JP5534883B2 - 入退管理システム - Google Patents

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本発明は、入退管理システムの技術に関し、特に、エレベータを利用した移動を把握等するための技術に関する。
カード(非接触ICカード)を利用した入退管理システムでは、オフィスなどの居室(区画)の扉に、カードリーダ(非接触ICカードリーダ)と電気錠を取り付け、個人(利用者)毎に入退室の権限(許可/不許可等)を付与すれば、個人の正確な所在(位置、どの区画に居るのか等)を把握することができる。
一方、管理対象のビル等の建物において、エレベータを利用して移動する人の移動階を制限したい場合、個人毎の権限の設定に応じて移動階(エレベータ停止階)を自動的に制限する制御を行う技術が挙げられる。
例えば、図10に示すように、エレベータかご(70)内に設置したカードリーダ(72)に利用者がカード(74)をかざし、個人毎に設定された権限により移動階ボタンを押下できるように制御する必要がある。これにより利用者毎に権限の無い階にはエレベータ停止できないようにする。
上記に係わり、特開2003−276957号公報(特許文献1)には、エレベータの停止階を個人毎に付与した権限により制御する技術が開示されている。例えば図10では、エレベータがある建物の2階〜4階において、利用者Aが許可されている部屋は、3階の部屋A30にしか無い。よって、この場合、2階と4階にはエレベータを停止できないように制御する(例えばエレベータ内のカードリーダで利用者のカードを読み取ると、3階ボタンしか押下できないようにする)。これにより、エレベータを含むシステムで、セキュリティをより強固なものとすることができる。
また、特開平11−303478号公報(特許文献2)は、エレベータの外扉に電気錠を付設して、正しい操作(暗証番号)をしなければ、エレベータの呼び出しボタンを操作してエレベータで移動することができないようにする技術が開示されている。
また、特開平5−250375号公報(特許文献3)は、フロア番号、ゾーン番号、エレベータ停止不可情報を通知し、通知情報を基に各個人が所属するフロアへのエレベータ停止不可を行うことが記載されているが、具体的な制御方法については記載されていない。
特開2003−276957号公報 特開平11−303478号公報 特開平5−250375号公報
上記のような入退管理システムで、利用者の所在の把握や制限を、概略的には実現できる。しかしながら、例えば図10に示すように、複数の利用者(例:A,B)が同時にエレベータ(70)を利用したとき等を考えると、問題が生じる。例えば利用者Aと利用者Bの権限(許可される部屋など)が異なった場合、エレベータを停止させることができる階も異なってくる。例えば、利用者Aは3階(部屋A30,A32)のみ許可され、利用者Bは3階(部屋A31)と4階(部屋A41)が許可される。
この場合、特許文献1等の従来技術に従うと、本来権限の無い階に利用者が降りることができてしまうという問題点がある。図10の例で言えば、利用者Aは、エレベータから4階(ホールH4)に降りる権限が無いが、その権限がある利用者Bが4階(H4)に降りた際に同時に降りることができてしまう。
また、従来技術では、上記のような可能性があるため、エレベータを利用して移動した利用者がどの階で降りたか(どの位置に居るか)について正確には把握できない。そのため、前述の部屋での入退室を対象とした、カードを用いた入退管理システムのように、個人の正確な所在を把握することは、上記エレベータを含むシステムの場合には難しいという問題点があった。
上記問題を鑑み、本発明の主な目的は、エレベータを含む入退管理システム等に係わり、複数の人(利用者)がエレベータを利用した場合などであっても、個人毎に付与された権限に基づき、権限の無い階(区画)でエレベータを降りたこと等を含め、各人の所在の正確な把握や移動の制限などを実現できる技術を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の代表的な実施の形態は、エレベータを含む入退管理システム等であって、以下に示す構成を有することを特徴とする。
本入退管理システムにおいて、エレベータを利用した人(利用者)等の対象の移動(その管理等)に関し、対象(人/物)に付されて移動するタグ(セミ・パッシブタグ等)と、タグからそのタグ情報(ID等)を発信させるための手段でありエレベータやホール(乗降場)その他に敷設される複数のトリガコイルと、トリガコイルを介してタグ情報等を受信する受信機と、タグ情報から対象の所在(区画間の移動など)や権限(区画への移動の許可/不許可等)を判定しその結果を出力するコントローラと、を備える。
壁やトリガコイルの配置に応じて区画が構成される。エレベータかご内や、エレベータの前のホール(乗降場)を区画として管理する。トリガコイルは例えば2つ1組で配置される。区画間に配置されるトリガコイルにより、区画間の移動を検知する。
本システム(コントローラ)で有する制御の機能において、例えばタグを所持した利用者(対象)が例えばエレベータかご内の区画から所定の階のホールの区画へ降りた(入った)時に、上記トリガコイル、及び受信機等を通じたタグ情報等の取得に基づいて、対象の所在(どの区画に居るか等)を検知・把握する。そして、対象の権限の管理情報に基づき、対象の移動に関する権限、即ち当該区画に降りる(入る)ことが許可されるか否か等を判定する。そして、これにより当該区画に降りる権限が無いのに降りた事などを検出した場合、例えば警報装置またはシステム管理サーバ等に対して異常信号(通知情報)を発生させると共に、対象の所在を通知等する。
本システム形態は、例えば、エレベータを含む建物を管理対象とする入退管理システムであって、人または物である対象に付されるRFID方式のタグと、前記建物内の少なくとも前記エレベータ及びその乗降場の付近に区画の構成に対応して設置され前記タグからタグ情報を発信させるための複数のトリガコイルと、前記トリガコイルを介して前記タグ情報を含む情報を受信する受信機と、前記受信機を通じて前記タグ情報を含む情報を取得し、前記タグの対象に関する区画間の移動を検知し、当該移動の権限を判定し、制御するためのコントローラと、を有する。前記エレベータと前記乗降場との間に前記トリガコイルが配置されることで少なくとも前記エレベータ内の区画と前記乗降場の区画とを有する。そして、前記コントローラは、前記タグの対象が、前記エレベータ内の区画から前記乗降場の区画へ降りた時、その移動を検知し、その移動の権限を判定する。
本発明の代表的な実施の形態によれば、入退管理システム等に係わり、複数の人(利用者)がエレベータを利用した場合などであっても、個人毎に付与された権限に基づき、権限の無い階でエレベータを降りたこと等を含め、各人の所在の正確な把握や移動の制限などを実現できる。
本発明の一実施の形態の入退管理システムのブロック構成を示す図である。 本発明の一実施の形態の入退管理システムの基本構成例を示す図である。 図1,図2に基づく応用構成例を示す図である。 本実施の形態で管理対象例として適用する建物内のレイアウト構成例を示す図である。 (a),(b)は、図4の建物内のエレベータホール付近の区画やトリガコイル配置等の構成例を上から示す図であり、(a)は1階、(b)は4階の場合である。 (a)〜(c)は、図5(b)の4階の場合で、利用者の移動パターン例を示す図(その1)である。 (d)〜(f)は、図5(b)の4階の場合で、利用者の移動パターン例を示す図(その2)である。 利用者(対象)の権限を管理するためのテーブル(対象権限管理情報)の構成例を示す図である。 図4の建物内(1階と4階の場合の一部)での利用者(対象)の区画間の移動を検知・判定・制御等するためのテーブル(検知パターン管理情報)の構成例を示す図である。 従来技術に係わり、建物内で利用者がエレベータを利用して移動する例を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
[システム]
図1において、本実施の形態の入退管理システムのハードウェア及びソフトウェアのブロック構成を示す。本システムは、エレベータ70(1つ以上)、操作パネル71(エレベータ70内外)、エレベータ指示装置(中継装置)72、コントローラ30、サーバ10、表示装置(端末)20、警報装置60、受信機40、トリガコントローラ50(複数)、トリガコイル51(複数)、対象(人/物)が持つタグ52、ネットワーク90、等を有する構成である。
対象として例えば利用者(人)はタグ52を所持する。人の移動と共にタグ52が移動することになる。対象が物の場合は、例えばノートPC等の物品にタグ52が付される。タグ52付きの物を人が持ち運びすること等によってタグ52が移動することになる。
トリガコイル51は、建物内の通路やエレベータ70内などに設置され、区画を構成する要素である。トリガコイル51は、磁界をつくり、タグ52の通過の際にタグ52からタグ情報を発信させる媒介となる。タグ52は、セミ・パッシブタグ等のRFIDタグであり、トリガコイル51による磁界を受けて、タグ情報(ID等を含む)を発信する。受信機40は、トリガコイル51を媒介としたタグ52からの情報を受信して読み取り、読み取った情報をコントローラ30へ送信する。上記トリガコイル51から受信機40への受信情報には、タグ情報(タグID等)に加え当該トリガコイル51を識別するトリガコイルID等の情報がエンコードされる。よって、タグ52が通過したトリガコイル51を識別・判定できる。
コントローラ30は、特徴的な処理部であり、受信機40から送信された情報をもとに、タグ52に対応する対象(利用者ID等)や対象が通過したトリガコイル51(トリガコイルID等)等を識別することができ、それにより対象の区画間の移動についての検知・判定・制御等の処理を行う。コントローラ30(ないしサーバ10)は、対象(人/物)の情報、対象のタグ52のID、区画のID、トリガコイル51のID、等の制御に必要な情報を対応付けて管理する(後述の図8、図9等)。
コントローラ30の情報は、ネットワーク90を介して、サーバ30にて収集・蓄積することができる。例えば、コントローラ30からサーバ10へ、対象が現在どの区画に居るのか等を示す情報が出力され記録される。サーバ10には、本入退管理に係わる各種情報が管理され、管理者等は、表示装置(端末)20によりそれら各種情報を確認することや、管理情報(各装置の構成情報(ID等)等を含む)を設定すること等ができる。また、サーバ10からネットワーク90を介してコントローラ30等の各装置へ、上記管理情報などを反映・設定することができる。
エレベータ指示装置(中継装置)70は、エレベータ70の動作を指示・制御する公知技術による装置である。利用者の操作パネル71の操作(行き先階ボタン、扉の開閉ボタンの押下など)に従い、エレベータ指示装置(中継装置)70は、エレベータ70を動作させる。
トリガコントローラ50は、対応して接続されるトリガコイル51を制御する。各トリガコントローラ50は、コントローラ30やサーバ10に対して接続される。トリガコントローラ50では、対応する各トリガコイル51のID(トリガコイルID)等の情報も管理する。このトリガコイルID等の情報は、サーバ10から各トリガコントローラ50へ設定することができる。
警報装置60は、コントローラ30からの制御(異常信号など)に従い、管理者や対象に対して警報を発する。
また、非接触ICカード74(利用者が持つ)及び非接触ICカードリーダ72を用いたシステム形態(例えば既存のカード入退管理システムとの併用のシステム形態)とすることができるが、これらの具備は必須ではない。カードリーダ72を用いる場合、例えばエレベータ70内に操作パネル71と連動するようにカードリーダ72を設ける。そして例えば、利用者のカード74の認証による利用者の権限の有無に応じて利用者のエレベータ停止階を制限する機能を有する。また各部屋のドアなどにカードリーダ72を設けることで、部屋に関する入退管理がされる。
[基本構成例]
図2において、本発明の一実施の形態の入退管理システムの基本構成例について示している。エレベータ(エレベータかご)70は、操作パネル71(71A,71B)、中継装置73等を通じて、コントローラ30に接続される。エレベータ70内に、タグ52を所持する利用者などの対象が乗る。各トリガコイル51(51A〜51D)には、それぞれトリガコントローラ(TC)50が接続されている。各TC50は、例えばネットワーク90を介してコントローラ30に接続される。また、各トリガコイル51からの発信(無線)が届く範囲内に、受信機40が設けられている。
エレベータ70側には扉81A及び操作パネル71A等を有する。エレベータホール(H)側には、対応して扉81B及び操作パネル71B等を有する。
更に、エレベータ70内には、操作パネル71A等の位置に、前述のカードリーダ72を備えてもよい。これにより例えば利用者毎の移動階(停止階)の制御機能を持たせる。なおこの場合はタグ52とカード74の両方を用いたシステム形態になる。
本システムでは、対象の所在を管理するための仮想的な単位(エリア)である「区画」を有する。この区画は、物理的に閉じられた部屋などの空間には限定されない。本システムでは、エレベータ(エレベータかご)70内を区画、例えば区画Eとし、ホール(H)におけるエレベータ70の前(乗降場)の区画(壁やトリガコイル51などによって分けられる単位)を、例えば区画Aとして、管理する。また区画Aとトリガコイル51を介して連続してつながる他の区画の例を区画Bとする。方向Aは、エレベータ70内の区画Eからホール(乗降場)の区画Aへの移動(エレベータ70から降りる場合)である。方向Bは、ホール(乗降場)の区画Aから、エレベータ70内の区画Eへの移動(エレベータ70に乗る場合)である。
区画間にトリガコイル51が配置(敷設)される。区画Eと区画Aとの間には、トリガコイル51A,51Bのペアが配置されている。区画Aと区画Bとの間には、トリガコイル51C,51Dのペアが配置されている。特に本実施の形態では、エレベータ70内に、ペアのうちの一方のトリガコイル51Aを設け、ホール側の扉81B付近に他方のトリガコイル51Bを設けた例である。なおエレベータかご70内にトリガコイル51を設ける場合、例えば天井面にトリガコイル51のループを配置する等、敷設の仕方は各種可能である。
なお他の実施の形態として、エレベータかご70内にはトリガコイル51(51A)を設けずに、ホール側の扉81B付近などにペアでトリガコイル51を設ける構成としてもよい。
上記構成において、例えば方向Aのように、タグ52を持つ対象(例えば人)が、エレベータ70内の区画Eからホールの区画Aに降りた時、トリガコイル51Aと51Bのペアによって、タグ52からのタグ情報(及び該当トリガコイル51のトリガコイルID等)が、受信機40を介して、コントローラ30へと取得される。方向Bの場合も同様である。これにより、対象の区画E−A間の移動を検知できる。コントローラ30は、対象の区画間の移動の検知とともに、対象の権限を判定する。例えば対象が、区画Eから区画Aに入る権限が無い場合(区画Aが不許可の場合)、例えばコントローラ30からサーバ10へ異常通知し、警報装置60を鳴らす。同様に、対象が区画Aから区画Bに移動した場合、トリガコイル51Cと51Dのペアを通じて検知されることになる。例えば対象が、区画Aから区画Bに入る権限が無い場合、異常通知される。
コントローラ30は、時間軸上での各タグ52(タグ情報)の検知・読み取りの順序(例えばトリガコイル51のペアのタグ52の通過順序)などから、区画間での対象の移動の方向や所在を判定できる。例えば、第1のトリガコイル51A、第2のトリガコイル51Bの順での検知であれば、方向Aのように区画Eから区画Aへの移動であると判定でき、逆の順の検知であれば、方向Bのように区画Aから区画Bへの移動であると判定できる。また、トリガコイル51Aの次にトリガコイル51Dの検知であれば、区画A内に居ると判定できる。
[応用構成例]
図3において、図1,図2に基づき、管理対象の建物に応じた具体的な応用構成例を示している。エレベータ70が2機ある場合である。本入退管理システムは、コントローラ30(30a,30b)、トリガコントローラ50{50x,50y,50ab,50cd等}、トリガコイル51{51x,51y,51a,51b,51c,51d等}、エレベータ70(70x,70y)、その他、前述同様の要素を有する構成である(ホール側の操作パネル71は省略)。
区画の例として、第1のエレベータ70x内の区画X、第2のエレベータ70y内の区画Y、エレベータ70x,70yの前の1つの区画FA、区画FAから奥へつながる区画FB、等がある。
また例えば、2つあるコントローラ30の一方(30a)を、前述のカードリーダ72を用いたシステムの場合のエレベータ移動階制御用とし(カードリーダ72は図示省略)、他方(30b)を、図2同様の主な制御用(トリガコイル51制御用)とする構成例である。
[建物例]
図4において、本システムにおける管理対象の建物内のレイアウト構成例を示している。1階(1F)から4階(4F)まで通じるエレベータ70がある。各階でエレベータ70に乗降するためのエレベータホールH(H1〜H4)がある。ホールや通路から各部屋(A20等)につながっている。対象となる利用者、例えばA,Bが、それぞれタグ52を所持する。なおカードリーダ72を用いないシステム形態の場合であるが、用いる場合はエレベータ70内や部屋のドア等に設けられる。利用者A,Bは、それぞれ権限が付与されている。例えば利用者A,Bともに、1FのホールH1からエレベータ70に乗ることが許可(OK)される。また、利用者Aは、3Fの部屋A30,A32に入ることが許可され、他の部屋は不許可(NG)である。利用者Bは、3Fの部屋A31及び4Fの部屋A41に入ることが許可され、他の部屋は不許可(NG)である。利用者Aは、(部屋A30に行くために)エレベータ70から3FのホールH3に降りることが許可される。利用者Bは、(部屋A31,A41に行くために)エレベータ70から3F,4FのホールH3,H4に降りることが許可される。逆方向(部屋からエレベータ70に乗って1Fに戻る方向)でも同様である。
図5において、図4の建物内のホール付近の区画やトリガコイル51の配置等の構成例を示している。(a)は1階、(b)は4階の場合である。Tはトリガコイル51及びそのIDを示すとする。例えばT4aは図3の51aに対応し、Txは51xに対応する。なおホールH等の空間のうちエレベータ70のすぐ前を乗降場と称することにする。
図5(a)で、1FのホールH1の区画1F1があり、2機のエレベータ70x,70yに乗降できる。各エレベータ70x,70y内の区画が区画X,Yである。ホールH1の左手側には例えば階段その他に通じる区画1F2がある(トリガコイルT1c,T1dで区画される)。
図5(b)で、4FのホールH4において、エレベータ70x,70yの前の乗降場の区画4F1がある。エレベータ70から降りて右手側には、区画4F1からつながる区画4F2があり、更に奥の区画4F3へつながっている。トリガコイル51としては、区画X−4F1間のTx,T4a、区画Y−4F1間のTy,T4b、区画4F1−4F2間のT4c,T4d、区画4F2−4F3間のT4e,T4f、等がある。
また例えば区画4F1や4F2には警報装置60が設けられ、不正侵入(異常通知)などの場合に警報や警告が発される。区画4F3は、例えば各部屋へつながる通路である。各部屋のドアの位置にカードリーダ72が設けられて、部屋単位の区画の入退管理がされてもよい。あるいは、各部屋のドアの位置にトリガコイル51のペアを設ける構成としてもよく、その場合はエレベータホール付近の区画と同様に、区画間の移動の検知等が実現される。
また、2FのホールH2,3FのホールH3についても、図5(b)の構成と同様であるものとして説明は省略する。以下、一例として、図5(a)の1FのホールH1と、図5(b)の4FのホールH4との間で対象(利用者)が移動した場合を用いて説明する。
[テーブル(1)]
図8のテーブル(対象権限管理情報)は、対象(利用者)毎に付与する、区画に関する権限の管理情報の構成例である。区画として、ホールや通路等のエリアだけでなく、部屋やエレベータ等も含まれる。利用者毎に、許可する区画、不許可する区画を管理する。不許可を“0”、許可を“1”とする。各区画は、“1F1”等のIDや番号で管理される。例えば区画“A20”〜“A42”は部屋(図4)を示し、区画“1F1”等及び区画“X”等は図5等に示した各区画を示す。例えば利用者A,Bの権限をみると、エレベータ70x,70y内の区画X,Y、及び4Fのエレベータ70x,70y前の区画4F1は共に許可されている。また区画4F1から更に奥の区画4F2等に関しては、利用者Aは不許可、利用者Bは許可になっている。
本例では、図4のように利用者(例えばA)が基本的に権限の無い階(4F)に対し、エレベータ70の前の区画4F1で乗り降りすることまでは許可し、それよりも奥の区画4F2等に進むことを不許可に制御している場合である。エレベータ70の前の区画4F1に降りること自体を不許可に制御する場合は、図8のテーブルの設定をそのように変更することで実現できる。
[テーブル(2)]
図9のテーブル(検知パターン管理情報)は、対象の区画間の移動を検知するために用いる管理情報の構成例である。タグ情報を読み取った際の2つのトリガコイル51(第1(前検知)トリガコイル、第2(後検知)トリガコイル)の関係による移動元・移動先の区画の検知のパターンを定義している。「パターン」は検知パターンを識別する番号を示す。尚ここでいうパターンとは図6等の移動パターンとは異なる。「第1(前検知)トリガコイル」は、2つのうち時間的に前に検知したトリガコイル51のIDである。「第2(後検知)トリガコイル」は、2つのうち時間的に後に検知したトリガコイル51のIDである。「移動元区画」、「移動先区画」は、それぞれの区画のIDを示す。なお1Fと4Fに関する一部の定義のみ示しているが、すべてのパターンの情報を定義して保持する。
また例えば、第1トリガコイルと第2トリガコイルが同じ場合は、移動元区画と移動先区画が同じ(区画間移動はしていない)と判定できる。例えば、第1トリガコイルと第2トリガコイルが同じT1aの場合、移動元区画と移動先区画が同じ区画1F1であると判定できる。
また上述した例は、エレベータ70からホールの区画に降りた際の制御例であるが、逆にホールの区画からエレベータ70に乗る場合にについても、同様に実現できる。
[移動パターン例]
図6,図7における(a)〜(f)は、図5(b)の4FのホールH4の場合で、利用者の区画間の移動パターンの一部の例(Pa〜Pf)を示している。第1のエレベータ70x(区画X)から4FのホールH4の乗降場の区画4F1に降りた場合で、その後の各種の移動に関するパターンがある。
図6(a)(移動パターンPaとする)は、タグ52を所持する利用者が、エレベータ70x(区画X)から降りてホールの区画4F1に入るよう移動し、そこから再び同じエレベータ70x(区画X)に乗った場合である。即ちPaにおける利用者(タグ52)の所在(区画)の順序は、(1)X→(2)4F1→(3)X、である。Paの場合、検知の際、第1トリガコイルTx,第2トリガコイルT4aのペアを通過したタグ52から発信されたタグ情報等が、受信機40を経由して、コントローラ30(30a,30b)に送信される。そして、コントローラ30は、当該検知パターンが、図9のパターン15,16に該当することを判定する。これらにより、現在の最終的な移動先区画が、区画X(即ちエレベータ70x内)であることが確定する。またこの際、コントローラ30は、図8のテーブルを参照し、区画4F1に関する権限は、利用者A,Bともに「許可(1)」となっている。そのため、この場合は、警報装置60やサーバ10への異常通知は発生しない。
図6(b)(移動パターンPb)は、利用者(タグ52)が、第1のエレベータ70x(区画X)から降りてホールの区画4F1に入り、そこから第2のエレベータ70y(区画Y)に乗った場合である。即ちPbでの順序は、(1)X→(2)4F1→(3)Y、である。Pbの場合、区画Xから、Tx,T4aを通過して区画4F1に入り、T4b,Tyを通過して区画Yに入る。Pbの場合は、パターン15,20,18に該当する。区画4F1に関する権限は、利用者A,Bともに許可となっているため、Paと同様に異常通知は発生しない。
図6(c)(移動パターンPc)は、利用者(タグ52)が、エレベータ70x(区画X)から降りてホールの区画4F1に入り、そこから右側の区画4F2に入り、そこから区画4F1に戻り、エレベータ70x(区画X)に乗った場合である。即ちPcでの順序は、(1)X→(2)4F1→(3)4F2→(4)4F1→(5)X、である。Pcの場合、区画Xから、Tx,T4aを通過し、T4c,T4dを通過して、区画4F2に達する。Pcの場合は、パターン15,24,28,29,25,16に該当する。区画4F2に関する権限は、利用者Aは不許可、利用者Bは許可、となっている。そのため、コントローラ30は、利用者AがT4dを通過して区画4F2に入った時点(パターン28の時点)で、利用者Aに対する異常通知を発生させる。
図7(d)(移動パターンPd)は、利用者(タグ52)が、エレベータ70x(区画X)から降りてホールの区画4F1に入り、そこから右側の区画4F2に入り、そこから区画4F1に戻り、第2のエレベータ70y(区画Y)に乗った場合である。即ちPdでの順序は、(1)X→(2)4F1→(3)4F2→(4)4F1→(5)Y、である。Pdの場合、パターン15,24,28,29,27,18に該当する。区画4F2に関する権限は、利用者Aは不許可、利用者Bは許可、となっているため、Pcと同様に、コントローラ30は、利用者Aが区画4F2に入った時点で、利用者Aに対する異常通知を発生させる。
図7(e)(移動パターンPe)は、利用者(タグ52)が、エレベータ70x(区画X)から降りてホールの区画4F1に入り、そこから右側の区画4F2に入り、そこから更に奥の区画4F3に入り、そこから区画4F2,区画4F1と戻って、エレベータ70x(区画X)に乗った場合である。即ちPeでの順序は、(1)X→(2)4F1→(3)4F2→(4)4F3→(5)4F2→(6)4F1→(7)X、である。Peの場合、前述同様に区画4F2に達し、更に区画4F2から、T4e,T4fを通過して、区画4F3に達する。Peの場合は、パターン15,24,28,32,34,35,33,29,25,16に該当する。区画4F2,4F3に関する権限は、利用者Aは不許可、利用者Bは許可、となっている。そのため、コントローラ30は、利用者AがT4dを通過して区画4F2に入った時点(パターン28の時点)、及びT4fを通過して区画4F3に入った時点(パターン32の時点)で、利用者Aに対する異常通知を発生させる。
図7(f)(移動パターンPf)は、利用者(タグ52)が、エレベータ70x(区画X)から降りてホールの区画4F1に入り、そこから右側の区画4F2に入り、そこから更に奥の区画4F3に入り、そこから区画4F2,区画4F1と戻って、第2のエレベータ70y(区画Y)に乗った場合である。即ちPfでの順序は、(1)X→(2)4F1→(3)4F2→(4)4F3→(5)4F2→(6)4F1→(7)Y、である。Pfの場合は、パターン15,24,28,32,34,35,33,29,27,18に該当する。Peと同様に利用者Aに対する異常検知を発生させる。
上記例の通り、許可の権限を持たない区画への利用者(タグ52)の移動を検知して自動的に異常通知を発生させる。これにより、タグ52の対象が利用者の場合、不許可区画への不正侵入等を検知、警告等することができる。
[効果等]
以上のように本実施の形態の入退管理システムによれば、複数の対象(利用者等)が同時にエレベータ70を利用した場合などであっても、対象毎の権限に基づき、権限の無い階の区画にエレベータ70から降りたことや、逆にエレベータ70に乗ったこと等を含め、各対象の所在の正確な把握や移動の制限(異常通知など)などを実現できる。即ちエレベータを含む入退管理システムのセキュリティを高めることが実現できる。
図4の例で言えば、権限のある利用者Bがエレベータ70から4FのホールH4へ降りた際に、同時に利用者Aが降りてしまい、利用者Aに当該区画に入る(居る)権限が無い場合は、そのことを検知して把握することができる。
また本システムの運用例として、タグ52の対象が物の場合、許可区画外への物の不正持ち出し等を検知、警告等できる。例えば人にタグ52を所持させると共に、例えばノートPC等の物品にタグ52を付与し、それぞれ権限管理情報などを設定する。これら両方の組み合わせでも機能する。また例えば、人の権限(例えばある区画への移動許可)よりも物の権限(例えばある区画への移動不許可)を優先させる設定・制御等も可能である。
また前述のように、公知のカードリーダ72を用いた入退管理システムとの併用のシステム形態も可能である。管理対象の建物内に既存のカードリーダ72を用いた入退管理システムがある場合は、そのまま利用し、本システムに特有のトリガコイル51やコントローラ30等の要素を追加すればよい。また併用する場合には、カード74とタグ52を一体化させた構成などとしてもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、本実施の形態では、区画間に2つ1組のトリガコイル51を配置する構成としたが、これに限定されず、1つでも、3つ以上でも可能である。例えば技術的に1つのトリガコイル51で通過の方向性も含めて検知できるのであれば、区画間に1つのトリガコイル51を配置する構成としてもよい。
例えば、本実施の形態では、エレベータホールに対して複数(2機)のエレベータ70があり、乗降場を1つの区画(例えば区画4F1)として管理しているが、これは各エレベータ70毎の乗降場に対応して複数の区画に分けて管理してもよい(各区画間にトリガコイル51のペアを配置)。
本発明は、入退管理システムなどに利用可能である。
10…サーバ、20…表示装置(端末)、30(30a,30b)…コントローラ、40…受信機、50(50x,50y,50ab,50cd)…トリガコントローラ(TC)、51(51A〜51D,51a〜51d,51x,51y,Tx,Ty,T1a〜T1d,T4a〜T4f)…トリガコイル(T)、52…タグ(セミ・パッシブタグ)、60…警報装置、70(70x,70y)…エレベータ(エレベータかご)、71(71a,71b,71A,71B)…操作パネル、72(72a,72b)…カードリーダ(非接触ICカードリーダ)、73…中継装置(エレベータ指示装置)、74…カード(非接触ICカード)、81A,81B…扉、90…ネットワーク。

Claims (8)

  1. エレベータを含む建物を管理対象とする入退管理システムであって、
    人または物である対象に付されるRFID方式のタグと、
    前記建物内の少なくとも前記エレベータ及びその乗降場の付近に区画の構成に対応して設置され前記タグからタグ情報を発信させるための複数のトリガコイルと、
    前記トリガコイルを介して前記タグ情報を含む情報を受信する受信機と、
    前記受信機を通じて前記タグ情報を含む情報を取得し、前記タグの対象に関する区画間の移動を検知し、当該移動の権限を判定し、制御するためのコントローラと、を有し、
    前記エレベータと前記乗降場との間に前記トリガコイルが配置されることで少なくとも前記エレベータ内の区画と前記乗降場の区画とを有し、
    前記コントローラは、前記タグの対象が、前記エレベータ内の区画から前記乗降場の区画へ降りた時、当該移動を検知し、当該移動の権限を判定し、その結果を出力し、
    前記コントローラは、前記タグの対象が、前記乗降場の区画から前記エレベータ内の区画へ乗った時、当該移動を検知し、当該移動の権限を判定し、その結果を出力し、
    前記建物の前記エレベータの乗降場を含む空間において、前記複数のトリガコイルが配置されることで、複数の区画が構成され、
    前記コントローラは、前記乗降場を含む空間の前記複数の区画における前記対象の区画間の移動を検知し、当該移動の権限を判定し、その結果を出力し、
    前記エレベータの乗降場を含む空間において、前記エレベータから降りて前記乗降場の前方または左右の少なくともいずれかの位置に前記トリガコイルが配置されることで、前記乗降場の区画と、それにつながる他の区画とが構成され、
    前記コントローラは、前記対象が、前記乗降場の区画から前記トリガコイルを通過して前記他の区画に入ること、及び、前記他の区画から前記乗降場の区画に入ることを検知し、当該対象の移動の権限を判定し、その結果を出力すること、を特徴とする入退管理システム。
  2. 請求項記載の入退管理システムにおいて、
    前記コントローラは、前記複数のトリガコイルのうちの任意の2つのトリガコイルの組み合わせにおける時間的な検知の順序に基づき前記対象の区画間の移動を判定すること、を特徴とする入退管理システム。
  3. 請求項記載の入退管理システムにおいて、
    前記区画間には前記トリガコイルが2つ1組で配置され、
    前記コントローラは、前記複数のトリガコイルのうちの前記2つ1組のトリガコイルにおける時間的な検知の順序に基づき前記対象の前記対象の区画間の移動を判定すること、を特徴とする入退管理システム。
  4. 請求項1記載の入退管理システムにおいて、
    前記エレベータと前記乗降場との間に前記トリガコイルが2つ1組で配置されることで前記エレベータ内の区画と前記乗降場の区画とを有し、
    前記2つ1組のトリガコイルにおける一方のトリガコイルが前記エレベータ内に配置され、他方のトリガコイルが前記乗降場の扉付近に配置されること、を特徴とする入退管理システム。
  5. 請求項1記載の入退管理システムにおいて、
    前記エレベータと前記乗降場との間に前記トリガコイルが2つ1組で配置されることで前記エレベータ内の区画と前記乗降場の区画とを有し、
    前記2つ1組のトリガコイルにおける両方のトリガコイルが前記乗降場の扉付近に配置されること、を特徴とする入退管理システム。
  6. 請求項1記載の入退管理システムにおいて、
    前記コントローラは、前記判定に基づき、前記対象が権限の無い区画に入ったことを検知した時、異常通知を警報装置またはサーバへ出力すること、を特徴とする入退管理システム。
  7. 請求項1記載の入退管理システムにおいて、
    前記コントローラは、前記判定に基づき、前記対象が現在どの区画に居るのかを示す情報を出力すること、を特徴とする入退管理システム。
  8. 請求項1記載の入退管理システムにおいて、
    前記タグは、セミ・パッシブタグであり、前記トリガコイルは、前記セミ・パッシブタグに対応した方式のトリガコイルであること、を特徴とする入退管理システム。
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