JP5529624B2 - 開口部の閉塞部材 - Google Patents

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Description

本発明は、航空機の機体に設けられる開口部の閉塞部材に関する。
航空機の主翼は、桁材の上下に翼表面を形成する翼面パネルを取り付けることで、中空構造とされている。このような主翼は、その内部空間が燃料タンクとされているのが一般的である。
そして、燃料タンクの内部の点検・保守作業等を行うため、主翼の表面に、開口部が形成されている。通常時においては、この開口部はアクセスドアにより閉塞され、点検・保守作業等を行うときには、アクセスドアを開放する。
アクセスドアは、開口部に対して主翼の内部空間側に配置されるドア本体と、主翼の外部側に配置されるクランプリングとから構成される。
ドア本体、クランプリングは、それぞれ開口部よりも大きな外形寸法を有している。ドア本体の外周部と、クランプリングの外周部とで、開口部の周縁部を挟み込んだ状態で、ドア本体とクランプリングとがファスナ部材等により締結されることで、ドア本体により開口部を閉塞する。
航空機においては、落雷時におけるアーク、スパークが生じる可能性がある。そこで、燃料タンク内の可燃気体への引火を防ぐため、アクセスドアとその周囲の主翼側の開口部との取り合い部分において、確実な耐雷対策を施す必要がある。
このため、従来より、主翼の内部側に配置されるドア本体の外周部と、主翼側の開口部との間に、リング状の絶縁材を挟みこむ構成が採用されている(例えば、特許文献1〜3参照。)。このような構成では、絶縁材を挟み込むことによって、ドア本体の外周部と主翼側とが電気的に直接接触しないようにして、この部分から燃料タンク内にアーク、スパークが生じるのを防ぐ。
米国特許4579248号 米国特許4530443号 米国特許7576922号
しかしながら、上記したような構成においては、絶縁材が脱落してしまった場合に、その耐雷機能が損なわれてしまうという問題がある。アクセスドアは、整備等のために開閉される。絶縁材は、ドア本体の外周部に接着されているが、開閉を繰り返すことにより、ドア本体から脱落してしまう可能性がある。絶縁材が脱落したことに気づかずにドア本体を主翼の開口部に取り付けた場合、ドア本体と主翼とが電気的に直接接触してしまう可能性があるからである。
本発明は、このような技術的課題に基づいてなされたもので、耐雷機能をより確実に維持することのできる開口部の閉塞部材を提供することを目的とする。
かかる目的のもとになされた本発明は、航空機の機体の外表面を構成するパネルに形成された開口部の閉塞部材であって、閉塞部材は、パネルの一面側に配置され、開口部よりも大きな外径寸法を有して開口部を塞ぐ閉塞部材本体と、パネルの他面側に配置され、開口部よりも大きな外径寸法を有したリング状のクランプ部材と、閉塞部材本体の外周部とクランプ部材の外周部とでパネルを挟み込んだ状態で、閉塞部材本体とクランプ部材とを締結するファスナと、を備える。そして、閉塞部材本体の外周部と、開口部の周囲において閉塞部材本体の外周部に対向する対向面との間に介在し、ともに外周部と対向面が電気的に直接接触するのを防ぐ第一スペーサおよび第二スペーサを備え、第一スペーサは、閉塞部材本体で開口部を塞いだ状態で閉塞部材本体の外周部と対向面との間に挟み込まれ、第二スペーサは、少なくとも第一スペーサが脱落した状態のときに、閉塞部材本体の外周部と対向面との間に挟み込まれることを特徴とする。
これにより、第一スペーサが脱落したときには、第二スペーサが閉塞部材本体の外周部と対向面との間に挟み込まれるので、閉塞部材本体とパネルとの間にクリアランスを確保することができる。
また本発明は、閉塞部材本体の外周部において、第一スペーサと対向する部分は、第一スペーサが脱落して第二スペーサが閉塞部材本体の外周部と対向面との間に挟み込まれた状態では、対向面との間にクリアランスを有しているよう形成することをも特徴とする。
これにより、閉塞部材本体とパネルとの間で落雷時にアーク、スパークが発生するのを確実に防止できる。
このような第一スペーサ、第二スペーサは、閉塞部材本体の周方向に間隔を隔てて複数を設けるようにしても良いが、第一スペーサおよび第二スペーサの少なくとも一方は、閉塞部材本体の周方向に連続するリング状とするのが好ましい。
第二スペーサは、第一スペーサが閉塞部材本体の外周部と対向面との間に挟み込まれた状態では、対向面との間に所定のクリアランスを隔てて対向する構成とすることができる。
第一スペーサと第二スペーサは、同じ材料で形成しても良いが、互いに異なる材料で形成するのが好ましい。
また、第二スペーサは、第一スペーサよりも柔らかい材料で形成され、かつ、第一スペーサが閉塞部材本体の外周部と対向面との間に挟み込まれた状態で、閉塞部材本体の外周部と対向面との間に挟み込まれる構成とすることもできる。
閉塞部材本体の外周面と対向面との間には、閉塞部材本体の周方向に連続するリング状で、閉塞部材本体の外周面と対向面との間における液密性を確保するシール材が設けられる。第一スペーサおよび第二スペーサは、このシール材とは別に設けることもできるが、このシール材を第二スペーサとして機能させることもできる。第一スペーサおよび第二スペーサをシール材とは別に設ける場合には、シール材を間に挟む両側に第一スペーサと第二スペーサを配置することができる。
れらの場合、シール材は、押しつぶされて閉塞部材本体とパネルとの間のクリアランスが確保できなくなるのを防ぐため、芯材と、芯材よりも柔軟な材料で形成されたシール部を有するのが好ましい。
このような開口部は、航空機であればいかなる箇所、用途であっても良いが、機体を構成する主翼に設けられ、主翼内に収容された燃料タンクへの出入り口である場合に特に有効である。
本発明によれば、第一スペーサが脱落したときには、第二スペーサが閉塞部材本体の外周部と対向面との間に挟み込まれるので、閉塞部材本体とパネルとの間にクリアランスを確保することができる。これにより、耐雷機能をより確実に維持することが可能となる。
本実施の形態における航空機の主翼に設けられたアクセスドアを示す斜視図である。 アクセスドアの斜視展開図である。 主翼の翼面パネルに対するアクセスドアの取付構造を示す断面図である。 図3の拡大断面図である。 第一絶縁体が脱落した状態を示す断面図である。 主翼の翼面パネルに対するアクセスドアの取付構造の他の例を示す断面図である。 主翼の翼面パネルに対するアクセスドアの取付構造のさらに他の例を示す断面図である。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態における開口部の閉塞部材を適用した航空機の機体を構成する主翼10に設けられたアクセスドア(閉塞部材)20を、主翼10の内側から見た斜視図である。
アクセスドア20は、主翼10の内部空間に設けられた燃料タンク内に整備担当員が出入りするため、主翼10の上側または下側の表面を形成する翼面パネル(パネル)11に設けられている。
図2、図3に示すように、翼面パネル11には、主翼10の内外を連通する開口部12が形成されている。この開口部12は、例えば、長円系、楕円形、円形等、適宜形状とすることができる。
アクセスドア20は、開口部12に対して主翼10の内部空間側に配置されるドア本体(閉塞部材本体)30と、主翼10の外部側に配置されるクランプリング(クランプ部材)40と、これらドア本体30とクランプリング40とを締結するファスナ部材(ファスナ)50と、から構成される。
ドア本体30は、開口部12よりも大きな外形寸法を有している。ドア本体30は、翼面パネル11の翼外表面11aと連続した面を形成する外表面31aを有し、開口部12よりも小さな外形寸法とされたプレート部31と、プレート部31の外周部に一体に形成され、主翼10の内部空間側において、開口部12の周囲に突き当たるフランジ部32と、を備えている。
フランジ部32は、主翼10の内部空間側において、開口部12の周囲に突き当たる突き当たり面32aと、突き当たり面32aよりも内側において、クランプリング40に対向する部分に形成された、ファスナ部材50の受け部33と、を備えている。
受け部33は、ドア本体30の外周部の周方向に沿って、ファスナ部材50の設置位置に対応して複数が設けられている。
各受け部33は、主翼10の内部空間側に向けて突出しており、クランプリング40に対向する側に開口した凹部33aが形成されている。そして、凹部33a内に、ファスナ部材50を構成するナット51をリテーナ53によって保持するとともに、ファスナ部材50を構成するファスナ本体52の軸部52aを収容する。
クランプリング40は、開口部12の内径寸法よりも大きな外径と、開口部12の内径寸法よりも小さな内径を有したリング状をなしている。クランプリング40は、断面四角形状で、主翼10の外側となる外表面40aが、翼面パネル11の翼外表面11aと連続した面を形成し、ドア本体30の受け部33に対向する対向面40bが、外表面40aと平行に形成されている。
クランプリング40には、外表面40a、対向面40bを貫通する貫通孔41が、ドア本体30の受け部33に対応した位置に形成されている。各貫通孔41には、ファスナ部材50の軸部52aが挿通される。各貫通孔41において、主翼10の外表面に対向する側に、ファスナ部材50の頭部52cを収容するテーパ状の座面42が形成されている。
前記のプレート部31の外周部には、クランプリング40の対向面40bの内周側に当たる当たり面34が形成されている。
また、翼面パネル11の開口部12の内周部には、クランプリング40の対向面40bの外周側に当たる当たり面14が形成されている。
そして、クランプリング40は、ガスケット43を介して、当たり面14、34に突き当たるよう取り付けられる。
このようなアクセスドア20は、開口部12を閉塞した状態においては、ドア本体30のフランジ部32の突き当たり面32aと、クランプリング40の対向面40bとで、開口部12の内周縁部を挟み込む。そして、ファスナ部材50のファスナ本体52を、クランプリング40の貫通孔41に主翼10の外側から挿入し、軸部52aをナット51にねじ込むことによって、ドア本体30とクランプリング40とが締結される。
さて、図4に示すように、このような構成において、ドア本体30のフランジ部32の突き当たり面32aには、ドア本体30の周方向に連続するリング溝60が形成されている。リング溝60には、ゴム系材料からなるリング状の燃料シール材(シール材)61が嵌め込まれている。燃料シール材61は、フランジ部32と翼面パネル11の翼内表面11bとの間に介在することで、燃料の漏れを防ぐ。
突き当たり面32aにおいて、リング溝60の内周側に位置する環状の外周平面部62と翼面パネル11の翼内表面11bとの間には、環状で所定の厚さを有した第一絶縁体(第一スペーサ)63が挟み込まれている。ここで、第一絶縁体63は、例えばフェノリック樹脂からなり、外周平面部62に接着剤により接着されている。
また、突き当たり面32aにおいて、リング溝60の外周側に位置する環状の内周平面部64と翼面パネル11の翼内表面11bとの間には、環状で所定の厚さを有した第二絶縁体(第二スペーサ)65が設けられている。ここで、第二絶縁体65は、例えばガラスファイバー強化樹脂からなり、内周平面部64に接着剤により接着されている。
上述したようにして、ドア本体30と開口部12の周囲の翼内表面11bとの間に、第一絶縁体63に加え、第二絶縁体65を備えることで、通常時においては、第一絶縁体63が外周平面部62と翼内表面11bとの間に挟み込まれ、これによってドア本体30と翼内表面11bとが電気的に直接接触するのを防ぐ。そして、図5に示すように、第一絶縁体63が脱落した場合には、第二絶縁体65が内周平面部64と翼内表面11bとの間に挟み込まれる。これによって第二絶縁体65によりドア本体30と翼内表面11bとが電気的に直接接触するのを防ぐことができ、第一絶縁体63が脱落した場合にも落雷時におけるアーク、スパークの発生を防ぐことができる。
ここで、図4に示したように、ファスナ部材50の締結力によって外周平面部62と翼内表面11bとの間に第一絶縁体63が密に挟み込まれた状態で、内周平面部64に接着された第二絶縁体65は、翼内表面11bとの間に所定のクリアランスCを隔てて対向している。これにより、通常時においては、第二絶縁体65は翼内表面11bに非接触となっており、ドア本体30を開口部12に繰り返し着脱しても、ファスナ部材50の締結力が第二絶縁体65に作用することもなく、第二絶縁体65が剥がれてしまうのを防止できる。
また、第一絶縁体63と第二絶縁体65は異なる材料で形成されているため、同一の要因で剥がれが生じるリスクを回避することができる。
さらに、外周平面部62は、内周平面部64に取り付けられた第二絶縁体65の先端面65aよりも翼内表面11bから離間した位置に形成されている。これにより、図5に示したように、第一絶縁体63が脱落してしまい、第二絶縁体65が内周平面部64と翼内表面11bとの間に挟み込まれた状態となっても、外周平面部62と翼内表面11bとの間には落雷時におけるアーク、スパークの発生が防止できるだけの所定のクリアランスC2が確保されるようになっている。
なお、上記実施形態では、第二絶縁体65を、外周平面部62と翼内表面11bとの間に第一絶縁体63が密に挟み込まれた状態で、翼内表面11bとの間に所定のクリアランスCを隔てて対向するようにしたが、これに限るものではない。すなわち、図6に示すように、外周平面部62と翼内表面11bとの間に第一絶縁体63が密に挟み込まれた状態で、第二絶縁体65が内周平面部64と翼内表面11bとの間に挟み込まれるようにしてもよい。この場合、第二絶縁体65は、第一絶縁体63よりも柔らかい材料で形成するようにし、ファスナ部材50による締結力が作用したときに、ドア本体30と翼内表面11bとが互いに押し付けられる力を主に第一絶縁体63で担うようにするのが好ましい。
また、燃料シール材61を、第二絶縁体65として機能させる構成とすることもできる。この場合、図7に示すように、燃料シール材61は、ファスナ部材50の締め付け力に耐えうる十分な強度を持った、例えばPEEK等からなる芯材68と、その外周部に設けられて芯材68よりも柔らかいゴム系材料等からなるシール部69と、を備えるようにするのが好ましい。これにより、第一絶縁体63が脱落してしまったときには、第二絶縁体65としての燃料シール材61が内周平面部64と翼内表面11bとの間に挟み込まれ、芯材68により、ドア本体30と翼内表面11bとが電気的に直接接触するのを防ぐ。
また、燃料シール材61を、第一絶縁体63が脱落してしまい、燃料シール材61が内周平面部64と翼内表面11bとの間に挟み込まれてリング溝60内で押しつぶされたときにも、ドア本体30と翼内表面11bとが電気的に直接接触しないよう、その断面積、密度等を設定する構成としても良い。
なお、上記実施の形態では、ドア本体30とクランプリング40について説明をしたが、それらの締結構造や、ドア本体30やクランプリング40の形状等については、上記したものに何ら限定する意図はなく、適宜他の構成とすることが可能である。
また、第一絶縁体63、第二絶縁体65の材質は上記に挙げたものに限るものではない。上記以外にも、ポリイミド、PET、エチレン系樹脂等をはじめとして、絶縁性、耐熱性、耐油性、接着性等所要の条件を満たす材質であればいかなるものを用いても良い。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
10…主翼、11…翼面パネル(パネル)、12…開口部、20…アクセスドア(閉塞部材)、30…ドア本体(閉塞部材本体)、31…プレート部、32…フランジ部、32a…突き当たり面、40…クランプリング(クランプ部材)、40b…対向面、41…貫通孔、50…ファスナ部材(ファスナ)、61…燃料シール材(シール材)、62…外周平面部、63…第一絶縁体(第一スペーサ)、64…内周平面部、65…第二絶縁体(第二スペーサ)、68…芯材、69…シール部

Claims (10)

  1. 航空機の機体の外表面を構成するパネルに形成された開口部の閉塞部材であって、
    前記閉塞部材は、
    前記パネルの一面側に配置され、前記開口部よりも大きな外径寸法を有して前記開口部を塞ぐ閉塞部材本体と、
    前記パネルの他面側に配置され、前記開口部よりも大きな外径寸法を有したリング状のクランプ部材と、
    前記閉塞部材本体の外周部と前記クランプ部材の外周部とで前記パネルを挟み込んだ状態で、前記閉塞部材本体と前記クランプ部材とを締結するファスナと、を備え、
    前記閉塞部材本体の外周部と、前記開口部の周囲において前記閉塞部材本体の前記外周部に対向する対向面との間に介在し、ともに前記外周部と前記対向面が電気的に直接接触するのを防ぐ第一スペーサおよび第二スペーサを備え、
    前記第一スペーサは、前記閉塞部材本体で前記開口部を塞いだ状態で前記閉塞部材本体の前記外周部と前記対向面との間に挟み込まれ、
    前記第二スペーサは、少なくとも前記第一スペーサが脱落した状態のときに、前記閉塞部材本体の前記外周部と前記対向面との間に挟み込まれ
    前記閉塞部材本体の前記外周部において前記第一スペーサと対向する部分は、前記第一スペーサが脱落して前記第二スペーサが前記閉塞部材本体の前記外周部と前記対向面との間に挟み込まれた状態では、前記対向面との間にクリアランスを隔てるよう形成されていることを特徴とする開口部の閉塞部材。
  2. 前記第二スペーサは、前記第一スペーサが前記閉塞部材本体の前記外周部と前記対向面との間に挟み込まれた状態では、前記対向面との間に所定のクリアランスを隔てて対向していることを特徴とする請求項1に記載の開口部の閉塞部材。
  3. 前記第一スペーサと前記第二スペーサは互いに異なる材料で形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の開口部の閉塞部材。
  4. 前記第二スペーサは、前記第一スペーサよりも柔らかい材料で形成され、かつ、前記第一スペーサが前記閉塞部材本体の前記外周部と前記対向面との間に挟み込まれた状態で、前記閉塞部材本体の前記外周部と前記対向面との間に挟み込まれていることを特徴とする請求項1に記載の開口部の閉塞部材。
  5. 前記閉塞部材本体の周方向に連続するリング状で、前記閉塞部材本体の前記外周面と前記対向面との間における液密性を確保するシール材が設けられ、
    前記シール材が前記第二スペーサとして機能することを特徴とする請求項に記載の開口部の閉塞部材。
  6. 前記シール材が、芯材と、前記芯材よりも柔軟な材料で形成されたシール部を有することを特徴とする請求項に記載の開口部の閉塞部材。
  7. 前記第一スペーサおよび前記第二スペーサの少なくとも一方が前記閉塞部材本体の周方向に連続するリング状であることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の開口部の閉塞部材。
  8. 前記開口部が、前記機体を構成する主翼に設けられ、前記主翼内に収容された燃料タンクへの出入り口であることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の開口部の閉塞部材。
  9. 前記第一スペーサ及び前記第二スペーサとは別に、前記閉塞部材本体の周方向に連続するリング状で、前記閉塞部材本体の前記外周面と前記対向面との間における液密性を確保するシール材が設けられることを特徴とする請求項1に記載の開口部の閉塞部材。
  10. 前記第一スペーサ及び前記第二スペーサは、前記シール材を間に挟む両側に配置されることを特徴とする請求項9に記載の開口部の閉塞部材。
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