JP5529487B2 - エアベルト装置 - Google Patents

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Description

本発明は自動車等の車両に設けられるエアベルト装置に関し、特に回転可能なローラによってエアベルトを案内するローラアンカを有するものに関する。
エアベルト装置は、シートベルトの一部にバッグ部を設け、車両の衝突時等にバッグ部に展開用ガスを吹き込み、展開膨張させることによって搭乗者を良好に拘束するものである。
このようなエアベルト装置に関する従来技術として、例えば特許文献1には、3点式シートベルトのショルダーベルト部分をバッグとし、衝突時にはバックル装置に設けられたインフレータからタングを介してバッグ内に展開用ガスを吹込み、バッグを展開膨張させるエアベルト装置が記載されている。
このようなエアベルトのバッグ部分は、非展開膨張式の一般的なベルトに対して厚みが大きく、重く、かつ屈曲しにくいことから、不使用時にリトラクタの内部まで巻き上げたり、アンカによって折り返すことが困難である。このため、バッグ部分は不使用時であってもキャビン内のシートバック部とアンカとの間に弛みなく保持する必要があり、通常のベルトに対してアンカからシートバック部までのショルダーベルトのパス(経路)を長く確保する必要がある。
このため、例えばキャビン前後長が短く、また、センターピラーがないため上下方向でパス長を確保しにくいオープン2シーター車両等の場合には、シート後方に設けられたリトラクタからさらに後方へショルダーベルトを引き出し、キャビン後端部のアンカで前方に折り返してシートバックのショルダー部へ至るようにパスを設定することが考えられる。
上述したようなエアベルト装置の場合には、重量が大きいエアベルトをリトラクタで巻き上げるため、アンカには回転可能なローラを有するローラアンカを用いて、エアベルトをスムースに巻き上げることが望ましい。このようなローラアンカは、エアベルトの脱着や、搭乗者の体格差、シートポジションの差等に対応するため、車体に対して所定の軸回りに揺動可能に取り付けられる。
特開2009−035176号公報
上述したように、車体に対して揺動可能に取り付けられたローラアンカを用いてエアベルトを案内した場合、エアベルトの重量が大きい場合であってもスムースにエアベルトを巻き取ることができ、脱着時等においてもローラが揺動することによってエアベルトの片寄りを防止することができる。
しかし、例えば車両が衝突し、搭乗者を拘束するためエアベルトに大きな張力が作用した場合には、ローラが自転不可能な状態となり、エアベルトが最短のパスをとろうとすることによって、ローラアンカが大きく首を振り、ローラ上でエアベルトが片寄ってベルトの詰まりや噛み込みが生じることが懸念される。
本発明の課題は、搭乗者拘束時におけるローラに対するベルトの片寄りを防止したエアベルト装置を提供することである。
上記した課題を解決するため、本発明のエアベルト装置は、通常使用状態において少なくともシートに着座した搭乗者の肩部付近から腰部付近にかけて延在し、内部に展開用ガスが吹き込まれることによって展開膨張するバッグ部が設けられたエアベルトと、前記シートの後方側に設けられ不使用時に前記エアベルトを牽引するリトラクタと、前記リトラクタの後方側に設けられ、前記エアベルトが前記リトラクタ側から前記シート側へ折り返すよう案内する回転可能なローラを、ほぼ鉛直に配置された所定の揺動中心軸回りに車体に対して揺動可能に取り付けたローラアンカと、車両の衝突を検出する衝突検出手段と、前記衝突の検出に応じて展開用ガスを発生させ前記エアベルトの前記バッグ部内に供給して前記エアベルトを展開膨張させるガス発生手段とを備えるエアベルト装置であって、前記ローラアンカは、前記エアベルトの通常使用状態における前記揺動中心軸回りの揺動を許容するとともに、前記通常使用状態よりも大きい揺動角においてそれ以上の揺動を規制する揺動角規制手段が設けられ、前記揺動角規制手段は、前記ローラアンカから突き出し前記ローラアンカとともに前記車体に対して揺動する突起部、及び、前記車体に設けられ前記突起部が挿入されるとともに前記ローラアンカの揺動中心を中心とする円弧状に延びた係合穴部を有し、前記突起部及び前記係合穴部は、前記揺動中心軸を通り前記エアベルトのショルダーベルトの張力作用方向と平行な直線から離間した箇所に配置され、前記係合穴部は、前記ローラアンカが通常使用時における揺動角度を一方側に超えた場合、他方側に超えた場合に、それぞれ前記突起部が接触する両端部を有することを特徴とする。
本発明によれば、ローラアンカの揺動角を規制する揺動角規制手段を設けたことによって、ローラアンカの首振りに起因するローラ上のエアベルトの片寄りを防止し、エアベルトの詰まりや噛み込みを防止することができる。
また、突起部及び係合穴部は、揺動中心軸を通りエアベルトの張力作用方向と平行な直線から離間した箇所に配置されることによって、車体におけるローラアンカが取り付けられる箇所のエアベルト張力に対する強度を確保することができる。
以上説明したように、本発明によれば、搭乗者拘束時におけるローラに対するベルトの片寄りを防止したエアベルト装置を提供することができる。
本発明を適用したエアベルト装置の実施形態を備える車両の模式的平面図である。 図1のII部を示す拡大平面図である。 図2のIII−III部矢視拡大断面図である。 図1のエアベルト装置におけるローラアンカの揺動角規制手段を示す模式図である。 本発明の比較例及び実施形態における搭乗者拘束時のローラアンカ及びショルダーベルトの挙動を示す図である。
以下、本発明を適用したエアベルト装置の実施形態について説明する。
本実施形態において、エアベルト装置は、例えばオープン2シーターの4輪乗用車に搭載されている。
図1に示すように、車両1は、シート10、ラップベルト20、ショルダーベルト30、ラップベルトリトラクタ40、ショルダーベルトリトラクタ50、ローラアンカ60、バックル70、衝突センサ80、エアベルト制御ユニット90等を備えて構成されている。
シート10は、運転席及び助手席に設けられ、車幅方向に並べて2脚が設けられている。
シート10は、座部11、シートバック12、ベルトガイド13を備えている。
座部11は、略水平に配置され、搭乗者の臀部、大腿部等と当接し、これらを保持する部分である。
シートバック12は、座部11の後端部から上方へ突き出して設けられ、搭乗者の背部、腰部等と当接し、これらを保持する部分である。
また、シートバック12の上端部には、搭乗者の後頭部と当接するヘッドレストが形成されている。
さらに、シートバック12の上端部(ショルダー部)における車幅方向外側の部分には、ショルダーベルト30を案内する環状の部材であるベルトガイド13が取付られている。
ラップベルト20及びショルダーベルト30は、搭乗者を拘束するシートベルトを構成するものである。
ラップベルト20は、車幅方向に略沿って延び、搭乗者の腰部(下腹部)を拘束する部分である。
ショルダーベルト30は、搭乗者の車幅方向外側の肩部から、車幅方向内側の腰部にかけての領域を拘束する部分である。
ラップベルト20及びショルダーベルト30の端部は、これらをバックル70に着脱可能に固定する図示しないタング部において連結されている。
ラップベルト20は、平坦なストラップ状のウェビングによって形成されている。
一方、ショルダーベルト30は、展開用ガスを吹込まれることによって展開膨張可能なバッグ31を含む搭乗者拘束部32を有するエアベルトとして構成されている。
ショルダーベルト30の搭乗者拘束部32は、基布パネルをスリーブ状に接合して形成されたバッグ31を折り畳み、伸縮可能なスリーブ状のメッシュウェビング内に挿入し、さらにその外層をカバーで覆って構成されている。カバーはバッグ31の展開膨張時に必要に応じて接合部が破断し、バッグ31の展開膨張を妨げないようになっている。
また、ショルダーベルト30の搭乗者拘束部32よりもショルダーベルトリトラクタ50側の部分には、非膨張式のウェビングによって形成された非膨張部33が設けられている。この非膨張部33は、ショルダーベルト30の不使用時にショルダーベルトリトラクタ50内に巻き込まれ、ショルダーベルト30の搭乗者拘束部32を牽引する部分である。
ラップベルトリトラクタ40は、ラップベルト20を不使用時に自動的に巻き上げるものである。また、ラップベルトリトラクタ40は、衝突時にラップベルト20を巻き上げて弛みを取るプリテンショナが設けられている。
ラップベルトリトラクタ40は、シート10の座部11における車幅方向外側の部分に隣接して配置されている。
ショルダーベルトリトラクタ50は、ショルダーベルト30の非膨張部33を不使用時に自動的に巻き上げ、ショルダーベルト30のバッグ31をキャビン内に弛みなく保持するものである。また、ショルダーベルトリトラクタ50は、衝突時にショルダーベルト30の張力を規制するフォースリミッタが設けられている。
ショルダーベルトリトラクタ50は、シート10のシートバック12の後方に配置されている。また、ショルダーベルトリトラクタ50は、キャビン内のスペース確保のため、ベルトガイド13及びローラアンカ60に対して、車幅方向外側にオフセットして配置されている。
ローラアンカ60は、ショルダーベルトリトラクタ50から引き出されたショルダーベルト30の非膨張部33を方向転換させてベルトガイド13の方向へ案内するものである。
ローラアンカ60は、ベルトガイド13及びショルダーベルトリトラクタ50の後方側に配置されており、ショルダーベルト30の非膨張部33はローラアンカ60において折り返すようになっている。なお、ショルダーベルト30のバッグ31は、不使用時においては、ローラアンカ60よりもベルトガイド13側に、ほとんど弛みがない状態で保持される。
ローラアンカ60は、図2及び図3に示すように、ローラ61及びローラホルダ62を有して構成されている。
ローラ61は、ほぼ円筒状に形成され、ショルダーベルトリトラクタ50から引き出されたショルダーベルト30の非膨張部33を、車両前方側に折り返してベルトガイド13側へ案内するものである。ローラ61は、その中心軸がほぼ水平に配置されるとともに、中心軸回りに回転可能となっている。ローラ61の外周面には、ローラ61の中心軸方向に沿って延びかつ周方向に離間して配列された複数のリブが形成されている。ショルダーベルト30の非膨張部33は、ローラ61の外周面にほぼ半周にわたって巻き付けられる。
ローラホルダ62は、ローラ61を回転可能に保持する部材である。ローラホルダ62は、車両上方から見た平面形が例えば矩形の枠状に形成され、ローラ61はその内部に保持されている。
また、ローラホルダ62には、ブラケット62a、及び、係合突起62bが設けられている。
ブラケット62aは、ローラホルダ62の車両後方側の端部に設けられ、ローラホルダ62を車体Bに締結するボルト63が挿入され締結される平板状の部分である。ブラケット62aは、ほぼ水平に配置されている。
係合突起62bは、ブラケット62aの外周縁部に設けられ、後述する車体Bの係合穴Hに挿入されるものである。係合突起62bは、ブラケット62aの外周縁部から張り出したタブ状の突出部分の先端部を、下方(車体B側)に折り曲げて形成されている。
ローラアンカ60は、図3に示すように、ボルト63及びナット64によって車体Bに取付られる。
車体Bにおけるローラアンカ60取付箇所の下面部には、補強用のダブラDが固定されている。
ボルト63は、ローラアンカ60のブラケット62aの上方から下方へ向けて挿入され、その中心軸はほぼ鉛直に配置されている。
ナット64は、ダブラDの下面側に設けられ、座面から突き出しダブラDの被係合部と係合する係合爪を有する回り止めナットとなっている。ナット64は、ボルト63の下端部(先端部)外周面に形成されたネジ部によって締結される。
ブラケット62aと車体Bとの間には、ブラケット62a側(上方側)から順に、ボルト63が挿入される開口を有する平板状のスペーサ65、ワッシャ66,67が挿入され、これらはボルト63とナット64によって共締めされている。
また、ブラケット62aのボルト穴の内周縁部とボルト63の外周面との間には、ボルト63に対するブラケット62aの相対回転を可能とするブッシュ68が設けられている。
ローラアンカ60の係合突起62bは、車体B及びダブラDに形成された係合穴Hに挿入されている。係合突起62b及び係合穴Hは、ローラアンカ60の揺動角規制手段として機能する。
図4に示すように、係合穴Hは、ローラアンカ60の揺動中心(ボルト63の軸心)Oを中心とする円弧上に延びた長穴として形成されている。
係合突起62bの両端部と、係合穴Hの両端部との間にそれぞれ形成される隙間の揺動中心O回りにおける角度θ1、θ2は、ショルダーベルト30の通常使用時、すなわち、非衝突時における着脱時等においては、ローラアンカ60が揺動中心O回りに揺動しても、係合突起62bと係合穴Hとが接触しないが、この通常使用時における揺動角度を超えてローラアンカ60が揺動した場合にはこれらが接触するように設定されている。
なお、係合突起62b及び係合穴Hは、ボルト63の後方側(乗員拘束時におけるショルダーベルト30の張力作用方向と平行でありボルト63の中心軸を通る直線上)に対して、車幅方向外側又は内側にオフセットして配置されている。
バックル70は、ラップベルト20とショルダーベルト30との連結部に設けられたタングが着脱可能に取り付けられるものである。バックル70には、衝突時にショルダーベルト30のバッグ31を展開膨張させる展開用ガスを発生するインフレータが内蔵されている。
バックル70は、シートバック12の下端部における車幅方向内側の部分に隣接して配置されている。
衝突センサ80は、例えば車両の前端部や側面部等に配置される加速度センサ等であって、車両の衝突を検出するものである。
エアベルト制御ユニット90は、衝突センサ80からの入力に応じてエアベルトの展開膨張要否を判定し、必要な場合にはバックル70のインフレータに制御信号を送信し、インフレータに着火(展開用ガス発生開始)させるものである。
次に、上述した実施形態による効果について説明する。
ローラアンカ60は、非衝突時においては、ローラ61がローラホルダ62に対して相対回転しかつローラホルダ62が車体Bに対して揺動することによって、ショルダーベルト30の非膨張部33をローラ61の軸方向に片寄らないように案内する。
しかし、衝突時にショルダーベルト30に大きい張力が作用した場合には、ローラ61がローラホルダ62に対してロックされて回転不可能な状態となる。
図5(a)に示す本発明の比較例のように、揺動角規制手段がない場合には、ショルダーベルト30が最短のパスをとろうとすることによって、ローラアンカ60を大きく揺動させて、ローラ61に対してその軸方向に片寄ってしまう。こうした片寄りが大きくなると、ショルダーベルト30の非膨張部33がローラ61とローラホルダ62との間に挟み込まれ、ショルダーベルト30の詰まり、噛み込み等が生じてしまう。
これに対し、図5(b)に示す本実施形態の場合には、係合突起62b及び係合穴Hがローラアンカ60の揺動角を規制することから、ローラ61上におけるショルダーベルト30の非膨張部33の片寄りを抑制し、ショルダーベルト30の詰まり、噛み込みを防止することができる。
これによって、ショルダーベルト30をキャビン後端部でほぼ反転させるようなレイアウトとした場合であっても、ショルダーベルト30の非膨張部33を通常使用時、衝突時とも適切に案内することができる。このようなレイアウトが成立可能であることから、キャビンが狭小なオープン2シーター車であっても不使用時のバッグ31を弛み無くローラアンカ60よりも前方のキャビン内に保持することができる。
また、車体B及びダブラDにおける係合穴Hを、ボルト63の後方から車幅方向にオフセットされた位置に配置したことによって、衝突時にボルト63が車両前方側へ引っ張られた場合であっても、係合穴Hを起点とした車体Bのクラック等の損傷を防止することができる。
なお、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態によって限定されるものではなく、エアベルト装置の構成には適宜変更を加えることができる。
例えば、各部材の形状、構造、材質等は適宜変更することができ、揺動角規制手段の構成も変更することができる。例えば、車体側に突起を設けてローラアンカ側に係合穴を有する構成としてもよい。さらに、突起と穴を用いたもの以外の揺動角規制手段を用いてもよい。
また、エアベルト装置が搭載される車両のボディ形状も特に限定されず、これにエアベルト装置を搭載する際の各構成要素のレイアウトも限定されない。
1 車両 10 シート
11 座部 12 シートバック
13 ベルトガイド 20 ラップベルト
30 ショルダーベルト 31 バッグ
32 搭乗者拘束部 33 非膨張部
40 ラップベルトリトラクタ
50 ショルダーベルトリトラクタ 60 ローラアンカ
61 ローラ 62 ローラホルダ
62a ブラケット 62b 係合突起
63 ボルト 64 ナット
65 スペーサ 66 ワッシャ
67 ワッシャ 68 ブッシュ
70 バックル 80 衝突センサ
90 エアベルト制御ユニット
B 車体 D ダブラ
H 係合穴

Claims (1)

  1. 通常使用状態において少なくともシートに着座した搭乗者の肩部付近から腰部付近にかけて延在し、内部に展開用ガスが吹き込まれることによって展開膨張するバッグ部が設けられたエアベルトと、
    前記シートの後方側に設けられ不使用時に前記エアベルトを牽引するリトラクタと、
    前記リトラクタの後方側に設けられ、前記エアベルトが前記リトラクタ側から前記シート側へ折り返すよう案内する回転可能なローラを、ほぼ鉛直に配置された所定の揺動中心軸回りに車体に対して揺動可能に取り付けたローラアンカと、
    車両の衝突を検出する衝突検出手段と、
    前記衝突の検出に応じて展開用ガスを発生させ前記エアベルトの前記バッグ部内に供給して前記エアベルトを展開膨張させるガス発生手段と
    を備えるエアベルト装置であって、
    前記ローラアンカは、前記エアベルトの通常使用状態における前記揺動中心軸回りの揺動を許容するとともに、前記通常使用状態よりも大きい揺動角においてそれ以上の揺動を規制する揺動角規制手段が設けられ、
    前記揺動角規制手段は、前記ローラアンカから突き出し前記ローラアンカとともに前記車体に対して揺動する突起部、及び、前記車体に設けられ前記突起部が挿入されるとともに前記ローラアンカの揺動中心を中心とする円弧状に延びた係合穴部を有し、前記突起部及び前記係合穴部は、前記揺動中心軸を通り前記エアベルトのショルダーベルトの張力作用方向と平行な直線から離間した箇所に配置され
    前記係合穴部は、前記ローラアンカが通常使用時における揺動角度を一方側に超えた場合、他方側に超えた場合に、それぞれ前記突起部が接触する両端部を有すること
    を特徴とするエアベルト装置。
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