JP5532046B2 - ハードコートフィルムの製造方法及び液晶パネルの製造方法 - Google Patents
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Description
1.偏光子を保護するための保護フィルムに対しハードコート層が形成され、前記保護フィルムの厚みと前記ハードコート層の厚みとの総和が40μm未満のハードコートフィルムの製造方法であって、
溶融流延法を用いて前記保護フィルムを製造する工程と、
前記保護フィルムを加湿する工程と、
前記保護フィルム上に一定の塗布液を塗布して前記ハードコート層を形成する工程とを備え、
前記保護フィルムを加湿する工程では、前記保護フィルムの含水率を1.5〜4%とすること、かつ、
前記保護フィルムと前記ハードコート層との以下で定義される混合領域が、11〜18%とすることを特徴とするハードコートフィルムの製造方法。
混合領域(%)=混合領域厚み(μm)/[混合領域を除くハードコート層膜厚(μm)+混合領域厚み(μm)+保護フィルム膜厚(μm)]×100
溶液流延法を用いて前記保護フィルムを製造する工程と、
前記保護フィルムを加熱する工程と、
前記保護フィルムを加湿する工程と、
前記保護フィルム上に一定の塗布液を塗布して前記ハードコート層を形成する工程とを備え、
前記保護フィルムを加熱する工程では、前記保護フィルムに残留する残留溶媒量を0.01%以下とし、
前記保護フィルムを加湿する工程では、前記保護フィルムの含水率を1.5〜4%とすること、かつ、
前記保護フィルムと前記ハードコート層との以下で定義される混合領域が、11〜18%とすることを特徴とするハードコートフィルムの製造方法。
混合領域(%)=混合領域厚み(μm)/[混合領域を除くハードコート層膜厚(μm)+混合領域厚み(μm)+保護フィルム膜厚(μm)]×100
2.0≦X+Y≦3.0 … (1)
0.1≦X≦2.9 … (2)
0.1≦Y≦2.9 … (3)
2.5≦X+Y≦3.0 … (4)
0.1≦X≦1.5 … (5)
1.5≦Y≦2.9 … (6)
7.第1項〜第6項のいずれか一項に記載の製造方法によりハードコートフィルムを製造する工程と、
該製造されたハードコートフィルムと保護フィルムとを、それぞれ偏光子に貼り付けて偏光板を製造する工程と、
前記偏光板と液晶セルとを別々にパネルサイズに裁断する工程と、
裁断後の前記偏光板と前記液晶セルとを貼り付ける工程とを備えることを特徴とする液晶パネルの製造方法。
8.第1項〜第6項のいずれか一項に記載の製造方法によりハードコートフィルムを製造する工程と、
該製造されたハードコートフィルムと保護フィルムとを、それぞれ偏光子に貼り付けて偏光板を製造する工程と、
前記偏光板を液晶セルに貼り付ける工程と、
前記偏光板と前記液晶セルとを同時にパネルサイズに裁断する工程とを備えることを特徴とする液晶パネルの製造方法。
[偏光子]
偏光子112はポリビニルアルコール系偏光子である。
[保護フィルム]
保護フィルム114,116は主にセルロースエステルで構成されたフィルムであり、保護フィルム114が偏光子112の視認側に、保護フィルム116が偏光子112のバックライト側に貼り付けられている。
[セルロースエステル樹脂]
セルロースエステルの一例として、セルロースアシレートを用いることができる。
0.1≦X≦2.9 … (2)
0.1≦Y≦2.9 … (3)
2.5≦X+Y≦3.0 … (4)
0.1≦X≦1.5 … (5)
1.5≦Y≦2.9 … (6)
セルロースアシレートの重合度(粘度平均)は、200〜700であることが好ましく、250〜550であることが特に好ましい。これらのセルロースアシレートは、ダイセル化学工業(株)、コートルズ社、ヘキスト社、イーストマンコダック社により市販されているが、写真用グレードのセルロースアシレートが好ましく用いられる。
[添加剤(可塑剤)]
可塑剤としては、例えば、多価アルコールと1価のカルボン酸からなるエステル系可塑剤や、多価カルボン酸と1価のアルコールからなるエステル系可塑剤などがあり、これらエステル系可塑剤はセルロースエステルと親和性が高く好ましい。
[添加剤(酸化防止剤)]
セルロースエステルは、溶融製膜が行われるような高温環境下では熱だけでなく酸素によっても分解が促進されるため、本発明のセルロースアシレートフィルムにおいては安定化剤として酸化防止剤を使用することも好ましい。
[添加剤(酸掃去剤)]
酸掃去剤とは製造時から持ち込まれるセルロースエステル中に残留する酸(プロトン酸)をトラップする役割を担う剤である。また、セルロースエステルを溶融するとポリマー中の水分と熱により側鎖の加水分解が促進し、CAPならば酢酸やプロピオン酸が生成する。酸と化学的に結合できればよく、エポキシ、3級アミン、エーテル構造等を有する化合物が挙げられるが、これに限定されるものでない。
[添加剤(紫外線吸収剤)]
紫外線吸収剤としては、偏光子や表示装置の紫外線に対する劣化防止の観点から、波長370nm以下の紫外線の吸収能に優れており、且つ液晶表示性の観点から、波長400nm以上の可視光の吸収が少ないものが好ましい。
[添加剤(粘度低下剤)]
本発明において、溶融粘度を低減する目的として、水素結合性溶媒を添加する事ができる。水素結合性溶媒とは、J.N.イスラエルアチビリ著、「分子間力と表面力」(近藤保、大島広行訳、マグロウヒル出版、1991年)に記載されるように、電気的に陰性な原子(酸素、窒素、フッ素、塩素)と電気的に陰性な原子と共有結合した水素原子間に生ずる、水素原子媒介「結合」を生ずることができるような有機溶媒、すなわち、結合モーメントが大きく、かつ水素を含む結合、例えば、O−H(酸素水素結合)、N−H(窒素水素結合)、F−H(フッ素水素結合)を含むことで近接した分子同士が配列できるような有機溶媒をいう。これらは、セルロース樹脂の分子間水素結合よりもセルロースとの間で強い水素結合を形成する能力を有するもので、本発明で行う溶融流延法においては、用いるセルロース樹脂単独のガラス転移温度よりも、水素結合性溶媒の添加によりセルロース樹脂組成物の溶融温度を低下する事ができる、または同じ溶融温度においてセルロース樹脂よりも水素結合性溶媒を含むセルロース樹脂組成物の溶融粘度を低下する事ができる。
[添加剤(マット剤)]
本実施形態では、フィルムの滑り性を付与するためにマット剤を添加することが好ましい。本実施形態で用いられるマット剤としては、得られるフィルムの透明性を損なうことがなく、溶融時の耐熱性があれば無機化合物または有機化合物どちらでもよく、例えば、タルク、マイカ、ゼオライト、ケイソウ土、焼成珪成土、カオリン、セリサイト、ベントナイト、スメクタイト、クレー、シリカ、石英粉末、ガラスビーズ、ガラス粉、ガラスフレーク、ミルドファイバー、ワラストナイト、窒化ホウ素、炭化ホウ素、ホウ化チタン、炭酸マグネシウム、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、珪酸カルシウム、珪酸アルミニウム、珪酸マグネシウム、アルミノ珪酸マグネシウム、アルミナ、シリカ、酸化亜鉛、二酸化チタン、酸化鉄、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、水酸化アルミニウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、炭化ケイ素、炭化アルミニウム、炭化チタン、窒化アルミニウム、窒化ケイ素、窒化チタン、ホワイトカーボンなどが挙げられる。これらのマット剤は、単独でも二種以上併用しても使用できる。粒径や形状(例えば針状と球状など)の異なる粒子を併用することで高度に透明性と滑り性を両立させることもできる。これらの中でも、セルロースエステルと屈折率が近いので透明性(ヘイズ)に優れる二酸化珪素が特に好ましく用いられる。二酸化珪素の具体例としては、アエロジル200V、アエロジルR972V、アエロジルR972、R974、R812、200、300、R202、OX50、TT600、NAX50(以上日本アエロジル(株)製)、シーホスターKEP−10、シーホスターKEP−30、シーホスターKEP−50(以上、株式会社日本触媒製)、サイロホービック100(富士シリシア製)、ニップシールE220A(日本シリカ工業製)、アドマファインSO(アドマテックス製)等の商品名を有する市販品などが好ましく使用できる。粒子の形状としては、不定形、針状、扁平、球状等特に制限なく使用できるが、特に球状の粒子を用いると得られるフィルムの透明性が良好にできるので好ましい。粒子の大きさは、可視光の波長に近いと光が散乱し、透明性が悪くなるので、可視光の波長より小さいことが好ましく、さらに可視光の波長の1/2以下であることが好ましい。粒子の大きさが小さすぎると滑り性が改善されない場合があるので、80nmから180nmの範囲であることが特に好ましい。なお、粒子の大きさとは、粒子が1次粒子の凝集体の場合は凝集体の大きさを意味する。また、粒子が球状でない場合は、その投影面積に相当する円の直径を意味する。
[ハードコート層]
図1に示す通り、偏光板110においては、保護フィルム114上にハードコート層118が形成されている。ハードコート層118は一定の塗布液(塗布溶剤)が保護フィルム114上に塗布・乾燥されて形成されたものである。
層118との以下で定義される混合領域(塗布液の保護フィルム114への浸透領域)が11〜18%となっている。
=混合領域厚み(μm)/[混合領域を除くハードコート層118膜厚(μm)+混合領域厚み(μm)+保護フィルム114膜厚(μm)]×100
[偏光板]
本実施形態では、保護フィルム114に対しハードコート層118が形成されたものがハードコートフィルム130として構成されており、ハードコートフィルム130の厚さ(すなわち保護フィルム114の厚さとハードコート層118の厚さとの総和)が40μm未満となっている。そして偏光子112、2枚の保護フィルム114,116及びハードコート層118を含む偏光板110は全体の厚さが90μm未満となっている。
[製造方法]
続いて、液晶パネル100の製造方法(保護フィルムの製造方法、ハードコートフィルムの製造方法及び偏光板の製造方法を含む。)について説明する。
[保護フィルムの製造方法]
保護フィルム114,116,124,126は溶融流延法と溶液流延法とのいずれかの方法で製造可能であり、以下では、保護フィルム114,116,124,126の製造方法を溶融流延法と溶液流延法とに分けてそれぞれ説明する。
[保護フィルムの製造方法(溶融流涎法)]
溶融流延成膜法は、加熱溶融する成形法に分類され、溶融押出し成形法、プレス成形法、インフレーション法、射出成形法、ブロー成形法、延伸成形法などがある。これらの中で、機械的強度及び表面精度などに優れる光学フィルムを得るためには、ダイを用いた溶融押出し法が優れている。
(1)セルロースエステル樹脂,添加剤などを混合してフィルム構成材料を調製し、押出し機1を用いて、フィルム構成材料を加熱溶融した状態で押し出す。
(2)その後、フィルター2でフィルム構成材料を濾過して異物の除去を行う。
(3)その後、スタチックミキサー3により、フィルム構成材料を混合する。
(4)その後、フィルム構成材料を流延ダイ4から第1冷却ロール5上に溶融状態で押し出す。
(5)このとき、フィルム構成材料を、第1冷却ロール5に外接させるとともに、さらに、第2冷却ロール7、第3冷却ロール8の合計3本の冷却ロールに順に外接させ、冷却固化してフィルム前駆体10を製造する。
(6)その後、剥離ロール9によってフィルム前駆体10を剥離し、剥離後のフィルム前駆体10を、延伸装置12によりフィルムの両端部を把持して幅方向に延伸する。
(7)その後、延伸後のフィルムの端部をスリッター13により製品幅にスリットして裁ち落とし、その後ナール加工装置(エンボスリング14,バックロール15)によりナール加工(エンボッシング加工)をフィルム両端部に施す。
(1)第1の押出し工程
第1の押出し工程では、上記のようにフィルム構成材料を混合した後に、その混合物を押出し機1を用いて直接溶融してもよいが、一旦、フィルム構成材料をペレット化した後、該ペレットを押出し機1で溶融するようにしてもよい。
(2)濾過工程
濾過工程では、熱可塑性樹脂がセルロースアシレート樹脂であって、金属不織布フィルター2で濾過するときの濾過温度が、230〜260℃であることが好ましく、より好ましくは、240〜250℃である。
(3)混合工程
混合工程では、均一に添加するために、スタチックミキサー3などの混合装置を用いることが好ましい。
(4)第2の押出し工程
押出し工程では、金属不織布フィルター2で濾過されたフィルム構成材料が流延ダイ4に送られ、流延ダイ4のスリット32からフィルム状に押し出される。
(5)冷却工程
冷却工程では、図3に示す通り、溶融状態のフィルム状のセルロースエステル樹脂を、第1冷却ロール5、第2冷却ロール7、及び第3冷却ロール8に順次密着させて搬送しながら冷却固化させ、未延伸のセルロースエステル系樹脂フィルム(フィルム前駆体10)を得る。
(6)延伸工程
延伸工程では、第3冷却ロール8から剥離ロール9によって剥離された冷却固化後の未延伸のフィルム前駆体10が、ダンサーロール11を経て延伸機12に導かれ、そこで横方向(幅方向)に延伸される。この延伸により、フィルム前駆体10中の分子が配向される。
(7)後処理工程
後処理工程では、延伸後のフィルム前駆体10の端部をスリッター13により製品となる幅にスリットして裁ち落とした後、エンボスリング14及びバックロール15よりなるナール加工装置によりナール加工(エンボッシング加工)をフィルム両端部に施す。
[保護フィルムの製造方法(溶液流涎法)]
溶液流延法とは、セルロースエステル(添加剤を含んでもよい。)を溶媒に溶解した溶液を、流延してフィルムを形成し、そのフィルムから溶媒を蒸発・乾燥させて保護フィルムを製造する成膜方法であり、溶液流延法としては公知の手法を用いることができる。
セルロースエステルおよび添加剤を溶剤に溶解させてドープを調製する工程と、
ドープを無限に移行する無端の金属支持体上に流延する工程と、
流延したドープをウェブとして乾燥する工程と、
金属支持体から剥離する工程と、
延伸または幅保持する工程と、
更に乾燥する工程と、に分けられる。
尚、Mはウェブまたはフィルムを製造中または製造後の任意の時点で採取した試料の質量で、NはMを115℃で1時間の加熱後の質量である。
[ハードコートフィルムの製造方法]
本発明において、混合領域を調整する方法としては、ハードコート層を塗布する前の保護フィルムを加湿することが挙げられ、この加湿する工程により、保護フィルムの含水率を1.5〜4%とすることが必要である。
(A1)保護フィルム114を加湿して保護フィルム114の含水率を1.5〜4%、好ましくは1.5〜2.5%とする。
(A2)その後、保護フィルム114に対し一定の塗布液を塗布して乾燥させ、保護フィルム114上にハードコート層118を形成する。
(B1)保護フィルム114を加熱して(乾燥させて)保護フィルム114に残留する残留溶媒量を0.01%以下とする。
(B2)その後は上記(A1),(A2)と同様の処理を行えばよい。
上記式中、「M」は製造後の保護フィルム114の質量で、「N」はMを115℃で1時間加熱した後の質量である。
[偏光板の製造方法]
ポリビニルアルコール水溶液を製膜し、これを一軸延伸させて染色するか、染色した後一軸延伸してから、好ましくはホウ素化合物で耐久性処理を行い、偏光子112,122を製造する。
[液晶パネルの製造方法]
偏光板110,120に対し粘着層を形成して偏光板110,120をロール状とし、そのロールを順次繰り出しながら、偏光板110,120をパネルサイズに分断する。
(1)サンプルの作製
各サンプルの作製にあたり、セルロースエステル,添加剤として、下記の材料を選択した。
[セルロースエステル]
セルロースアセテートプロピオネート(アセチル基置換度1.63、プロピオニル基置換度1.21、総アシル基置換度2.84、数平均分子量90000)
なお、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基等のアシル基の置換度の測定方法はASTM−D817−96の規定に準じて測定した。
[添加剤]
VB7102(メタクリル酸メチル/アクリル酸メチル/
2−ヒドロキシエチルメタクリレート=7/2/1(各々質量部)の
共重合体,分子量6300,三菱レーヨン社製) 表1記載量
UMM1001(綜研化学社製) 表1記載量
PETB(ペンタエリスリトールテトラベンゾエート,
アルドリッチ社製) 表1記載量
スミライザーGP(住友化学社製) 0.06質量部
イルガノックス1010(チバ・ジャパン(株)製) 0.5質量部
スミライザーGS(住友化学社製) 0.5質量部
紫外線吸収剤Ti928(チバ・ジャパン(株)製) 1.5質量部
マット剤シーホスターKEP−30(日本触媒社製) 0.1質量部
(1.1)サンプル1の作製
(1.1.1)ハードコートフィルムの作製
前記セルロースエステルを70℃、3時間減圧下で乾燥を行い室温まで冷却した後、前記添加剤、紫外線吸収剤、マット剤(尚、セルロースエステルの添加量は上記各添加物を加えて100質量部となる量である。)を混合した。
なお、弾性タッチロールの表面温度は100℃、第2冷却ロールの表面温度は30℃とした。弾性タッチロール、第1冷却ロール、第2冷却ロールの各ロールの表面温度は、ロールにフィルムが最初に接する位置から回転方向に対して90°手前の位置のロール表面の温度を、非接触温度計を用いて幅方向に10点測定した平均値を各ロールの表面温度とした。
[ハードコート層組成物1]
Z7537の溶剤変更品(i−プロピルアルコール/メチルエチルケトン=9/1(質量比),塗布液固形分濃度:50質量%,JSR社製)
ハードコート層の膜厚は、表1記載のとおりである。なお、ハードコート層の膜厚は、塗布量、塗布液固形分濃度から計算した、混合領域を考慮しない計算上の値で示した。
(1.1.2)偏光子の作製
厚さ、120μmのポリビニルアルコールフィルムを、一軸延伸(温度110℃、延伸倍率5倍)した。
(1.1.3)偏光板の作製
下記工程1〜5に従って、前記ハードコートフィルムと、ハードコート層を塗設しない前記セルロースエステルフィルム(裏面用の保護フィルム)と、前記偏光子と、を用いて偏光板を作製した。
(1.2)サンプル2〜4,6〜9の作製
サンプル1の作製において、添加剤(VB7102、UMM1001、PETB)の添加量,保護フィルム・ハードコート層の膜厚,加湿方法などを表1のように変更して「サンプル2〜4,6〜9」を作製した。
[ハードコート層組成物2]
500−28の溶剤変更品(i−プロピルアルコール/メチルエチルケトン=9/1(質量比),固形分濃度:40質量%,ADEKA社製)
(1.3)サンプル5の作製
サンプル1の作製において、保護フィルムの作製方法などを下記のように変更して「サンプル5」を作製した。
[ドープ組成物]
セルローストリアセテート(平均酢化度61.0%) 100質量部
トリフェニルフォスフェート 8質量部
エチルフタリルエチルグリコレート 2質量部
チヌビン109(チバ・ジャパン(株)製) 1質量部
チヌビン171(チバ・ジャパン(株)製) 1質量部
メチレンクロライド 430質量部
メタノール 90質量部
次に、このドープ組成物を濾過し、冷却して33℃に保ちステンレスバンド上に均一に流延し、剥離が可能になるまで溶媒を蒸発させたところで、ステンレスバンドから剥離し、テンターで幅方向に1.1倍に延伸した後、多数のロールで搬送させながら残留溶媒量が表1記載の量になるまで乾燥させた後、80%RHの調湿ゾーンを通過させてから両端部に高さ10μmのナーリングを設けて巻き取った。
[ハードコート層組成物3]
500−28(固形分濃度:40質量%,ADEKA社製)
(1.4)サンプル10〜12の作製
サンプル5の作製において、保護フィルム、ハードコート層の作製条件などを表1のように変更して「サンプル10〜12」を作製した。
…80%RHの加湿ゾーンを通過させて巻き取り、その後ハードコート層を形成する(加湿→巻取り→ハードコート層形成)
加湿方法B
…保護フィルムをいったん巻き取り、その保護フィルムを繰り出しながら水蒸気で加湿し、その後ハードコート層を形成する(巻取り→加湿→ハードコート層形成)
加湿方法C
…80%RHの加湿ゾーンを通過させてそのままハードコート層を形成する(加湿→ハードコート層形成)
(2)偏光板の評価
作製した偏光板を下記の方法で評価した。その評価結果を表2に示す。
(2.1)保護フィルムとハードコート層との混合領域の測定
偏光板の一部にエポキシ樹脂を被覆してからハードコート層側からミクロトーム等で断面を削りだし、SEM画像(×3,000)を撮影した。このSEM画像(モノクロ)の各層をコニカミノルタ社製分光測色計CM−2500dで測色し、L*の差が2.00以上となるところをハードコート層と混合領域、混合領域と保護フィルムのそれぞれ界面として、下式によって保護フィルムとハードコート層との混合領域(%)を算出した。
=混合領域厚み(μm)/[混合領域を除くハードコート層膜厚(μm)+混合領域厚み(μm)+保護フィルム膜厚(μm)]×100
(2.2)ケン化ムラ
各偏光板に蛍光灯照射光を反射させて以下の基準で目視評価を行なった。
「△」…一部分にスジ状、点状欠陥およびムラあり
「×」…全面にスジ状、点状欠陥およびムラあり
(2.3)ロールでのブロッキング
偏光板ロール作製の翌日に全量を巻き出し、巻き芯側から100m以内の位置に保護フィルムとハードコート層との界面でブロッキングが発生しているか否かを目視で確認した。
(2.4)断裁性
偏光板ロールから必要量を巻き出し、粘着層を介して液晶セルに貼り付けてから型抜きした際の材料破壊及び剥離性の程度を目視観察して、以下の基準で断裁性を評価した。
「△」…一部材料(基材)破壊が起こるが、保護フィルムとハードコート層との界面で剥がれる面積が存在する
「×」…保護フィルムとハードコート層との界面で剥がれる
(2.5)寸法安定性
各偏光板のハードコート層側表面に10cm隔にMD(長手方向),TD(幅方向)それぞれ、剃刀の刃で十字のスジを入れ、光学顕微鏡で正確な距離を測定しておく。この試料を80℃,90%RHで50時間保存した後、再度距離を測定して保存前後の差(寸法変化率(%))を調べた。
表2に示す通り、サンプル1〜5とサンプル6〜12とを比較すると、サンプル1〜5はケン化ムラ,ロールブロッキングが抑制され、裁断性,寸法安定性の面で優れている。
2 金属不織布フィルター
210 最下流側にある濾過層
220,230 上流側にある濾過層
240 保護メッシュ
250 流入口
260 流出口
270 外枠
3 スタチックミキサー
4 流延ダイ
5 第1冷却ロール
6 タッチロール
7 第2冷却ロール
8 第3冷却ロール
9,11,13,14,15 搬送ロール
10 フィルム前駆体
31ダイ本体
32スリット
41 金属スリーブ
42 弾性ローラ
43 金属製の内筒
44 ゴム
45 冷却水
100 液晶パネル
102 液晶セル
110,120 偏光板
112,122 偏光子
114,116,124,126 保護フィルム
118 ハードコート層
119 混合領域
130 ハードコートフィルム
A ハードコート層と混合領域の界面
B 混合領域と保護フィルムの界面
Claims (8)
- 偏光子を保護するための保護フィルムに対しハードコート層が形成され、前記保護フィルムの厚みと前記ハードコート層の厚みとの総和が40μm未満のハードコートフィルムの製造方法であって、
溶融流延法を用いて前記保護フィルムを製造する工程と、
前記保護フィルムを加湿する工程と、
前記保護フィルム上に一定の塗布液を塗布して前記ハードコート層を形成する工程とを備え、
前記保護フィルムを加湿する工程では、前記保護フィルムの含水率を1.5〜4%とすること、かつ、
前記保護フィルムと前記ハードコート層との以下で定義される混合領域が、11〜18%とすることを特徴とするハードコートフィルムの製造方法。
混合領域(%)=混合領域厚み(μm)/[混合領域を除くハードコート層膜厚(μm)+混合領域厚み(μm)+保護フィルム膜厚(μm)]×100 - 偏光子を保護するための保護フィルムに対しハードコート層が形成され、前記保護フィルムの厚みと前記ハードコート層の厚みとの総和が40μm未満のハードコートフィルムの製造方法であって、
溶液流延法を用いて前記保護フィルムを製造する工程と、
前記保護フィルムを加熱する工程と、
前記保護フィルムを加湿する工程と、
前記保護フィルム上に一定の塗布液を塗布して前記ハードコート層を形成する工程とを備え、
前記保護フィルムを加熱する工程では、前記保護フィルムに残留する残留溶媒量を0.01%以下とし、
前記保護フィルムを加湿する工程では、前記保護フィルムの含水率を1.5〜4%とすること、かつ、
前記保護フィルムと前記ハードコート層との以下で定義される混合領域が、11〜18%とすることを特徴とするハードコートフィルムの製造方法。
混合領域(%)=混合領域厚み(μm)/[混合領域を除くハードコート層膜厚(μm)+混合領域厚み(μm)+保護フィルム膜厚(μm)]×100 - 前記保護フィルムを加湿する工程では、前記保護フィルムの含水率を1.5〜2.5%とすることを特徴とする請求項1又は2に記載のハードコートフィルムの製造方法。
- 前記保護フィルムを加湿する工程の後に、加湿後の前記保護フィルムを巻き取る工程を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のハードコートフィルムの製造方法。
- 前記保護フィルムがセルロースエステル樹脂から構成され、前記セルロースエステル樹脂のアセチル基置換度をX、プロピオニル基置換度とブチリル基置換度の合計をYとしたとき、式(1)〜式(3)の条件をすべて満たすことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のハードコートフィルムの製造方法。
2.0≦X+Y≦3.0 … (1)
0.1≦X≦2.9 … (2)
0.1≦Y≦2.9 … (3) - 前記セルロースエステル樹脂が、式(4)〜式(6)の条件をすべて満たすことを特徴とする請求項5に記載のハードコートフィルムの製造方法。
2.5≦X+Y≦3.0 … (4)
0.1≦X≦1.5 … (5)
1.5≦Y≦2.9 … (6) - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の製造方法によりハードコートフィルムを製造する工程と、
該製造されたハードコートフィルムと保護フィルムとを、それぞれ偏光子に貼り付けて偏光板を製造する工程と、
前記偏光板と液晶セルとを別々にパネルサイズに裁断する工程と、
裁断後の前記偏光板と前記液晶セルとを貼り付ける工程とを備えることを特徴とする液晶パネルの製造方法。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の製造方法によりハードコートフィルムを製造する工程と、
該製造されたハードコートフィルムと保護フィルムとを、それぞれ偏光子に貼り付けて偏光板を製造する工程と、
前記偏光板を液晶セルに貼り付ける工程と、
前記偏光板と前記液晶セルとを同時にパネルサイズに裁断する工程とを備えることを特徴とする液晶パネルの製造方法。
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