JP5650574B2 - タイヤ空気圧監視システムの受信機 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、各タイヤに装着されるセンサユニットからの情報信号に含まれるタイヤの空気圧が第1の閾値以下となったとき警告を行うタイヤ空気圧監視システムの受信機において、車両の走行に応じてタイヤの空気圧が最大値となったとき、前記第1の閾値を初期値から更新するとともに、タイヤの空気圧が一定時間内に一定値以上変動したとき、タイヤの空気圧調整が実行されたとして、前記第1の閾値を前記初期値とし、前記第1の閾値に加えて、前記初期値と同一値の第2の閾値が固定値として設定され、空気圧が急減圧した場合に、その空気圧が前記第1の閾値以下となったとき警告を行い、前記急減圧したとき以外においてタイヤ空気圧が前記第2の閾値以下となったときにも警告を行い、前記第1の閾値は、タイヤがパンクした旨を警告するための閾値であり、前記第2の閾値は、タイヤのパンクではなく、タイヤから自然に空気が漏れた旨を警告するための閾値であることをその要旨としている。
しかも、2つの閾値が必要に応じて使い分けられる。例えばタイヤがパンクした場合において、タイヤの空気圧が急減圧することで第1の閾値以下となったとき警告が行われる。従って、タイヤのパンクに係る警告を迅速に行うことができる。
また、第2の閾値は固定値である。従って、従来のように空気圧を適正値に調整した後に初期化スイッチの操作を通じて第2の閾値を設定する必要がない。よって、利便性が向上する。また、第2の閾値は、ユーザによって調整された空気圧に依存することがないため、ユーザが適切でない空気圧に調整することで第2の閾値が低く又は高く設定されることが防止される。これにより、タイヤの空気圧が自然に漏れた場合に、適切なタイミングで警告を行うことができる。
図1に示すように、車両1の各タイヤのバルブ部分にはセンサユニット30が設けられている。センサユニット30は、図1の下側に拡大して示すように、圧力センサ33と、CPU(Central Processing Unit)31と、送信回路32と、送信アンテナ32aとを備える。
詳しくは、ボイルシャルルの法則により、タイヤの空気圧はタイヤの温度に応じて上昇する。このため、車両の走行時にタイヤの空気圧は、道路との摩擦熱によるタイヤの温度上昇を通じて高くなる。従って、車両が走行を開始すると徐徐にタイヤの空気圧が上昇し、停車した後にはこの上昇分の空気圧が減少していく。
以下、急減圧検出閾値Th1の更新時におけるCPU11の処理手順について図4(a)のフローチャートを参照しつつ説明する。当該フローチャートは、所定の制御周期で繰り返し実行される。
(1)急減圧検出閾値Th1は空気圧の上昇に伴って初期値から自動で更新されていく。そして、タイヤの空気圧の調整が実行されると、急減圧検出閾値Th1は低空気圧検出閾値Th2と同一の初期値とされることで初期化される。これにより、タイヤの空気圧の調整毎に初期化が行われることになって、外気温に伴って変化する圧力に応じた急減圧検出閾値Th1を自動で設定することができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記実施形態においては、情報信号に含まれるタイヤ空気圧がメモリ13に記憶される最大値を超えたとき急減圧検出閾値Th1が更新されていた。しかし、急減圧検出閾値Th1の更新タイミングはこれに限らず、例えば過去一定期間の平均空気圧が最大となったときに更新されてもよい。
(イ)タイヤ空気圧監視システムの受信機において、前記初期値はメーカ推奨圧を基準に設定されること。
(ロ)タイヤ空気圧監視システムの受信機において、前記第2の閾値はメーカ推奨圧を基準に設定されること。
Claims (2)
- 各タイヤに装着されるセンサユニットからの情報信号に含まれるタイヤの空気圧が第1の閾値以下となったとき警告を行うタイヤ空気圧監視システムの受信機において、
車両の走行に応じてタイヤの空気圧が最大値となったとき、前記第1の閾値を初期値から更新するとともに、タイヤの空気圧が一定時間内に一定値以上変動したとき、タイヤの空気圧調整が実行されたとして、前記第1の閾値を前記初期値とし、
前記第1の閾値に加えて、前記初期値と同一値の第2の閾値が固定値として設定され、
空気圧が急減圧した場合に、その空気圧が前記第1の閾値以下となったとき警告を行い、
前記急減圧したとき以外においてタイヤ空気圧が前記第2の閾値以下となったときにも警告を行い、
前記第1の閾値は、タイヤがパンクした旨を警告するための閾値であり、
前記第2の閾値は、タイヤのパンクではなく、タイヤから自然に空気が漏れた旨を警告するための閾値であるタイヤ空気圧監視システムの受信機。 - 請求項1に記載のタイヤ空気圧監視システムの受信機において、
前記情報信号に含まれるタイヤの空気圧が、最後に前記第1の閾値が前記初期値とされたときから現在までの期間における最大値であるときに、その最大値に対して一定割合だけ減少させた値に前記第1の閾値を更新するタイヤ空気圧監視システムの受信機。
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