JP5538664B2 - マルチトールを結晶化させる方法 - Google Patents

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Description

発明の背景
本発明は、無水結晶マルチトールを調製する新規な方法に関する。
マルチトール(α(1→4)グルコシルソルビトール)は、菓子製品およびチューイングガムのような低カロリー、ダイエットおよび低う蝕原性食品の甘味料として一般的に用いられる糖アルコールである。マルチトールは、砂糖の甘さと同様の甘さを有し、高純度の結晶マルチトールの甘味は、砂糖の甘味の約85から95%までの甘味を有し、マルチトールを、キシリトールを除く他の全てのポリオールより甘くする。
マルチトールはデンプン溶液から製造され、デンプン溶液は、まずマルトースシロップに酵素的に加水分解される。精製と濃縮の後、マルトースシロップをマルチトールに接触水素化する。出発材料と触媒を除去する追加の精製工程の後、溶液をシロップとなるまで濃縮し、次いで、マルチトールシロップ(50%を超えるマルチトールを含む)を結晶化させる。結晶化のための出発材料として用いられるマルチトールシロップはまた、低レベルのソルビトール、マルトトリトールおよびより水素化されたオリゴ糖類も含む。
乾燥形態のマルチトールは、極度に吸湿性で潮解性である。一般に、マルチトールは、例えばその粘度および溶解特性により、無水結晶形態で調製することが極めて困難であると考えられてきた。
マルチトールの無水結晶を調製するための方法は、まず米国特許第4,408,041号および第4,717,765号(林原社)に記載された。この方法では、少なくとも65%のマルチトール含有率を有するマルチトール水溶液(約1.05〜1.50の過飽和度)を0〜95℃の範囲の温度で結晶化に供する。溶液の過飽和度および粘度は、例えば、メタノール、エタノールおよびアセトンのような水溶性有機溶媒を加えることにより調節することができる。溶液の結晶化は、約40〜95℃の温度で過飽和濃度で始まり、内容物を、同時に、マルチトールの無水結晶を含む白下(massecuite)を得るために穏やかな攪拌とともに徐々に冷却する。0.1〜20.0%の量の種結晶の存在は、結晶化を加速させ得る。このように得られた白下を、次いで、通常の分離方法によりマルチトールの無水結晶と母液に分離する。この方法は、146.5〜147.0℃の融点を有するマルチトールの無水結晶を作り出す。
米国特許第4,846,139号(ロケット・フレール)は、純粋なマルチトールを調製するための最初の工業的方法を開示する。この方法では、マルチトールの結晶化は、冷却結晶化により行われる。
米国特許第5,304,388号(上野製薬応用研究所)は、粉末状または顆粒状結晶マルチトールを製造する方法を開示する。この方法では、まずマルチトールの種結晶(例えば、105℃の温度で)を1〜15重量%の水分含有率を有するマルチトールの水溶液(温度は例えば90℃)に加える。その混合物を、脂肪、油脂および界面活性剤からなる群より選択される添加剤の存在下または不存在下で混練に供し、剪断力を混練物に連続的に付与する。混練物に剪断力を付与することにより、粉末状結晶マルチトールを連続的に高い収率で得ることができる。この方法では、結晶は母液から分離されない。生成物は純粋ではなく、高品質の結晶生成物という要求を充足しない。
米国特許第4,849,023号(ロケット・フレール)は、90%乾燥固形分含有率の濃縮マルチトールシロップを4時間75℃の温度に維持し、その後自発的な核生成が始まることにより、濃縮マルチトールシロップから結晶マルチトールを製造する方法を開示する。次いで、晶析容器を25℃の温度まで冷却する。結晶塊を遠心分離により排水し、結晶を流動床上で乾燥する。結晶マルチトール生成物は、63%の収率で、99.2%の純度(HPLCによる)で得られる。
米国特許第5,651,829号(ロケット・フレール)によれば、結晶マルチトールは、少なくとも50%の固形分含有率を有し、かつ92%以上のマルチトールシロップ濃度を示すマルチトールシロップから、このシロップをシロップ濃度に少なくとも等しい濃度の結晶化マルチトール粒子の移動粉体上に噴霧することによって得ることができる。
欧州特許出願EP0937733A2(林原)は、種結晶含有白下を得るように、種結晶を加熱とともにマルチトールの濃縮溶液に混合により加え、このように得られた白下を混合に、攪拌におよび温度と水分が結晶化を進行させるように調節された雰囲気の中への移行に供する無水結晶マルチトールの連続製造方法を開示する。最後の工程は、例えば、70ないし100℃の温度を有する温熱空気を用いて行うことができる。
上記公知の結晶化方法において、マルチトールの結晶化は、例えば、白下を冷却し、剪断力を付与し、または乾燥することにより行われている。冷却結晶化方法の典型的な欠点は、結晶化処理物と熱移動表面との間の望ましからぬ過飽和勾配に関連している。粘度と過飽和度は、熱移動表面に近いと高い。もし冷却が速いと、熱移動係数は減少し、有害な核形成が容易に起こる。結果として、このように得られた結晶塊は、遠心分離するのにきわめて困難である。その方法は経済的ではない。というのは、溶解限界のために1工程ではほんの少量のマルチトールしか回収されないからである。加えて、結晶化速度は低温では低く、結晶サイズ分布は制御し得ない。
他の糖および糖アルコールについて言えば、WO98/50589(キシロフィン・オイ)は、キシロースを回収する沸騰結晶化方法を開示する。この参照文献は、キシロース含有溶液を40から80℃の該溶液の沸点で過飽和まで蒸発させ、溶液にシーディングを行い、1から60%までの結晶収率と70%を超える乾燥固形分含有率を有する結晶化塊が得られるまで結晶化処理物の沸点で蒸発を続ける、キシロースを結晶化させる方法を記載する。
WO92/16542(キシロフィン・オイ)は、ラクチトール水溶液をラクチトールの過飽和状態にもたらし、同時攪拌の下で溶液を蒸発させるか温度を低下させることにより70℃を超える温度で溶液を結晶化条件に供して無水結晶ラクチトールを形成する無水結晶ラクチトールの製造方法を開示する。沸騰結晶化方法は、結晶ラクチトールを調製するための1つの代替方法としてこのように提案された。
マルチトールの沸騰結晶化方法は、先行技術では示唆されなかった。というのは、明らかに、沸騰結晶化は、マルチトールのきわめて貧弱な結晶化特性のために、マルチトールの結晶化に適用されえないであろうと考えられたためである。冷却による結晶化方法のみが、純粋でない母液から純粋なマルチトール結晶を分離するために提案されてきた。
発明の簡単な説明
本発明の目的は、単純な手順により高効率で無水結晶マルチトールを製造する方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明によれば、沸騰結晶化方法を用いる無水マルチトールを製造する方法が提供される。本発明の方法は、種々の純度および種々のオリゴ糖含有率を有するマルチトールシロップから高純度の結晶を製造することが実現可能であることを立証した。
発明の詳細な説明
本発明は、マルチトール溶液をマルチトールに関して過飽和させ、この溶液からマルチトールを結晶化させることによるマルチトール溶液からマルチトールを結晶化させる方法に関する。
本発明の方法は、マルチトール含有溶液を過飽和状態にもたらし、この溶液をマルチトールについて1から80%までの結晶収率および50%を超える乾燥固形分含有率を有する結晶化処理物(crystallization mass)が得られるまで、蒸発による結晶化に供することを特徴とする。
好ましくは、マルチトールについて30から80%まで、最も好ましくは50から80%まで、そして乾燥固形分について65から70%までの結晶収率を有する結晶化処理物が得られる。
上記マルチトールの結晶収率は、沸騰直後の収率をいう。
マルチトール含有溶液は、例えば、加水分解、マルトースからマルチトールへの水素化、および、例えばクロマトグラフィーまたはイオン交換による精製を含むそれ自体公知の方法によりデンプン加水分解物から得ることができる。
出発材料として用いられるマルチトール含有溶液は、好ましくは、溶解乾燥固形分について少なくとも約85重量%、より好ましくは少なくとも約88重量%のマルチトールを含む。本発明の最も好ましい態様において、マルチトール溶液は、溶解乾燥固形分について少なくとも約92重量%のマルチトールを含む。
出発材料として用いられるマルチトール含有溶液は、典型的には、溶解乾燥固形分について4重量%未満のオリゴ糖(例えばマルトトリトール)含有量を有する。
本発明の好ましい態様において、マルチトール含有溶液は、蒸発により過飽和状態にもたらされる。好ましくは、溶液を、80から90重量%までの乾燥固形分含有率となるまで蒸発させる。蒸発は、例えば120から140ミリバールまでの低圧で、溶液の沸点で簡便に実施される。蒸発温度は、50から100℃までの範囲で、好ましくは55から70℃までの範囲で変化し得る。
過飽和溶液からマルチトール結晶を生成させるために、シーディング(seeding)を行う。本発明の好ましい態様において、シーディングは、過飽和溶液に種結晶を加えることにより行われる。種結晶として、粒状マルチトール粉末、典型的には、無水マルチトール種結晶を用いることが可能である。種結晶の量は、好ましくは、例えば種結晶のサイズに応じて、結晶化処理物のマルチトールに基づいて、粒状のマルチトールで0.001から1重量%である。
シーディングはまた、マルチトール種結晶を加えることなくいずれか他の公知のシーディング方法を用いることによっても行うことができる。シーディングは、例えば、自発的なシーディングまたはウルトラ波(ultrawave)によるシーディングを用いて行うことができる。
シーディングは、適切な過飽和が達成された時点で行われる。一般に、適切なシーディング過飽和度は、1.05から1.3までの範囲にある。
本発明による蒸発による結晶化(シーディング後)は、低圧の下で溶液の沸点で容易に行われる。一般に、結晶化は、50から100℃まで、好ましくは55から70℃までの温度で行われる。結晶化中の溶液のマルチトールに関する過飽和度は、好ましくは、1.05から1.3までである。蒸発による結晶化の間に、結晶化処理物の見掛粘度は、5から200Paまでの範囲にある。
蒸発による結晶化の間に、結晶懸濁液は、十分な程度の結晶化(収率、母液のマルチトール純度の減少、および結晶サイズ)が達成されるまで沸騰と蒸発に供される。蒸発による結晶化は、通常、1から15時間まで続けられる。この時間の間に、1から80%まで、好ましくは50から80%までのマルチトール収率(沸騰直後のマルチトールの結晶収率)および0.05から0.5mmまでの結晶サイズを達成することが可能である。
結晶化におけるpHは、典型的には、4から11までの範囲にある。蒸発による結晶化の間に、結晶塊は好ましくは混合される。
本発明の1態様において、追加の供給液体が、晶析装置中のマルチトール溶液のレベルを上げるために、そしてマルチトール溶液の乾燥固形分含有率を上げるために、蒸発による結晶化と同時にマルチトール溶液に加えられる。追加の供給液体は、連続的にまたはバッチ式で加えられ得る。
本発明の別態様において、マルチトール含有溶液は、蒸発による結晶化(シーディング後)と同時に冷却される。この煮沸と冷却を組み合わせる方法において、温度は、典型的には、シーディング時点温度より10から20℃まで低い温度まで降下される。典型的な冷却速度は、1℃/hから5℃/hまでである。
蒸発による結晶化が終了したら、結晶塊を、有利には冷却無しで混合する。混合は、好ましくは、50から100℃までの温度で、好ましくは、55℃から70℃までの温度で、大気圧の下で行われる。混合は、好ましくは、0.5から30時間続ける。
代わりに、蒸発による結晶化が終わったら、結晶化処理物の温度を、好ましくは、70から20℃までの範囲に低下させる。通常、冷却は、10から30時間まで行う。好ましくは、冷却は、50から30℃まで、特に45から40℃までの温度に至るまで行う。一般に、冷却速度は、1℃/hから5℃/hである。
もし必要であれば、結晶化処理物の過飽和度を、温度の上昇および/または水もしくはマルチトール含有溶液による結晶化処理物の希釈により減少させ、それにより、結晶化処理物の粘度が、結晶化した物質の有効な分離にとって十分に低下するようにする。その場合、典型的には、結晶化処理物の粘度は、50から200Paまでである。
結晶は、例えば、遠心分離、ろ過、デカンテーションなどにより、好ましくは遠心分離により分離することができる。分離工程の後、結晶を、例えば温熱空気により乾燥する。得られる結晶画分のマルチトール含有率は、典型的には、95%を超える。
本発明の方法において、熱キャリヤー表面(heat carrier surface)と結晶化処理物との間の温度勾配および過飽和勾配が有益である。熱キャリヤー表面の付近の温度は高い。冷却による結晶化とは違って、いかなる小さな結晶でも成長し得、新たな結晶核の生成が回避され得る。結晶化の速度は大きい。というのは、温度が適切であり、母液の粘度が低いからである。すなわち、物質移動と熱移動が沸騰のために効率的だからである。
本発明の方法は、結晶の大きさを制御するのをきわめて容易にする。また、よりすぐれた出力(結晶のkg/結晶化処理物のm3 /h)、よりすぐれた収率およびよりすぐれた結晶の品質が達成される。驚くべきことに、バッチ式遠心分離機と連続遠心分離機のどちらを用いても、結晶化処理物の遠心分離は容易である。
明細書と特許請求の範囲において、溶液のマルチトールについての過飽和度(見掛過飽和度)は、マルチトールの溶解度に対する測定されたマルチトール含有率の無次元の比を意味し、その比は、式:s=溶液中のマルチトール含有率/同じ温度でのマルチトールの溶解性(式中、sは過飽和度であり、マルチトール含有率とマルチトールの溶解度についての測定の単位はg/100gの水である)から計算される。また、「過飽和の」および「過飽和」という用語は、溶液のマルチトールについての飽和についてのものである。
本発明の好ましい態様は、以下の例により、より詳細に記載されるが、それらは、本発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
以下の分析が結晶化処理試料についてなされた。
RDS:屈折計法乾燥物質(refractometric dry substance)(純粋なマルチトールに基づく)、重量%。
DS:カール・フィッシャー滴定による乾燥物質、重量%。
色:ろ過された(0.2μm膜)10%溶液から測定する。pH5、420nm、4cmチューブ(ICUMSA法)。
HPLC(炭水化物の定量のため):Na+ カラム;0.6〜0.8ml/min、T=85℃。
DSC(示差走査熱量分析計):30℃〜>200℃、10℃/min。
水分:結晶由来の水分は、電量分析カール・フィッシャー滴定により分析した、重量%。
明細書において及び特許請求の範囲において、マルチトール純度とは、溶液または混合物に含まれる乾燥固形分中のマルチトールの割合をいう。別段の言及の無い限り、純度は、重量%として示される。
例1
処理するマルチトール含有供給液体を、結晶キシリトールおよびマルチトールから調製した。52%のDSおよび60℃の温度を有する全量180リットルの供給シロップを作った。供給液体は、乾燥固形分に基づいて88%のマルチトールを含んでいた。供給液体を400リットルの沸騰晶析装置に加え、蒸発を、60℃の温度および125mbarの圧力で開始した。沸騰液体に、80.8のRDS、60℃の温度および125mbarの圧力で150mlの種結晶懸濁液(500mlのイソプロパノール中の150gの粉砕されたマルチトール結晶;結晶の平均粒子サイズ0.03mm)を用いてシーディングを行った。シーディング時点での液体の粘度は、約200cPであった。シーディング後、沸騰結晶化を、マルチトール溶液に新たな供給液体を同時に加えることにより3時間60℃の温度で125mbarの圧力で続けた。沸騰結晶化により得られた75リットルバッチの結晶化処理物(RDSmass89.0およびRDSml79.0)を60℃で一昼夜(15時間)混合し、遠心分離した。(RDSmassとは、重量%として表現される集合体のDSをいい、RDSmlとは、重量%として表現される母液のDSをいう。)遠心分離前の結晶収率は、71.4%の母液純度に対応する62%のマルチトール(53.5%のDS)であった。最終平均結晶サイズは0.3mmであった。
遠心分離は、異なる量の洗浄水を用いてバッチ遠心分離機(バスケット直径0.4m;1800rpmで3分)により行った。遠心分離機には、1回の遠心分離あたり約13kgの結晶塊を装填した。遠心分離後に得られた結晶は、(約90℃の入口温度を有する)空気による並流(co−current)ドラム乾燥機の中で乾燥した。DSの%として表現される、シーディング試料および遠心分離試験の組み合わせられた流出分(run−off)(0.2、0.8および1.7リットルの水での洗浄)の純度並びに結晶の純度(HPLC Na+ )を、以下の表に記載する。
Figure 0005538664
遠心分離収率は、純度値から計算して56%のマルチトール(48.2%のDS)であった。
例2
95.7%のマルチトール含有率、2.3%のマルトトリトール含有率および1.5%のソルビトール含有率を有する2134gのマルチトールシロップを、ロータベーパーR−153エバポレーターを用いて77.2%のRDSまで蒸発させた。そのシロップを60℃の温度の2リットル反応容器に移した。そのシロップを、真空を用いて沸点にもたらした。DSについて0.06%の種結晶(供給シロップと混合された粉砕されたロケット・マルティソーブP200)を用いて、沸騰シロップにシーディング(60℃で、1.15の過飽和度で)を行った。シーディングを行ったシロップを2.5時間真空下で沸騰状態に保った。結晶化処理物の試料を結晶含有率を定量するために遠心分離した(ヘッティッヒ・ロティナ48RSC遠心分離機、3500rpm、5分)。3時間沸騰後の遠心分離収率は、DSについては68.6%であり、マルチトールについては70.4%であった。結晶サイズは、220〜270μmであった。
結晶化処理物の残りを、一昼夜60℃に保った。シーディングを行ってから22時間後に、洗浄を行わない遠心分離によりDSケークについて98.6%およびDS流出分の純度について90.6%が得られたが、これは、67.5%のマルチトール収率に相当する。結晶サイズは、240〜500μmであった。
10%洗浄液で遠心分離したケークの純度はDSについて99.4%であった。不純物の含有率は、DSについて0.6%マルトトリトールであった。ケークの色は、10ICUMSAを下回った。乾燥した結晶の水分含有率は、0.07%であった。DSCグラム(DSC−gram)は、148.8℃でピークを示した。
例3
96.5%のマルチトール含有率、2.7%のマルトトリトール含有率および0.5%のソルビトール含有率を有する2154gのマルチトールシロップを77.1%のRDSまで蒸発させ、60℃の温度の2リットル反応容器に移した。そのシロップを真空を用いて沸点にもたらした。DSについて0.06%の種結晶を用いて、沸騰しているシロップにシーディングを行った(60℃で、1.15の過飽和度で)。シーディングを行ったシロップを4.3時間真空下で沸騰させた。4.3時間沸騰後の遠心分離収率は、DSについて78.0%、マルチトールについて79.0%であった。
結晶化処理物を一昼夜60℃に保った。シーディングを行ってから23時間後に、洗浄液無しでの遠心分離によりDSケークについて98.4%、DS流出分純度について91.6%を得たが、これは73.8%マルチトール収率に相当する。結晶サイズは、150〜250μmであった。
10%洗浄液により遠心分離したケークの純度は、DSについて98.3%であった。不純物は、DSについて1.4%マルトトリトールおよびDSについて0.2%ソルビトールであった。ケークの色は、10ICUMSAを下回った。乾燥された結晶の水分含有率は、0.24%であった。DSCグラムは、148.1℃でピークを示した。
例4(沸騰と冷却の組み合わせ)
95.7%のマルチトール含有率、2.3%のマルトトリトール含有率、および1.5%のソルビトール含有率を有する2491gのマルチトールシロップを、80%のRDSまで蒸発させ、70℃の温度の2リットル反応容器に移した。そのシロップを、真空を用いて沸点までもたらした。DSについて0.10%の種結晶を用いて、沸騰しているシロップにシーディングを行った(70℃で、1.21の過飽和度で)。シーディングを行ったシロップを70℃で0.9時間真空下で沸騰させた。3時間の間に70℃から60℃への冷却プログラムを開始した。2.3時間の沸騰の後、結晶化処理物のDSは88.1%であり、過飽和度は1.41であった。その結晶化処理物は、白く、結晶で満たされているように見えた。2.3時間沸騰後の遠心分離収率は、DSについて65.8%であり、マルチトールについて67.5%であった。
その結晶化処理物を、一昼夜62℃までゆっくりと冷却した。シーディングを行ってから2時間後に、洗浄無しでの遠心分離により、DSケークについて98.5%、DS流出分純度について91.4%を得たが、これは62.7%のマルチトール収率に相当する。
10%洗浄液により遠心分離したケークの純度は、DSについて99.4%であった。不純物は、DSについて0.5%マルトトリトールおよびDSについて0.1%ソルビトールであった。ケークの色は、10ICUMSAを下回った。乾燥した結晶の水分含有率は、0.05%であった。DSCグラムは149.3℃でピークを示した。
例5(煮沸と冷却の組み合わせ)
96.4%のマルチトール含有率、2.7%のマルトトリトール含有率および0.5%のソルビトール含有率を有する2097gのマルチトールシロップを79.9%のRDSまで蒸発させ、70℃の温度の2リットル反応容器に移した。そのシロップを、真空を用いて沸点にもたらした。DSについて0.01%の種結晶を用いて、沸騰しているシロップにシーディングを行った(70℃で、1.20の過飽和度で)。
シーディングを行った後、3時間の間70℃から65℃までの冷却プログラムを開始した。同時に、シーディングを行ったシロップを真空下で4時間沸騰させたが、最後の1時間は65℃で沸騰させた。結晶化処理物は白く、結晶で満たされているように見えた。4時間の煮沸の後、遠心分離収率は、DSについて56.9%、マルチトールについて58.0%であった。結晶のサイズは、140〜250μmであった。
結晶化処理物を一昼夜60℃にゆっくりと冷却した。シーディングを行ってから22時間後に、洗浄無しでの遠心分離により、DSケーキについて98.4%およびDS流出分純度について92.3%を得たが、これは、67.4%マルチトール収率に相当する。結晶サイズは150〜250μmであった。
10%洗浄液により遠心分離したケークの純度は、DSについて99.3%であった。不純物の含有率は、DSについて0.7%マルトトリトールであった。ケークの色は、10ICUMSAであった。乾燥した結晶の水分含有率は、0.05%であった。DSCグラムは、148.6℃で1つのピークを示した。
以下の表において、表2および3は、例2および3の沸騰結晶化試験および例4および5の沸騰と冷却を組み合わせた結晶化試験のそれぞれの概要を示す。
表4から7は、例2から5のそれぞれの純度分析結果の概要を示す。表4から7において、
処理物1=煮沸直後の結晶化処理物
処理物2=60℃での18から20時間の混合の後の結晶化処理物
遠心結晶=煮沸直後の遠心分離された結晶試料
遠心流出分=煮沸直後の遠心分離された流出分試料
ケーク0%洗浄=洗浄していない60℃での混合の18から20時間後の遠心分離ケークの試料
流出分0%洗浄=洗浄されていない60℃での混合の18から20時間後の遠心分離流出分の試料
ケーク10%洗浄=10%の水との混合と洗浄の18から20時間後の遠心分離ケークの試料
流出分10%洗浄=10%の水との混合と洗浄の18から20時間後の遠心分離流出分の試料
である。
* 電量分析カール・フィッシャー滴定により測定した。
Figure 0005538664
Figure 0005538664
Figure 0005538664
Figure 0005538664
Figure 0005538664
Figure 0005538664
例6(パイロット規模の結晶化)
(A)沸騰結晶化
全量で213kgの乾燥物質のイオン交換マルチトールシロップ(63.2%のRDS)を供給シロップとして用いた。供給シロップは、RDSについて93.3%のマルチトール含有率、3.0%のソルビトール含有率および0.1%のマルトース含有率を有していた。加えて、供給シロップは、0.4%マルトトリトール(HPLC Na+ カラムで分析)を含んでいた。
そのシロップを、シーディング点まで60℃で蒸発させた。この沸騰している液体に、60.2℃の温度で、そして1.19の過飽和度で、78.2%のRDSの80gの粉砕されたマルチトールの種結晶をを用いてシーディングを行った。シーディング後、沸騰結晶化を、89.9%のRDSまで60℃で4.3時間続けた。沸騰後の結晶サイズは、約100μmであった。沸騰後、結晶化処理物を2つの晶析装置に分けた。
(B1)一昼夜60℃の一定温度で沸騰させた処理物
結晶化処理物の一部を、60℃の温度に加熱した400リットル晶析装置に移した。この処理物を、一昼夜60℃の一定温度に維持した。結晶化収率は、DSで65%、マルチトールについて70%であった。結晶のサイズは、100から200μmであった。
処理物の遠心分離試験を実験室用遠心分離機(バスケットの直径は23cm)を用いて行った。遠心分離試験を、シーディングを行ってから21時間後に行った。洗浄無しでの遠心分離ケークのマルチトール含有率は、RDSについて99.7%であり、収率は、RDSについて66.9%であった。10%洗浄では、ケークのマルチトール含有率は、RDSについて99.1%であり、収率は、RDSについて56.7%であった。
次いで、流動床乾燥試験のためのマルチトールケークを得るためにパイロット規模遠心分離機(バスケット直径は40cm)により3回の遠心分離を行った。2.5秒の3回の洗浄後のケークのマルチトール含有率は、RDSについて99.6%であった。
(B2)10リットル晶析装置中での沸騰させた処理物の冷却
工程(A)由来の沸騰させた処理物の残りを10リットル冷却晶析装置に入れた。処理物を、17時間60℃から50℃まで直線的に冷却した。結晶化収率は、DSについて71.6%、マルチトールについて76.7%であった。結晶サイズは、100から200μmであった。
冷却後、処理物の遠心分離試験を、実験室用遠心分離機(バスケット直径は23cmである)を用いて行った。遠心分離試験をシーディングを行ってから28時間後に行った。洗浄無しでの遠心分離ケークのマルチトール含有率は、RDSについて97.4%であり、収率は、RDSについて73.5%であった。10%洗浄により、ケークのマルチトール含有率は、RDSについて98.6%であり、収率は、RDSについて62.2%であった。
(C)結晶の乾燥
1kgのマルチトール結晶(RDSについて99.6%の検査結果)を、空気体積および温度を調節し得る典型的な実験室用流動床乾燥装置であるエアロマティック(aeomatic)流動床乾燥装置を用いて乾燥した。55℃での乾燥の後、水分含有率は0.08%であった。DSCは、150.3℃でピークを示した。
表8は、例6の分析結果の要約を示す。
Figure 0005538664
前述の一般的記載と実験例は単に本発明の例示を意図し、限定と解釈されるべきではない。本発明の精神および範囲の他の変形は可能であり、当業者に思いつくであろう。

Claims (24)

  1. マルチトール溶液をマルチトールに関して過飽和させ、この溶液からマルチトールを結晶化させることによりマルチトール溶液からマルチトールを結晶化させる方法であって、マルチトール含有溶液を過飽和状態にもたらし、過飽和溶液にシーディングが行われ、シーディングされた過飽和マルチトール溶液を120から140ミリバールまでの圧力と50から100℃までの温度での沸騰及び蒸発とによる結晶化に供し、マルチトールに関して50から80%までの結晶収率および50%を超える乾燥固形分含有率を有する結晶化処理物を得ることを特徴とする方法。
  2. 出発材料として用いられる前記マルチトール含有溶液が、溶解している乾燥固形分について少なくとも85重量%のマルチトールを含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 出発材料として用いられる前記マルチトール含有溶液が、溶解している乾燥固形分について4重量%未満のオリゴ糖含有率を有することを特徴とする請求項1または2記載の方法。
  4. 蒸発を80から90重量%までの乾燥固形分含有率となるまで行うことを特徴とする請求項項記載の方法。
  5. 前記シーディングを、前記結晶化処理物のマルチトールに基づいて、0.001から1重量%までのマルチトール種結晶をマルチトール溶液に加えることにより行うことを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 前記シーディングを、マルチトール種結晶を加えることなく行うことを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 前記沸騰及び蒸発による結晶化を1から15時間まで続けることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項記載の方法。
  8. 前記沸騰及び蒸発による結晶化と同時に追加のマルチトール含有溶液を前記マルチトール溶液に加えることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項記載の方法。
  9. 前記沸騰及び蒸発による結晶化と同時に前記マルチトール含有溶液を冷却することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項記載の方法。
  10. 前記マルチトール含有溶液をシーディング温度よりも10から20℃まで低い温度に冷却することを特徴とする請求項記載の方法。
  11. 前記沸騰及び蒸発による結晶化を、乾燥固形分に関して65から70%までの結晶収率を有する結晶化処理物を得るまで続けることを特徴とする請求項1ないし10いずれか1項記載の方法。
  12. 前記沸騰及び蒸発による結晶化が終った後、前記結晶化処理物を冷却しないで混合することを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項記載の方法。
  13. 前記混合を大気圧の下で行うことを特徴とする請求項12記載の方法。
  14. 前記混合を、50から100℃までの温度で行うことを特徴とする請求項12または13記載の方法。
  15. 前記混合を、0.5から30時間まで続けることを特徴とする請求項12ないし1のいずれか1項記載の方法。
  16. 前記沸騰及び蒸発による結晶化が終わった後、前記結晶化処理物を70から20℃までの温度範囲に冷却することを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項記載の方法。
  17. 前記混合が終了した後、前記結晶化処理物を70から20℃までの温度に冷却することを特徴とする請求項12ないし15のいずれか1項記載の方法。
  18. 前記結晶化処理物を50から30℃までの温度範囲に冷却することを特徴とする請求項16または17記載の方法。
  19. 前記結晶化処理物を10から50時間まで冷却することを特徴とする請求項16または17記載の方法。
  20. 前記結晶を遠心分離により回収することを特徴とする請求項1ないし19のいずれか1項記載の方法。
  21. 出発材料として用いられる前記マルチトール含有溶液が、溶解している乾燥固形分について少なくとも88重量%のマルチトールを含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  22. 前記蒸発を55から70℃までの温度で行うことを特徴とする請求項記載の方法。
  23. 前記沸騰及び蒸発による結晶化を55から70℃までの温度で行うことを特徴とする請求項記載の方法。
  24. 前記混合を、55から70℃までの温度で行うことを特徴とする請求項12または13記載の方法。
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