JP2015136946A - タイヤ空気圧監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤの空気圧を精度よく監視することができるタイヤ空気圧監視装置を提供する。【解決手段】複数の車輪のそれぞれには、タイヤセンサユニット13が備えられている。タイヤセンサユニット13は、ホイール部5とタイヤ6のトレッド部7との距離Dを検出する。ホイール部5とタイヤ6のトレッド部7との距離Dに基づいてタイヤ6の空気圧を監視する通常時処理が実行される。その一方で、車両の加速度について上限又は下限の閾値を超える特殊条件が成立すると、通常時処理が実行されない。【選択図】図2

Description

本発明は、タイヤの空気圧を監視するタイヤ空気圧監視装置に関する。
車両に設けられるタイヤの空気圧が低下すると、燃費の低下や、タイヤの一部が偏って摩耗する偏摩耗などを招くおそれがある。このため、車両においては、タイヤ空気圧監視装置が設けられており、タイヤの空気圧が監視されている。
ホイール部にタイヤを装着した複数の車輪が車両に設けられ、そのタイヤの空気圧を監視できる装置として、無線方式のタイヤ空気圧監視装置がある。このような装置は、車両の各車輪のタイヤ内に設けられるタイヤセンサユニット(車輪側ユニット)と、車両の車体に設けられる受信機(受信機ユニット)とを含むように構成されている。車輪毎のタイヤセンサユニットには、タイヤの空気圧を検出する検出部と、検出結果に関する信号を無線送信する送信部とが備えられている。
また、例えば、特許文献1に開始された装置では、ホイール部とタイヤのトレッド部との距離を検出する検出部を備え、その距離に基づいてタイヤの歪みが特定され、タイヤの空気圧の低下を示す警告が行われる装置が開示されている。
特開平7−81337号公報
しかしながら、このようなタイヤ空気圧監視装置においては、車両の走行中においてはタイヤの接地状況が変化するので、例えばタイヤが接地している場合と接地していない場合とではホイール部とタイヤのトレッド部との距離が変化してしまうなど、タイヤの空気圧を正確に監視できないおそれがあった。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、タイヤの空気圧を精度よく監視することができるタイヤ空気圧監視装置を提供することにある。
上記問題点を解決するタイヤ空気圧監視装置は、ホイール部にタイヤを装着した複数の車輪を備える車両に設けられ、タイヤの空気圧を監視するタイヤ空気圧監視装置であって、前記車両の加速度を検出する加速度検出部が備えられ、前記複数の車輪のそれぞれには、前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との距離を検出する距離検出部が備えられ、前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との距離に基づいて前記タイヤの空気圧を監視する通常時処理を実行する一方で、前記加速度検出部によって検出された前記車両の加速度について上限又は下限の閾値を超える特殊条件が成立すると、前記通常時処理を実行しない制御部を備えたことを要旨とする。
これによれば、ホイール部とタイヤのトレッド部との距離に基づいてタイヤの空気圧を監視する通常時処理が実行されるので、検出される距離を考慮してタイヤの空気圧を監視することができる。その一方で、車両の加速度について上限又は下限の閾値を超える特殊条件が成立すると、通常時処理が実行されない。このため、車両の加速度に上限又は下限の閾値が設定可能となり、車両の加速度が上限又は下限の閾値を超えた場合に、通常時処理の実行を規制することができる。したがって、タイヤの空気圧を精度よく監視することができる。
上記タイヤ空気圧監視装置について、前記制御部は、前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との距離のばらつきの大きさに基づいて前記タイヤの空気圧を監視する通常時処理を実行する構成としてもよい。
これによれば、ホイール部とタイヤのトレッド部との距離のばらつきの大きさに基づいてタイヤの空気圧を監視する通常時処理が実行されるので、検出される距離のばらつきを考慮してタイヤの空気圧を監視することができ、タイヤの空気圧を精度よく監視することができる。
上記タイヤ空気圧監視装置について、前記制御部は、前記通常時処理において、前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との距離の最大値と最小値との差が閾値以上となったとき、又は、前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との距離の偏差が閾値を超えたときに、前記タイヤの空気圧の低下を特定する構成としてもよい。
これによれば、タイヤの空気圧が低下すると、低下していないときよりも、ホイール部とタイヤのトレッド部との距離の最大値と最小値との差が大きくなり、ホイール部とタイヤのトレッド部との距離の偏差が標準よりも偏ることとなる傾向があり、タイヤの空気圧の低下が検知可能となる。
上記タイヤ空気圧監視装置について、前記制御部は、前記特殊条件が成立すると、前記タイヤの空気圧の監視を行わない構成としてもよい。
これによれば、特殊条件が成立すると、例えばホイール部とタイヤのトレッド部との距離が過度な距離となった場合であっても、その距離に基づいてタイヤの空気圧の監視が行われず、タイヤの空気圧を精度よく監視することができる。
上記タイヤ空気圧監視装置について、前記制御部は、前記特殊条件が成立すると、前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との距離について補正を行い、前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との補正された距離に基づいて前記タイヤの空気圧を監視する特殊時処理を実行する構成としてもよい。
これによれば、特殊条件が成立すると、例えばホイール部とタイヤのトレッド部との距離が過度な距離となった場合であっても、その距離を補正することによって、補正された距離に基づいてタイヤの空気圧の監視が行われ、タイヤの空気圧を精度よく監視することができる。
上記タイヤ空気圧監視装置について、前記距離検出部は、電波の発信及び受信によって前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との距離を検出する構成としてもよい。
本発明によれば、タイヤの空気圧を精度よく監視することができる。
実施形態のタイヤ状態監視装置が搭載された車両を示す概略構成図。 タイヤ、ホイール部及びタイヤセンサユニットを示す断面図。 タイヤセンサユニットの回路構成を示す図。 タイヤセンサユニットの位置と測定される距離との関係を示す図。 タイヤ、ホイール部及びタイヤセンサユニットを示す断面図。
以下、図1〜図4を用いてタイヤ空気圧監視装置を具体化した一実施形態について説明する。
図1に示すように、車両10は、タイヤ状態監視装置30を搭載している。車両10の4つの車輪1〜4は、ホイール部5と同ホイール部5に装着されるタイヤ6とから構成されている。
次に、タイヤ状態監視装置30について説明する。
タイヤ状態監視装置30は、車両10の4つの車輪1〜4にそれぞれ取り付けられるタイヤセンサユニット13と、車両10の車体に設置される受信機ユニット31とを備えている。
図2に示すように、ホイール部5には、タイヤバルブ8と一体的にタイヤセンサユニット13が配設されている。このタイヤセンサユニット13は、ホイール部5のホイールリム5aとタイヤ6のトレッド部7との距離Dを検出し、各種の検出結果に関する情報を含む送信信号(検出結果情報)を無線送信する。詳しくは、タイヤセンサユニット13は、タイヤ6の径方向に沿ったホイール部5のホイールリム5aとタイヤ6のトレッド部7との直線的な距離を検出する。なお、本実施形態において、発明の理解を容易とするために、タイヤセンサユニット13やトレッド部7の厚み等による距離Dの誤差についての説明を省略する。
図3に示すように、各タイヤセンサユニット13は、センサユニットコントローラ14、RFセンサ15、及び電池20を備える。タイヤセンサユニット13は、電池20からの電力供給によって動作する。なお、本実施形態において、タイヤセンサユニット13には圧力センサや温度センサが備えられておらず、タイヤ6内の空気を取り入れる必要がない密閉型のセンサである。
距離検出部としてのRFセンサ15は、同じ周波数帯(本実施形態では2.4GHz)の電波を用いて各種の機能を兼用するセンサである。RFセンサ15は、空間に放射する電波と対象物で反射した電波との位相差から対象物との距離を検出する距離検出機能15aと、受信機ユニット31に対する送信信号(送信データ)を出力するデータ通信機能15bとを兼ね備えているセンサである。
センサユニットコントローラ14は、CPU14a及び記憶部14b(RAMやROM等)を含むマイクロコンピュータ等よりなる。センサユニットコントローラ14の記憶部14bには、タイヤセンサユニット13の動作を統括的に制御する統括プログラムが記憶されている。
センサユニットコントローラ14は、車輪1〜4(タイヤ6)が一回転する間(一定期間の間)に、複数回に亘って、RFセンサ15に検知信号を出力させ、RFセンサ15にホイール部5のホイールリム5aとタイヤ6のトレッド部7との距離Dを検出させる。よって、センサユニットコントローラ14には、一定期間の間に複数の距離データが入力され、それら複数の距離データは記憶部14bに記憶される。
RFセンサ15は、センサユニットコントローラ14からの信号の入力により、電波を放射するとともにタイヤ6のトレッド部7に埋設されたスチールワイヤによって反射された電波を検知する。RFセンサ15は、それら電波の位相差から、ホイール部5のホイールリム5aとタイヤ6のトレッド部7との距離Dを検出して、その検出によって得られた距離データをセンサユニットコントローラ14に出力する。なお、本実施形態では、トレッド部7において、タイヤセンサユニット13によって距離Dが検出される箇所を測定部7aと示す。
センサユニットコントローラ14は、RFセンサ15によって検出された距離データを示す検出結果信号を生成し、RFセンサ15に送信させる。
図1に示すように、受信機としての受信機ユニット31は、受信機ユニットコントローラ33を備えるとともに、受信回路としてのRF受信回路35と、車両10の加速度を検出するための加速度センサ36とを備えている。受信機ユニット31の受信機ユニットコントローラ33には、表示器38が接続されている。受信機ユニットコントローラ33はCPU及び記憶部(ROMやRAM等)を含むマイクロコンピュータ等よりなり、記憶部には受信機ユニット31の動作を統括的に制御するプログラムが記憶されている。RF受信回路35は、各タイヤセンサユニット13からRF受信アンテナ32を通じて受信されたRF信号(送信信号)を復調して、受信機ユニットコントローラ33に送る。
受信機ユニットコントローラ33は、RF受信回路35からのRF信号に基づき、送信元のタイヤセンサユニット13に対応するタイヤ6の距離データを特定し、記憶部に記憶する。よって、受信機ユニットコントローラ33には、一定期間の間に複数の距離データが入力され、それら複数の距離データは記憶部に記憶される。
加速度検出部としての加速度センサ36は、車両10の車体に配設されており、所定の周期毎に車両10の加速度を検出して、検出された加速度データを受信機ユニットコントローラ33に出力する。よって、受信機ユニットコントローラ33には、一定期間の間に複数の加速度データが入力され、それら複数の加速度データは記憶部に記憶される。
制御部としての受信機ユニットコントローラ33は、記憶された加速度データが有効範囲内であるか否かを判定する。本実施形態において、この有効範囲としては、車両10が走行していると検知される程度の下限閾値より大きく、段差乗上や、急制動、急旋回等の影響がない程度の上限閾値より小さい範囲に規定されている。受信機ユニットコントローラ33は、加速度データが有効期間内であると判定された場合に加速度データを有効なデータとして特定する。
受信機ユニットコントローラ33の記憶部には、距離データの最大値と最小値との差と比較するための閾値が予め記憶されている。閾値は、タイヤ6固有の情報であり、ホイール部5とタイヤ6とによって封入されたタイヤ6の空気圧が過度に低くなったときに検出される距離データの最大値と最小値との差よりも余裕を持って設定されている。
なお、図4に示すように、距離データの最小値は、RFセンサ15によって測定されている測定部7aが路面に接地したときである。これは、タイヤ6に最も荷重が掛かるときに、ホイール部5のホイールリム5aとタイヤ6のトレッド部7との距離Dが最小となるためである。一方、RFセンサ15によって測定されている測定部7aが路面に接地していないとき、距離データは、接地時よりも大きくなる。
また、白丸で示すように、タイヤ6の空気圧が低下している場合には、黒丸で示すように、タイヤ6の空気圧が低下していない場合よりも、距離データの最大値と最小値との差が大きくなる。
受信機ユニットコントローラ33は、加速度データを有効なデータとして特定されている場合、一定期間の間における距離データを参照して、距離データの最大値と最小値とを特定し、閾値と比較する。そして、受信機ユニットコントローラ33は、距離データの最大値と最小値との差が閾値を超えた場合には、タイヤ6の空気圧の低下に関する情報等を表示器38に表示させる。表示器38は、車室内等、車両10の搭乗者の視認範囲に配置され、受信機ユニットコントローラ33により特定されたタイヤ6の空気圧の異常を表示(報知)する。一方、受信機ユニットコントローラ33は、距離データの最大値と最小値との差が閾値を超えていない場合には、タイヤ6の空気圧の低下に関する情報等を表示器38に表示させない。また、本実施形態におけるこれらのような処理を通常時処理と示す。
本実施形態において、センサユニットコントローラ14は、記憶された加速度データが有効範囲内ではないと判定されると、距離データを有効なデータとして特定しない。つまり、加速度データが有効範囲内ではない特殊条件が成立していると、このような通常時処理が実行されず、タイヤ6の空気圧の監視が行われない。
次に、本実施形態のタイヤ空気圧監視装置の作用について説明する。
本実施形態では、タイヤセンサユニット13によって、ホイール部5のホイールリム5aとタイヤ6のトレッド部7との距離Dが検出され、距離Dを示す送信信号が受信機ユニット31に出力される。受信機ユニット31においては、車両10の加速度が検出され、車両10の加速度が有効範囲内であると判定されたときに、一定期間の間における複数の距離データが参照される。そして、距離データの最大値と最小値との差が閾値を超える場合に、タイヤ6の空気圧の低下に関する情報等が表示器38に表示される。一方、距離データの最大値と最小値との差が閾値を超えない場合に、タイヤ6の空気圧の低下に関する情報等が表示器38に表示されない。なお、車両10の加速度が有効範囲内ではないときに、距離データに基づくタイヤ6の空気圧が監視されない。
したがって、上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)ホイール部5とタイヤ6のトレッド部7との距離に基づいてタイヤ6の空気圧を監視する通常時処理が実行されるので、検出される距離を考慮してタイヤ6の空気圧を監視することができる。
(2)その一方で、車両10の加速度について上限又は下限の閾値を超える特殊条件が成立すると、通常時処理が実行されない。このため、車両10の加速度に上限又は下限の閾値が設定可能となり、車両10の加速度が上限又は下限の閾値を超えた場合に、通常時処理の実行を規制することができる。
(3)ホイール部5とタイヤ6のトレッド部7との距離の最大値と最小値との差に基づいてタイヤ6の空気圧を監視する通常時処理が実行されるので、検出される距離の最大値と最小値との差を考慮してタイヤ6の空気圧を監視することができ、タイヤ6の空気圧を精度よく監視することができる。
(4)また、車輪1〜4の加速度について下限閾値以下であると、通常時処理が実行されない。このため、例えば、車輪1〜4の加速度について車両10が走行していない程度の下限閾値が規定されており、タイヤ6の空気圧の監視が行われときには、車両10が走行していない程度であれば、通常時処理を行わずに、省電力化を図ることができる。
(4)タイヤ6の空気圧が低下すると、低下していないときよりも、ホイール部5とタイヤ6のトレッド部7との距離Dの最大値と最小値との差が大きくなこととなる傾向があり、タイヤ6の空気圧の低下が検知可能となる。
(5)また、特殊条件が成立すると、例えばホイール部5とタイヤ6のトレッド部7との距離Dが過度な距離となった場合であっても、その距離Dに基づいてタイヤ6の空気圧の監視が行われず、タイヤ6の空気圧の低下を精度よく監視することができる。
(6)複数の車輪1〜4のそれぞれにはRFセンサ15が設けられ、ホイール部5とタイヤ6のトレッド部7との距離Dを電波の発信及び受信によって検出する機能15aと、その検出された検出結果に基づく検出結果情報を電波の発信によって送信する機能15bとを兼ね備えている。このため、ホイール部5とタイヤ6のトレッド部7との距離Dによってタイヤ6の空気圧を監視できるとともに、例えば、タイヤ6の空気圧を検出するための検出部と検出結果情報を送信する送信部との両方をそれぞれ設ける必要がない。したがって、大型化することなくタイヤ6の空気圧を監視することができる。
(7)また、検出された距離Dに基づいてタイヤ6の空気圧の低下が判定可能となる。このため、タイヤ6の空気圧を検出するための空気を取り込む空気穴をタイヤセンサユニット13に形成しなくてもよく、結露やタイヤのパンク修理剤等による異物の混入を抑制することができる。
(8)タイヤセンサユニット13がホイール部5側に配設されている。このため、タイヤセンサユニット13をタイヤバルブ8に一体的に構成することができる。
なお、実施形態は以下のように変更してもよい。
・ ホイール部5とタイヤ6のトレッド部7との距離Dの偏差によってタイヤ6の空気圧が監視されてもよい。これによって、タイヤ6の空気圧が低下すると、低下していないときよりも、ホイール部5とタイヤ6のトレッド部7との距離Dの偏差が標準よりも偏ることとなる傾向があり、タイヤ6の空気圧の低下が検知可能となる。このように、距離Dのばらつきの大きさによってタイヤ6の空気圧が監視されればよい。また、例えば、ホイール部5とタイヤ6のトレッド部7との距離Dのばらつきではなく、距離D自体によってタイヤ6の空気圧が監視されてもよい。
・ 加速度が上限又は下限の閾値を超える特殊条件が成立すると、その車両の加速度に基づいて、ホイール部5とタイヤ6のトレッド部7との距離Dを補正して、タイヤ6の空気圧を監視する特殊時処理が実行されてもよい。これによれば、例えば距離Dが過度な距離となった場合であっても、その距離Dを補正することによって、補正された距離に基づいてタイヤの空気圧の監視が行われ、タイヤの空気圧の低下を精度よく監視することができる。
・ 図5に示すように、例えば、タイヤセンサユニット13がタイヤ6のトレッド部7の内周面7bに取り付けられてもよい。これによって、タイヤセンサユニット13に内蔵されたRFセンサ15は、タイヤ6のトレッド部7側に配設され、電波の反射率が高い金属板で形成されたホイール部5のホイールリム5aでRFセンサ15から発信された電波を反射させることとなり、反射された電波の検知精度を高めることができる。また、タイヤ6固有の識別情報がタイヤセンサユニット13に記憶されることによって、例えばホイール部5とタイヤ6との組み合わせを変更するときにタイヤ6固有の識別情報を入力する手間を省くことができるなど、利便性を向上させることができる。
・ 加速度センサが車輪1〜4の加速度を検出してもよい。また、加速度センサが車輪1〜4に配設されてもよい。
・ 車両10の加速度自体について閾値が規定されておらず、以前の加速度と現在の加速度との変化量について閾値が規定されていてもよく、これらの組み合わせであってもよい。
・ 距離データに基づくタイヤ6の空気圧がタイヤセンサユニット13で算出され、タイヤ6の空気圧を示す送信信号がタイヤセンサユニット13から受信機ユニット31に出力され、受信機ユニット31は、タイヤ6の空気圧を監視してもよい。また、距離データに基づくタイヤ6の空気圧がタイヤセンサユニット13で監視され、タイヤ6の空気圧の低下を示す送信信号がタイヤセンサユニット13から受信機ユニット31に出力されてもよい。また、タイヤ6の空気圧を監視する制御部が、タイヤセンサユニット13に含まれても、受信機ユニット31に含まれてもよく、これらの組み合わせであってもよい。この場合、タイヤの種類を特定可能とする特定情報や、その特定情報に対応する閾値、判定テーブル等がタイヤセンサユニット13の記憶部に記憶されていてもよい。
・ タイヤ6の空気圧の低下を監視する装置に限らず、例えば、タイヤの現在の空気圧を計測する装置であってもよい。
・ 加速度の上限閾値と下限閾値との両方が設定されたが、例えば、何れか一方であってもよく何れも設定されなくてもよい。
・ タイヤセンサユニット13は、RFセンサ15や加速度センサ以外に、圧力センサや温度センサを備えてもよい。
・ タイヤ状態監視装置30は、4輪の車両10におけるタイヤ6への適用に限定されるものではなく、2輪や3輪、4輪以上など4輪以外の車両におけるタイヤに適用してもよい。
・ タイヤセンサユニット13の送信機は、RF信号を生成するRFセンサ15ではなく、LF信号を生成する送信回路であってもよい。また、例えば、RFセンサ15は、距離Dを測定する機能と送信信号を出力する機能とを兼用しなくてもよい。また、距離検出部は、電波を用いなくても、赤外線、超音波、静電容量等、他の要素を計測する計測手段を用いたものでもよい。
・ タイヤセンサユニット13に、受信機ユニット31との通信以外に、操作装置との間で通信可能な回路(例えばLFトリガ回路など)を備えてもよい。例えば、このような通信によって、タイヤの種類を示す情報、タイヤの状態を監視する周期を示す情報、タイヤの状態の監視を開始させるための情報など、各種の情報が入力されてもよい。また、RF信号であっても、低周波の信号であってもよい。
・ 受信機ユニット31の受信回路は、RF受信回路35ではなく低周波のLF受信回路であってもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握することのできる技術的思想について以下に追記する。
(イ)前記距離検出部は、前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との距離を電波の発信及び受信によって検出する機能と、当該検出された検出結果に基づく検出結果情報を電波の発信によって送信する機能とを兼ね備えたことを特徴とする。
(ロ)前記距離検出部は、前記ホイール部側に設けられたことを特徴とする。
(ハ)前記距離検出部は、前記タイヤのトレッド部側に設けられたことを特徴とする。
(ニ)ホイール部にタイヤを装着した複数の車輪を備える車両に設けられ、タイヤの空気圧を監視するタイヤ空気圧監視装置であって、前記車両の加速度を検出する加速度検出部が備えられ、前記複数の車輪のそれぞれには、前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との距離を検出する距離検出部が備えられ、前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との距離のばらつきの大きさに基づいて前記タイヤの空気圧を監視することを特徴とする。
1〜4…車輪、5…ホイール部、6…タイヤ、7…トレッド部、10…車両、13…タイヤセンサユニット、14…センサユニットコントローラ、15…RFセンサ、20…電池、30…タイヤ状態監視装置、33…受信機ユニットコントローラ、35…RF受信回路、36…加速度センサ。

Claims (6)

  1. ホイール部にタイヤを装着した複数の車輪を備える車両に設けられ、タイヤの空気圧を監視するタイヤ空気圧監視装置であって、
    前記車両の加速度を検出する加速度検出部が備えられ、
    前記複数の車輪のそれぞれには、前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との距離を検出する距離検出部が備えられ、
    前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との距離に基づいて前記タイヤの空気圧を監視する通常時処理を実行する一方で、前記加速度検出部によって検出された前記車両の加速度について上限又は下限の閾値を超える特殊条件が成立すると、前記通常時処理を実行しない制御部を備えたタイヤ空気圧監視装置。
  2. 前記制御部は、前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との距離のばらつきの大きさに基づいて前記タイヤの空気圧を監視する通常時処理を実行する請求項1に記載のタイヤ空気圧監視装置。
  3. 前記制御部は、前記通常時処理において、前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との距離の最大値と最小値との差が閾値以上となったとき、又は、前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との距離の偏差が閾値を超えたときに、前記タイヤの空気圧の低下を特定する請求項2に記載のタイヤ空気圧監視装置。
  4. 前記制御部は、前記特殊条件が成立すると、前記タイヤの空気圧の監視を行わない請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載のタイヤ空気圧監視装置。
  5. 前記制御部は、前記特殊条件が成立すると、前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との距離について補正を行い、前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との補正された距離に基づいて前記タイヤの空気圧を監視する特殊時処理を実行する請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載のタイヤ空気圧監視装置。
  6. 前記距離検出部は、電波の発信及び受信によって前記ホイール部と前記タイヤのトレッド部との距離を検出する請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載のタイヤ空気圧監視装置。
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