JP5529791B2 - タイヤ空気圧監視システムの受信機 - Google Patents
タイヤ空気圧監視システムの受信機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5529791B2 JP5529791B2 JP2011075522A JP2011075522A JP5529791B2 JP 5529791 B2 JP5529791 B2 JP 5529791B2 JP 2011075522 A JP2011075522 A JP 2011075522A JP 2011075522 A JP2011075522 A JP 2011075522A JP 5529791 B2 JP5529791 B2 JP 5529791B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- temperature
- threshold
- air pressure
- information signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Description
請求項1に記載の発明は、各タイヤに装着されるセンサユニットからタイヤの空気圧及びタイヤの温度に関する情報を含む情報信号を受信するとともに、その情報信号に含まれるタイヤの空気圧が第1の閾値以下となったとき警告を行うタイヤ空気圧監視システムの受信機において、タイヤの温度とタイヤの空気圧との関係において、そのタイヤの空気圧が前記第1の閾値であって、そのタイヤの温度が前記情報信号に含まれるタイヤの温度である基準点を設定し、その基準点を通過するとともに前記情報信号に含まれるタイヤの温度とタイヤの空気圧から導き出されるボイルシャルルの法則に従った傾きを有する閾値直線を設定し、その後に受信した情報信号に含まれるタイヤの温度に応じて前記閾値直線上の第2の閾値を設定し、前記タイヤの空気圧が前記第2の閾値以下となったとき警告を行うことをその要旨としている。
以下、本発明にかかるタイヤ空気圧監視システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)の受信機を具体化した第1の実施形態について図1〜図3を参照して説明する。
受信回路12は、受信アンテナ12aを介して情報信号を受信する。そして、受信回路12は、受信した情報信号を復調し、その復調した情報信号をCPU11に出力する。CPU11は、復調された情報信号に基づき、タイヤの空気圧及び温度を認識する。
図2に示すように、CPU11は、車両が走行を開始した旨判断したときに、最初に受信した情報信号S1に含まれるタイヤの温度T1と、最小低空気圧閾値Th1とが交わる基準点K1を設定する。そして、この基準点K1を通過する閾値直線L1を設定する。この閾値直線L1の傾きは、情報信号に含まれるタイヤの温度とタイヤの空気圧から導き出されるボイルシャルルの法則に従って決まる。また、閾値直線L1は、基準点K1より低い温度領域において最小低空気圧閾値Th1に設定される。
上記背景技術における構成と異なってユーザによって調整されたタイヤの空気圧に依存しない。よって、基準点K1〜Kn及び閾値直線L1〜Ln、最終的には補正低空気圧閾値Th2をより正確な値とすることができる。
なお、最小低空気圧閾値Th1は第1の閾値に相当し、補正低空気圧閾値Th2は第2の閾値に相当する。
(1)情報信号の受信時に、その信号に含まれるタイヤの温度であって空気圧が最小低空気圧閾値Th1となる基準点K1〜Knを設定する。そして、この基準点K1〜Knを通過するとともに前記情報信号に含まれるタイヤの温度とタイヤの空気圧から導き出されるボイルシャルルの法則に従った傾きを有する閾値直線L1〜Lnを認識する。その後に受信した情報信号に含まれるタイヤの温度が、例えば前回の情報信号の受信時の温度より高い場合には、閾値直線L1〜Ln上において最小低空気圧閾値Th1より大きい補正低空気圧閾値Th2が設定される。従って、タイヤに温度変化があった場合でも、より適切なタイミングで警告を行うことができる。
以下、本発明の第2の実施形態について図5を参照して説明する。この実施形態は、基準点が設定される際に採用されるタイヤの温度が上記第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。なお、この実施形態の構成は、図1に示す第1の実施形態の構成と同様である。
(4)過去の一定時間t0におけるタイヤ温度の最低値に基づき基準点K1〜Knが設定される。ここで、基準点K1〜Knにおける温度が低いほど閾値直線L1〜Lnが高めに設定される。これにより、空気圧の一定割合減少時における警告の確実性を向上させることができる。
以下、本発明の第3の実施形態について説明する。この実施形態は、基準点を設定する際に利用されるタイヤ温度が上記第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。なお、この実施形態の構成は、図1に示す第1の実施形態のTPMSと同様の構成である。
(5)各センサユニット30から受ける情報信号に含まれるタイヤ温度のうち、最低のタイヤ温度に基づき基準点K1〜Kn、ひいては閾値直線L1〜Lnを設定することができる。従って、適切な補正低空気圧閾値Th2を設定することができる。
・第2の実施形態及び第3の実施形態を組み合わせてもよい。この場合、過去の一定時間t0において全タイヤの温度うち最も低い温度に基づき基準点K1〜Knが設定される。これにより、第2及び第3の実施形態の効果を同時に奏することができる。
基準点K1〜Knより高い温度領域と同様に閾値直線L1〜Lnに従って補正低空気圧閾値Th2を設定してもよい。
(イ)請求項1又は2に記載のタイヤ空気圧監視システムの受信機において、走行開始後に前記情報信号を受信したとき、その情報信号に含まれるタイヤの温度に基づき前記基準点を設定し、その基準点に基づき前記閾値直線を設定するタイヤ空気圧監視システムの受信機。
Claims (4)
- 各タイヤに装着されるセンサユニットからタイヤの空気圧及びタイヤの温度に関する情報を含む情報信号を受信するとともに、その情報信号に含まれるタイヤの空気圧が第1の閾値以下となったとき警告を行うタイヤ空気圧監視システムの受信機において、
タイヤの温度とタイヤの空気圧との関係において、そのタイヤの空気圧が前記第1の閾値であって、そのタイヤの温度が前記情報信号に含まれるタイヤの温度である基準点を設定し、その基準点を通過するとともに前記情報信号に含まれるタイヤの温度とタイヤの空気圧から導き出されるボイルシャルルの法則に従った傾きを有する閾値直線を設定し、その後に受信した情報信号に含まれるタイヤの温度に応じて前記閾値直線上の第2の閾値を設定し、前記タイヤの空気圧が前記第2の閾値以下となったとき警告を行うタイヤ空気圧監視システムの受信機。 - 請求項1に記載のタイヤ空気圧監視システムの受信機において、
前記閾値直線は、前記基準点より低い温度においては前記第1の閾値に設定されるタイヤ空気圧監視システムの受信機。 - 請求項1又は2に記載のタイヤ空気圧監視システムの受信機において、
過去の一定時間において受信した前記情報信号に含まれるタイヤの温度における最低値を認識し、その最低値に基づき前記基準点を設定するタイヤ空気圧監視システムの受信機。 - 請求項1〜3の何れか一項に記載のタイヤ空気圧監視システムの受信機において、
前記各センサユニットから受ける前記情報信号に含まれるタイヤ温度のうち、最低の温度に基づき基準点を設定するタイヤ空気圧監視システムの受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011075522A JP5529791B2 (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | タイヤ空気圧監視システムの受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011075522A JP5529791B2 (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | タイヤ空気圧監視システムの受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012208076A JP2012208076A (ja) | 2012-10-25 |
JP5529791B2 true JP5529791B2 (ja) | 2014-06-25 |
Family
ID=47187934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011075522A Active JP5529791B2 (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | タイヤ空気圧監視システムの受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5529791B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6342884B2 (ja) * | 2015-12-24 | 2018-06-13 | 株式会社東海理化電機製作所 | タイヤ空気圧監視システムの受信機 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4180802B2 (ja) * | 2001-01-30 | 2008-11-12 | 本田技研工業株式会社 | タイヤの空気圧検知装置 |
JP3923808B2 (ja) * | 2002-01-23 | 2007-06-06 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ空気圧低下警報方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定のプログラム |
JP4640501B2 (ja) * | 2008-12-18 | 2011-03-02 | トヨタ自動車株式会社 | タイヤ空気圧警報装置とタイヤ空気圧警報装置の制御方法 |
JP2010254018A (ja) * | 2009-04-22 | 2010-11-11 | Toyota Motor Corp | タイヤ空気圧監視システム |
-
2011
- 2011-03-30 JP JP2011075522A patent/JP5529791B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012208076A (ja) | 2012-10-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5731299B2 (ja) | タイヤ空気圧監視システムの制御装置 | |
JP5817914B2 (ja) | タイヤ空気圧モニター装置 | |
JP2008037115A (ja) | 送信機およびそれを備えたタイヤ空気圧検出装置 | |
US20160082791A1 (en) | Method and System for Tire Pressure Monitoring System (TPMS) with Time Encoded Wireless Tire Condition Sensing Device | |
JP2012140069A (ja) | タイヤ空気圧監視装置 | |
JP6120018B2 (ja) | タイヤ空気圧モニタ装置 | |
WO2013133308A1 (ja) | タイヤ空気圧モニター装置 | |
JP5529791B2 (ja) | タイヤ空気圧監視システムの受信機 | |
US20160176245A1 (en) | Apparatus and method for changing tpms sensor message preamble based upon mode | |
JP2012233846A (ja) | タイヤ空気圧監視システムの受信機 | |
JP2012206681A (ja) | タイヤ空気圧監視システムの受信機 | |
JP5795522B2 (ja) | タイヤ空気圧監視システムの制御装置 | |
JP5676347B2 (ja) | タイヤ空気圧監視システムの受信機 | |
JP2009051347A (ja) | 空気圧検出装置 | |
JP2006306344A (ja) | タイヤ空気圧モニタ装置 | |
JP6342884B2 (ja) | タイヤ空気圧監視システムの受信機 | |
JP2005335525A (ja) | タイヤ監視システム | |
JP2012240499A (ja) | タイヤ空気圧監視システム | |
JP6027043B2 (ja) | タイヤ状態監視装置 | |
JP2006168457A (ja) | タイヤ空気圧監視装置 | |
JP2012206680A (ja) | タイヤ空気圧監視システムの受信機 | |
JP2004291797A (ja) | タイヤ空気圧検出装置 | |
JP5650574B2 (ja) | タイヤ空気圧監視システムの受信機 | |
JP7167835B2 (ja) | タイヤ空気圧監視システム | |
JP2013173422A (ja) | タイヤ空気圧監視装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130826 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140207 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140408 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140417 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5529791 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |