JP5530801B2 - 粘着テープ貼着装置 - Google Patents

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本発明は、環状フレーム及び環状フレームの開口部に位置する各種ワークに対して粘着テープを貼着する粘着テープ貼着装置に関する。
ICやLSI等のデバイスが表面に形成された半導体ウェーハ等のワークは、ダイシング装置等の分割装置によって個々のデバイスに分割され、各種電子機器に利用されている。また、近年では、デバイスが樹脂などでモールドされたCSP(Chip Size Package)等のパッケージデバイスが複数形成されたパッケージ基板についても、分割装置を用いて分割加工が行われている。
半導体ウェーハやパッケージ基板等のワークを分割するにあたっては、分割により形成された個々のチップやパッケージデバイスがバラバラにならないようにするために、分割前に粘着テープをワークに貼着することによってワークを支持する必要がある。また、粘着テープに貼着されたチップ等のその後の取り扱いを容易とするために、ワークの分割前に、粘着テープの周縁部に環状フレームを貼着し、ワークが粘着テープを介して環状フレームと一体化されて支持された状態とする必要もある。このように、ワーク及び環状フレームには粘着テープを貼着する必要があり、そのための装置も提供されている(例えば特許文献1参照)。
特開2007−158037号公報
しかし、ワークには、例えば半導体ウェーハに限っても8インチウェーハや12インチウェーハなど複数の大きさのものがあるため、ワークのサイズに適した環状フレームや粘着テープを装置にセットする必要があるが、オペレータのミスなどで誤ったサイズの粘着テープをワークに貼り付けたり、ワークの大きさに対応しない環状フレームをワークと一体化させて支持したりしてしまい、ワークが使い物にならなくなってしまうなどの問題が生ずることがあった。
本発明は、これらの事実に鑑みてなされたものであって、その主な技術的課題は、ワークに誤ったサイズのテープが貼着されたり、ワークを誤ったサイズのフレームで支持したりすることがない粘着テープ貼着装置を提供することにある。
本発明は、ワークを複数収容するワーク収容部と、開口部において粘着テープを介してワークを支持する環状フレームを複数収容するフレーム収容部と、ワークが環状フレームの開口部に位置する状態でワークと環状フレームとを支持する支持テーブルを有する支持手段と、支持テーブルに支持された環状フレーム及びワークに粘着テープを貼着するテープ貼着手段とを備えた粘着テープ貼着装置に関するもので、ワーク収容部はワークのサイズを検出するワークサイズ検出センサを有し、フレーム収容部は環状フレームのサイズを検出するフレームサイズ検出センサを有し、テープ貼着手段は設置された粘着テープのサイズを検出するテープサイズ検出センサを有し、支持手段は支持テーブルのサイズを検出するテーブルサイズ検出センサを有し、粘着テープのサイズ、環状フレームのサイズ及び支持テーブルのサイズがワークのサイズに適しているか否かを判定する判定手段を有する。
本発明に係る粘着テープ貼着装置は、ワークサイズ検出センサがワークのサイズを検出し、フレームサイズ検出センサがフレームのサイズを検出し、テープサイズ検出センサが粘着テープのサイズを検出し、テーブルサイズ検出センサが粘着テープのサイズを検出し、判定手段は、各センサの検出結果から、粘着テープ、環状フレーム及び支持テーブルのサイズがワークのサイズに適しているかどうかを判断することができるため、ワークに対して誤ったサイズのテープが貼着されたり、ワークを誤ったサイズのフレームで支持したり、ワークサイズに対応していない支持テーブルを設置したりするのを防止することができる。
テープ貼着装置の一例を示す斜視図である。 支持手段の一例を略示的に示す断面図である。 ワークサイズ検出センサの設置例を示す説明図である。 ワークサイズ検出センサの別の設置例を示す説明図である。 フレームサイズ検出センサの設置例を示す説明図である。 テープサイズ検出センサの設置例を示す説明図である。 テープサイズ検出センサの設置例を示す断面図である。 テーブルサイズ検出センサの設置例を示す説明図である。 ワーク及び環状フレームに粘着テープを貼着する状態を略示的に示す断面図である。
図1に示すテープ貼着装置1は、支持手段2において支持されたワークW及び環状フレームFに対してテープ貼着手段3が粘着テープTを貼着する装置であり、予めワークWはワーク収容部4に収容され環状フレームFはフレーム収容部5に収容されている。
ワーク収容部4は、装置の後部側に向けて開口しワークWを複数段収納することができるワークカセット40と、ワークカセット40のサイズを検出するワークサイズ検出センサ41とを備えている。ワークサイズ検出センサ41は、例えば上方に向けて発光する発光部とその反射光を受光する受光部とから構成される光学式センサであり、上方にワークカセット40がある場合に反射光を受光してワークカセット40の存在を検知する。ワークサイズ検出センサ41は、CPU、メモリ等を有する判定手段6と電気的に接続されており、判定手段6では、ワークサイズ検出センサ41からの信号を読み出すことができる。なお、ワークWは特に限定はされないが、例えばシリコンウェーハ、ガリウム砒素、シリコンカーバイド等の半導体ウェーハや、セラミック、ガラス、サファイア系の無機材料基板、LCDドライバ等の各種電子部品、さらには、ミクロンオーダーの加工位置精度が要求される各種加工材料が挙げられる。
フレーム収容部5は、中央に開口部F1を有する環状フレームFを複数段収納することができるフレームカセット50と、フレームカセット50のサイズを検出するフレームサイズ検出センサ51とを備えている。フレームカセット50は、装置の後部側に向けて開口している。フレームサイズ検出センサ51は、例えば上方に発光する発光部とその反射光を受光する受光部とから構成される光学式センサであり、上方にフレームカセット50がある場合に反射光を受光してフレームカセット50の存在を検知する。フレームサイズ検出センサ51は、判定手段6と電気的に接続されており、判定手段6では、フレームサイズ検出センサ51からの信号を読み出すことができる。なお、環状フレームFは、フレームカセット50に収容されていなくてもよく、装置内部に直接収容されている形態でも良い。
ワークカセット40の後部側に対面する位置には、ワークカセット40からワークを搬出して支持手段2に搬送するワーク搬送手段7が配設されている。ワーク搬送手段7は、ワークを吸着する吸着部70と、水平方向の回転軸を中心として吸着部70を回動させる回動部71と、吸着部70を所望の位置に移動させるアーム部72とから構成される。
フレームカセット50の後部側に対面する位置には、フレームカセット50からワークを搬出して支持手段2に搬送するフレーム搬送手段8が配設されている。フレーム搬送手段8は、ワークを吸着する吸着部80と、水平方向の回転軸を中心として吸着部80を回動させる回動部81と、吸着部80を所望の位置に移動させるアーム部82とから構成される。
フレーム搬送手段8を構成する吸着部80の可動範囲には、ワークW及び環状フレームFに粘着テープTが貼着されることにより環状フレームFと一体になって支持されたワークWが収容されるテープ貼着済みワーク収容部9が配設されている。テープ貼着済みワーク収容部9は、例えばフレームカセット50と同サイズのフレームカセットによって構成される。
図2に示すように、支持手段2は、載置されたワークW及び環状フレームFを支持する支持テーブル20と、支持テーブル20を下方から支持する基台21と、支持テーブル20及び基台21を前後方向(図1及び図2におけるA方向及びB方向)に移動させる移動機構22と、支持テーブル20、基台21及び移動機構22を昇降させる昇降手段23とを備えている。
支持テーブル20は、基台21に対して着脱可能であり、ワークW及び環状フレームFの大きさに対応したものを基台21に取り付けることができる。図2に示すように、支持テーブル20の中心部にはワークWを吸着するワーク吸着部20aを備え、その周囲には環状フレームFを吸着するフレーム吸着部20bを備えている。ワーク吸着部20aの下方には、ワーク吸着部20aと図示しない吸引源とを連通させる吸引路20cが形成され、フレーム吸着部20bの下方には、フレーム吸着部20bと図示しない吸引源とを連通させる吸引路20dが形成されている。ワークWは、環状フレームFの開口部に位置した状態で、支持テーブル20に支持される。
図1に示すように、移動機構22は、装置の前後方向の回転軸を有するボールスクリュー220と、ボールスクリュー220と平行に配設された一対のガイドレール221と、ボールスクリュー220を回動させるモータ222とを有し、図2に示すように、基台21の下部に備えたナットがボールスクリュー220に螺合しており、ボールスクリュー220の回動によって保持テーブル20がA方向またはB方向に移動する構成となっている。
図2に示すように、昇降手段23は、シリンダ230が昇降ベース231を昇降させる構成となっており、昇降ベース231の昇降によって支持テーブル20、基台21及び移動機構22を昇降させる構成となっている。
図1に示すように、テープ貼着手段3は、剥離紙100aの一方の面に環状フレームFと外径がほぼ等しい粘着テープTが貼着されて構成されるテープ保持シート100を保持して送り出す送り機構30と、テープ保持シート100の送り出し方向の下流側に配設され粘着テープTが剥離された後の剥離紙100aを巻き取る巻き取り機構31と、剥離紙100aから粘着テープTを剥離する剥離部材32と、剥離紙100aから剥離された粘着テープTをワークW及び環状フレームFに対して押圧する押圧ローラ33とを備えている。
送り機構30は、テープ保持シート100がロール状に巻回されている保持ローラ300と、テープ保持シート100を送り出す2つの送りローラ301とから構成される。巻き取り機構31は、剥離紙100aを挟み込んで回転することにより剥離紙100aを引き込むための引き込みローラ310と、引き込んだ剥離紙100aを巻き取って保持する巻き取りローラ311とを備えている。剥離部材32は、送り機構30の下方に配設され、先端が鋭角状に形成されており、テープ保持シート100に対して急峻な曲がりを与えることによって剥離紙100aから粘着テープTを剥離する。押圧ローラ33は、剥離された粘着テープTの上方に位置し、下方に位置するワークW及びフレームに対して粘着テープTを押圧することによって粘着テープTをワークW及び環状フレームFに貼着する。保持ローラ300に巻かれたテープ保持シート100は、2つの送りローラ301の間を通り、剥離部材32の先端に掛け回され、さらに2つの引き込みローラ310の間を通って巻き取りローラ311に巻きつけられる。
ワーク収容部4においては、ワークのサイズごとに対応した大きさを有するワークカセット40が設置される。例えばワークが半導体ウェーハであり、テープ貼着対象として8インチウェーハと12インチウェーハとがある場合は、図3に示すように、ワーク収容部4に、8インチ用設置位置42と、12インチ用設置位置43とが存在する。この場合においては、図3に示すように、8インチ用設置位置42の外側でかつ12インチ用設置位置43の内側にワークサイズ検出センサ41を設置する。そうすると、8インチ用設置位置42にワークカセットが設置された場合にはワークサイズ検出センサ41はワークカセットを検出しないためオフとなり、12インチ用設置位置43に設置された場合にはワークサイズ検出センサ41はワークカセットを検出するためオンとなる。したがって、ワークサイズ検出センサ41と接続された判定手段6は、ワークサイズ検出センサ41の状態から、ワーク収容部4にどの大きさのワークカセットが設置されているかを判断し、それによって、そのワークカセットに収容されているワークのサイズを判断することができる。
図4に示すように、8インチ用設置位置42の内側でかつ12インチ用設置位置43の内側にワークサイズ検出センサ41aを設置し、8インチ用設置位置42の外側でかつ12インチ用設置位置43の内側にワークサイズ検出センサ41bを設置し、ワークサイズ検出センサ41a、41bの状態を判定手段6において読み出せる構成としてもよい。この場合は、2つのワークサイズ検出センサ41a、41bの状態の組み合わせによって、図3の例のように1つのワークサイズ検出センサ41のみを設置した場合よりも詳細な判断が可能となる。例えば、図3の例においては、ワークサイズ検出センサ41がワークカセットを検出しないためにオフである場合は、判定手段6は、8インチ用設置位置42に8インチ用ワークカセットが載置されているのか、載置されていないのかを判断することができないが、図4の例のように2つのワークサイズ検出センサ41a、41bをそれぞれ設置した場合は、ワークサイズ検出センサ41a、41bが双方ともオフの場合にはワークカセットが載置されていないと判断し、ワークサイズ検出センサ41aがオンでありかつワークサイズ検出センサ41bがオフである場合には、8インチ用ワークカセットが載置されていると判断することができる。ワークのサイズが3種類以上ある場合も、ワークサイズ検出センサを3つ以上配設することにより、どのサイズのワークかを判断することができる。
環状フレームFは、ワークWのサイズに応じてサイズが異なるものを使用するため、図1に示したフレームカセット50にも、8インチウェーハ用のフレームである8インチ対応フレームを収容する8インチ対応フレームカセットと、12インチウェーハ用のフレームである12インチ対応フレームを収容する12インチ対応フレームカセットとがある。そして、これに対応して、フレーム収容部5には、図5に示すように、8インチ対応フレーム用設置位置52と、12インチ対応フレーム用設置位置53とが存在する。そして、ワークサイズ検出センサの場合と同様に、8インチ対応フレーム用設置位置52の外側でかつ12インチ対応フレーム用設置位置53の内側にフレームサイズ検出センサ51を設置すると、フレームカセットが8インチ対応フレーム用設置位置52に設置された場合にはフレームサイズ検出センサ51はオフとなり、12インチ対応フレーム用設置位置53に設置された場合にはフレームサイズ検出センサ51はオンとなる。したがって、フレームサイズ検出センサ51と接続された判定手段6は、フレームサイズ検出センサ41の状態から、フレーム収容部5にどの大きさのフレームカセットが設置されているかを判断し、それによって、そのフレームカセットに収容されているフレームがどのサイズのワーク用のものであるかを判断することができる。フレームサイズ検出センサ51に加えて、8インチ対応フレーム用設置位置52の内側でかつ12インチ対応フレーム用設置位置53の内側にもフレームサイズ検出センサ51aを設置すると、2つのフレームサイズ検出センサ51、51aの状態を判定手段6において読み出せる構成とすると、ワークサイズ検出センサの場合と同様に、8インチ対応フレーム用設置位置52にフレームカセットがあるかどうかを判断することができる。
図1に示すように、送り機構30において、保持ローラ300と送りローラ301との間には、粘着テープTのサイズを検出するテープサイズ検出センサ34が配設されている。このテープサイズ検出センサ34は、図示の例では断面コの字型(90度倒したU字型)に形成されており、図6に示すように、幅の異なるテープ保持シート101、102がある場合は、幅が広い方の粘着テープ101を挟むようにして配設される。
図7に示すように、テープサイズ検出センサ34は、発光部340aと受光部340bとが光軸を共通にするよう対向し、受光部340bが判定手段6に接続されて構成されており、発光部340aから発光した光340が遮られて受光部340bにおいて受光しない場合は幅の広いテープ保持シート101であると判断し、受光部340bにおいて光を受光した場合は幅の狭いテープ保持シート102であると判断する。なお、図7に示すように、発光部340a及び受光部340bに加えて、発光部341aと受光部341bとを対面させて配設し、その光軸が幅の狭いテープ保持シート102によって遮られるように配置すれば、テープ保持シート102が存在するかどうかも検出することができる。各テープ保持シートの幅とそれに含まれる粘着テープのサイズとは対応しているため、テープサイズ検出センサ34は、テープ保持シートの幅を検出することにより、粘着テープのサイズを検出することができる。
図2に示した基台21の上面には、支持テーブル20のサイズを検出するテーブルサイズ検出センサ210aが配設されている。ワークWが8インチと12インチの場合は、図8に示すように、テーブルサイズ検出センサ210aは、8インチ用支持テーブル設置位置21aの周縁の外側でかつ12インチ用支持テーブル設置位置21bの周縁の内側の位置に配置される。テーブルサイズ検出センサ210aは、判定手段6と電気的に接続されており、判定手段6では、テーブルサイズ検出センサ210aからの信号を読み出すことができる。テーブルサイズ検出センサ210aは、例えば上方に発光する発光部とその反射光を受光する受光部とから構成される光学式センサであり、上方に12インチ用支持テーブルがある場合に反射光を受光してその存在を検知する。一方、反射光を受光しない場合は、12インチ用支持テーブルは存在しないと判断する。なお、8インチ用支持テーブル設置位置21aの周縁の内側にもテーブルサイズ検出センサ210bを配置すれば、8インチ用支持テーブルの有無についても判断することができる。
図1に示した粘着テープ貼着装置1において、ワークW及び環状フレームFに対して粘着テープTを貼着するには、ワークWが収容されたワークカセット40をワーク収容部4に設置し、環状フレームFが収容されたフレームカセット50をフレーム収容部5に設置し、粘着テープTをテープ貼着手段3にセットし、支持手段2に支持テーブル20を取り付ける。そして、判定手段6は、ワークサイズ検出センサ41の検出結果から、ワークカセット40に収容されているワークのサイズを判断する。例えば図3に示したワークサイズ検出センサ41がオンであればワークサイズが12インチであると判断し、ワークサイズ検出センサ41がオフであればワークサイズが8インチであると判断し、その判断結果を記憶させておく。
次に、判定手段6は、フレームサイズ検出センサ51、テープサイズ検出センサ34及びテーブルサイズ検出センサ210aの検出結果を読み出し、それぞれの検出結果から、環状フレームFのサイズ、粘着テープTのサイズ及び支持テーブル20のサイズが、ワーク収容部4に収容されたワークに対応しているかどうかを判定する。そして、いずれかがそのワークに対応していない場合は、判定手段6は、エラーと判定し、警報を発するなどしてオペレータに対してサイズが誤っているものの取り替えを促す。また、判定手段6は、図5に示したフレームサイズ検出センサ51aがオフであればフレームカセットが設置されていないと判断し、図7に示した受光部341bにおける受光を検出した場合はテープ保持シートがセットされていないと判断し、図8に示したテーブルサイズ検出センサ210bがオフであれば支持テーブルが設置されていないと判断し、いずれもエラーとしてその旨をオペレータに報知し、フレームカセット、テープ保持シートまたは支持テーブルの準備を促す。一方、環状フレームFのサイズ、粘着テープTのサイズ及び支持テーブル20のサイズがすべてワーク収容部4に収容されたワークに対応していると判定手段6が判定した場合は、テープ貼着作業を開始する。
ワークサイズに対応した適切なフレームカセット50、テープ保持シート100、支持テーブル20がセットされると、まず、支持テーブル20を装置前部側に位置させる。そして、ワーク搬送手段7を構成する吸着部70をワークカセット40に進入させてワークWを吸着し、吸着部70をワークカセット40の外部に退避させてワークWを支持テーブル20に搬送し、吸着部70による吸着を解除して支持テーブル20に載置する。環状フレームFについても、フレーム搬送手段8を構成する吸着部80をフレームカセット50に進入させて環状フレームFを吸着し、吸着部80をフレームカセット50の外部に退避させて環状フレームFを支持テーブル20に搬送し、吸着部80による吸着を解除して支持テーブル20に載置する。こうして、図9に示すように、環状フレームFの開口部F1にワークWが位置した状態となる。
次に、支持テーブル20をB方向に移動させて装置後部側に位置させ、図9に示すように、昇降手段23によって支持テーブル20、基台21及び移動機構22を上昇させる。そして、支持テーブル20をA方向に移動させながら、保持ローラ300に巻かれているテープ保持シート100を送りローラ301によって送り出し、剥離部材32の先端において剥離紙100aから粘着テープTを剥離させ、テープ保持シート100のうち剥離紙100aのみを巻き取り機構31によって巻き取り、押圧ローラ33を下降させて粘着テープTを環状フレームF及びワークWに対して押圧すると、環状フレームF及びワークWの上面全面に粘着テープTが貼着される。このようにして、環状フレームFの開口部F1に位置するワークWは、粘着テープTを介して環状フレームFによって支持された状態となる。
こうして粘着テープTを介してフレームFと一体となったワークWは、支持テーブル20がA方向にさらに移動することにより、図1に示す粘着テープ貼着装置1の前部側に位置付けされる。そして、フレーム搬送手段8を構成する吸着部80によってフレームFが吸着された後、吸着部80がテープ貼着済みワーク収容部9に進入し、吸着を解除してテープ貼着済みワーク収容部9に粘着テープ貼着済みのワークWを収容する。
1枚のワークW及びその周囲の環状フレームFに対して粘着テープTが貼着されると、新たに粘着テープTの貼着対象となるワークWがワーク搬送手段7によって支持テーブル20に搬送されるとともに、新たな環状フレームFがフレーム搬送手段8によって支持テーブル20に搬送され、上記と同様の動作によって粘着テープTの貼着が行われ、テープ貼着済みワーク収容部9に順次収容されていく。
粘着テープTの貼着前に、フレーム収容部5にセットされている環状フレームFのサイズ、粘着テープ貼着手段3にセットされている粘着テープのサイズ、及び支持テーブルのサイズが、ワーク収容部4にセットされたワークサイズに対応しているか否かを判定手段6が判定し、対応していない場合は粘着テープTの貼着を開始しないため、ワークのサイズにあっていない環状フレームに対して粘着テープを貼着したり、ワークのサイズにあっていない粘着テープを貼着したり、ワークのサイズにあっていない支持テーブルをセットしたりするのを未然に防止することができる。
本実施形態では、ワークサイズ検出センサ、フレームサイズ検出センサ、テープサイズ検出センサ及びテーブルサイズ検出センサとして光学式センサを用いたが、他のタイプのセンサを使用してもよい。
1:テープ貼着装置
2:支持手段
20:支持テーブル
20a:ワーク吸着部 20b:フレーム吸着部 20c、20d:吸引路
21:基台 210a、210b:テーブルサイズ検出センサ
21a:8インチ用支持テーブル設置位置 21b:12インチ用支持テーブル設置位置
22:移動機構 220:ボールスクリュー 221:ガイドレール 222:モータ
23:昇降手段 230:シリンダ 231:昇降ベース
3:テープ貼着手段
30:送り機構 300:保持ローラ 301:送りローラ
31:巻き取り機構 310:引き込みローラ 311:巻き取りローラ
32:剥離部材 33:押圧ローラ
34:テープサイズ検出センサ
340a、341a:発光部 340b、341b:受光部
4:ワーク収容部
40:ワークカセット 41、41a、41b:ワークサイズ検出センサ
42:8インチ用設置位置 43:12インチ用設置位置
5:フレーム収容部
50:フレームカセット 51、51a:フレームサイズ検出センサ
52:8インチ対応フレーム用設置位置 53:12インチ対応フレーム用設置位置
6:判定手段
7:ワーク搬送手段 70:吸着部 71:回動部 72:アーム部
8:フレーム搬送手段 80:吸着部 81:回動部 82:アーム部
9:テープ貼着済みワーク収容部
100、101、102:テープ保持シート 100a:剥離紙
W:ワーク F:フレーム T:テープ

Claims (1)

  1. ワークを複数収容するワーク収容部と、
    開口部において粘着テープを介してワークを支持する環状フレームを複数収容するフレーム収容部と、
    ワークが該環状フレームの開口部に位置する状態で該ワークと該環状フレームとを支持する支持テーブルを有する支持手段と、
    該支持テーブルに支持された該環状フレーム及び該ワークに該粘着テープを貼着するテープ貼着手段と、
    を備えた粘着テープ貼着装置であって、
    該ワーク収容部はワークのサイズを検出するワークサイズ検出センサを有し、
    該フレーム収容部は該環状フレームのサイズを検出するフレームサイズ検出センサを有し、
    該テープ貼着手段は設置された該粘着テープのサイズを検出するテープサイズ検出センサを有し、
    該支持手段は該支持テーブルのサイズを検出するテーブルサイズ検出センサを有し、
    該粘着テープのサイズ、該環状フレームのサイズ及び該支持テーブルのサイズが該ワークのサイズに適しているか否かを判定する判定手段を有する粘着テープ貼着装置。
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