JP5531503B2 - 電子機器、及びバッテリパックの装着方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ノート型パーソナルコンピュータ等の電子機器とこれに着脱可能なバッテリパックに関する。
近年では、ノート型パーソナルコンピュータの本体に着脱可能なバッテリパックが用いられている。例えば特許文献1に記載のノート型パーソナルコンピュータでは、本体の背面にバッテリパックが着脱されるバッテリ装着部が設けられている(特許文献1の図1及び図2等参照)。
一方、ノート型パーソナルコンピュータの薄型化が進んでおり、例えば特許文献2では、内蔵バッテリをキーモードモジュールの下には配置せず、ノート型パーソナルコンピュータの前方側(ユーザから見た手前側)のパームレスト部の下に配置している。具体的には内蔵バッテリは、コンピュータ本体の前方側の、ポインティングデバイスの隣の位置に内蔵され、これによりコンピュータ本体の薄型化を促進している(特許文献2の図1及び図2等参照)。
特開2007−115091号公報 特開2009−104665号公報
しかしながら、特許文献2のノート型パーソナルコンピュータをさらに薄型にする場合、内蔵バッテリも薄型化され、内蔵バッテリの容量が小さくなってしまう。薄型化された内蔵バッテリの容量を大きくするためには、内蔵バッテリの面積を大きくしなければならず、そうするとポインティングデバイス等の他の部材と干渉してしまう。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、ポインティングデバイス等の他の部材と干渉せずに、しかも容量を小さくさせずに薄型化できるバッテリパック、そのバッテリパックを備えた電子機器、及びバッテリパックの装着方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る電子機器は、本体と、バッテリパックとを具備する。
前記本体は、装着部を有する。
前記バッテリパックは、2次電池と、制御基板と、第1の筐体部と、第2の筐体部とを含み、前記装着部に装着される。
前記2次電池は、前記本体に電力を供給するためのものである。
前記制御基板は、前記2次電池と電気的に接続される。
前記第1の筐体部は、第1の厚みを有し前記2次電池を内蔵する。
前記第2の筐体部は、前記第1の厚みよりも小さい第2の厚みを有し前記制御基板を内蔵する。
上記の電子機器に装着されるバッテリパックは、2次電池が内蔵される第1の筐体部と、制御基板が内蔵される第2の筐体部とを有しており、第2の筐体部の方が第1の筐体部よりも厚みが小さい。これによりバッテリパックを薄型化する際に、例えば第1の筐体部の面積を大きくすることで、面積の大きい2次電池を内蔵させることができ容量の低下を防ぐことができる。しかも厚みの小さい第2の筐体部の配置箇所を適宜設定することで、例えばポインティングデバイス等の他の部材と干渉せずに、上記のバッテリパックを電子機器に装着することができる。
前記バッテリパックは、複数の前記第1の筐体部を有してもよい。この場合、前記第2の筐体部が前記複数の第1の筐体部の間に配置されるように、前記複数の第1の筐体部及び前記第2の筐体部が第1の方向で直線状に並んでもよい。
第1の筐体部を複数設けることで、2次電池を複数内蔵させることができ容量の低下を防ぐことができる。また、電子機器の他の部材の配置箇所に応じて、上記のように第1の筐体部及び第2の筐体部の配置を適宜設定してもよい。
前記電子機器は、前記本体に接続された表示部をさらに具備してもよい。
この場合、前記本体は、表側と、キーボードと、複数のパームレスト部と、ポインティングデバイスと、裏側とを有してもよい。
前記キーボードは、前記表側に設けられる。
前記複数のパームレスト部は、前記表示部が接続された側とは反対側で前記キーボードと隣接する。
前記ポインティングデバイスは、前記複数のパームレスト部の間に配置されるように前記複数のパームレスト部と前記第1の方向で直線状に並ぶ。
前記裏側には、前記装着部が設けられる。
また、前記バッテリパックは、前記複数の第1の筐体部が前記複数のパームレスト部に対応する位置にそれぞれ配置され、前記第2の筐体部が前記ポインティングデバイスに対応する位置に配置されるように、前記裏側の前記装着部に装着されてもよい。
例えば一般的なノート型パーソナルコンピュータでは、前方側(ユーザから見た手前側)にポインティングデバイスが配置されることが多い。例えばこのようなノート型パーソナルコンピュータに対しても、前方側に、ポインティングデバイスと干渉しないように、本形態の薄型化されたバッテリパックを装着することができる。
前記本体は、装着面を含む前記装着部と、一対の側壁と、一対の切り欠き部と、突出部と、係合孔とを有してもよい。
前記装着面は、前記裏側で前記バッテリパックと対向する。
前記一対の側壁は、前記第1の方向で対向し前記装着部を挟む。
前記一対の切り欠き部は、前記側壁にそれぞれ設けられる。
前記突出部は、前記装着面から突出する。
前記係合孔は、前記突出部に設けられ前記装着面の平面方向で前記第1の方向と交差する第2の方向に向けて開口する。
また、前記バッテリパックは、一対の側面と、一対の第1のボスと、第2のボスとを有してもよい。
前記一対の側面は、前記第1の方向で前記一対の側壁とそれぞれ対向する。
前記一対の第1のボスは、前記第1の方向で前記一対の側面からそれぞれ突出し前記バッテリパックが装着される時に前記一対の側壁に載置可能であり前記一対の切り欠き部と係合する。
前記第2のボスは、前記第2の方向で突出し前記一対の第1のボスが前記一対の切り欠き部と係合した時に前記係合孔と係合する。
上記の電子機器では、装着面から突出する突出部の係合孔に、バッテリパックの第2のボスが係合される。本形態では、バッテリパックの一対の側面に設けられた一対の第1のボスが本体の一対の側壁上に載置可能であり、この側壁に沿って第1のボスを移動させる。そして第1のボスが側壁に設けられた一対の切り欠き部に係合した時に、係合孔と第2のボスとが係合される。これにより、係合孔と第2のボスとを係合させるための、第2のボスの位置合わせが容易となり、薄型化されたバッテリパックを容易に装着部に装着することができる。
前記バッテリパックは、前記バッテリパックが装着された時に前記突出部を覆うカバーを有してもよい。
例えば、突出部の係合孔と第2のボスとを係合させるために、装着面上でバッテリパックを移動させた場合、上記のカバーが突出部と接触してしまい、係合孔と第2のボスとが係合されない場合がある。しかしながら本形態では一対の第1のボスが一対の側壁に載置されるので、カバーが装着面に対して上方に位置することになる。これにより、カバーと突出部との接触を避けることができ、スムーズに係合孔と第2のボスとを係合することができ、またカバーにより突出部を覆うことができる。
前記一対の切り欠き部は、前記装着部から前記バッテリパックが回転されながら取り外される時に、前記係合孔から前記第2のボスが抜ける方向に前記バッテリパックを移動させるための、前記第1のボスと当接する当接部をそれぞれ有してもよい。
例えば装着部からバッテリパックを回転させながら取り外す場合、係合孔に係合した第2のボスが、回転方向で係合孔に引っ掛かってしまう場合がある。しかしながら本形態では、バッテリパックが回転する際に切り欠き部の当接部に第1のボスが当接し、係合孔から第2のボスが抜ける方向にバッテリパックを移動させる。これにより、回転方向での係合孔と第2のボスとの引っ掛かりを防ぐことができる。
前記バッテリパックは、補強部材を有してもよい。
前記補強部材は、複数の第1の補強部と、第2の補強部とを含む。
前記複数の第1の補強部は、前記第1の筐体部及び前記第2の筐体部が並ぶ方向で設けられる。
前記第2の補強部は、複数の第1の連結部を有し、前記複数の第1の補強部の間に配置される。
前記複数の第1の連結部は、前記第1の筐体部及び前記第2の筐体部が並ぶ方向と異なる方向で、前記複数の第1の補強部にそれぞれ連結される。
この補強部材により、薄型化されたバッテリパックを第1の筐体部及び第2の筐体部が並ぶ方向で補強することができる。また第2の補強部材の第1の連結部により、第1の筐体部及び第2の筐体部が並ぶ方向を軸とした捻り方向でもバッテリパックを補強することができる。
前記複数の第1の補強部は、前記複数の第1の筐体部にそれぞれ当接されてもよい。
この場合、前記第2の補強部は、第2の連結部を有し、前記第2の筐体部に当接されてもよい。
前記第2の連結部は、前記複数の第1の連結部に連結され前記第1の筐体部及び前記第2の筐体部が並ぶ方向に沿って設けられる。
第2の筐体部は第1の筐体部よりも厚みが小さいので、第1の筐体部と比べて変形しやすい。この第2の筐体部に、第1の連結部及び第2の連結部を有する第2の補強部が当接されることで、バッテリパックを効果的に補強することができる。
本発明の一形態に係るバッテリパックの装着方法は、バッテリパックが装着される装着部を挟むように本体に設けられた一対の側壁に、バッテリパックの一対の側面にそれぞれ設けられた一対の第1のボスを載置することを含む。
前記一対の第1のボスは、前記一対の側壁に沿って移動される。
前記一対の側壁にそれぞれ設けられた一対の切り欠き部に、前記一対の第1のボスを係合させながら、前記バッテリパックが回転される。
前記装着部の装着面から突出する突出部の、前記一対の側壁に沿った方向に向けて開口している係合孔に、前記バッテリパックの第2のボスが係合されながら、前記バッテリパックのカバーにより前記突出部が覆われる。
これにより、薄型化されたバッテリパックを容易に装着部に取り付けることができる。
本発明の一形態に係るバッテリパックは、2次電池と、制御基板と、第1の筐体部と、第2の筐体部とを具備する。
前記制御基板は、前記2次電池と電気的に接続される。
前記第1の筐体部は、第1の厚みを有し前記2次電池を内蔵する。
前記第2の筐体部は、前記第1の厚みよりも小さい第2の厚みを有し前記制御基板を内蔵する。
本発明の他の形態に係るバッテリパックは、2次電池と、制御基板と、2つの第1の筐体部と、第2の筐体部とを具備する。
前記制御基板は、前記2次電池と電気的に接続される。
前記2つの第1の筐体部は、第1の厚みを有し、少なくとも1つが前記2次電池を内蔵する。
前記第2の筐体部は、前記2つの第1の筐体部の間に配置され、前記第1の厚みよりも小さい第2の厚みを有し前記制御基板を内蔵する。
これにより厚みの小さい第2の筐体部の配置箇所を適宜設定することで、例えばポインティングデバイス等の他の部材と干渉せずに、上記のバッテリパックを電子機器に装着することができる。
前記バッテリパックは、前記第2の筐体部に配置され前記制御基板と電気的に接続されたコネクタ部をさらに具備してもよい。
本発明の他の形態に係るバッテリパックは、表側にポインティングデバイスが設けられたノート型パーソナルコンピュータの、前記ポインティングデバイスの裏側に装着されるバッテリパックであって、2次電池と、筐体とを具備する。
前記筐体は、2つの電池収容部と、凹部とを有する。
前記2つの電池収容部は、少なくとも1つが前記2次電池を内蔵する。
前記凹部は、前記2つの電池収容部の間に設けられ、前記ポインティングデバイスの裏側の部分に対応する。
このバッテリパックには、ポインティングデバイスの裏側の部分に対応する凹部が設けられる。これにより例えばポインティングデバイスの裏側に、ポインティングデバイスを作動させるための基板等が設けられる場合でも、その基板等を上記凹部に配置することができる。従って本形態のバッテリパックを、ポインティングデバイスと干渉しないように、ポインティングデバイスの裏側に装着することができる。
前記バッテリパックは、前記2次電池と電気的に接続される制御基板をさらに具備してもよい。この場合前記筐体は、前記凹部に前記制御基板を内蔵する。また前記バッテリパックは、前記制御基板と電気的に接続されたコネクタ部をさらに具備してもよい。
以上のように、本発明によれば、ポインティングデバイス等の他の部材と干渉せずに、しかも容量を小さくさせずに薄型化できるバッテリパック、そのバッテリパックを備えた電子機器、及びバッテリパックの装着方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る電子機器の開いた状態を示す模式的な斜視図である。 図1に示す電子機器の閉じた状態を示す模式的な斜視図である。 図1に示す電子機器の模式的な底面図である。 図3に示す本体の裏側からバッテリパックが取り外された状態の模式的な斜視図である。 図4に示す一対の側壁の前方側を示す模式的な部分拡大図である。 図4に示す装着部の前方側を、側壁側から見た側面図である。 図6に示す突出部の模式的な斜視図である。 図4に示す装着部の後方側に位置する後方面を、第2の方向(図4に示すX方向)で見た正面図である。 本発明の一実施形態に係るバッテリパックを示す模式的な斜視図である。 図9に示すバッテリパックを開いた状態の模式的な斜視図である。 図9に示す側面の前方側を示す模式的な部分拡大図である。 図9に示す側面側から見たバッテリパックの前方側を示す側面図である。 図9に示すA−A線断面図の前方側を示す図である。 図9に示す補強部材を示す模式的な図である。 図9に示すバッテリパックの後方側の後方面を示す正面図である。 本発明の一実勢形態に係るバッテリパックの装着方法を説明するための図である。 図16に示すバッテリパックが装着される動作を、側壁側から見た側面図である。 図16に示すバッテリパックが装着される動作を、側壁側から見た側面図である。 図16に示すバッテリパックが装着される動作を、側壁側から見た側面図である。 比較例として挙げる、第1のボスが設けられていないバッテリパックを示す図である。 図16に示すバッテリパックが装着された際の、本体の後方面を示す正面図である。 図3に示すバッテリパックが取り外される動作を、側壁側から見た側面図である。 図3に示すバッテリパックが取り外される動作を、側壁側から見た側面図である。 図3に示すバッテリパックが取り外される動作を、側壁側から見た側面図である。 比較例として挙げる、第1のボスが設けられていないバッテリパックを示す図である。 図10に示すバッテリパックの変形例を示す図である。 図9に示すバッテリパックの変形例を示す図である。 図14に示す補強部材の変形例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
本発明の一実施形態に係る電子機器について説明する。本実施形態では、電子機器としてノート型パーソナルコンピュータを一例に挙げて説明する。
<電子機器の構成>
図1は、本実施形態に係る電子機器の開いた状態を示す模式的な斜視図である。図2は、図1に示す電子機器の閉じた状態を示す模式的な斜視図である。電子機器100は、本体1と、本体1に接続された表示部2とを有している。本体1及び表示部2はヒンジ3を介して接続され、図1及び図2に示すように表示部2が本体1に対して開閉(折り畳み)可能である。電子機器100が閉じた状態となった時に、表示部2と向き合う側が本体1の表側4である。
図1に示すように、本体1の表側4には、キーボード5と、パームレスト部6a及び6bと、パームレスト部6a及び6bの間に配置されたポインティングデバイス7とが設けられる。キーボード5に対して、表示部2が接続された側の反対側に、パームレスト部6a、6b及びポインティングデバイス7が配置される。以後、表示部2が接続された側を後方側20とし、その反対側を前方側10とする。
パームレスト部6a、6b及びポインティングデバイス7はキーボード5と隣接しており、ポインティングデバイス7が表側4の前方側10の略中央に位置するように、第1の方向(図1に示すY方向)で直線状に並んでいる。
本実施形態では、ポインティングデバイス7としてタッチパッド7’が設けられており、タッチパッド7’に隣接する位置にはクリック用のボタン7"が配置されている。ポインティングデバイス7として、例えばトラックボール等の他のデバイスが用いられてもよい。
図3は、図1に示す電子機器100の模式的な底面図である。図3に示すように本体1の裏側8にはバッテリパック9が装着される。バッテリパック9は、裏側8であって本体1の前方側10に装着される。すなわち、本体1の表側4に設けられたパームレスト部6a、6b、及びポインティングデバイス7に対応する位置に装着される。
本体1の裏側8には、装着されたバッテリパック9と係合するリリース部11と、ロック部12a及び12bとが設けられる。リリース部11は、本体1の裏側8の略中央に設けられ、ロック部12a及び12bは、本体1の両側面13a及び13bの近傍にそれぞれ設けられる。バッテリパック9の裏側面14には、電子機器100が例えば机等に載置される際にクッションとなるクッション部15が複数設けられる。
図4は、本体1の裏側8からバッテリパック9が取り外された状態の模式的な斜視図である。図4に示すように、以降の説明では、表示部2の図示を省略して説明する。
図4に示すように、本体1の裏側8には装着部16が設けられており、この装着部16にバッテリパック9が装着される。装着部16は、バッテリパック9が装着された際にバッテリパック9と対向する装着面17を有する。装着面17の前方側10には、装着面17から突出する突出部18が複数設けられる。
装着部16は、装着面17の略中央に位置するセンター部分21と、センター部分21を間に挟むサイド部分22a及び22bとを有する。センター部分21とサイド部分22a及び22bとは、第1の方向(図4に示すY方向)で直線状に並び、センター部分21の位置が本体1の表側4に設けられたポインティングデバイス7の位置に対応している。また2つのサイド部分22a及び22bの各位置が、表側4に設けられたパームレスト部6a及び6bの位置にそれぞれ対応している。センター部分21には、凸部19が設けられる。
また図4に示すように、本体1の前方側10の縁23には、カードスロット24が設けられる。カードスロット24は、前方側10の縁23の略中央に設けられ、横に並ぶように配置された2つのスロット孔24’を有する。このカードスロット24を介して、例えばメモリースティックやSDカード等のメモリーカードが本体1内に挿入される。スロット孔24’の数や配置の仕方は特に限定されないが、本実施形態では、2つのスロット孔24’が横に並ぶように配置されるので、本体1の薄型化に有利である。
上記のカードスロット24を介して挿入されたカードを収容する図示しないカード収容部や、表側4のポインティングデバイス7を作動させるための図示しない基板等が、装着面17のセンター部分21に設けられた凸部19内に配置される。なお前方側10の縁の略中央ではなく、本体1の他の部分にカードスロット24が設けられてもよい。この場合、凸部19内には上記カード収容部は配置されず、ポインティングデバイス7の基板等が配置される。
装着部16は、図4に示すように、第1の方向(Y方向)で対向する一対の側壁26a及び26bに挟まれる。本実施形態では、本体1の両側面13a及び13bの間にわたって、第1の方向(Y方向)で装着部16が設けられる。従って両側面13a及び13bの装着部16が設けられた位置に対応する部分が、一対の側壁26a及び26bとなる。一対の側壁26a及び26bは、装着面17の表面方向であって第1の方向に直行する第2の方向(図4に示すX方向)にそれぞれ延在する。
図5は、一対の側壁26a及び26bの前方側10を示す模式的な部分拡大図である。図5(A)は、図4で示す側壁26bの前方側10を拡大して示す斜視図であり、図5(B)は、図4で示す側壁26aの前方側10を、第1の方向(Y方向)で装着部16側から見た側面図である。
図5(A)及び(B)に示すように、一対の側壁26a及び26bの前方側10には、切り欠き部27a及び27bがそれぞれ設けられる。これら一対の切り欠き部27a及び27bは、本体1の裏側8に相当する、各側壁26a及び26bの上面29a及び29bに向けて開口している。また一対の切り欠き部27a及び27bは、各側壁26a及び26bの装着部16側である内面28a及び28bに向けても開口している。本実施形態では、内面28a及び28bに、切り欠き部27a及び27bと同様な形状の切り欠きが形成されたプレート72が設けられている。
図5(B)に示すように、切り欠き部27aの形状は、略U字状となっている。切り欠き部27aの前方側10には、後に説明するバッテリパック9の第1のボスと当接する当接部30が設けられる。当接部30は、側壁26aの上面29a側に設けられ、前方側10から後方側20へ向けて突出している。切り欠き部27aの後方側20であって、側壁26aの上面29a側には、上面29aから装着面17に向かう方向に平面部31が設けられている。平面部31からは装着面17側に斜めに延びるテーパ面32が設けられる。側壁26bに設けられたもう一方の切り欠き部27bも同様な形状を有している。
図6は、図4に示す装着部16の前方側10を、側壁26b側から見た側面図である。図6では、説明を分かりやすくするために、側壁26bの図示が省略されている。従って図6では上記で説明したカードスロット24や、側壁26bの反対側の側壁26aが図示されている。図7は、図6に示す突出部18の模式的な斜視図である。
図6に示すように、装着面17から突出する突出部18は、本体1の前方側10で第1の方向(図4に示すY方向)に直線状に並んで設けられる。また図7に示すように、各突出部18には、係合孔33が設けられている。係合孔33は、側壁26a及び26bが延在する方向である第2の方向(図4に示すX方向)であって、図6に示す前方側10から後方側20に向けて開口している。
本実施形態では突出部18の前方側10に、テーパ部34が形成されるが、突出部18の形状は特に限定されない。また係合孔33の開口の形状も特に限定されず、例えば開口の形状として矩形状、円形状、又は多角形状等が挙げられる。
図8は、図4に示す装着部16の後方側20に位置する後方面35を、第2の方向(図4に示すX方向)で見た正面図である。後方面35には、上記したリリース部11と、ロック部12a及び12bとが設けられる。
図8(A)に示すように、後方面35の略中央に設けられるリリース部11は、リリースレバー36とリリースボス37とを有する。リリースレバー36及びリリースボス37は一体的に移動可能となっている。リリースレバー36及びリリースボス37は、図8(A)で見て右側に、本体1の内部に設けられた図示しないバネ等の弾性部材により付勢されており、手動により左側に移動可能となっている。リリースボス37にはテーパ面40が設けられており、テーパ面40はリリースボス37が付勢される側(右側)に設けられる。
また図8(A)に示すように、リリース部11の近傍には、コネクタ部39が設けられており、このコネクタ部39にバッテリパック9のコネクタ部が接続されることで、電子機器100に電力が供給される。
図8(B)に示すように、本体1の側面13aの近傍に設けられるロック部12aは、テーパ面43を有するロックボス41とロックレバー42とを有している。ロックボス41及びロックレバー42は一体的に移動可能である。ロックボス41及びロックレバー42は、図8(B)で見て右側及び左側に、手動で移動される。もう一方の側面13bの近傍に設けられるロック部12bも、ロック部12aと同様な構造である。
図9は、本実施形態のバッテリパック9を示す模式的な斜視図である。図9では、本体1の装着部16に装着された際に、装着面17と対向する下面44側から見たバッテリパック9が図示されている。図9に示すバッテリパック9の前方側10は、装着部16に装着された際に本体1の前方側10となる側である。
図9に示すように、バッテリパック9は筐体状でなり、第1の筐体部45a及び45bと、第1の筐体部45a及び45bの間に配置された第2の筐体部46とを有する。第1の筐体部45a、45b、及び第2の筐体部46は、図9に示すY方向で、直線状に並んでいる。
第2の筐体部46の厚みと、第1の筐体部45a及び45bの厚みとを比べると、第2の筐体部46の厚みの方が小さい。従って図9に示すように、第2の筐体部46が配置されるバッテリパック9の略中央は凹んだ形状となる。すなわち本実施形態のバッテリパック9は、第2の筐体部46に対応した凹部46’を有することになる。厚みが小さい第2の筐体部46は、第1の筐体部45a及び45bよりも厚みが小さい収容部47と、収容部47よりも厚みが小さいスペース部73とを有する。
またバッテリパック9は、一対の側面48a及び48bを有する。一対の側面48a及び48bは、第1の筐体部45a、45b及び第2の筐体部46が並ぶ方向と直行する方向(図9に示すX方向)に延在する。側面48aの前方側10には第1のボス49aが設けられ、図9には図示されないが、もう一方の側面48bにも第1のボス49aと対になる第1のボス49bが設けられる。
バッテリパック9の前方側10には、一対の側面48a及び48bの延在方向で突出する第2のボス50が、複数設けられる。またバッテリパック9の前方側10には、バッテリパック9を補強する棒状の補強部材51が設けられる。
図10は、図9に示すバッテリパック9を開いた状態の模式的な斜視図である。本実施形態のバッテリパック9は、図10(A)に示すように、収容板75及び蓋板76からなる。収容板75は、第1の筐体部45a及び45bの内部となる領域77a及び77bと、第2の筐体部46の内部となる領域78とを有する。領域78に対応する蓋板76の中央部分は、図9で示す収容部47及びスペース部73に分けられる。
領域77a及び77bには、本体1に電力を供給するための、例えばリチウムイオン電池やリチウムポリマー電池等の2次電池52a及び52bがそれぞれ収容される。領域78には、2次電池52a及び52bからの電力供給を制御する制御基板53と、2次電池52a及び52bと制御基板53とを電気的に接続する配線板金54とが収容される。
すなわち、蓋板76が閉じられた際には、第1の筐体部45a及び45bの内部に2次電池52a及び53bがそれぞれ内蔵されることになる。つまり本実施形態の第1の筐体部45a及び45bは、電池収容部45’a及び45’bに相当する。
また第2の筐体部46の内部には、制御基板53及び配線板金54が内蔵されることになる。つまりバッテリパック9の凹部46’に当たる部分の内部に、制御基板53及び配線板金54が収容されることになる。図10に示すように、制御基板53及び配線板金54は、第2の筐体部46の収容部47に内蔵されるように、収容板75に収容される。
このように第1の筐体部45a及び45b(電池収容部45’a及び45’b)には2次電池52a及び52bが内蔵され、第2の筐体部46(凹部46’)には制御基板53及び配線板金54が内蔵される。これにより第1の筐体部45a及び45bに比べて第2の筐体部46の厚みを小さくすることができる。従って、例えば薄型化されたバッテリパック9の第1の筐体部45a及び45bの面積を大きくすることで、面積の大きい2次電池52a及び52bを内蔵させることができ、バッテリパック9の容量の低下を防ぐことができる。また本実施形態のように、第1の筐体部45a及び45bが複数設けられることで、複数の2次電池52a及び52bを内蔵することができる。しかも、上記のように第1の筐体部45a及び45bの面積を大きくしたり、又は第1の筐体部の数を多くしても、厚みの小さい第2の筐体部46の配置箇所を適宜設定することで、例えばポインティングデバイス7等の他の部材と干渉せずに、バッテリパック9を電子機器100に装着することができる。
本実施形態では、第2の筐体部46が間に配置されるように、第1の筐体部45a、45b、及び第2の筐体部46が直線状に並んでいる。そして図3に示すように、本体1の表側4に設けられた、直線状に並ぶパームレスト部6a、6b及びポインティングデバイス7の裏側8に相当する部分に、バッテリパック9が装着される。
第1の筐体部45a及び45bは装着面17のサイド部分22a及び22bに、すなわち表側4に設けられたパームレスト部6a及び6bに対応した位置にそれぞれ配置される。第2の筐体部46は装着部16のセンター部分21に、すなわち表側4に設けられたポインティングデバイス7に対応する位置に配置される。図4に示すように、装着部16のセンター部分21には、凸部19が設けられている。
すなわち本実施形態では、本体1に設けられたポインティングデバイス7及びカードスロット24に対応した位置に、厚みの小さい第2の筐体部46が配置される。言い換えると、ポインティングデバイス7の裏側の凸部19に対応するように、バッテリパック9の凹部46’が設けられる。そして凹部46’に凸部19が配置されるように、バッテリパック9が装着される。これにより薄型化したバッテリパック9を本体1の前方側10に装着することができ、本体1の薄型化が実現される。
また本実施形態では、第2の筐体部46に、収容部47と収容部47よりも厚みが小さいスペース部73が設けられている。そしてバッテリパック9が装着部16に装着された際に、装着部16のセンター部分21にある凸部19が、スペース部73に対応した位置に配置される。これにより第2の筐体部46の収容部47と、装着部16の凸部19とが重ならないように配置されることになり、さらに本体1の薄型化が実現される。
一般的なノート型パーソナルコンピュータでは、ポインティングデバイスは、前方側(ユーザから見た手前側)の中央に配置されることが多い。上記で説明したように、そのようなノート型パーソナルコンピュータに対して、本実施形態の薄型化されたバッテリパック9を、前方側に、ポインティングデバイスと干渉しないように装着することができる。
図11は、側面48aの前方側10を示す模式的な部分拡大図である。図12は、側面48a側から見たバッテリパック9の前方側10を示す側面図である。また図13は、図9に示すA−A線断面図の前方側10を示す図である。
図11及び図12に示すように、第1のボス49aは、側面48aの延在方向に直行する方向で、側面48aから突出している。第1のボス49aは、前方側10に平面部55を有しており、後方側20に曲面部56を有している。もう一方の側面48bに設けられた第1のボス49bも、同様の形状を有している。
図12に示すように、第2のボス50は、第1の筐体部45a及び45bの前方側10であって、第1の筐体部45aの下面44側に設けられる。第2のボス50は、側面48aの延在方向に突出する。
また図12及び図13に示すように、バッテリパック9の前方側10には、バッテリパック9の下面44の反対側の上面57(図3で示す裏側面14に相当)から、下面44側に向けて斜めに延びるカバー58が設けられる。カバー58の先端59と、第2のボス50とは、上面57に対して略等しい高さに位置する。カバー58と、第1の筐体部45a、45b、及び第2の筐体部46との間には、棒状の補強部材51が設けられる。補強部材51は、第1の筐体部45a、45b、及び第2の筐体部46の前方側10に設けられた止め部59により固定される。
図14は、補強部材51を示す模式的な図である。図14に示すように、補強部材51は、第1の筐体部45a及び45bにそれぞれ当接される第1の補強部61a及び61bと、第2の筐体部46に当接される第2の補強部62とを有する。第2の補強部62は、第1の補強部61a及び61bの間に配置され、第1の補強部61a及び61bにそれぞれ連結される。これにより本実施形態では、第1の補強部61a、61b及び第2の補強部62が一体的な構造となる。
第1の補強部61a及び61bは、第1の筐体部45a、45b及び第2の筐体部46が並ぶ方向に沿って延在している。第2の補強部62は、その方向と異なる方向で第1の補強部61a及び61bとそれぞれ連結される第1の連結部63a及び63bを有する。また第2の補強部62は、第1の連結部63a及び63bに連結される第2の連結部64を有する。第2の連結部64は、第1の補強部61a及び61bが設けられる方向で、第2の筐体部46に当接される。
上記の補強部材51がバッテリパック9に設けられることで、第1の筐体部45a、45b、及び第2の筐体部46が並ぶ方向で、バッテリパック9を補強することができる。また第1の補強部61a及び61bには、第1の補強部61a及び61bが設けられる方向と異なる方向で、第1の連結部63a及び63bがそれぞれ連結される。これにより、第1の筐体部45a、45b及び第2の筐体部46が並ぶ方向を軸とした捻り方向でも、バッテリパック9を補強することができる。
本実施形態のバッテリパック9は薄型化が可能であり、薄型化されると例えば外力等が加えられた場合に変形しやすくなってしまう可能性がある。しかしながら上記のような補強部材51によりバッテリパック9を補強することで、バッテリパック9の変形を防ぐことができる。
補強部材51としては、典型的にはステンレスや鉄等の金属棒が用いられる。本実施形態では、第1の筐体部45a及び45bに第1の補強部61a及び61bがそれぞれ当接され、第2の筐体部46に第2の補強部62が当接されるがそれに限られない。しかしながら、第2の筐体部46は第1の筐体部45a及び45bよりも厚みが小さいので、第1の筐体部45a及び45bと比べて変形しやすい。従って第2の筐体部46に、第1の連結部63a、63b及び第2の連結部64を有する第2の補強部62が当接されることで、バッテリパック9を効果的に補強することができる。
図15は、図9に示すバッテリパック9の後方側20の後方面66を示す正面図である。図15(A)は、後方面66の略中央を示す図である。図15(B)は、後方面66の、側面48a側を示す図である。
図15(A)に示すように、後方面66の略中央には、リリース係合ボス67とコネクタ部68が設けられる。リリース係合ボス67は上面57側から下面44側に向けて形成され、後方面66に固定される。リリース係合ボス67の下面44側には、テーパ面69が設けられる。コネクタ部68は、第2の筐体部46に内蔵された制御基板53と電気的に接続される。従ってコネクタ部68は、後方面66の第2の筐体部46(凸部46’)に対応する位置に設けられる。しかしながらコネクタ部68が後方面66の他の位置に設けられてもよい。
図15(B)に示すように、後方面66の側面48a側には、ロック係合ボス70が設けられる。ロック係合ボス70も上面57側から下面44側に向けて形成され、後方面66に固定される。ロック係合ボス70の下面44側にも、テーパ面71が設けられる。
[バッテリパックの装着方法]
本実施形態のバッテリパック9を装着部16に装着する方法を説明する。図16は、バッテリパック9の装着方法を説明するための図である。図16では、図9に示す上面57側から見たバッテリパック9が図示されている。図16(A)はバッテリパック9及び本体1の全体図であり、図16(B)は、側壁26bの前方側10を示す部分拡大図である。
図16(A)及び(B)に示すように、装着部16を挟む一対の側壁26a及び26bの各上面29a及び29b上に、バッテリパック9の側面48a及び48bに設けられた一対の第1のボス49a及び49bがそれぞれ載置される。そして、側壁26a及び26bに沿って、バッテリパック9が前方側10へ移動される。図16(A)に示すように、バッテリパック9は、側壁26a及び26bに対して斜めに(角度αで)載置される。
図16(B)に示すように、側面48bに設けられた第1のボス49bは、後方側20に曲面部56を有しており、この曲面部56が側壁26b上に載置される。従って側壁26a及び26bに対してバッテリパック9が所定の角度で固定されなくとも、バッテリパック9を側壁26a及び26b上でスムーズに移動させることができる。例えばバッテリパック9が移動される際に、図16(A)及び(B)に示す角度αが変動してもよい。従って本実施形態の薄型化されたバッテリパック9を装着部16に装着させる際の作業性がよい。
図17〜図19は、バッテリパック9が装着される動作を、側壁26b側から見た側面図である。図17〜図19の各図Aでは、説明を分かりやすくするために、側壁26bの全体ではなく、側壁26bの内面28bに設けられたプレート72が図示されている。図17〜図19の各図Bでは、各図Aの状態における装着部16及びバッテリパック9の位置関係を説明するために、側壁26b(プレート72)は省略して図示されている。各図Bの一点鎖線は側壁26bの上面29bの位置を示している。
図17(A)及び(B)は、第1のボス49bが、切り欠き部27bの位置に移動する直前を示す図である。第1のボス49bが側壁26bの上面29bに載置されるので、装着面17に対してバッテリパック9は上方に位置し、カバー58も装着面17に対して上方に位置する。図17(B)に示すように、装着部16の前方側10には、装着面17から突出する突出部18が設けられている。図17(A)及び(B)に示す状態では、カバー58の先端59は突出部18の上面74よりも上方に位置する。
図18(A)及び(B)に示すように、第1のボス49bが前方側10に移動されながら、切り欠き部27b内に嵌り込む。第1のボス49bが切り欠き部27b内に嵌り込むことで、バッテリパック9は装着面17の方へ移動され、バッテリパック9のカバー58が突出部18の方へ移動される。この際、カバー58の先端59が突出部18の上面74の上方を通って、突出部18のテーパ部34の前方側10へ移動される。従ってカバー58は、突出部18を覆うように、突出部18の方へ移動される。
また図18(A)に示すように、第1のボス49bの前方側10に設けられた平面部55が、切り欠き部27bの当接部30に当接する。平面部55及び当接部30が当接された後は、バッテリパック9を前方側10に移動させる力が、第1のボス49bを回転させる力に変わる(図18(A)に示す矢印参照)。これによりバッテリパック9が回転方向においてガイドされる。
図19(A)及び(B)は、装着部16にバッテリパック9が装着された状態を示す図である。第1のボス49bと切り欠き部27bとが係合され、第1のボス49bが切り欠き部27b内に固定される。本実施形態では、第1のボス49bの平面部55と、切り欠き部27bの当接部30とが当接された状態で、第1のボス49bは固定される。また図19(B)に示すように、突出部18の係合孔33とバッテリパック9の前方側10に設けられた第2のボス50とが係合される。そして突出部18は、バッテリパック9のカバー58に覆われる。
本実施形態では、バッテリパック9の一対の側面48a及び48bに設けられた一対の第1のボス49a及び49bが、本体1の一対の側壁26a及び26b上に載置可能である。第1のボス49a及び49bは、側壁26a及び26bに沿って移動される。また第1のボス49a及び49bが側壁26a及び26bに設けられた一対の切り欠き部27a及び27bに係合される。この際に装着面17から突出する突出部18の係合孔33と第2のボス50とが係合される。従って係合孔33と第2のボス50とを係合させるための、第2のボス50の位置合わせが容易となり、薄型化されたバッテリパック9を容易に装着部16に装着することができる。
ここでバッテリパック9の側面48a及び48bに、第1のボス49a及び49bが設けられていない場合を考える。図20は、比較例として挙げる、第1のボス49a及び49bが設けられていないバッテリパック209を示す図である。
例えば、図20に示すように、突出部18の係合孔33と、バッテリパック209の第2のボス250とを係合させるために、装着面17上でバッテリパック209を移動させる。この場合バッテリパック209のカバー258の先端259が、突出部18と接触してしまい、係合孔33と第2のボス250との係合が妨げられてしまう。これを避けるためには、突出部18とカバー258とが接触する前に、バッテリパック209を装着面17に対して上方に持ち上げなくてはならず、バッテリパック209を装着する際の作業性が悪い。
しかしながら本実施形態では、図17に示すように、一対の第1のボス49a及び49bが一対の側壁26a及び26b上に載置されるので、カバー58が装着面17に対して上方に位置することになる。これによりカバー58と突出部18との接触を避けることができ、スムーズに係合孔33と第2のボス50とを係合することができる。またカバー58により突出部18を覆うことができる。
また、一般的に装着面上には、本実施形態のような突出部18の他にも構造物が設けられている可能性がある。この場合、バッテリパックを装着面上で移動させると、その構造物とバッテリパックとが接触してしまい、バッテリパックの装着が妨げられる場合がある。すなわち、本実施形態のようなカバー58が設けられていないバッテリパックが装着される場合でも、バッテリパックを側壁上で移動させる本実施形態の装着方法は効果的である。
一対の側壁26a及び26bに設けられる切り欠き部27a及び27bの位置は、突出部18の位置や高さ、カバー58の形状等に応じて適宜設定されてよい。また本実施形態では、側壁26a及び26bが本体1の両側面13a及び13bと一体的な構造となっている。しかしこれに限られず、本体1に設けられる装着部16の大きさや、装着部16が設けられる位置に応じて、装着部16を挟む一対の側壁が設けられ、その一対の側壁に本実施形態と同様な一対の切り欠き部が形成されればよい。本実施形態と同様な第1のボスを有するバッテリパックを、上記の一対の側壁上に沿って移動させ装着部に装着することで、容易にバッテリパックを装着部に装着することができる。
図21は、バッテリパック9が装着された際の、本体1の後方面35を示す正面図である。図21では、装着されたバッテリパック9の内、リリース係合ボス67及びロック係合ボス70のみを図示している。バッテリパック9は、図21で見て上方側から装着部16に装着される。
図21(A)に示すように、本体1のリリースボス37とバッテリパック9のリリース係合ボス67とが係合される。リリース係合ボス67のテーパ面69が、リリースボス37のテーパ面40と当接し、リリースボス37が図21(A)で見て左側に移動される。リリース係合ボス67のテーパ面69が、リリースボス37のテーパ面40の下側まで移動すると、右側に付勢されているリリースボス37が右側に移動する。これによりリリースボス37とリリース係合ボス67とが係合される。コネクタ部68には、図21(A)には図示しない、バッテリパック9のコネクタ部68(図15参照)が接続される。
図21(B)に示すように、本体1のロックボス41とバッテリパック9のロック係合ボス70とが係合される。バッテリパック9を装着する前に、手動でロックレバー42を図21(B)で見て右側に移動させておく。バッテリパック9が装着部16に装着されると、バッテリパック9のロック係合ボス70が、本体1のロック部12aに装着される。ロック係合ボス70が装着されたら、手動でロックレバー42を左側に移動させ、ロックボス41とロック係合ボス70とを係合させる。もう一方のロック部12bでも、同様にしてロックボス41及びロック係合ボス70が係合される。これらロック部12a及び12bにより、例えばリリース部11が破損した場合や、本体1に外力が加えられた場合でも、装着部16からバッテリパック9が外れてしまうことを防ぐことができる。
[バッテリパックの取り外し方法]
本実施形態のバッテリパック9を装着部16から取り外す方法を説明する。まず図3に示す本体の両側面13a及び13bの近傍に設けられたロック部12a及び12bのロックレバー42を手動で操作する。そして各ロック部12a及び12bにおける本体1のロックボス41及びバッテリパック9のロック係合ボス70の係合を解除する(図21参照)。次に、リリース部11のリリースレバー36を手動で操作し、リリースボス37及びリリース係合ボス67の係合を解除する。その係合解除の状態のままリリースレバー36の位置を保持し、装着部16からバッテリパック9を取り外す。本実施形態では、バッテリパック9の後方側20を上方に持ち上げ、バッテリパック9を回転させながら装着部16から取り外す。
図22〜図24は、バッテリパック9が取り外される動作を、側壁26b側から見た側面図である。図22(A)に示すように、バッテリパック9の第1のボス49bの平面部55と、側壁26bに設けられた切り欠き部27bの当接部30とが当接されている。従ってバッテリパック9は、第1のボス49b及び当接部30の当接部分を軸として回転する(図22(A)に示す矢印参照)。これによりバッテリパック9は回転されながら、前方側10から後方側20へ向かう方向に移動されることになる。
前方側10から後方側20へ向かう方向は、図22(B)に示すように、装着面17から突出する突出部18の係合孔33から、バッテリパック9の第2のボス50が抜ける方向である。すなわちバッテリパック9が回転される際に、突出部18の係合孔33から第2のボス50が抜ける方向で、バッテリパック9が移動される。
図23(A)及び(B)に示すように、回転されながら後方側20に移動された第1のボス49bが、切り欠き部27bの後方側20に設けられたテーパ面32及び平面部31に沿って上方に移動される。この際、第1のボス49bの曲面部56が、テーパ面32及び平面部31に当接されるので、第1のボス49bは回転されながら上方に移動される。そして図24(A)及び(B)に示すように、第1のボス49bが切り欠き部27bから外れて、バッテリパック9が装着部16から取り外される。
図25は、比較例として挙げる、第1のボス49a及び49bが設けられていないバッテリパック309を示す図である。第1のボス49bが設けられていないバッテリパック309は、本実施形態のバッテリパック9のように第1のボス49b及び当接部30の当接部分を軸として回転されない。従って図26に示すように、例えば、突出部18の係合孔33に係合した第2のボス350が、回転方向で係合孔33と引っ掛かってしまう場合がある(図26の第2のボス350に示した矢印参照)。又はカバー358の先端359が、装着部16の前方側10の部分79に引っ掛かる場合も考えられる(図26のカバー358の先端359に示した矢印参照)。これによりバッテリパック309の回転が妨げられ、バッテリパック309を装着部16から取り外すことができなくなる。無理にでもバッテリパック309を取り外そうとすると、上記した係合孔33及び第2のボス350の引っ掛かり部分や、カバー358の先端359及び装着部16の部分79の引っ掛かかり部分等が破壊されてしまう。
一方、本実施形態では、図22〜図24に示すように、切り欠き部27bの当接部30に第1のボス49bが当接しており、バッテリパック9が回転する際に、係合孔33から第2のボス50が抜ける方向にバッテリパック9が移動される。これにより、回転方向での係合孔33及び第2のボス50の引っ掛かり等を防ぐことができる。電子機器100の使用者からすれば、バッテリパック9を回転させるだけで、上記のようにバッテリパック9が移動され装着部16から容易に取り外される。すなわちバッテリパック9を取り外す際の作業性がよい。
切り欠き部27bの形状や第1のボス49bの形状は、例えば突出部18の形状や位置、係合孔33の大きさ、第2のボス50の形状や位置、又はカバー58の形状等により適宜設定されてよい。例えば本実施形態では、図22〜図24等に示すように、第1のボス49bの前方側10には平面部55が設けられている。しかしながらこの形状に限られず、第1のボス49bの前方側10の形状が、例えばバッテリパック9が装着部16に装着された際に切り欠き部27bの当接部30に当接される部分のみが平面状となる形状であってもよい。
第1のボス49bの後方側20の形状も適宜設定されてよい。本実施形態では、第1のボス49bの後方側20に曲面部56が設けられる。しかしながらこの形状に限られず、例えば第1のボス49bを側面48bから見た場合の後方側20の形状が、弧状に近い多角形状となってもよい。
また、バッテリパック9が装着部16に装着された状態では、第1のボス49b及び当接部30が当接されていなくてもよい。バッテリパック9が回転されながら取り外される際に、第1のボス49b及び当接部30が当接され、係合孔33から第2のボス50が抜ける方向に、バッテリパック9が移動されてもよい。
<変形例>
本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更され得る。
例えば、図26は、図10に示すバッテリパック9の変形例を示した図である。このバッテリパック9では、収容板75の領域77aに2次電池452bが2つ内蔵され、同様に領域77bに2次電池452bが2つ内蔵される。各2次電池452a及び452bは、配線板金454により、制御基板53に電気的に接続される。2次電池452a及び452bは、図10に示す2次電池52a及び52bよりも面積が小さいものである。
このように、第1の筐体部45a及び45b(電池収容部45’a及び45’b)の内部に、面積の小さい2次電池452a及び452bを複数内蔵させることで、バッテリパック9の容量の低下を防ぐこともできる。第1の筐体部45a及び45b(電池収容部45’a及び45’b)に内蔵される2次電池の面積の大きさや数は、所望の電力が得られるように、適宜設定されればよい。例えば第1の筐体部45a及び45b(電池収容部45’a及び45’b)の少なくとも1つに2次電池が収容されてもよい。また、バッテリパック9の内部に内蔵される2次電池及び制御基板を電気的に接続させる際に、本実施形態のように配線板金54(454)が用いられなくてもよい。例えば2次電池及び制御基板を直接当接させて、両者を電気的に接続させてもよい。
図27は、図9に示すバッテリパック9の変形例を示す図である。図27(A)に示すバッテリパック509は、一方の側面548b側に配置された第2の筐体部546と、第2の筐体部546に隣接する面積の大きい第1の筐体部545とを有する。図27(B)に示すバッテリパック609は、3つの第1の筐体部645a、645b及び645cと、それらに挟まれた2つの第2の筐体部646a及び646bとを有している。
図27(A)及び(B)に示すように、例えば第1の筐体部の面積の大きさ、第1の筐体部及び第2の筐体部の数、又は第1の筐体部と第2の筐体部との配置関係等は適宜設定されてよい。これらは、電子機器に配置される他の部材や、バッテリパックが装着される位置に応じて適宜設定される。また第1の筐体部及び第2の筐体部が直線状に並んでいない、例えばL字状の平面形状を有するバッテリパックも考えられる。
図28は、図14に示す補強部材51の変形例を示す図である。図28(A)に示す補強部材751は、図14に示す補強部材51の第1の連結部63a及び63bの形状が変形したものである。補強部材751の第1の連結部763a及び763bは、第1の補強部761a及び761bにそれぞれ連結される。また第1の連結部763a及び763bは、第2の連結部764にそれぞれ連結される。第1の連結部763a、763a及び第2の連結部764で、第2の補強部762となる。
図27(B)に示す補強部材851では、第1の補強部861a及び861bとそれぞれ連結される第1の連結部863a及び863bが、互いに連結されている。すなわち、この補強部材851の第2の補強部862は、第1の連結部863a及び863bからなる。
上記で説明した実施形態では、本発明をノート型パーソナルコンピュータに適用する例を示した。しかし、これに限定されず、本発明は、着脱可能なバッテリパックが用いられる他の電子機器に適用可能である。
1…本体
2…表示部
4…本体の表側
5…キーボード
6a、6b…パームレスト部
7…ポインティングデバイス
8…本体の裏側
9、509、609…バッテリパック
16…装着部
17…装着面
18…突出部
26a、26b…本体の側壁
27a、27b…切り欠き部
30…当接部
33…係合孔
45a、45b、545、645a、645b、645c…第1の筐体部
45’a、45’b…電池収容部
46、546、646a、646b…第2の筐体部
46’…凹部
48a、48b…バッテリパックの側面
49a、49b…第1のボス
50…第2のボス
51、751、851…補強部材
52a、52b、452a、452b…2次電池
53…制御基板
58…カバー
61a、61b、761a、761b、861a、861b…第1の補強部
62、762、862…第2の補強部
63a、63b、763a、763b、863a、863b…第1の連結部
64、764…第2の連結部
68…バッテリパックのコネクタ部
100…電子機器

Claims (7)

  1. 表側と、裏側と、前記裏側に設けられた装着部を有する本体と、
    前記本体に電力を供給するための2次電池と、前記2次電池と電気的に接続される制御基板と、第1の厚みを有し前記2次電池を内蔵する複数の第1の筐体部と、前記第1の厚みよりも小さい第2の厚みを有し前記制御基板を内蔵する第2の筐体部とを含み、前記裏側の前記装着部に装着されるバッテリパックであって、前記第2の筐体部が前記複数の第1の筐体部の間に配置されるように、前記複数の第1の筐体部及び前記第2の筐体部が第1の方向で直線状に並ぶバッテリパック
    を具備し、
    前記本体は、前記裏側で前記バッテリパックと対向する装着面を含む前記装着部と、前記第1の方向で対向し前記装着部を挟む一対の側壁と、前記側壁にそれぞれ設けられた一対の切り欠き部と、前記装着面から突出する突出部と、前記突出部に設けられ前記装着面の平面方向で前記第1の方向と交差する第2の方向に向けて開口する係合孔とを有し、
    前記バッテリパックは、前記第1の方向で前記一対の側壁とそれぞれ対向する一対の側面と、前記第1の方向で前記一対の側面からそれぞれ突出し前記バッテリパックが装着される時に前記一対の側壁に載置可能であり前記一対の切り欠き部と係合する一対の第1のボスと、前記第2の方向で突出し前記一対の第1のボスが前記一対の切り欠き部と係合した時に前記係合孔と係合する第2のボスとを有する
    電子機器。
  2. 請求項に記載の電子機器であって、
    前記本体に接続された表示部をさらに具備し、
    前記本体は、前記表側に設けられたキーボードと、前記表示部が接続された側とは反対側で前記キーボードと隣接する複数のパームレスト部と、前記複数のパームレスト部の間に配置されるように前記複数のパームレスト部と前記第1の方向で直線状に並ぶポインティングデバイスとを有し、
    前記バッテリパックは、前記複数の第1の筐体部が前記複数のパームレスト部に対応する位置にそれぞれ配置され、前記第2の筐体部が前記ポインティングデバイスに対応する位置に配置されるように、前記装着部に装着される
    電子機器。
  3. 請求項1又は2に記載の電子機器であって、
    前記バッテリパックは、前記バッテリパックが装着された時に前記突出部を覆うカバーを有する
    電子機器。
  4. 請求項1から3のうちいずれか1項に記載の電子機器であって、
    前記一対の切り欠き部は、前記装着部から前記バッテリパックが回転されながら取り外される時に、前記係合孔から前記第2のボスが抜ける方向に前記バッテリパックを移動させるための、前記第1のボスと当接する当接部をそれぞれ有する
    電子機器。
  5. 装着部を有する本体と、
    前記本体に電力を供給するための2次電池と、前記2次電池と電気的に接続される制御基板と、第1の厚みを有し前記2次電池を内蔵する複数の第1の筐体部と、前記第1の厚みよりも小さい第2の厚みを有し前記制御基板を内蔵する第2の筐体部とを含み、前記装着部に装着されるバッテリパックであって、前記第2の筐体部が前記複数の第1の筐体部の間に配置されるように、前記複数の第1の筐体部及び前記第2の筐体部が所定の方向で直線状に並ぶバッテリパック
    を具備し、
    前記バッテリパックは、
    前記第1の筐体部及び前記第2の筐体部が並ぶ方向で設けられた複数の第1の補強部と、
    前記第1の筐体部及び前記第2の筐体部が並ぶ方向と異なる方向で、前記複数の第1の補強部にそれぞれ連結される複数の第1の連結部を有し、前記複数の第1の補強部の間に配置される第2の補強部とを含む補強部材を有する
    電子機器。
  6. 請求項に記載の電子機器であって、
    前記複数の第1の補強部は、前記複数の第1の筐体部にそれぞれ当接され、
    前記第2の補強部は、前記複数の第1の連結部に連結され前記第1の筐体部及び前記第2の筐体部が並ぶ方向に沿って設けられる第2の連結部を有し、前記第2の筐体部に当接される
    電子機器。
  7. バッテリパックが装着される装着部を挟むように本体に設けられた一対の側壁に、バッテリパックの一対の側面にそれぞれ設けられた一対の第1のボスを載置し、
    前記一対の第1のボスを、前記一対の側壁に沿って移動させ、
    前記一対の側壁にそれぞれ設けられた一対の切り欠き部に、前記一対の第1のボスを係合させながら、前記バッテリパックを回転させ、
    前記装着部の装着面から突出する突出部の、前記一対の側壁に沿った方向に向けて開口している係合孔に、前記バッテリパックの第2のボスを係合させながら、前記バッテリパックのカバーにより前記突出部を覆う
    バッテリパックの装着方法。
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