JP5527112B2 - 発熱定着ベルトとそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

発熱定着ベルトとそれを用いた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5527112B2
JP5527112B2 JP2010191890A JP2010191890A JP5527112B2 JP 5527112 B2 JP5527112 B2 JP 5527112B2 JP 2010191890 A JP2010191890 A JP 2010191890A JP 2010191890 A JP2010191890 A JP 2010191890A JP 5527112 B2 JP5527112 B2 JP 5527112B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
fixing belt
layer
resin
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010191890A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012048101A (ja
JP2012048101A5 (ja
Inventor
英一 吉田
育夫 倉地
泉 向山
進 寿藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2010191890A priority Critical patent/JP5527112B2/ja
Priority to US13/214,729 priority patent/US20120051810A1/en
Publication of JP2012048101A publication Critical patent/JP2012048101A/ja
Publication of JP2012048101A5 publication Critical patent/JP2012048101A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5527112B2 publication Critical patent/JP5527112B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2053Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating
    • G03G15/2057Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating relating to the chemical composition of the heat element and layers thereof
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
    • G03G2215/2016Heating belt
    • G03G2215/2035Heating belt the fixing nip having a stationary belt support member opposing a pressure member

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、電子写真等の静電潜像現像方式によって形成された乾式トナー像を、画像支持体上に熱定着するための発熱定着ベルトとそれを用いた画像形成装置に関するものである。
従来、複写機やレーザービームプリンター等の画像形成装置では、トナー現像後、普通紙等の画像支持体上に転写された未定着トナー像を、熱ローラ方式で接触加熱定着する方法が多く用いられてきた。
しかし、熱ローラ方式は定着可能な温度まで熱するのに時間がかかり、かつ多量の熱エネルギーを要する。電源投入からコピースタートまでの時間(ウォーミングアップタイム)短縮と、省エネルギーの観点から、近年は熱フィルム定着方式が主流になってきている。
この熱フィルム定着方式の定着装置(定着器)では、ポリイミド等の耐熱性フィルムの外面にフッ素樹脂等の離型性層が積層されたシームレスの定着ベルトが用いられている。
しかしながら、このような熱フィルム定着方式の定着装置では、例えばセラミックヒーターを介してフィルムが加熱され、そのフィルム表面でトナー像が定着されるため、フィルムの熱伝導性が重要なポイントとなる。しかし、定着ベルトフィルムを薄膜化して熱伝導性を改善しようとすると機械的強度が低下し、高速で回動させることが難しくなり高速で高画質画像を形成するには問題が生じ、かつ、セラミックヒーター等が破損しやすいという問題も出てくる。
このような問題を解決するために、近年、定着ベルトそのものに発熱体を設け、この発熱体に給電することにより定着ベルトを直接加熱し、トナー像を定着させる方式が提案されている。この方式の画像形成装置は、ウォーミングアップタイムが短く、消費電力も熱フィルム定着方式より小さく、熱定着装置として、省エネルギー化と高速化などの面から優れている。
これらの技術としては、例えば発熱体は、導電性セラミック、導電性カーボン、金属粉体等の導電性材料と、絶縁性セラミックや耐熱性樹脂等の絶縁性材料から構成されるもの(特許文献1)、ポリイミド樹脂にカーボンナノ材料とフィラメント状金属微粒子を分散した発熱層と絶縁層と離型層を有した発熱ベルト(特許文献2)、正温度特性を有する発熱ベルトを用いた定着装置があり、また発熱層は導電性酸化物を樹脂と混合した技術(特許文献3)等がある。
特開2004−281123号公報 特開2007−272223号公報 特開2006−350241号公報
発熱定着ベルトによる定着装置に関する技術開発は上記の如く盛んに行われているが、発熱定着ベルトの低抵抗化を達成し、しかも極めて柔軟性に富んだ発熱定着ベルトは現在でも開発されていないのが現状であり、十分な性能を長期にわたって維持することができていない。それ故、発熱定着ベルトとしての特長であるウォーミングアップタイムが短く、省エネルギー性能を有した発熱定着ベルトを用いた定着装置はいまだに開発されていないのが実態である。
本発明は、上記課題を解決するために成されたものである。
即ち、本発明の目的は、発熱定着ベルトとしての適正な低抵抗化を長期にわたって維持することができる定着装置用の発熱定着ベルトと、それを用いた画像形成装置を提供することである。
更に他の目的としては、定着ベルトへ異物が入り込み、定着時の圧力で発熱層が損傷したり、定着装置で紙詰まりした画像支持体の取り出し時に大きな力が加わり、定着ベルトが変形することにより発熱層が割れたりすることを抑制することである。発熱層が損傷したり、割れたりすると、当該部分は、電流が流れないため発熱しない。このため、発熱しない部分が大きくなると、トナーの定着不良が発生する恐れがある。
本発明者の検討により、本発明の目的は、下記構成を採ることにより達成されることが判明した。
(1)
少なくとも繊維を含有する絶縁性樹脂層と、導電性物質が樹脂中に混合分散されその両端部に一対の給電用電極を設けた発熱層と、離型層とが順次積層され、前記絶縁性樹脂層は、一対の給電用電極の対向方向に対して斜方配列されている繊維、または、一対の給電用電極の対向方向に対して並行配列及び直交配列の両配列している繊維のいずれかを含有することを特徴とする発熱定着ベルト。
(2)
前記絶縁性樹脂層及び発熱層がポリイミド樹脂を主要成分として含有することを特徴とする(1)記載の発熱定着ベルト。
(3)
前記導電性物質が、黒鉛繊維、ステンレス繊維であることを特徴とする(1)又は(2)記載の発熱定着ベルト。
(4)
(1)〜(3)のいずれか1項記載の発熱定着ベルトを用いていることを特徴とする画像形成装置。
本発明により、発熱定着ベルトとしての適正な低抵抗化を長期にわたって維持することができる定着装置用の発熱定着ベルトと、それを用いた画像形成装置を提供することができる。
又、定着ベルトへ異物が入り込み、定着時の圧力で発熱層が著しく損傷したり、定着装置での紙詰まりした画像支持体の取り出し時に大きな力が加わり、定着ベルトが変形することにより発熱層が大きく割れたりすることを抑制できる。すなわち、異物や大きな力が加わり、発熱層が損傷した場合、絶縁樹脂層に繊維を入れることにより、樹脂の損傷が繊維部分で止まり、定着不良が発生するほど大きな損傷になることを抑制できる。
本発明の代表的な発熱定着ベルトの構成を示す構成断面図。 本発明の定着装置用発熱定着ベルトを組み込んだ定着装置の構成概念図。 本発明の画像形成装置の一例を示す断面構成図。 対向する給電用電極間を流れる電流の方向に対し、絶縁性樹脂層中の繊維配向方向を説明する図。
本発明に用いられる化合物や、発熱定着ベルトの構成、画像形成装置等につき更に説明する。
従来の定着装置用発熱定着ベルトは、ポリイミド樹脂層にカーボンナノ材料やフィラメント状金属微粒子が分散されたものであるが、本発明者の検討により発熱定着ベルトに傷が生じると正常な発熱が得られなくなり、極めて特性が悪化するという問題があることが判明した。即ち、発熱定着ベルトは支持体としてポリイミド等の樹脂層を用いているが、これら耐熱性樹脂は引張り強度は高く、耐熱性も樹脂の選択を誤らなければ十分である。しかしながら、靭性や引裂き強度が低く、発熱定着ベルトの一部に傷や破断が生じてしまうと、発熱定着ベルト面で電流が流れない領域と平常より多く流れる領域を生じ、温度の不均一な分布が生じてしまう。当然この様な故障は発熱定着ベルトを交換しない限り、修復は難しく実用上大きな問題を生じる。
本発明の樹脂の特徴は、導電性物質として金属に近い電気抵抗を持った導電性材料を用い発熱層を構成し、少なくとも繊維が入った絶縁性樹脂層(支持体)と組合せることにより、使用中の発熱定着ベルトの部分的な破断を防止し、適正な電気抵抗、昇温特性と共に耐久性を向上させた発熱定着ベルトを提供することが出来た。
〔本発明の発熱定着ベルトの構成〕
図1は、本発明の代表的な発熱定着ベルトの構成を示す構成断面図である。
定着装置用の発熱定着ベルト10は、少なくとも繊維が入った絶縁性樹脂層1を有するが、その主成分はポリイミド等の耐熱性樹脂等である。その上に端部に給電用電極3a、3bを設けた発熱層3を塗設し、さらに必要に応じて、プライマー樹脂層4を介して弾性体層5を配置し、更に表面層として離型層6が設けられている。しかし、これは代表的な層構成を示したものであり、本発明において、プライマー樹脂層4や弾性体層5は設けなくともよく、さらに他の機能層が加えられていてもよい。
発熱層3には、導電性物質を耐熱性樹脂中に含有させる。その製造方法については、公知の方法を用いればよい。
導電性物質を耐熱性樹脂に含有させた発熱層の体積抵抗率は、発熱定着ベルトの円周方向全周の両端部に導電テープで電極部を設け、その両端の抵抗値を測定し、下記式にて算出する。
体積抵抗率(ρ)=(R・d・W)/L(Ω・m)
(但し、抵抗値(R:Ω)、発熱層厚み(d:m)、円周方向長さ(W:m)、電極間の長さ(L:m)である。)
発熱層の体積抵抗率は8×10−6〜1×10−2Ω・m未満が好ましい。
次に、図2に本発明の発熱定着ベルトを組み込んだ一例の定着装置の構成概念図を示す。発熱定着ベルト10を押圧部材35により、対向する押圧ローラ31に押し当てる構成を有する。なお、Nは押圧部材35により押しつけられた発熱定着ベルト10と押圧ローラ31によるニップ部であり、32は発熱定着ベルト10のガイド部材である。
尚、図2では図示されていないが、発熱定着ベルト10は必要に応じて内部より支持・搬送のためのローラに支持されているのが普通である。又、いうまでもなく未定着トナー像を乗せた画像支持体Pがこのニップ間を通り搬送されることにより、トナー像は画像支持体P上に定着される。
〔繊維を有する絶縁性樹脂層〕
本発明において絶縁性樹脂層を構成する必須の成分は繊維であるが、通常繊維は耐熱性樹脂に含有され、絶縁性樹脂層を形成する。
(絶縁性樹脂層中に含有される繊維)
植物繊維としては、綿、麻、ジュート等、化学繊維としてはポリエステル、ナイロン、テフロン(登録商標)、アラミド、ポリフェニレンサルファイド、その他にガラス繊維、炭素繊維等があるが、望ましいものとしてはテフロン(登録商標)、アラミド等が挙げられよう。
繊維の配向方向は、図4の如く対向する給電用電極間を流れる電流の方向に対し、(A)斜方向、(B)直交かつ平行方向の何れかがよく、(C)平行方向もまずまずだが、(D)直交方向はあまり好ましくない。(D)直交方向が好ましくないのは、発熱層が直交方向に損傷すると定着不良が顕著に現れるため、発熱層を補強している絶縁性樹脂層も直交方向に損傷することを避けるためである。なお、特に限定されるものではないが、繊維の絶縁性樹脂層全体の質量に対する割合は、30〜70質量%が好ましい。
繊維は、糸状、帯状、線維そのものなど、形態は特に規定されないが、織物状のものが好ましい。
(絶縁性樹脂)
絶縁層を形成する樹脂としては、所謂耐熱性樹脂を用いるが、一般的には短期的耐熱性が200℃以上、長期的耐熱性が150℃以上のものを耐熱性樹脂という。
耐熱性樹脂の代表的なものとしては、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリアリレート(PAR)、ポリサルフォン(PSF)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリイミド(P)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアミド(PA)樹脂等がある。本発明において特に好ましい耐熱性樹脂は、ポリイミド樹脂である。
ポリイミド樹脂は、通常、少なくとも1種の芳香族ジアミンと少なくとも1種の芳香族テトラカルボン酸二無水物とを有機極性溶媒中で重合してなるポリイミド前駆体がイミド転化されてポリイミド樹脂を形成する。
芳香族ジアミンの代表例としては、パラフェニレンジアミン(PPD)、メタフェニレンジアミン(MPDA)、2,5−ジアミノトルエン、2,6−ジアミノトルエン、4,4′−ジアミノビフェニル、3,3′−ジメチル−4,4′−ビフェニル、3,3′−ジメトキシ−4,4′−ビフェニル、2,2−ビス(トリフルオロメチル)−4、4′−ジアミノビフェニル、3,3′−ジアミノジフェニルメタン、4,4′−ジアミノジフェニルメタン(MDA)、2,2−ビス−(4−アミノフェニル)プロパン、3,3′−ジアミノジフェニルスルホン(33DDS)、4,4′−ジアミノジフェニルスルホン(44DDS)、3,3′−ジアミノジフェニルスルフィド、4,4′−ジアミノジフェニルスルフィド、3,3′−ジアミノジフェニルエーテル、3,4′−ジアミノジフェニルエーテル(34ODA)、4,4′−ジアミノジフェニルエーテル(ODA)、1,5−ジアミノナフタレン、4,4′−ジアミノジフェニルジエチルシラン、4,4′−ジアミノジフェニルシラン、4,4′−ジアミノジフェニルエチルホスフィンオキシド、1,3−ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼン(133APB)、1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン(134APB)、1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、ビス[4−(3−アミノフェノキシ)フェニル]スルホン(BAPSM)、ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]スルホン(BAPS)、2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン(BAPP)、2,2−ビス(3−アミノフェニル)1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン、2,2−ビス(4−アミノフェニル)1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン及び9,9−ビス(4−アミノフェニル)フルオレン等を挙げることができる。中でも好ましいジアミンは、パラフェニレンジアミン(PPD)、メタフェニレンジアミン(MPDA)、4,4′−ジアミノジフェニルメタン(MDA)、3,3′−ジアミノジフェニルスルホン(33DDS)、4,4′−ジアミノジフェニルスルホン(44DDS)、3,4′−ジアミノジフェニルエーテル(34ODA)、4,4′−ジアミノジフェニルエーテル(ODA)、1,3−ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼン(133APB)、1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン(134APB)、ビス[4−(3−アミノフェノキシ)フェニル]スルホン(BAPSM)、ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]スルホン(BAPS)、2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン(BAPP)である。
また、芳香族テトラカルボン酸二無水物の代表例としては、ピロメリット酸二無水物(PMDA)、1,2,5,6−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、1,4,5,8−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、2,3,6,7−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、2,2′,3,3′−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、2,3,3′,4′−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、3,3′,4,4′−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(BPDA)、2,2′,3,3′−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二水物、2,3,3′,4′−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、3,3′,4,4′−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物(BTDA)、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)スルホン二無水物、ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)メタン二無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)メタン二無水物、1,1−ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)エタン二無水物、1,1−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)エタン二無水物、2,2−ビス[3,4−(ジカルボキシフェノキシ)フェニル]プロパン二無水物(BPADA)、4,4′−(ヘキサフルオロイソプロピリデン)ジフタル酸無水物、オキシジフタル酸無水物(ODPA)、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)スルホン二無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)スルホキシド二無水物、チオジフタル酸二無水物、3,4,9,10−ペリレンテトラカルボン酸二無水物、2,3,6,7−アントラセンテトラカルボン酸二無水物、1,2,7,8−フェナントレンテトラカルボン酸二無水物、9,9−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)フルオレン二無水物及び9,9−ビス[4−(3,4′−ジカルボキシフェノキシ)フェニル]フルオレン二無水物等を挙げることができる。中でも好ましいテトラカルボン酸二無水物は、ピロメリット二無水物(PMDA)、3,3′,4,4′−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(BPDA)、3,3′,4,4′−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物(BTDA)、2,2−ビス[3,4−(ジカルボキシフェノキシ)フェニル]プロパン二無水物(BPADA)、オキシジフタル酸無水物(ODPA)を挙げることができる。なお、これらをメタノール、エタノール等のアルコール類と反応させてエステル化合物としてもよい。
なお、これらの芳香族ジアミン及び芳香族テトラカルボン酸二無水物は単独で又は混合して用いることができる。また、複数種類のポリイミド前駆体溶液を調製し、それらのポリイミド前駆体溶液を混合して用いることもできる。
これら耐熱性樹脂は、上記各種の繊維と混合し絶縁性樹脂層として用いられるが、その他の成分(添加剤、混合物等)を含有してもよい。しかし、本発明において、樹脂全体の40体積%以上が当該耐熱性樹脂であることが極めて望ましい。
(繊維を有する絶縁性樹脂層を形成する方法)
繊維を有する絶縁性樹脂層を形成する方法は、絶縁性樹脂を溶剤に溶かし溶液状態で、または加熱をして溶融状態で、繊維に塗布、浸漬する方法が挙げられる。
絶縁性樹脂としてポリイミドを用いる場合は、ポリイミドの前駆体であるポリアミド酸の溶液を繊維に塗布、乾燥、焼成することにより、繊維を有する絶縁性樹脂層をえることができる。
〔発熱層〕
本発明において発熱層を構成する必須の成分は導電性物質と樹脂であるが、該樹脂は所謂耐熱性樹脂が望ましい。
(導電性物質)
本発明に用いられる導電性物質とは、代表的には金、銀、鉄、アルミニウム等の純金属、ステンレス、ニクロム等の合金、或いは炭素、黒鉛などの非金属であり、その形状は、球状粉末、不定形粉末、扁平粉末、繊維等が挙げられる。特に、発熱性の点で黒鉛、ステンレスが好ましい。導電性物資の含有量は発熱層の質量の10〜50質量%が適正である。
その形状が繊維とは細長い形状のもという意味で、繊維の長径の長さ(L)が短径長さ(l)の10倍以上(各平均値で比較)のものをいう。
これら繊維の作製方法は、公知の製造方法を用いることが出来る。即ち、ノズルから引き出し繊維状にしたものを、さらに細くする必要がある場合には延伸することにより(このとき必要に応じて加熱する)、所望の導電性繊維の直径(l)のものをまず得る。その導電性繊維を所定の長さ(L)に切断して、目的とする導電性繊維を得る。
これら導電性物質自体の体積固有抵抗は10−1Ω・m以下の繊維であり、耐熱性樹脂に含有させて発熱体を作製し、さらに、この発熱体を用いて発熱定着ベルトを作製する。
体積固有抵抗は、断面積W×tに一定電流I(A)を流し、距離Lだけ離れた電極間の電位差V(V)を測ることにより求められる。
体積抵抗率ρv=VWt/IL
本発明の効果を得るためには、導電性繊維の直径(l)は0.5μm以上30μm以下、繊維の長さ(L)は5.0μm以上1000μm以下であるのが望ましい。
上記繊維のL、lは500個以上のサンプルを採取し、平均値で規定する。
導電性繊維を走査型電子顕微鏡写真を用いて500倍にて撮影し、スキャナーにて取り込んだ画像から最低500個の繊維の直径と長さを測定し、その平均値より算出した。
本発明において、導電性物質がなぜ上記の形状を有するのが望ましいかを推測するに、径が0.5μm未満では導電層中に分布し繊維同士が接触したときその接触抵抗が大きくなり過ぎ、発熱層全体の抵抗値を十分下げることが出来ないであろう。又、繊維の径が30μmを超えると発熱層中での分散性が低下し、抵抗に局部的なバラツキを生じる為ではないかと考えられる。又、繊維の長さについては、5.0μm未満では電荷の導通路が形成されにくく、1000μmを超えてしまうと必ずしも長く伸びた形では存在出来ず、発熱層の抵抗に局部的バラツキを生じさせる。
(耐熱性樹脂)
本発明において、発熱層を形成する樹脂としては、所謂耐熱性樹脂を用いるのが好ましいが、一般的には短期的耐熱性が200℃以上、長期的耐熱性が150℃以上のものを耐熱性樹脂という。耐熱性樹脂の代表的なものとしては下記のものがあるが、本発明において特に好ましい耐熱性樹脂は、ポリイミド樹脂である。
ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリアリレート(PAR)、ポリサルフォン(PSF)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリイミド(P)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアミド(PA)樹脂等。
これらは、黒鉛や金属などの導電性物質と混合し発熱定着ベルトの発熱層として用いられるが、前記したそのほかの層の構成成分樹脂としても用いられる。
本発明において、樹脂全体の40体積%以上が当該耐熱性樹脂であることが極めて望ましい。
〔離型層〕
本発明の実施の形態において、発熱定着ベルトの離型層は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)より成る群から選択される少なくとも1つの樹脂あることが好ましい。
フッ素樹脂からなる離型層4は、5〜30μmの厚みであることが好ましく、10〜20μmの厚みであることがより好ましい。また、発熱層と離型層との層間には接着性を安定させるためにプライマーを塗布することが好ましい。また、そのプライマー層の厚みは2〜5μmであることが好ましい。
〔画像形成装置〕
本発明の画像形成装置は、定着装置以外については、現在公知の構造のものをそのまま用いることが出来る。
下記にその代表的なものを挙げて説明する。
図3において、1Y、1M、1C、1Kは感光体、4Y、4M、4C、4Kは現像装置、5Y、5M、5C、5Kは1次転写手段としての1次転写ロール、5Aは2次転写手段としての2次転写ロール、6Y、6M、6C、6Kはクリーニング装置、7は中間転写体ユニット、24は熱ロール式定着装置、70は中間転写体を示す。
この画像形成装置は、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形成部10Y、10M、10C、10Kと、転写部としての無端ベルト状中間転写体ユニット7と、画像支持体Pを搬送する無端ベルト状の給紙搬送手段21及び定着手段としての熱ロール式定着装置24とを有する。画像形成装置の本体Aの上部には、原稿画像読み取り装置SCが配置されている。
各感光体に形成される異なる色のトナー像の1つとして、イエロー色の画像を形成する画像形成部10Yは、ドラム状の感光体1Y、該感光体1Yの周囲に配置された帯電手段2Y、露光手段3Y、現像手段4Y、1次転写手段としての1次転写ロール5Y、クリーニング手段6Yを有する。また、別の異なる色のトナー像の1つとして、マゼンタ色の画像を形成する画像形成部10Mは、ドラム状の感光体1M、該感光体1Mの周囲に配置された帯電手段2M、露光手段3M、現像手段4M、1次転写手段としての1次転写ロール5M、クリーニング手段6Mを有する。
また、更に別の異なる色のトナー像の1つとして、シアン色の画像を形成する画像形成部10Cは、ドラム状の感光体1C、該感光体1Cの周囲に配置された帯電手段2C、露光手段3C、現像手段4C、1次転写手段としての1次転写ロール5C、クリーニング手段6Cを有する。さらに、他の異なる色のトナー像の1つとして、黒色画像を形成する画像形成部10Kは、ドラム状の感光体1K、該感光体1Kの周囲に配置された帯電手段2K、露光手段3K、現像手段4K、1次転写手段としての1次転写ロール5K、クリーニング手段6Kを有する。
無端ベルト状中間転写体ユニット7は、複数のロールにより巻回され、回動可能に支持された中間転写エンドレスベルト状の第2の像担持体としての無端ベルト状中間転写体70を有する。
画像形成部10Y、10M、10C、10Kより形成された各色の画像は、1次転写ロール5Y、5M、5C、5Kにより、回動する無端ベルト状中間転写体70上に逐次転写されて、合成されたカラー画像が形成される。給紙カセット20内に収容された転写用紙等の画像支持体Pは、給紙搬送手段21により給紙され、複数の中間ロール22A、22B、22C、22D、レジストロール23を経て、2次転写手段としての2次転写ロール5Aに搬送され、画像支持体P上にカラー画像が一括転写される。カラー画像が転写された画像支持体Pは、発熱定着ベルトによる定着装置24により定着処理され、排紙ロール25に挟持されて機外の排紙トレイ26上に載置される。
一方、2次転写ロール5Aにより画像支持体Pにカラー画像を転写した後、画像支持体Pを曲率分離した無端ベルト状中間転写体70は、クリーニング手段6Aにより残留トナーが除去される。
画像形成処理中、1次転写ロール5Kは常時、感光体1Kに圧接している。他の1次転写ロール5Y、5M、5Cはカラー画像形成時にのみ、それぞれ対応する感光体1Y、1M、1Cに圧接する。
2次転写ロール5Aは、ここを画像支持体Pが通過して2次転写が行われるときにのみ、無端ベルト状中間転写体70に圧接するよう構成されている。
この様に、感光体1Y、1M、1C、1K上に帯電、露光、現像によりトナー像を形成し、無端ベルト状中間転写体70上で各色のトナー像を重ね合わせ、一括して画像支持体Pに転写し、定着装置24で加圧及び加熱により固定して定着する。トナー像を画像支持体Pに転移させた後の感光体1Y、1M、1C、1Kは、クリーニング装置6Aで転写時に感光体に残されたトナーを清掃した後、上記の帯電、露光、現像のサイクルに入り、次の像形成が行われる。
又、感光体については、特に限定はなく無機系の感光体、有機系の感光体共に用いることが出来る。
いうまでもなく、図3には、図2の説明にて前述した本発明の発熱定着ベルト10と押圧ローラからなる発熱定着ベルト方式の定着装置24が使用される。
〔画像支持体〕
本発明に係るトナーを用いて画像を形成することが可能な画像支持体(記録材、記録紙、記録用紙等ともいう)は、一般に用いられているものでよく、例えば、上述した画像形成装置等による公知の画像形成方法により形成したトナー画像を保持するものであれば特に限定されるものではない。
本発明で使用可能な画像支持体として用いられるものには、例えば、薄紙から厚紙までの普通紙、上質紙、アート紙、あるいは、コート紙等の塗工された印刷用紙、市販の和紙やはがき用紙、OHP用のプラスチックフィルム、布等が挙げられる。
次に、本発明の代表的構成とその効果を示し、本発明につき更に説明する。しかし、無論、本発明の実施態様はこれらに限定されるわけではない。
〔発熱層ドープ液の調製〕
ポリアミド酸(宇部興産社製:U−ワニスS301)100gポリアミドイミド(日立化成工業社製:HPC−9100)66g、または、ポリアミドと表1の実施例、比較例に記載する各種導電性物質18gを遊星方式の混合機で十分に混合した。
黒鉛繊維は日本グラファイトファイバー社製XN−100、ステンレス繊維は日本精線社製NASLON、黒鉛粉末は日本黒鉛社製ACPを使用した。
発熱定着ベルトの作製〕
(繊維を含有する絶縁性樹脂層の作製)
外径30mm、全長345mmのステンレス管に表1の実施例1〜12、比較例2に記載する繊維を用いた。
繊維種アラミドは帝人社製トワロン、ナイロンはデュポン社製ポリアミド6.6、麻は市販品、ガラス繊維は日東紡社製、テフロン(登録商標)繊維は東レ社製トヨフロンを所定の配向で編んだ織物を筒状に編んだものをステンレス管に装着する。このとき繊維は絶縁性樹脂層の37質量%となるようにした。上記繊維を装着したステンレス管にポリアミド酸、ポリアミドまたはポリアミドイミドを膜厚500μmで塗布する。その後、前記塗布物を120℃で20分間乾燥した。
Figure 0005527112
(発熱層の作製)
前記乾燥物の上に表1に示す発熱層ドープ液を膜厚500μmで塗布する。その後、150℃で3時間乾燥後、窒素雰囲気下320℃で120分乾燥した。これをステンレス管から取り外し、樹脂管状物としての発熱定着ベルトを作製した。
(弾性体層の作製)
ステンレス管に装着した前記ポリイミド樹脂管状物にプライマー(信越化学社製商品名“X331565”)をはけ塗りし、常温で30分乾燥させた。
その後、シリコーンゴム“KE1379”(信越化学製商品名)の液状ゴム及びシリコーンゴム“DY356013”(商品名;東レダウコーニングシリコーン社製)2液を予め2:1の割合で混合した組成物を、ポリイミド樹脂管状物の外面に200μmの厚みで塗布しシリコーンゴム層を形成した。
その後、150℃の温度で30分一次加硫し、さらに200℃で4時間ポスト加硫を行い、ポリイミド樹脂管状物の外面に200μmの厚みでシリコーンゴム層が成形された管状物を得た。ゴム層の硬度は26度であった。
(離型層の製作)
シリコーンゴム表面を洗浄した後、フッ素樹脂(B)として、PTFE樹脂ディスパージョン(デュポン社製商品名“30J”)を用いて、この中に回転させながら3分間浸漬し、取り出し、常温で20分間乾燥し、次いでシリコーンゴム表面のフッ素樹脂を布で拭き取った。
その後、フッ素樹脂(A)として、PTFE樹脂とPFA樹脂を7:3の割合で混合し、固形分濃度45%、粘度:110mPa・sに調整したフッ素樹脂ディスパーション(デュポン社製商品名“855−510”)中にポリイミド樹脂・シリコーンゴム管状物を浸漬し、最終の厚さで15μmとなるようにコーティングし、室温で30分乾燥後、230℃で30分間加熱した。その後、炉内温度が270℃に設定した内径100mmの管状炉内を、約10分で通過させ、シリコーンゴム表面にコーティングされたフッ素樹脂を焼成した。ついで、冷却後、金型から管状物を分離し、目的とする発熱定着ベルトを得た。
〔性能評価〕
(初期発熱、挫屈後の発熱)
表1の実施例1〜12及び比較例1及び2に示す発熱層を有する発熱定着ベルトを図2で示した構成を有する定着装置に装填して、発熱層に100Vを印加し、線速210mm/secで駆動させ、通電開始から180℃に到達する時間(初期発熱)を測定した。10秒以内に、180℃に到達しない場合には、通電開始から10秒後の温度を測定した。
プリントは、画素率が10%の画像(文字画像が7%、人物顔写真、ベタ白画像、ベタ黒画像がそれぞれ1/4等分にあるオリジナル画像)をA4版上質紙(64g/m)にて10枚行った。その後、発熱定着ベルトを外し、長手方向の中心部をφ1mmの針で貫通し、発熱層を損傷させる。その後、損傷部分を中心に、長手方向で、端部同士が付くまで完全に折り曲げる。これを反対側にも折り曲げ、これを1回の操作とし、この操作を5回繰り返した後、上記発熱試験(挫屈後の発熱)、プリントを行った。針による貫通は、異物の混入によるベルトの損傷、折り曲げ試験は、定着装置部で紙が詰まった際の、紙の無理な引き抜きに相当する。プリント物は、各10枚目と1000枚目の表面をガーゼで軽く擦り、ガーゼにトナーが付着しないか確認した。
Figure 0005527112
本発明内の実施例1〜4はいずれの特性も良好な特性を示すことがわかる。
1 絶縁性樹脂層
3 発熱層
3a、3b 給電用電極
4 プライマー樹脂層
6 離型層
10 定着装置用発熱定着ベルト
31 押圧ローラ
32 ガイド部材
35 押圧部材
P 画像支持体

Claims (4)

  1. 少なくとも繊維を含有する絶縁性樹脂層と、導電性物質が樹脂中に混合分散されその両端部に一対の給電用電極を設けた発熱層と、離型層とが順次積層され
    前記絶縁性樹脂層は、一対の給電用電極の対向方向に対して斜方配列されている繊維、または、一対の給電用電極の対向方向に対して並行配列及び直交配列の両配列している繊維のいずれかを含有することを特徴とする発熱定着ベルト。
  2. 前記絶縁性樹脂層及び発熱層がポリイミド樹脂を主要成分として含有することを特徴とする請求項1記載の発熱定着ベルト。
  3. 前記導電性物質が、黒鉛繊維、ステンレス繊維であることを特徴とする請求項1又は2記載の発熱定着ベルト。
  4. 請求項1〜のいずれか1項記載の発熱定着ベルトを用いていることを特徴とする画像形成装置。
JP2010191890A 2010-08-30 2010-08-30 発熱定着ベルトとそれを用いた画像形成装置 Active JP5527112B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010191890A JP5527112B2 (ja) 2010-08-30 2010-08-30 発熱定着ベルトとそれを用いた画像形成装置
US13/214,729 US20120051810A1 (en) 2010-08-30 2011-08-22 Heating fixation belt and image forming apparatus by use thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010191890A JP5527112B2 (ja) 2010-08-30 2010-08-30 発熱定着ベルトとそれを用いた画像形成装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2012048101A JP2012048101A (ja) 2012-03-08
JP2012048101A5 JP2012048101A5 (ja) 2013-12-05
JP5527112B2 true JP5527112B2 (ja) 2014-06-18

Family

ID=45697464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010191890A Active JP5527112B2 (ja) 2010-08-30 2010-08-30 発熱定着ベルトとそれを用いた画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20120051810A1 (ja)
JP (1) JP5527112B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8995894B2 (en) * 2011-09-08 2015-03-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Image fusing apparatus using carbon nano-tube heater
JP5910419B2 (ja) * 2012-08-29 2016-04-27 コニカミノルタ株式会社 可撓性発熱体
JP5861603B2 (ja) * 2012-09-18 2016-02-16 コニカミノルタ株式会社 発熱ベルト、定着装置および画像形成装置
JP5983644B2 (ja) * 2014-01-27 2016-09-06 コニカミノルタ株式会社 抵抗発熱体、定着装置および画像形成装置
JP6570350B2 (ja) * 2014-07-16 2019-09-04 キヤノン株式会社 弾性ローラ及び定着装置
JP6098602B2 (ja) 2014-09-25 2017-03-22 コニカミノルタ株式会社 抵抗発熱体、その製造方法、加熱装置および画像形成装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0980945A (ja) * 1995-09-19 1997-03-28 Canon Inc 定着装置
US6122479A (en) * 1996-02-16 2000-09-19 Ricoh Company Fixing device for an image forming apparatus and fixing roller for the same
US6393247B1 (en) * 2000-10-04 2002-05-21 Nexpress Solutions Llc Toner fusing station having an internally heated fuser roller
JP2004281123A (ja) * 2003-03-13 2004-10-07 Minolta Co Ltd 発熱ベルト及びその発熱ベルトを使用した定着装置
JP5109168B2 (ja) * 2006-03-10 2012-12-26 株式会社アイ.エス.テイ 発熱定着ベルト及びその製造方法並びに画像定着装置
JP4470974B2 (ja) * 2007-08-28 2010-06-02 富士ゼロックス株式会社 無端ベルト、その製造方法および画像形成装置
JP5556425B2 (ja) * 2010-06-24 2014-07-23 コニカミノルタ株式会社 定着装置用発熱ベルトと画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012048101A (ja) 2012-03-08
US20120051810A1 (en) 2012-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5527112B2 (ja) 発熱定着ベルトとそれを用いた画像形成装置
JP5556425B2 (ja) 定着装置用発熱ベルトと画像形成装置
US8725051B2 (en) Heat-producing fixing belt and image forming apparatus using the same
JP5533818B2 (ja) 定着装置用発熱ベルトと画像形成装置
US8872072B2 (en) Heat-producing element for fixing device and image forming apparatus
US9342008B2 (en) Fuser member compositions
JP7263722B2 (ja) 定着ベルト、定着装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び定着ベルト用基材
JP2012068344A (ja) 画像形成装置用の無端ベルト及び画像形成装置
US8688022B2 (en) Heat fixing belt with metal mesh electrodes, a fixing device using the belt and a method for making the belt
JP2022181639A (ja) 定着ベルト、定着装置、及び画像形成装置
JP5494582B2 (ja) 発熱定着ベルト
JP2022181638A (ja) 定着ベルト、定着装置、及び画像形成装置
US10025245B2 (en) Resistance heating element, fixing device, and image forming apparatus
KR101171741B1 (ko) 발열 정착벨트
JP2012093604A (ja) 発熱定着ベルトとそれを用いた画像形成装置
JP2024030997A (ja) 定着部材用管状体、定着装置、及び画像形成装置
JP2013101239A (ja) 発熱定着ベルトおよび定着装置
JP5352976B2 (ja) シームレス管状物の製造方法
JP2022185860A (ja) ベルト、定着ベルト、定着装置、及び画像形成装置
JP2024010578A (ja) 画像形成装置用樹脂ベルト、定着ベルト、定着装置及び画像形成装置
JP2012242642A (ja) 発熱定着ベルトとそれを用いた画像形成装置
JP2023116278A (ja) 定着ベルト、定着装置、及び画像形成装置
JP2023006751A (ja) ゴム成形体、定着部材、定着装置、及び画像形成装置
JP5953973B2 (ja) 面状発熱体およびそれを具備する画像定着装置
JP2023059123A (ja) 無端ベルト、定着ベルト、定着装置、及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130415

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130618

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131017

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140318

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140331

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5527112

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150