JP5530032B2 - Oltおよびフレーム転送制御方法 - Google Patents

Oltおよびフレーム転送制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、光通信技術に関し、特にPONシステムを事業者ネットワーク(サービス網)と接続するOLT(Optical Line Terminal)におけるフレーム転送制御技術に関する。
図10および図11を参照して、従来のPONシステム、および、このPONシステムで局内装置として用いられるOLTについて説明する。
事業者ネットワーク(サービス網)に対して複数のONUを接続する場合、図10に示すように、PON区間に光スプリッタを配置して、これらONUを1つのOLTに接続する構成となる。
このような従来のPONシステムでは、図11に示すようなOLTが用いられている。図11において、第1の送受信回路52は、PONポート51に接続されたPONを介してONUとフレームを送受信するための回路である。
第2の送受信回路58は、SNIポート59を介して接続された事業者ネットワークNWとのインターフェースになる回路である。
フレーム分離部53は、第1の送受信回路52より入力された上りフレームのうち、OLT宛てのフレーム(PONの制御に用いられる制御フレーム)を制御フレーム処理部54へ送信するとともに、その他のフレームをフレーム転送処理部60へ送信する処理部である。
フレーム多重部56は、フレーム転送処理部60からの下りフレームと制御フレーム処理部54からの制御フレームを時分割的に多重し、第1の送受信回路52に対して送信する処理部である。
フレーム転送処理部60は、フレーム分離部53と第2の送受信回路58の双方から受信したフレームの宛先MACアドレス等に基づき、フレームの転送処理を行う処理部である。
制御フレーム処理部54は、各ONUにLLIDを自動的に割り当てるための発見処理(Discoveryプロセス)や、上り信号(ONUからOLT宛ての信号)の調停といった、PONの制御に関する処理、さらには、各ONUのLLID等のPON−IFポート情報を帯域割当処理部55へ転送する処理を行う処理部である。
帯域割当処理部55は、制御フレーム処理部54からの要求に従い、ONUへの帯域(送信開始時刻と送信データ量)割当や、制御フレーム処理部54から転送されたPON−IFポート情報の管理を行う処理部である。
このPONシステムのPON区間、すなわちONUnとOLTとの間の区間では、図12に示すような構成のフレームでデータがやり取りされる。
図12において、プリアンブルは、Ethernet(登録商標)のプリアンブルにLLIDを埋め込んだものである。
LLID(Logical Link ID)は、各ONUと1対1に対応する識別子である。ONU登録(ONUがOLTの配下となる)時にOLTで決定され、OLTは自分の配下のONUでLLIDの重複が起こらないように管理している。
VLANタグは、VLAN情報を含むタグである。タグがついていない場合やタグが複数ついている場合もある。このVLANタグは、TPID、TCIを含んでいる。
TPID(Tag Protocol ID)は、VLANタグが続くことを示すEther Type値である。通常は0x8100である。
TCI(Tag Control Information)は、VLANタグ情報である。このTCIは、PCP、CFI、VIDを含んでいる。
PCP(Priority Code Point)は、当該フレームの優先度である。
CFI(Canonical Format Indicator)は、MACヘッダ内のMACアドレスが標準フォーマットに従っているかどうかを示す値である。
VIDまたはVLAN ID(VLAN Identifier)は、フレームが属するVLANを指定する値である。
Typeは、上位プロトコルの種別を示すEther Type値である。この領域をLength値として使用する場合もあるので、合わせて「Type/Length」等と表記する場合もある。
特開2009−260668号公報
このような従来のPONシステムで用いられるOLT50では、フレーム分離部53において入力されたフレームがOLT宛か否かを判定する場合、MACアドレスとType/Length値等を用いることができる。
例えば、IEEE802.3で規定されているPON用制御フレームであるMPCP(Multi-Point Control Protocol)フレームについては、Type/Length値が16進数表示で「8808」であれば、OLT宛のフレームであると判定することが可能である。
また、OAM(Operations, Administration, and Maintenance)フレームと呼ばれている監視制御用のフレームについては宛先MACアドレスが16進数表示で「01−80−C2−00−00−02」であり、Type/Length値が16進数表示で「8809」であれば、OLT宛のフレームであると判定することが可能である。
前述した特許文献1には、OLT宛のフレームをソフトウェア処理用の記憶装置に転送することは明記されていないが、OAMの処理等、ソフトウェア処理が必要である。OLTの外部または内部に設けられたCPUで、OAM処理等のソフトウェア処理を行うためには、OLT宛のフレームの一部(もしくは全部)を記憶装置に転送することが必要となる。
図13では、前述した図11の構成と比較して、ソフトウェア処理用の記憶装置70が追加されており、制御フレーム処理部54からOLT宛のフレームの一部(もしくは全部)が記憶装置70へ書き込まれることになる。
従来のOLT50において、ONUから送信された上りフレームを、制御フレーム処理部54とフレーム転送処理部60とへ分離するフレーム分離部53は、図14のような構成となる。
このうち、フレーム判定部53Aは、入力された上りフレームの宛先MACアドレス等と、フレーム判定テーブル53B内に登録されている各判定条件とを比較することにより、当該上りフレームの転送先を判定する。
図15に示すフレーム判定テーブル53Bには、エントリごとに、追加条件有無、入力データ位置、ビット位置、判定比較データ、転送先、およびエントリ有効/無効が登録されている。
このうち、追加条件有無は、次エントリを組み合わせて判定を行うか否かを示す情報である。入力データ位置は、判定に使用するMACアドレス等を指定する情報であり、この例では、「0」が宛先MACアドレス、「1」が送信元MACアドレス、「2」が送信元MACアドレスの直後の6byte、「3」が上記「2」の直後の6byteを指定している。
また、ビット位置は、入力データ位置で指定されたMACアドレス等のうち、さらに判定に用いるビットを指定するマスク情報である。判定比較データは、ビット位置で指定されたビットと比較するデータである。転送先は、比較結果に応じた入力フレームの転送先を示す情報であり、この例では、「0」はフレーム転送処理部60、「1」はフレーム処理回部54B、「2」は記憶装置70を示している。エントリ有効/無効は、当該エントリの有効/無効を示す情報である。
このような、フレーム判定部53Aでの上りフレームの転送先判定処理と並行して、レイテンシ吸収部53Cは、フレーム判定部53Aでの処理所要時間だけ、第1の送受信回路52から入力された上りフレームに遅延を与えた後、データ付与部53Dへ出力する。
データ付与部53Dは、レイテンシ吸収部53Cからの上りフレームのプリアンブルに対して、フレーム判定部53Aから通知された転送先を付与した後、出力先振分部53Eへ出力する。
図16の上りフレームの構成例において、前述の図12に示したフレームとの違いは、プリアンブルに転送先が挿入されている点である。
出力先振分部53Eは、データ付与部53Dからの上りフレームのプリアンブルに付与されている転送先に基づいて、当該上りフレームをフレーム転送処理部60または制御フレーム処理部54のいずれかへ出力する。具体的には、この例では、転送先が「0」の場合には、フレーム転送処理部60へ出力し、転送先が「1」または「2」の場合には、制御フレーム処理部54へ出力する。
OLT50において、ONUから送信された制御フレームを、フレーム処理回路54Bと記憶装置70とへ分離する制御フレーム処理部54は、図17のような構成となる。
このうち、転送先振分部54Aは、フレーム分離部53からの上りフレームのプリアンブルに付与されている転送先に基づいて、当該上りフレームをフレーム処理回路54Bまたは記憶装置70のいずれかへ転送する。
フレーム処理回路54Bは、転送先振分部54Aからの上りフレームに基づいて、各ONUにLLIDを自動的に割り当てるための発見処理(Discoveryプロセス)や上り信号(ONUからOLT宛ての信号)の調停といった、PONの制御に関する処理や、各ONUのLLID等のPON−IFポート情報を帯域割当処理部55へ転送する処理を行う。
データ書込部54Cは、転送先振分部54Aからの上りフレームの一部(もしくは全部)を記憶装置70へ書き込む処理を行う。
このようにして、従来のOLTでは、OAM処理等のソフトウェア処理を行うためには、OLT宛のフレームの一部(もしくは全部)を、ソフトウェア処理用の記憶装置70へ、転送することになる。
一方、現在のIEEE802.3(ANNEX43B.2および57.3.2.2)の規定では、OAMフレームの送信フレーム数は10フレーム/s以下にしなければならないと定められているが、その制限を緩和することが検討されている。
また、OLTでは、これらOAMフレーム以外の制御フレームとして、マルチキャスト制御用のIGMP(Internet Group Management Protocol)フレームや、MLD(Multicast Listener Discovery)フレームについても転送処理を行っており、これらフレームの送信フレーム数を制限する場合も考えられる。
したがって、前述の図10に示したような、複数のONUがOLTに接続されているPONシステムの場合、OLTにおいて、これらONUからのOAMフレーム、IGMPフレーム、MLDフレームなどの制御フレームを受信する必要があるため、これら制御フレームの数が増えると記憶装置70へのデータ書き込み量が増大する。このため、OLTの外部または内部に設けられたCPUにおける、記憶装置70内のデータを処理するソフトウェアの処理負荷が増大して、処理が間に合わなくなり、結果としてソフトウェア処理を適正に実行できなくなるという問題があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、ONUからの制御フレーム数が増大しても、ソフトウェア処理を適正に実行できるフレーム転送制御技術を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかるOLTは、PONを介して複数のONUと接続するとともに、SNIを介して上位装置と接続し、フレーム転送処理部がこれらONUと上位装置との間でやり取りするフレームを相互に転送処理するOLTであって、ソフトウェア処理の対象となる処理データを記憶する記憶装置と、PONを介してONUから受信した上りフレームのうちから、PONで用いる制御フレームもしくはソフトウェア処理に使用する制御フレームを分離して出力するフレーム分離部と、フレーム分離部からの制御フレームについて、当該制御フレームに付与されているONUに個別のLLIDごとに、当該制御フレームのフレーム数を計数し、一定の計数期間における当該フレーム数が予め設定されているしきい値以下の場合には、当該LLIDを持つ制御フレームの一部または全部からなるデータを、処理データとして記憶装置へ書き込み、当該フレーム数が当該しきい値を越えた時点で、当該記憶装置に対する当該LLIDを持つ制御フレームのデータの書き込みを停止する制御フレーム処理部とを備え、フレーム分離部は、少なくとも上りフレームのヘッダ情報の一部を示す判定比較情報、フレーム転送先、およびフレーム種別IDをそれぞれ含む複数の判定条件を記憶するフレーム判定テーブルと、上りフレームのヘッダ情報の一部とフレーム判定テーブル内に登録されている各判定条件の判定比較情報とを比較することにより、当該上りフレームの転送先およびフレーム種別IDを判定するフレーム判定部と、フレーム判定部で判定された上りフレームの転送先およびフレーム種別IDを当該上りフレームに付与するデータ付与部と、データ付与部からの上りフレームを、当該上りフレームに付与されている転送先に基づいて、制御フレーム処理部またはフレーム転送処理部へ転送する出力先振分部とを備え、制御フレーム処理部は、フレーム分離部からの制御フレームのうち、当該制御フレームに付与されているフレーム種別IDが特定フレーム種別IDであるものについて、当該制御フレームに付与されているLLIDごとに、当該制御フレームのフレーム数を計数する個別カウンタと、LLIDごとに、個別カウンタでの当該計数結果としきい値との比較結果に基づいて、当該LLIDを持つ計数対象の制御フレームに関するデータの記憶装置に対する書き込みを制御する書き込み制御部とを備えている。
また、本発明にかかるフレーム転送制御方法は、PONを介して複数のONUを接続するとともに、SNIを介して上位装置を接続し、フレーム転送処理ステップがこれらONUと上位装置との間でやり取りするフレームを相互に転送処理するOLTで用いられるフレーム転送制御方法であって、ソフトウェア処理の対象となる処理データを記憶装置で記憶するステップと、PONを介してONUから受信した上りフレームのうちから、PONで用いる制御フレームもしくはソフトウェア処理に使用する制御フレームを分離して出力するフレーム分離ステップと、フレーム分離ステップからの制御フレームについて、当該制御フレームに付与されているONUに個別のLLIDごとに、当該制御フレームのフレーム数を計数し、一定の計数期間における当該フレーム数が予め設定されているしきい値以下の場合には、当該LLIDを持つ制御フレームの一部または全部からなるデータを、処理データとして記憶装置へ書き込み、当該フレーム数が当該しきい値を越えた時点で、当該記憶装置に対する当該LLIDを持つ制御フレームのデータの書き込みを停止する制御フレーム処理ステップとを備え、フレーム分離ステップは、少なくとも上りフレームのヘッダ情報の一部を示す判定比較情報、フレーム転送先、およびフレーム種別IDをそれぞれ含む複数の判定条件をフレーム判定テーブルで記憶するステップと、上りフレームのヘッダ情報の一部とフレーム判定テーブル内に登録されている各判定条件の判定比較情報とを比較することにより、当該上りフレームの転送先およびフレーム種別IDを判定するフレーム判定ステップと、フレーム判定ステップで判定された上りフレームの転送先およびフレーム種別IDを当該上りフレームに付与するデータ付与ステップと、データ付与ステップからの上りフレームを、当該上りフレームに付与されている転送先に基づいて、制御フレーム処理ステップまたはフレーム転送処理ステップへ転送する出力先振分ステップとを備え、制御フレーム処理ステップは、フレーム分離ステップからの制御フレームのうち、当該制御フレームに付与されているフレーム種別IDが特定フレーム種別IDであるものについて、当該制御フレームに付与されているLLIDごとに、当該制御フレームのフレーム数を個別カウンタで計数するステップと、LLIDごとに、個別カウンタでの当該計数結果としきい値との比較結果に基づいて、当該LLIDを持つ計数対象の制御フレームに関するデータの記憶装置に対する書き込みを制御する書き込み制御ステップとを備えている。
本発明によれば、フレーム分離部から入力された制御フレームの一部または全部からなるデータについて、記憶装置へ書き込まれる際のデータ書き込み量を抑制することができる。したがって、記憶装置への書き込みデータ量が増大することにより、記憶装置内のデータを処理するソフトウェアの処理負荷が増大して、処理が間に合わなくなるという状況を回避することができる。このため、ONUからの制御フレーム数が増大しても、ソフトウェア処理を適正に実行することが可能となる。
図1は、第1の実施の形態にかかるPONシステムの構成を示すブロック図である。 図2は、第1の実施の形態にかかるOLTの構成を示すブロック図である。 図3は、第1の実施の形態にかかるフレーム分離部の構成を示すブロック図である。 図4は、第1の実施の形態にかかるフレーム判定テーブルの構成例である。 図5は、データ付与部から出力される上りフレームの構成例である。 図6は、制御フレーム処理部の構成を示すブロック図である。 図7は、第2の実施の形態にかかるフレーム判定テーブルの構成例である。 図8は、IGMPフレームの構成例である。 図9は、MLDフレームの構成例である。 図10は、従来のPONシステムの構成例である。 図11は、従来のOLTの構成を示すブロック図である 図12は、従来のPON区間で伝送されるフレームの構成例である。 図13は、従来のOLTの他の構成を示すブロック図である。 図14は、従来のフレーム分離部の構成を示すブロック図である。 図15は、従来のフレーム判定テーブルの構成例である。 図16は、従来のフレーム判定部データ付与部から出力される上りフレームの構成例である。 従来の制御フレーム処理部の構成を示すブロック図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるPONシステム100について説明する。
図1に示すように、このPONシステム100において、ONUn(n=1〜3)は、UNI(User Network Interface)を介してユーザ装置nと接続されている。
各ONUは、光通信路を介して1つの光スプリッタに共通接続されており、さらにこの光スプリッタは、光通信路を介して1つのOLT10と接続されている。
このOLT10には、SNI側に設けられたSNIポートに、SNIを介して上位装置が接続されている。また、上位装置には、事業者側のネットワーク(サービス網)NWが接続されている。
[OLT]
次に、図2を参照して、本実施の形態にかかるOLT10の構成について説明する。
本実施の形態にかかるOLT10における、従来のOLTとの構成上の違いは、制御フレーム処理部14において、フレーム分離部13からの上りフレームの一部または全部を記憶装置30への書き込む際、当該上りフレームのLLIDごとに、記憶装置30への書き込み頻度を制限する機能が設けられていることである。
図2において、第1の送受信回路12は、PONポート11に接続されたPONを介してONUとフレームを送受信するための回路である。
第2の送受信回路18は、SNIポート19を介して接続された事業者ネットワークNWとのインターフェースになる回路である。
フレーム分離部13は、第1の送受信回路12より入力された上りフレームのうちから、OLT宛てのフレーム(PONの制御に用いられる制御フレームもしくはソフトウェア処理に用いられる制御フレーム)を分離して、制御フレーム処理部14へ出力するとともに、その他のフレームをフレーム転送処理部20へ送信する処理部である。
フレーム多重部16は、フレーム転送処理部20からの下りフレームと制御フレーム処理部14からの制御フレームを時分割的に多重し、第1の送受信回路12に対して送信する処理部である。
フレーム転送処理部20は、フレーム分離部13と第2の送受信回路18の双方から受信したフレームの宛先MACアドレス等に基づき、フレームの転送処理を行う処理部である。
制御フレーム処理部14は、各ONUにLLIDを自動的に割り当てるための発見処理(Discoveryプロセス)や、上り信号(ONUからOLT宛ての信号)の調停といった、PONの制御に関する処理、さらには、各ONUのLLID等のPON−IFポート情報を帯域割当処理部15へ転送する処理を行う処理部である。
帯域割当処理部15は、制御フレーム処理部14からの要求に従い、ONUへの帯域(送信開始時刻と送信データ量)割当や、制御フレーム処理部14から転送されたPON−IFポート情報の管理を行う処理部である。
記憶装置30は、OLTの外部または内部に設けられたCPUで実行するソフトウェア処理について、当該ソフトウェア処理の対象となる処理データを記憶する装置である。CPUは、記憶装置30に保存されたOAMフレーム、IGMPフレーム、MLDフレームなどの制御フレームを解析し、その解析結果に応じたソフトウェア処理として、自装置の制御処理や、当該制御フレームをそのままもしくは内容を書き変えた後、フレーム転送処理部20内などに搭載されるフレーム生成・送信手段(図示せず)を用いて、事業者NW側あるいはONU側への転送処理を実行する。
[第1の実施の形態の動作]
次に、図3〜図6を参照して、本実施の形態にかかるOLT10のフレーム転送処理について詳細に説明する。
まず、図3を参照して、本実施の形態にかかるOLT10のフレーム分離部13について説明する。
フレーム判定部13Aは、第1の送受信回路12から入力された上りフレームの宛先MACアドレス等と、フレーム判定テーブル13B内に登録されている各判定条件とを比較することにより、当該上りフレームの転送先を判定する。
図4に示すように、フレーム判定テーブル13Bには、エントリごとに、追加条件有無、入力データ位置、ビット位置、判定比較データ、転送先、フレーム種別ID、およびエントリ有効/無効が登録されている。
本実施の形態にかかるフレーム判定テーブル13Bは、前述の図15に示した従来のフレーム判定テーブル53Bと比較して、エントリごとにフレーム種別IDの項目が追加されている。
フレーム判定テーブル13Bにおいて、追加条件有無は、次エントリを組み合わせて判定を行うか否かを示す情報である。入力データ位置は、判定に使用するMACアドレス等を指定する情報であり、この例では、「0」が宛先MACアドレス、「1」が送信元MACアドレス、「2」が送信元MACアドレスの直後の6byte、「3」が上記「2」の直後の6byteを指定している。
また、ビット位置は、入力データ位置で指定されたMACアドレス等のうち、さらに判定に用いるビットを指定するマスク情報である。判定比較データは、ビット位置で指定されたビットと比較するデータである。転送先は、比較結果に応じた入力フレームの転送先を示す情報であり、この例では、「0」はフレーム転送処理部20、「1」はフレーム処理回部14B、「2」は記憶装置30を示している。エントリ有効/無効は、当該エントリの有効/無効を示す情報である。
フレーム種別IDは、当該エントリの判定条件と一致した上りフレームに対して、予め割り当てられている種別IDである。複数の判定条件で、1つのフレーム種別IDを共用されることもある。制御フレーム処理部14では、上りフレームのフレーム数をLLIDごとに計数する際、予め指定されたフレーム種別IDが付与されている上りフレームについてのみフレーム数を計数するようにすることができる。これにより、特定種別のフレームのフレーム数に基づいて、記憶装置30への書き込みを抑制でき、指定されていない種別のフレームのフレーム数を除外することができる。
したがって、例えば、送信元MACアドレスの直後の2byteが16進数表示で8808の上りフレームが第1の送受信回路12から入力された場合、当該上りフレームがフレーム判定テーブル13Bのアドレス0の判定条件にマッチするので、転送先は「1」、すなわち、後述する制御フレーム処理部14内のフレーム処理回路14Bとなり、フレーム種別IDは「0」となる。アドレス0のエントリにおいて、判定に使用する入力データのビット位置が0になっているビットは、その位置のビットを比較対象としないという意味であり、Type/Length値のみを比較対象としている。
一方、宛先MACアドレスが16進数表示で「01−80−C2−00−00−02」であり、かつ、送信元MACアドレスの直後の2byteが16進数表示で「8809」の上りフレームが入力された場合、当該上りフレームがフレーム判定テーブル13Bのアドレス1とアドレス2の条件にマッチする。したがって、当該上りフレームは、事業者ネットワーク宛てのデータフレームではなく、OLT10宛の制御フレームであることが確認され、その転送先は「2」、すなわち記憶装置30であると判定され、フレーム種別IDは「2」となる。
また、アドレス1のエントリにおいて、追加条件の有無が「有」としているが、これは、アドレス1の判定条件だけで転送先を判定せずに、次のアドレス、この場合はアドレス2の判定条件と合わせて判定するという意味である。したがって、この例では、アドレス1とアドレス2のどちらか一方だけの判定条件しかマッチしなかった場合、当該判定条件をすべて満たしていないと判定する。
このようにして、フレーム判定テーブル13Bのどのアドレスの判定条件にもマッチしない上りフレームが入力された場合、当該上りフレームは、OLT10宛の制御フレームではなく事業者ネットワーク宛てのデータフレームであることが確認され、その転送先はフレーム転送処理部20と判定される。
このような、フレーム判定部13Aでの上りフレームの転送先判定処理と並行して、レイテンシ吸収部13Cは、フレーム判定部13Aでの処理所要時間だけ、第1の送受信回路12から入力された上りフレームに遅延を与えた後、データ付与部13Dへ出力する。
データ付与部13Dは、レイテンシ吸収部13Cからの上りフレームのプリアンブルに対して、フレーム判定部13Aから通知された転送先とフレーム種別IDとを付与した後、出力先振分部13Eへ出力する。
図4に示すように、データ付与部13Dから出力される上りフレームには、前述の図15に示した従来のフレーム構成と比較して、そのプリアンブルにフレーム種別IDが挿入されている点が相違する。
出力先振分部13Eは、データ付与部13Dからの上りフレームのプリアンブルに付与されている転送先に基づいて、当該上りフレームをフレーム転送処理部20または制御フレーム処理部14のいずれかへ出力する。具体的には、この例では、転送先が「0」の場合には、フレーム転送処理部20へ出力し、転送先が「1」または「2」の場合には、制御フレーム処理部14へ出力する。
次に、図6を参照して、本実施の形態にかかるOLT10の制御フレーム処理部14について説明する。
転送先振分部14Aは、フレーム分離部13からの制御フレームのプリアンブルに付与されている転送先に基づいて、当該上りフレームをフレーム処理回路14Bまたは書き込み制御部14Fのいずれかへ転送する。
フレーム処理回路14Bは、転送先振分部14Aからの制御フレームに基づいて、各ONUにLLIDを自動的に割り当てるための発見処理(Discoveryプロセス)や上り信号(ONUからOLT宛ての信号)の調停といった、PONの制御に関する処理や、各ONUのLLID等のPON−IFポート情報を帯域割当処理部15へ転送する処理を行う。
個別カウンタ14Dは、フレーム分離部13から入力された制御フレームのうち、カウンタ制御部14Eから指示されたLLIDおよびフレーム種別ID(後述のように、特定のフレーム種別が指示されない場合もある)が付与された制御フレームについて、当該制御フレームのLLIDごとに制御フレームのフレーム数を計数する。また、カウンタ制御部14Eからカウンタリセット信号が入力された場合、LLIDごとの各カウンタをリセット(クリア)する。
書き込み制御部14Fは、LLIDごとに、個別カウンタ14Dからの計数結果とカウンタ制御部14Eで設定されたしきい値とを比較し、計数結果がしきい値以下の場合には当該LLIDを持つ制御フレームについて書き込み可と判定し、計数結果がしきい値を越えた時点で当該LLIDを持つ計数対象の制御フレームについて書き込み不可と判定する。そして、判定結果が書き込み可の場合、指示されたLLIDを持つ制御フレームをデータ書込部14Cへ出力し、判定結果が書き込み不可の場合、指示されたLLIDを持つ計数対象の制御フレームをデータ書込部14Cへ出力せずに破棄する。
カウンタ制御部14Eは、LLIDごとに外部から設定入力された、当該LLIDに関する1つもしくは複数の特定フレーム種別を、個別カウンタ14Dへ指示することができ、LLIDに共通または個別に外部から設定入力された、書き込み可否判定に用いるしきい値を、書き込み制御部14Fへ指示する。なお、フレーム種別による計数対象の限定を行わない様に個別カウンタ14Dに指示することも可能である。また、LLIDごとの各カウンタをリセット(クリア)するためのカウンタリセット信号を、一定間隔で個別カウンタ14Dへ出力する。
これにより、フレーム分離部13から入力された制御フレームの一部(フレーム処理回路14Bへ転送されるフレームを除いた制御フレーム)、または全部(フレーム処理回路14Bへの転送を行わない場合)からなるデータについて、記憶装置30へ書き込まれる際のデータ書き込み量が抑制されることになる。この際は、データ書き込み量は、ONUに個別のLLIDごとに抑制され、その上限もLLIDごとに個別に設定可能である。また、設定されていないLLIDやフレーム種別IDの制御フレームについては計数されない。これにより、指定されていないLLIDやフレーム種別のフレームのフレーム数は除外される。
したがって、例えば、前述した図3のうちフレーム種別IDが「2」となるOAMフレームを計数対象とし、各LLIDに対するしきい値を「20」とし、個別カウンタ14Dでの計数期間(リセット周期)を1秒とした場合、制御フレーム処理部14から記憶装置30へ書き込まれるOAMフレームの数は、1秒間に最大で、20フレーム×使用している(リンクアップ中の)LLIDの数(リンクアップ中のONUの台数と同じ)となる。
ここで、OLT10で使用するLLIDの数(接続するONUの台数)の上限が32の場合、制御フレーム処理部14から記憶装置30へ書き込まれるOAMフレームの数は、1秒間に最大で640フレームとなるので、当該OAMフレームに対するOAM処理等のソフトウェア処理を行うため、OLT10の外部または内部に設けられたCPUとして、640フレーム/秒の処理が可能なものを使用すれば、仮にONUが640フレーム/秒以上のOAMフレームを送信したとしても、OAMフレームに関するソフトウェア処理が追いつかなくなるような状態は発生しない。また、IGMPフレームやMLDフレームについては、CPUのソフトウェア処理により事業者NW側へ転送されるものの、上記内容は、IGMPフレーム、MLDフレームなどの制御フレームについても同様の効果が得られる。
[第1の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、制御フレーム処理部14で、フレーム分離部13からの制御フレームについて、当該制御フレームに付与されているLLIDごとに、当該制御フレームのフレーム数を計数し、一定の計数期間における当該フレーム数が予め設定されているしきい値以下の場合には、当該制御フレームの一部または全部を、処理データとして記憶装置30へ書き込み、当該フレーム数が当該しきい値を越えた時点で当該記憶装置30に対する当該LLIDを持つ計数対象の制御フレームのデータの書き込みを停止するようにしたものである。
これにより、フレーム分離部13から入力された制御フレームの一部または全部からなるデータについて、記憶装置30へ書き込まれる際のデータ書き込み量を抑制することができる。
したがって、記憶装置30へ書き込みデータ量が増大することにより、記憶装置30内のデータを処理するソフトウェアの処理負荷が増大して、処理が間に合わなくなるという状況を回避することができる。このため、ONUからの制御フレーム数が増大しても、ソフトウェア処理を適正に実行することが可能となる。
また、本実施の形態では、制御フレーム処理部14で、ONUに個別のLLIDごとに制御フレーム数を計数するとともに、当該計数結果に応じて、当該LLIDを持つ計数対象の制御フレームの書き込みを停止するようにしたので、特定のONUからの制御フレーム数が増加した場合には、当該ONUからの計数対象の制御フレームについてのみ個別に書き込みを停止することができる。このため、他のONUからの制御フレームについては、記憶装置30へ書き込まれることとなり、他のONUに対する影響を抑止することができる。
また、個別カウンタ14Dにおいて、計数対象として設定されていないLLIDやフレーム種別IDの制御フレームについては、計数されない。これにより、指定されていないLLIDやフレーム種別のフレームのフレーム数を除外することができ、記憶装置30に対する不要な書き込み抑制を回避することができる。
また、本実施の形態では、カウンタ制御部14Eで、LLIDごとに外部から設定入力された、当該LLIDに関する1つもしくは複数の特定フレーム種別を、個別カウンタ14Dへ指示することができ、LLIDに共通または個別に外部から設定入力されたしきい値を、書き込み制御部14Fへ指示するようにしたので、制御フレームに対する書込制御を、ONUごとに固有の通信形態に応じて、最適な制御内容に調整することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態にかかるOLTについて説明する。
第1の実施の形態では、フレーム分離部13において、上りフレームの転送先を判定する際、制御フレーム処理部14またはフレーム転送処理部20のいずれか一方を選択する場合を例として説明した。
本実施の形態では、制御フレーム処理部14およびフレーム転送処理部20の両方へ上りフレームを転送する場合について説明する。
本実施の形態において、フレーム分離部13は、上りフレームの転送先として、制御フレーム処理部14またはフレーム転送処理部20のいずれか一方、または両方の、合計3種類を判定する。
具体的には、前述した図3のフレーム判定テーブル13Bにおいて、各エントリの転送先として、「0」はフレーム転送処理部20のみ、「1」はフレーム処理回部14Bのみ、「2」は記憶装置30のみ、「3」はフレーム転送処理部20と記憶装置30の両方、というように設定する。
これにより、上りフレームのうち、所定の判定条件と一致する上りフレームを、フレーム転送処理部20と記憶装置30の両方に出力することができる。
なお、前述した図3のフレーム判定テーブル13Bでは、フレーム種別IDを1つの独立した項目として設定する構成となっているが、フレーム種別IDの領域を用意せずに、フレーム判定テーブル13Bのアドレスをフレーム種別IDとして使用することも可能である。
この際、MPCPフレームの場合は、マッチするアドレスが「0」なので、フレーム種別IDとしてアドレスの「0」を使用すればよい。また、OAMフレームの場合は、アドレス1とアドレス2の両方にマッチするが、追加条件の有無表示が「無」のアドレスである2をフレーム種別IDとして使用すればよい。
[第3の実施の形態]
次に、図7〜図9を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかるOLTについて説明する。
第1の実施の形態では、廃棄対象となる制御フレームがOAMフレームである例として説明した。本実施の形態では、廃棄対象となる制御フレームがIGMPフレームやMLDフレームである場合について説明する。
本実施の形態にかかるOLTの構成は、前述した図2および図6と同様であるが、フレーム分離部13内のフレーム判定テーブル13Bの内容が異なる。
IGMPフレームやMLDフレームを廃棄対象とするためには、フレーム判定の際にIPヘッダを判別して、IGMPフレームまたはMLDフレームの場合だけ廃棄(カウント)対象とすればよい。
具体的には、図7に示すように、フレーム判定テーブル13Bにおいて、入力データ位置が、IPヘッダおよびIPv6拡張ヘッダを含む位置まで拡張されている。入力データ位置の値については、「0」が宛先MACドレス、「1」が送信元MACドレス、「2」が送信元MACドレスの直後の6byte、「3」が上記「2」の直後の6byte、「4」が上記「3」の直後の6byte、「5」が上記「4」の直後の6byte、「6」が上記「5」の直後の6byte、「7」が上記「6」の直後の6byte、「8」が上記「7」の直後の6byte、「9」が上記「8」の直後の6byte、を指定している。
まず、IGMPフレームの判定について説明する。図8に示すように、IGMPフレームは、図5に示した上りフレームの構成において、Type/Lengthの直後に位置するPayloadにIGMPに関するメッセージが格納された構成を有している。Payload先頭に位置するVersion(4bit)は、当該フレームで用いるインターネットプロトコルのバージョン番号を示す情報であり、Payload先頭から10byte目に位置するProtocol(1byte)は、当該フレームで用いる上位プロトコルのヘッダ(トランスポート層のTCPやUDPなど)が何かを識別するための番号である。
IGMPフレームの場合、図8のフレームに格納される各種情報において、Type=0x0800(IPv4)、Version=0x4(IPv4)、Protocol=0x2(IGMP)となる。
一方、図7のフレーム判定テーブル13Bには、エントリアドレス1〜3において、それぞれの入力データ位置とビット位置とで指定された、これらType,Version,Protocolに対応する情報が、それぞれ「0x0800」、「0x4」、「0x02」である場合には、転送先が「2」、すなわち記憶装置30であることが登録されている(図7の例は、IGMPフレームにVLANタグが付いていない場合を想定した例である)。
このため、フレーム分離部13において、フレーム判定部13Aは、このような情報を持つIGMPフレームが第1の送受信回路12から入力された場合、当該IGMPフレームが、フレーム判定テーブル13Bのエントリアドレス1〜3に登録されている判定条件と一致するため、当該IGMPフレームの転送先は「2」、すなわち記憶装置30であると判定し、フレーム種別IDは「2」と判定する。
これにより、当該IGMPフレームは、フレーム分離部13から制御フレーム処理部14へ転送され、前述したOAMフレームと同様に、フレーム種別IDが「2」となるフレームを計数対象として、一定の計数期間において受信した受信フレーム数に基づき廃棄要否が判定され、廃棄不要の場合には、記憶装置30へ書き込み、廃棄要の場合には、記憶装置30へ書き込みが停止されて廃棄される。
次に、MLDフレームの判定について説明する。図9に示すように、MLDフレームは、図5に示した上りフレームの構成において、Type/Lengthの直後に位置するPayloadにMLDに関するメッセージが格納された構成を有している。Payload先頭に位置するVersion(4bit)は、当該フレームで用いるインターネットプロトコルのバージョン番号を示す情報であり、Payload先頭から7byte目に位置するIPヘッダ用Next Header(1byte)は、当該フレームで用いる上位のプロトコルのヘッダ(トランスポート層のTCPやUDPなど)やIPv6拡張ヘッダ(ホップ・バイ・ホップ・オプション・ヘッダやルーティング・ヘッダなど)が何かを識別するための番号を示す情報である。IPv6拡張ヘッダは、IPv4において使用頻度が低かったヘッダ情報を格納するためのもので、必要に応じてIPv6ヘッダの後に配置される(なくても可、複数個連結しても可)。図9の例では、IPv6ヘッダの後に1個のIPv6拡張ヘッダがあり、その後にICMPv6(MLD)メッセージが続く。Payload先頭から41byte目に位置するオプションヘッダ用Next Header(1byte)は、当該IPv6拡張ヘッダの直後に位置する上位のプロトコルのヘッダやIPv6拡張ヘッダが何かを識別するための番号を示す情報である。
IPv6拡張ヘッダとしてホップ・バイ・ホップ・オプション・ヘッダが1個ついているMLDフレームの場合、図9のフレームに格納されている各種情報において、Type=0x86DD(IPv6)、Version=0x6(IPv6)、IPヘッダ用Next Header=0x00(HOPOPT:IPv6 Hop−by−Hop Option)、オプションヘッダ用Next Header=0x3A(ICMPv6)となる(MLDはICMPv6の副プロトコル)。
一方、図7のフレーム判定テーブル13Bには、エントリアドレス4〜7において、それぞれの入力データ位置とビット位置とで指定された、これらType,Version,IPヘッダ用Next Header,オプションヘッダ用Next Headerに対応する情報が、それぞれ「0x86DD」、「0x6」、「0x00」、「0x3A」である場合には、転送先が「2」、すなわち記憶装置30であることが登録されている(図7の例はMLDフレームにVLANタグが付いていない場合を想定した例である)。
同様に、IPv6拡張ヘッダがないMLDフレームの場合、図9のフレームに格納されている各種情報において、Type=0x86DD(IPv6)、Version=0x6(IPv6)、IPヘッダ用Next Header=0x3A(ICMPv6)となる。
一方、図7のフレーム判定テーブル13Bには、エントリアドレス8〜10において、それぞれの入力データ位置とビット位置とで指定された、これらType,Version,IPヘッダ用Next Headerに対応する情報が、それぞれ「0x86DD」、「0x6」、「0x3A」である場合には、転送先が「2」、すなわち記憶装置30であることが登録されている(図7の例はMLDフレームにVLANタグが付いていない場合を想定した例である)。
このため、フレーム分離部13において、フレーム判定部13Aは、このような情報を持つMLDフレームが第1の送受信回路12から入力された場合、当該MLDフレームが、フレーム判定テーブル13Bのエントリアドレス4〜7もしくはエントリアドレス8〜10に登録されている判定条件と一致するため、当該MLDフレームの転送先は「2」、すなわち記憶装置30であると判定し、フレーム種別IDは「2」と判定する。
これにより、当該MLDフレームは、フレーム分離部13から制御フレーム処理部14へ転送され、前述したOAMフレームと同様に、フレーム種別IDが「2」となるフレームを計数対象として、一定の計数期間において受信したフレーム数に基づき廃棄要否が判定され、廃棄不要の場合には、記憶装置30へ書き込み、廃棄要の場合には、記憶装置30へ書き込みが停止されて廃棄される。
なお、MLDフレームのフレーム種別IDをIGMPフレームと異なる値、例えば「3」と判定するようにし、フレーム種別「2」と「3」の両方を計数対象、すなわち、廃棄対象とするようにしてもよい。
次に、OAMフレームの判定について説明する。OAMフレームの場合、図5に示した上りフレームの構成において、Type=0x8809となる。
一方、図7のフレーム判定テーブル13Bには、エントリアドレス0において、それぞれの入力データ位置とビット位置とで指定された、これらTypeに対応する情報が「0x8809」である場合には、転送先が「2」、すなわち記憶装置30であることが登録されている。
このため、フレーム分離部13において、フレーム判定部13Aは、このような情報を持つOAMフレームが第1の送受信回路12から入力された場合、当該OAMフレームが、フレーム判定テーブル13Bのエントリアドレス0に登録されている判定条件と一致するため、当該OAMフレームの転送先は「2」、すなわち記憶装置30であると判定し、フレーム種別IDは「0」と判定する。
これにより、当該OAMフレームは、フレーム分離部13から記憶装置30へ転送され、フレーム種別IDが「0」となるフレームを計数対象としないことによりOAMフレームを廃棄対象から除外することができる。
[第3の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態によれば、フレーム判定テーブル13Bの設定内容を変更するだけで、上りフレームに含まれる制御フレームのうち、IGMPフレームやMLDフレームを廃棄対象とすることができるため、これらIGMPフレームやMLDフレームに格納されているデータについて、記憶装置30へ書き込まれる際のデータ書き込み量を抑制することができる。
したがって、ONUからのIGMPフレームやMLDフレームの数が増大しても、記憶装置30内のデータを処理するソフトウェアの処理負荷が増大して、処理が間に合わなくなるという状況を回避することができる。このため、ONUからの制御フレーム数が増大しても、ソフトウェア処理を適正に実行することが可能となる。
また、該当のフレーム種別IDを計数対象外とすることにより、OAMフレームを廃棄対象から除外することができるため、IGMPフレームやMLDフレームのみを廃棄対象とすることができる。これにより、ONUからのIGMPフレームやMLDフレームの数が増大しても、OAMフレームに基づく制御処理を実行することができる。
なお、カウンタ制御部14Eにおいて、カウンタリセット信号をLLID毎の各カウンタ毎に個別に出力するようにすることも可能である。
また、書き込み制御部14Fに、LLID毎の各カウンタの計数値がしきい値を超えたか否かを表示する手段を搭載することにより、しきい値を超えたLLIDの制御フレームのソフトウエア処理の負荷を低減することが可能となる。
例えば、ソフトウエアによる定期的なカウンタリセットを行う前に、各カウンタの計数値がしきい値を超えていないかを確認し、しきい値を超えていないLLIDのカウンタのみをリセットし、しきい値を超えたLLIDのカウンタをリセットしないようにする。
このようなソフトウエア処理を行うと、しきい値を超えたLLIDのカウンタがリセットされないので、一度しきい値を超えるとそのLLIDの計数対象の制御フレームに関してはすべて廃棄され、廃棄された制御フレームに関するソフトウエア処理が不要となる。
なお、別の例では、ソフトウエアによる定期的なカウンタリセットを行う前に、各カウンタの計数値がしきい値を超えていないかを確認し、しきい値を超えたLLIDのしきい値を0(ゼロ)に変更し、しきい値を超えていないLLIDのしきい値は変更せず、すべてのLLIDのカウントをクリアする。
このようなソフトウエア処理を行うと、一度しきい値を超えるとそのLLIDのしきい値が0(ゼロ)に変更されるので、そのLLIDの計数対象の制御フレームに関してはすべて廃棄されることになり、廃棄された制御フレームに関するソフトウエア処理が不要となる。
また、OAMフレーム、IGMPフレーム、MLDフレーム以外に、EAP(Extensible Authentication Protocol)フレームや、その他の特定のType/Length値を持つフレーム等の処理を同様に行うことが可能である。
[実施の形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
100…PONシステム、10…OLT、11…PONポート、12…第1の送受信回路、13…フレーム分離部、13A…フレーム判定部、13B…フレーム判定テーブル、13C…レイテンシ吸収部、13D…データ付与部、13E…出力先振分部、14…制御フレーム処理部、14A…転送先振分部、14B…フレーム処理回路、14C…データ書込部、14D…個別カウンタ、14E…カウンタ制御部、14F…書き込み制御部、15…帯域割当処理部、16…フレーム多重部、18…第2の送受信回路、19…SNIポート、20…フレーム転送処理部、30…記憶装置。

Claims (5)

  1. PONを介して複数のONUと接続するとともに、SNI(Service Node Interface)を介して上位装置と接続し、フレーム転送処理部がこれらONUと上位装置との間でやり取りするフレームを相互に転送処理するOLTであって、
    ソフトウェア処理の対象となる処理データを記憶する記憶装置と、
    前記PONを介して前記ONUから受信した上りフレームのうちから、前記PONで用いる制御フレームもしくはソフトウェア処理に使用する制御フレームを分離して出力するフレーム分離部と、
    前記フレーム分離部からの制御フレームについて、当該制御フレームに付与されている前記ONUに個別のLLID(Logical Link ID)ごとに、当該制御フレームのフレーム数を計数し、一定の計数期間における当該フレーム数が予め設定されているしきい値以下の場合には、当該LLIDを持つ制御フレームの一部または全部からなるデータを、前記処理データとして前記記憶装置へ書き込み、当該フレーム数が当該しきい値を越えた時点で、当該記憶装置に対する当該LLIDを持つ制御フレームのデータの書き込みを停止する制御フレーム処理部と
    を備え
    前記フレーム分離部は、
    少なくとも上りフレームのヘッダ情報の一部を示す判定比較情報、フレーム転送先、およびフレーム種別IDをそれぞれ含む複数の判定条件を記憶するフレーム判定テーブルと、
    前記上りフレームのヘッダ情報の一部と前記フレーム判定テーブル内に登録されている各判定条件の判定比較情報とを比較することにより、当該上りフレームの転送先およびフレーム種別IDを判定するフレーム判定部と、
    前記フレーム判定部で判定された前記上りフレームの転送先および前記フレーム種別IDを当該上りフレームに付与するデータ付与部と、
    前記データ付与部からの上りフレームを、当該上りフレームに付与されている転送先に基づいて、前記制御フレーム処理部または前記フレーム転送処理部へ転送する出力先振分部と
    を備え、
    前記制御フレーム処理部は、
    前記フレーム分離部からの制御フレームのうち、当該制御フレームに付与されているフレーム種別IDが特定フレーム種別IDであるものについて、当該制御フレームに付与されている前記LLIDごとに、当該制御フレームのフレーム数を計数する個別カウンタと、
    前記LLIDごとに、前記個別カウンタでの当該計数結果と前記しきい値との比較結果に基づいて、当該LLIDを持つ計数対象の制御フレームに関する前記データの前記記憶装置に対する書き込みを制御する書き込み制御部と
    を備えることを特徴とするOLT。
  2. 請求項1に記載のOLTにおいて、
    前記判定条件のフレーム種別IDは、前記フレーム判定テーブルのうち当該判定条件が登録されているアドレスからなることを特徴とするOLT。
  3. 請求項1に記載のOLTにおいて、
    前記制御フレーム処理部は、前記LLIDごとに外部から設定入力された、当該LLIDに関する前記特定フレーム種別を、前記個別カウンタへ指示し、前記LLIDに共通または個別に外部から設定入力された前記しきい値を、前記書き込み制御部へ指示するカウンタ制御部をさらに備えることを特徴とするOLT。
  4. 請求項1に記載のOLTにおいて、
    前記フレーム分離部は、前記上りフレームに含まれているMACアドレス、Type/Length値、VLANタグ、またはIPヘッダのうち、いずれか1つまたは複数の値に基づいて、上りフレームの転送先を判定することを特徴とするOLT。
  5. PONを介して複数のONUを接続するとともに、SNI(Service Node Interface)を介して上位装置を接続し、フレーム転送処理ステップがこれらONUと上位装置との間でやり取りするフレームを相互に転送処理するOLTで用いられるフレーム転送制御方法であって、
    ソフトウェア処理の対象となる処理データを記憶装置で記憶するステップと、
    前記PONを介して前記ONUから受信した上りフレームのうちから、前記PONで用いる制御フレームもしくはソフトウェア処理に使用する制御フレームを分離して出力するフレーム分離ステップと、
    前記フレーム分離ステップからの制御フレームについて、当該制御フレームに付与されている前記ONUに個別のLLID(Logical Link ID)ごとに、当該制御フレームのフレーム数を計数し、一定の計数期間における当該フレーム数が予め設定されているしきい値以下の場合には、当該LLIDを持つ制御フレームの一部または全部からなるデータを、前記処理データとして前記記憶装置へ書き込み、当該フレーム数が当該しきい値を越えた時点で、当該記憶装置に対する当該LLIDを持つ制御フレームのデータの書き込みを停止する制御フレーム処理ステップと
    を備え
    前記フレーム分離ステップは、
    少なくとも上りフレームのヘッダ情報の一部を示す判定比較情報、フレーム転送先、およびフレーム種別IDをそれぞれ含む複数の判定条件をフレーム判定テーブルで記憶するステップと、
    前記上りフレームのヘッダ情報の一部と前記フレーム判定テーブル内に登録されている各判定条件の判定比較情報とを比較することにより、当該上りフレームの転送先およびフレーム種別IDを判定するフレーム判定ステップと、
    前記フレーム判定ステップで判定された前記上りフレームの転送先および前記フレーム種別IDを当該上りフレームに付与するデータ付与ステップと、
    前記データ付与ステップからの上りフレームを、当該上りフレームに付与されている転送先に基づいて、前記制御フレーム処理ステップまたは前記フレーム転送処理ステップへ転送する出力先振分ステップと
    を備え、
    前記制御フレーム処理ステップは、
    前記フレーム分離ステップからの制御フレームのうち、当該制御フレームに付与されているフレーム種別IDが特定フレーム種別IDであるものについて、当該制御フレームに付与されている前記LLIDごとに、当該制御フレームのフレーム数を個別カウンタで計数するステップと、
    前記LLIDごとに、前記個別カウンタでの当該計数結果と前記しきい値との比較結果に基づいて、当該LLIDを持つ計数対象の制御フレームに関する前記データの前記記憶装置に対する書き込みを制御する書き込み制御ステップと
    を備えることを特徴とするフレーム転送制御方法。
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