JP5526605B2 - 衝撃試験装置 - Google Patents

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本発明は、試験体に衝撃加速度を負荷する衝撃試験装置に関する。
この種の試験装置として、例えば車両を移動させて衝撃加速度を負荷するようにした装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1記載の装置では、車両を所定の軌道に沿って移動可能な台車上に固定するとともに、この台車を所定の速度で移動して、車両に衝撃加速度を負荷する。
特開2003−329538号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の装置は大がかりなものであり、装置を構成するために多大なスペースが必要であった。
(1)請求項1の発明による衝撃試験装置は、圧油で駆動されるシリンダロッドを有し、シリンダロッドとともに試験体を移動させて衝撃加速度を与える油圧シリンダと、試験開始に伴って油圧シリンダに所定容量の駆動圧油を供給する駆動圧供給手段と、駆動圧供給手段からの駆動圧油を油圧シリンダに供給させる駆動圧油制御手段とを備え、駆動圧供給手段は、予め所定容量の駆動圧油が蓄圧されたアキュムレータであり、油圧シリンダは、第1の油室と、ピストンを介して第1の油室に対向して形成され、第1の油室よりも受圧面積が小さい第2の油室と、第1の油室と第2の油室を連通する連通通路とを有し、アキュムレータは、第2の油室に連通して設けられ、アキュムレータに駆動圧油を蓄圧する際、連通通路を介してアキュムレータの駆動圧油が第2の油室から第1の油室へ導入され、駆動圧油制御手段は、開放位置で第1の油室を低圧側に連通する開閉弁であり、衝撃加速度試験は、開閉弁により第1の油室内の圧油を低圧側に導いて開始されるように構成したことを特徴とする。
(2)請求項2の発明は、請求項1に記載の衝撃試験装置において、アキュムレータに蓄圧される蓄圧油の圧力を調整する蓄圧調整手段がさらに設けられることを特徴とする。
(3)請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の衝撃試験装置において、油圧シリンダが停止する際の慣性力で試験体を所定距離移動させながらダンピング減衰させて停止させるダンピング機構をさらに備えることを特徴とする。
(4)請求項4の発明は、請求項3に記載の衝撃試験装置において、試験体はダンピング機構を介してシリンダロッドに接続され、ダンピング機構は、試験終了時に慣性力で試験体とともに移動するダンピングロッドと、ダンピングロッドが移動する際、ダンピングロッドに油圧ダンピング力を与える油圧ダンピング力付与手段とを備えることを特徴とする。
(5)請求項5の発明は、請求項3または請求項4に記載の衝撃試験装置において、ダンピング機構で与えられるダンピング減衰は、試験体をほぼ等減速度で停止するように設定されていることを特徴とする。
(6)請求項6の発明による衝撃試験装置は、圧油で駆動されるシリンダロッドを有し、シリンダロッドとともに試験体を移動させて衝撃加速度を与える油圧シリンダと、試験開始に伴って油圧シリンダに所定容量の駆動圧油を供給する駆動圧供給手段と、駆動圧供給手段からの駆動圧油を油圧シリンダに供給させる駆動圧油制御手段と、油圧シリンダが停止する際の慣性力で試験体を所定距離移動させながらダンピング減衰させて停止させるダンピング機構を備え、試験体はダンピング機構を介してシリンダロッドに接続され、ダンピング機構は、試験終了時に慣性力で試験体とともに移動するダンピングロッドと、ダンピングロッドが移動する際、ダンピングロッドに油圧ダンピング力を与える油圧ダンピング力付与手段とを備えることを特徴とする。
(7)請求項7の発明は、請求項6に記載の衝撃試験装置において、駆動圧供給手段は、予め所定容量の駆動圧油が蓄圧されたアキュムレータであることを特徴とする。
(8)請求項8の発明は、請求項7に記載の衝撃試験装置において、油圧シリンダは、第1の油室と、ピストンを介して第1の油室に対向して形成され、第1の油室よりも受圧面積が小さい第2の油室と、第1の油室と第2の油室を連通する連通通路とを有し、アキュムレータは、第2の油室に連通して設けられ、アキュムレータに駆動圧油を蓄圧する際、連通通路を介してアキュムレータの駆動圧油が第2の油室から第1の油室へ導入され、駆動圧油制御手段は、開放位置で第1の油室を低圧側に連通する開閉弁であり、衝撃加速度試験は、開閉弁により第1の油室内の圧油を低圧側に導いて開始されるように構成したことを特徴とする。
(9)請求項9の発明は、請求項7または請求項8に記載の衝撃試験装置において、アキュムレータに蓄圧される蓄圧油の圧力を調整する蓄圧調整手段がさらに設けられることを特徴とする。
(10)請求項10の発明は、請求項6〜9のいずれか一項に記載の衝撃試験装置において、ダンピングロッドの移動に応じた減少割合でダンピング油路の有効通過面積が減少するように、ダンピング油路が設けられていることを特徴とする。
(11)請求項11の発明は、請求項10に記載の衝撃試験装置において、ダンピング油路の有効通過面積は、試験終了時にダンピングロッドが等減速度で停止するよう、ダンピングロッドの位置に対応して減少するように設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、所定容量の駆動圧油により油圧シリンダを駆動して試験体に加速度を与えるようにしたので、簡易な構成により試験体に衝撃加速度を負荷することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る衝撃試験装置の概略構成を示す図。 図1の衝撃試験装置による動作特性の一例を示す図。 本発明の第2の実施の形態に係る衝撃試験装置のダンピング機構の構成を模式的に示す図。 本発明の第3の実施の形態に係る衝撃試験装置のダンピング機構の構成を詳細に示す図。 シリンダ(内筒)とシリンダチューブ(外筒)との間の相対回転角度位置を可変とする機構を説明する図。 図4のダンピング機構の動作を説明する図。 図4のダンピング機構の複数のダンピング油路を示すシリンダの展開図。 図4のダンピング機構の動作を説明する図。
−第1の実施の形態−
以下、図1,2を参照して本発明による衝撃試験装置の第1の実施の形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る衝撃試験装置の概略構成を示す図である。この衝撃試験装置では、例えば自動車の衝突時などに発生する大きな加速度(衝撃加速度)により内部の部品やユニットが損傷するか否かを評価する。
図1に示すように試験装置のフレーム1には略鉛直方向に油圧シリンダ10が取り付けられている。油圧シリンダ10は、フレーム1の上面に立設された略円筒形状のシリンダチューブ11と、シリンダチューブ11の上端面および下端面を貫通してシリンダチュー
ブ11内に上下動可能に延設されたシリンダロッド(ピストンロッド)12とを有する。シリンダロッド12の中央部にはピストン13が形成され、シリンダチューブ11の上下端部には、ピストン停止時の衝撃を緩和するためのクッション部14が設けられている。
シリンダチューブ11内には、ピストン13の上方に上側油室15が形成され、ピストン13の下方に下側油室16が形成されている。上側油室15と下側油室16とは連通通路20により連通している。上側油室15のピストン13の受圧面積A1は、下側油室16の受圧面積A2よりも大きく、A2はA1の0.7〜0.9倍程度である。
シリンダロッド12の下端部には、取付フレーム17が固定され、取付フレーム17に試験体TPが一体に固定されている。試験体TPは油圧シリンダ10の駆動により上下方向に移動し、試験体TPに作用する加速度が加速度計2により検出される。
シリンダチューブ11の下端部には圧油流入部18が設けられ、下側油室16は圧油流入部18を介してアキュムレータ3に連通している。アキュムレータ3は管路L1を介して油圧ポンプ4に接続され、油圧ポンプ4からの圧油がアキュムレータ3に蓄圧される。アキュムレータ3の容量は、試験時におけるピストン13の移動量(ピストン13の有効ストローク)の30〜40%に相当する値に設定されている。管路L1にはリリーフ弁などの圧力設定器5が接続され、圧力設定器5によりアキュムレータ3の蓄圧油の圧力が所定値に設定されている。
シリンダチューブ11の上端部には圧油流出部19が設けられ、上側油室15は圧油流出部19を介して流量調整弁6に連通している。流量調整弁6は管路L2を介してタンク7に接続されている。流量調整弁6はコントローラ8からの信号により開閉し、上側油室15から管路L2への圧油の流れを許容または禁止する。流量調整弁6の開放時には、上側油室15からタンク7への戻り油の流れが流量調整弁6により絞られる。
第1の実施の形態の主要な動作を説明する。
衝撃試験を行う場合には、まず、流量調整弁6を閉じた状態で油圧ポンプ4を駆動する。これにより油圧ポンプ4からの圧油がアキュムレータ3に蓄圧される。このとき、連通通路20を介して圧油が上側油室15に流入し、上側油室15と下側油室16とが同圧になる。ピストン13の上側油室15の受圧面積A1は下側油室16の受圧面積A2よりも大きいため、ピストン13は圧力差によって最下部まで下降する。
この状態で、例えば試験開始スイッチが操作されると、コントローラ8からの信号により流量調整弁6が開放される。これにより油室15の圧油がタンク7に流出し,油室15と16の圧力差によりシリンダロッド12が上昇し、上側油室15の圧油がタンク7に戻される。図2(a)〜(c)は、それぞれ流量調整弁6の開放後の経過時間tに対するシリンダロッド12(ピストン13)の変位d、移動速度v、および加速度aの関係を示す図である。流量調整弁6を開放するとアキュムレータ3の蓄圧エネルギーが急激に放出されるため、図2に示すようにアキュムレータ3からの圧油によりシリンダロッド12の加速度aが急上昇し、時点t1で加速度aは最大a1となる。
その後、アキュムレータ3の蓄圧油が少なくなるにしたがい加速度aは減少し、時点t2で蓄圧エネルギーが全て放出されると、加速度aは0となる。このときシリンダロッド12の移動量は全移動量の30〜40%であり、シリンダロッド12の移動速度vは最大である。時点t2を過ぎると、加速度aはマイナスになり、シリンダロッド12は流量調整弁6の絞り作用により減速されながら、慣性力により上昇する。時点t3でマイナスの加速度は最大a2となるが、シリンダロッド12は流量調整弁6の絞りによるダンパー効果によりゆっくりと減速するため、マイナスの加速度の大きさa2(絶対値)はa1よりも小さい。
流量調整弁6の開放後、所定時間t4が経過すると、コントローラ8からの信号により流量調整弁6を閉じられる。なお、所定時間t4は、シリンダロッド12がピストンチューブ11の上端部に衝突する時間よりも早い時間に設定されている。流量調整弁6を閉じるとマイナスの加速度aが立ち上がるが、時点t4においては、シリンダロッド12は既に十分に減速されているため、加速度aの立ち上がりは小さい。このため、試験体TPに停止時の大きな衝撃が作用することなく、シリンダロッド12は速やかに停止する。なお、シリンダロッド12の移動量を検出し、シリンダロッド12の移動量に応じて流量調整弁6を閉じるようにしてもよい。
以上により試験体TPに衝撃加速度a(=a1)を負荷することができ、衝撃加速度a1により試験体TPが損傷するか否かを評価することができる。なお、衝撃加速度a1を大きくする場合には、圧力設定器5の設定圧を上げてアキュムレータ3に蓄圧される圧油の圧力を大きくする、あるいは取付フレーム7やシリンダロッド12の質量を軽くすればよい。
本実施の形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)油圧シリンダ10と一体に試験体TPを設け、流量調整弁6の切換により予めアキュムレータ3に蓄圧された所定容量の蓄圧油を油圧シリンダ10に供給してシリンダロッド12を駆動するようにした。これにより短い助走距離で試験体TPを急加速するとともに、比較的短い距離で試験体TPを緩やかに停止することができ、装置を構成するためのスペースをそれほど必要とせずに、簡易な構成により試験体TPに衝撃加速度を負荷することができる。すなわち試験開始直後はアキュムレータ3の蓄圧エネルギーにより試験体TPを急加速することができ、蓄圧エネルギーが全て放出された後は、流量調整弁6の絞り作用により試験体TPをゆっくりと減速することができる。
(2)ピストン13の移動量の30〜40%相当の容量を有するアキュムレータ3を用いて油圧シリンダ10に駆動圧を供給するので、加速区間に比べて減速区間を長くすることができ、シリンダロッド12に作用するマイナスの加速度(減速度)の大きさa2をプラスの加速度の大きさa1よりも小さくすることができる(図2(c))。このため、減速時に衝撃加速度が発生することを防止でき、試験体TPには加速時のみに衝撃加速度が負荷されるため、良好な衝撃加速度試験を行うことができる。
なお、減速度の最大値を加速度の最大値よりも小さくするためには、アキュムレータ3から供給される圧油による駆動力と、シリンダロッド12が移動する際の抵抗力とが釣り合う点が、シリンダロッド有効移動量の1/2以下となるように、アキュムレータ3の容量を決定すればよい。
(3)油圧シリンダ10の上側油室15の受圧面積A1を下側油室16の受圧面積A2より大きくするとともに、上側油室15に連通して流量調整弁6を、下側油室16に連通してアキュムレータ3をそれぞれ設けるようにした。これによりアキュムレータ3に駆動圧を蓄圧するとシリンダロッド12が自動的に下がり、その状態で流量調整弁6を開放するだけで試験体TPに衝撃加速度を負荷できるので、構成が簡単である。
(4)圧力設定器5によりアキュムレータ3の蓄圧油の圧力を調整可能としたので、衝撃加速度の大きさを容易に変更できる。
−第2の実施の形態−
図3を参照して本発明による衝撃試験装置の第2の実施の形態について説明する。なお、以下では第1の実施の形態との相違点を主に説明する。第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なるのは、油圧シリンダ10の下端部の形状である。すなわち第1の実施の形態では、油圧シリンダ10の下端部、すなわちシリンダロッド12の先端に取付フレーム17を介して試験体TPを一体に設けたが、第2の実施の形態では、油圧シリンダ10の下端部、すなわちシリンダロッド12の先端にダンピング機構30を介して試験体TPを相対移動可能に設ける。
図3は、第2の実施の形態に係る衝撃試験装置の要部構成を示す図であり、主にシリンダロッド12の下端部の構成を断面図で示している。なお、図示した以外の構成は図1と同様である。ダンピング機構30は例えば油圧ダンパによって構成され、シリンダロッド12の下端部に取り付けられたダンパケース31と、ダンパケース31内に上下動可能に挿入されたダンパロッド32とを有する。
ダンパロッド32の上下端部は、それぞれダンパケース31の上下端部を摺動可能に貫通している。シリンダロッド12の下端部には空洞121が設けられ、ダンパロッド32の上端部はこの空洞121内に挿入されている。ダンパロッド32の下端部には試験体TPが固定され、試験体TPはダンパロッド32と一体に移動する。ダンパロッド32の中央部にはピストン33が設けられ、ピストン33の上側および下側にそれぞれ油室34,35が形成されている。
ダンパロッド32が貫通するダンパケース31の上限端部はそれぞれシールされ、油室34,35内には油が封入されている。ダンパケース31の側壁を貫通するようにダンパケース31には周方向複数箇所に油路36が形成され、油室34と油室35はこの油路36を介して連通している。油路36はダンピング機構30の絞りを構成する。
第2の実施の形態の特徴的な動作を説明する。
初期状態ではダンパロッド32は重力により下降し、ピストン33はダンパケース31内の最下部に位置する。試験開始により、油圧シリンダ10のピストン13(図1)にアキュムレータ3からの圧油が作用すると、シリンダロッド12が上昇し、ダンパケース31およびダンパロッド32を介して試験体TPも上昇する。このときダンピング作用はなく、試験体TPには衝撃加速度が作用する。
その後、シリンダロッド10が減速および停止すると、ダンパロッド32は慣性力により試験体TPと一体にダンパケース31内を上方に移動する。このとき、ピストン33の移動により油路36を介して油室34から油室35へと油が流れるため、試験体TPはこの油の流れによるダンピング作用によりゆっくりと停止する。
このように第2の実施の形態では、油圧シリンダ10の端部にダンピング機構30を介して試験体TPを取り付けるようにしたので、ダンピング作用により試験体TPの減速停止時の加速度を低減することができる。また、ダンパロッド32がダンパケース31内を相対移動するため、試験体TPの減速停止時のストロークが長くなり、その分、シリンダロッド12の減速区間(図2(c))を短くすることができる。減速停止時の加速度を低減できるので、高速引張試験機等、高速油圧シリンダを有する試験機等を用いて衝撃加速度試験を行うことも可能である。
−第3の実施の形態−
図4〜図8を参照して第3の実施の形態による衝撃試験装置を説明する。
第3の実施の形態は、第2の実施の形態のダンピング機構のダンピング効果を改良したものである。第1の実施の形態を示す図1および2と第2の実施の形態を示す図3と相違する点を主に説明する。
図4に示すように、第3の実施の形態の衝撃試験装置の油圧ダンピング機構50は、ダンパケース51と、ダンパケース内を摺動可能に設けられたダンパロッド52とを備えて構成されている。ダンパロッド52の先端には接続フランジ52aが設けられ、この接続フランジ52aに図1に示した取付フレーム17が装着される。
なお、試験体によっては、取付フレーム17を使用することなくダンパロッド52に直接試験体TPを装着してもよい。
ダンパケース51は、シリンダロッド12に螺着されるシリンダロッド接続部(上軸受)51aと、シリンダロッド接続部51aに一端が螺着されるシリンダ(内筒)51bと、シリンダ(内筒)51bの他端に螺着される下軸受51cと、シリンダ51bの外周を覆うシリンダチューブ(外筒)51dとを有している。
シリンダ51bは円筒形状を呈し、周壁に油路を構成する絞り孔群60が設けられている。絞り孔群60は、ダンパロッド52にダンピング制動を与えるように周壁に穿設された複数の孔である。図5にも示されるように、シリンダ51bが挿入される外筒51dの内周面の断面形状は真円ではなく、一部が凹んだ断面形状とされ、この凹みとシリンダ51bの外周面との間にダンピング通路54が形成される。
試験終了時の慣性力でシリンダ内をダンパロッド52が移動する際、図6に示すように、ダンパロッドピストン52aの上部側の室53aの油は、絞り孔群60の上部側の孔60aからダンピング通路54を経て、絞り孔群60の下部側の孔60bからダンパロッドピストン52aの下部側の室53bに流入する。
第3の実施の形態のダンピング機構50は、衝撃加速度が与えられた試験体を等減速度で停止する目的で設けられている。すなわち、慣性力で上方へダンパロッド52が移動するとき、ダンパロッドピストン52aの上部側の室(排出側油室)53aの油は、絞り孔群60の上部側の複数の孔からダンピング通路54、絞り孔群60の下部側の複数の孔を経てダンパロッドピストン52aの下部側の室(導入側油室)53bに流入する。このような経路で油が流れる場合、上部側室53aからダンピング通路54へ流入する際の絞り孔60の合計断面積(以下、ダンピング経路面積と呼ぶ)が、ダンパロッド52の減速度を支配する。第3の実施の形態では、以下で説明するような絞り孔配列を採用して、慣性力でダンパロッド52が移動を開始してから停止するまで等減速度で減速して停止するようにダンピング経路面積を設定する。
油圧ダンピング機構では、試験体を等減速度で停止するためは、減速時の速度変化に対して一定の油圧抵抗力が得られるようにすればよい。絞りによる油圧抵抗力は、流れる油の流速に比例するので、ダンパロッド52の速度が大きい領域ではダンピング経路面積を大きくし、ダンパロッド52の速度が小さくなる領域、すなわち、試験体が停止端に近づくほどダンピング経路面積を低減する。これにより、絞り孔群60を通過する油の流速をできるだけ一定にし、以って、一定の油圧抵抗力を得ることができる。
このような条件を満たすため、絞り孔群60を構成する各絞り孔の配列を設計するにあたり、初期のダンピングロッド速度が大きい部分では、上部側室53aからダンピング通路54へ油が流入する際に通過する絞り孔数を多くする。また、初期のダンピングロッド速度が大きい部分では、ダンピングロッド移動方向で絞り孔が有効となるピッチが大きく、終端付近では、ダンピングロッド移動方向で絞り孔が有効となるピッチが小さくなるような不等ピッチとする。たとえば、一定の加速度(減速度)で物体が運動する場合、速度は停止位置からの距離の平方根に比例する。したがって複数の絞り孔の配置は、ダンピングに有効な孔の合計断面積が距離の平方根に比例するように配置すればよい。
以上説明したような試験体を等減速度で停止するための絞り孔群60の各孔の配列を説明する。図7は、絞り孔群60の各孔の配置を説明する展開図であり、25個の絞り孔が5行5列の升目状に配置されている。図7の矢印方向がダンパロッド移動方向である。ダンパロッド52が慣性力で移動を開始する位置を符号52Sで表し、ダンパロッド52が停止する位置を符号52Eで表す。開始位置52Sで塞がれている5つの孔は、ダンパロッド52が移動を開始すると開放される戻り通路である。
ダンパロッド52が移動を開始する際、すなわち、位置52Sにおけるダンピング経路面積は、符号1〜25で示す絞り孔の合計の断面積となる。ダンパロッド52が移動して行くにしたがって、初めは符号1で示す絞り孔がダンパロッドピストン52aで塞がれ、次に符号2の絞り孔が塞がれ、次に符号3の絞り孔が塞がれていく。そして、停止位置52Eでは、全ての絞り孔が塞がれて停止する。したがって、ダンピング経路面積は、ダンピングロッドが等減速度で減速するように、ダンパロッド52の位置に対応して徐々に小さくなる。
なお、第2の実施の形態のダンピング機構30にも、ダンピング減衰を与える油路36(図3参照)が設けられているが、ダンパロッド32を等減速度で停止するものではない。
以上説明したように、第3の実施の形態の油圧ダンピング機構50では、試験体が所定の等減速度で減速するように、ダンパロッド52の上方への移動に連動してダンピング経路面積を可変とした。第3の実施の形態の油圧ダンピング機構50ではさらに、減速度を複数段階で可変に設定することができる。図5を参照して説明する。
図5に示すように、シリンダ51bと外筒51dとの相対回転角は、ハンドル55によりシリンダ51bに対して外筒51dを回転することにより、変更することができる。図5(a)の相対角度位置では、絞り孔群60(代表して符号60a1〜60a5で示す)の全てがダンピング通路54に面している。
図5(a)では、25個すべての絞り孔(図5(a)では符号60a1〜60a5の5つ絞り孔を代表して示している)がダンピング通路54と面している。シリンダ51bに対して外筒51dを回転ハンドル55により半時計回転方向に回転させ、シリンダ51bと外筒51dとの相対回転角度位置を図5(b)に示すようにすると、一部の絞り孔列(図5(b)では符号60a5の絞り孔)はダンピング経路54と対峙しないようになる。例えば、図7の符号5,10,15,20,25の5つの絞り孔がダンピングに寄与せず、ダンピングロッド移動開始時のダンピング経路面積も、その後の経路面積も小さくなる。すなわち、減速度が大きくなる。
例えば、図2(c)の符号DC1のグラフが図5(a)で示す場合のシリンダロッド減速度を示し、符号AC2のグラフが図5(b)で示す場合のシリンダロッド減速度を示す。
外筒51dをさらに半時計回転方向に回転させれば、さらに大きな減速度を設定することができる。
以上説明した第3の実施の形態による衝撃試験装置では、シリンダロッド12がストロークエンドで停止して試験体TPへの衝撃加速度の印加が終了すると、慣性力でダンピングロッド52が上方へ移動を開始する。このとき、ダンピングロッド52のピストンの上側の圧油排出側油室53aの油は、絞り孔群60の上側の油路60aを通過してダンピング通路54に流れ込み、さらに絞り孔群60の下側の油路60bを通過して油導入側油室53bに流入する。絞り孔群60の上側の油路60aは、排出側油室53aからダンピング通路54へ油が排出されるダンピング油路であって、ダンピングロッド52の移動に伴ってダンピングに寄与する有効面積が減少するように配設されている。すなわち、第3の実施の形態では、ダンピング油路60aの有効面積を、衝撃加速度試験終了時にダンピングロッド52が等減速度で停止するよう、ダンピングロッド52の位置に対応して設定した。
したがって、第3の実施の形態による衝撃試験装置によれば、第2の実施の形態と同様の作用効果を奏するとともに、等減速度で試験体TPを停止することができ、停止時に不所望な衝撃力を試験体TPにあたえるおそれがない。
なお、図4(または図6)に示すように、油路60bをシリンダの下限位置よりもわずかに上方に配置すれば、ダンパロッド52が最下方位置で停止する際、所定位置まで下がるとダンピング流路54が導入油室53bと遮断され、その空隙に閉じ込められた油によって油圧クッション効果が得られる。縦形の衝撃試験装置で試験終了時に湿試験体TPが停止した後、自重によって落下してダンパロッド52が最下端で衝突する可能性がある場合には、上述した油圧クッションが有効である。油路60bが導入油室53bの下端に配置されていると、油圧クッション効果が得られず、ダンパロッド52が下降すると下限位置51aと金属部品同士の衝突が発生して、瞬間的に大きな加速度が試験体TPに作用するおそれがある。
なお、上記実施の形態を以下のように変形して実施することができる。
(1)アキュムレータ3に所定容量(ピストン13の移動距離の30〜40%相当)の駆動圧油を蓄圧して油圧シリンダ10に供給するようにしたが、駆動圧を供給するための手段はアキュムレータを利用する構成に限らない。
(2)流量調整弁6を開放することにより、アキュムレータ3に蓄圧した圧油をシリンダ10へ供給するようにしたが、駆動圧油の供給を開始する手段はこれに限らない。例えば、管路L2には、流量調整弁6に代えて固定絞りを設けるとともに、シリンダ10の圧油流入部18とアキュムレータ3との間に開閉弁を設け、開閉弁を開放することによりアキュムレータ3に蓄圧した圧油をシリンダ10に供給するようにしてもよい。
(3)流量調整弁6は、開放時に所定の絞り効果を与えるようにメータリング性能を有する弁構成としたが、開放位置で十分に大きな通路面積を有する、いわゆる単なる開閉弁とし、弁下流に、所定の絞り効果を与える固定または可変絞りを配置してもよい。
(4)流量調整弁6を単にオンオフ制御せず、開度を経時的に変化させることで、試験体に与える加速度波形を変化させてもよい。
(5)油圧シリンダ10の上側油室15(第1の油室)の受圧面積A1を下側油室16(第2の油室)の受圧面積A2よりも小さくして、試験開始時にピストン13を最下部に位置させるようにしたが、これらの装置構成も一例に過ぎない。
(6)圧力設定器5によりアキュムレータ3の蓄圧油の圧力を調整可能としたが、蓄圧調整手段はこれに限らない。
(7)油圧ダンパによりダンピング機構30あるいは50を構成したが(図3、図4)、他のダンピング機構を介して油圧シリンダ10の端部に試験体TPを取り付けるようにしてもよい。
(8)第3の実施の形態では、ダンピングロッド52が等減速度で停止するように、ダンピング油路60の配置を決定した。しかし、本発明は、ダンピング油路60の有効面積の減少の程度を、予め定めた減速特性となるようにダンピング油路60の配置を決定しても良い。換言すると、理想的な等減速度でダンピングロッド52を停止させるには、絞り孔60の有効断面積を連続的に変化させる必要があるが、本発明は、理想的な等減速度でダンピングロッド52を停止する必要はなく、理想的な等減速度を目標値とした設計を行えばよい。したがって、孔60の径をダンピングロッドの移動方向に対応して変えてもよい。あるいは、孔の形状を円形としたが、楕円、長孔、螺旋孔等々、任意の形状でもよい。
(9)ダンピング機構50は一例であり、衝撃試験終了時に慣性力で移動する試験体をほぼ等減速度で停止するようなダンピング減衰を与えるものであれば、どのようなものでもよい。例えば、ダンパロッドピストン52aの上部油室53aを外部管路に接続し、その管路中に、ダンパロッド52の移動量に応じて開度を小さくすたメータリング特性を持たせ、等減速度のダンピング減衰を与える流量調整弁のようなものを設けて構成することもできる。
以上の通り、本発明の特徴、機能を実現できる限り、本発明は実施の形態の衝撃試験装置に限定されない。
3 アキュムレータ
5 圧力設定器
6 流量調整弁
10 油圧シリンダ
11 シリンダロッド
12 シリンダチューブ
15 上側油室
16 下側油室
30、50 ダンピング機構
51 ダンパケース
51b シリンダ
51d シリンダチューブ
54 ダンピング通路
60 絞り孔(絞り孔群)

Claims (11)

  1. 圧油で駆動されるシリンダロッドを有し、前記シリンダロッドとともに試験体を移動させて衝撃加速度を与える油圧シリンダと、
    試験開始に伴って前記油圧シリンダに所定容量の駆動圧油を供給する駆動圧供給手段と、
    前記駆動圧供給手段からの駆動圧油を前記油圧シリンダに供給させる駆動圧油制御手段とを備え
    前記駆動圧供給手段は、予め前記所定容量の駆動圧油が蓄圧されたアキュムレータであり、
    前記油圧シリンダは、第1の油室と、ピストンを介して前記第1の油室に対向して形成され、前記第1の油室よりも受圧面積が小さい第2の油室と、前記第1の油室と前記第2の油室を連通する連通通路とを有し、
    前記アキュムレータは、前記第2の油室に連通して設けられ、
    前記アキュムレータに前記駆動圧油を蓄圧する際、前記連通通路を介して前記アキュムレータの駆動圧油が前記第2の油室から前記第1の油室へ導入され、
    前記駆動圧油制御手段は、開放位置で前記第1の油室を低圧側に連通する開閉弁であり、
    衝撃加速度試験は、前記開閉弁により前記第1の油室内の圧油を前記低圧側に導いて開始されるように構成したことを特徴とする衝撃試験装置。
  2. 請求項1に記載の衝撃試験装置において、
    前記アキュムレータに蓄圧される蓄圧油の圧力を調整する蓄圧調整手段がさらに設けられることを特徴とする衝撃試験装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の衝撃試験装置において、
    前記油圧シリンダが停止する際の慣性力で試験体を所定距離移動させながらダンピング減衰させて停止させるダンピング機構をさらに備えることを特徴とする衝撃試験装置。
  4. 請求項3に記載の衝撃試験装置において、
    前記試験体は前記ダンピング機構を介して前記シリンダロッドに接続され、
    前記ダンピング機構は、
    試験終了時に慣性力で前記試験体とともに移動するダンピングロッドと、
    前記ダンピングロッドが移動する際、前記ダンピングロッドに油圧ダンピング力を与える油圧ダンピング力付与手段とを備えることを特徴とする衝撃試験装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の衝撃試験装置において、
    前記ダンピング機構で与えられるダンピング減衰は、前記試験体をほぼ等減速度で停止するように設定されていることを特徴とする衝撃試験装置。
  6. 圧油で駆動されるシリンダロッドを有し、前記シリンダロッドとともに試験体を移動させて衝撃加速度を与える油圧シリンダと、
    試験開始に伴って前記油圧シリンダに所定容量の駆動圧油を供給する駆動圧供給手段と、
    前記駆動圧供給手段からの駆動圧油を前記油圧シリンダに供給させる駆動圧油制御手段と、
    前記油圧シリンダが停止する際の慣性力で前記試験体を所定距離移動させながらダンピング減衰させて停止させるダンピング機構を備え、
    前記試験体は前記ダンピング機構を介して前記シリンダロッドに接続され、
    前記ダンピング機構は、
    試験終了時に慣性力で前記試験体とともに移動するダンピングロッドと、
    前記ダンピングロッドが移動する際、前記ダンピングロッドに油圧ダンピング力を与える油圧ダンピング力付与手段とを備えることを特徴とする衝撃試験装置。
  7. 請求項6に記載の衝撃試験装置において、
    前記駆動圧供給手段は、予め前記所定容量の駆動圧油が蓄圧されたアキュムレータであることを特徴とする衝撃試験装置。
  8. 請求項7に記載の衝撃試験装置において、
    前記油圧シリンダは、第1の油室と、ピストンを介して前記第1の油室に対向して形成され、前記第1の油室よりも受圧面積が小さい第2の油室と、前記第1の油室と前記第2の油室を連通する連通通路とを有し、
    前記アキュムレータは、前記第2の油室に連通して設けられ、
    前記アキュムレータに前記駆動圧油を蓄圧する際、前記連通通路を介して前記アキュムレータの駆動圧油が前記第2の油室から前記第1の油室へ導入され、
    前記駆動圧油制御手段は、開放位置で前記第1の油室を低圧側に連通する開閉弁であり、
    衝撃加速度試験は、前記開閉弁により前記第1の油室内の圧油を前記低圧側に導いて開始されるように構成したことを特徴とする衝撃試験装置。
  9. 請求項7または請求項8に記載の衝撃試験装置において、
    前記アキュムレータに蓄圧される蓄圧油の圧力を調整する蓄圧調整手段がさらに設けられることを特徴とする衝撃試験装置。
  10. 請求項6〜9のいずれか一項に記載の衝撃試験装置において、
    前記ダンピングロッドの移動に応じた減少割合で前記ダンピング油路の有効通過面積が減少するように、前記ダンピング油路が設けられていることを特徴とする衝撃試験装置。
  11. 請求項10に記載の衝撃試験装置において、
    前記ダンピング油路の有効通過面積は、試験終了時に前記ダンピングロッドが等減速度で停止するよう、ダンピングロッドの位置に対応して減少するように設けられていることを特徴とする衝撃試験装置。
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