JP5538369B2 - コークス炉列のガス域への一次の燃焼空気の方向付けられた導入のための装置 - Google Patents

コークス炉列のガス域への一次の燃焼空気の方向付けられた導入のための装置 Download PDF

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Description

本発明は、非回収式若しくは熱回収式のコークス炉のコークス化室内へコークスガスの燃焼のための一次の燃焼空気を供給するための装置であって、一次の燃焼空気若しくは一次空気は、コークス炉室天井内に設けられた1つ若しくは複数の入口開口部を経て流入するようになっており、入口開口部は、コークスケーキの上方のガス域内への一次空気の分配のための装置を備えることができる形式のものに関する。更に、本発明は、コークス炉若しくはコークス炉列の運転のための方法であって、コークス化のための一次の燃焼空気は、炉の上側における各炉室の天井内に設けられた1つ若しくは複数の入口開口部を介して、コークスケーキ上に位置していてガスで満たされた領域内に導かれ、該領域内で一次空気と伴ってコークスガスの部分的な燃焼が行われる形式のものにも関し、一次空気は、ガス流の案内のための装置を介して90°よりも小さい角度でコークスケーキに向けて流されるようになっている。
石炭若しくは炭質材料からのコークスの生成は、一般的に非回収式若しくは熱回収式のコークス炉内において行われる。非回収式若しくは熱回収式のコークス炉において、石炭は高い温度に加熱され、発生するガスは、化学量論的には少ない量のいわゆる一次空気を用いて燃焼される。このような一次空気を用いた燃焼は、コークスケーキ上のガスで満たされた領域内で行われていて、一般的に不完全である。ガスで満たされた領域からは、不完全燃焼のコークスガスが、いわゆる下降管通路を介して、コークス化室の下側の二次空気用底部通路内に導かれ、そこにいわゆる二次空気が供給されて、不完全燃焼のコークスガスが完全に燃焼される。このような構成により、コークスケーキ全体の均一な熱分布が達成される。熱回収式のコークス炉においては、燃焼による熱は、エネルギーの生成に用いられる。
コークス化室内への一次空気の導入は、一般的にコークス炉室の天井の開口部を通して行われる。開口部は、一般的に一次空気をコークスケーキに対して垂直に、付加的な分配操作なしに、ガスで満たされたコークス化室内へ流過させるように構成されている。このような一次空気の流入に加えて、コークス炉ドアの上方に位置するコークス炉壁は、追加的な一次空気の供給のための開口部を備えているものもある。このような構成により、一次空気がコークス化室内に十分に供給され、コークスガスが十分に燃焼され、コークス化室の上側のガス域内に十分な熱が形成される。
空気供給技術の例は、国際公開第2006128612A1号明細書に開示されている。コークス炉のコークス化室は、天井に複数の入口開口部を有しており、入口開口部を介して、乾留中に発生したコークスガスが、該コークスガスの部分燃焼のための所定量の一次空気と一様に接触させられるようになっている。1つの炉の一次空気のための各入口開口部は、該炉の上方において1つの空気供給システムにまとめられており、各炉室の各空気供給システムは、該全ての炉室にとって共有の1つの空気供給システムに接続されている。乾留時間にわたる一次空気量の変化のために、空気供給機構と各炉室の空気供給部との間には、それぞれ制御機構が設けられている。このような構成により、一次空気の極めて均一な分配が行われる。
しかしながら、前記公知技術は、欠点として、一次空気の均一な分配を達成するために、多くの数の開口部を必要としている。このような理由から、コークスケーキの上側のガス域内における一次空気の均一な分配を、一次空気のための極めて少ない数の開口部によって達成することは、利点となる。従って、本発明の課題は、一次の燃焼空気の供給システムを改良して、天井領域における少ない数の開口部によって、一次の燃焼空気の均一な分配を達成するようにすることである。
前記課題を解決するために、本発明によれば、一次の燃焼空気の供給システムにおいて、一次の燃焼空気は、コークス炉の天井に設けられた次のような開口部を介してガス域内に流入されるようになっており、該開口部は、分配機構を有しており、該分配機構は、流入する一次空気を、傾けられた角度でコークスケーキの上のガス域内へ分配するようになっている。このような構成により、一次空気は良好に分配される。傾けられた角度での一次空気の分配は、1つの開口部においても、複数の開口部においても行われ得るものである。コークス炉室のガス域内への空気の分配は、横へ水平な1つの方向に、若しくは水平な複数の方向に、或いは水平なあらゆる方向に行われ得るものである。
本発明の形態によれば、非回収式若しくは熱回収式のコークス炉のコークス化室内のコークスガスの燃焼のための一次の燃焼空気を供給するための装置であって、各炉室の天井内に、一次空気(一次の燃焼空気)のための1つ若しくは複数の入口開口部を設けてあり、該入口開口部は、炉の上側で各炉室のために個別に、1つの空気供給機構により次のように配置されており、つまり、燃焼中に発生するコークスガスが、コークスケーキ上に位置していてガスで満たされた1つの領域内に導かれて、該領域内で一次空気と接触させられるようになっている形式のものにおいて、前記1つ若しくは複数の入口開口部は、天井の下側にガス案内のための装置を有しており、該装置は、天井を通る垂線(天井壁に対して垂直な線)に関して、つまり、該垂線に対して、開口部出口の方向付けられた流出角度、つまり、開口部出口に向けて所定の角度を有しており、該流出角度は、0°よりも大きくなっている。
側方(横方向)への一次空気の分配は、一次空気のための開口部内に配置されたガス案内のための装置(ガス案内装置)により行われ、若しくは開口部自体によって行われる。この場合に、開口部の側方の壁は、天井を通る垂線に関して、開口部出口の方向付けられた角度を有しており、該角度は、0°よりも大きく、かつ開き角である。本発明の有利な形態では、開口部の側方の壁と天井を通る垂線とにより規定される角度は、0°よりも大きく20°以下である。このような外側へ方向付けられた角度は、一貫した傾斜で構成されていてよく、若しくは段階的に形成されていてもよい。
開口部は任意に形成されていてよいものである。開口部は、該開口部を天候の影響から保護するために、天井の上側で覆われていてよい。開口部は、有利には炉室天井の上側で通路として形成されている。通路は、コークス炉内部を天候の影響から保護するために閉じられるようになっていてよい。通路を閉じる手段は、例えば簡単な覆いであってよく、簡単な覆いは、フラップ若しくはスライダーであってよい。開口部は、U字形管として形成されていてよい。一次空気の流れを良好に制御するため、若しくは強めるために、開口部を形成する管は、送風機を備えていてよい。
ガス案内装置は、任意に形成されていてよいものである。ガス案内装置は、複数の開口部を有する皿状部材若しくはディスクとして形成されていてよい。有利な形態では、ディスクは円形に形成され、かつ2〜6の開口部を有している。更に、ディスクは、空気を良好に案内するために、断面鎌形の開口部、スリット、或いはノッチ若しくは切り込みを有していてよい。燃焼空気の供給のための装置は、高耐熱性の鋼、セラミック、シリカ、若しくは粘土質耐火煉瓦、或いはこれらの構成部材の組み合わせから成っていてよい。しかしながら、該装置は、原理的には高温のガス域内への空気の導入に適したあらゆる材料から成っていてよいものである。
ガス案内装置は、任意に成形されるものである。ガス案内装置は、コークス炉室天井に直接に加工成形されていてよい。例えば、特別な開口部、入口ポート、或いは導入要素若しくは案内要素を有するディスクを作成して、該ディスクを、該ディスクのために炉壁の天井に設けられた開口部内に差し込み装着ことも可能である。このような装着は、セラミック製の接着剤、モルタル若しくはセメントを用いて行われてよい。このような構成により、ガス案内装置の取り付けは耐熱式に行われる。開口部は、一次空気の供給を向上させるために、ガス案内装置の上流側若しくは下流側に送風機を備えて構成されていてよい。ガス案内装置は、スプリント、ボルト、或いは別の適切な保持装置を用いて、一次空気の供給のための開口部内に保持されていてよい。
ガス案内装置は、交換可能に形成されていてよく、このような構成により、ガス案内装置は、運転中断時に交換されるものである。このような形態にとっては、ガス案内用の入口ポートを有するディスクが適しており、該ディスクは、必要に応じてスプリント、若しくは適切なモルタルを用いて装着される。特に効果的な流過を達成するために、ガス案内装置は、直径に対する長さの比が0.8以上でかつ10以下である通路から成っている。特に有利な形態では、ガス案内装置は、直径に対する長さの比が3以上でかつ10以下である通路から成っている。
ガス案内装置は、流入する一次空気に方向性若しくはねじり作用(旋回運動)を与えるために、螺旋要素を含んでいてよい。螺旋要素は、例えば高耐熱性の鋼から成っていてよく、若しくは煉瓦により形成されていてよいものである。ガス案内装置は、有利な形態として、ガス流速度を高めるための要素を含んでいてよい。このような要素は、ベンチュリ要素若しくは狭窄部であってよく、このようなベンチュリ要素若しくは狭窄部により、流入する一次空気の接線の速度成分が増大されるようになっている。このような構成により、一次空気とコークス化室のガス域内のコークスガスとの混合が向上される。
コークスケーキ上のガス域内への一次空気の供給を向上させるために、コークス炉ドアの上方に位置するコークス炉壁も、或いはコークス炉ドアも、一次空気の流入のための開口部を含んでいる。一次空気の供給の向上のためにコークス炉室の炉室壁にノズル状の開口部を有する構造のコークス炉室列の例は、独国特許出願公開第102007042502号明細書に開示されている。このような開口部も、ガス案内装置を装備していてよい。ノズルが直線状に形成されていて、ガス案内装置を装備していない場合には、空気はコークスケーキに平行に流れて、コークス炉室のガス域内で分配されにくくなっている。コークス炉室壁の開口部にガス案内装置を設けてあり、該装置が、コークス炉室ドアの上方に位置していて前面を画定するコークス炉壁を通る垂線に関して、開口部出口の方向付けられた0°よりも大きな角度を有している場合には、コークスケーキは、一次空気流を平行に受けるのではなく、コークスケーキへ向けられた0°よりも大きな角度で受けるようになっており、つまり、一次空気流は0°よりも大きな角度でコークスケーキに向かって流れ、これにより、一次空気はコークス炉室のガス域内に良好に分配されるようになっている。該装置は、コークス炉室天井に設けられるガス案内装置と全く同じに形成されていてよい。コークス炉室ドアの上方の前面側のコークス炉壁も、コークス炉ドア自体もガス案内装置を含んでいてよい。
コークス炉ドアの上方に位置するコークス炉壁の開口部も、或いはコークス炉ドア自体の開口部も、出口側に方向付けられた開口角度で形成されていてよく、該開口角度(開き角)は、コークス炉ドアの上方の前面側のコークス炉壁を通る垂線に関して、開口部出口の方向付けられた角度を有しており、該角度は0°よりも大きくなっている。このような構成により、流入する一次空気は、コークスケーキに対して平行にではなく、コークスケーキと平行な仮想の線を基準として0°よりも大きな角度で方向付けられ、つまり、0°よりも大きな角度でコークスケーキに向かって流れて、コークス炉室のガス域内に良好に分配される。コークス炉室壁もコークス炉室ドアも1つ若しくは複数の開口部を含んでいてよく、該開口部は、本発明に基づく開口角度若しくは本発明に基づくガス案内装置を備えている。
本発明は、コークス化室内のコークスガスの燃焼のための燃焼空気の供給のための方法にも関する。非回収式若しくは熱回収式のコークス炉のコークス化室内のコークスガスの燃焼のための燃焼空気を供給するための方法であって、一次空気は、炉の上側で各炉室の天井内に設けられた1つ若しくは複数の入口開口部を経て流入するようになっており、燃焼中に発生するコークスガスは、コークスケーキ上に位置していてガスで満たされた領域内に導かれて、該領域内で一次空気と接触させられる形式のものにおいて、本発明の構成により、一次空気は、気体流の案内のための装置を介して90°よりも小さい角度でコークスケーキに向けて流される。
コークス化室内のコークスガスの一次空気の供給するための方法は、コークス化の実施のために典型的に若しくは特に適したあらゆる条件下で行われるものである。コークス化の実施の典型的な条件は、900℃〜1550℃の温度である。コークス化の実施のために種々の原料を用いることができる。有利には、硬質炭が用いられ、褐炭、木炭若しくは生物材料を用いることも可能である。
前面側のコークス炉壁の開口部も、ガス案内装置を備えていてよい。この場合にも、一次空気の供給は、コークス炉室ドアの上方のコークス炉室の壁内の開口部を介して、一次空気の分配の向上を伴って行われる。
本発明に係る装置及び方法は、コークス炉列のガス域内に一次空気を均一に分配できるという利点を有している。本発明に係る装置は、既存の一次空気供給装置にわずかなコストで装備でき、かつ高い温度及び化学的な作用下でも故障しにくいものである。
次に、本発明に係る装置を、7つの図面に示す実施形態に基づき説明する。図面は、本発明に係る装置の構成のみを示している。
1つの実施形態に係るコークス炉列を側方から示す図である。 別の実施形態に係るコークス炉列を側方から示す図である。 更に別の実施形態に係るコークス炉室の天井を示す図である。 更に別の実施形態に係るコークス炉室の天井を示す図である。 更に別の実施形態に係るコークス炉室の天井を示す図である 1つの実施形態に係るガス案内の装置としてのディスクを示す図である。 別の実施形態に係るディスクを示す斜視図である。 更に別の実施形態に係るディスクを示す図である。 更に別の実施形態に係るコークス炉室の天井の部分的な断面図である。 更に別の実施形態に係るコークス炉室の天井の部分的な断面図である。 更に別の実施形態に係る入口ポートを示す図である。
図1は、コークス炉列(1)の側面を示している。コークス炉列の上側には、炉室天井(2)が設けられている。炉室天井(2)には、傾けられた流出角度(2a)を有する開口部(3)が設けられており、該開口部を介して一次空気(4)がコークス炉内に流入するようになっている。開口部は、入口ポート(5)を有しており、該入口ポートを介してガス流が、コークス炉室のガス域(6)内へ側方(横方向)に向けて導入されるようになっている。開口部の傾斜に基づき、ガス流は斜めに方向付けられて側方の方向に流出し、その結果として、ガス流(空気流又は気体流)はガス域内に良好に分配されるようになっている。コークス炉室の上側の開口部は、上側にU字形管状の覆い(7)を備えており、該覆いにより、開口部は天候の影響に対して保護されるようになっている。U字形管は、ガス流の制御のためのフラップ(8)を含んでいる。図面から見て取れるように、コークス炉室ドア(10)の上方に位置している側方のコークス炉室壁(9)は、コークス炉室ドアの後側に配置されコークス炉室(11)に通じる開口部、並びに、コークス炉室ドアのための作動機構(10a)を備えている。コークス炉室壁(9)は、更に、コークス炉室のガス域への一次空気の導入のための開口部(12)を含んでいる。該開口部は、一次空気(4)をコークスケーキ(13)上のガス域内へ導くようになっている。更に、二次空気用底部通路(14)及び二次空気流の制御のための開口部(15)が図面に示されている。
図2は、コークス炉列(1)の側面を示している。コークス炉列の上側には、炉室天井(2)が配置されている。炉室天井(2)には、傾けられた開口角度(2a)を有する開口部(3)が設けられており、該開口部を介して一次空気(4)がコークス炉(1)内に流入するようになっている。開口部(3)は、傾斜部を有しており、該傾斜部は、ガス案内のための装置として用いられていて、一次空気流(4)を側方の方向へ向けるようになっている。これにより、ガス流は良好に分配される。コークス炉室の上側の開口部(3)は、上側に通路(7a)を備えており、該通路は覆いとしてのフラップを含んでおり、該フラップによって、開口部は天候の影響に対して保護されるようになっている。図面から見て取れるように、同様に側方のコークス炉室壁が設けられていて、図2の実施形態ではコークス炉室ドア(10)として形成されている。コークス炉室ドア(10)は、コークス炉室のガス域(6)への一次空気(4)の導入のための開口部(12)を含んでいる。該開口部は、一次空気をコークスケーキ(13)上のガス域(6)内へ導くようになっている。該開口部は、一次空気がコークスケーキに平行にではなく、コークスケーキに向かって流れるように、出口の方向付けられた開口角度を有している(12a)。図2の実施形態においても、二次空気用底部通路(14)及び二次空気流の制御のための開口部(15)が示されている。
図3は、コークス炉室の天井(2)を示しており、該天井に設けられた開口部を介して、一次空気(4)がコークス炉内へ流入するようになっている。該開口部(3)も、入口ポート(5)を有しており、該入口ポートは、ガス案内のための装置として用いられていて、開口部(5a)を通して一次空気流(4)を方向付けるようになっている。これにより、一次空気は側方の方向(4)にコークス炉室(6)のガス域内へ流入する。該実施形態でも、開口部は、U字形管(7)によって覆われており、該U字形管は開口部を天候の影響に対して保護している。U字形管は、フラップ(8)を含んでおり、該フラップによって一次空気流(4)が制御され若しくは遮断されるようになっている。炉室天井(2)及びコークス炉室壁(9)は、図面から明らかなように、煉瓦製の壁から成っている。コークス炉室壁にはスプリント(5b)が組み込まれており、該スプリント(splint)は、開口部(5a)内で入口ポート若しくはガス案内要素(5)を保っている。
図4は、同様にコークス炉室の天井(2)を示しており、該天井に設けられた開口部を介して、一次空気(4a)がコークス炉内へ流入するようになっている。該開口部(3)も、入口ポート(5)を有しており、該入口ポートは、ガス案内のための装置として用いられていて、開口部(5a)を通して一次空気流(4)を方向付けるようになっている。U字形管状の開口部(7)は、内部に螺旋要素(7b)を有している。螺旋要素(7b)は、流入する一次空気(4a)に、ねじり作用を与えるようになっており、これにより、一次空気はコークス炉室のガス域(6)内に良好に分配される。図4には、開口部内におけるガス案内のための要素としての入口ポート(5)、及び螺旋要素の固定のためのスプリント(5b)も示されている。
図5も、同様にコークス炉室の天井(2)を示しており、該天井に設けられた開口部を介して、一次空気(4a)はコークス炉内へ流入するようになっている。U字形管状の覆い(7)は、内部にベンチュリ要素(7c)を備えており、該ベンチュリ要素により、流入する空気(4a)の接線若しくは流線の速度が高められるようになっている。開口部は内部に、入口ポートの代わりに、螺旋要素(5c)を有しており、該螺旋要素は煉瓦に固定されていて、流れる空気流にねじりを与えるようになっている。このような構成により、一次空気はコークス炉室のガス域(6)内に良好に分配される。
図6に示してあるディスク(5)は、コークス炉室天井の開口部(3)内に設けられる入口ポートとして形成されている。ディスクは、コークス炉内への一次空気(4)の流入を可能にしている開口部(3)内に押し込まれるようになっている。ディスク(5)は、典型的な実施形態ではコークス炉室天井(2)の厚さと同じ厚さを有していて、従って、コークス炉室天井の開口部(3)内に収められている。ディスク(5)は、セラミック、シリカ、若しくは粘土質耐火煉瓦から成形されていてよい。ディスクは、セラミック性のモルタル若しくは結合剤を用いて開口部内に埋め込まれている。ディスク(5)は、該実施形態では6つの円形の開口部(5a)を有しており、該開口部は、側方外側へ方向付けられている。図面には、管路(5d)も示されており、該管路はディスクの内部を貫いて延びている。コークス炉の運転時には、前記開口部を経て一次空気(4)が、コークス炉室のガス域(6)内へ流れるようになっている。管路の方向付けられた形成により、一次空気(4)は、側方外側へ流れる。
図7は、ディスク(5)を斜視図で示している。該ディスク(5)は、ここでは全高さにわたって示されている。図面には、コークス炉室天井からの取り出しのためのフック(5e)も描かれている。
図8は、同様のディスク(5)を示しており、該ディスクは、円形の開口部の代わりに、一次空気(4)の案内のためのスリット(5f)を備えている。
図9は、コークス炉室の天井(2)を示しており、一次空気(4)のための入口ポートが天井を貫いて延びている。入口ポート(5)は、コークス炉室内への出口に傾斜部(2a)を有しており、該傾斜部は、開口部から流出する気体を、コークス炉室(1)のガス域(6)内へ側方に導くようになっている。傾斜部(2a)は、ここでは開口部(3)内の縮径部(5g)により形成されていて、天井の垂線に対して0°よりも大きな角度を有している。
図10は、コークス炉室(1)の天井(2)を示しており、一次空気(4)のための入口ポート(3)が天井を貫いて延びている。入口ポートは、コークス炉室(1)内への出口に傾斜部(2a)を有しており、該傾斜部は、開口部(3)から流出する気体(4)をコークス炉室(1)のガス域(6)内へ側方に導くようになっている。傾斜部(2a)は、ここでは開口部(3)内の拡大部(5h)により形成されていて、天井を通る垂線に対して0°よりも大きな角度を有している。
図11に示してある入口ポート(5)の開口部(5a)の通路の長さ及び直径は、規定されている。直径に対する長さの比は、有利には0.8以上でかつ10以下である。直径に対する長さの比は、特に有利には3以上である。
1 コークス炉列、 2 炉室天井、 2a コークス炉室天井における垂線に対する傾斜角度、 3 開口部、 4 一次空気の流れ、 4a 外部から方向付けられて流入する一次空気、 5 開口部内の入口ポート、 5a ガス案内のための装置、 5b スプリント、 5c 螺旋要素、 5d ガス案内のための装置の内壁、 5f スリット、 5g 縮径部、 5h 拡大部、 6 ガス域、 7 一次空気開口部の覆いとしてのU字形管、 7a フラップを備えた覆いとしての管、 7b U字形管内の螺旋要素、 8 一次空気のための開口部の制御フラップ、 9 側方のコークス炉壁、 10 コークス炉室ドア、 10a コークス炉室ドアのための懸架装置、 11 コークス炉室ドアの開口部、 12 一次空気の供給のための、コークス炉室壁内のノズル状の開口部、 12a ノズル状の開口部を介して方向付けられて流入する一次空気、 13 コークスケーキ、 14 二次空気用底部通路、 15 二次空気用底部通路のための制御フラップ

Claims (11)

  1. 非回収式若しくは熱回収式のコークス炉(1)のコークス化室内のコークスガスの燃焼用の一次気の供給のための装置(5a)であって、
    − 各炉室(1)の天井(2)に、一次空気(4)のための1つ若しくは複数の入口開口部(3)を設けてあり、該入口開口部は、炉(1)の上側で各炉室のために、個別に各空気供給機構により次のように配置されており、つまり、燃焼中に発生するコークスガスが、コークスケーキ(13)上に位置していてガスで満たされた領域(6)内へ導かれて、該領域内で一次空気と接触させられるようになっている形式のものにおいて、
    − 天井(2)の下側に複数の開口部(3)を配置してあり、該開口部の少なくとも1つは、天井の垂線に対して、開口部出口に向けて角度(2a)を有しており、該角度は、0°よりも大きく、かつ開き角度であり、若しくは
    − 天井(2)の下側の1つの前記開口部(3)若しくは前記複数の開口部(3)は、一次空気の案内のための通路を形成する装置(5a)を備えており、該装置は、天井の垂線に対して、開口部出口に向けて流出角度(2a)を有しており、該流出角度は、0°よりも大きく、かつ開き角度であることを特徴とする、コークス炉列のガス域への一次気の方向付けられた導入のための装置。
  2. 天井(2)内に配置された開口部(3)は、天井(2)の上側にU字形管状の覆い(7)を備えている請求項1に記載の装置。
  3. U字形管状の覆い(7)は、フラップ(8)を有し、若しくは流入する一次空気(4)の流れの制御のための装置を有している請求項2に記載の装置。
  4. コークス炉ドアの上方に位置していて前面を画定するコークス炉壁(9)若しくはコークス炉ドア(10)に、一次空気の案内のための通路を形成する1つ若しくは複数の装置(12)を配置してあり、該装置の少なくとも1つは、コークス炉ドアの上方に位置していて前面を画定するコークス炉壁の垂線に対して、開口部出口に向けて角度(12a)を有しており、該角度は、0°よりも大きく、かつ開き角度である請求項1から3のいずれか1項に記載の装置。
  5. コークス炉ドアの上方に位置していて前面を画定するコークス炉壁(9)若しくはコークス炉ドア(10)に、開口部若しくは入口ポート(12)を配置してあり、該開口部若しくは入口ポートの少なくとも1つは、コークス炉ドアの上方に位置していて前面を画定するコークス炉壁の垂線に対して、開口部出口に向けて角度(12a)を有しており、該角度は、0°よりも大きく、かつ開き角度である請求項1から4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 一次空気の案内のための通路を形成する装置(5a,12)は、通路の直径に対する長さの比が、0.8以上でかつ10以下である請求項1から5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 一次空気の案内のための通路を形成する装置(5a,12)は、通路の直径に対する長さの比が、3以上である請求項6に記載の装置。
  8. 一次空気の案内のための通路を形成する装置(5a,12)内に、ガス流の拡大のため若しくは接線の速度成分の増大のための螺旋要素(5c)若しくはベンチュリ要素(7c)が配置されている請求項1から7のいずれか1項に記載の装置。
  9. 一次空気の供給のための装置(5)内に送風機が配置されている請求項1から8のいずれか1項に記載の装置。
  10. 一次空気の供給のための装置(5)は、高耐熱性の鋼、セラミック、シリカ、若しくは粘土質耐火煉瓦、或いはこれらの構成部材の組み合わせから成っている請求項1から9のいずれか1項に記載の装置。
  11. 非回収式若しくは熱回収式のコークス炉(1)のコークス化室内のコークスガスの燃焼用の一次空気の供給のための方法であって、
    − 一次空気が、炉の上側で各炉室(1)の天井(2)内に設けられた1つ若しくは複数の入口開口部(5,12)を経て流入するようになっており、燃焼中に発生するコークスガスが、コークスケーキ(13)上に位置していてガスで満たされた領域(6)内へ導かれて、該領域内で一次空気(4)と接触させられる形式のものにおいて、
    − 一次空気は、一次空気の案内のための通路を形成する装置(5a,12)を介して、天井の垂線に対して、90°よりも小さい角度の開き角度でコークスケーキ(13)に向けて流されることを特徴とする、コークス化室内のコークスガスの燃焼用の一次空気の供給のための方法。
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