JP5522677B2 - 高反応型流体式ファン・カップリング装置 - Google Patents

高反応型流体式ファン・カップリング装置 Download PDF

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Description

本発明は、一般に自動車等における機関冷却用のファン回転を外部周囲の温度変化あるいは回転変化に追従して制御する方式の流体式ファンクラッチに係り、より詳しくは制御信号によるファン回転の反応の迅速化をはかる高反応型流体式ファン・カップリング装置に関するものである。
従来、自動車等における機関冷却用のファン回転を制御して冷却送風量を機関に供給するファン・カップリング装置としては、温度感応型、外部制御タイプ等があり、温度感応型としては例えば、ケースとカバーとからなる密封器匣(ハウジング)の内部を、油の供給調整孔を有する仕切板により油溜り室と駆動ディスクを内装するトルク伝達室とに区劃し、回転時の油の集溜する駆動ディスクの外周壁部に対向する密封器匣側の内周壁面の一部にダムと、これに連なってトルク伝達室より油溜り室間に循環流通路を形成すると共に、外部周囲の温度等が設定値を超えると前記仕切板の供給調整孔を開放し、設定値以下では前記仕切板の供給調整孔を閉鎖する弁部材を内部に備え、駆動ディスクと前記密封器匣の外方付近の対向壁面に設けたトルク伝達間隙部での油の有効接触面積を増減させて、駆動側から被駆動側の密封器匣側へのトルク伝達を制御するものがある。この種のファン・カップリング装置は、短冊タイプまたは渦巻きタイプのバイメタルによって雰囲気温度を検出し、この検出値に応じて前記油供給調整孔の開度を調整する方式が一般的である(特許文献1参照)。また、外部制御タイプとしては、基本構造は前記温度感応型ファン・カップリング装置と同様であるが、このタイプは前記仕切板の油供給調整孔を開閉する弁部材を磁性材製とし、外部に設けた電磁石にて前記磁性を有する弁部材を制御する方式であり、その構造としては例えば、密封器匣の前面側または後面側に一対の電磁石を設け、その電磁石に対向して前記仕切板の油供給調整孔を開閉する磁性を有する弁部材を設けたものがある(特許文献3〜6等参照)。
特公昭63−21048号公報 特開平3−61727号公報 特開2002−81466号公報 特開2003−239741号公報 特開2004−340373号公報 特開2006−112466号公報
上記した従来の流体式ファン・カップリング装置は、仕切板の油供給調整孔より油溜り室からトルク伝達室に供給される油によって駆動ディスクの駆動トルクが密封器匣(ケース)に伝達され、該密封器匣に取付けられたファンが回転する仕組みとなっているため、弁部材により開閉される油供給調整孔が従動側に設けられている。このため、この種の従来の流体式ファン・カップリング装置の場合は、低ファン回転時(OFF回転)には遠心力が弱くなり、それに伴い油の供給量も少なくなるため、ファン回転を上げる時の反応が遅くなりファンを高速度で回転させるのに時間を要するという欠点がある。さらに、スノープロー車両(雪掻きのための除雪板をフロントグリルの前に設置した車両)においては、フロントグリル前面の風速が周囲の風速よりも遅くなり、エンジンルーム内とフロントグリル周囲で圧力差が発生し、または床下からの巻上げ風によってファンと逆方向の風の流れを発生させ、それによってファンの回転が著しく低くなり、ファン回転を上げる時の反応が遅くなるかもしくは反応せずにファンの回転が上がらずにオーバーヒートしてしまうという欠点がある。
本発明は、上記した従来の流体式ファン・カップリング装置の欠点を解消するためになされたもので、油の非ニュートン流体の特性を利用することにより、制御信号によるファン回転の反応速度の優れた高反応型流体式ファン・カップリング装置を提供しようとするものである。
本発明に係る高反応型流体式ファン・カップリング装置は、油の非ニュートン流体の特性を利用した油かき出し機構をトルク伝達室内の駆動ディスクに設けた構成となしたもので、その要旨は、先端部に駆動ディスクを固着した回転軸体上に軸受を介して支承された密封器匣の内部を、油の供給調整孔を有する仕切板により油溜り室と、前記駆動ディスクを内装するトルク伝達室とに区劃し、回転時の油の集溜する駆動ディスクの外周壁部に対向する密封器匣の内周壁面の一部にダムと、これに連なってトルク伝達室と油溜り室間に油循環流通路が形成され、外部周囲の温度が設定値を超えると前記仕切板の油供給調整孔を開放し、設定値以下では閉鎖する弁部材を備え、駆動側と被駆動側とのなすトルク伝達間隙部での油の有効接触面積を増減させて駆動側から被駆動側への回転トルク伝達を制御するようにしてなるファン・カップリング装置において、前記駆動ディスクに油の非ニュートン流体の特性を利用して油溜り室内の油をかき出す機構を前記仕切板の供給調整孔と相対向して設けたことを特徴とするものである。
なお、ニュートン流体の運動方向は、力のかかる一方向だけに作用するため、油が分散空洞化(油膜切れ)してしまうのに対し、非ニュートン流体の運動方向は、力のかかる方向および垂直・水平方向にも同時に力が働くので分散空洞化(油膜切れ)しない(非ニュートン流体の特性)。
本発明の前記油溜り室内の油をかき出す機構は、前記駆動ディスクの背面に設けた当該ディスクと一体または別体のリングもしくはリング状突起で構成することを特徴とするもので、そのリングもしくはリング状突起は、仕切板の油供給調整孔と対向する面に平坦面を有し、かつ仕切板と所望の隙間(ギャップ)を隔てて設けられる。また、前記リングもしくはリング状突起は、仕切板の油供給調整孔と対向する平坦面に放射状溝を有することを好ましい態様とし、さらに前記リングもしくはリング状突起は、金属製または合成樹脂製あるいはゴム製(例えばフッ素系ゴム等)のものを用いることができる。
なお、前記リングもしくはリング状突起と仕切板との間に設ける隙間(ギャップ)は、基本的には小さい方が剪断力(摩擦力)が大きくなるので反応はよくなる。その反応性を考慮すると、この隙間(ギャップ)の最適値としては、特に限定するものではないが、0.3〜0.7mm程度が好ましい。その理由は、0.3mm未満では高ファン回転時の遠心力による大きな油の供給が、仕切板の油供給調整孔に近接する当該リングもしくはリング状突起により妨げられ、十分に油が供給されずに最高回転数に到達できない場合があり、他方、0.7mmを超えると当該リングもしくはリング状突起と油の剪断力による油のかき出し効果が著しく損なわれ、ファン回転を上げるときの反応速度を速くする効果が期待できなくなるためである。
本発明に係る高反応型流体式ファン・カップリング装置は、油の非ニュートン流体の特性を利用した油かき出し機構をトルク伝達室内の駆動ディスクに設けたことにより、駆動ディスクと一体に回転するリングもしくはリング状突起の作用で油溜り室内の油がかき出されるので、低ファン回転時においてもトルク伝達室内への油の供給量が増加し、制御信号によるファン回転の反応の迅速化をはかることができるという優れた効果を奏し、かつ、油かき出し機構を構成するリングもしくはリング状突起は、既存の流体式ファン・カップリング装置にも大きなコストアップを招くことなく容易に適用できる利点を有する。
本発明に係る高反応型流体式ファン・カップリング装置の一実施例を示す縦断面側面図である。 同上装置の要部を拡大して示す縦断面側面図である。 本発明の他の実施例を示す図2相当図である。 本発明のリングまたはリング状突起の、仕切板の油供給調整孔と対向する面の形状の種類を例示したもので、(A)はフラットな平坦面、(B)は平坦面に放射状溝を形成したもの、(C)は平坦面に放射状突起を形成したもの、(D)は平坦面にラビリンスを形成したもの、をそれぞれ示す平面図である。 本発明のリングまたはリング状突起の断面構造の一例を示す説明図で、(A)は仕切板の油供給調整孔と対向する面の外端面側を斜めにカットした斜面付き断面構造を、(B)は同じく仕切板の油供給調整孔と対向する面の外端面側を階段状にカットした段差付き断面構造を、それぞれ示す拡大断面図である。 本発明の実施例1における通常のOFF回転(500rpm)時の電磁石を励磁してトルク伝達までの反応速度を調査した結果を示す図である。 同じく実施例1におけるスノープロー車両での問題を想定したOFF回転(150rpm)に制御した状態から電磁石を励磁してトルク伝達までの反応速度を調査した結果を示す図である。 本発明の実施例2における通常のOFF回転(500rpm)時に電磁石を励磁してトルク伝達までの反応速度を調査した結果を示す図である。 同じく実施例2におけるスノープロー車両での問題を想定したOFF回転(150rpm)に制御した状態から電磁石を励磁してトルク伝達までの反応速度を調査した結果を示す図である。 本発明の実施例3における通常のOFF回転(500rpm)時の電磁石を励磁してトルク伝達までの反応速度を調査した結果を示す図である。 同じく実施例3におけるスノープロー車両での問題を想定したOFF回転(150rpm)に制御した状態から電磁石を励磁してトルク伝達までの反応速度を調査した結果を示す図である。
図1に示す高反応型流体式ファン・カップリング装置(外部制御式)は、駆動部(エンジン)の駆動によって回転する回転軸体(駆動軸)1に、軸受13を介してケース2−1とカバー2−2とからなる密封器匣2が支承され、この密封器匣2内は油供給調整孔8付き仕切板4にて油溜り室5とトルク伝達室6とに区劃され、トルク伝達室6内には回転軸体1の先端に固着された、先端部に前面の外方付近を櫛歯壁となす駆動ディスク3が該トルク伝達室6内に収納され、かつ該駆動ディスク3はその先端部の櫛歯壁と背面のケース2−1との間に設けられたラビリンス機構16によるトルク伝達のための微少間隙を保持してある。なお、ダム15は回転時の油の集溜する駆動ディスク3の外周壁部と対向するカバー2−2の内周壁面の一部に設けたものである。
ケース2−1には油回収用循環流通路7が設けられ、仕切板4に設けられた油供給調整孔8を開閉する油供給用弁部材9は、板バネ9−1とアーマチャー9−2とからなり、板バネ9−1基端部がケース2−1に取付けられている。
密封器匣2の駆動部側には、回転軸体1に軸受14を介して支承されかつエンジンブロック等の外部材に固定されたリング状の電磁石支持体12にリング状の電磁石11が支持され、かつケース2−1に組込まれたリング部を有する円板状の磁気ループエレメント(磁性体)10が前記弁部材のアーマチャー9−2と対向して取付けられ、前記電磁石支持体12の一部が磁気ループエレメント10に凹凸嵌合されている。なお、本実施例では、電磁石11の磁束を効率よく弁部材のアーマチャー9−2に伝えるため、リング部を有する円板状の磁気ループエレメント10を用いて油供給用弁部材9の作動機構を構成している。
本発明は、上記構成のファン・カップリング装置の駆動ディスク3に油の非ニュートン流体の特性を利用して油溜り室5内の油をかき出す機構を前記仕切板4の油供給調整孔8と相対向して設けるもので、その油かき出し機構は、図1〜図3に示すように、駆動ディスク3の背面に設けた当該ディスクと別体のリング17または一体のリング状突起18で構成することを主たる特徴とするものである。
図1、図2に示す実施例のリング17は、仕切板4の油供給調整孔8と対向する面が平坦面となしたほぼドーナツ状となしたもので、仕切板4との間に前記したように0.3mm〜0.7mm程度の隙間(ギャップ)を隔てて当該駆動ディスク3の背面に固着されている。また、このリングの固着手段としては、当該リングの材質によって異なるが、金属製リングの場合は溶接やろう付け、合成樹脂製やゴム製の場合は圧入、接着等を採用することができる。なお、リングの肉厚や大きさ(直径、内径等)については適用するファン・カップリング装置の駆動ディスク3と仕切板4間の隙間、トルク伝達室6の大きさ等、ファン・カップリング装置の構造やサイズ等に応じて適宜設定することはいうまでもない。
また、図3に示すリング状突起18は、駆動ディスク3の背面に当該ディスクと一体に設けた場合を例示したもので、このリング状突起18の場合も、仕切板4の油供給調整孔8と対向する面が平坦面となしたもので、仕切板4との間に前記したように0.3mm〜0.7mm程度の隙間(ギャップ)を隔てて当該駆動ディスク3の背面に形成されている。
上記駆動ディスク3の背面に設ける当該ディスクと別体のリング17もしくは一体のリング状突起18の、仕切板4の油供給調整孔8と対向する面は、図4(A)〜(D)に例示した形状とすることができる。これは該リング17もしくはリング状突起18の作用による油のかき出し効果を考慮したもので、(A)は前記したように平坦面のみ、(B)は平坦面に放射状溝19を形成したもの、(C)は平坦面に放射状突起20を形成したもの、(D)は平坦面にラビリンス溝21を形成したもの、をそれぞれ示す。この中で、油のかき出し効果が最も大きいのは、(B)の平坦面に放射状溝19を形成したものであることが実験により判明した。これは仕切板4の油供給調整孔8との対向面に放射状溝19を形成したリング17もしくはリング状突起18の場合は、油供給調整孔8に対向する面積が多くなるだけでなく、放射状溝19の作用によりリング17もしくはリング状突起18の外側へ油をかき出す作用が大きいためであると推察される。
なお、本発明のリング17もしくはリング状突起18の断面構造としては、図1〜図4に示す矩形断面構造のものが一般的であるが、この外に例えば図5に示すように、仕切板4の油供給調整孔8と対向する面の外端面側を斜めにカットした斜面22付き断面構造(A)や、仕切板4の油供給調整孔8と対向する面の外端面側を階段状にカットした段差23付き断面構造としても、ほぼ同様の作用効果が得られることはいうまでもない。
上記構成の高反応型流体式ファン・カップリング装置において、電磁石11がOFF(非励磁)の時はアーマチャー9−2が当該板バネ9−1の作用により磁気ループエレメント10より離間することにより油供給調整孔8が閉じられ、トルク伝達室6内への油の供給が停止し、電磁石11がON(励磁)の時はアーマチャー9−2が当該板バネ9−1に抗して磁気ループエレメント10側に吸引されることにより、当該板バネ9−1がケース2−1側に圧接して油供給調整孔8が開き、トルク伝達室6内へ油が供給され、ラビリンス機構16部へ適量の油が供給されてトルク伝達が行われる。
本発明では、電磁石11がON(励磁)の時に油供給調整孔8が開き、トルク伝達室6内へ油が供給される時、油の非ニュートン流体の特性を利用した油かき出し機構、すなわち駆動ディスク3の背面に設けたリング17またはリング状突起18が仕切板4の油供給調整孔8の上で回転することにより、油の非ニュートン流体の特性で油溜り室5内の油がかき出されて油供給調整孔8よりトルク伝達室6内へ供給される油の供給量が増加する。したがって、本発明によれば、低ファン回転時においてもトルク伝達室6内への油の供給量が増加し、制御信号によるファン回転アップの反応が速くなる。
(実施例)
以下、本発明の実施例について説明する。
図1に示す外部制御式流体式ファン・カップリング装置を使用し、試験条件として、通常のOFF回転(500rpm)と、スノープロー車両での問題を想定したOFF回転(150rpm)に制御した状態から電磁石を励磁してトルク伝達までの反応速度を調査した結果を従来例(リングなし)と比較して図6(OFF回転:500rpm)、図7(OFF回転:150rpm)に示す。
<装置仕様>
・採用したリング(別体形):
図4(B)に示す平坦面に放射状溝を形成したリング(以下、「放射状溝リング」と称する)
・リングと仕切板間の隙間(ギャップ):
0.3mm
・油の粘度:
12,500cst
図6、図7に示す結果より明らかのように、通常のOFF回転(500rpm)で試験した場合、本発明のリング付きのファン・カップリング装置は、制御信号をONしてから10秒以内で素早く反応するのに対し、従来のリングなしのファン・カップリング装置の場合はその反応に約20秒近く要した。また、スノープロー車両での問題を想定したOFF回転(150rpm)で試験した場合、従来のリングなしのファン・カップリング装置の場合はほとんど反応しなかったのに対し、本発明のリング付きのファン・カップリング装置は通常のOFF回転(500rpm)で試験した場合と同様に、制御信号をONしてから10数秒で素早く反応した。この結果より、本発明のリングの効果が確認された。
実施例1と同様の外部制御式流体式ファン・カップリング装置を使用し、同一の試験条件で下記に示す本発明の4種のリングの効果を比較した結果を図8(OFF回転:500rpm)、図9(OFF回転:150rpm)に示す。
<装置仕様>
・採用したリング(別体形):
図4に示す(A)平坦面のみのリング(以下、「単純リング」と称する)、(B)平坦面に放射状溝を形成したリング(以下、「放射状溝リング」と称する)、(C)平坦面に放射状突起を形成したリング(以下、「放射状突起リング」と称する)、(D)平坦面にラビリンス溝21を形成したリング(以下、「ラビリンスリング」と称する)の4種類。
・リングと仕切板間の隙間(ギャップ):
0.3mm
・油の粘度:
12,500cst
図8、図9に示す結果より明らかのように、通常のOFF回転(500rpm)での試験では、図8に示すように(A)〜(D)の4種類のリングすべてにおいて制御信号をONしてから10数秒以内で素早く反応し、その中でも特に(B)の放射状溝リングが最も優れた反応を示した。また、スノープロー車両での問題を想定した150rpmでの試験では、図9に示すように(A)〜(D)の4種類のリングのうち、放射状溝リング(B)のみが20秒以内で反応し、他の3種類のリング(A)(C)(D)は反応しなかった。これは、放射状溝リング(B)の場合は、油供給調整孔に近接して相対する面積を適切に維持し、油掻き出し後にリング外周側へ油を良好に排出するためであるのに対し、放射状突起リング(C)およびラビリンスリング(D)は、それぞれ油供給調整孔に近接して相対する面積が少ないので油の掻き出し量が少なく、他方、単純リングリング(A)は油供給調整孔との対向面積が最大であるも油掻き出し後にリング外周側へ排出するための工夫がなされていないため仕切り板との隙間(ギャップ)に油が滞留するためであると推察される。
実施例1と同様の外部制御式流体式ファン・カップリング装置に放射状溝リング(B)を組込み、同様の試験条件で当該リングと仕切板間の隙間(ギャップ)を変化させた場合の反応速度を比較した結果を図10(OFF回転:500rpm)、図11(OFF回転:150rpm)に示す。
<装置仕様>
・採用したリング(別体形):
図4(B)に示す放射状溝リング
・リングと仕切板間の隙間(ギャップ):
0.3〜1.0mm
・油の粘度:
12,500cst
図10、図11に示す結果より明らかのように、通常のOFF回転(500rpm)での試験では、図10に示すように0.3mm、0.5mm、0.7mm、1.0mmのいずれも場合も、制御信号をONしてから10数秒以内で素早く反応し、その中でも特にリングと仕切板間の隙間(ギャップ)が0.3〜0.7mmの場合が制御信号をONしてから10秒以内という優れた反応を示した。また、スノープロー車両での問題を想定したOFF回転(150rpm)での試験においても、リングと仕切板間の隙間(ギャップ)が0.3〜0.7mmの場合が良好に反応した。ただし、OFF回転を150rpmに制御した条件の場合、リングと仕切板間の隙間(ギャップ)が0.3mmでは最大ファン回転に影響が出ており、隙間(ギャップ)0.5mmが最大回転数を犠牲にせずに反応速度の向上が期待できる。
なお、ここでは電磁石にて弁部材を制御する方式の外部制御式流体式ファン・カップリング装置に本発明を適用した場合の実施例を示したが、温度感応型の流体式ファン・カップリング装置に適用しても前記と同様の作用効果が得られることはいうまでもない。
本発明の高反応型流体式ファン・カップリング装置は、油の非ニュートン流体の特性を利用した油かき出し機構をトルク伝達室内の駆動ディスクに設けたことにより、駆動ディスクと一体に回転するリングもしくはリング状突起の作用で油溜り室内の油がかき出されるので、低ファン回転時においてもトルク伝達室内への油の供給量が増加し、制御信号によるファン回転の反応の迅速化をはかることができる上、既存の流体式ファン・カップリング装置にも容易に適用できる等、極めて有用性に富むものである。
1 回転軸体(駆動軸)
2 密封器匣
2−1 ケース
2−2 カバー
3 駆動ディスク
4 仕切板
5 油溜り室
6 トルク伝達室
7 油回収用循環流通路
8 油供給調整孔
9 油供給用弁部材
9−1 板バネ
9−2 アーマチャー
10 リング部を有する円板状の磁気ループエレメント(磁性体)
11 電磁石
12 電磁石支持体
13、14 軸受
15 ダム
16 ラビリンス機構
17 リング
18 リング状突起
19 放射状溝
20 放射状突起
21 ラビリンス溝
22 斜面
23 段差

Claims (1)

  1. 先端部に駆動ディスクを固着した回転軸体上に軸受を介して支承された密封器匣の内部を、油の供給調整孔を有する仕切板により油溜り室と、前記駆動ディスクを内装するトルク伝達室とに区劃し、回転時の油の集溜する駆動ディスクの外周壁部に対向する密封器匣の内周壁面の一部にダムと、これに連なってトルク伝達室と油溜り室間に油循環流通路が形成され、外部周囲の温度が設定値を超えると前記仕切板の油供給調整孔を開放し、設定値以下では閉鎖する弁部材を備え、駆動側と被駆動側とのなすトルク伝達間隙部での油の有効接触面積を増減させて駆動側から被駆動側への回転トルク伝達を制御するようにしてなるファン・カップリング装置において、前記駆動ディスクに流体の運動方向が力のかかる方向および垂直・水平方向にも同時に力が働いて分散空洞化しない油の非ニュートン流体の特性を利用して油溜り室内の油をかき出す機構が前記仕切板の油供給調整孔と相対向して設けられ、前記油溜り室内の油をかき出す機構は、前記駆動ディスクの背面に設けた当該ディスクと一体または別体のリングもしくはリング状突起で構成され、前記リングもしくはリング状突起は、前記仕切板の油供給調整孔と対向する平坦面に放射状溝を有することを特徴とする高反応型流体式ファン・カップリング装置。
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