JP5531453B2 - 浴槽受け部材 - Google Patents
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Description
この従来品は、押し出し成形した長尺体を長短二種類にカットし、浴槽の短幅方向のフランジ部を受ける一対の短い受け部材と、浴槽の長手方向のフランジ部を受ける長い受け部材とに形成し、これらの3本の部材を水平面上において直角に接続して略コの字形に形成しているものである。
従ってこの従来品によると、作業者の熟練度で長短二種類の部材の連結作業に差が生じるのを避けられず、接続箇所の水密性や接続強度等にバラツキが生じ易い、という問題点があった。
従って本発明の解決しようとする技術的課題は、長短二種類の部材が略コの字形に連結されてなる浴槽受け部材において、短い受け部材と長い受け部材の接続作業を簡便に且つ楽にでき、また作業者の熟練度によって接続箇所の水密性や接続強度等に影響が出ることを抑え、安定した一定レベルでの接続が可能になるよう形成した浴槽受け部材を提供することにある。
即ち本発明は、図1等に示されるように、浴槽1の短幅方向のフランジ部1aを受ける真直ぐな棒状の一対の短い受け部材2と、浴槽1の長手方向のフランジ部1bを受ける真直ぐな棒状の長い受け部材3とが、平面視で略コの字形に連結されてなる浴槽受け部材であって、上記の短い受け部材2と長い受け部材3がコーナー部材8を介して連結され、このコーナー部材8が、上記の各部材2、3の長手方向と直交する方向の端面が突き合わされる当接面8aを、平面視で90度隔てて備え、上記の短い受け部材2と長い受け部材3の内側面に、ネジ10のネジ込み部2a、3aが長手方向に延びて形成され、このネジ込み部2a、3aにコーナー部材8の外側方からネジ10をネジ込み易くなるようコーナー部材8にネジ孔11が形成され、このネジ孔11を利用してコーナー部材8の外側方からネジ10が、上記の当接面8aと、短い受け部材2、長い受け部材3の端面との間にパッキンを挟んで上記のネジ込み部2a、3aに締め込まれ、これにより短い受け部材2と長い受け部材3がコーナー部材8を介して連結されていることを特徴とする(請求項1)。
なぜならこれによると、1種類のコーナー部材8を2箇所のコーナーで共用でき、その分、コストを低廉化できるだけではなく、コーナー部材8自体を小型化、省スペース化できるからである。
しかしながら従来は、上記の通り、同じ縦断面形状の長尺体を、長短二種類にカットして使用するのが通例であった。従って従来品によると、短い受け部材2が、必要以上の強度を有し、材料の使用量にロスがある、という問題があった。
なぜならこれによれば、短い受け部材2の必要強度を保ちながら、その使用材料を節減できるからである。なお、この本発明の場合、各部材2、3の縦幅Hの差は、例えば各部材2、3の形成材料や縦断面形状の違い等に応じて適宜選定されるので良い。
なぜならこれによると、連結する際に、各部材2、3の位置ずれを防止でき、また手を添えて支持する必要がないため、ネジ締め作業を楽にできるからである。
なぜならこれによると、各受け部材を安定した姿勢でしっかりと嵌合できるからである。
なぜならこれによると、本発明品を利用して側壁パネル14を立てることができ、その際、凸部15によって側壁パネル14の位置ずれを防止でき、側壁パネル14の設置作業を楽にできるからである。
従ってこれによれば、梱包や運搬、設置等の作業を容易化、迅速化でき、また長短二種類の部材を押し出し成形法で安価に形成できるから、プレス金型による場合に比べ、金型費を抑えることができる。
またコーナー部材は、短い受け部材と長い受け部材の長手方向と直交する方向の端面が突き合わされる当接面を、平面視で90度隔てて備えている。
そして本発明は、上記の短い受け部材と長い受け部材の内側面に、ネジのネジ込み部が長手方向に延びて形成され、このネジ込み部にコーナー部材の外側方からネジをネジ込み易くなるようコーナー部材にネジ孔が形成され、このネジ孔を利用してコーナー部材の外側方からネジが、上記の当接面と、短い受け部材、長い受け部材の端面との間にパッキンを挟んで上記のネジ込み部に締め込まれ、これにより短い受け部材と長い受け部材がコーナー部材を介して連結されている。
従ってこれによると、各部材の端面をコーナー部材の当接面に、パッキンを介して突き合わせ、コーナー部材の裏側からネジを水平状態でネジ込むことで簡単、迅速、且つ楽に、しかも作業者によって大きな差を生じることなく、水密性良く強固に接続できる。
本発明は、図1等に示されるように、浴槽1の短幅方向のフランジ部1aを受ける真直ぐな棒状の一対の短い受け部材2と、浴槽1の長手方向のフランジ部1bを受ける真直ぐな棒状の長い受け部材3とが、平面視で略コの字形に連結され、浴槽1のフランジ部1a、1bの高さの浴室位置に設けられるものである。
また6は、浴槽1の前側を覆うエプロン部材であり、7は洗い場パンである。
またこの実施形態の場合、短い受け部材2と長い受け部材3は、図2に示されるように、縦断面の横幅Wは略同一で、縦幅Hが、長い受け部材3より短い受け部材2の方が短く形成されている。
先ず作業者は、コーナー部材8の垂直状の当接面8aに、短い受け部材2と長い受け部材3の端面を、各部材2、3のネジ込み部2a、3aがコーナー部材8のネジ孔11と一致するよう突き合わせる。この場合、作業者は、コーナー部材8の当接面8aの突起部12に、各部材2、3の段差部13を嵌係合させ、各部材2、3の位置ずれを防止する。
なお、本発明の場合、各部材2、3は、現場で浴槽1の大きさに合わせて長尺体をカットし、端面を直角に切断して形成するのでも良い。
なお、この実施形態の本発明品は、短い受け部材2と長い受け部材3の縦幅Hが異なるため、各部材2、3がコーナー部材8を介して連結されると、各部材2、3の上端の高さは同じであるため、下端が段違い状に形作られる。
1a 短幅方向のフランジ部
1b 長手方向のフランジ部
2 短い受け部材
2a ネジ込み部
3 長い受け部材
3a ネジ込み部
8 コーナー部材
8a 当接面
10 ネジ
11 ネジ孔
Claims (6)
- 浴槽の短幅方向のフランジ部を受ける真直ぐな棒状の一対の短い受け部材と、浴槽の長手方向のフランジ部を受ける真直ぐな棒状の長い受け部材とが、平面視で略コの字形に連結されてなる浴槽受け部材であって、上記の短い受け部材と長い受け部材がコーナー部材を介して連結され、このコーナー部材が、上記の各部材の長手方向と直交する方向の端面が突き合わされる当接面を、平面視で90度隔てて備え、上記の短い受け部材と長い受け部材の内側面に、ネジのネジ込み部が長手方向に延びて形成され、このネジ込み部にコーナー部材の外側方からネジをネジ込み易くなるようコーナー部材にネジ孔が形成され、このネジ孔を利用してコーナー部材の外側方からネジが、上記の当接面と、短い受け部材、長い受け部材の端面との間にパッキンを挟んで上記のネジ込み部に締め込まれ、これにより短い受け部材と長い受け部材がコーナー部材を介して連結されていることを特徴とする浴槽受け部材。
- 請求項1記載の浴槽受け部材であって、コーナー部材の当接面が、平面視で鉤形状に隣り合わせに形成されると共に、当接面同士の間の垂直状の境界線を基準にして左右対称状に形成されていることを特徴とする浴槽受け部材。
- 請求項1又は2記載の浴槽受け部材であって、短い受け部材と長い受け部材が、縦断面の横幅は略同一で、縦幅が、長い受け部材より短い受け部材の方が短く形成されていることを特徴とする浴槽受け部材。
- 請求項1乃至3の何れかに記載の浴槽受け部材であって、コーナー部材の各当接面に、短い受け部材と長い受け部材が嵌合可能に形成されていることを特徴とする浴槽受け部材。
- 請求項4記載の浴槽受け部材であって、コーナー部材の各当接面に、嵌合用の突起部が左右一対形成され、この突起部に嵌め合わされる段差部が、短い受け部材と長い受け部材の対応位置に形成されていることを特徴とする浴槽受け部材。
- 請求項1乃至5の何れかに記載の浴槽受け部材であって、短い受け部材と長い受け部材とコーナー部材に、側壁パネルを載せるための壁載せ部が連通状に形成されると共に、コーナー部材の壁載せ部に、側壁パネルと係合する凸部が形成されていることを特徴とする浴槽受け部材。
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