JP2015137851A - 過荷重判定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両における過荷重を判定するための部品に掛かる荷重を抑制することができるとともに、車両における過荷重の判定精度を高めることができる過荷重判定装置を提供する。【解決手段】複数の車輪1〜4のそれぞれには、タイヤ6の空気圧を検出する圧力センサ16と、ホイール部5とタイヤ6のトレッド部との距離を検出するRFセンサ15とが備えられている。圧力センサ16によって検出されたタイヤの空気圧が低下していないが、RFセンサ15によって検出されたホイール部5とタイヤ6のトレッド部との距離が短縮されている場合に、車両10における過荷重が判定される。【選択図】図1

Description

本発明は、車両における過荷重を判定する過荷重判定装置に関する。
従来より、車両の過荷重を判定するための過荷重判定装置として各種の装置が提案されている。例えば、特許文献1に開示の輪荷重検出装置においては、車体と車軸との間に取り付けられるサスペンション装置のショックアブソーバに荷重センサが配設されており、この荷重センサによって車両の荷重が検出される。また、車両の荷重が過荷重であるか否かが判定され、車両の荷重が過荷重である場合に警告が行われる装置もある。
特開2007−24550号公報
しかしながら、このような装置においては、車両の荷重が集中するサスペンション装置に荷重センサが設けられているので、大きな荷重が荷重センサに加わるおそれがあり、長期に亘って荷重センサの耐久性を確保することは容易ではなかった。
また、車両の荷重が掛かるタイヤの撓みから間接的に車両における荷重が演算される過荷重判定装置が知られているものの、単にタイヤが減圧した場合であっても車両における過荷重を検出してしまうおそれがあった。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、車両における過荷重を判定するための部品に掛かる荷重を抑制することができるとともに、車両における過荷重の判定精度を高めることができる過荷重判定装置を提供することにある。
上記問題点を解決する過荷重判定装置は、ホイール部にタイヤを装着した複数の車輪を備える車両に設けられ、前記車両における過荷重を判定する過荷重判定装置であって、前記複数の車輪のそれぞれには、前記タイヤの空気圧を検出する圧力検出部と、前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との距離を検出する距離検出部とが備えられ、前記圧力検出部によって前記タイヤの空気圧の低下が検出されていないが、前記距離検出部によって前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との距離の短縮が検出された場合に、前記車両における過荷重を判定する判定部を備えたことを要旨とする。
これによれば、車両の荷重が集中する箇所に車両の荷重を検出するための検出部を備えなくても、タイヤの空気圧と、ホイール部とタイヤのトレッド部との距離とから間接的に車両における過荷重が判定可能となり、車両における過荷重を判定するための部品に掛かる荷重を抑制することができる。更には、タイヤの空気圧が単に低下していない場合に、車両における過荷重が判定されるので、車両における過荷重の判定精度を高めることができる。
上記過荷重判定装置について、前記距離検出部は、電波の発信及び受信によって前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との距離を検出する構成としてもよい。
上記過荷重判定装置について、前記圧力検出部による検出結果と、前記距離検出部による検出結果と、前記車両において過荷重と判定されるか否かと、が対応付けられたテーブルが記憶されているテーブル記憶部を備える構成としてもよい。
これによれば、タイヤの空気圧を検出する検出結果と、ホイール部とタイヤのトレッド部との距離を検出する検出結果とが特定できれば、テーブルが参照されることによって、車両において過荷重と判定されるか否かが特定し易くなる。
本発明によれば、車両における過荷重を判定するための部品に掛かる荷重を抑制することができるとともに、車両における過荷重の判定精度を高めることができる。
実施形態のタイヤ状態監視装置が搭載された車両を示す概略構成図。 タイヤ、ホイール部及びタイヤセンサユニットを示す断面図。 タイヤセンサユニットの回路構成を示す図。 判定テーブルを示す図。 タイヤ、ホイール部及びタイヤセンサユニットを示す断面図。
以下、図1〜図4を用いて車輪位置判定装置を具体化した一実施形態について説明する。
図1に示すように、車両10は、タイヤ状態監視装置30を搭載している。車両10の4つの車輪1〜4は、ホイール部5と同ホイール部5に装着されるタイヤ6とから構成されている。
次に、タイヤ状態監視装置30について説明する。
タイヤ状態監視装置30は、車両10の4つの車輪1〜4にそれぞれ取り付けられる4つのタイヤセンサユニット13と、車両10の車体に設置される受信機ユニット31とを備えている。
図2に示すように、ホイール部5には、タイヤバルブ8と一体的にタイヤセンサユニット13が配設されている。このタイヤセンサユニット13は、タイヤ6内の圧力(タイヤ6の空気圧)及び温度を検出するとともに、ホイール部5のホイールリム5aとタイヤ6のトレッド部7との距離Dを検出し、各種の検出結果に関する情報を含む送信信号(検出結果情報)を無線送信する。詳しくは、タイヤセンサユニット13は、タイヤ6の径方向に沿ったホイール部5のホイールリム5aとタイヤ6のトレッド部7との直線的な距離を検出する。なお、本実施形態において、発明の理解を容易とするために、タイヤセンサユニット13やトレッド部7の厚み等による距離Dの誤差についての説明を省略する。
図3に示すように、各タイヤセンサユニット13は、センサユニットコントローラ14、RFセンサ15、圧力センサ16、温度センサ17、及び電池20を備える。タイヤセンサユニット13は、電池20からの電力供給によって動作する。
RFセンサ15は、同じ周波数帯(本実施形態では2.4GHz)の電波を用いて各種の機能を兼用するセンサである。RFセンサ15は、空間に放射する電波と対象物で反射した電波との位相差から対象物との距離を検出する距離検出機能15aと、受信機ユニット31に対する送信データを出力するデータ通信機能15bとを兼ね備えていたセンサである。
圧力検出部としての圧力センサ16は、タイヤセンサユニット13に取り込まれたタイヤ6の空気圧を検出するためのセンサであり、検出された圧力データをセンサユニットコントローラ14に出力する。
温度検出部としての温度センサ17は、タイヤセンサユニット13に取り込まれたタイヤ6の内部空気の温度を検出するためのセンサであり、検出された温度データをセンサユニットコントローラ14に出力する。
センサユニットコントローラ14は、CPU14a及び記憶部14b(RAMやROM等)を含むマイクロコンピュータ等よりなる。センサユニットコントローラ14の記憶部14bには、タイヤセンサユニット13の動作を統括的に制御する統括プログラムが記憶されている。
センサユニットコントローラ14は、車輪1〜4(タイヤ6)が一回転する間(一定期間の間)に、複数回に亘って、RFセンサ15に検知信号を出力させ、RFセンサ15にホイール部5のホイールリム5aとタイヤ6のトレッド部7との距離Dを検出させる。よって、センサユニットコントローラ14には、一定期間の間に複数の距離データが入力され、それら複数の距離データは記憶部14bに記憶される。
RFセンサ15は、センサユニットコントローラ14からの信号の入力により、電波を放射するとともにタイヤ6のトレッド部7に埋設されたスチールワイヤによって反射された電波を検知する。RFセンサ15は、それら電波の位相差から、ホイール部5のホイールリム5aとタイヤ6のトレッド部7との距離Dを検出して、その検出によって得られた距離データをセンサユニットコントローラ14に出力する。なお、本実施形態において、トレッド部7において、タイヤセンサユニット13によって距離Dが検出される箇所を測定部7aと示す。
センサユニットコントローラ14は、圧力センサ16によって検出されたタイヤ6の圧力データを受け取る。よって、センサユニットコントローラ14には、所定周期毎に圧力データが入力され、その圧力データは記憶部14bに記憶される。
センサユニットコントローラ14は、温度センサ17によって検出されたタイヤ6内の温度データを受け取る。よって、センサユニットコントローラ14には、所定周期毎に温度データが入力され、その温度データは記憶部14bに記憶される。
センサユニットコントローラ14は、圧力データと温度データとからタイヤ6の空気圧が低下しているか否かを判定する。具体的に、センサユニットコントローラ14の記憶部14bには、温度データと圧力データの下限となる閾値とが対応付けられたテーブルが記憶されている。この閾値は、タイヤ6の種類固有の値として規定されている。センサユニットコントローラ14は、このテーブルから温度データに対応する閾値を読み出し、検出された圧力データが閾値以下であると判定した場合に、タイヤ6の空気圧が低下していると判定する。一方、センサユニットコントローラ14は、検出された圧力データが閾値より大きいと判定した場合に、タイヤ6の空気圧が低下していない正常な状態であると判定する。
また、センサユニットコントローラ14は、距離データから、ホイール部5のホイールリム5aとタイヤ6のトレッド部7との距離Dが短縮されているか否かを判定する。具体的に、センサユニットコントローラ14の記憶部14bには、距離Dの下限となる閾値が記憶されている。この閾値も、タイヤ6の種類固有の値として規定されている。センサユニットコントローラ14は、この閾値を読み出し、検出された距離データが閾値以下であると判定した場合に、タイヤ6の距離Dが短縮されていると判定する。一方、センサユニットコントローラ14は、検出された距離データが閾値より大きいと判定した場合に、タイヤ6の距離Dが短縮されていない正常な状態であると判定する。
そして、センサユニットコントローラ14は、記憶部14bに記憶された図4に示す判定テーブルを参照して、タイヤ6の空気圧が低下しているか否かと、タイヤ6の距離Dが短縮されているか否かと、に基づいて、車両において過荷重であるか否か、タイヤ6自体が減圧されているか否かを判定する。よって、本実施形態では、センサユニットコントローラ14の記憶部14bが、テーブル記憶部を構成する。
図4に示すように、センサユニットコントローラ14は、タイヤ6の空気圧が低下しておらず、更にタイヤ6の距離Dが短縮されていないと判定された場合には、タイヤ6の空気圧が正常であり、車両において過荷重ではない正常な状態であると判定する。また、センサユニットコントローラ14は、タイヤ6の空気圧が低下しており、更にタイヤ6の距離Dが短縮されていると判定された場合には、タイヤ6自体が減圧されていると判定する。センサユニットコントローラ14は、タイヤ6の空気圧が低下していないが、タイヤ6の距離Dが短縮されていると判定された場合には、車両において過荷重であると判定する。
車輪側制御部としてのセンサユニットコントローラ14は、タイヤ6自体が減圧されていると判定した場合には、タイヤ6の減圧を示すタイヤ減圧警告信号を生成し、RFセンサ15に送信させる。センサユニットコントローラ14は、車両において過荷重であると判定した場合には、車両における過荷重を示す過荷重警告信号を生成し、RFセンサ15に送信させる。なお、本実施形態において、センサユニットコントローラ14は、タイヤ6自体が減圧されていないと判定し、車両において過荷重ではないと判定した場合には、警告信号を生成させない。よって、本実施形態では、RFセンサ15が、ホイール部5とタイヤ6のトレッド部7との距離Dを検出する距離検出部を構成する。また、センサユニットコントローラ14が、車両10における過荷重を判定する判定部を構成する。
図1に示すように、受信機ユニット31は、受信機ユニットコントローラ33を備えるとともに、受信回路としてのRF受信回路35を備えている。受信機ユニット31の受信機ユニットコントローラ33には、表示器38が接続されている。受信機ユニットコントローラ33はCPU及び記憶部(ROMやRAM等)を含むマイクロコンピュータ等よりなり、記憶部には受信機ユニット31の動作を統括的に制御するプログラムが記憶されている。RF受信回路35は、各タイヤセンサユニット13からRF受信アンテナ32を通じて受信されたRF信号を復調して、受信機ユニットコントローラ33に送る。
受信機ユニットコントローラ33は、RF受信回路35からのRF信号に基づき、送信元のタイヤセンサユニット13に対応するタイヤ6の状態(タイヤ6の空気圧や車両10における過荷重)を特定する。受信機ユニットコントローラ33は、タイヤ6の状態に関する情報等を表示器38に表示させる。表示器38は、車室内等、車両10の搭乗者の視認範囲に配置され、受信機ユニットコントローラ33により特定されたタイヤ6の状態を表示(報知)する。
具体的に、受信機ユニットコントローラ33は、RF受信回路35からの減圧警告信号に基づき、タイヤ6の空気圧が低下していることを表示器38に表示させる。また、受信機ユニットコントローラ33は、RF受信回路35からの過荷重警告信号に基づき、車両において過荷重となっていることを表示器38に表示させる。したがって、本実施形態における過荷重判定装置としてのタイヤ状態監視装置30は、タイヤセンサユニット13のRFセンサ15、圧力センサ16、温度センサ17、電池20及びセンサユニットコントローラ14と、受信機ユニット31のRF受信回路35及び受信機ユニットコントローラ33とから構成されている。
次に、本実施形態の過荷重判定装置の作用について説明する。
本実施形態では、タイヤセンサユニット13によって、タイヤ6内の圧力及びタイヤ6内の温度だけでなく、ホイール部5のホイールリム5aとタイヤ6のトレッド部7との距離Dが検出される。そして、距離Dが閾値以下である場合において、タイヤ6の空気圧が低下しているときには、タイヤセンサユニット13によって、タイヤ6自体の減圧として判定され、減圧警告信号が受信機ユニット31に出力される。一方、距離Dが閾値以下である場合において、タイヤ6の空気圧が低下していないときには、タイヤセンサユニット13によって、車両における過荷重として判定され、過荷重警告信号が受信機ユニット31に出力される。受信機ユニット31においては、各種警告信号の入力に基づく状態が表示器38に表示される。
したがって、上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)複数の車輪1〜4のそれぞれにおいて、タイヤ6の空気圧を検出する圧力センサ16と、ホイール部5とタイヤ6のトレッド部7との距離Dを検出するRFセンサ15とが備えられている。そして、タイヤ6の空気圧の低下が検出されていないが、距離Dの短縮が検出された場合に、車両10における過荷重が判定される。このため、車両10の荷重が集中するサスペンション装置などの箇所に車両10の荷重を検出するための荷重センサ等の検出部を備えなくても、タイヤ6の空気圧と、ホイール部5とタイヤ6のトレッド部7との距離Dから間接的に車両10における過荷重が判定可能となる。したがって、車両10における過荷重を判定するための部品に掛かる荷重を抑制することができる。更には、タイヤ6の空気圧が単に低下していない場合に、車両10における過荷重が判定されるので、車両10における過荷重の判定精度を高めることができる。
(2)タイヤ6の空気圧と、ホイール部5とタイヤ6のトレッド部7との距離Dと、車両10において過荷重と判定されるか否かと、が対応付けられた判定テーブルが記憶されている。このため、タイヤ6の空気圧と、ホイール部5とタイヤ6のトレッド部7との距離Dとが特定できれば、判定テーブルが参照されることによって、車両10において過荷重と判定されるか否かが特定し易くなる。
(3)RFセンサ15は、ホイール部5とタイヤ6のトレッド部7との距離Dを電波の発信及び受信によって検出する機能と、その検出された検出結果に基づく検出結果情報を電波の発信によって送信する機能とを兼ね備えている。このため、ホイール部5とタイヤ6のトレッド部7との距離Dを検出するための検出部と検出結果情報を送信する送信部との両方をそれぞれ設ける必要がない。したがって、大型化することなく車両における過荷重を判定することができる。
(4)タイヤセンサユニット13がホイール部5側に配設されている。このため、タイヤセンサユニット13をタイヤバルブ8に一体的に構成することができる。
なお、実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 図5に示すように、例えば、タイヤセンサユニット13がタイヤ6のトレッド部7の内周面7bに取り付けられてもよい。これによって、タイヤセンサユニット13に内蔵されたRFセンサ15は、タイヤ6のトレッド部7側に配設され、電波の反射率が高い金属板で形成されたホイール部5のホイールリム5aでRFセンサ15から発信された電波を反射させることとなり、反射された電波の検知精度を高めることができる。また、タイヤ6固有の識別情報がタイヤセンサユニット13に記憶されることによって、例えばホイール部5とタイヤ6との組み合わせを変更するときにタイヤ6固有の識別情報を入力する手間を省くことができるなど、利便性を向上させることができる。
・ タイヤ6の空気圧、ホイール部5とタイヤ6のトレッド部7との距離Dについての閾値として、車両10における過荷重を判定するための第1閾値と、タイヤ6自体の減圧を判定するための第2閾値とが異なる値で規定されていてもよい。
・ タイヤ6の空気圧、ホイール部5とタイヤ6のトレッド部7との距離Dについて、閾値が規定されておらず、以前の距離と現在の距離との変化量によって、タイヤ6の空気圧の低下、距離Dの短縮を特定してもよく、これらの組み合わせであってもよい。
・ 距離データ、圧力データ、温度データを示す送信信号がタイヤセンサユニット13から受信機ユニット31に出力され、受信機ユニット31は、車両10における過荷重を判定してもよい。この場合、タイヤの種類を特定可能とする特定情報や、その特定情報に対応する閾値、判定テーブル等が受信機ユニット31の記憶部に記憶されていてもよく、センサユニットコントローラ14に記憶されていてタイヤセンサユニット13から受信機ユニット31に出力されてもよい。
・ 判定テーブルが記憶されていなくても、演算によって車両10における過荷重が判定できればよい。
・ タイヤ6内の温度が検出されなくても問題ない。
・ タイヤ状態監視装置30は、4輪の車両10におけるタイヤ6への適用に限定されるものではなく、2輪や3輪、4輪以上など4輪以外の車両におけるタイヤに適用してもよい。
・ タイヤセンサユニット13の送信機は、RF信号を生成するRFセンサ15ではなく、LF信号を生成する送信回路であってもよい。また、例えば、RFセンサ15は、距離Dを測定する機能と送信信号を出力する機能とを兼用しなくてもよい。また、距離検出部は、電波を用いなくても、赤外線、超音波、静電容量等、他の要素を計測する計測手段を用いたものでもよい。
・ タイヤセンサユニット13に、受信機ユニット31との通信以外に、操作装置との間で通信可能な回路(例えばLFトリガ回路など)を備えてもよい。例えば、このような通信によって、タイヤの種類を示す情報、タイヤの状態を監視する周期を示す情報、タイヤの状態の監視を開始させるための情報など、各種の情報が入力されてもよい。また、RF信号であっても、低周波の信号であってもよい。
・ 受信機ユニット31の受信回路は、RF受信回路35ではなく低周波の受信回路であってもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握することのできる技術的思想について以下に追記する。
(イ)前記距離検出部は、前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との距離を電波の発信及び受信によって検出する機能と、前記圧力検出部による検出結果と前記距離検出部による検出結果とに基づく検出結果情報を電波の発信によって受信機に送信する機能とを兼用することを特徴とする。
(ロ)前記圧力検出部によって前記タイヤの空気圧の低下が検知されており、前記距離検出部によって前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との距離の短縮が検知された場合に、前記タイヤの減圧を判定することを特徴とする。
(ハ)前記複数の車輪のそれぞれには、前記タイヤ内の温度を検出する温度検出部がそれぞれ備えられたことを特徴とする。
1〜4…車輪、5…ホイール部、6…タイヤ、7…トレッド部、10…車両、13…タイヤセンサユニット、14…センサユニットコントローラ、15…RFセンサ、16…圧力センサ、17…温度センサ、20…電池、30…タイヤ状態監視装置、33…受信機ユニットコントローラ、35…RF受信回路。

Claims (3)

  1. ホイール部にタイヤを装着した複数の車輪を備える車両に設けられ、前記車両における過荷重を判定する過荷重判定装置であって、
    前記複数の車輪のそれぞれには、前記タイヤの空気圧を検出する圧力検出部と、前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との距離を検出する距離検出部とが備えられ、
    前記圧力検出部によって検出された前記タイヤの空気圧が低下していないが、前記距離検出部によって検出された前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との距離が短縮されている場合に、前記車両における過荷重を判定する判定部を備えた過荷重判定装置。
  2. 前記距離検出部は、電波の発信及び受信によって前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との距離を検出する請求項1に記載の過荷重判定装置。
  3. 前記圧力検出部による検出結果と、前記距離検出部による検出結果と、前記車両において過荷重と判定されるか否かと、が対応付けられたテーブルが記憶されているテーブル記憶部を備える請求項1又は請求項2に記載の過荷重判定装置。
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