JP5523596B1 - 電子機器ユニット - Google Patents

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    • H05K5/0013Casings, cabinets or drawers for electric apparatus comprising several parts forming a closed casing assembled by resilient members

Abstract

【課題】筐体の窓穴を開閉する窓カバーの脱落や紛失を防止し、窓穴開放時に窓カバーが操作の障害にならないよう筐体内に窓カバーを格納する。
【解決手段】電子機器ユニット100Aの筐体の外面121に設けられた窓穴130Aは、一対の支軸31a、31bを中心として矢印134方向に回動する窓カバー140Aによって開放/封鎖され、小窓カバー140Aは、一対の支軸嵌入凹面44a、44bとこれを取巻く支軸嵌入凸面45a、45bとによって構成された長円形状の溝穴を有し、直交開放された窓カバー140Aは、前記支軸と溝穴に沿って筐体内部に挿入、格納される。
【選択図】図4

Description

この発明は、例えばプログラマブルコントローラのような電子機器ユニットに関し、特に、保守点検を容易にするために筐体の外面に設けられた窓穴を閉鎖又は開放するために設けられた窓カバーを有する電子機器ユニットの改良に関するものである。
プログラマブルコントローラのような電子機器ユニットに於いて、筐体内に収納され、常時は取扱の対象とはならないが例外的に取扱操作が行われる部品を、窓カバー(以下、小窓カバーと称する)によって隠しておいて、適時に小窓カバーを開けてその部品の操作を行うことは慣用手法となっている。このような目的で使用される小窓カバーには、弾力性のある成形品カバーをその弾力性を利用して窓穴に強制的に挿入されて窓穴に装着され、適時にその窓穴から弾力性を利用して強制的に抜き取られて窓穴を開放するように構成された小窓カバー、或いは板金カバーを窓穴の外面にねじ止めするように構成された小窓カバーがある。これ等の小窓カバーは、着脱方式の小窓カバーであって、ここでは第一の形態の小窓カバーと称する。
又、別の小窓カバーとして、蝶番により開閉操作できるように小窓に枢着された小窓カバーがある。この枢着方式の小窓カバーをここでは第二の形態の小窓カバーと称する。第二の形態の小窓カバーの変形例として、蝶番で枢着された小窓カバーに取扱対象部品を搭載したカンガルーポケット方式の小窓カバーも存在する。
例えば特許文献1の図6に示された従来のユニット形プログラマブルコントローラによれば、第一のカバー部材101によって、外部ツール接続コネクタと、ラン/ストップスイッチと、アナログボリュームとが覆われており、その他、第二および第三のカバー部材102、103によって、特殊アダプタの接続コネクタやバッテリ接続コネクタが覆われている。特許文献1に示された第一、第二、及び第三のカバー部材は、弾力性を有する樹脂成形品で形成されており、本体であるプログラマブルコントローラに嵌め込んで装着されるようになっている。
又、特許文献2の図1に示された従来の筐体小窓の蓋構造体によれば、両端に突起状の軸26を有するフタベース21と、突起状の軸26と嵌合し開閉自在としたフタカバー22とを備え、フタカバー22には軸26から着脱自在の開口部27を設け、フタカバー22の開動作に於いて開位置限界を超えたときに、フタカバー22が軸26から外れて破損を防止するようになっている。
更に、特許文献3の図2に示された従来の電気機器収納箱によれば、電気機器収納箱のカバー2に形成された小窓4内に、小窓扉5を棒状軸部材11によって枢着し、開いた状態及び閉じた状態で安定保持できる小窓扉5の構造が提示されている。
特開2010−257211号公報 特開2003−114058号公報 特開2006−228914号公報
特許文献1に示された従来のユニット形プログラマブルコントローラは、安価な樹脂製の小窓カバーが使用されているが、小窓カバーが脱着方式であるため小窓の開放時に紛失したり、脱着操作がし難いという課題があった。
特許文献2に示された従来の筐体小窓の蓋構造体は、小窓カバー、つまり蓋カバー22の開動作による破損の恐れはないが、脱落や紛失の可能性があるとともに、小窓カバーを開放位置に保持するためのツメが破損する恐れがある。又、小窓カバーを開けた状態では、小窓カバーが邪魔になるという課題がある。
特許文献3に示された従来の電気機器収納箱は、小窓カバー、つまり小窓扉5の脱落、紛失の恐れはないが、小窓カバーに無理な外力が加わってヒンジ部が破損したり、小窓カバーを開けた状態では、小窓カバーが邪魔になる等の課題がある。尚、窓穴から操作される対象物が、電子機器関連の小物部品であって、できるだけ対象物品の種別毎に窓穴を設けようとした場合には、小窓カバーは例えば30[mm]×22[mm]、或いは15[mm]×22[mm]の平面積となり、窓穴自体が小さいので、小窓カバーが一体になっていると、これが指先回りの邪魔になって、不必要に窓穴を大きくしなければならなくなる課題がある。
この発明は、前述の従来の装置の課題を解決するためになされたもので、第一の目的は、筐体の窓穴を封鎖する開閉自在の小窓カバーの脱落と紛失を防止するとともに、不用意な外力によって小窓カバー、つまり窓カバーが損傷したり、意図しないで閉鎖しないようにした窓カバーを有する電子機器ユニットを提供することである。この発明の第二の目的は、窓カバーの開放状態に於いて、窓内の保守点検操作を行う上で、窓カバーがその操作の邪魔をしないようにすることによって、窓穴面積を小さくすることができる窓カバーを有する電子機器ユニットを提供することである。
この発明による電子機器ユニットは、保守点検用の窓穴を備え、内部に電子機器部材を収納する筐体と、前記筐体に設けられ、所定間隔を介して対峙する第1及び第2の支軸と、前記第1の支軸に嵌合し得る第1の溝穴と、前記第2の支軸に嵌合し得る第2の溝穴を備え、前記嵌合した第1及び第2の支軸の中心を回動中心点として回転可能に構成された窓カバーとを備え、前記窓カバーは、前記窓穴を閉鎖している状態から、前記第1及び第2の支軸を支点として所定方向へ回動することにより前記窓穴を開放し、且つ前記窓穴を開放した状態で少なくとも一部分が前記窓穴の内部に収納され得るように構成され、前記窓カバーの前記回動中心点をP、前記回動中心点Pから前記窓穴の内面と対向する前記窓カバーの端面までの最小端面距離をL、前記窓カバーの前記回動中心点Pから前記窓カバーの外面までの外面厚さをT1、前記窓穴の内面と前記窓カバーの前記端面との間隔をG、前記窓カバーの前記回動中心点Pから前記窓カバーの前記端面までの最大寸法をyとしたとき、前記窓カバーは、L>T1、且つ、G≧y−L≧0の関係を満たすように構成されていることを特徴とするものである。
又、この発明による電子機器ユニットは、保守点検用の窓穴を備え、内部に電子機器部材を収納する筐体と、前記筐体に設けられ、所定間隔を介して対峙する第1及び第2の支軸と、前記第1の支軸に嵌合し得る第1の溝穴と、前記第2の支軸に嵌合し得る第2の溝穴を備え、前記嵌合した第1及び第2の支軸の中心を回動中心点として回転可能に構成された窓カバーとを備え、前記窓カバーは、前記窓穴を閉鎖している状態から、前記第1及び第2の支軸を支点として所定方向へ回動することにより前記窓穴を開放し、且つ前記窓穴を開放した状態で少なくとも一部分が前記窓穴の内部に収納され得るように構成され、前記窓カバーの前記回動中心点をP、前記回動中心点Pから前記窓穴の内面と対向する前記窓カバーの仮想端面までの最小端面距離をL、前記窓カバーの前記回動中心点Pから前記窓カバーの外面までの外面厚さをT1、前記窓穴の内面と前記窓カバーの前記仮想端面との間隔をG、前記窓カバーの前記回動中心点Pから前記窓穴の内面までの距離をRとしたとき、前記窓カバーは、L>T1の関係を満たし、且つ、前記回動中心点Pを中心とする所定の半径yの円弧の一部の形状を備えて前記仮想端面から前記窓穴の内面側に突出して前記窓穴の内面に対向する端面を備え、y≦Rの関係を満たすように構成されていることを特徴とするものである。
この発明による電子機器ユニットによれば、窓カバーは、窓穴を閉鎖している状態から、一対の支軸を支点として所定方向へ回動することにより窓穴を開放し、且つ窓穴を開放した状態で少なくとも一部分が窓穴の内部に収納され得るように構成されているので、窓カバーの脱落や紛失の恐れがなく、しかも、窓穴の開放時には窓カバーの突出高さを抑制することができるので、窓カバーに障害物が当たる等により窓カバーの支軸部分が破損する危険性が少なくなり、又、開放された窓カバーに触れて不用意に窓穴を閉鎖する等のトラブルを防止することができる効果がある。更に、窓カバーの開放状態に於いて、窓カバーの少なくとも一部分を窓穴内に収納することができるので、窓穴内の保守点検操作を行う上で窓カバーが障害とならず、従って窓穴の面積を小さくすることができる効果がある。そして、その結果として、複数の対象物品の種別に応じた複数の窓カバーを設ければ、必要最小限度の窓穴を開放して必要最小限の窓穴開放面積により保守点検が行える副次的効果を奏することができる。
この発明の実施の形態1による電子機器ユニットの全体構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1による電子機器ユニットの窓穴の内面を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1による電子機器ユニットの小窓カバーの底面部を示す斜視図である。 図1のIV−IV線に沿う部分断面図である。 図1に示すこの発明の実施の形態1による電子機器ユニットの寸法構成の詳細を示す説明図である。 図5に示すこの発明の実施の形態1による電子機器ユニットの寸法構成の於ける、偏在寸法比に関する特性線図である。 この発明の実施の形態2による電子機器ユニットの全体構成を示す斜視図である。 図7のVIII−VIII線に沿う部分断面図である。
実施の形態1.
(1)構成の詳細な説明
以下、この発明の実施の形態1による電子機器ユニットについて説明する。図1は、この発明の実施の形態1による電子機器ユニットの全体構成を示す斜視図である。図1に於いて、電子機器ユニット100Aは、樹脂製のベース110と、樹脂製の本体カバー120Aと、ベース110に収納された1枚の回路基板10aとによって構成されている。尚、回路基板は1枚に限られるものではなく、ベース110と本体カバー120Aの何れか一方又は相互に分散して収納された複数枚の回路基板を備えていてもよい。
ベース110は、底面111と四方のベース周壁面112、113、114、115を備えている。本体カバー120Aは、外面121と四方の本体カバー周壁面122、123、124、125を備えている。ベース110と本体カバー120Aは、図示していないネジ止め機構によって相互に固定されることにより、ベース110の開口部と本体カバー120Aの開口部が封鎖されて一つの筐体210Aが構成される。本体カバー120A、又はベース110側に予め固定されている回路基板10aには、電子機器部材としての複数の電子回路部品11と、図示していないメモリカード或いはバッテリ等の取換若しくは交換部品接続用のコネクタ12、可変抵抗やデイップスイッチ等の調整若しくは選択操作用の部品13が搭載されている。
本体カバー120Aの外面121に開口する窓穴130Aと、この窓穴130Aを開放又は閉鎖するための窓カバーとしての小窓カバー140Aとが設けられており、前述のコネクタ12と調整用若しくは選択操作用の部品13とは、この窓穴130Aに対応した位置に配置されている。尚、小窓カバー140Aは、図2により後述する一対の第1及び第2の支軸31a、31bによって窓穴130A内に枢着されており、回動中心軸131を中心として手動開閉できるように構成されている。
又、ベース110の底面111には、図示しないDINレール用のフックが設けられており、図示していない制御盤内のDINレールに懸架して設置されるようになっている。従って仮に図1の場合とは異なり窓穴130Aが電子機器ユニット100Aの側面位置に配置されていたとすると、同じDINレールに隣接して懸架された他の機器が障害となって、小窓カバー140Aを開放直交位置を越えて回動させることができない状況となる。
図2は、この発明の実施の形態1による電子機器ユニットの窓穴の内面を示す斜視図である。図2に於いて、筐体210Aに於ける本体カバー120Aの外面121に開口するように設けられた窓穴130Aの内面には、相対向する一対の第1の窓穴内面130iと、この第1の窓穴内面130iと直交する第2の窓穴内面130jが形成されている。第1の支軸31aと第1のフック32aは、一対の第1の窓穴内面130iのうちの一方に突設され、第2の支軸31bと第2のフック32bは、一対の第1の窓穴内面130iのうちの他方に突設されている。第1及び第2の支軸31a、31bは同一軸線上に配置され、互いの軸方向の端部が所定の間隔を介して対峙している。
第1及び第2のフック32a、32bは同一軸線上に配置され、互いの軸方向の端部が所定の間隔を介して対峙している。第1及び第2の支軸31a、31bの軸線は、小窓カバー140Aの回動中心軸131となる。一対の第1の窓穴内面130iは回動中心軸131に対して直交するように形成され、第2の窓穴内面130jは回動中心軸に対して平行に形成されている。
第1及び第2の支軸31a、31bの軸方向の端部には、窓穴130Aの底面に向けて漸次傾斜する第1及び第2の支軸嵌入斜面部35a、35bがそれぞれ形成されている。又、第1及び第2のフック32a、32bの軸方向の端部には、窓穴130Aの底面に向けて漸次傾斜する第1及び第2のフック嵌入斜面部36a、36bと、窓穴130Aの外部に向けて漸次傾斜する第1及び第2のフック抜出斜面部37a、37bとがそれぞれ形成されている。
第1の窓穴内面130iには一対の第1及び第2のガイドレール33a、33bが突設され、第2の窓穴内面130jには一対の第1及び第2の背面レール34a、34bが突設されている。図2では、図の複雑化を避けるために第1及び第2の背面レール34a、34bの第2の窓穴内面130jからの突出高さの図示は省略している。尚、小窓カバー140Aを、窓穴130Aの閉鎖位置からほぼ90度回転させて開放位置に移動させると、後述するように、小窓カバー140Aは、第1及び第2の背面レール34a、34bと第1及び第2のガイドレール33a、33bとに挟持されて窓穴内部の方向に摺動し、窓穴130A内に一部分を残して格納されるように構成されている。第1及び第2のフック32a、32bは、後述するように、小窓カバー140Aを窓穴130Aの閉鎖位置に保持するために設けられている。
更に、窓穴130Aの底面には、メモリカード或いはバッテリ等の取換若しくは交換部品を接続するためのコネクタ12(図1参照)に接続される相手側のコネクタの挿入口38と、可変抵抗或いはデイップスイッチ等の調整用若しくは選択用の操作部品13(図1参照)を調整若しくは操作するための調整窓39が設けられている。
図3は、この発明の実施の形態1による電子機器ユニットの小窓カバーの底面部を示す斜視図であって、小窓カバー140Aを底面側から見上げた図である。図3に於いて、小窓カバー140Aは、板状部41の両端に設けられた一対の第1及び第2の折曲部42a、42bと、一対の第1及び第2の折曲部42a、42bの前端部を連結する連結梁43とを一体成形した樹脂材で構成されている。
第1及び第2の折曲部42a、42bの外側端面には、それぞれ一対の第1及び第2の支軸嵌入凹面44a、44b(図3には第2の支軸嵌入凹面44bのみが図示されている)と、これ等の第1及び第2の支軸嵌入凹面44a、44bを取巻く一対の環状の第1及び第2の支軸嵌入凸面45a、45b(図3には第2の支軸嵌入凸面45bのみが図示されている)が設けられており、これ等の第1及び第2の支軸嵌入凹面44a、44bと第1及び第2の支軸嵌入凸面45a、45bとにより、回動中心軸131と直交する方向の小窓カバー140Aの幅方向(以下、小窓カバーの縦幅方向と称する)に延びる一対の
第1及び第2の溝穴50a、50b(図3には第2の溝穴50bのみが示されている)を構成している。
第1及び第2の支軸嵌入凸面45a、45bに於ける小窓カバー140Aの裏面側に位置する部位には、第1及び第2の支軸嵌入凹面44a、44bからの高さ寸法が、回動中心軸131の方向である小窓カバー140Aの幅方向(以下、小窓カバーの横幅方向と称する)に、漸次小さくなるように傾斜して延びる一対の第1及び第2の支軸挿入斜面部46a、46b(図3には第2の支軸挿入斜面部46bのみが図示されている)が形成されている。
更に、第1及び第2の支軸嵌入凸面45a、45bに於ける小窓カバー140Aの裏面側に位置する部位には、前述の一対の支軸挿入斜面部46a、46bと同様に傾斜して伸びる一対の第1及び第2のフック挿入斜面部46aa、46bb(図3には第2のフック挿入斜面部46bbのみが図示されている)と、この一対の第1及び第2のフック挿入斜面部46a、46bの傾斜方向とは逆方向に傾斜する一対の第1及び第2のフック脱出斜面部47a、47b(図3には第2のフック脱出斜面部47bのみが図示されている)が形成されている。
更に詳しく説明すれば、第1及び第2の支軸嵌入凹面44a、44bの底面からの第1及び第2の支軸挿入斜面部46a、46b高さ寸法は、第1及び第2の支軸嵌入凹面44a、44bに接する部位に於いて最も大きく、第1及び第2の支軸嵌入凹面44a、44bから離れるに従って漸次小さくなるように形成されている。又、第1及び第2の支軸嵌入凹面44a、44bの底面からの第1及び第2のフック挿入斜面部46aa、46bbの高さ寸法は、第1及び第2のフック脱出斜面部47a、47bとの境界に於いて最も高く、この境界から第1及び第2の支軸嵌入凹面44a、44bから離れるに従って漸次小さくなるように形成されている。
又、第1及び第2の支軸嵌入凹面44a、44bの底面からの第1及び第2のフック脱出斜面部47a、47bの高さ寸法は、第1及び第2の支軸嵌入凹面44a、44bに接する部位に於いて最も小さく、第1及び第2のフック挿入斜面部46aa、46bbとの境界に於いて最も大きくなるように形成されている。第1及び第2のフック挿入斜面部46aa、46bbと第1及び第2のフック脱出斜面部47a、47bとの境界に於ける第1及び第2の支軸嵌入凹面44a、44bの底面からの高さ寸法は、同一である。
更に、第1の支軸挿入斜面部46aに於ける前述の高さ寸法の最も大きな部位と第2の支軸挿入斜面部46bに於ける前述の高さ寸法の最も大きな部位との間の小窓カバーの横幅方向の間隔は、第1の支軸31aの軸方向の端部と第2の支軸31bの軸方向の端部との間の小窓カバーの横幅方向の間隔よりも小さく設定され、第1の支軸挿入斜面部46aに於ける前述の高さ寸法の最も小さな部位と第2の支軸挿入斜面部46bに於ける前述の高さ寸法の最も小さな部位との間の小窓カバーの横幅方向の間隔は、第1の支軸31aの軸方向の端部と第2の支軸31bの軸方向の端部との間の小窓カバーの横幅方向の間隔よりも大きく設定されている。ただし、一対の支軸の端面間隔は支軸端面に設けられた嵌入斜面部を考慮した寸法となっている。
同様に、第1のフック挿入斜面部46aaの最も高さ寸法の大きな部位と第2のフック挿入斜面部46bbの最も高さ寸法の大きな部位との間の小窓カバーの横幅方向の間隔は、第1のフック32aの軸方向の端部と第2のフック32bの軸方向の端部との間の小窓カバーの横幅方向の間隔よりも小さく設定され、第1のフック挿入斜面部46aaの最も高さ寸法の小さな部位と第2のフック挿入斜面部46bbの最も高さ寸法の小さな部位との間の小窓カバーの横幅方向の間隔は、第1のフック32aの軸方向の端部と第2のフッ
ク32bの軸方向の端部との間の小窓カバーの横幅方向の間隔よりも大きく設定されている。ただし、一対のフックの端面間隔はフック端面に設けられた嵌入斜面部を考慮した寸法となっている。
小窓カバー140Aの第1及び第2の折曲部42a、42bに於ける小窓カバーの裏面側には、小窓カバー140Aが窓穴130Aを閉鎖している状態に於いて、第1及び第2のガイドレール33a、33bの先端部に嵌合して当接する一対の第1及び第2のガイドレール当接凹部48a、48bが設けられている。小窓カバー140Aの反支軸側端面1402には、小窓カバー140Aを回動させるときに操作者の指先を係合させるための操作用溝1403が形成されている。
図4は、図1のIV−IV線に沿う部分断面図である。図4に於いて、小窓カバー140Aによって閉鎖されている窓穴130Aの内面は、矢印132の方向から操作者の指先を挿入して小窓カバー140Aの反支軸側端面1402を持上げて、矢印134の方向に小窓カバー140Aを回転させるための指穴空間と、コネクタ挿入口38と調整窓39を備える内壁126を有している。図4には、対向する一対の第1の窓穴内面130iのうち図示されていない内面に突設された第2の支軸31b及び第2のフック32bの断面部分が図示されている。
小窓カバー140Aの第1及び第2のガイドレール当接凹部48a、48bと第1及び第2のガイドレール33a、33bの先端部は、台形又は円弧形状を成しており、小窓カバー140Aを閉鎖したときに相互に求心動作を行って小窓カバー140Aの位置決めを行ない、小窓カバー140Aの支軸側端面1401と窓穴130Aの第2の窓穴内面130jとの間隙寸法が決定されるようになっている。
尚、矢印133は、小窓カバー140Aを開放するときに、小窓カバー140Aの反支軸側端面1402を斜め上方に持上げようとした場合に作用する開放分力の方向を示しており、第1及び第2のガイドレール33a、33bの先端部は、この開放分力によって小窓カバー140Aの支軸側端面1401と窓穴130Aの第2の窓穴内面130jとが押圧されるのを回避又は押圧分力を軽減するように構成されている。
小窓カバー140Aの支軸側端面1401が対向する第2の窓穴内面130jに設けられた一対の第1及び第2の背面レール34a、34bの高さ寸法hは、後述する図5に示すとおり、小窓カバー140Aの回動中心点Pと小窓カバー140Aの外面までの外面厚さT1と、小窓カバー140Aの回動中心点Pと窓穴130Aの第2の窓穴内面130jまでの内壁面距離Rとの差分値[R−L]以下の値に設定されており、小窓カバー140Aが図4に示す閉鎖位置に対して直交する開放位置に回動された後、小窓カバー140Aが一対の第1及び第2の背面レール34a、34bと一対の第1及び第2のガイドレール33a、33bとに誘導され、小窓カバー140Aの少なくとも一部が窓穴130A内に格納されるように構成されている。
以上の説明では、図4に於いて第1及び第2のフック32a、32bに対応して、第1及び第2のフック挿入斜面部46aa、46bbを設けるように構成しているが、第1及び第2の支軸挿入斜面部46a、46bを、第1及び第2のフック32a、32bに対応する位置まで延長して、これを第1及び第2のフック挿入斜面部46aa、46bbとすることもできる。
(2)作用動作の詳細な説明
以下、この発明の実施の形態1による小窓カバーを有する電子機器ユニットに於ける、小窓カバーの開閉動作について詳細に説明する。まず、前述した図1〜図4に於いて、回路基板10aを収納したベース110と本体カバー120Aとは、相互の開口端を封鎖するように図示していないネジにより一体に固定される。
次に、小窓カバー140Aを窓穴130Aに装着するときには、先ず、図3に示す小窓カバー140Aの裏面側を図2に示す窓穴130Aの開口部に対向させて、小窓カバー140Aを窓穴130Aに軽く嵌め合わせる。このとき、第1及び第2の支軸31a、31bの第1及び第2の支軸嵌入斜面部35a、35bは、小窓カバー140Aの第1及び第2の支軸挿入斜面部46a、46bの表面にそれぞれ当接した状態にあり、又、第1及び第2のフック32a、32bの第1及び第2のフック嵌入斜面部36a、36bは、小窓カバー140Aの第1及び第2のフック挿入斜面部36aa、36bbの表面にそれぞれ当接した状態にある。
次に、前述のように窓穴130Aに嵌め合わされている小窓カバー140Aの外表面、特に第1及び第2の支軸31a、31bと第1及び第2のフック32a、32bに対応する部分の外表面を、窓穴130Aの底面に向けて押圧する。これにより、小窓カバー140Aの第1及び第2の支軸挿入斜面部46a、46bが一対の第1及び第2の支軸31a、31bの第1及び第2の支軸嵌入斜面部35a、35bにより圧接されるとともに、小窓カバーAの第1及び第2のフック挿入斜面部46aa、46bbが第1及び第2のフック32a、32bの第1及び第2のフック嵌入斜面部36a、36bにより圧接される。
これにより、第1及び第2の支軸31a、31bの支軸嵌入斜面部35a、35bは、小窓カバー140Aの第1及び第2の支軸挿入嵌入斜面部46a、46bをスムースに摺動するとともに、第1及び第2のフック32a、32bの第1及び第2のフック嵌入斜面部36a、36bは、小窓カバー140Aの第1及び第2のフック挿入斜面部46aa、46bbをスムースに摺動し、その結果、小窓カバー140Aの板状部41は外側に凸状に湾曲する。小窓カバー140Aの板状部41が湾曲することにより、第1及び第2の支軸31a、31b、及び第1及び第2のフック32a、32bの各軸方向先端部は、小窓カバー140の第1及び第2の溝穴50a、50b内に強制的に遊嵌される。このようにして小窓カバー140Aは、本体カバー120Aに装着され、窓穴130Aを閉鎖する。図4はこの状態を示している。
小窓カバー140Aが装着された電子機器ユニット100Aは、図示していない制御盤内のDINレールに懸架されて制御盤への装着が完了する。
次に、ユーザの操作者によって閉鎖位置にある小窓カバー140Aを開放させる場合について説明する。図4に示すように小窓カバー140Aが閉鎖位置にあるとき、矢印132の方向から指先を指穴空間に挿入して小窓カバー140Aの操作用溝1403に係合させ、小窓カバー140Aの前端部を持上げる。これにより、一対の第1及び第2のフック32a、32bの第1及び第2のフック抜出斜面部37a、37bが小窓カバー140Aの一対の第1及び第2のフック脱出斜面部47a、47bを押圧して小窓カバー140Aの板状部41を図の上方に凸状に湾曲させる。
この状態から更に小窓カバー140Aを第1及び第2の支軸31a、31bを中心として矢印134の方向に回転させると、第1及び第2のフック32a、32bが小窓カバー140Aの第1及び第2の溝穴50a、50bから脱出する。そして更に小窓カバー140Aを図4に示す位置に対して直角の位置まで回転させる。これにより、小窓カバー140Aは、本体カバー120Aの上面に直立する状態となる。
次に、この直立状態である第2の角度位置にある小窓カバー140Aを本体カバー120Aの窓穴130A内に押し込むと、小窓カバー140Aは、第1及び第2のガイドレール33a、33bと第1及び第2の背面レール34a、34bに誘導されて、反支軸側端面1402の近傍の一部分を残して、窓穴130A内に窓穴130A内に収納される。この状態で、小窓カバー140Aは完全な開放位置をとることになる。このとき、操作者は窓穴130Aの底面のコネクタ挿入口38、調整窓39を介して必要な操作を行なう。
次に、小窓カバー140Aを開放位置から図4に示す閉鎖位置に移動させるときは、前述の開放操作とは逆の操作を行なう。即ち、操作者は、窓穴130Aから突出している小窓カバー140Aの反支軸側端面1403を指で挟みほぼ本体カバー130Aの外表面に対して垂直に引き上げ、第1及び第2の支軸31a、31bを小窓カバー140Aの第1及び第2の溝穴50a、50bの端壁に当接させる。この状態から、図4に示す矢印134とは逆の方向に小窓カバー140Aを第1及び第2の支軸31a、31bを中心として回転させ、小窓カバー140Aの第1及び第2のフック挿入斜面部46aa、46bbを第1及び第2のフック32a、32bの第1及び第2のフック嵌入斜面部36a、36bに当接させる。
この状態で小窓カバー140Aを窓穴130Aに更に押し込むと、第1及び第2のフック32a、32bの第1及び第2のフック嵌入斜面部36a、36bは、小窓カバー140Aの第1及び第2のフック挿入斜面部46aa、46bbをスムースに摺動し、小窓カバー140Aの板状部41は外側に凸状に湾曲し、第1及び第2のフック32a、32bの各軸方向先端部は、小窓カバー140の第1及び第2の溝穴50a、50b内に強制的に遊嵌される。このようにして小窓カバー140Aは、図4に示す閉鎖位置に戻ることになる。
次に、この発明の実施の形態1による電子機器ユニットの寸法構成について明図する。図5は、図1に示すこの発明の実施の形態1による電子機器ユニットの寸法構成の詳細を示す説明図である。図5に於いて、小窓カバー140Aの回動中心点P(つまり図2及び図3に示す回動中心軸131)を基準点として、小窓カバー140Aの外表面までの寸法である外面厚さをT1、小窓カバー140Aの内表面までの寸法である内面厚さをT2、支軸側端面までの最小端面距離をL、支軸側端面までの最大の端面距離としての最大寸法をy、窓穴130Aの第2の窓穴内面130jまでの内壁面距離をRとすると、小窓カバー140Aの閉鎖位置に於ける支軸側端面1401から第2の窓穴内面130jまでの距離である間隙Gは、少なくとも下記の式(1)によって算出される値が必要となる。

G=y−L=√(L2+T12)−L=T1×√[(L/T1)2+1]−L
・・・式(1)

ここで、間隙Gと外面厚さT1との比率を間隙比率G/T1とすれば、間隙比率G/T1は下記の式(2)により示される。

∴ G/T1=√(x2+1)−x ・・・・式(2)

但し 偏在寸法比x=L/T1>1.0
図6は、図5に示すこの発明の実施の形態1による電子機器ユニットの寸法構成に於ける、偏在寸法比に関する特性線図であって、横軸は偏在寸法比x=L/T1の値であり、縦軸は間隙比率G/T1の値である。図6に示すように、偏在寸法比xを大きくすれば間隙比率G/T1が減少することがわかる。仮に、L=T1とし、偏在寸法比x=1とした場合には、間隙比率G/T1は「0.41」となり間隙Gが大きくなる。
間隙Gが大きくなると、導電性ダストの浸入とその堆積が発生するので、偏在寸法比xは「1.5」〜「2.5」程度の値にしておくとともに、小窓カバー140Aの支軸側端面1401に寸法yを半径とした円弧の一部を備えた三日月状の肉盛りを図5に示すように行う。ここで、y<Rの関係を満たすように設定されている。この肉盛りによって、閉鎖状態に於ける中心部の間隙は、寸法精度で定まる最小限度の値に短縮することができる。但し、このような肉盛りを行っても、小窓カバー140Aの表面部に於いては、依然として前述の式(1)で算出される間隙が発生するので、偏在寸法比xはなるべく大きな値にしておくのが望ましい。
尚、小窓カバー140Aの内面厚さT2の大きさは、小窓カバー140Aの開閉動作とは関係がないので、外面厚さT1よりは大きい目にしておくことによって、第1及び第2の支軸挿入斜面部46a、46bや第1及び第2のフック挿入斜面部46aa、46bb、第1及び第2のフック段出斜面部47a、47bをなだらかな傾斜にして、小窓カバー140Aの前述の装着操作や開閉操作をスムースに行うことができるようにすることが望ましい。
(3)実施の形態1による電子機器ユニットの要点と特徴
請求項1に記載の発明に関連し、この発明の実施の形態1による電子機器ユニット100Aは、回路基板10aと電子回路部品11を収納した筐体210Aの外面121に開口し、保守点検に適した窓穴130Aを備え、当該窓穴130Aに対して開閉自在に装着された、小窓カバー140Aを有する電子機器ユニット100Aであって、前記筐体210Aは、前記小窓カバー140Aの開閉操作を行うときに、当該小窓カバー140Aの回動中心となる一対の第1及び第2の支軸31a、31bを有するとともに、前記小窓カバー140Aは、前記第1及び第2の支軸31a、31bにそれぞれが嵌入する一対の第1及び第2の支軸嵌入凹面44a、44bと、当該第1及び第2の支軸嵌入凹面44a、44bを取巻く一対の第1及び第2の支軸嵌入凸面45a、45bとによって構成された長円形状の一対の第1及び第2の溝穴50a、50bを備え、前記小窓カバー140Aを前記窓穴130Aの閉鎖位置から、直交開放位置に回動させた後、前記小窓カバー140Aの少なくとも一部分を、前記第1及び第2の支軸31a、31bと前記第1及び第2の溝穴50a、50bに沿って前記筐体210Aの内部に押し込んで、開放位置に於ける前記小窓カバー140Aの突出高さを抑制するように構成されている。
請求項2に記載の発明に関連し、この発明の実施の形態1による電子機器ユニットに於いて、前記小窓カバー140Aの回動中心点P(つまり回動中心軸131)と、前記窓穴130Aの第2の窓穴内面130jと対向する前記小窓カバー140Aの支軸側端面までの最小端面距離Lは、前記小窓カバー140Aの回動中心点Pと、前記小窓カバー140Aの外面までの外面厚さT1よりも大きな偏在寸法となっていて、前記窓穴130Aの第
2の窓穴内面130jと対向する前記小窓カバー140Aの支軸側端面までの最大間隔Gは、前記小窓カバー140Aの回動中心点Pと、前記小窓カバー140Aの支軸側端面までの最大寸法yから、前記最小端面距離Lを減じた値以上となるように構成されている。
即ちこの発明の実施の形態1による電子機器ユニットは、前記窓カバーの前記回動中心点をP、前記回動中心点Pから前記窓穴の内面と対向する前記窓カバーの端面までの最小端面距離をL、前記窓カバーの前記回動中心点Pから前記窓カバーの外面までの外面厚さをT1、前記窓穴の内面と前記窓カバーの前記端面との間隔をG、前記窓カバーの前記回
動中心点Pから前記窓カバーの前記端面までの最大寸法をyとしたとき、前記窓カバーは、L>T1、且つ、G≧y−L≧0の関係を満たすように構成されている。従って、最小端面距離Lを外面厚さL1よりも大きくすることによって、最大間隙Gを小さな値にして、筐体内に異物が混入するのを防止するとともに、間隙内に浸入する塵埃の堆積を抑制することができる特徴がある。
この構成は、後述する実施の形態2に於いても同様である。
請求項3に記載の発明に関連し、この発明の実施の形態1による電子機器ユニットに於いて、前記小窓カバー140Aの回動中心点Pと、前記窓穴130Aの第2の窓穴内面130jと最大間隙Gを置いて対向する前記小窓カバー140Aの仮想端面までの最小端面距離Lは、前記小窓カバー140Aの回動中心点Pと、前記小窓カバー140Aの外面までの外面厚さT1よりも大きな偏在寸法となっていて、前記仮想端面には更に、前記回動
中心点Pを中心として、前記小窓カバー140Aの回動方向に所定半径による円弧状の肉盛りが行われて実際の支軸側端面となり、前記所定半径は、前記小窓カバー140Aの回動中心点Pから、前記第2の窓穴内面130jまでの内壁面距離R以下の値となっている。
即ちこの発明の実施の形態1による電子機器ユニットは、前記窓カバーの前記回動中心点をP、前記回動中心点Pから前記窓穴の内面と対向する前記窓カバーの仮想端面までの最小端面距離をL、前記窓カバーの前記回動中心点Pから前記窓カバーの外面までの外面厚さをT1、前記窓穴の内面と前記窓カバーの前記仮想端面との間隔をG、前記窓カバー
の前記回動中心点Pから前記窓穴の内面までの距離をRとしたとき、前記窓カバーは、L>T1の関係を満たし、且つ、前記回動中心点Pを中心とする所定の半径yの円弧の一部の形状を備えて前記仮想端面から前記窓穴の内面側に突出して前記窓穴の内面に対向する端面を備え、y≦Rの関係の関係を満たすように構成されている。従って、小窓カバーの回動中心点から小窓カバーの肉盛り前の支軸側端面までの寸法を、外面厚さL1よりも大きくすることによって、小窓カバーの肉盛り端面と窓穴内面との間隙は、各部の寸法バラツキに起因する最小限度のゼロ寸法に接近させて、筐体内に異物が混入するのを防止することができる特徴がある。又、小窓カバーの表面部における窓穴内面との陥没間隙を縮小して、間隙内に浸入する塵埃の堆積を抑制することができる特徴がある。
この構成は、後述する実施の形態2に於いても同様である。
請求項4に記載に発明に関連し、この発明の実施の形態1による電子機器ユニットに於いて、前記小窓カバー140Aが格納される前記窓穴130Aの第2の窓穴内面130jには、第1及び第2の背面レール34a、34bが突設され、前記第1及び第2の背面レール34a、34bの高さ寸法hは、前記小窓カバー140Aの回動中心点Pと前記窓穴130Aの第2の窓穴内面130jまでの内壁面距離Rから、前記外面厚さT1を減じた
前記回動中心点Pの偏在寸法以下の寸法となっている。従って、小窓カバーを筐体内に押し込むときに、小窓カバーの位置が安定し、軽度の圧入寸法としておくことにより格納状態が安定する特徴がある。尚、背面レールは2個に限らず1個のみでもよく、或いは3個以上でもよい。
この構成は、後述する実施の形態2に於いても同様である。
請求項5に記載の発明に関連し、この発明の実施の形態1による電子機器ユニットに於いて、前記小窓カバー140Aは、板状部41の両端に設けられた一対の第1及び第2の折曲部42a、42bと、当該第1及び第2の折曲部42a、42bの前端部を連結する連結梁43とを一体成形した樹脂材で構成され、前記第1及び第2の折曲部42a、42bの外側端面には、それぞれ第1及び第2の支軸嵌入凹面44a、44bと、当該第1及び第2の支軸嵌入凹面44a、44bを取巻く第1及び第2の支軸嵌入凸面45a、45bとが設けられており、これ等の第1及び第2の支軸嵌入凹面44a、44bと第1及び第2の支軸嵌入凸面45a、45bは第1及び第2の溝穴50a、50bを構成している。そして、前記第1及び第2の支軸嵌入凸面45a、45bの一部は、前記第1及び第2の支軸嵌入凹面44a、44bからの高さ寸法が小さくなった第1及び第2の支軸挿入斜面部46a、46bを備え、前記小窓カバー140Aを前記窓穴130Aに挿入するときには、前記第1及び第2の支軸31a、31bの先端部が前記第1及び第2の支軸挿入斜面部46a、46bを押圧し、前記板状部41が外側に湾曲することによって強制的に挿入(即ち、無理入れ)が行われ、無理入れが完了すると前記第1及び第2の支軸31a、
31bは前記第1及び第2の溝穴50a、50bに遊嵌するように構成されている。このように、樹脂材で成形された小窓カバーは、窓カバーを窓穴に挿入するときの無理入れ寸法は、支軸の遊嵌深さと支軸挿入斜面の落差によって決定されるようになっている。従って、板状部の厚さを薄くしても、連結梁によって補強されているので、十分な無理入れ押圧力によって一対の支軸を確実に溝穴に導入し、一旦溝穴に嵌入した支軸は脱落できないようにすることができる特徴がある。
この構成は、後述する実施の形態2に於いても同様である。
請求項6に記載の発明に関連し、この発明の実施の形態1による電子機器ユニットに於いて、前記筐体210Aの窓穴130Aの窓穴内面には、前記第1及び第2の支軸31a、31bと並んで第1及び第2のフック32a、32bが突設され、前記小窓カバー140Aに設けられた前記第1及び第2の支軸挿入斜面部46a、46bは、前記第1及び第2のフック32a、32bの突設位置まで延長されるか、又は第1及び第2のフック挿入斜面部46aa、46bbが設けられ、前記第1及び第2の支軸嵌入凸部45a、45bには、前記第1及び第2のフック32a、32bの突設位置に対応した第1及び第2のフック脱出斜面部47a、47bが更に設けられ、前記小窓カバー140Aを前記窓穴130Aに挿入するときには、前記第1及び第2の支軸31a、31bの先端部と前記第1及び第2のフック32a、32bの先端部とが、前記第1及び第2の支軸挿入斜面部46a、46bと前記第1及び第2のフック挿入斜面部46aa、46bbを押圧し、前記板状部41が外側に湾曲することによって無理入れが行われ、無理入れが完了すると前記第1及び第2の支軸31a、31bと前記第1及び第2のフック32a、32bは、前記第1及び第2の溝穴50a、50bに遊嵌し、前記小窓カバー140Aを前記第1及び第2の支軸31a、31bを回動中心点として開放するときには、前記第1及び第2のフック32a、32bの先端部が前記第1及び第2のフック脱出斜面部47a、47bを押圧し、前記板状部41が外側に湾曲することによって無理抜きが行われ、前記小窓カバー140Aを前記第1及び第2の支軸31a、31bを回動中心点として開放した後で再び閉鎖するときには、前記第1及び第2のフック32a、32bの先端部が前記第1及び第2のフック挿入斜面部46aa、46bbを押圧し、前記板状部41が外側に湾曲することによって無理入れが行われる。
従って、小窓カバーによる窓穴の閉鎖状態は、小窓カバーに設けられた溝穴に嵌入している一対のフックによって保持され、小窓カバーを開放するときのフックの脱出寸法は、フックの嵌合深さとフック脱出斜面部の落差によって決定され、必要とされる開放脱出力の大きさは、フックの突設位置と連結梁までの距離を予め調整しておくことによって適度な値に設定することができる特徴がある。又、精細な金型寸法調整を必要とする支軸の無理入れ嵌入強度と、フックの無理入れ、無理抜き強度の調整は、小窓カバーを成形する金型に集中しているので、成形試打ち段階に於ける作業効率が向上する特徴がある。
この構成は、後述する実施の形態2に於いても同様である。
請求項7に記載の発明に関連し、この発明の実施の形態1による電子機器ユニットに於いて、前記第1及び第2のフック32a、32bの突設位置と前記小窓カバー140Aの連結梁43との距離は、前記第1及び第2の支軸31a、31bの突設位置と前記小窓カバー140Aの連結梁43との距離の半分以上の距離となるように設定されており、前記第1及び第2の支軸31a、31bの先端には、それぞれに前記第1及び第2の支軸挿入斜面部46a、46bと当接する第1及び第2の支軸嵌入斜面35a、35bが設けられており、前記第1及び第2のフック32a、32bの先端には、それぞれに前記第1及び第2のフック挿入斜面部46aa、46bbと当接する第1及び第2のフック嵌入斜面部36a、36bと、前記第1及び第2のフック脱出斜面部47a、47bと当接し得る第1及び第2のフック抜出斜面部37a、37bとが設けられている。
以上のとおり、第1及び第2のフックの突設位置を連結梁の位置から遠ざけるとともに、各フックの先端には嵌入斜面部と抜出斜面部とが設けられている。従って、小窓カバー
を開閉するときに、小窓カバーとフックに無理な力が作用せず、安定した開閉寿命を維持することができる特徴がある。
この構成は、後述する実施の形態2に於いても同様である。
請求項8及び9に記載の発明に関連し、この発明の実施の形態1による電子機器ユニットに於いて、前記第1及び第2の支軸31a、31bの突設高さは、前記第1及び第2のフック32a、32bの突設高さよりも大きく設定されていても良く、或いは、前記第1及び第2の支軸挿入斜面部46a、46bと前記第1及び第2の支軸嵌入凹面44a、44bとの最大落差は、前記第1及び第2のフック挿入斜面部46aa、46bbと前記第1及び第2の支軸嵌入凹面44a、44bとの最大落差よりも大きく設定されてても良く、これ等の場合、前記第1及び第2の溝穴50a、50bと前記第1及び第2の支軸31a、31bの嵌入深さは、前記第1及び第2のフック32a、32bの嵌入深さよりも大きく設定される。
この場合、支軸と溝穴との嵌入深さは、フックと溝穴との嵌入深さよりも大きくなっているので、小窓カバーを開放するときに一対のフックによって小窓カバーの折曲部が隔開されても、一対の支軸が溝穴から脱落することがない特徴がある。尚、第1及び第2の支軸を第1及び第2の溝穴に嵌入させるのは、製品組立作業時点の1回であり、小窓カバーを破損しない範囲で十分な無理入れを行っても、小窓カバーの開閉寿命には影響しないものとなっている。
この構成は、後述する実施の形態2に於いても同様である。
請求項10に記載の発明に関連し、この発明の実施の形態1による電子機器ユニットに於いて、前記一対の支軸31a、31bと前記第1及び第2のフック32a、32bとの間の位置であって、前記小窓カバー140Aの回動中心軸と直交する前記窓穴130Aの第1の窓穴内面130iには第1及び第2のガイドレール33a、33bが突設されているとともに、小窓カバー140Aの回動中心軸と平行する前記窓穴130Aの第2の窓穴内面130jには、1個又は複数の背面レール34a、34bが突設され、前記小窓カバー140Aは、前記第1及び第2のガイドレール33a、33bと、前記1個又は複数の背面レール34a、34bによって挟持されて、前記筐体210A内に格納される。
以上のとおり、窓穴内面にはガイドレールと背面レールが突設されて、小窓カバーを挟持するようになっているので、窓穴の開放状態に於いて小窓カバーを安定した状態で格納保持することができる特徴がある。
この構成は、後述する実施の形態2に於いても同様である。
請求項11に記載の発明に関連し、この発明の実施の形態1による電子機器ユニットに於いて、前記小窓カバー140Aの前記第1及び第2の折曲部42a、42bには、前記小窓カバー140Aが前記窓穴130Aを閉鎖した状態に於いて、前記第1及び第2のガイドレール33a、33bの先端部分に嵌合し当接する第1及び第2のガイドレール当接凹部48a、48bが設けられており、前記第1及び第2のガイドレール当接凹部48a、48bと前記第1及び第2のガイドレール33a、33bの先端部分は、台形又は円弧形状を成しており、前記小窓カバー140Aを閉鎖したときに相互に求心動作を行って、前記小窓カバー140Aの支軸側端面と前記窓穴130Aの第2の窓穴内面130jとの間隙寸法が決定されるようになっている。
以上のとおり、小窓カバーを閉鎖したときの小窓カバーの位置は、小窓カバーとガイドレールに設けられた嵌合当接部の求心作用によって決定されるようになっているので、小窓カバーを開放するときに、開放操作力の分力によって小窓カバーの支軸側端面が窓穴の内面に押圧されるのを回避・減殺し、小窓カバーとガイドレールの先端部との嵌合部に押圧力が作用して、嵌合斜面からの分力によって小窓カバーを開放する方向に作用するとともに、小窓カバーの支軸側端面が窓穴の内面に押圧されないことによって、小窓カバーの円滑回動が可能となる特徴がある。
この構成は、後述する実施の形態2に於いても同様である。
請求項12に記載の発明に関連し、前記筐体210Aは、相互にねじ止め又は嵌合固定されるベース110と本体カバー120Aによって構成され、前記ベース110又は前記本体カバー120Aの一方又は両方には、四方の周壁面112〜115、122〜125が設けられて、1枚又は複数枚の回路基板10aが収納固定されており、前記ベース110
又は前記本体カバー120Aの一方に固定されている回路基板10aには、可変抵抗又はスイッチで代表される調整部品若しくは選択操作部品13、或いは、メモリカード又は電池で代表される取換部品若しくは交換部品に対するコネクタ12の少なくとも一方が搭載され、前記窓穴130Aは前記本体カバー120Aの外面121に設けられ、当該窓穴130Aの内部には前記調整部品若しくは選択操作部品13、或いは前記取換部品若しくは交換部品に対するコネクタ12が配置されている。
従って、可変抵抗やスイッチなどに対する調整・選択操作や、バッテリやメモリカードに関する取換・交換作業は、本体カバーを開けなくても、小窓カバーを開けて手軽に行うことができるとともに、操作部品やコネクタがリード線で引出されていないので、ノイズによる誤動作が発生しにくい特徴がある。
実施の形態2.
(1)構成及び作用の詳細な説明
図7は、この発明の実施の形態2による電子機器ユニットの全体構成を示す斜視図、図8は、図7のVIII−VIII線に沿う部分断面図である。以下の説明では、前述の実施の形態1による図1、図4の場合との相違点を中心にして、その構成と小窓カバーの開閉操作を詳細に説明する。尚、各図に於いて同一符号は同一又は相当部分を示している。
先ず、図7に於いて、電子機器ユニット100Bは、樹脂製のベース110と、樹脂製の本体カバー120Bと、ベース110又は本体カバー120Bの何れか一方又は相互に分散して収納された1枚又は複数枚の回路基板10a、10b、10cとによって構成されている。ベース110は、図示していない底面111と四方の周壁面(図1に於ける符号112〜115に相当する)を備えるとともに、本体カバー120Bは、外面121と四方の周壁面(図1に於ける符号122〜125に相当する)を備えており、ベース110と本体カバー120Bは、図示していないネジ止め機構によって相互に固定され、相互の開口面が封鎖されたる筐体210Bを構成するようになっている。
本体カバー120B又はベース110側に予め固定されている回路基板10aには、複数の電子回路部品11と、図示していないメモリカード或いはバッテリ等の取換部品若しくは交換部品を接続するためのコネクタ12、可変抵抗或いはデイップスイッチ等の調整部品若しくは選択操作部品13、及びプログラムツール又は設定表示機器で代表される外部機器をシリアル信号回線で接続するための通信用コネクタ14が搭載されている。
本体カバー120Bの外面121には、窓穴130Aと、この窓穴130Aを開放又は閉鎖するための窓カバーとしての小窓カバー140Aとが設けられており、前記コネクタ12と調整部品若しくは選択操作部品13とは、この窓穴130Aに対応した位置に配置されている。又、本体カバー120Bの外面121には窓穴130Bと、この窓穴130Bを開放又は閉鎖するための小窓カバー140Bとが設けられており、前記通信用コネクタ14は、この窓穴130Bに対応した位置に配置されている。
尚、小窓カバー140Aは、図2により前述した第1及び第2の支軸31a、31bによって窓穴130A内に枢着されて手動開閉できるように構成されている。同様に、小窓カバー140Bは、図2により前述した第1及び第2の支軸31a、31bによって窓穴130B内に枢着されて個別に手動開閉できるように構成されている。又、ベー110の
底面111には、図示していないDINレール用のフックが設けられており、図示していない制御盤内のDINレールに懸架して設置されるようになっている。この場合、図7に示すとおり、窓穴130A、130Bが電子機器ユニット100Bの側面位置に配置されていると、同じDINレールに隣接して懸架された他の機器が障害となって、小窓カバー140A、140Bを開放直交位置を越えて回動することができない状況となる。
次に、図8に於いて、小窓カバー140Bの左側面では、第2の折曲部42bと、第2の支軸嵌入凹面44bと、第2の支軸嵌入凸面45bと、第2の支軸挿入斜面部46bとが示されており、第2の支軸嵌入凹面44bと第2の支軸嵌入凸面45bによって形成された第2の溝穴50bには、第2の支軸嵌入斜面35bを有する第2の支軸31bが遊嵌している。小窓カバー140Bの右側面位置に於ける第1の支軸31aと第1の溝穴50aの関係も、図8には図示されていないが第2の支軸31b第2の溝穴50bの関係と同様である。
又、小窓カバー140Bの右側面では、第1の折曲部42aと、第1の支軸嵌入凹面44aと、第1の支軸嵌入凸面45aと、第1のフック挿入斜面部46aaと、第1のフック脱出斜面部47aが示されており、第1の支軸嵌入凹面44aと第1の支軸嵌入凸面45aによって構成された第1の溝穴50aには、 第1のフック嵌入斜面36aと第1の
フック抜出斜面部37aを有する第2のフック32aが遊嵌している。小窓カバー140Bの左側面位置に於ける第2のフック32bと第2の溝穴50bの関係も、図8には図示されていないが第1のフック32aと第1の溝穴50aの関係と同様である。
従って、図4と図8は、断面方向が異なるものであって、第1及び第2の支軸31a、31bと第1及び第2のフック32a、32bと小窓カバー140A、140Bとの相対関係は、図8の場合も図4の場合と同一である。
以上の説明では、窓穴130Aは交換部品用コネクタと調整部品若しくは操作部品を対象とし、窓穴130Bは通信用コネクタを対象としているが、これ等の用途は適宜に分散又は統合することができるとともに、窓穴の寸法や配置についても適材適所の設計を行うことができる。例えば、様々なオプション機能を発揮するための多様な特殊アダプタの一つを窓穴内のコネクタに接続したり、小窓カバーの回動中心軸を図1に於ける周壁面123又は周壁面125と平行する方向に設けることができる。
以上の説明では、ベース110と本体カバー120A、120Bがそれぞれに四方の周
壁112〜115、122〜125を有するものとしたが、例えばベース110は四方の周壁を持たないで底面111のみを形成し、1枚の回路基板が四方の周壁を有する本体カバー120A、120B内に組み込まれるようにしてもよい。同様に、例えば本体カバー120A、120Bは四方の周壁を持たないで外面121のみを形成し、1枚の回路基板を四方の周壁を有するベース110内に組み込むようにして、窓穴は本体カバーの外面に設け、この窓穴を開閉する小窓カバーはベース側に設けるようにすることも可能である。
(2)実施形態2の要点と特徴
請求項1に記載の発明に関連し、この発明の実施の形態2による電子機器ユニット100Bは、回路基板10aと電子回路部品11を収納した筐体210Bの外面121に、保守点検に適した窓穴130A、130Bを設け、当該窓穴130A、130Bに対して開閉自在に装着された小窓カバー140A、140Bを有する電子機器ユニット100Bであって、前記筐体210Bは、前記小窓カバー140A、140Bの開閉操作を行うときに、当該小窓カバー140A、140Bの回動中心となる第1及び第2の支軸31a、31bを有するとともに、前記小窓カバー140A、140Bは、前記第1及び第2の支軸31a、31bにそれぞれが嵌入する第1及び第2の支軸嵌入凹面44a、44bと、当
該第1及び第2の支軸嵌入凹面44a、44bを取巻く第1及び第2の支軸嵌入凸面45a、45bとによって構成された長円形状の第1及び第2の溝穴を備え、前記小窓カバー140A、140Bを前記窓穴130A、130Bの閉鎖位置から、直交開放位置に回動させた後、前記小窓カバー140A、140Bの少なくとも一部分を、前記第1及び第2の支軸31a、31bと前記第1及び第2の溝穴50a、50bに沿って前記筐体210Bの内部に押し込んで、開放位置に於ける前記小窓カバー140A、140Bの突出高さを抑制するようになっている。
請求項12に記載の発明に関連し、前記筐体210Bは、相互にネジ止め又は嵌合固定されるベース110と本体カバー120Bによって構成され、前記ベース110又は前記本体カバー120Bの一方又は両方には、四方の周壁面112〜115、122〜125
が設けられて、1枚又は複数枚の回路基板10a〜10cが収納固定されており、前記ベース110又は前記本体カバー120Bの一方に固定されている回路基板10aには、可変抵抗又はスイッチで代表される調整部品若しくは選択操作部品13、或いは、メモリカード又は電池で代表される取換部品若しくは交換部品に対するコネクタ12の少なくとも一方が搭載され、前記窓穴130Aは前記本体カバー120Bの外面121に設けられ、当該窓穴130Aの内部には前記調整部品若しくは選択操作部品13、或いは前記取換部品若しくは交換部品に対するコネクタ12が配置されている。
従って、可変抵抗やスイッチなどに対する調整・選択操作や、バッテリやメモリカードに関する取換・交換作業は、本体カバーを開けなくても、小窓カバーを開けて手軽に行うことができるとともに、操作部品やコネクタがリード線で引出されていないので、ノイズ誤動作が発生しにくい特徴がある。
更に、請求項12に記載の発明に関連し、前記筐体210Bは、相互にネジ止め又は嵌合固定されるベース110と本体カバー120Bによって構成され、前記ベース110又は前記本体カバー120Bの一方又は両方には、四方の周壁面112〜115、122〜125が設けられて、1枚又は複数枚の回路基板10a〜10cが収納固定されており、前記ベース110又は前記本体カバー120Bの一方に固定されている回路基板10aには、プログラムツール又は設定表示機器で代表される外部機器をシリアル信号回線で接続するための通信用コネクタ14が設けられ、前記窓穴130Bは前記本体カバー120Bの外面121に設けられ、当該窓穴130Bの内部には前記が外部機器を接続するための前記通信用コネクタ14が配置されている。以上のとおり、筐体を構成するベースと本体カバーのいずれか一方にはプログラムツール又は設定表示機器で代表される外部機器をシリアル信号回線で接続するための通信用コネクタが設けられ、本体カバーの外面に設けられた窓穴の内部には当該通信用コネクタが配置されている。
従って、必要に応じて適時に使用される外部機器は、本体カバーを開けなくても、小窓カバーを開けて手軽に接続することができるとともに、外部機器を接続しないときには小窓カバーによって通信用コネクタを封鎖しておくことができる特徴がある。
又、この発明の実施の形態2による電子機器ユニットは、請求項2乃至11に記載の発明に関連する構成をも備えている。
尚、この発明は、その発明の範囲内に於いて、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
10a〜10c 回路基板、11 電子回路部品、12 コネクタ、13 調整部品若しくは選択操作部品、14 通信用コネクタ、31a 第1の支軸、31b 第2の支軸、32a 第1のフック、32b 第2のフック、33a 第1のガイドレール、33b 第2のガイドレール、34a 第1の背面レール、34b 第2の背面レール、35a 第1の支軸嵌入斜面部、35b 第2の支軸嵌入斜面部、36a 第1のフック嵌入斜面部、36b 第2のフック嵌入斜面部、37a 第1のフック抜出斜面部、37b 第2のフック抜出斜面部、38 コネクタ挿入口、39 調整窓、41 板状部、42a 第1の折曲部、42b 第2の折曲部、43 連結梁、44a 第1の支軸嵌入凹面、44b 第2の支軸嵌入凹面、45a 第1の支軸嵌入凸面、45b 第2の支軸嵌入凸面、46a 第1の支軸挿入斜面部、46b 第2の支軸挿入斜面部、46aa 第1のフック挿入斜面部、46bb 第2のフック挿入斜面部、47a 第1のフック脱出斜面部、47b 第2のフック脱出斜面部、48a 第1のガイドレール当接凹部、48b 第2のガイドレール当接凹部、50a 第1の溝穴、50b 第2の溝穴、100A、100B 電子機器ユニット、110 ベース、111 底面、112、113、114、115 ベース周壁面、120A、120B 本体カバー、121 外面、122、123、124、125 本体カバーの周壁面、126 内壁、130A、130B 窓穴、131 回動中心軸、130i 第1の窓穴内面、130j 第2の窓穴内面、140A、140B 窓カバー(小窓カバー)、1401 窓カバーの支軸側端面、1402 窓カバーの反支軸側端面、1403 操作用溝、210A、210B 筐体、G 最大間隔、h 高さ寸法、L 最小端面距離、P 回動中心点、R 内壁面距離、T1 外面厚さ、y 最大寸法。

Claims (11)

  1. 保守点検用の窓穴を備え、内部に電子機器部材を収納する筐体と、
    前記筐体に設けられ、所定間隔を介して対峙する第1及び第2の支軸と、
    前記第1の支軸に嵌合し得る第1の溝穴と、前記第2の支軸に嵌合し得る第2の溝穴を備え、前記嵌合した第1及び第2の支軸の中心を回動中心点として回転可能に構成された窓カバーと、
    を備え、
    前記窓カバーは、前記窓穴を閉鎖している状態から、前記第1及び第2の支軸を支点として所定方向へ回動することにより前記窓穴を開放し、且つ前記窓穴を開放した状態で少なくとも一部分が前記窓穴の内部に収納され得るように構成され
    前記窓カバーの前記回動中心点をP、前記回動中心点Pから前記窓穴の内面と対向する前記窓カバーの端面までの最小端面距離をL、前記窓カバーの前記回動中心点Pから前記窓カバーの外面までの外面厚さをT1、前記窓穴の内面と前記窓カバーの前記端面との間隔をG、前記窓カバーの前記回動中心点Pから前記窓カバーの前記端面までの最大寸法をyとしたとき、
    前記窓カバーは、L>T1、且つ、G≧y−L≧0の関係を満たすように構成されている、
    ことを特徴とする電子機器ユニット。
  2. 保守点検用の窓穴を備え、内部に電子機器部材を収納する筐体と、
    前記筐体に設けられ、所定間隔を介して対峙する第1及び第2の支軸と、
    前記第1の支軸に嵌合し得る第1の溝穴と、前記第2の支軸に嵌合し得る第2の溝穴を備え、前記嵌合した第1及び第2の支軸の中心を回動中心点として回転可能に構成された窓カバーと、
    を備え、
    前記窓カバーは、前記窓穴を閉鎖している状態から、前記第1及び第2の支軸を支点として所定方向へ回動することにより前記窓穴を開放し、且つ前記窓穴を開放した状態で少なくとも一部分が前記窓穴の内部に収納され得るように構成され、
    前記窓カバーの前記回動中心点をP、前記回動中心点Pから前記窓穴の内面と対向する前記窓カバーの仮想端面までの最小端面距離をL、前記窓カバーの前記回動中心点Pから前記窓カバーの外面までの外面厚さをT1、前記窓穴の内面と前記窓カバーの前記仮想端面との間隔をG、前記窓カバーの前記回動中心点Pから前記窓穴の内面までの距離をRとしたとき、
    前記窓カバーは、L>T1の関係を満たし、且つ、前記回動中心点Pを中心とする所定の半径yの円弧の一部の形状を備えて前記仮想端面から前記窓穴の内面側に突出して前記窓穴の内面に対向する端面を備え、y≦Rの関係を満たすように構成されている、
    ことを特徴とする電子機器ユニット。
  3. 前記窓穴の内面に設けられた背面レールを備え、
    前記窓穴の内面からの前記背面レールの高さ寸法hは、前記窓カバーの前記回動中心点Pと前記窓穴の内面までの距離Rから、前記外面厚さT1を減じた値以下の寸法に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器ユニット。
  4. 前記窓カバーは、板状部と、前記板状部の一方の端部に形成された第1の折曲部と、前記一方の端部に対向する前記板状部の他方の端部に形成された第2の折曲部とを備え、
    前記第1の折曲部は、第1の支軸嵌入凸部と、前記第1支軸嵌入凸部により囲まれた第1の支軸嵌入凹面とを備え、
    前記第2の折曲部は、第2の支軸嵌入凸部と、前記第2支軸嵌入凸部により囲まれた第2の支軸嵌入凹面とを備え、
    前記第1の溝穴は、前記第1の支軸嵌入凸部と前記第1の支軸嵌入凹面とにより形成され、
    前記第2の溝穴は、前記第2の支軸嵌入凸部と前記第2の支軸嵌入凹面とにより形成され、
    前記第1の支軸嵌入凸部は、前記第1の支軸嵌入凹面からの高さ寸法が、前記第1の支軸嵌入凹面側の外側に向かって漸次小さくなるように形成された第1の支軸挿入斜面部を備え、
    前記第2の支軸嵌入凸部は、前記第2の支軸嵌入凹面からの高さ寸法が、前記第2の支軸嵌入凹面側の外側に向かって漸次小さくなるように形成された第2の支軸挿入斜面部を備え、
    前記窓穴へ前記窓カバーを装着するときは、前記第1及び第2の支軸の端部が前記第1及び第2の支軸挿入斜面部をそれぞれ押圧して前記板状部を湾曲させることにより、前記第1及び第2の支軸の端部を前記第1及び第2の支軸嵌入斜面部を超えさせてそれぞれ前記第1及び第2の溝穴に嵌合させる、
    ことを特徴とする請求項1から3のうちの何れか一項に記載の電子機器ユニット。
  5. 前記筐体に設けられ、第2の所定の間隔を介して対峙する第1及び第2のクックと、
    前記第1の支軸嵌入凸部に設けられ、前記第1の支軸嵌入凹面からの高さ寸法が、前記第1の支軸嵌入凹面側の外側に向かって漸次小さくなるように形成された第1のフック挿入斜面部と、
    前記第2の支軸嵌入凸部に設けられ、前記第2の支軸嵌入凹面からの高さ寸法が、前記第2の支軸嵌入凹面側の外側に向かって漸次小さくなるように形成された第2のフック挿入斜面部と、
    前記第1の支軸嵌入凸部に設けられ、前記第1の支軸嵌入凹面からの高さ寸法が、前記第1の支軸嵌入凹面側の内側に向かって漸次小さくなるように形成された第1のフック脱出斜面部と、
    前記第2の支軸嵌入凸部に設けられ、前記第2の支軸嵌入凹面からの高さ寸法が、前記第2の支軸嵌入凹面側の内側に向かって漸次小さくなるように形成された第2のフック脱出斜面部と、
    前記窓穴へ前記窓カバーを装着するときは、前記第1及び第2のフックの端部が前記第1及び第2のフック挿入斜面部をそれぞれ押圧して前記板状部を湾曲させることにより、前記第1及び第2のフックの端部を前記第1及び第2の支軸嵌入斜面部を超えさせてそれぞれ前記第1及び第2の溝穴に嵌合させ、
    前記窓カバーを前記第1及び第2の支軸を結ぶ仮想線を回動中心軸として回動させて前記窓穴を開放するときは、前記第1及び第2のフックの端部が前記第1及び第2のフック脱出斜面部を押圧して前記板状部を湾曲させることにより、前記第1及び第2のフックの端部を前記第1及び第2の溝穴から脱出させ、
    前記窓カバーを前記回動中心軸として回動させて前記窓穴を閉鎖するときは、前記第1及び第2のフックの端部が前記第1及び第2のフック挿入斜面部をそれぞれ押圧して前記板状部を湾曲させることにより、前記第1及び第2のフックの端部を前記第1及び第2の支軸嵌入斜面部を超えさせてそれぞれ前記第1及び第2の溝穴に嵌合させる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の電子機器ユニット。
  6. 前記板状部は、前記一方の端部と他方の端部に対して直交する方向に延びて前記第1の折曲部と前記第2の折曲部とを連結する連結梁を備え、
    前記第1の支軸は、前記窓カバーが前記窓穴を閉鎖しているときは、前記連結梁と前記第1の折曲部との連結部から所定の距離を介した位置で前記窓カバーの前記第1の溝穴に嵌合し、
    前記第2の支軸は、前記窓カバーが前記窓穴を閉鎖しているときは、前記連結梁と前記第2の折曲部との連結部から前記所定の距離を介した位置で前記窓カバーの前記第2の溝穴に嵌合し、
    前記第1のフック軸は、前記窓カバーが前記窓穴を閉鎖しているときは、前記連結梁と前記第1の折曲部との連結部から前記所定の距離の1/2以上の距離を介した位置で前記窓カバーの前記第1の溝穴に嵌合し、
    前記第2のフックは、前記窓カバーが前記窓穴を閉鎖しているときは、前記連結梁と前記第2の折曲部との連結部から前記所定の距離の1/2以上の距離を介した位置で前記窓カバーの前記第2の溝穴に嵌合し、
    前記第1の支軸の端部は、前記第1の支軸挿入斜面部に当接し得る第1の支軸嵌入斜面部を備え、
    前記第2の支軸の端部は、前記第2の支軸挿入斜面部に当接し得る第2の支軸嵌入斜面部を備え、
    前記第1のフックの端部は、前記第1のフック挿入斜面部に当接し得る第1のフック嵌入斜面部と、前記第1のフック脱出斜面部に当接し得る第1のフック抜出斜面部を備え、
    前記第2のフックの端部は、前記第2のフック挿入斜面部に当接し得る第2のフック嵌入斜面部と、前記第2のフック脱出斜面部に当接し得る第2のフック抜出斜面部を備えている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の電子機器ユニット。
  7. 前記第2の所定間隔は、前記第1の所定間隔より大きく設定されている、
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の電子機器ユニット。
  8. 前記第1及び第2の支軸挿入斜面部と前記第1及び第2の支軸嵌入凹面との最大落差は、前記第1及び第2のフック挿入斜面部と前記第1及び第2の支軸嵌入凹面との最大落差よりも大きく設定されている、
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の電子機器ユニット。
  9. 前記窓カバーの前記回動中心軸に対して直交する前記窓穴の内面に突設され、前記第1の支軸と前記第1のフックとの間の位置で前記回動中心軸と直交する方向に延びる第1のガイドレールと、
    前記窓カバーの前記回動中心軸に対して直交する前記窓穴の他方の内面に突設され、前記第2の支軸と前記第2のフックとの間の位置で前記回動中心軸と直交する方向に延びる第2のガイドレールと、
    前記窓カバーの前記回動中心軸に対して平行する前記窓穴の内面に突設され、前記回動中心軸と直交する方向に延びる背面レールと、
    を備え、
    前記窓カバーは、前記第1及び第2のガイドレールと前記背面レールにより挟持されて、前記窓穴内に収納され得るように構成されている、
    ことを特徴とする請求項5から8のうちの何れか一項に記載の電子機器ユニット。
  10. 前記窓カバーの前記第1の折曲部は、前記窓カバーが前記第1のガイドレールの先端部分に当接し得る第1のガイドレール当接凹部を備え、
    前記窓カバーの前記第2の折曲部は、前記第2のガイドレールの先端部分に当接し得る第2のガイドレール当接凹部を備え、
    前記第1及び第2のガイドレール当接凹部は、台形若しくは円弧形状に形成され、
    前記第1及び第2のガイドレールの先端部は、台形若しくは円弧形状に形成されており、
    前記窓カバーが前記窓穴を閉鎖しているとき、前記第1及び第2のガイドレール当接凹部と前記第1及び第2のガイドレールの先端部とが当接していることにより、前記窓カバーの端面と前記窓穴の内面との間隙が所定の寸法に維持されるように求心移動する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の小窓カバーを有する電子機器ユニット。
  11. 前記筐体は、分離可能に相互に固定されるベースと本体カバーとにより構成され、
    前記ベース又は前記本体カバーのうちの少なくとも一方には、前記電子機器部材としての回路基板が収納されており、
    前記回路基板は、可変抵抗又はスイッチ等を調整若しくは選択するための操作部品と、メモリカード若しくは電池等の取換部品若しくは交換部品に対するコネクタと、外部機器をシリアル信号回線で接続するための通信用コネクタと、のうちの少なくとも何れか一つの部品を備え、
    前記本体カバーの外面は、1個又は複数個の前記窓穴によって開口し、内部には前記少なくとも前記何れか一つの部品が配置されていて、前記窓穴は1個又は複数個の前記窓カバーによって閉鎖されている、
    ことを特徴とする請求項1から10のうちの何れか一項に記載の電子機器ユニット。
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