JP5534883B2 - 入退管理システム - Google Patents
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図1において、本実施の形態の入退管理システムのハードウェア及びソフトウェアのブロック構成を示す。本システムは、エレベータ70(1つ以上)、操作パネル71(エレベータ70内外)、エレベータ指示装置(中継装置)72、コントローラ30、サーバ10、表示装置(端末)20、警報装置60、受信機40、トリガコントローラ50(複数)、トリガコイル51(複数)、対象(人/物)が持つタグ52、ネットワーク90、等を有する構成である。
図2において、本発明の一実施の形態の入退管理システムの基本構成例について示している。エレベータ(エレベータかご)70は、操作パネル71(71A,71B)、中継装置73等を通じて、コントローラ30に接続される。エレベータ70内に、タグ52を所持する利用者などの対象が乗る。各トリガコイル51(51A〜51D)には、それぞれトリガコントローラ(TC)50が接続されている。各TC50は、例えばネットワーク90を介してコントローラ30に接続される。また、各トリガコイル51からの発信(無線)が届く範囲内に、受信機40が設けられている。
図3において、図1,図2に基づき、管理対象の建物に応じた具体的な応用構成例を示している。エレベータ70が2機ある場合である。本入退管理システムは、コントローラ30(30a,30b)、トリガコントローラ50{50x,50y,50ab,50cd等}、トリガコイル51{51x,51y,51a,51b,51c,51d等}、エレベータ70(70x,70y)、その他、前述同様の要素を有する構成である(ホール側の操作パネル71は省略)。
図4において、本システムにおける管理対象の建物内のレイアウト構成例を示している。1階(1F)から4階(4F)まで通じるエレベータ70がある。各階でエレベータ70に乗降するためのエレベータホールH(H1〜H4)がある。ホールや通路から各部屋(A20等)につながっている。対象となる利用者、例えばA,Bが、それぞれタグ52を所持する。なおカードリーダ72を用いないシステム形態の場合であるが、用いる場合はエレベータ70内や部屋のドア等に設けられる。利用者A,Bは、それぞれ権限が付与されている。例えば利用者A,Bともに、1FのホールH1からエレベータ70に乗ることが許可(OK)される。また、利用者Aは、3Fの部屋A30,A32に入ることが許可され、他の部屋は不許可(NG)である。利用者Bは、3Fの部屋A31及び4Fの部屋A41に入ることが許可され、他の部屋は不許可(NG)である。利用者Aは、(部屋A30に行くために)エレベータ70から3FのホールH3に降りることが許可される。利用者Bは、(部屋A31,A41に行くために)エレベータ70から3F,4FのホールH3,H4に降りることが許可される。逆方向(部屋からエレベータ70に乗って1Fに戻る方向)でも同様である。
図8のテーブル(対象権限管理情報)は、対象(利用者)毎に付与する、区画に関する権限の管理情報の構成例である。区画として、ホールや通路等のエリアだけでなく、部屋やエレベータ等も含まれる。利用者毎に、許可する区画、不許可する区画を管理する。不許可を“0”、許可を“1”とする。各区画は、“1F1”等のIDや番号で管理される。例えば区画“A20”〜“A42”は部屋(図4)を示し、区画“1F1”等及び区画“X”等は図5等に示した各区画を示す。例えば利用者A,Bの権限をみると、エレベータ70x,70y内の区画X,Y、及び4Fのエレベータ70x,70y前の区画4F1は共に許可されている。また区画4F1から更に奥の区画4F2等に関しては、利用者Aは不許可、利用者Bは許可になっている。
図9のテーブル(検知パターン管理情報)は、対象の区画間の移動を検知するために用いる管理情報の構成例である。タグ情報を読み取った際の2つのトリガコイル51(第1(前検知)トリガコイル、第2(後検知)トリガコイル)の関係による移動元・移動先の区画の検知のパターンを定義している。「パターン」は検知パターンを識別する番号を示す。尚ここでいうパターンとは図6等の移動パターンとは異なる。「第1(前検知)トリガコイル」は、2つのうち時間的に前に検知したトリガコイル51のIDである。「第2(後検知)トリガコイル」は、2つのうち時間的に後に検知したトリガコイル51のIDである。「移動元区画」、「移動先区画」は、それぞれの区画のIDを示す。なお1Fと4Fに関する一部の定義のみ示しているが、すべてのパターンの情報を定義して保持する。
図6,図7における(a)〜(f)は、図5(b)の4FのホールH4の場合で、利用者の区画間の移動パターンの一部の例(Pa〜Pf)を示している。第1のエレベータ70x(区画X)から4FのホールH4の乗降場の区画4F1に降りた場合で、その後の各種の移動に関するパターンがある。
以上のように本実施の形態の入退管理システムによれば、複数の対象(利用者等)が同時にエレベータ70を利用した場合などであっても、対象毎の権限に基づき、権限の無い階の区画にエレベータ70から降りたことや、逆にエレベータ70に乗ったこと等を含め、各対象の所在の正確な把握や移動の制限(異常通知など)などを実現できる。即ちエレベータを含む入退管理システムのセキュリティを高めることが実現できる。
Claims (8)
- エレベータを含む建物を管理対象とする入退管理システムであって、
人または物である対象に付されるRFID方式のタグと、
前記建物内の少なくとも前記エレベータ及びその乗降場の付近に区画の構成に対応して設置され前記タグからタグ情報を発信させるための複数のトリガコイルと、
前記トリガコイルを介して前記タグ情報を含む情報を受信する受信機と、
前記受信機を通じて前記タグ情報を含む情報を取得し、前記タグの対象に関する区画間の移動を検知し、当該移動の権限を判定し、制御するためのコントローラと、を有し、
前記エレベータと前記乗降場との間に前記トリガコイルが配置されることで少なくとも前記エレベータ内の区画と前記乗降場の区画とを有し、
前記コントローラは、前記タグの対象が、前記エレベータ内の区画から前記乗降場の区画へ降りた時、当該移動を検知し、当該移動の権限を判定し、その結果を出力し、
前記コントローラは、前記タグの対象が、前記乗降場の区画から前記エレベータ内の区画へ乗った時、当該移動を検知し、当該移動の権限を判定し、その結果を出力し、
前記建物の前記エレベータの乗降場を含む空間において、前記複数のトリガコイルが配置されることで、複数の区画が構成され、
前記コントローラは、前記乗降場を含む空間の前記複数の区画における前記対象の区画間の移動を検知し、当該移動の権限を判定し、その結果を出力し、
前記エレベータの乗降場を含む空間において、前記エレベータから降りて前記乗降場の前方または左右の少なくともいずれかの位置に前記トリガコイルが配置されることで、前記乗降場の区画と、それにつながる他の区画とが構成され、
前記コントローラは、前記対象が、前記乗降場の区画から前記トリガコイルを通過して前記他の区画に入ること、及び、前記他の区画から前記乗降場の区画に入ることを検知し、当該対象の移動の権限を判定し、その結果を出力すること、を特徴とする入退管理システム。 - 請求項1記載の入退管理システムにおいて、
前記コントローラは、前記複数のトリガコイルのうちの任意の2つのトリガコイルの組み合わせにおける時間的な検知の順序に基づき前記対象の区画間の移動を判定すること、を特徴とする入退管理システム。 - 請求項1記載の入退管理システムにおいて、
前記区画間には前記トリガコイルが2つ1組で配置され、
前記コントローラは、前記複数のトリガコイルのうちの前記2つ1組のトリガコイルにおける時間的な検知の順序に基づき前記対象の前記対象の区画間の移動を判定すること、を特徴とする入退管理システム。 - 請求項1記載の入退管理システムにおいて、
前記エレベータと前記乗降場との間に前記トリガコイルが2つ1組で配置されることで前記エレベータ内の区画と前記乗降場の区画とを有し、
前記2つ1組のトリガコイルにおける一方のトリガコイルが前記エレベータ内に配置され、他方のトリガコイルが前記乗降場の扉付近に配置されること、を特徴とする入退管理システム。 - 請求項1記載の入退管理システムにおいて、
前記エレベータと前記乗降場との間に前記トリガコイルが2つ1組で配置されることで前記エレベータ内の区画と前記乗降場の区画とを有し、
前記2つ1組のトリガコイルにおける両方のトリガコイルが前記乗降場の扉付近に配置されること、を特徴とする入退管理システム。 - 請求項1記載の入退管理システムにおいて、
前記コントローラは、前記判定に基づき、前記対象が権限の無い区画に入ったことを検知した時、異常通知を警報装置またはサーバへ出力すること、を特徴とする入退管理システム。 - 請求項1記載の入退管理システムにおいて、
前記コントローラは、前記判定に基づき、前記対象が現在どの区画に居るのかを示す情報を出力すること、を特徴とする入退管理システム。 - 請求項1記載の入退管理システムにおいて、
前記タグは、セミ・パッシブタグであり、前記トリガコイルは、前記セミ・パッシブタグに対応した方式のトリガコイルであること、を特徴とする入退管理システム。
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