JP5534665B2 - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5534665B2 JP5534665B2 JP2008270657A JP2008270657A JP5534665B2 JP 5534665 B2 JP5534665 B2 JP 5534665B2 JP 2008270657 A JP2008270657 A JP 2008270657A JP 2008270657 A JP2008270657 A JP 2008270657A JP 5534665 B2 JP5534665 B2 JP 5534665B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic
- reception
- delay time
- beams
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Description
度が低下してしまう。そのため、フレームレートが高くなっても個々の断面画像の質は低下してしまう。このようにフレームレートを上げる単純な方法には様々な問題がある。
超音波を送信し、物体に反射された前記超音波を受信する複数の素子と、
前記超音波を受信することにより前記複数の素子から出力された超音波信号をそれぞれ蓄積する複数のFIFOメモリと、
前記超音波信号に対して、第1の受信ビームと第2の受信ビームとに応じてそれぞれ第1の遅延時間と第2の遅延時間とを設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された各遅延時間に従って前記複数のFIFOメモリから出力される超音波信号を加算することにより、前記第1の受信ビームに応じたデータと前記第2の受信ビームに応じたデータとを生成する生成手段と、
を有し、
前記第1の遅延時間に従って前記複数のFIFOメモリから出力された超音波信号は、前記生成手段による前記第1の受信ビームに応じたデータの生成に用いられるとともに、前記複数のFIFOメモリに再度入力されるように構成されており、
前記生成手段は、
前記第1の遅延時間に従って前記複数のFIFOメモリから出力される超音波信号を用いて前記第1の受信ビームに応じたデータを生成した後に、
前記複数のFIFOメモリに再度入力され前記第2の遅延時間に従って出力された超音波信号を用いて前記第2の受信ビームに応じたデータを生成する
ことを特徴とする。
図1は本発明の実施例1に係る超音波診断装置の受信回路の構成を示すブロック図である。超音波診断装置は、複数(本実施例では128個)の振動子からなる超音波探触子(不図示)を備える。複数の振動子は、それぞれ、物体(生体)に向けて超音波を送信し、生体(生体内部)で反射された超音波を受信する。複数の振動子で受信された超音波の信号である超音波信号は、それぞれ、対応する受信アンプ(不図示)によって増幅される。図1に示すA/Dコンバータ(10_1,10_2,…,10_128)は、増幅された超音波信号(アナログ信号)を、それぞれディジタル信号に変換する。ディジタル信号に変換された超音波信号は、それぞれ11_1,11_2,…,11_128のマルチプレクサ(Mux)を通してFIFOメモリ(12_1,12_2,…,12_128)に蓄積される(以下、蓄積された超音波信号を受信データと呼ぶ)。超音波の受信は、超音波の発信直後から、システムによって定義された時間まで行われる。この時間を長くすればするほど、生体内のより深い位置で反射された超音波を受信することができる。すなわち
、FIFOメモリには、上記時間に応じた深さで反射された超音波信号が蓄積される。マルチプレクサ(11_1,11_2,…,11_128)は、超音波探触子が超音波を受信している間、A/Dコンバータ(ADC)の出力をFIFOメモリの入力として選択する。
ことが好ましい。具体的には、受信ビーム1に応じたデータを生成するためにFIFOメモリからデータを読み出す際に、各FIFOメモリの空きメモリ数をモニタし、空きメモリ数の最小値をとりだす。そして、この空きメモリの最小値が、超音波信号の受信クロック数の残りと同じになった時点で、一時的にメモリからの超音波信号の読み出しを中断する。こうすることで受信が終了するまでFIFOメモリから超音波信号を読み出さなくなる。つまり、超音波信号の受信が終了した時点で、FIFOメモリには最大限(ひとつ以上のFIFOメモリがちょうどFULLな状態)に超音波信号が蓄積される。こうすることで受信ビーム2のビーム長をできるだけ長くすることが可能となる。
次に、本発明の実施例2に係る超音波診断装置について説明する。図5は本発明の実施例2に係る超音波診断装置の受信回路の構成を示すブロック図である。実施例2においては、実施例1でFIFOメモリにより構成していた遅延メモリをランダムアクセスメモリ(RAM)にて構成した。遅延メモリをFIFOメモリで構成した実施例1では、受信ビーム1に応じたデータを生成するための受信データの読み出しにおいて、FIFOメモリの空きメモリ数をモニタするという特殊な制御を必要とした。本実施例では、ランダムアクセスメモリを用いるため、上述したような特殊な制御を必要としない。また、実施例1で必要であったマルチプレクサや、FIFOメモリのループバック配線も必要ない。
、受信ビーム1の方向に応じた遅延時間が設定される。このとき、アポダイゼーション係数生成部58も、マルチビーム制御部17により受信ビームの方向が指示され、当該受信ビームの方向に応じた処理を行う。受信データは、乗算器(52_1,52_2,…,52_128)にて、アポダイゼーション係数生成部58から出力される係数と乗算された後、加算器53に入力される。加算器53において、複数のメモリから読み出された超音波信号(本実施例ではアポダイゼーション係数と乗算された信号)が加算されることにより、上記受信ビームに応じたデータが生成される。さらに加算器53からのデータ(受信ビーム1に応じたデータ)は信号・画像処理部54へと入力される。信号・画像処理部54では、入力信号に検波、対数圧縮、座標変換、ノイズ低減などの処理を行うことにより、入力信号(受信ビーム1に応じたデータ)に基づいた画像が生成される。生成された画像は、不図示の画像メモリに記憶される。そして表示装置55に当該画像(生体内部の画像;エコー画像;超音波画像)が表示される。即ち、ここまでは実施例1とほぼ同じ動作が行われる。
また、本実施形態に係る超音波診断装置が、マルチビーム制御部、アポダイゼーション係数生成部、乗算器、加算器、および、信号・画像処理部の組み合わせを複数備えてもよい。そして、当該複数の組み合わせは、それぞれ異なる方向の受信ビームに基づいた画像を形成すればよい。それにより、一度に多くの受信ビームを形成する(受信ビームに応じたデータを生成する)ことが可能となる。なお、遅延メモリがFIFOメモリで構成されている場合には、受信ビームの本数に対応する数のメモリが必要になることはいうまでも
無い。
11_1〜128,31_1〜128 マルチプレクサ
12_1〜128 FIFOメモリ
13_1〜128,32_1〜128,52_1〜128 乗算器
14,33,53 加算ユニット
15,34,54 信号・画像処理部
16,35,55 表示装置
17,56 マルチビーム制御部
18,36,57 遅延時間設定部
19,37,58 アポダイゼーション係数生成部
20,40 探触子
31_1〜128,51_1〜128 ランダムアクセスメモリ
Claims (3)
- 超音波を送信し、物体に反射された前記超音波を受信する複数の素子と、
前記超音波を受信することにより前記複数の素子から出力された超音波信号をそれぞれ蓄積する複数のFIFOメモリと、
前記超音波信号に対して、第1の受信ビームと第2の受信ビームとに応じてそれぞれ第1の遅延時間と第2の遅延時間とを設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された各遅延時間に従って前記複数のFIFOメモリから出力される超音波信号を加算することにより、前記第1の受信ビームに応じたデータと前記第2の受信ビームに応じたデータとを生成する生成手段と、
を有し、
前記第1の遅延時間に従って前記複数のFIFOメモリから出力された超音波信号は、前記生成手段による前記第1の受信ビームに応じたデータの生成に用いられるとともに、前記複数のFIFOメモリに再度入力されるように構成されており、
前記生成手段は、
前記第1の遅延時間に従って前記複数のFIFOメモリから出力される超音波信号を用いて前記第1の受信ビームに応じたデータを生成した後に、
前記複数のFIFOメモリに再度入力され前記第2の遅延時間に従って出力された超音波信号を用いて前記第2の受信ビームに応じたデータを生成する
ことを特徴とする超音波診断装置。 - 前記複数の素子は、同時に複数の送信ビームを形成するように超音波を送信し、
前記設定手段は、前記複数の送信ビームに対応する複数の受信ビームの方向に応じた遅延時間を設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。 - 前記設定手段は、前記複数の素子から送信される超音波によって形成される送信ビームより多くの受信ビームの方向に応じた遅延時間を設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008270657A JP5534665B2 (ja) | 2008-10-21 | 2008-10-21 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008270657A JP5534665B2 (ja) | 2008-10-21 | 2008-10-21 | 超音波診断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010099110A JP2010099110A (ja) | 2010-05-06 |
JP5534665B2 true JP5534665B2 (ja) | 2014-07-02 |
Family
ID=42290290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008270657A Expired - Fee Related JP5534665B2 (ja) | 2008-10-21 | 2008-10-21 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5534665B2 (ja) |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63226777A (ja) * | 1987-03-16 | 1988-09-21 | Oki Electric Ind Co Ltd | 画像デ−タ読取方式 |
JPH02206445A (ja) * | 1989-02-03 | 1990-08-16 | Toshiba Corp | 超音波診断装置 |
JPH07171152A (ja) * | 1993-12-17 | 1995-07-11 | Olympus Optical Co Ltd | 超音波診断装置 |
JPH07303634A (ja) * | 1994-05-11 | 1995-11-21 | Shimadzu Corp | 超音波診断装置 |
US5685308A (en) * | 1994-08-05 | 1997-11-11 | Acuson Corporation | Method and apparatus for receive beamformer system |
JPH09103431A (ja) * | 1995-10-13 | 1997-04-22 | Olympus Optical Co Ltd | 超音波診断装置 |
JPH09145695A (ja) * | 1995-11-27 | 1997-06-06 | Hitachi Medical Corp | 超音波信号処理装置 |
JPH10334655A (ja) * | 1997-05-27 | 1998-12-18 | Ando Electric Co Ltd | データ遅延発生回路 |
JP2000196826A (ja) * | 1998-12-25 | 2000-07-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 原稿サイズ検知装置 |
JP3559774B2 (ja) * | 2000-06-10 | 2004-09-02 | 株式会社 メディソン | 多段構造の遅延素子を用いる超音波受信ビーム成形装置 |
JP2008183288A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-14 | Toshiba Corp | 超音波診断装置 |
-
2008
- 2008-10-21 JP JP2008270657A patent/JP5534665B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010099110A (ja) | 2010-05-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101460692B1 (ko) | 2차원 트랜스듀서-어레이를 구동시키는 장치, 의료영상시스템 및 2차원 트랜스듀서-어레이를 구동시키는 방법 | |
US11439368B2 (en) | Acoustic wave processing device, signal processing method for acoustic wave processing device, and program | |
US20100022883A1 (en) | Ultrasonic diagnostic apparatus | |
US10231711B2 (en) | Acoustic wave processing device, signal processing method for acoustic wave processing device, and program | |
JP5067109B2 (ja) | 超音波映像を形成する超音波システム及び方法 | |
JP5800324B2 (ja) | 超音波診断装置、超音波画像生成方法およびプログラム | |
JP4278343B2 (ja) | 3次元超音波撮像システム | |
JP5777604B2 (ja) | 超音波診断装置、超音波画像生成方法およびプログラム | |
JP5829198B2 (ja) | 超音波検査装置、超音波検査装置の信号処理方法およびプログラム | |
JP5836241B2 (ja) | 超音波検査装置、超音波検査装置の信号処理方法およびプログラム | |
KR101431524B1 (ko) | 영상 확대 방법과 그를 위한 초음파 의료 장치 | |
JP5534665B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
WO2014050889A1 (ja) | 超音波検査装置、超音波検査装置の信号処理方法およびプログラム | |
JP5810631B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
JP5580524B2 (ja) | 超音波探触子及び超音波診断装置 | |
JP6488771B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
US11583247B2 (en) | Acoustic wave image generating apparatus and control method thereof | |
US8814797B2 (en) | Ultrasonic diagnostic device and computer-readable medium | |
US20090088642A1 (en) | Ultrasonic imaging apparatus and ultrasonic imaging method | |
JPH08173431A (ja) | 超音波診断装置 | |
JP2854649B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
JP2006000287A (ja) | 超音波送受信装置 | |
CN108024797B (zh) | 超声波诊断装置 | |
JP3838922B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
JP4294062B2 (ja) | 超音波装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111013 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130319 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130321 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130516 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131112 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140108 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140325 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140422 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5534665 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |