には、停電復旧後には電源オン状態に復帰させることができる。従って、停電復旧後に画像形成装置の電源が不必要に入りっぱなしとはならないので、省エネルギー性を高めることができる。さらに、停電復旧後には電源が自動でオンするため、停電復旧後にもかかわらず、画像形成装置が動作しなくなってしまう不具合を解消することができる。
また、不揮発性記憶手段である不揮発メモリに残された動作状態に関する情報を基に、停電復旧後の画像形成装置の電源状態をオン状態又はオフ状態に制御するので、長時間の停電に対しても、確実に画像形成装置を停電発生前の状態に復帰させることができる。
さらに、停電復旧後、画像形成装置の電源を自動的にオン状態にする回路(自動オン回路)が、時定数回路によって自動的に動作状態から停止状態に切り替わるため、CPUによる制御は不要となる。
なお、本実施例では、Tr1制御回路16をFAXユニット11に設けた構成としたが、電源装置10、あるいは画像形成装置A内の他のユニットに設ける構成としてもよい。
以下では、図5〜図8を用いて本実施例について説明を行う。
図5は、本実施例のソフトスイッチ方式の電源装置を搭載した画像形成装置の構成を表すブロック図である。実施例1では、画像形成装置の電源を自動的にオン状態にするTr1制御回路16は、時定数回路によって自動的に動作状態から停止状態に切り替わる方式であった。本実施例では、Tr1制御回路の動作状態から停止状態への切替は、CPU14により制御される方式であり、実施例1とは異なる。なお、図5において、Tr1制御回路16を除いた、その他の回路構成は、実施例1の回路構成と同様であるため、その回路動作の説明は省略する。
FAXユニット11は、コネクタCn2によって、画像形成装置Aに着脱可能な構成となっている。FAXユニット11は、電話回線に接続されデータの送信及び受信を行う送受信部であり、画像形成装置AにFAXユニット11が接続されていない場合には、コネクタCn2は未接続状態となる。
Tr1制御回路16は、FAXユニット11内に設けられ、抵抗器R12〜R16、トランジスタTr6〜Tr8、コンデンサC5、ダイオードD1から構成され、図5に示すように接続されている。
トランジスタTr1はPチャネル型のFET(電界効果トランジスタ)、トランジスタTr6はNチャネル型のFET、トランジスタTr2、Tr3、Tr7はNPN型のバイポーラトランジスタ、トランジスタTr8はPNP型のバイポーラトランジスタである。
次に、図6のフローチャートに従って、本実施例の動作説明を行う。
画像形成装置Aの電源プラグが差し込まれる、あるいは、商用電源Bが停電から復旧することにより、画像形成装置A内の電源装置10が商用電源Bから給電される(S201)。そして、電源装置10内のAC/DCコンバータ15が起動され、電圧源V1が生成される(S202)。
電圧源V1が生成されると、FAXユニット11内のTr1制御回路16に電圧源V1から電力供給され、Tr1制御回路16が起動される。トランジスタTr6のゲートに電圧源V1が印加され、トランジスタTr6がオン状態となり、トランジスタTr1のゲート電位がグラウンドレベルとなってトランジスタTr1がオン状態となる(S203)。
電圧源V1がトランジスタTr8のベースに印加されて、トランジスタTr8がオン状態となると、トランジスタTr7がオン状態となり、その結果、トランジスタTr6のゲート電位がグラウンドレベルとなってトランジスタTr6がオフ状態となってしまう。これを防ぐため、トランジスタTr8のベース−エミッタ間にコンデンサC5を設けて、Tr1制御回路16の起動時に、Tr8が直ぐにはオン状態とならない回路構成としている。
トランジスタTr1がオン状態になると、電圧源V1がトランジスタTr1を介してコンデンサC2に供給され、コンデンサC2が充電されて電圧源V2が生成される。電圧源V2からコントローラ12内のCPU14に電力供給されると、CPU14が起動される(S204)。CPU14は起動後、今回の起動はユーザがスイッチSW1を押下したことによるものか、あるいは停電からの復旧によるものかを検出するため、信号線S2のレベルを確認する(S205)。
ユーザがSW1を押下した場合には、電圧源V1が抵抗器R7を経由してC3に供給され、信号線S2の信号レベルがハイレベルとなる。そして、CPU14は、信号線S2の信号レベルがハイレベルであることを確認した場合には(S205)、画像形成装置Aの起動がユーザ操作による指示だと判断し(S206)、画像形成装置Aのイニシャル動作を開始する。(S207)
CPU14は、信号線S2の信号レベルがハイレベルでない場合には、今回の起動は停電からの復旧によるものと判断する。そして、CPU14は信号線S1にハイレベル信号を出力する(S208)。信号線S1の信号レベルがハイレベルになると、抵抗器R3を介してトランジスタTr2にベース電流が供給され、トランジスタTr2がオン状態となる。
また、信号線S1のハイレベル信号は、コネクタCn2を介してTr1制御回路16にも出力される。信号線S1のハイレベル信号により、抵抗器R16及びダイオードD1を介して、トランジスタTr7にはベース電流が供給され、トランジスタTr7がオン状態となる。トランジスタTr7がオン状態になると、トランジスタTr7のコレクタ電位はグラウンドレベルとなり、トランジスタTr6がオフ状態となる。また、同時にトランジスタTr8のベース電位もグラウンドレベルとなるため、トランジスタTr8がオン状態となり、電圧源V1から抵抗器R14及びトランジスタTr8を介して、トランジスタTr7へのベース電流が継続して供給されるようになる。
その結果、停電等により商用電源Bからの電力供給が遮断されない限り、トランジスタTr6はオフ状態、トランジスタTr7はオン状態、トランジスタTr8はオン状態に維持される。ここで、CPU14によって、トランジスタTr2はオン状態が維持されているため、トランジスタTr1のオン状態も維持される(S209)。
その後、CPU14は、信号線S3を介して不揮発メモリ17の所定アドレスにアクセスを開始する(S210)。ここで、所定アドレスとは、画像形成装置Aの動作状態が書き込まれた、不揮発メモリ17のメモリアドレスを指す。CPU14は、画像形成装置Aが動作状態にある時には、動作状態に関する情報(スリープ状態、スタンバイ状態、画像形成動作状態)と、トランジスタTr1のオン状態により電源オン状態である旨を不揮発メモリ17の所定アドレスに書き込む。また、ユーザが画像形成装置Aの電源をオフする時には、CPU14は、不揮発メモリ17の所定アドレスに書き込まれた動作状態についての情報を消去し、トランジスタTr1のオフ状態により電源オフ状態である旨を書き込む。
従って、CPU14は、アクセスした不揮発メモリ17の所定アドレス内にデータを確認できない場合には、商用電源Bの停電時には、画像形成装置Aが正常に電源オフ動作を実行し、電源オフ状態にあったと判断する(S211)。この場合には、CPU14は、信号線S1に出力していた信号レベルをハイレベルからローレベルに切り替える(S212)。
これにより、トランジスタTr2に供給されていたベース電流が流れなくなり、トランジスタTr2はオフ状態となり、その結果、トランジスタTr1のゲート電位が電圧源V1と同電位となり、トランジスタTr1はオフ状態に移行する(S213)。トランジスタTr1がオフ状態になると、電圧源V2は生成されなくなり、コントローラ12内のCPU14への電圧源V2の供給が遮断されるため、コントローラ12の動作が停止(S214)、すなわち画像形成装置Aの動作が停止する。
ところが、CPU14が不揮発メモリ17の所定アドレスをアクセスし、画像形成装置Aが動作中の状態を示すデータを確認できた場合には、画像形成装置Aが動作中に、停電により商用電源Bからの電力供給が絶たれたと判断する(S211)。
そして、CPU14は、画像形成装置Aを停電前の状態、すなわち、画像形成装置が動作している状態に戻すため、信号線S1にハイレベル信号を継続して出力する(S215)。信号線S1がハイレベルに維持されると、トランジスタTr2にベース電流が流れ、トランジスタTr2はオン状態を継続する。その後、画像形成装置Aはイニシャル動作を開始して(S216)、動作状態に移行し(S217)、停電前の状態に復旧する。
次に、図7のタイミングチャートを用いて、画像形成装置の停電復旧時の動作について説明する。図7において、画像形成装置Aは電源オフの状態であり、時刻T1に停電が発生したとする。
時刻T1で商用電源Bからの電力供給が絶たれると、電源装置10において電圧源V1を生成できなくなるため、時刻T1から時刻T2にかけて電圧源V1の電位が徐々に低下し、時刻T2にて電圧源V1の電位はほぼグラウンドレベルとなる。
その後、時刻T3にて停電が復旧すると、電源装置10が再び起動され、時刻T3から時刻T4にかけて電圧源V1の電位が徐々に上昇して、時刻T4にて電圧源V1の電位が安定し、電圧源V1は立ち上がった状態になる。
時刻T4にて電圧源V1が立ち上がると、Tr1制御回路16が起動されてトランジスタTr1をオン状態に制御し、トランジスタTr1がオン状態となることにより、電圧源V2の電位が時刻T4から時刻T5にかけて徐々に上昇する。時刻T5で電圧源V2の電位が安定すると、電圧源V2は立ち上がった状態となり、その後、時刻T9においてCPU14が起動されて、画像形成装置Aが動作状態となる。
CPU14は、画像形成装置Aの電源オン状態を管理するため、時刻T10において信号線S1にハイレベル信号を出力し、トランジスタTr1のオン状態を維持する。信号線S1のハイレベル信号は、同時にTr1制御回路16にも出力され、前述したように、トランジスタTr6がオフ状態になる。その結果、トランジスタTr1のオン状態制御が解除され、トランジスタTr7がオン状態に維持されることにより、その解除状態が維持される。
そして、CPU14は、不揮発メモリ17にアクセスし、停電前に画像形成装置Aがオフ状態であったことを検出する。CPU14は、画像形成装置Aを停電前の状態、即ち電源オフ状態にするため、時刻T11において信号線S1にローレベル信号を出力することで、トランジスタTr1はオフ状態となり、電圧源V2の電位は低下を始める。電圧源V2の電位の低下により、CPU14は動作を停止して、画像形成装置Aも動作を停止し、時刻T12には、電圧源V2の電位がほぼグラウンドレベルに到達する。
次に、図8のタイミングチャートを用いて、画像形成装置の停電復旧時の動作について説明する。図8において、画像形成装置Aは電源オンの状態であり、時刻T1に停電が発生したとする。停電前の状態は、電圧源V1、電圧源V2は出力状態であり、CPU14によってトランジスタTr1がオン状態に維持されている。Tr1制御回路16によるトランジスタTr1の制御状態はオフ状態である。
時刻T1で商用電源Bからの電力供給が絶たれると、電源装置10において電圧源V1を生成できなくなるため、時刻T1から時刻T2にかけて電圧源V1の電位が徐々に低下し、時刻T2にて電圧源V1の電位はほぼグラウンドレベルとなる。電圧源V1の電位が低下すると同時に、電圧源V2の電位も低下し、時刻T2でほぼグラウンドレベルとなる。電圧源V2の電位の低下に伴って、CPU14も動作を停止し、CPU14によるトランジスタTr1のオン状態が解除されるため、トランジスタTr1はオフ状態に移行する。
その後、時刻T3にて停電が復旧すると、電源装置10が再び起動され、時刻T3から時刻T4にかけて電圧源V1の電位が徐々に上昇して、時刻T4にて電圧源V1の電位が安定すると、電圧源V1は立ち上がった状態になる。時刻T4にて電圧源V1が立ち上がると、Tr1制御回路16が起動され、トランジスタTr1をオン状態に制御するため、トランジスタTr1がオン状態となり、電圧源V2の電位が時刻T4から時刻T5にかけて徐々に上昇する。時刻T5で電圧源V2の電位が安定し、電圧源V2が立ち上がると、その後、時刻T9において、CPU14が起動され、画像形成装置Aが動作状態となる。
画像形成装置Aの電源オン状態を管理するため、CPU14は、時刻T10において信号線S1にハイレベル信号を出力し、トランジスタTr1のオン状態を維持する。信号線S1のハイレベル信号は、同時にTr1制御回路16にも出力され、前述したように、トランジスタTr6がオフ状態になる。その結果、トランジスタTr1のオン状態制御が解除され、トランジスタTr7がオン状態に維持されることにより、その解除状態が維持される。その後、画像形成装置Aはイニシャル動作を開始して、動作状態に移行し、停電前の状態に復旧する。
以上説明したように、実施例1と同様に、停電等によって商用電源からの電力供給が遮断され、その後、商用電源からの電力供給が再開された場合に、停電発生前の状態に復旧させることが可能なソフトスイッチ方式の画像形成装置を提供することができる。
本実施例では、停電復旧後、画像形成装置の電源を自動的にオン状態とするTr1制御回路16の動作解除をCPU14で制御できる構成としているため、CPU14が所望のタイミングで画像形成装置Aの動作継続/停止を制御できる。これにより、画像形成装置Aにイニシャルシーケンス動作をさせたり、ユーザにエラーを報知したり等、様々な動作を行った後に画像形成装置Aの動作継続/停止を決定することが可能となる。
また、本実施例では、Tr1制御回路16をFAXユニット11に設けた構成としたが、電源装置10、あるいは画像形成装置A内の他のユニットに設ける構成としてもよい。
さらに、実施例1及び実施例2では、画像形成装置を例にとり、本発明を説明したが、本発明の適用は画像形成装置に限るものではなく、電子機器全般に渡って適用することが可能である。
B 商用電源
14 CPU(制御手段に相当)
15 AC/DCコンバータ
16 Tr1制御回路(給電保持手段に相当)
17 不揮発メモリ(記憶手段に相当)
SW1 スイッチ(モーメンタリー方式)(スイッチに相当)
Tr1 トランジスタ(給電切替手段に相当)
V1、V2 電圧源

Claims (6)

  1. 入力される交流電圧を変換して直流電圧を生成するAC/DCコンバータを備えた電子機器において
    前記AC/DCコンバータからの前記直流電圧が供給され、前記AC/DCコンバータの動作を制御する制御手段と、
    前記電子機器が動作状態であることを示す情報を記憶する記憶手段と、
    前記AC/DCコンバータから前記直流電圧を前記制御手段に出力するオン状態と、前記直流電圧の前記制御手段への出力を遮断するオフ状態の切を行う給電切替手段と、
    前記AC/DCコンバータからの前記直流電圧が供給され、前記給電切替手段の動作を指示するスイッチと
    前記AC/DCコンバータからの前記直流電圧が供給されることにより前記給電切替手段を所定時間、前記オン状態に保持する給電保持手段と、
    を備え、
    前記交流電圧の入力が断たれた状態から前記交流電圧が入力された場合に、前記給電保持手段によって前記所定時間、前記給電切替手段が前記オン状態に維持されている間に、前記制御手段は、前記スイッチの状態を検知して、検知結果が前記給電切替手段を前記オン状態にすることを示す状態でない場合に、前記記憶手段に前記情報が記憶されていれば、前記給電切替手段が前記オン状態を維持するように制御し、前記記憶手段に前記情報が記憶されていなければ、前記給電切替手段が前記オフ状態になるように制御することを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御手段は、前記交流電圧の入力が断たれた状態になる前、前記給電切替手段がオン状態の場合には、前記電子機器が動作状態であることを示す情報を前記記憶手段に記憶させ、前記給電切替手段にオフ状態を指示する場合には、前記電子機器が動作状態であることを示す情報を前記記憶手段から消去することを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  3. 前記制御手段は、前記スイッチの状態を検知し、検知結果に従い、前記電子機器のイニシャル動作を実行するか否かを制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 画像を形成するために用いられるユニットと、入力される交流電圧を変換して直流電圧を生成し、生成した前記直流電圧を前記ユニットに供給するAC/DCコンバータを備えた画像形成装置において
    前記AC/DCコンバータからの前記直流電圧が供給され、前記AC/DCコンバータの動作を制御する制御手段と、
    前記画像形成装置が動作状態であることを示す情報を記憶する記憶手段と、
    前記AC/DCコンバータから前記直流電圧を前記制御手段に出力するオン状態と、前記直流電圧の前記制御手段への出力を遮断するオフ状態の切を行う給電切替手段と、
    前記AC/DCコンバータからの前記直流電圧が供給され、前記給電切替手段の動作を指示するスイッチと
    前記AC/DCコンバータからの前記直流電圧が供給されることにより前記給電切替手段を所定時間、前記オン状態に保持する給電保持手段と、
    を備え、
    前記交流電圧の入力が断たれた状態から前記交流電圧が入力された場合に、前記給電保持手段によって前記所定時間、前記給電切替手段が前記オン状態に維持されている間に、前記制御手段は、前記スイッチの状態を検知して、検知結果が前記給電切替手段を前記オン状態にすることを示す状態でない場合に、前記記憶手段に前記情報が記憶されていれば、前記給電切替手段が前記オン状態を維持するように制御し、前記記憶手段に前記情報が記憶されていなければ、前記給電切替手段が前記オフ状態になるように制御することを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記交流電圧の入力が断たれた状態になる前、前記給電切替手段がオン状態の場合には、前記画像形成装置が動作状態であることを示す情報を前記記憶手段に記憶させ、前記給電切替手段にオフ状態を指示する場合には、前記画像形成装置が動作状態であることを示す情報を前記記憶手段から消去することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記スイッチの状態を検知し、検知結果に従い、前記画像形成装置のイニシャル動作を実行するか否かを制御することを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
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