JP5522761B1 - ディスクアレイ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】消費電力の低減に有効なディスクアレイ装置を提供する。
【解決手段】スピンドル1−2を駆動する駆動モータ1−1を有する第1のHDD1上にスピンドル2−2を駆動する駆動モータを持たない第2のHDD2を重ねて、スピンドル1−2、2−2同士を連結し、前記第1のHDDの駆動モータで前記第1のHDDのディスク1−3と前記第2のHDDのディスク2−3を駆動する構成を持つディスクアレイ装置。
【選択図】図2
【解決手段】スピンドル1−2を駆動する駆動モータ1−1を有する第1のHDD1上にスピンドル2−2を駆動する駆動モータを持たない第2のHDD2を重ねて、スピンドル1−2、2−2同士を連結し、前記第1のHDDの駆動モータで前記第1のHDDのディスク1−3と前記第2のHDDのディスク2−3を駆動する構成を持つディスクアレイ装置。
【選択図】図2
Description
本発明はディスクアレイ装置に関する。
複数台のハード・ディスク・ドライブ(以下、HDDと呼称)を組み合わせることで仮想的な1台のHDDとして運用するディスクアレイはRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)と呼ばれている(特許文献1)。
従来のRAIDは、複数台のHDDを仮想的な1台のHDDとして運用するに際し、複数台のHDD(以下、サブHDDと呼称)が同時動作してそれぞれのディスクが常に回転しており、サブHDD毎に個別のモータで駆動する構成であるため、消費電力が大きくなっている。つまり、従来のRAID構成においては、大容量化のためのディスク(HDD)の数量増加によりドライブ用のモータの数も増えるため、ドライブの大電力化とそれに伴う発熱量の増大化という問題が生じる。加えて、発熱部の冷却のためにさらなる電力量の増加が生じる。
本発明は、消費電力の低減に有効なディスクアレイ装置を提供しようとするものである。
本発明は、上記課題を実現するために、ディスクアレイにおけるディスク自体の回転運動を、慣性運動を利用して最少の駆動モータ数にて達成できるように構成したものである。
本発明は、複数台のサブHDDを組み合わせることで仮想的な1台のHDDとして運用するディスクアレイ(以下、RAIDと呼称することがある)における各サブHDDを物理的にも連結させ、1台の駆動モータで複数台のディスクを回転させることによって消費電力を低減する機能を有することを特徴とする。
本発明の態様によれば、スピンドルを駆動する駆動モータを有する第1のHDD上にスピンドルを駆動する駆動モータを持たない第2のHDDを重ねて、スピンドル同士を連結し、前記第1のHDDの駆動モータで前記第1のHDDのディスクと前記第2のHDDのディスクを駆動する構成を持つことを特徴とするディスクアレイ装置が提供される。
本発明の好ましい態様では、スピンドルを駆動するモータを持たない第(n+1)(但し、nは2以上の正の整数)のHDDを第nのHDD上に重ねて、スピンドル同士を連結し、前記第1のHDDのモータで前記第n及び前記第(n+1)のHDDのディスクも駆動する構成とする。
本発明によれば、回転駆動用のモータ数を減らすことにより消費電力の低減化を実現することができると共に、それによる発熱量の抑制を実現することができる。
図1〜図5を参照して、本発明によるディスクアレイ装置の実施形態について説明する。
(構成)
図1の連結前の個々のサブHDDを参照すると、サブHDD1は、駆動モータ(スピンドルモータ)付HDDであり、サブHDD2、サブHDD3、サブHDD4は、駆動モータなしHDDで構成されている。
図1の連結前の個々のサブHDDを参照すると、サブHDD1は、駆動モータ(スピンドルモータ)付HDDであり、サブHDD2、サブHDD3、サブHDD4は、駆動モータなしHDDで構成されている。
ディスクアレイ装置は、サブHDD1の駆動モータ1−1、サブHDD1、2、3、4のスピンドル1−2、2−2、3−2、4−2、サブHDD1、2、3、4のディスク1−3、2−3、3−3、4−3、サブHDD1、2、3、4のEブロック1−4、2−4、3−4、4−4、サブHDD1、2、3、4の接続パッド1−5、2−5、3−5、4−5及び接続パッド1−6、2−6、3−6、4−6、及びサブHDD2、3、4の連結器2−1、3−1、4−1から構成されている。
連結器2−1はサブHDD1のスピンドル1−2の上端とサブHDD2のスピンドル2−2の下端とを着脱自在に連結し、連結器3−1はサブHDD2のスピンドル2−2の上端とサブHDD3のスピンドル3−2の下端とを着脱自在に連結し、連結器4−1はサブHDD3のスピンドル3−2の上端とサブHDD4のスピンドル4−2の下端とを着脱可能に連結する。このような連結器は、例えば磁石を用いたようなものを用いることができるが、本実施形態によるディスクアレイ装置は、連結手段による制約を受けるものではなく、スピンドル相互の着脱が可能な連結手段であれば良い。
図3、図4に示すように、接続パッドは各サブHDDの上面側、下面側の4つのコーナー部にそれぞれ設けられ、サブHDD相互の機械的な接続を行う。
サブHDD1の接続パッド1−6とサブHDD2の接続パッド2−5によりサブHDD1と2が着脱自在に接続され、サブHDD2の接続パッド2−6とサブHDD3の接続パッド3−5によりサブHDD2と3が着脱自在に接続され、サブHDD3の接続パッド3−6とサブHDD4の接続パッド4−5によりサブHDD3と4が着脱自在に接続される。図4において、Xは2,3,4のいずれかである。このような接続パッドは、例えば振動吸収性のラバーを用いたようなものを用いることができるが、本実施形態によるディスクアレイ装置は、接続手段による制約を受けるものではなく、サブHDD相互の着脱が可能な接続手段であれば良い。
図2の連結後のディスクアレイ装置は、4つのサブHDD1〜4が連結されて、駆動モータ1−1を回転駆動源とし、スピンドル1−2、2−2、3−2,4−2が1本の回転軸として作用する1つのHDDとなっている。駆動モータ1−1は、サブHDD1がもともと備えているものでも良い。
このディスクアレイ装置においては、各サブHDD1〜4のディスクに対する書込み、読出しが、それぞれのEブロック1−4〜4−4で個別に行われることは言うまでもない。そして、そのための制御は、本発明の要旨ではなく、知られているので説明は省略する。
図3はサブHDD1の内部構造図、図4はサブHDD2(3,4)の内部構造図であり、それぞれのモジュール及び部品の位置関係を示している。
図5のヘッド・アセンブリとディスクはサブHDD1のEブロック1−4とディスク1−3の構成を示し、サブHDD2、3、4のEブロック2−4、3−4、4−4とディスク2−3、3−3、4−3も同様の構成を有している。
例えば、Eブロック1−4は、ディスクの両面側に配置された磁気ヘッド1−7とサスペンションアーム1−8、及びロータリーアクチュエータ1−9で構成されている。
以上のように連結された4つのサブHDDが物理的に1つになって、1つの駆動モータ(スピンドルモータ)にて各ディスクを回転させ、消費電力を抑制する特徴を持ったディスクアレイとして作用する。
(動作)
図1の連結前の個々のサブHDDを、図2の連結後のHDDのように接続する。このために、サブHDD1の駆動モータ1−1に、スピンドル1−2、2−2、3−2、4−2がサブHDD2、3、4の連結器2−1、3−1,4−1を介して連結される。また、接続パッド1−6、2−6、3−6と接続パッド2−5、3−5、4−5は各サブHDD間を接続、固定する。
図1の連結前の個々のサブHDDを、図2の連結後のHDDのように接続する。このために、サブHDD1の駆動モータ1−1に、スピンドル1−2、2−2、3−2、4−2がサブHDD2、3、4の連結器2−1、3−1,4−1を介して連結される。また、接続パッド1−6、2−6、3−6と接続パッド2−5、3−5、4−5は各サブHDD間を接続、固定する。
サブHDD1の駆動モータ1−1は、サブHDD1、2、3、4のスピンドル1−2、2−2、3−2、4−2を同時に回転させることによって、安定回転後の消費電力と発熱を抑制する。
(実施形態の効果)
上記実施形態の第1の効果は、駆動モータ1−1(サブHDD1のみ)の始動時は負荷が増大しているため立ち上がりが鈍化するが、安定回転数に達した後は慣性力の効果もあり省電力化が可能となる効果に貢献できる。
上記実施形態の第1の効果は、駆動モータ1−1(サブHDD1のみ)の始動時は負荷が増大しているため立ち上がりが鈍化するが、安定回転数に達した後は慣性力の効果もあり省電力化が可能となる効果に貢献できる。
第2の効果は、複数のサブHDDの複数のディスクを1つの駆動モータ1−1(サブHDD1のみ)のみで回転させていれば、複数の駆動モータで動作させている場合より全体の発熱量を抑制できる効果がみこめる。
(他の実施形態)
本発明によるディスクアレイ装置は、サブHDDを4つ接続する構成のみならず、2つ以上の接続構成が可能であり、アクセス性能を維持しながら、消費電力の抑制を図ることができる。
本発明によるディスクアレイ装置は、サブHDDを4つ接続する構成のみならず、2つ以上の接続構成が可能であり、アクセス性能を維持しながら、消費電力の抑制を図ることができる。
1,2,3,4 サブHDD
1−1 駆動モータ
1−2,2−2,3−2,4−2 スピンドル
1−3,2−3,3−3,4−3 ディスク
1−4,2−4,3−4,4−4 Eブロック
1−5,1−6,2−5,2−6,3−5,3−6,4−5,4−6 接続パッド
1−7 磁気ヘッド
1−8 サスペンションアーム
1−9 ロータリーアクチュエータ
1−1 駆動モータ
1−2,2−2,3−2,4−2 スピンドル
1−3,2−3,3−3,4−3 ディスク
1−4,2−4,3−4,4−4 Eブロック
1−5,1−6,2−5,2−6,3−5,3−6,4−5,4−6 接続パッド
1−7 磁気ヘッド
1−8 サスペンションアーム
1−9 ロータリーアクチュエータ
Claims (2)
- スピンドルを駆動するモータを有する第1のHDD上にスピンドルを駆動するモータを持たない第2のHDDを重ねて、スピンドル同士を連結し、前記第1のHDDのモータで前記第1のHDDのディスクと前記第2のHDDのディスクを駆動する構成を持つことを特徴とするディスクアレイ装置。
- 請求項1に記載のディスクアレイ装置において、スピンドルを駆動するモータを持たない第(n+1)(但し、nは2以上の正の整数)のHDDを第nのHDD上に重ねて、スピンドル同士を連結し、前記第1のHDDのモータで前記第n及び第(n+1)のHDDのディスクも駆動する構成としたことを特徴とするディスクアレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013041479A JP5522761B1 (ja) | 2013-03-04 | 2013-03-04 | ディスクアレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013041479A JP5522761B1 (ja) | 2013-03-04 | 2013-03-04 | ディスクアレイ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP5522761B1 true JP5522761B1 (ja) | 2014-06-18 |
JP2014170350A JP2014170350A (ja) | 2014-09-18 |
Family
ID=51175653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013041479A Active JP5522761B1 (ja) | 2013-03-04 | 2013-03-04 | ディスクアレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61283067A (ja) * | 1985-06-07 | 1986-12-13 | Nec Corp | フロツピイデイスク装置システム |
JPH06150517A (ja) * | 1992-10-30 | 1994-05-31 | Canon Electron Inc | ディスク駆動装置 |
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2013
- 2013-03-04 JP JP2013041479A patent/JP5522761B1/ja active Active
Patent Citations (2)
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