JP5532711B2 - 加湿機能付空気清浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空気を浄化することのできる空気清浄装置と、空気を浄化しながら加湿することのできる加湿機能付空気清浄装置に関する。
従来のこの種の加湿機能付空気清浄装置の構成は以下のようになっていた。
すなわち、吸気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けた空気清浄手段と、前記吸気口から室内の空気を前記空気清浄手段を介して前記本体ケース内に吸気し、前記排気口より室内に排気する風路に送風手段を備えた構成となっていた。
例えば、これに類似する先行文献は下記特許文献1に記載されている。
特開2008−25898号公報
上記従来例における課題は、加湿清浄空気の風量が少なく、加湿能力が低いということであった。
すなわち、従来の物においては、送風手段によって吸気口から吸込まれた室内空気を、空気清浄手段および加湿手段を介し、排気口より室内に送風される。このように、加湿および空気清浄処理された加湿清浄空気が供給されるが、加湿手段は円筒形状の加湿フィルターで構成されているので、加湿手段の送風された空気は、まず加湿フィルターの外側から円筒形状の加湿フィルター内部に流れ、次に円筒形状の加湿フィルター内部から加湿フィルターの外側へ流れる。つまり、加湿フィルターを2回通過するので加湿手段での通風抵抗が大きくなる。
また、加湿手段の上部に吸気口、送風手段、および排気口が位置するので、加湿手段の上部から送風された空気を円筒形状の加湿フィルター内部で方向転換し、円筒形状の加湿フィルター内部から上部の排気口に送風される。すなわち、加湿手段で空気の流れを約180度方向転換することとなり、通風抵抗が大きくなる。
このように、通風抵抗が大きいので加湿清浄空気の風量が小さく、加湿能力が低くなる。
そこで本発明は、通風抵抗を小さくし加湿清浄空気の風量を多くすると共に、加湿能力の向上を目的とするものである。
そしてこの目的を達成するために本発明は、吸気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けた空気清浄手段と、前記吸気口から室内の空気を前記空気清浄手段を介して前記本体ケース内に吸気し、前記排気口より室内に排気する風路に送風手段を備え、前記吸気口は前記本体ケースの少なくとも1側面に設けた第1の吸気口と、前記本体ケースの前面下部に設けた第2の吸気口とから形成し、前記本体ケースの前面に前面化粧
板を設け、この前面化粧板を上下前後動させる駆動手段を備え、前記第1の吸気口および前記第2の吸気口の開口面積を可変する構成とし、前記第1の吸気口および前記第2の吸気口の風路風下側で、前記前面化粧板に対向する位置に前記空気清浄手段を設け、前記空気清浄手段の風路風下側に加湿手段を備え、前記空気清浄手段の上端部が前記空気清浄手段の下端部より前記本体ケース内部方向に入り込むように傾斜した構成とし、前記前面化粧板と前記空気清浄手段との水平距離は、前面化粧板が前記駆動手段により最上点に位置する場合は、前面化粧板が前記駆動手段により中間点に位置する場合より小さいこととし、前記加湿手段の上部には前記空気清浄手段と送風手段をつなぐバイパス風路を設けた構成とした。
これにより、初期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、吸気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けた空気清浄手段と、前記吸気口から室内の空気を前記空気清浄手段を介して前記本体ケース内に吸気し、前記排気口より室内に排気する風路に送風手段を備え、前記吸気口は前記本体ケースの少なくとも1側面に設けた第1の吸気口と、前記本体ケースの前面下部に設けた第2の吸気口とから形成し、前記本体ケースの前面に前面化粧板を設け、この前面化粧板を上下前後動させる駆動手段を備え、前記第1の吸気口および前記第2の吸気口の開口面積を可変する構成とし、前記第1の吸気口および前記第2の吸気口の風路風下側で、前記前面化粧板に対向する位置に前記空気清浄手段を設け、前記空気清浄手段の風路風下側に加湿手段を備え、前記空気清浄手段の上端部が前記空気清浄手段の下端部より前記本体ケース内部方向に入り込むように傾斜した構成とし、前記前面化粧板と前記空気清浄手段との水平距離は、前面化粧板が前記駆動手段により最上点に位置する場合は、前面化粧板が前記駆動手段により中間点に位置する場合より小さいこととし、前記加湿手段の上部には前記空気清浄手段と送風手段をつなぐバイパス風路を設けた構成としたものであり、加湿清浄空気の風量を多くすることができると共に、加湿能力の向上を目的とするものである。
すなわち、前記第1の吸気口および前記第2の吸気口の風路風下側で、前記前面化粧板に対向する位置に前記空気清浄手段を設け、前記空気清浄手段の風路風下側に加湿手段を備え、前記空気清浄手段の上端部が前記空気清浄手段の下端部より前記本体ケース内部方向に入り込むように傾斜し、前記前面化粧板と前記空気清浄手段との水平距離は、前面化粧板が前記駆動手段により最上点に位置する場合は、前面化粧板が前記駆動手段により中間点に位置する場合より小さいこととし、前記加湿手段の上部には前記空気清浄手段と送風手段をつなぐバイパス風路を設けた構成としたものである。
つまり、上下前後動する前記前面化粧板が、最上点に位置する場合に、前記前面化粧板と前記空気清浄手段との水平距離は、前面化粧板が前記駆動手段により中間点に位置する場合より小さいこととし、前記加湿手段の上部には前記空気清浄手段と送風手段をつなぐバイパス風路を設けた構成とした。このため、前記本体ケースの前面下部に設けた前記第2の吸気口が全開となり、この前記第2の吸気口から吸い込まれた室内空気は前記空気清浄手段を通過し、加湿手段である加湿フィルター部に流れる。一方、前記本体ケースの少なくとも1側面に設けた前記第1の吸気口から吸い込まれた室内空気は、前記空気清浄手段に流れ込む。ここで、前記空気清浄手段の上端部が前記空気清浄手段の下端部より前記本体ケース内部方向に入り込むように傾斜しているので、特に前記空気清浄手段の上部と前記前面化粧板との間に空間ができ、この空間により前記第1の吸気口から吸い込まれた室内空気が、前記空気清浄手段の上部に均一に流れ易くできる。
これらの結果により、加湿清浄空気の風量を多くすることができると共に、加湿能力を向上することができるものである。
本発明の実施の形態1の加湿機能付空気清浄装置の斜視図 本発明の実施の形態1の前面化粧板が中間位置である加湿機能付空気清浄装置の断面を示す図 本発明の実施の形態1の前面化粧板が最上位置である加湿機能付空気清浄装置の断面を示す図 本発明の実施の形態1の前面化粧板が最下位置である加湿機能付空気清浄装置の断面を示す図
以下、本実施形態を添付図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1〜図4に示すように、本実施形態の加湿機能付空気清浄装置は、吸気口1と排気口2を有する本体ケース3と、この本体ケース3内に設けた空気清浄手段と、この空気清浄手段の下流側に加湿手段とを備えている。
吸気口1は本体ケース3の両側面に設けた第1の吸気口1aと、本体ケース3の前面下部に設けた第2の吸気口1bとから形成され、排気口2は本体ケース3の天面に設けている。吸気口1である第1の吸気口1aおよび第2の吸気口1bの開口面積は、本体ケース3の前面に所定の距離を有し設けた略縦長四角平板形状の前面化粧板4を上下前後に移動させることにより変化させるものである。つまり、前面化粧板4と本体ケース3との水平距離を変えることにより、本体ケース3の両側面に設けた第1の吸気口1aの開口面積を変化させ、前面化粧板4を上下に移動させることにより、本体ケース3の前面下部に設けた第2の吸気口1bの開口面積を変化させるものである。このように、前面化粧板4を本体ケース3に対して水平方向および上下方向に移動させるために複数の駆動手段6を設けている。
空気清浄手段は縦長箱形状の空気清浄フィルター7で、濾材が蛇腹形状に折られたものであり、第1の吸気口1aおよび第2の吸気口1bの風路風下側で、前面化粧板4に対向する位置に設けている。
加湿手段は、空気清浄手段の風路風下側に設けており、一定量の水が溜まった略椀形状の水槽8と、この水槽8の水に周縁部の一部が常に浸漬した円板状の加湿フィルター部9と、この加湿フィルター部9を固定し外周部に給水部10を備えた略円環形状の加湿フィルター枠部11と、この加湿フィルター枠部11を回転させる回転手段とから形成されている。
また、加湿フィルター部9の略上部には、空気清浄手段と送風手段12とを繋ぐバイパス風路13を備えている。これにより、加湿手段の下流側に設けた送風手段12によって、第1の吸気口1aおよび第2の吸気口1bから空気清浄手段を介して本体ケース3内に吸気した室内の空気は、加湿手段を介し排気口2より室内に排気するか、または、空気清浄手段と送風手段12とを繋ぐバイパス風路13を介して排気口2より室内に排気するものである。
このような構成における空気清浄および、加湿動作について説明する。
水タンク5より水槽8に常時一定の水位となるように水が供給される。この水に加湿手段の加湿フィルター枠部11である給水部10と加湿フィルター部9の一部が常時浸かった状態となる。ここで回転手段である電動機14によって加湿フィルター枠部11を回転させることで、水を汲んだ給水部10と加湿フィルター部9が回転し、給水部10によって汲み上げられた水が頂上付近で滴り落ち、加湿フィルター部9を湿らせる。つまり電動機14により加湿フィルター枠部11を回転させ続けることで加湿フィルター部9は常時水を保持した状態に保たれる。
ここで、送風手段12を動かすことにより、第1の吸気口1aおよび第2の吸気口1bから本体ケース3内に空気が吸い込まれ、その後空気は本体ケース3内に備えられた空気清浄フィルター7と水を保持した状態の加湿フィルター部9とを通過し加湿清浄空気となり、排気口2から室内に排出される。
また、空気清浄手段と送風手段12とを繋ぐバイパス風路13を加湿フィルター部9の略上部に設けたので、主に第1の吸気口1aから吸気された空気は空気清浄手段を介し、加湿フィルター部9を通過し送風手段12に吸い込まれる空気と、バイパス風路13を通過し送風手段12により吸い込まれる空気との2経路の空気が送風手段12により排気口2から室内に排気される。
本実施の形態における特徴は、前面化粧板4と、空気清浄手段と、加湿手段との構成にある。具体的には、空気清浄手段が、前面化粧板4と加湿手段との間の風路に位置し、空気清浄手段の上端部が空気清浄手段の下端部より本体ケース3内部方向に入り込むように傾斜したものである。
すなわち、第1の吸気口1aおよび第2の吸気口1bの風路風下側で、前面化粧板4に対向する位置に空気清浄手段を設け、空気清浄手段の風路風下側に加湿手段を備え、空気清浄手段の上端部が空気清浄手段の下端部より本体ケース3内部方向に入り込むように傾斜したものである。
つまり、図3に示すように、上下前後動する前面化粧板4が、最上点に位置する場合に、空気清浄手段の下部では、本体ケース3の前面下部に設けた第2の吸気口1bが全開となり、この第2の吸気口1bから吸い込まれた室内空気は空気清浄手段を通過し、加湿手段である加湿フィルター部9に流れる。一方、空気清浄手段の上部では、本体ケース3の少なくとも1側面に設けた第1の吸気口1aから吸い込まれた室内空気が、空気清浄手段に流れ込む。ここで、空気清浄手段の上端部が空気清浄手段の下端部より本体ケース3内部方向に入り込むように傾斜しているので、空気清浄手段の下部と前面化粧板4との間の空間より大きな空間が、空気清浄手段の上部と前面化粧板4との間にでき、この空間により第1の吸気口1aから吸い込まれた室内空気が、空気清浄手段の上部に均一に流れ易くできる。
これらの結果により、加湿清浄空気の風量を多くすることができると共に、加湿能力を向上することができるものである。
また、加湿手段は一定量の水が溜まった水槽8と、この水槽8の水に周縁部の一部が常に浸漬した円板状の加湿フィルター部9と、この加湿フィルター部9を固定し外周部に給水部10を備えた加湿フィルター枠部11と、この加湿フィルター枠部11を回転させる回転手段とから形成されたものである。
具体的には、水槽8は、天面が開口した略横長箱形状で、水槽8の長手辺部の側壁部の上端である長手側壁上端部より上方に伸びた軸受け部を備えている。この水槽8に一定量の水が水タンク5より供給される。加湿フィルター部9は円板形状であり、この加湿フィルター部9を略円環形状の加湿フィルター枠部11によって固定されている。この加湿フィルター枠部11は外周部に給水部10を備え、中央部に回転軸部を備えている。この回転軸部を水槽8の長手辺部の側壁部の上端である長手側壁上端部より上方に伸びた軸受け部に装着することにより、加湿フィルター枠部11の給水部10、および加湿フィルター部9周縁部の一部が、水槽8の水に常に浸漬すると共に、回転自在に設けられるものである。この回転自在に設けた加湿フィルター枠部11および加湿フィルター部9を回転手段である電動機14によって回転させるものである。
すなわち、ここで、空気清浄手段の上端部が空気清浄手段の下端部より本体ケース3内部方向に入り込むように傾斜しているので、加湿手段と空気清浄手段との間、特に加湿手段の下部に位置する水槽8と空気清浄手段との間に空間ができ、空気清浄手段の下部である加湿手段の水槽8に対向した位置から吸い込まれた空気が、加湿手段である加湿フィルター部9に流れる込み易くできる。
また、加湿手段は、空気清浄手段の風路風下側の下部に備えたものである。具体的には、前面化粧板4に対向する位置に空気清浄手段を設け、空気清浄手段の風路風下側に加湿手段を備えている。ここで、空気清浄手段は縦長箱形状の空気清浄フィルター7で、濾材が蛇腹形状に折られたものであり、この空気清浄フィルター7の下端面と、加湿手段である天面が開口した略横長箱形状の水槽8底面との高さが、ほぼ同じ高さに位置するものである。
すなわち、空気清浄フィルター7の下端面と、水槽8底面との高さが、ほぼ同じ高さに位置し、空気清浄手段の上端部が空気清浄手段の下端部より本体ケース3内部方向に入り込むように傾斜しているので、加湿手段と空気清浄手段との間、特に加湿手段の下部に位置する水槽8と空気清浄手段との間に空間が更に大きくなり、空気清浄手段の下部である加湿手段の水槽8に対向した位置から吸い込まれた空気が、加湿手段である加湿フィルター部9に更に流れる込み易くできる。
また、送風手段12はケーシング15と、このケーシング15内に配設されたモータ16と、このモータ16の回転軸に固定された羽根17とにより形成され、加湿手段である加湿フィルター部9に対向した位置にケーシング15の吸込口18を設けたものである。具体的には、送風手段12はケーシング15と、ケーシング15内に配設されたモータ16と、このモータ16の回転軸に固定された羽根17とにより形成されている。この羽根17に対向した位置に円形の孔である吸込口18を備えている。この吸込口18が、加湿手段である加湿フィルター部9に対向した位置に構成したものである。
すなわち、送風手段12を動かすことにより、まず、第1の吸気口1aおよび第2の吸気口1bから本体ケース3内に空気が吸い込まれ、この空気は本体ケース3内に備えられた空気清浄フィルター7の下部を通過する。そして、空気清浄フィルター7と加湿手段の水槽8との間を、水槽8の長手辺部の空気清浄フィルター7側である一方の側壁部に沿うように加湿フィルター部9の方向、つまり上方向に流れる。次に、加湿手段の水槽8側壁部の上部で風向を上方向から略水平方向に変化させ、加湿手段である加湿フィルター部9を通過し、加湿フィルター部9に対向した送風手段12の吸込口18に流れるものである。ここで、送風手段12の吸込口18は加湿フィルター部9に対向した位置にあるので、加湿手段である加湿フィルター部9を通過した空気は、大きく風向を変化させることなく送風手段12の吸込口18に流れるので、風路圧損を低減することができる。
また、送風手段12の吸込口18の周縁部の下部は加湿手段である水槽8の上端部より高い位置に構成したものである。具体的には、送風手段12の円形の孔である吸込口18が、加湿手段である加湿フィルター部9に対向すると共に、円形の孔である吸込口18の周縁部の下部が、水槽8の長手辺部の空気清浄フィルター7側である一方の側壁部の上端部より高い位置にある。
すなわち、送風手段12を動かすことにより、まず、第2の吸気口1bから本体ケース3内に空気が吸い込まれ、この空気は本体ケース3内に備えられた空気清浄フィルター7の下部を通過する。そして、空気清浄フィルター7と加湿手段の水槽8との間を、水槽8の長手辺部の空気清浄フィルター7側である一方の側壁部に沿うように加湿フィルター部9の方向、つまり上方向に流れる。次に、加湿手段の水槽8側壁部の上部で風向を上方向から略水平方向に変化させ、加湿手段である加湿フィルター部9を通過し、加湿フィルター部9に対向した送風手段12の吸込口18に流れるものである。ここで、送風手段12の吸込口18は加湿フィルター部9に対向した位置にあると共に、吸込口18の周縁部の下部は水槽8の上端部より高い位置にあるので、加湿手段である加湿フィルター部9を通過した空気は、水槽8の長手辺部の送風手段12側である一方の側壁部に当たることが低減され、送風手段12の吸込口18に流れるので、風路圧損を低減することができる。
また、図4に示すように、前面化粧板4が駆動手段6により最下点に位置する場合に、前面化粧板4を空気清浄手段の風路風上側面とほぼ平行に設け、図2に示すように、前面化粧板4が駆動手段6により中間点に位置する場合に、前面化粧板4と空気清浄手段との水平距離は、空気清浄手段の下部より上部の方が長い構成としたものである。具体的には、図4に示すように、前面化粧板4が駆動手段6により最下点に位置する場合には、前面化粧板4は空気清浄手段の風路風上側面とほぼ平行になる。つまり本体ケース3の両側面部と、略縦長四角平板形状の前面化粧板4とから形成される第1の吸気口1aの形状が略縦長四角形状となり、この第1の吸気口1aの水平方向の距離は、空気清浄手段の下部から上部までがほぼ同一となるものである。さて、ここで、図2に示すように、駆動手段6により前面化粧板4が最下点から中間点に移動した場合には、前面化粧板4と空気清浄手段との水平距離は、空気清浄手段の下部より上部の方が長くなる。つまり本体ケース3の両側面部と、略縦長四角平板形状の前面化粧板4とから形成される第1の吸気口1aの形状が略台形形状となり、空気清浄手段の下部より上部なるほど、第1の吸気口1aの水平方向の距離が長くなるものである。
すなわち、前面化粧板4が駆動手段6により最下点から中間点に移動した場合に、前面化粧板4と空気清浄手段との水平距離は、空気清浄手段の下部より上部の方が長くなるので、空気清浄手段の上部での第1の吸気口1aの開口面積が増加すると共に、空気清浄手段の上部での前面化粧板4との間の空間が広がり、この空間により第1の吸気口1aから吸い込まれた室内空気が、空気清浄手段の上部に均一に流れ易くできる。
また、前面化粧板4を上下前後動させる駆動手段6は、軸部と、この軸部の一端を中心に他端が上下に回動するように軸部の一端側に設けた回動手段とから形成し、軸部の他端側に前面化粧板4を設け、駆動手段6は前面化粧板4の上部と下部に各2箇所設け、この上部の駆動手段6の軸部の長さが、下部の駆動手段6の軸部の長さより長い構成としたものである。具体的には、本体ケース3内の前面側の4箇所の角部付近に4つの駆動手段6を設けたものである。これらの駆動手段6は、軸部と回動手段とから形成され、軸部の一端を中心に他端が上下に回動するように軸部の一端側に設けた回動手段を設けたものである。4つの駆動手段6うち、本体ケース3内の前面側である上部2箇所の角部付近に設けた2つの上部の駆動手段6の回転の中心となる軸部の一端が、同一回転軸上に位置し、同様に、本体ケース3内の前面側である下部2箇所の角部付近に設けた2つの下部の駆動手段6の回転の中心となる軸部の一端が、同一回転軸上に位置するものである。ここで、上部の駆動手段6である軸部の長さが、下部の駆動手段6である軸部の長さより長いものである。
すなわち、前面化粧板4が駆動手段6により最下点から中間点に移動する場合に、駆動手段である回動手段が、軸部の一端を中心に他端に固定された前面化粧板4を最下点から中間点に移動させる。つまり、軸部の一端を中心に軸部の他端が、本体ケース3から離れながら、上方へ移動する。ここで、上部の駆動手段6の軸部の長さが、下部の駆動手段6の軸部の長さより長いので、空気清浄手段の上部での水平方向の第1の吸気口1aの開口寸法が増加すると共に、空気清浄手段の上部での前面化粧板4との間の空間が広がり、この空間により第1の吸気口1aから吸い込まれた室内空気が、空気清浄手段の上部に均一に流れ易くできる。また、上部の駆動手段6および下部の駆動手段6の軸部の長さを変えるだけで、空気清浄手段の上部での水平方向の第1の吸気口1aの開口寸法と、空気清浄手段の下部での水平方向の第1の吸気口1aの開口寸法のバランスを容易に調整することが可能となる。
以上のように本発明は、吸気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けた空気清浄手段と、前記吸気口から室内の空気を前記空気清浄手段を介して前記本体ケース内に吸気し、前記排気口より室内に排気する風路に送風手段を備え、前記吸気口は前記本体ケースの少なくとも1側面に設けた第1の吸気口と、前記本体ケースの前面下部に設けた第2の吸気口とから形成し、前記本体ケースの前面に前面化粧板を設け、この前面化粧板を上下前後動させる駆動手段を備え、前記第1の吸気口および前記第2の吸気口の開口面積を可変する構成とし、前記第1の吸気口および前記第2の吸気口の風路風下側で、前記前面化粧板に対向する位置に前記空気清浄手段を設け、前記空気清浄手段の風路風下側に加湿手段を備え、前記空気清浄手段の上端部が前記空気清浄手段の下端部より前記本体ケース内部方向に入り込むように傾斜した構成としたものであり、加湿清浄空気の風量を多くすることができると共に、加湿能力の向上を目的とするものである。
すなわち、第1の吸気口および第2の吸気口の風路風下側で、前面化粧板に対向する位置に空気清浄手段を設け、空気清浄手段の風路風下側に加湿手段を備え、空気清浄手段の上端部が空気清浄手段の下端部より本体ケース内部方向に入り込むように傾斜したものである。
つまり、上下前後動する前面化粧板が、最上点に位置する場合に、本体ケースの前面下部に設けた第2の吸気口が全開となり、この第2の吸気口から吸い込まれた室内空気は空気清浄手段を通過し、加湿手段である加湿フィルター部に流れる。一方、本体ケースの少なくとも1側面に設けた第1の吸気口から吸い込まれた室内空気は、空気清浄手段に流れ込む。ここで、空気清浄手段の上端部が空気清浄手段の下端部より本体ケース内部方向に入り込むように傾斜しているので、特に空気清浄手段の上部と前面化粧板との間に空間ができ、この空間により第1の吸気口から吸い込まれた室内空気が、空気清浄手段の上部に均一に流れ易くできる。
これらの結果により、加湿清浄空気の風量を多くすることができると共に、加湿能力を向上することができるものである。
従って、家庭用や事務所用などの、加湿機能付空気清浄装置として活用が期待されるものである。
1 吸気口
1a 第1の吸気口
1b 第2の吸気口
2 排気口
3 本体ケース
4 前面化粧板
5 水タンク
6 駆動手段
7 空気清浄フィルター
8 水槽
9 加湿フィルター部
10 給水部
11 加湿フィルター枠部
12 送風手段
13 バイパス風路
14 電動機
15 ケーシング
16 モータ
17 羽根
18 吸込口

Claims (6)

  1. 吸気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けた空気清浄手段と、前記吸気口から室内の空気を前記空気清浄手段を介して前記本体ケース内に吸気し、前記排気口より室内に排気する風路に送風手段を備え、前記吸気口は前記本体ケースの少なくとも1側面に設けた第1の吸気口と、前記本体ケースの前面下部に設けた第2の吸気口とから形成し、前記本体ケースの前面に前面化粧板を設け、この前面化粧板を上下前後動させる駆動手段を備え、前記第1の吸気口および前記第2の吸気口の開口面積を可変する構成とし、前記第1の吸気口および前記第2の吸気口の風路風下側で、前記前面化粧板に対向する位置に前記空気清浄手段を設け、前記空気清浄手段の風路風下側に加湿手段を備え、前記空気清浄手段の上端部が前記空気清浄手段の下端部より前記本体ケース内部方向に入り込むように傾斜した構成とし、前記前面化粧板と前記空気清浄手段との水平距離は、前面化粧板が前記駆動手段により最上点に位置する場合は、前面化粧板が前記駆動手段により中間点に位置する場合より小さいことし、前記加湿手段の上部には前記空気清浄手段と送風手段をつなぐバイパス風路を設けたことを特徴とする加湿機能付空気清浄装置。
  2. 加湿手段は一定量の水が溜まった水槽と、この水槽の水に周縁部の一部が常に浸漬した円板状の加湿フィルター部と、この加湿フィルター部を固定し外周部に給水部を備えた加湿フィルター枠部とこの加湿フィルター枠部を回転させる回転手段とから形成された請求項1記載の加湿機能付空気清浄装置。
  3. 加湿手段は前記空気清浄手段の風路風下側の下部に備えた請求項1または2記載の加湿機能付空気清浄装置。
  4. 送風手段はケーシングと、このケーシング内に配設された電動機と、この電動機の回転軸に固定された羽根とにより形成され、前記加湿手段である前記加湿フィルター部に対向した位置に前記ケーシングの吸込口を設けた請求項2または3記載の加湿機能付空気清浄装置。
  5. 送風手段の前記吸込口の周縁部の下部は前記加湿手段である前記水槽の上端部より高い位置に構成した請求項2〜4のいずれかに記載の加湿機能付空気清浄装置。
  6. 前面化粧板が前記駆動手段により最下点に位置する場合に、前面化粧板を前記空気清浄手段の風路風上側面とほぼ平行に設け、前記前面化粧板が前記駆動手段により中間点に位置する場合に、前記前面化粧板と前記空気清浄手段との水平距離は、前記空気清浄手段の下部より上部の方が長い構成とした請求項2〜5のいずれかに記載の加湿機能付空気清浄装置。
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