JP5532931B2 - エレベータの安全装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータの安全装置に関するものである。
非常時に主ロープを保持してかごの動きを抑制するロープブレーキを備えたエレベータの安全装置が提案されている。この安全装置は、かごが乗場に停止中にかごドア及び乗場ドアが開いた状態で、何らかの異常によりかごが乗場から離れた時にロープブレーキを作動させるものである。これにより、予期せぬエレベータの動作の異常な挙動を阻止し、乗場出入口上縁部及びかご出入口下縁部の間や乗場出入口下縁部及びかご出入口上縁部の間に乗客が挟まれることを防止している。
この安全装置の作動回路を単純なリレーで構成すると、かごが着床ゾーン外を通常走行中にかごドア又は乗場ドアの戸開を検出するスイッチがオフした場合でも、ロープブレーキが作動してしまう。この場合、着床ゾーンから大きく離れた位置でかごが停止し、乗客の救出が困難になるという問題があった。
そこで、かごが着床ゾーン外にあると検出されている状態で、かごドア等が開いたと検出された場合は、ロープブレーキに主ロープを開放させた状態を維持し、かごドア等が開いていると検出されている状態で、前記かごが着床ゾーン内から外れたと検出された場合は、ロープブレーキに主ロープを保持させてかごを停止させる安全装置が提案されている。かかる安全装置によれば、着床ゾーンから大きく離れた位置でかごが停止することを防止することができる。これにより、かご内の乗客を容易に救出することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−126705号公報
しかし、エレベータにおいては、かごが着床ゾーンから僅かに外れたときであっても、乗場出入口上縁部及びかご出入口下縁部の間や乗場出入口下縁部及びかご出入口上縁部の間に隙間が形成されている場合がある。このため、特許文献1記載の安全装置を用いると、乗客の挟まれを防止するという本来の目的を達成することができなくなる場合があるという問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、乗客の挟まれを確実に防止しつつ、乗客の挟まれの可能性がない場合は、着床ゾーンから大きく離れた位置でかごが停止することを防止することができるエレベータの安全装置を提供することである。
この発明に係るエレベータの安全装置は、エレベータのかごドアの開閉状態を検出するかごドアスイッチと、前記エレベータの乗場ドアの開閉状態を検出する乗場ドアスイッチと、前記エレベータのかごが所定乗場の着床誤差範囲内にあるか否かを検出する着床ゾーン検出器と、通常時は前記かごを支持した主ロープを開放し、非常時に作動することにより前記主ロープを保持して前記かごを停止させるロープブレーキと、前記かごドア又は前記乗場ドアが開いていると検出されている状態で、前記かごが着床誤差範囲外にあるとの検出が開始された場合は、前記ロープブレーキに前記主ロープを保持させ、前記かごが着床範囲外にあると検出されている状態で、前記かごドア及び前記乗場ドアの双方が開いたと検出された場合は、前記ロープブレーキに前記主ロープを保持させ、前記かごが着床範囲外にあると検出されている状態で、前記かごドア及び前記乗場ドアの一方が開いているとともに、前記かごドア及び前記乗場ドアの他方が閉じていると検出されている場合は、前記ロープブレーキに前記主ロープを開放した状態を維持させるロープブレーキ作動装置と、を備え、前記ロープブレーキ作動装置は、常開接点からなる前記かごドアスイッチのかごドアスイッチ接点と、前記かごドアスイッチ接点に対して直列に接続されたGSリレーと、常開接点からなる前記乗場ドアスイッチの乗場ドアスイッチ接点と、前記乗場ドアスイッチ接点に対して直列に接続されたDSリレーと、前記着床ゾーン検出器によりドアゾーンへの前記かごの進入が検出されたときに励磁され、当該ドアゾーンからの前記かごの脱出が検出されたときに消磁されるDZ1リレーと、前記着床ゾーン検出器によりリレベルゾーンへの前記かごの進入が検出されたときに励磁され、当該リレベルゾーンからの前記かごの脱出が検出されたときに消磁されるDZ2リレーと、常閉接点からなる前記DZ1リレーの第1DZ1接点と、常閉接点からなる前記DZ2リレーの第1DZ2接点と、前記第1DZ1接点と前記第1DZ2接点とに対して直列に接続されたDZCHリレーと、前記DZ1リレーに対して直列に接続され、常開接点からなる前記DZ1リレーの第2DZ1接点と、前記DZ1リレーに対して直列に接続され、前記第2DZ1接点に対して並列に接続され、常開接点からなる前記DZCHリレーの第1DZCH接点と、前記DZ2リレーに対して直列に接続され、常開接点からなる前記DZ2リレーの第2DZ2接点と、前記DZ2リレーに対して直列に接続され、前記第2DZ2接点に対して並列に接続され、常開接点からなる前記DZCHリレーの第2DZCH接点と、前記第1DZ1接点に対して並列に接続され、前記第1DZ2接点と前記DZCHリレーとに対して直列に接続され、常開接点からなる前記DZCHリレーの第3DZCH接点と、互いに並列に接続された第1パスと第2パスと第3パスと、を備え、前記第1パスは、常開接点からなる前記GSリレーの第1GSリレー接点と、前記第1GSリレー接点に対して直列に接続され、常開接点からなる前記DSリレーの第1DSリレー接点と、前記第1GSリレー接点と前記第1DSリレー接点とに対して直列に接続され、常開接点からなる前記GSリレーの第2GSリレー接点と、を備え、前記第2パスは、常閉接点からなる前記DZ1リレーの第1DZ1リレー接点と、前記第1DZ1リレー接点に対して直列に接続され、常閉接点からなる前記DZ2リレーの第1DZ2リレー接点と、前記第1DZ1リレー接点と前記第1DZ2リレー接点とに対して直列に接続され、常開接点からなる前記DZCHリレーの第1DZCHリレー接点と、前記第1DZ1リレー接点と前記第1DZ2リレー接点と前記第1DZCHリレー接点とに対して直列に接続され、常開接点からなる前記DSリレーの第2DSリレー接点と、を備え、前記第3パスは、常開接点からなる前記DZ1リレーの第2DZ1リレー接点と、前記第2DZ1リレー接点に対して直列に接続され、常開接点からなる前記DZ2リレーの第2DZ2リレー接点と、前記第2DZ1リレー接点と前記第2DZ2リレー接点に対して直列に接続され、常閉接点からなる前記DZCHリレーの第2DZCHリレー接点と、を備え、前記第1DSリレー接点及び前記第2GSリレー接点の間と前記第1DZCHリレー接点及び前記第2DSリレー接点の間とで、前記第1パスと前記第2パスとを接続した配線と、前記第1パスと前記第2パスと前記第3パスとに対して直列に接続され、前記ロープブレーキへの電源供給を遮断するRBリレーと、を備えたものである。
この発明によれば、乗客の挟まれを確実に防止しつつ、乗客の挟まれの可能性がない場合は、着床ゾーンから大きく離れた位置でかごが停止することを防止することができる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置が利用されるエレベータの全体構成図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置に利用されるロープブレーキ作動装置の作動回路図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置の通常時の動作を説明するための動作シーケンス図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置の戸開走行発生時の動作を説明するための動作シーケンス図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置の走行中戸開発生時の動作を説明するための動作シーケンス図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置に利用される着床ゾーン検出器のドアゾーン検出機能にON故障が発生した場合の動作を説明するための動作シーケンス図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置に利用される着床ゾーン検出器のドアゾーン検出機能にOFF故障が発生した場合の動作を説明するための動作シーケンス図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置に利用される着床ゾーン検出器のリレベルゾーン検出機能にON故障が発生した場合の動作を説明するための動作シーケンス図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置に利用される着床ゾーン検出器のリレベルゾーン検出機能にOFF故障が発生した場合の動作を説明するための動作シーケンス図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置に利用されるDZ1リレーにON故障が発生した場合の動作を説明するための動作シーケンス図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置に利用されるDZ1リレーにOFF故障が発生した場合の動作を説明するための動作シーケンス図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置に利用されるDZ2リレーにON故障が発生した場合の動作を説明するための動作シーケンス図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置に利用されるDZ2リレーにOFF故障が発生した場合の動作を説明するための動作シーケンス図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置に利用されるDZCHリレーにON故障が発生した場合の動作を説明するための動作シーケンス図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置に利用されるDZCHリレーにOFF故障が発生した場合の動作を説明するための動作シーケンス図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置が利用されるエレベータの全体構成図である。
図1において、1はシーブである。このシーブ1は、例えば、昇降路(図示せず)上部の機械室(図示せず)に設けられるものである。2は主ロープである。この主ロープ2は、シーブ1外周面に設けられた溝に巻き掛けられるものである。
3はエレベータのかごである。このかご3は、主ロープ2の一端に連結されるものである。即ち、かご3は、主ロープ2に支持される構成となっている。4はカウンタである。このカウンタ4は、主ロープ2の他端に連結されるものである。5はモータである。このモータ5は、シーブ1を回転駆動するものである。6は制御装置である。この制御装置6は、乗場呼び等に応答して、モータ5の回転及び停止を制御するものである。
かかる構成のエレベータにおいては、制御装置6がモータ5を回転させることにより、シーブ1が回転する。かかる回転により、主ロープ2がシーブ1から摩擦力を受け、駆動される。かかる駆動により、かご3及びカウンタ4が反対方向に昇降する。そして、制御装置6がモータ5を停止させるとともに制動機(図示せず)にシーブ1を制止させることにより、かご3が所定階に停止する。
ここで、7はかご床である。このかご床7は、かご3の下部を構成するものである。8はかごドアである。このかごドア8は、かご3の出入口に設けられる。9は乗場床である。この乗場床9は、エレベータが設置された建築物の各階の昇降路近傍に設けられるものである。10は乗場ドアである。この乗場ドア10は、乗場床9を下部とする乗場の出入口に設けられる。図1では、所定階の乗場にかご3が到着している状態を示している。この場合、かごドア8及び乗場ドア10は対向する。
通常、かご3が所定階に到着したときは、かご床7と乗場床9が同等高さになる。そして、かごドア8が駆動されて開く。このとき、乗場ドア10も連動して開くようになっている。これにより、乗客は、かご3及び乗場の間を行き来することが可能となる。
さらに、エレベータには、ロープブレーキ11が設けられる。このローブブレーキ11は、シーブ1とかご3の間のシーブ1近傍で、主ロープ2を挟み込むように対向して配置される。そして、ロープブレーキ11は、通常時は主ロープ2を開放し、非常時に作動することにより主ロープ2を保持してかご3を停止させるようになっている。
より具体的には、ロープブレーキ11は、かご3が乗場に停止中にかごドア8及び乗場ドア10が開いた状態で、何らかの異常によりかご3が乗場から離れた場合には、主ロープ2を保持し、かご3を停止させる構成となっている。これにより、乗客の安全が図られる。
このロープブレーキ11は、ロープブレーキ作動装置12に制御される。このロープブレーキ作動装置12は、かごドアスイッチ13、乗場ドアスイッチ14、着床ゾーン検出器15から入力された信号に基づいて、ロープブレーキ11を作動させるリレー回路からなる。
ここで、かごドアスイッチ13は、かごドア8の全閉時にロープブレーキ作動装置12へ信号を出力するものである。即ち、かごドアスイッチ13は、かごドア8の開閉状態を検出するかごドア開閉検出器として機能する。同様に、乗場ドアスイッチ14は、乗場ドア10の全閉時にロープブレーキ作動装置12へ信号を出力するものである。即ち、乗場ドアスイッチ14は、乗場ドア10の開閉状態を検出する乗場ドア開閉検出器として機能する。
また、着床ゾーン検出器15は、かご3が所定乗場の着床誤差内にあるか否かを検出する機能を備える。具体的には、着床ゾーン検出器15は、ドアゾーン・リレベルゾーン検出器からなる。即ち、着床ゾーン検出器15は、かご3の着床誤差がリレベルゾーン内にある場合に、ロープブレーキ作動装置12へRLZ信号を出力する機能を備える。また、着床ゾーン検出器15は、かご3の着床誤差がリレベルゾーンよりも広く設定されたドアゾーン内にある場合に、ロープブレーキ作動装置12へDZ信号を出力する機能を備える。
次に、図2を用いて、ロープブレーキ作動装置12の作動回路を説明する。
図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置に利用されるロープブレーキ作動装置の作動回路図である。
16はかごドアスイッチ接点である。このかごドアスイッチ接点16は、かごドアスイッチ13に対応して設けられる。このかごドアスイッチ接点16は、常開接点からなる。17はGSリレーである。このGSリレー17は、かごドアスイッチ接点16に対して直列に接続される。即ち、GSリレー17は、かごドアスイッチ13に同期して作動する機能を備える。
18は乗場ドアスイッチ接点である。これらの乗場ドアスイッチ接点18は、各乗場の乗場ドアスイッチ14に対応して設けられる。これらの乗場ドアスイッチ接点18は、常開接点からなる。19はDSリレーである。このDSリレー19は、乗場ドアスイッチ接点18に対して直列に接続される。即ち、DSリレー19は、乗場ドアスイッチ14に同期して作動する機能を備える。
20はDZ1リレーである。このDZ1リレー20は、着床ゾーン検出器15によりドアゾーンへのかご3の進入が検出されたときに励磁され、ドアゾーンからのかご3の脱出が検出されたときに消磁される機能を備える。
21はDZ2リレーである。このDZ2リレー21は、着床ゾーン検出器15によりリレベルゾーンへのかご3の進入が検出されたときに励磁され、リレベルゾーンからのかご3の脱出が検出されたときに消磁される機能を備える。
22はDZCHリレーである。このDZCHリレー22は、第1DZ1接点23と第1DZ2接点24とに対して直列に接続される。これらの接点23、24は、常閉接点である。即ち、DZCHリレー22は、DZ1リレー20及びDZ2リレー21がともに消磁されているときに励磁される機能を備える。
25は第2DZ1接点である。26は第1DZCH接点である。これらの接点25、26は、常開接点である。これらの接点25、26は、互いに並列に接続され、DZ1リレー20に対して直列に接続される。
27は第2DZ2接点である。28は第2DZCH接点である。これらの接点27、28は、常開接点である。これらの接点27、28は、互いに並列に接続され、DZ2リレー21に対して直列に接続される。
29は第3DZCH接点である。この第3DZCH接点29は、第1DZ1接点23と並列に接続され、第1DZ2接点24とDZCHリレー22とに対して直列に接続される。
また、本作動回路においては、第1〜第3パス30〜32が互いに並列に接続される。第1パス30では、常開接点の第1GSリレー接点33、常開接点の第1DSリレー接点34、常開接点の第2GSリレー接点35が直列に接続される。第2パス31では、常閉接点の第1DZ1リレー接点36、常閉接点の第1DZ2リレー接点37、常開接点の第1DZCHリレー接点38、常開接点の第2DSリレー接点39が直列に接続される。
第3パス32では、常開接点の第2DZ1リレー接点40、常開接点の第2DZ2リレー接点41、常閉接点の第2DZCHリレー接点42が直列に接続される。さらに、第1パス30の第1DSリレー接点34及び第2GSリレー接点35の間と第1DZCHリレー接点38及び第2DSリレー接点39の間とで、第1パス30と第2パス31とが接続される。そして、これらの第1乃至第3パス30〜32に対して、ロープブレーキ11への電源供給を遮断するためのRBリレー43が直列に接続される。
次に、図3を用いて、安全装置の通常時の動作について説明する。
図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置の通常時の動作を説明するための動作シーケンス図である。
図3において、(a)はかごドアスイッチ13の動作シーケンスである。(b)は乗場ドアスイッチ14の動作シーケンスである。(c)は着床ゾーン検出器15でのドアゾーンの検出動作シーケンスである。(d)は着床ゾーン検出器15でのリレベルゾーンの検出動作シーケンスである。
(e)はDZ1リレー20の動作シーケンスである。(f)はDZ2リレー21の動作シーケンスである。(g)はDZCHリレー22の動作シーケンスである。(h)はGSリレー17の動作シーケンスである。(i)はDSリレー19の動作シーケンスである。(j)はRBリレー43の動作シーケンスである。
図3では、かご3がリレベルゾーン内に配置されており、かつ、かごドア8及び乗場ドア10が閉じている状態で、エレベータの電源(図示せず)が投入される。この場合、かごドアスイッチ接点16及び乗場ドアスイッチ接点18が閉成される。かかる閉成により、GSリレー17及びDSリレー19は励磁される。
かかる励磁により、第1GSリレー接点33、第1DSリレー接点34、第2GSリレー接点35が閉成されている。かかる閉成により、第1パス30が短絡される。かかる短絡により、RBリレー43が励磁される。なお、エレベータの電源投入時には、DZ1リレー20及びDZ2リレー21はともに消磁された状態のままである。かかる消磁により、第1DZ1接点23及び第1DZ2接点24が閉成される。かかる閉成により、DZCHリレー22が励磁される。
その後、かご3が走行を開始し、目的階のドアゾーンに進入すると、着床ゾーン検出器15がドアゾーンへのかご3の進入を検出する。かかる検出により、DZ1リレー20が励磁される。かかる励磁により、第1DZ1接点23は開放される。しかし、上述したように、DZCHリレー22は、励磁されている。かかる励磁により、第3DZCH接点29は閉成されている。かかる閉成により、DZCHリレー22の励磁が維持される。
その後、かご3が目的階のリレベルゾーンに進入すると、着床ゾーン検出器15がリレベルゾーンへのかご3の進入を検出する。かかる検出により、DZ2リレー21が励磁される。かかる励磁により、第1DZ2接点24が開放される。かかる開放により、DZCHリレー22は消磁される。
その後、かご3が停止し、かごドア8及び乗場ドア10が開くと、かごドアスイッチ接点16及び乗場ドアスイッチ接点18が開放される。かかる開放により、GSリレー17及びDSリレー19が消磁される。かかる消磁により、第1GSリレー接点33、第1DSリレー接点34、第2GSリレー接点35が開放される。かかる開放により、第1パス30が開放される。
しかし、DZ1リレー20及びDZ2リレー21が励磁されている一方、DZCHリレー22が消磁されている。このため、第2DZ1リレー接点40、第2DZ2リレー接点41、第2DZCHリレー接点42が閉成する。これにより、第3パス32が短絡される。かかる短絡により、RBリレー43の励磁が維持される。
その後、かごドア8及び乗場ドア10が閉じると、かごドアスイッチ接点16及び乗場ドアスイッチ接点18が閉成される。かかる閉成により、GSリレー17及びDSリレー19が励磁される。かかる励磁により、第1GSリレー接点33、第1DSリレー接点34、第2GSリレー接点35が閉成される。かかる閉成により、第1パス30が短絡される。
その後、かご3が走行を開始し、かご3が目的階のリレベルゾーンを脱出すると、着床ゾーン検出器15がリレベルゾーンからのかご3の脱出を検出する。かかる検出により、DZ2リレー21が消磁される。かかる消磁により、第2DZ2リレー接点41が開放される。かかる開放により、第3パス32が開放される。しかし、上述したように、第1パス30の短絡が維持されている。かかる短絡の維持により、RBリレー43の励磁が維持される。
その後、かご3が目的階のドアゾーンを脱出すると、着床ゾーン検出器15がドアゾーンからのかご3の脱出を検出する。かかる検出により、DZ1リレー20が消磁される。これらの消磁により、第1DZ1接点23が閉成される。また、上述したように、DZ2リレー21も消磁されている。これらの消磁により、DZCHリレー22が励磁される。
その後、かご3が次の目的階に向かって走行する。そして、次の目的階に対して、ドアゾーンへの進入、リレベルゾーンへの進入、かご3の停止、かごドア8及び乗場ドア10の開動作が行われる。これらの動作時においても、上述同様に、RBリレー43の励磁は維持される。
次に、図4を用いて、安全装置の戸開走行発生時の動作について説明する。
図4はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置の戸開走行発生時の動作を説明するための動作シーケンス図である。
図4には、図3の次の目的階での戸開後に、そのまま、かご3が走行した場合の動作シーケンスが示される。この場合、かごドアスイッチ接点16及び乗場ドアスイッチ接点18が開放されている。かかる開放により、GSリレー17及びDSリレー19が消磁されている。かかる消磁により、第1GSリレー接点33、第1DSリレー接点34、第2GSリレー接点35が開放されている。かかる開放により、第1パス30が開放されている。
そして、戸開状態が維持されたまま、かご3がリレベルゾーンを越えると、着床ゾーン検出器15がリレベルゾーンからのかご3の脱出を検出する。かかる検出により、DZ2リレー21が消磁される。かかる消磁により、第2DZ2リレー接点41が開放される。かかる開放により、第3パス32も開放される。このとき、CZCHリレー22は消磁されている。かかる消磁により、第1DZCHリレー接点38は開放されている。かかる開放により、第2パス31も開放される。
即ち、第1乃至第3パス30〜32のいずれも開放される。また、第1パス30と第2パス31とを跨ったパスも短絡されていない。このため、RBリレー43が消磁される。かかる消磁により、ロープブレーキ11が作動し、かご3が停止する。
なお、かごドア8及び乗場ドア10の一方のみが開いたまま、かご3が走行すると、かごドアスイッチ16及び乗場ドアスイッチ18の一方が開放される。かかる開放により、GSリレー17及びDSリレー19の一方が消磁される。かかる消磁により、第1GSリレー接点33及び第1DSリレー接点34の一方が開放される。また、上述したように、第1DZCHリレー接点38は開放されている。
従って、この場合も、第1乃至第3パス30〜32のいずれも開放される。また、第1パス30と第2パス31とを跨ったパスも短絡されていない。このため、RBリレー43が消磁される。かかる消磁により、ロープブレーキ11が作動し、かご3が停止する。
次に、図5を用いて、安全装置の走行中戸開発生時の動作について説明する。
図5はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置の走行中戸開発生時の動作を説明するための動作シーケンス図である。
図5には、図3の目的階での戸閉後に、ドアゾーン外でかご3が走行しているときにかごドア8のみが開いた場合の動作シーケンスが示される。この場合、ドアゾーン外であるということは、リレベルゾーン外でもある。即ち、着床ゾーン検出器15がドアゾーン及びリレベルゾーンからのかご3の脱出を検出している。かかる検出により、DZ1リレー20及びDZ2リレー21は消磁されている。かかる消磁により、DZCHリレー22が励磁されている。かかる励磁により、第2DZCHリレー接点42は開放されている。かかる開放により、第3パス32は開放されている。
このとき、かごドア8のみが開いたとすると、GSリレー17が消磁される。かかる消磁により、第2GSリレー接点35が開放される。この場合、第1DZ1リレー接点36、第1DZ2リレー接点37、第1DZCHリレー接点38を経由するとともに、第2DSリレー接点39を経由した第2パス31が短絡する。かかる短絡により、RBリレー43の励磁が維持される。かかる励磁の維持により、ロープブレーキ11は作動しない。
但し、その後に、乗場ドア10の他方も開いた場合は、第2GSリレー接点35及び第2DSリレー接点39の双方が開放されることになる。そして、かかる開放により、RBリレー43が消磁される。かかる消磁により、ロープブレーキ11が作動し、かご3が停止する。また、かごドア8及び乗場ドア10の双方が同時に開いた場合は、第2GSリレー接点35及び第2DSリレー接点39の双方が開放されることになる。この場合も、ロープブレーキ11が作動し、かご3が停止する。
なお、ドアゾーン外でかご3が走行しているときに乗場ドア10のみが開いた場合も、略同様の動作シーケンスとなる。この場合、第1DZ1リレー接点36、第1DZ2リレー接点37、第1DZCHリレー接点38を経由するとともに、第2GSリレー接点35を経由したパスが短絡し、RBリレー43の励磁が維持される。
次に、図6を用いて、着床ゾーン検出器15のドアゾーン検出機能にON故障が発生した場合の安全装置の動作について説明する。
図6はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置に利用される着床ゾーン検出器のドアゾーン検出機能にON故障が発生した場合の動作を説明するための動作シーケンス図である。
図6に示すように、かご3が目的階のドアゾーンに進入した後、着床ゾーン検出器15のドアゾーン検出機能にON故障が発生した場合を考える。この場合、かご3がドアゾーンを脱出しても、DZ1リレー20の励磁が維持される。このため、DZCHリレー22の消磁が維持される。
この状態で、かご3が次の目的階に停止して、かごドア8及び乗場ドア10が開くと、第1GSリレー接点33等の開放により、第1パス30が開放される。また、第1DZ1リレー接点36等の開放により、第2パス31も開放されている。さらに、第2DZ2リレー接点41の開放により、第3パス32も開放されている。即ち、第1乃至第3パス30〜32のいずれもが開放されることになる。かかる開放により、RBリレー43が消磁される。かかる消磁により、ロープブレーキ11が作動し、かご3が停止する。
次に、図7を用いて、着床ゾーン検出器15のドアゾーン検出機能にOFF故障が発生した場合の安全装置の動作について説明する。
図7はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置に利用される着床ゾーン検出器のドアゾーン検出機能にOFF故障が発生した場合の動作を説明するための動作シーケンス図である。
図7に示すように、かご3が目的階のドアゾーンに進入する前に、着床ゾーン検出器15のドアゾーン検出機能にOFF故障が発生した場合を考える。この場合、かご3がドアゾーンに進入しても、DZ1リレー20の消磁が維持される。そして、かご3がリレベルゾーンに進入すると、DZ2リレー21が励磁される。かかる励磁により、DZCHリレー22が消磁される。
この状態で、かご3が目的階に停止して、かごドア8及び乗場ドア10が開くと、第1GSリレー接点33等の開放により、第1パス30が開放される。また、第1DZ2リレー接点37等の開放により、第2パス31も開放されている。さらに、第2DZ1リレー接点40の開放により、第3パス32も開放されている。即ち、第1乃至第3パス30〜32のいずれもが開放されることになる。かかる開放により、RBリレー43が消磁される。かかる消磁により、ロープブレーキ11が作動し、かご3が停止する。
次に、図8を用いて、着床ゾーン検出器15のリレベルゾーン検出機能にON故障が発生した場合の安全装置の動作について説明する。
図8はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置に利用される着床ゾーン検出器のリレベルゾーン検出機能にON故障が発生した場合の動作を説明するための動作シーケンス図である。
図8に示すように、かご3が目的階のリレベルゾーンに進入した後、着床ゾーン検出器15のリレベルゾーン検出機能のON故障した場合を考える。この場合、かご3がリレベルゾーンを脱出しても、DZ2リレー20の励磁が維持される。このため、DZCHリレー22の消磁が維持される。
この状態で、かご3が次の目的階に停止して、かごドア8及び乗場ドア10が開くと、第1GSリレー接点33等の開放により、第1パス30が開放される。また、第1DZ1リレー接点36等の開放により、第2パス31も開放されている。さらに、第2DZ1リレー接点40の開放により、第3パス32も開放されている。即ち、第1乃至第3パス30〜32のいずれもが開放されることになる。かかる開放により、RBリレー43が消磁される。かかる消磁により、ロープブレーキ11が作動し、かご3が停止する。
次に、図9を用いて、着床ゾーン検出器15のリレベルゾーン検出機能にOFF故障が発生した場合の安全装置の動作について説明する。
図9はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置に利用される着床ゾーン検出器のリレベルゾーン検出機能にOFF故障が発生した場合の動作を説明するための動作シーケンス図である。
図9に示すように、かご3が目的階のリレベルゾーンに進入する前に、着床ゾーン検出器15のドアゾーン検出機能にOFF故障が発生した場合を考える。この場合、かご3がリレベルゾーンに進入しても、DZ2リレー21の消磁が維持される。
この状態で、かご3が目的階に停止して、かごドア8及び乗場ドア10が開くと、第1GSリレー接点33等の開放により、第1パス30が開放される。また、第2DZ1リレー接点40等の開放により、第2パス31も開放されている。さらに、第2DZ2リレー接点41の開放により、第3パス32も開放されている。即ち、第1乃至第3パス30〜32のいずれもが開放されることになる。かかる開放により、RBリレー43が消磁される。かかる消磁により、ロープブレーキ11が作動し、かご3が停止する。
次に、図10及び図11を用いて、DZ1リレー20にON故障又はOFF故障が発生した場合の安全装置の動作について説明する。
図10はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置に利用されるDZ1リレーにON故障が発生した場合の動作を説明するための動作シーケンス図である。図11はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置に利用されるDZ1リレーにOFF故障が発生した場合の動作を説明するための動作シーケンス図である。
図10及び図11において、DZ1リレー20、DZ2リレー21、DZCHリレー22、RBリレー43は、図6及び図7の場合と同様の動作シーケンスとなる。このため、ロープブレーキ作動装置12は、図8及び図9の場合と同様に、ロープブレーキ11を作動させる。
次に、図12及び図13を用いて、DZ2リレー21にON故障又はOFF故障が発生した場合の安全装置の動作について説明する。安全装置の動作について説明する。
図12はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置に利用されるDZ2リレーにON故障が発生した場合の動作を説明するための動作シーケンス図である。図13はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置に利用されるDZ2リレーにOFF故障が発生した場合の動作を説明するための動作シーケンス図である。
図12及び図13において、DZ1リレー20、DZ2リレー21、DZCHリレー22、RBリレー43は、図9及び図10の場合と同様の動作シーケンスとなる。このため、ロープブレーキ作動装置12は、図9及び図10の場合と同様に、ロープブレーキ11を作動させる。
次に、図14を用いて、DZCHリレー22にON故障が発生した場合の安全装置の動作について説明する。
図14はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置に利用されるDZCHリレーにON故障が発生した場合の動作を説明するための動作シーケンス図である。
図14に示すように、エレベータに電源を投入したときに、DZCHリレー22にON故障が発生した場合を考える。この場合、DZ1リレー20及びDZ2リレー21が励磁されていても、DZCHリレー22の励磁が維持される。
この状態で、かご3が目的階に停止して、かごドア8及び乗場ドア10が開くと、第1GSリレー接点33等の開放により、第1パス30が開放される。また、第1DZ1リレー接点36等の開放により、第2パス31も開放されている。さらに、第2DZCHリレー接点42の開放により、第3パス32も開放されている。即ち、第1乃至第3パス30〜32のいずれもが開放されることになる。かかる開放により、RBリレー43が消磁される。かかる消磁により、ロープブレーキ11が作動し、かご3が停止する。
次に、図15を用いて、DZCHリレー22にOFF故障が発生した場合の安全装置の動作について説明する。
図15はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの安全装置に利用されるDZCHリレーにOFF故障が発生した場合の動作を説明するための動作シーケンス図である。
図15に示すように、かご3が目的階のリレベルゾーンに進入した後に、DZCHリレー22にOFF故障が発生した場合を考える。この場合、かご3が次の目的階のドアゾーンを脱出しても、DZCHリレー22の消磁が維持される。
この状態で、かご3が次の目的階で停止して、かごドア8及び乗場ドア10が開くと、第1GSリレー接点33等の開放により、第1パス30が開放される。また、第1DZCHリレー接点38の開放により、第2パス31も開放されている。さらに、第2DS1リレー接点40の開放により、第3パス32も開放されている。即ち、第1乃至第3パス30〜32のいずれもが開放されることになる。かかる開放により、RBリレー43が消磁される。かかる消磁により、ロープブレーキ11が作動し、かご3が停止する。
以上で説明した実施の形態1によれば、かごドア8又は乗場ドア10が開いていると検出されている状態で、かご3が着床誤差範囲外にあるとの検出が開始された場合は、ロープブレーキ11が主ロープ2を保持する。また、かご3が着床範囲外にあると検出されている状態で、かごドア8及び乗場ドア10の双方が開いたと検出された場合は、ロープブレーキ11が主ロープ2を保持する。さらに、かご3が着床範囲外にあると検出されている状態で、かごドア8及び乗場ドア10の一方が開いているとともに、かごドア8及び乗場ドア10の他方が閉じていると検出されている場合は、ロープブレーキ11が主ロープ2の開放状態を維持する。
従って、かご3が着床ゾーンから僅かに外れたときであっても、かごドア8及び乗場ドア10の双方が開けば、かご3が停止する。このため、乗場出入口上縁部及びかご出入口下縁部の間や乗場出入口下縁部及びかご出入口上縁部の間に形成された隙間に乗客が挟まれることを確実に防止することができる。また、かごドア8及び乗場ドア10の一方のみが開いており、乗客の挟まれがの可能性がない場合は、かご3は停止しない。このため、着床ゾーンから大きく離れた位置でかご3が停止することを防止することができる。
また、DZ1リレー20等にON故障又はOFF故障が発生した場合に、ロープブレーキ11が主ロープ2を保持する。このため、より確実に乗客の安全が図られる。
1 シーブ、 2 主ロープ、 3 かご、 4 カウンタ、 5 モータ、
6 制御装置、 7 かご床 8 かごドア、 9 乗場床、 10 乗場ドア、
11 ロープブレーキ、 12 ロープブレーキ作動装置、 13 かごドアスイッチ、
14 乗場ドアスイッチ、 15 着床ゾーン検出器、 16 かごドアスイッチ接点、
17 GSリレー、 18 乗場ドアスイッチ接点、 19 DSリレー、
20 DZ1リレー、 21 DZ2リレー、 22 DZCHリレー、
23 第1DZ1接点、 24 第1DZ2接点、 25 第2DZ1接点、
26 第1DZCH接点、 27 第2DZ2接点、 28 第2DZCH接点、
29 第3DZCH接点、 30 第1パス、 31 第2パス、 32 第3パス、
33 第1GSリレー接点、 34 第1DSリレー接点、
35 第2GSリレー接点、 36 第1DZ1リレー接点、
37 第1DZ2リレー接点、 38 第1DZCHリレー接点、
39 第2DSリレー接点、 40 第2DZ1リレー接点、
41 第2DZ2リレー接点、 42 第2DZCHリレー接点、 43 RBリレー

Claims (1)

  1. エレベータのかごドアの開閉状態を検出するかごドアスイッチと、
    前記エレベータの乗場ドアの開閉状態を検出する乗場ドアスイッチと、
    前記エレベータのかごが所定乗場の着床誤差範囲内にあるか否かを検出する着床ゾーン検出器と、
    通常時は前記かごを支持した主ロープを開放し、非常時に作動することにより前記主ロープを保持して前記かごを停止させるロープブレーキと、
    前記かごドア又は前記乗場ドアが開いていると検出されている状態で、前記かごが着床誤差範囲外にあるとの検出が開始された場合は、前記ロープブレーキに前記主ロープを保持させ、
    前記かごが着床範囲外にあると検出されている状態で、前記かごドア及び前記乗場ドアの双方が開いたと検出された場合は、前記ロープブレーキに前記主ロープを保持させ、
    前記かごが着床範囲外にあると検出されている状態で、前記かごドア及び前記乗場ドアの一方が開いているとともに、前記かごドア及び前記乗場ドアの他方が閉じていると検出されている場合は、前記ロープブレーキに前記主ロープを開放した状態を維持させるロープブレーキ作動装置と、
    を備え、
    前記ロープブレーキ作動装置は、
    常開接点からなる前記かごドアスイッチのかごドアスイッチ接点と、
    前記かごドアスイッチ接点に対して直列に接続されたGSリレーと、
    常開接点からなる前記乗場ドアスイッチの乗場ドアスイッチ接点と、
    前記乗場ドアスイッチ接点に対して直列に接続されたDSリレーと、
    前記着床ゾーン検出器によりドアゾーンへの前記かごの進入が検出されたときに励磁され、当該ドアゾーンからの前記かごの脱出が検出されたときに消磁されるDZ1リレーと、
    前記着床ゾーン検出器によりリレベルゾーンへの前記かごの進入が検出されたときに励磁され、当該リレベルゾーンからの前記かごの脱出が検出されたときに消磁されるDZ2リレーと、
    常閉接点からなる前記DZ1リレーの第1DZ1接点と、
    常閉接点からなる前記DZ2リレーの第1DZ2接点と、
    前記第1DZ1接点と前記第1DZ2接点とに対して直列に接続されたDZCHリレーと、
    前記DZ1リレーに対して直列に接続され、常開接点からなる前記DZ1リレーの第2DZ1接点と、
    前記DZ1リレーに対して直列に接続され、前記第2DZ1接点に対して並列に接続され、常開接点からなる前記DZCHリレーの第1DZCH接点と、
    前記DZ2リレーに対して直列に接続され、常開接点からなる前記DZ2リレーの第2DZ2接点と、
    前記DZ2リレーに対して直列に接続され、前記第2DZ2接点に対して並列に接続され、常開接点からなる前記DZCHリレーの第2DZCH接点と、
    前記第1DZ1接点に対して並列に接続され、前記第1DZ2接点と前記DZCHリレーとに対して直列に接続され、常開接点からなる前記DZCHリレーの第3DZCH接点と、
    互いに並列に接続された第1パスと第2パスと第3パスと、
    を備え、
    前記第1パスは、
    常開接点からなる前記GSリレーの第1GSリレー接点と、
    前記第1GSリレー接点に対して直列に接続され、常開接点からなる前記DSリレーの第1DSリレー接点と、
    前記第1GSリレー接点と前記第1DSリレー接点とに対して直列に接続され、常開接点からなる前記GSリレーの第2GSリレー接点と、
    を備え、
    前記第2パスは、
    常閉接点からなる前記DZ1リレーの第1DZ1リレー接点と、
    前記第1DZ1リレー接点に対して直列に接続され、常閉接点からなる前記DZ2リレーの第1DZ2リレー接点と、
    前記第1DZ1リレー接点と前記第1DZ2リレー接点とに対して直列に接続され、常開接点からなる前記DZCHリレーの第1DZCHリレー接点と、
    前記第1DZ1リレー接点と前記第1DZ2リレー接点と前記第1DZCHリレー接点とに対して直列に接続され、常開接点からなる前記DSリレーの第2DSリレー接点と、
    を備え、
    前記第3パスは、
    常開接点からなる前記DZ1リレーの第2DZ1リレー接点と、
    前記第2DZ1リレー接点に対して直列に接続され、常開接点からなる前記DZ2リレーの第2DZ2リレー接点と、
    前記第2DZ1リレー接点と前記第2DZ2リレー接点に対して直列に接続され、常閉接点からなる前記DZCHリレーの第2DZCHリレー接点と、
    を備え、
    前記第1DSリレー接点及び前記第2GSリレー接点の間と前記第1DZCHリレー接点及び前記第2DSリレー接点の間とで、前記第1パスと前記第2パスとを接続した配線と、
    前記第1パスと前記第2パスと前記第3パスとに対して直列に接続され、前記ロープブレーキへの電源供給を遮断するRBリレーと、
    を備えたことを特徴とするエレベータの安全装置。
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