JP5524170B2 - 記憶装置 - Google Patents

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Description

本明細書に記載の実施の形態は、記憶装置に関する。
一般に、電子機器に搭載される記録装置として、駆動ステージに固定された記録層と、記録層に対向して配置されて記録層に対する読み出し/書き込み動作を行うプローブとを備える記憶装置が知られている。このような記憶装置では、データの書き込み速度や読み出し速度の高速化を図るため、多数のプローブを用いて同時にデータの読み出しや書き込みが行われる。
この多数のプローブは、プローブアレイ上に例えば、マトリックス状に配置される。複数のプローブは、読み出し/書き込みを行う複数の箇所(微細な記録層)に、正確に対向させる必要がある。そのため、記憶装置では、プローブが設けられたプローブアレイを適切に制御し、プローブを正確に位置決めをすることが必要とされる。
Ju-Il Lee, Xinghui Huang, and Chu, P.B., "Nanoprecision MEMS Capacitive Sensor for Linear and Rotational Positioning," Journal of Microelectromechanical Systems, JUNE 2009, VOL. 18, NO. 3, p. 660-670.
以下に記載の実施の形態が解決しようとする課題は、プローブを正確に位置決めをすることのできる記憶装置を提供することである。
一の実施の形態に係る記憶装置は、データを記録するための記録層がマトリクス状に設けられた記録領域、及び記録領域の外側にそれぞれ設けられた第1の位置決め領域及び第2の位置決め領域を有する記録アレイと、記録領域に対向して配置され、記録層に対してデータの書き込み、読み出し及び消去を行うための複数の第1のプローブと、第1の位置決め領域及び第2の位置決め領域に対向して配置され、記録領域の位置情報を表す位置決め信号を生成するための複数の第2のプローブとを有するプローブアレイと、記録アレイとプローブアレイとの相対位置を移動させるように構成されたアクチュエータと、位置決め信号を用いてアクチュエータの動作を制御するとともに、記録層に対するデータの書き込み、読み出し及び消去動作を制御するように構成された制御回路とを備える。第1の位置決め領域は、第1の方向に伸び、所定の第1の間隔をあけて設けられた複数の第1のライン部からなる第1の位置決め用パターンを有する。第2の位置決め領域は、第1の方向と交差する第2の方向に伸び、所定の第2の間隔をあけて設けられた複数の第2のライン部からなる第2の位置決め用パターンを有する。制御回路は、第2のプローブが第1及び第2の位置決め用パターンのライン部に接しているか否かに基づいて、位置決め信号を生成する。
実施の形態に係る記憶装置の概略構成を示す図である。 実施の形態に係る記憶装置の記録アレイ及びプローブアレイの断面図である。 第1の実施の形態に係る記憶装置の位置決め領域に形成されるパターンを説明する図である。 第1の実施の形態に係る記憶装置の位置決め動作を説明する図である。 第1の実施の形態に係る記憶装置の位置決め動作を説明する図である。 第1の実施の形態に係る記憶装置の位置決め動作を説明する図である。 第1の実施の形態に係る記憶装置の記録層選択動作を説明する図である。 第1の実施の形態に係る記憶装置の記録層選択動作を説明する図である。 第1の実施の形態に係る記憶装置の記録層選択動作を説明する図である。 第1の実施の形態に係る記憶装置の記録層選択動作を説明する図である。 第1の実施の形態に係る記憶装置の記録層選択動作を説明する図である。 第1の実施の形態に係る記憶装置の記録層選択動作を説明する図である。 第1の実施の形態に係る記憶装置の記録層選択動作を説明する図である。 第1の実施の形態に係る記憶装置の記録層選択動作を説明する図である。 第1の実施の形態に係る記憶装置の記録層選択動作を説明する図である。 第1の実施の形態に係る記憶装置の記録層選択動作を説明する図である。 第1の実施の形態に係る記憶装置の記録層選択動作を説明する図である。 第1の実施の形態に係る記憶装置の記録層選択動作を説明する図である。 第1の実施の形態に係る記憶装置の記録層選択動作を説明する図である。 第2の実施の形態に係る記憶装置の位置決め領域に形成されるパターンを説明する図である。 第2の実施の形態に係る記憶装置の位置決め動作を説明する図である。 第2の実施の形態に係る記憶装置の位置決め動作を説明する図である。 第2の実施の形態に係る記憶装置の位置決め動作を説明する図である。
以下、図面を参照しながら実施の形態に係る記憶装置について説明する。以下の実施の形態は、記録層に対向して配置されたプローブによりデータの書き込み、読み出し及び消去を行うプローブメモリ装置を例にして説明する。
[第1の実施の形態]
[全体構成]
図1は、第1の実施の形態に係る記憶装置の概略構成を示す図である。図2は、記憶装置に用いられる記録アレイ10及びプローブアレイ20のX方向の断面図である。
本実施の形態のプローブメモリ装置は、データの記憶に用いられる記録領域11が設けられた記録アレイ10と、記録領域11へのデータの書き込み、読み出し及び消去や位置制御に用いられるプローブ21、22が設けられるプローブアレイ20とを備える。また、プローブメモリ装置は、アクチュエータ30と、アドレスデコーダ40と、制御回路50と、パルスカウンタ60とを備える。
アクチュエータ30は、記録アレイ10及びプローブアレイ20を相対的に移動させるとともに、記録アレイ10及びプローブアレイ20の位置制御を行う。アクチュエータ30は、記録アレイ10をX方向及びY方向に駆動させるものであっても良いし、プローブアレイ20をX方向及びY方向に駆動させるものであっても良い。アドレスデコーダ40は、選択される記録層12を表すアドレス信号や、記録領域11の位置情報を表す位置決め信号等に基づきアクチュエータ30の動作を制御する。制御回路50は、外部から入力されたコマンド、アドレス、データ等に基づき、アドレス信号や位置決め信号をアドレスデコーダ40に送信するとともに、読み出し/書き込みされるデータをプローブアレイ20に送信する。また、制御回路50は、プローブ21を用いて記録層12に対するデータの書き込み、読み出し及び消去処理を行うとともに、外部に対してデータ等を出力することができるように構成されている。
記録アレイ10及びプローブアレイ20には、それぞれ記録部分Rと、記録部分Rの外側に設けられた位置センサ部分Sとが設けられている。記録アレイ10の記録部分Rには、情報を記録するための記録層12がマトリクス状に形成された記録領域11が設けられる。記録層12には、プローブ21から与えられた磁気により情報を読み出し/書き込みできる磁性体や、プローブ21から電流・電圧等が与えられて抵抗値が変化する可変抵抗素子等の種々の記録素子を用いることができる。また、プローブアレイ20の記録部分Rには、記録領域11に対向して配置され、記録層12に対してデータの書き込み、読み出し及び消去を行うための複数のプローブ21が設けられている。プローブ21は、記録領域11の数に対応する数だけ設けられている。記録アレイ10がアクチュエータ30により駆動され、プローブ21は記録領域11内の選択された記録層12にアクセスすることができる。ここで、1つの記録領域11は、1つのプローブ21が移動可能な領域に対応する。
記録アレイ10の位置センサ部分Sには、第1の位置決め領域13及び第2の位置決め領域14が設けられる。第1及び第2の位置決め領域13、14のパターンや、第1及び第2の位置決め領域13、14を用いた位置決め動作については後述する。また、プローブアレイ20の位置センサ部分Sには、第1の位置決め領域13及び第2の位置決め領域14に対向して配置され、記録領域11の位置情報を表す位置決め信号を生成するための複数のプローブ22が設けられている。
パルスカウンタ60は、プローブ22を用いて第1及び第2の位置決め領域13、14を検知することにより得られるパルスを計数して、計数結果を制御回路50に出力する。制御回路50は、このパルスカウンタ60の出力信号に基づいて記録領域11の位置情報を表す位置決め信号を生成し、アドレスデコーダ40に送信する。
[位置決め動作]
次に、本実施の形態に係る記憶装置における位置決め動作について説明する。図3は、本実施の形態に係る記憶装置の位置決め領域に形成されるパターンを説明する図である。図3は、記録アレイ10に形成される記録領域11、第1の位置決め領域13、及び第2の位置決め領域14を示している。
図3に示すように、記録アレイ10の四隅にそれぞれ第1の位置決め領域13及び第2の位置決め領域14が設けられている。この第1の位置決め領域13及び第2の位置決め領域14は、必ずしも記録アレイ10の四隅にそれぞれ設けられる必要はない。第1の位置決め領域13及び第2の位置決め領域14は、記録アレイ10の中に少なくとも1つずつ設けられていればよい。
第1の位置決め領域13には、X方向に伸び、所定の間隔D1をあけて設けられた複数のライン部(幅D1)からなる第1の位置決め用パターン15が形成されている。この第1の位置決め用パターン15は、記録アレイ10上に導電性の材料を用いて形成されたパターンである。第1の位置決め用パターン15のライン部の端部は共通に接続されており、接地電圧Vssが与えられる。また、第2の位置決め領域14には、Y方向に伸び、所定の間隔D2をあけて設けられた複数のライン部(幅D2)からなる第2の位置決め用パターン16が形成されている。第2の位置決め用パターン16のライン部の端部は共通に接続されており、接地電圧Vssが与えられる。ライン部の幅D1と、幅D2とは、等しい長さであっても良いし、異なる長さであっても良い。
ここで、第1及び第2の位置決め用パターン15、16のライン部は、直交する方向に伸びている必要はない。第1及び第2の位置決め用パターン15、16のライン部は、それぞれの伸びる方向が交差するように形成されていればよい。また、第1の位置決め用パターン15及び第2の位置決め用パターン16に与えられる電圧は接地電圧Vssである必要はなく、所定の電圧が与えられていても良い。
本実施の形態に係る記憶装置では、この第1及び第2の位置決め領域13、14に対向するようにプローブ22が設けられている。プローブ22には、所定の電圧が印加されており、第1及び第2の位置決め用パターン15、16のライン部に接しているか否かを検出することができる。例えば、プローブ22が第1及び第2の位置決め用パターン15、16のライン部に接している場合、プローブ22は放電され、電圧値が接地電圧Vssまで低下する。一方、プローブ22が第1及び第2の位置決め用パターン15、16のライン部に接していない場合、記録アレイ10に用いられる材料の抵抗があるため、プローブ22は放電されない。この場合、プローブ22は所定の電圧値を維持する。プローブ22の電圧値を検出することにより、プローブ22が第1及び第2の位置決め用パターン15、16に接しているか否かを検出することができる。
また、プローブ22が第1及び第2の位置決め用パターン15、16の複数のラインを跨ぐように移動した場合、プローブ22の電圧値が上下してパルス波形が生じる。このパルス波形に表れたパルスの回数と、ライン部の幅D1、D2とに基づいてプローブ22が移動した量を検出することもできる。
次に、図4乃至図6を参照して、第1及び第2の位置決め領域13、14に形成された第1及び第2の位置決め用パターン15、16を用いた位置決め動作について説明する。図4乃至図6は、本実施の形態に係る記憶装置の位置決め動作を説明する図である。
図4は、記録アレイ10がX方向に移動する場合の例を示している。X方向の移動開始前において、第1の位置決め領域13では、プローブ22が第1の位置決め用パターン15の最も上部のライン上にある。また、X方向の移動開始前において、第2の位置決め領域14では、プローブ22が第2の位置決め用パターン16の最も左側のライン上にある。
図4に示すように、記録アレイ10がX方向に移動した場合、第1の位置決め領域13では、プローブ22は第1の位置決め用パターン15の最も上部のライン上を移動するのみである。その結果、プローブ22の電圧は変化することなくパルス波形が生じないため、パルスカウンタ60では、パルスを検知しない。一方、記録アレイ10がX方向に移動した場合、第2の位置決め領域14では、プローブ22は第2の位置決め用パターン16の複数のラインを跨ぐように移動する。その結果、プローブ22の電圧が変化してパルス波形が生じ、パルスカウンタ60でパルスが検知される。
第1及び第2の位置決め領域13、14にそれぞれ対向するプローブ22により検出されたパルスを計数することにより、制御回路50は、記録アレイ10のX方向の移動量を知ることができる。制御回路50は、このX方向の移動量に基づいて記録アレイ10の位置決め信号を生成し、アドレスデコーダ40へ送信することができる。
図5は、記録アレイ10がY方向に移動する場合の例を示している。Y方向の移動開始前において、第1の位置決め領域13では、プローブ22が第1の位置決め用パターン15の最も上部のライン上にある。また、Y方向の移動開始前において、第2の位置決め領域14では、プローブ22が第2の位置決め用パターン16の最も左側のライン上にある。
図5に示すように、記録アレイ10がY方向に移動した場合、第1の位置決め領域13では、プローブ22は第1の位置決め用パターン15の複数のラインを跨ぐように移動する。その結果、プローブ22の電圧が変化してパルス波形が生じ、パルスカウンタ60でパルスが検知される。一方、記録アレイ10がY方向に移動した場合、第2の位置決め領域14では、プローブ22は第2の位置決め用パターン16の最も左側のライン上を移動するのみである。その結果、プローブ22の電圧は変化することなくパルス波形が生じないため、パルスカウンタ60では、パルスを検知しない。
第1及び第2の位置決め領域13、14にそれぞれ対向するプローブ22により検出されたパルスを計数することにより、制御回路50は、記録アレイ10のY方向の移動量を知ることができる。制御回路50は、このY方向の移動量に基づいて記録アレイ10の位置決め信号を生成し、アドレスデコーダ40へ送信することができる。
図6は、記録アレイ10がX方向に移動する場合において、Y方向にずれが生じた例を示している。X方向の移動開始前において、第1の位置決め領域13では、プローブ22が第1の位置決め用パターン15の最も上部のライン上にある。
ここで、図4に示すように、記録アレイ10が正確にX方向に移動した場合、第1の位置決め領域13では、プローブ22は第1の位置決め用パターン15の最も上部のライン上を移動する。しかし、図6に示すように、X方向への移動中にY方向にずれが生じた場合、第1の位置決め領域13では、プローブ22は第1の位置決め用パターン15のラインから外れる。その結果、プローブ22の電圧が変化する。ここで、Y方向のずれが小さい場合、パルスの波形が生じない場合もあり得るが、プローブ22の電圧の変化が検出できれば、制御回路50はY方向のずれが生じたことを検出することができる。
同様に、記録アレイ10がY方向に移動する場合において、X方向にずれが生じた場合も、制御回路50はX方向のずれを検出することができる。制御回路50は、このX方向及びY方向のずれに基づいて、記録アレイ10のずれを補正することができるような位置決め信号を生成し、アドレスデコーダ40へ送信することができる。
[記録層選択動作]
次に、本実施の形態に係る記憶装置における記録層選択動作について説明する。図7は、本実施の形態に係る記憶装置の記録層選択動作を説明する図である。図7は、第1及び第2の位置決め領域13、14に形成される第1及び第2の位置決め用パターン15、16と、記録領域11に形成される記録層12のパターンとの関係を示す図である。
図7に示すように、本実施の形態に係る第1及び第2の位置決め用パターン15、16を重ね合わせた場合、ライン部が重なる箇所は、Y方向及びX方向の長さがそれぞれD1、D2となる矩形形状となる。また、ライン部が重なる箇所は、Y方向及びX方向にそれぞれD1、D2の間隔をあけてマトリクス状に配列される。
ここで、図7に示すように、本実施の形態に係る記録領域11に形成される記録層12は、第1及び第2の位置決め用パターン15、16のライン部が重なる箇所と同じ配置となるように形成されている。記録層12は、Y方向及びX方向の長さがそれぞれD1、D2となる矩形形状となり、Y方向及びX方向にそれぞれD1、D2の間隔をあけてマトリクス状に配列される。
ここで、図1及び図2に示すように、記録領域11に対向するプローブ21と、第1及び第2の位置決め領域13、14に対向するプローブ22とは、同一のプローブアレイ20に設置されて、移動量は互いに関連している。図7に示すように記録層12と第1及び第2の位置決め用パターン15、16とが対応している場合、それぞれの領域に対向するプローブ21と、プローブ22とを適切な位置に配置すれば、記録層12に対するプローブ21の位置決めに、第1及び第2の位置決め用パターン15、16を用いることができる。
例えば、第1及び第2の位置決め領域13、14に対向するプローブ22が、それぞれ第1及び第2の位置決め用パターン15、16のライン部の上にあるときに、記録領域11に対向するプローブ21が記録層12の上にある。また、第1及び第2の位置決め領域13、14に対向するプローブ22のいずれか一方でも、第1及び第2の位置決め用パターン15、16のライン部の上から外れた場合、記録領域11に対向するプローブ21が記録層12から外れる。このように、第1及び第2の位置決め用パターン15、16と記録層12とを、同様の幅及び間隔を持つように形成することにより、第1及び第2の位置決め用パターン15、16を参照して記録領域11を選択・位置決めを行うことができる。
次に、図8A乃至図11Cを参照して、第1及び第2の位置決め用パターン15、16を参照して記録層12の読み出しを行うためのクロック信号CLKを生成する動作と、このクロック信号CLKを用いる記録層12の読み出し動作について説明する。図8A乃至図9Cは、第2の位置決め用パターン16を参照して記録層12の読み出しを行うためのクロック信号CLKを生成する動作を説明する図である。
図8A乃至図9Cは、例として、第2の位置決め領域14に設けられる第2の位置決め用パターン16と、第2の位置決め領域14に対向して設けられたプローブ22と、プローブ22からの検知結果に基づいてクロック信号CLKを生成する回路とを示している。図8A乃至図9Cには、プローブ22から接地に至るまでの経路の等価回路も併せて示されている。ここでクロック信号CLKを生成する回路は例えば制御回路50内に設けられる。プローブ22には、定電流回路から所定の電流・電圧が印加される。コンパレータCは、非反転入力端子に参照電圧Vrefが与えられ、反転入力端子にプローブ22の電圧が与えられる。コンパレータCは、この参照電圧Vrefとプローブ22の電圧とを比較して、クロック信号CLKを出力する。
例えば、プローブ22が第2の位置決め用パターン16に接している場合、第2の位置決め用パターン16の導電性の材料を介してプローブ22の電圧が放電される。ここで、プローブ22と第2の位置決め用パターン16との接触抵抗R1の抵抗値は、1MΩ程度である。また、第2の位置決め用パターン16の抵抗値R2は数kΩ程度である。そのため、プローブ22の電圧は参照電圧Vrefを下回る程度まで下がる。このときコンパレータCから出力されるクロック信号CLKは“H”状態となる。
一方、プローブ22が第2の位置決め用パターン16に接していない場合、記録アレイ10に用いられる材料は抵抗値が高く、プローブ22の電圧が放電されない。ここで、プローブ22と第2の位置決め用パターン16との接触抵抗は、1MΩ程度である。また、記録アレイ10に用いられる材料の抵抗値R3は10MΩ程度である。そのため、プローブ22の電圧は参照電圧Vrefを上回ったまま保持される。このときコンパレータCから出力されるクロック信号CLKは“L”状態となる。
図8A乃至図9Cは、記録アレイ10がX方向に等速で移動する場合の例を示している。図8Aに示すX方向の移動開始前において、第2の位置決め領域14では、プローブ22が第2の位置決め用パターン16の最も左側のライン上にある。
図8A乃至図9Cに示すように、記録アレイ10がX方向に移動した場合、第2の位置決め領域14では、プローブ22は第2の位置決め用パターン16の複数のラインを跨ぐように移動する。その結果、プローブ22の電圧が変化してコンパレータCからクロック信号CLKが出力される。クロック信号CLKの波形は、X方向の移動速度に対応したデューティー比及び周波数を有するパルス波形となる。図8A乃至図9Cに示すように記録アレイ10がX方向に等速で動いた場合、クロック信号CLKのパルス幅とパルス間の間隔は等しくなる。
上述したように、第1及び第2の位置決め用パターン15、16と記録層12とが、同様の幅及び間隔を持つように形成されている場合、このクロック信号CLKを参照して、記録層12に対する読み出し/書き込み動作のタイミングを制御することができる。クロック信号CLKが“H”状態となっている場合は、プローブ22が第2の位置決め用パターン16に接しているため、記録領域11に対向するプローブ21も記録層12に接している。また、クロック信号CLKが“L”状態となっている場合は、プローブ22が第2の位置決め用パターン16に接していないため、記録領域11に対向するプローブ21も記録層12に接していない。制御回路50は、クロック信号CLKに基づき記録アレイ10の位置決め信号を生成し、アドレスデコーダ40へ送信することができる。その結果、制御回路50は、記録層12の選択・位置決め動作を実行することができる。
次に、図10A乃至図11Cは、記録アレイ10がX方向に非等速で移動する場合の例を示している。プローブメモリ装置において、記録アレイ10とプローブアレイ20とは、特定の周波数で振動するように相対移動することがある。その場合、記録アレイ10がプローブアレイ20上を非等速で移動することになる。図10Aに示すX方向の移動開始前において、第2の位置決め領域14では、プローブ22が第2の位置決め用パターン16の最も左側のライン上にある。
図10A乃至図11Cに示すように、記録アレイ10がX方向に移動した場合、第2の位置決め領域14では、プローブ22は第2の位置決め用パターン16の複数のラインを跨ぐように移動する。その結果、プローブ22の電圧が変化してコンパレータCからクロック信号CLKが出力される。クロック信号CLKの波形は、X方向の移動速度に対応したデューティー比及び周波数を有するパルス波形となる。図10A乃至図11Cに示すように記録アレイ10がX方向に非等速で動いた場合、クロック信号CLKのパルス幅とパルス間の間隔は互いに異なる。
上述したように、このクロック信号CLKを参照して、記録層12に対する読み出し/書き込み動作のタイミングを制御することができる。記録アレイ10が非等速で移動した場合でも、第1及び第2の位置決め用パターン15、16と記録層12とが、同様の幅及び間隔を持つように形成されていれば、クロック信号CLKの“H”状態又は“L”状態は、プローブ21と記録層12とが接しているか否かを表す。制御回路50は、クロック信号CLKに基づき記録アレイ10の位置決め信号を生成し、アドレスデコーダ40へ送信することができる。その結果、制御回路50は、記録層12の選択・位置決め動作を実行することができる。
[効果]
以上に説明したように、本実施の形態の第1及び第2の位置決め用パターン15、16を参照することにより、プローブ21の位置を正確に記録層12にあわせることが可能となる。また、第1及び第2の位置決め用パターン15、16を参照して、位置ずれを検出することも可能である。ここで、1個のプローブ22が移動する領域は、非常に小さい。そのため、例えば図3に示すように、記録アレイ10の四隅にそれぞれ第1及び第2の位置決め領域13、14を設けた場合、8個のプローブ22が移動する領域があれば、プローブ21の位置決め動作を正確に行うことができる。
また、第1及び第2の位置決め用パターン15、16を参照してクロック信号CLKを生成し、読み出し/書き込み動作のタイミングを制御することも可能となる。この場合、記録アレイ10が非等速で動いた場合でも、読み出し/書き込み動作のタイミングを正確に制御することができる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態の記憶装置を、図12乃至図13Cを参照して説明する。本実施の形態の記憶装置の全体構成は、第1の実施の形態と同様であり、その詳細な説明は省略する。また、第1の実施の形態と同様の構成を有する箇所には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
第1の実施の形態では、第1及び第2の位置決め領域13、14に形成される第1及び第2の位置決め用パターン15、16は、それぞれX方向・Y方向に伸びるライン部を有する形状であるものとして説明した。これに対し、以下の第2の実施の形態では、第1及び第2の位置決め用パターン15、16ではなく、第3及び第4の位置決め用パターン17A〜17D、18A〜18Dが形成されている点が第1の実施の形態と異なる。第3及び第4の位置決め用パターン17A〜17D、18A〜18Dは、それぞれプローブ22に対して所定の間隔ずつずれ方が異なるように形成された矩形部からなる形状を有するものである。本実施の形態のプローブメモリ装置は、この第3及び第4の位置決め用パターン17A〜17D、18A〜18Dを参照して記録アレイ10の位置決め動作を実行する。以下、第2の実施の形態の記録アレイ10の位置決め動作について説明する。
図12は、本実施の形態に係る記憶装置の位置決め領域に形成されるパターンを説明する図である。図12は、記録領域11の外側に形成される第1の位置決め領域13A〜13D及び第2の位置決め領域14A〜14Dを示している。
図12に示すように、記録アレイ10の位置センサ部分Sには、位置決め領域がそれぞれ4個ずつ(第1の位置決め領域13A〜13D及び第2の位置決め領域14A〜14D)設けられている。この第1の位置決め領域13A〜13D及び第2の位置決め領域14A〜14Dの数は4個には限定されず、それぞれ複数個が設けられていればよい。
第1の位置決め領域13A〜13Dには、それぞれY方向に所定の間隔Dyずつずれ方が異なるように形成された第3の位置決め用パターン17A〜17Dが形成されている。この第3の位置決め用パターン17A〜17Dは、記録アレイ10上に導電性の材料を用いて形成されたパターンである。第3の位置決め用パターン17A〜17Dは、接地電圧Vssが与えられる。また、第2の位置決め領域14A〜14Dには、それぞれX方向に所定の間隔Dxずつずれ方が異なるように形成された第4の位置決め用パターン18A〜18Dが形成されている。第4の位置決め用パターン18A〜18Dは、接地電圧Vssが与えられる。
本実施の形態に係る記憶装置では、この第1の位置決め領域13A〜13D及び第2の位置決め領域14A〜14Dにそれぞれ対向するようにプローブ22が設けられている。プローブ22には、所定の電圧が印加されており、第3及び第4の位置決め用パターン17A〜17D、18A〜18Dに接しているか否かを検出することができる。例えば、プローブ22が第3及び第4の位置決め用パターン17A〜17D、18A〜18Dに接している場合、プローブ22は放電され、電圧値が接地電圧Vssまで低下する。一方、プローブ22が第3及び第4の位置決め用パターン17A〜17D、18A〜18Dに接していない場合、記録アレイ10に用いられる材料の抵抗があるため、プローブ22は放電されない。この場合、プローブ22は所定の電圧値を維持する。プローブ22の電圧値を検出することにより、プローブ22が第3及び第4の位置決め用パターン17A〜17D、18A〜18Dに接しているか否かを検出することができる。
次に、図13A乃至図13Cを参照して、第1及び第2の位置決め領域13A〜13D、14A〜14Dに形成された第3及び第4の位置決め用パターン17A〜17D、18A〜18Dを用いた位置決め動作について説明する。図13A乃至図13Cは、本実施の形態に係る記憶装置の位置決め動作を説明する図である。
図13Aは、記録アレイ10がX方向に移動する場合の例を示している。X方向の移動開始前において、プローブ22は、第4の位置決め用パターン18A〜18Dのうち、最も左側まで形成された第4の位置決め用パターン18Aにのみ接している。プローブ22は、X方向に所定の間隔Dxずつずれた位置にある第4の位置決め用パターン18B〜18Dには接していない。
図13Bに示すように、記録アレイ10がX方向に距離Dxだけ移動した場合、第2の位置決め領域14A〜14Dでは、プローブ22は第4の位置決め用パターン18A〜18Dのうち、第4の位置決め用パターン18Bに新たに接する。同様に、図13Cに示すように、記録アレイ10がX方向に距離Dxだけ移動した場合、第2の位置決め領域14A〜14Dでは、プローブ22は第4の位置決め用パターン18A〜18Dのうち、第4の位置決め用パターン18Cに新たに接する。
第2の位置決め領域14A〜14Dに対向するプローブ22のうち、どのプローブ22が第4の位置決め用パターン18A〜18Dに接しているかを検出することにより、制御回路50は、記録アレイ10のX方向の移動量を知ることができる。同様に、第1の位置決め領域13A〜13Dに対向するプローブ22のうち、どのプローブ22が第3の位置決め用パターン17A〜17Dに接しているかを検出することにより、制御回路50は、記録アレイ10のY方向の移動量を知ることができる。制御回路50は、このX方向・Y方向の移動量に基づいて記録アレイ10の位置決め信号を生成し、アドレスデコーダ40へ送信することができる。
[効果]
以上に説明したように、本実施の形態の第3及び第4の位置決め用パターン17A〜17D、18A〜18Dを参照することによっても、プローブ21の位置を正確に記録層12にあわせることが可能となる。ここで、第1の実施の形態の第1及び第2の位置決め用パターン15、16は、ライン部を有するように形成されていたため、配線パターンの加工精度以上の精度で形成することができない。これに対し、本実施の形態の第3及び第4の位置決め用パターン17A〜17D、18A〜18Dは、ライン部を形成する必要がないため、配線パターンの加工精度よりも細かく位置を制御することができる。この第3及び第4の位置決め用パターン17A〜17D、18A〜18Dを参照することにより、プローブ21の位置決め動作をさらに正確に行うことができる。
また、第1の実施の形態と同様に、第3及び第4の位置決め用パターン17A〜17D、18A〜18Dを参照してクロック信号CLKを生成し、読み出し/書き込み動作のタイミングを制御することも可能である。そして、第3及び第4の位置決め用パターン17A〜17D、18A〜18Dへのプローブ22の接触/非接触状態をAD変換することにより、プローブ22の位置をデジタル値で取得可能となる。この場合、制御回路50による記録アレイ10の移動制御がさらに容易になる。
[その他]
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、図3に示すように、第1及び第2の位置決め用パターン15、16を有する第1及び第2の位置決め領域13、14を記録アレイ10の四隅に配置することにより、X方向・Y方向の位置決めだけではなく記録アレイ10の回転も検出することが可能となる。また、第1及び第2の位置決め用パターン15、16のライン部の幅及び間隔は、記録層12の幅及び間隔とは同じである必要はない。例えば、第1及び第2の位置決め用パターン15、16のライン部の幅及び間隔が、記録層12が幅及び間隔の2分の1であれば、さらに正確にプローブ21を記録層12の位置にあわせることが可能となる。記録層12の幅及び間隔が、第1及び第2の位置決め用パターン15、16のライン部の幅及び間隔の整数倍であれば、記録層12に対する位置決めを行うことができる。
10・・・記録アレイ、 11・・・記録領域、 12・・・記録層、 13・・・第1の位置決め領域、 14・・・第2の位置決め領域、 15・・・第1の位置決め用パターン、 16・・・第2の位置決め用パターン、 17・・・第3の位置決め用パターン、 18・・・第4の位置決め用パターン、 20・・・プローブアレイ、 21、22・・・プローブ、 30・・・アクチュエータ、 40・・・アドレスデコーダ、 50・・・制御回路、 60・・・パルスカウンタ。

Claims (5)

  1. データを記録するための記録層がマトリクス状に設けられた記録領域、及び前記記録領域の外側にそれぞれ設けられた第1の位置決め領域及び第2の位置決め領域を有する記録アレイと、
    前記記録領域に対向して配置され、前記記録層に対してデータの書き込み、読み出し及び消去を行うための複数の第1のプローブと、前記第1の位置決め領域及び第2の位置決め領域に対向して配置され、前記記録領域の位置情報を表す位置決め信号を生成するための複数の第2のプローブとを有するプローブアレイと、
    前記記録アレイと前記プローブアレイとの相対位置を移動させるように構成されたアクチュエータと、
    前記位置決め信号を用いて前記アクチュエータの動作を制御するとともに、前記記録層に対するデータの書き込み、読み出し及び消去動作を制御するように構成された制御回路と
    を備え、
    前記第1の位置決め領域は、第1の方向に伸び、所定の第1の間隔をあけて設けられた複数の第1のライン部からなる第1の位置決め用パターンを有し、
    前記第2の位置決め領域は、前記第1の方向と交差する第2の方向に伸び、所定の第2の間隔をあけて設けられた複数の第2のライン部からなる第2の位置決め用パターンを有し、
    前記制御回路は、前記第2のプローブが第1及び第2の位置決め用パターンのライン部に接しているか否かに基づいて、前記位置決め信号を生成し、
    前記第1の間隔は、マトリクス状に設けられた前記記録層の前記第2の方向の間隔と等しく、
    前記第2の間隔は、マトリクス状に設けられた前記記録層の前記第1の方向の間隔と等しく、
    前記制御回路は、前記第2のプローブが前記第1の位置決め用パターン及び前記第2の位置決め用パターンを通過したタイミングに基づいて生成されたクロック信号を参照して、前記記録層に対するデータの書き込み、読み出し及び消去を制御する
    を備えることを特徴とする記憶装置。
  2. データを記録するための記録層がマトリクス状に設けられた記録領域、及び前記記録領域の外側にそれぞれ設けられた第1の位置決め領域及び第2の位置決め領域を有する記録アレイと、
    前記記録領域に対向して配置され、前記記録層に対してデータの書き込み、読み出し及び消去を行うための複数の第1のプローブと、前記第1の位置決め領域及び第2の位置決め領域に対向して配置され、前記記録領域の位置情報を表す位置決め信号を生成するための複数の第2のプローブとを有するプローブアレイと、
    前記記録アレイと前記プローブアレイとの相対位置を移動させるように構成されたアクチュエータと、
    前記位置決め信号を用いて前記アクチュエータの動作を制御するとともに、前記記録層に対するデータの書き込み、読み出し及び消去動作を制御するように構成された制御回路と
    を備え、
    前記第1の位置決め領域は、第1の方向に伸び、所定の第1の間隔をあけて設けられた複数の第1のライン部からなる第1の位置決め用パターンを有し、
    前記第2の位置決め領域は、前記第1の方向と交差する第2の方向に伸び、所定の第2の間隔をあけて設けられた複数の第2のライン部からなる第2の位置決め用パターンを有し、
    前記制御回路は、前記第2のプローブが第1及び第2の位置決め用パターンのライン部に接しているか否かに基づいて、前記位置決め信号を生成する
    ことを特徴とする記憶装置。
  3. 前記第1の間隔は、マトリクス状に設けられた前記記録層の前記第2の方向の間隔と等しく、
    前記第2の間隔は、マトリクス状に設けられた前記記録層の前記第1の方向の間隔と等しい
    ことを特徴とする請求項2に記載の記憶装置。
  4. 前記制御回路は、前記第2のプローブが前記第1の位置決め用パターン及び前記第2の位置決め用パターンを通過したタイミングに基づいて生成されたクロック信号を参照して、前記記録層に対するデータの書き込み、読み出し及び消去を制御する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の記憶装置。
  5. データを記録するための記録層がマトリクス状に設けられた記録領域、及び前記記録領域の外側にそれぞれ設けられた複数の第1の位置決め領域及び複数の第2の位置決め領域を有する記録アレイと、
    前記記録領域に対向して配置され、前記記録層に対してデータの書き込み、読み出し及び消去を行うための複数の第1のプローブと、前記複数の第1の位置決め領域に対向して配置され、前記記録領域の位置情報を表す位置決め信号を生成するための複数の第2のプローブと、前記複数の第2の位置決め領域に対向して配置され、前記位置決め信号を生成するための複数の第3のプローブとを有するプローブアレイと、
    前記記録アレイと前記プローブアレイとの相対位置を移動させるように構成されたアクチュエータと、
    前記位置決め信号を用いて前記アクチュエータの動作を制御するとともに、前記記録層に対するデータの書き込み、読み出し及び消去動作を制御するように構成された制御回路と
    を備え、
    前記複数の第1の位置決め領域は、前記複数の第2のプローブに対して所定の間隔ずつずれ方が異なるように形成された複数の矩形部からなる第3の位置決め用パターンを有し、
    前記複数の第2の位置決め領域は、前記複数の第3のプローブに対して所定の間隔ずつずれ方が異なるように形成された複数の矩形部からなる第4の位置決め用パターンを有し、
    前記制御回路は、前記第2及び第3のプローブが第1及び第2の位置決め用パターンの矩形部に接しているか否かに基づいて、前記位置決め信号を生成する
    ことを特徴とする記憶装置。
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