JP5521530B2 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラム、及び記憶媒体に関する。
近年、組織内部からの機密情報の漏洩が深刻な問題になっており、機密漏洩対策への取り組みが進められている。例えば、電子文書や電子データ等による情報漏洩には、暗号化技術や認証技術などのセキュリティ技術を用いた対策がある。また、電子文書や電子データが印刷された印刷物による情報漏洩には、情報埋め込み技術を用いた対策がある。
情報埋め込み技術を用いた機密漏洩対策の一つとして、印刷物の出所を追跡する技術がある。この技術は、例えば、電子文書を印刷する際に、印刷者名や印刷日時などの印刷情報と電子文書の文書名や作成者などの電子文書情報とを出所情報として埋め込んで印刷し、印刷物から埋め込まれた出所情報を抽出することにより、印刷物の出所を追跡するものである。
ところで、出所情報が埋め込まれた印刷物をコピー(複写)してしまうと、コピーされた印刷物には、コピー元の印刷物に埋め込まれた出所情報はコピーされるものの、このコピーの出所を示す出所情報は埋め込まれないため、コピーの出所が分からなくなるという問題がある。
このため、例えば特許文献1には、印刷物の画像データに付加情報が埋め込まれている場合、当該付加情報を抽出し、抽出した付加情報に新しい付加情報を追加して、画像データに埋め込む技術が開示されている。また、例えば特許文献2には、コンテンツのコピー原稿からコンテンツIDを読み取り、読み取ったコンテンツIDから原本を特定し、特定した原本に新たなコンテンツIDを埋め込んで出力する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、埋め込み可能な付加情報の容量に制限があるため出所を特定するために必要な付加情報を全部埋め込むことができない場合があり、また、印刷物のコピーを繰り返すと付加情報の一部が削除されてしまう。このため、特許文献1に開示された技術では、出所を特定できない事態も想定される。また、特許文献2に開示された技術では、コピー原稿が複写されるのではなく原本が印刷されるため、コピー原稿に手書きされたメモ、記録、又は押印されたスタンプなどがコピーされなくなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、印刷物の忠実なコピーを繰り返し行ってもコピーされた印刷物の出所を特定することができる情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラム、及び記憶媒体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる情報処理装置は、出力装置において出力を実行する出力対象の画像データを出力の実行前に取得する画像データ取得手段と、前記画像データ取得手段により取得した画像データに関し、少なくとも該画像データを出力する前記出力装置の機器情報を含む出所情報を取得する出所情報取得手段と、前記出所情報取得手段により取得した出所情報を識別する情報であって前記取得した画像データに埋め込識別情報を生成する生成手段と、前記取得した画像データから識別情報を抽出する抽出処理を行抽出手段と、前記生成手段により生成した識別情報と、前記出所情報取得手段により取得した出所情報と、前記抽出手段により抽出した識別情報とを、対応付けて出所履歴記憶手段に登録する登録手段と、前記抽出手段により抽出した識別情報を前記取得した画像データから取り除く取除手段と、前記生成手段により生成した識別情報を前記取得した画像データに埋め込む埋込手段と、前記取除手段により前記抽出した識別情報が取り除かれ、前記埋込手段により前記生成した識別情報が埋め込まれた画像データを前記出力装置出力させる出力制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の別の態様にかかる情報処理システムは、画像データを出力する出力装置と、出力する画像データに情報の埋め込みを行う情報処理装置とがネットワークを介して接続する情報処理システムであって、前記出力装置において出力を実行する出力対象の画像データを出力の実行前に取得する画像データ取得手段と、前記画像データ取得手段により取得した画像データに関し、少なくとも該画像データを出力する前記出力装置の機器情報を含む出所情報を取得する出所情報取得手段と、前記出所情報取得手段により取得した出所情報を識別する情報であって前記取得した画像データに埋め込む識別情報を生成する生成手段と、前記取得した画像データから識別情報を抽出する抽出処理を行う抽出手段と、前記生成手段により生成した識別情報と、前記出所情報取得手段により取得した出所情報と、前記抽出手段により抽出した識別情報とを、対応付けて出所履歴記憶手段に登録する登録手段と、前記抽出手段により抽出した識別情報を前記取得した画像データから取り除く取除手段と、前記生成手段により生成した識別情報を前記取得した画像データに埋め込む埋込手段と、前記取除手段により前記抽出した識別情報が取り除かれ、前記埋込手段により前記生成した識別情報が埋め込まれた画像データを出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の別の態様にかかる情報処理方法は、画像データを出力する出力装置と、出力する画像データに情報の埋め込みを行う情報処理装置とがネットワークを介して接続する情報処理システムにおいて実行される情報処理方法であって、前記出力装置において出力を実行する出力対象の画像データを出力の実行前に取得する画像データ取得ステップと、前記画像データ取得ステップにより取得した画像データに関し、少なくとも該画像データを出力する前記出力装置の機器情報を含む出所情報を取得する出所情報取得ステップと、前記出所情報取得ステップにより取得した出所情報を識別する情報であって前記取得した画像データに埋め込む識別情報を生成する生成ステップと、前記取得した画像データから識別情報を抽出する抽出処理を行う抽出ステップと、前記生成ステップにより生成した識別情報と、前記出所情報取得ステップにより取得した出所情報と、前記抽出ステップにより抽出した識別情報とを、対応付けて出所履歴記憶手段に登録する登録ステップと、前記抽出ステップにより抽出した識別情報を前記取得した画像データから取り除く取除ステップと、前記生成ステップにより生成した識別情報を前記取得した画像データに埋め込む埋込ステップと、前記取除ステップにより前記抽出した識別情報が取り除かれ、前記埋込ステップにより前記生成した識別情報が埋め込まれた画像データを出力する出力ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の別の態様にかかるプログラムは、コンピュータにおいて実行されるプログラムであって、前記コンピュータを、出力装置において出力を実行する出力対象の画像データを出力の実行前に取得する画像データ取得手段と、前記画像データ取得手段により取得した画像データに関し、少なくとも該画像データを出力する前記出力装置の機器情報を含む出所情報を取得する出所情報取得手段と、前記出所情報取得手段により取得した出所情報を識別する情報であって前記取得した画像データに埋め込む識別情報を生成する生成手段と、前記取得した画像データから識別情報を抽出する抽出処理を行う抽出手段と、前記生成手段により生成した識別情報と、前記出所情報取得手段により取得した出所情報と、前記抽出手段により抽出した識別情報とを、対応付けて出所履歴記憶手段に登録する登録手段と、前記抽出手段により抽出した識別情報を前記取得した画像データから取り除く取除手段と、前記生成手段により生成した識別情報を前記取得した画像データに埋め込む埋込手段と、前記取除手段により前記抽出した識別情報が取り除かれ、前記埋込手段により前記生成した識別情報が埋め込まれた画像データを前記出力装置に出力させる出力制御手段として機能させるためのものである。
また、本発明の別の態様にかかる記憶媒体は、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能なものである。
本発明によれば、印刷物の忠実なコピーを繰り返し行ってもコピーされた印刷物の出所を特定することができるという効果を奏する。
図1は、第1実施形態の情報処理システムの構成例を示すブロック図である。 図2は、第1実施形態の出所履歴記憶部に記憶された出所履歴例を示す図である。 図3は、第1実施形態の情報処理システムで行われる複写処理時のサーバ装置の動作例を示すフローチャートである。 図4は、第1実施形態の情報処理システムで行われる追跡処理時のサーバ装置の動作例を示すフローチャートである。 図5は、第2実施形態の情報処理システムの構成例を示すブロック図である。 図6は、第2実施形態の出所履歴記憶部に記憶された出所・配布履歴例を示す図である。 図7は、第2実施形態の情報処理システムで行われる複写処理時のサーバ装置の動作例を示すフローチャートである。 図8は、第2実施形態の情報処理システムで行われる追跡処理時のサーバ装置の動作例を示すフローチャートである。 図9は、第3実施形態の情報処理システムの構成例を示すブロック図である。 図10は、第3実施形態の情報処理システムで行われる複写処理時のサーバ装置の動作例を示すフローチャートである。 図11は、第3実施形態の情報処理システムで行われる追跡処理時のサーバ装置の動作例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラム、及び記憶媒体の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の各実施形態では、情報処理装置としてサーバ装置を例に取り説明し、出力装置として、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、及びファクシミリ機能のうち少なくともプリンタ機能、スキャナ機能、及びコピー機能を有するMFP(Multifunction Peripheral)を例にとり説明するが、これらに限定されるものではない。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態の情報処理システムの概要について説明する。
第1の実施形態の情報処理システムは、印刷物をコピーする際に、コピー後の印刷物の出所情報と、当該出所情報を識別する識別情報と、コピー元の印刷物(原稿)の画像データから抽出した当該印刷物の出所情報を識別する識別情報とを、対応付けて出所履歴記憶部に登録する。そして情報処理システムは、コピー元の印刷物の画像データから当該印刷物の出所情報を識別する識別情報を取り除くとともに、コピー後の印刷物の出所情報を識別する識別情報を埋め込み、コピー後の印刷物の出所情報を識別する識別情報が埋め込まれた画像データを記録紙に印刷して、コピー後の印刷物を作成する。
更に、情報処理システムは、コピー後の印刷物の画像データから当該印刷物の出所情報を識別する識別情報を抽出し、抽出した識別情報に対応付けられた出所情報を出所履歴記憶部から検索し、出力する。
次に、第1の実施形態の情報処理システムの構成について説明する。
図1は、第1の実施の形態の情報処理システム1の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理システム1は、印刷物のコピーや画像データの読み取りなどを行うMFP70と、印刷物の出所の管理や追跡などを行うサーバ装置10と、追跡結果(出所情報)の表示などを行うPC(Personal Computer)80とを、備えている。そして、情報処理システム1の各装置は、ネットワーク2を介して接続されている。なお、情報処理システム1は、PCを複数備えるようにしてもよいし、MFPを複数備えるようにしてもよい。また、ネットワーク2は、有線若しくは無線、またLAN(Local Area Network)や公衆通信回線を問わず、どのようなネットワークであってもよい。
サーバ装置10は、図1に示すように、通信部20と、記憶部30と、制御部40とを備える。
通信部20は、ネットワーク2を介して、MFP70やPC80などの外部機器と通信するものであり、通信インターフェースなどの既存の通信装置により実現できる。例えば、通信部20は、MFP70との間で画像データの送受信を行ったり、PC80に追跡結果(出所情報)を送信したりする。
記憶部30は、サーバ装置10で実行される各種プログラムやサーバ装置10で行われる各種処理に使用される各種情報などを記憶するものある。記憶部30は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、光ディスク、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などの磁気的、光学的、又は電気的に記憶可能な既存の記憶装置により実現できる。そして、記憶部30は、出所履歴記憶部32を含む。なお、出所履歴記憶部32の詳細については後述する。
制御部40は、サーバ装置10の各部を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)などにより実現できる。そして、制御部40は、画像データ取得部42と、出所情報取得部44と、生成部46と、抽出部48と、登録部50と、取除部52と、埋込部54と、印刷指示部56と、検索部58と、出力部60とを含む。
画像データ取得部42は、MFP70により印刷物から読み取られた画像データを取得する。詳細には、画像データ取得部42は、MFP70により読み取られた画像データとともに、MFP70に入力された情報であってコピーモードであるか追跡モードであるかを示すモード情報を取得する。なお、MFP70により読み取られた画像データ及びMFP70に入力されたモード情報は、MFP70から送信され、通信部20により受信され、画像データ取得部42により取得される。
出所情報取得部44は、画像データ取得部42により取得される画像データに基づく印刷物の出所を示す出所情報を取得する。例えば、出所情報取得部44は、MFP70又はPC80から送信され通信部20により受信された出所情報を取得する。ここで、出所情報は、画像データが印刷された印刷物(コピー後の印刷物)の出所(コピー元)を追跡するために必要な情報であり、ユーザ名、日時、機器番号、又は印刷設定などを示す印刷情報が該当する。この出所情報により、だれが、いつ、どこで印刷物をコピーしたのかの追跡が可能となる。
生成部46は、出所情報取得部44により取得される出所情報を識別する情報であって画像データ取得部42により取得される画像データに埋め込まれる識別情報を生成する。例えば、生成部46は、後述の出所履歴記憶部32に登録されている識別情報を参照して、出所情報を一意に識別可能な識別情報、即ち、出所履歴記憶部32に登録されていない識別情報を生成する。なお本実施形態では、生成部46により生成される識別情報は、文字や数字などのユーザが可読できる態様の情報とする。
抽出部48は、画像データ取得部42により取得された画像データに対して識別情報を抽出する抽出処理を行い、当該画像データに既に識別情報が埋め込まれている場合に当該識別情報を抽出する。なお本実施形態では、後述するように、識別情報が2次元コードなどユーザが可読できない又は難解な態様(機器可読方式)に変換されて画像データに埋め込まれているため、抽出部48は、識別情報をユーザが可読できる態様の識別情報に変換して(戻して)抽出する。なお、画像データに出所情報が埋め込まれていない場合には、出所情報は抽出されない。
登録部50は、生成部46により生成された識別情報と、出所情報取得部44により取得された出所情報と、抽出部48により抽出された識別情報とを、対応付けて出所履歴記憶部32に登録する。但し、登録部50は、抽出部48により識別情報が抽出されなかった場合には、生成部46により生成された識別情報と、出所情報取得部44により取得された出所情報とを、対応付けて出所履歴記憶部32に登録する。
図2は、第1の実施形態の出所履歴記憶部32に記憶された出所履歴の一例を示す図である。図2に示す例では、出所履歴記憶部32は、識別情報と、原稿/コピー区分と、ユーザ名と、印刷/コピー日時と、機器番号と、原稿識別情報とを、対応付けて記憶している。ここでは、「識別情報」が、生成部46により生成された識別情報、即ちコピー後の印刷物の出所情報を識別する識別情報に該当する。また、「ユーザ名」、「印刷/コピー日時」、及び「機器番号」が、出所情報、即ちコピー後の印刷物の出所情報に該当する。また、「原稿識別情報」が、抽出部48により抽出された識別情報、即ちコピー元の印刷物の出所情報を識別する識別情報に該当する。
なお、登録部50は、画像データ取得部42より取得された画像データから識別情報が抽出された場合に、原稿/コピー区分に「コピー」を登録する。また、登録部50は、画像データ取得部42より取得された画像データから識別情報が抽出されなかった場合に、原稿/コピー区分に「原稿&コピー」を登録する。また、登録部50は、PC80などから送信される電子文書の印刷、即ち、電子文書から画像データを生成して印刷する場合に、原稿/コピー区分に「原稿」を登録する。
図1に戻り、取除部52は、抽出部48により抽出された識別情報を画像データ取得部42により取得された画像データから取り除く。
埋込部54は、生成部46により生成された識別情報を画像データ取得部42により取得された画像データに埋め込む。なお本実施形態では、埋込部54は、生成部46により生成された識別情報を2次元コードなどに変換して画像データに埋め込む(ユーザが可読できない又は難解な態様で埋め込む)ものとする。
印刷指示部56は、生成部46により生成された識別情報が埋め込まれた画像データをMFP70に印刷させる。具体的には、印刷指示部56は、生成部46により生成された識別情報が埋め込まれた画像データを通信部20からMFP70に送信させ、記録紙に印刷させる。
なお、出所情報取得部44、生成部46、登録部50、取除部52、埋込部54、及び印刷指示部56は、画像データ取得部42により取得されたモード情報がコピーモードを示す場合に、上述した処理を行う。
検索部58は、抽出部48により抽出された識別情報と一致する生成部46により生成された識別情報に対応付けられた出所情報を出所履歴記憶部32から検索する。
出力部60は、検索部58により検索された出所情報を出力する。具体的には、出力部60は、検索部58により検索された出所情報を通信部20からPC80に送信し、PC80のディスプレイ等の表示部(図示省略)に表示させる。なお、出力部60は、図2に示す例の場合、検索部58により検索された出所情報とともに、出所情報に対応付けられている原稿/コピー区分を出力してもよい。
なお、検索部58及び出力部60は、画像データ取得部42により取得されたモード情報が追跡モードを示す場合に、上述した処理を行う。
また、詳細な説明は省略するが、本実施形態のサーバ装置10は、印刷物をコピーする際の識別情報の埋め込みのみならず、電子文書を印刷する際にも識別情報の埋め込みを行う。つまり、本実施形態のサーバ装置10は、PC80などの外部装置から印刷対象の電子文書及び出所情報を受信し、受信した電子文書の画像データ及び受信した出所情報を識別する識別情報を生成する。そして、サーバ装置10は、出所情報と識別情報とを対応付けて出所履歴記憶部に登録し、電子文書の画像データに識別情報を埋め込み、MFP70に印刷させる。
MFP70は、前述したように、印刷物のコピーや画像データの読み取りなどを行う複合機であり、図1に示すように、入力部72と、読取部74と、通信部76と、印刷部78とを、備える。
入力部72は、読取部74により読み取られる画像データに基づく印刷物の出所情報の入力やモード情報の入力など各種入力を行うものであり、キースイッチ、タッチパネル、又はカードリーダなどの既存の入力装置により実現できる。例えば、入力部72がカードリーダである場合、ユーザは、社員証などのICカードをカードリーダに読み取らせることにより、読取部74により読み取られる画像データの出所情報としてユーザ名などを入力する。なお、出所情報の入力は、コピーモードを示すモード情報を入力する場合に行われる。
読取部74は、画像データが印刷された記録紙(印刷物)から画像データを電気的に読み取るものであり、スキャナなどの既存の読取装置により実現できる。
通信部76は、ネットワーク2を介して、サーバ装置10などの外部機器と通信するものであり、通信インターフェースなどの既存の通信装置により実現できる。例えば、通信部76は、入力部72により入力されたユーザ名、読取部74による画像データの読み取り日時、又はMFP70の機器番号などの出所情報、入力部72により入力されたモード情報、及び読取部74により読み取られた画像データなどをサーバ装置10に送信したり、サーバ装置10から送信される画像データを受信したりする。
印刷部78は、通信部76により受信された画像データを記録紙に印刷して印刷物を生成するものであり、プリンタなどの既存の印刷装置により実現できる。
PC80は、前述したように、追跡結果を表示する管理者端末であり、サーバ装置10から送信される出所情報などを受信して表示部に表示させる。なお、MFP70により読み取られた画像データの出所情報を、PC80から入力するようにしてもよい。
次に、第1の実施の形態の情報処理システムの動作について説明する。
図3は、第1の実施の形態の情報処理システム1で行われる複写処理時のサーバ装置10の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、出所情報取得部44は、MFP70から、MFP70により印刷物から読み取られる画像データに基づく印刷物(コピー後の印刷物)の出所を示す出所情報を取得する。(ステップS100)。
続いて、画像データ取得部42は、MFP70により印刷物から読み取られた画像データ及びコピーモードを示すモード情報を取得する(ステップS102)。
続いて、生成部46は、出所情報取得部44により取得される出所情報を識別する識別情報を生成する(ステップS104)。
続いて、抽出部48は、画像データ取得部42により取得された画像データに対して、識別情報を抽出する抽出処理を行う(ステップS106)。
そして、画像データ取得部42により取得された画像データから識別情報が抽出された場合(ステップS108でYes)、モード情報がコピーモードを示すため、登録部50は、生成部46により生成された識別情報と、出所情報取得部44により取得された出所情報と、抽出部48により抽出された識別情報とを、対応付けて出所履歴記憶部32に登録する(ステップS110)。
続いて、取除部52は、モード情報がコピーモードを示すため、抽出部48により抽出された識別情報を画像データ取得部42により取得された画像データから取り除く(ステップS112)。
一方、画像データ取得部42により取得された画像データから識別情報が抽出されなかった場合(ステップS108でNo)、モード情報がコピーモードを示すため、登録部50は、生成部46により生成された識別情報と、出所情報取得部44により取得された出所情報とを、対応付けて出所履歴記憶部32に登録する(ステップS114)。
続いて、埋込部54は、モード情報がコピーモードを示すため、生成部46により生成された識別情報を画像データ取得部42により取得された画像データに埋め込む(ステップS116)。
続いて、印刷指示部56は、モード情報がコピーモードを示すため、生成部46により生成された識別情報が埋め込まれた画像データの印刷をMFP70に指示する(ステップS118)。この結果、MFP70は、生成部46により生成された識別情報が埋め込まれた画像データを記録紙に印刷して、コピー後の印刷物を生成する。
図4は、第1の実施の形態の情報処理システム1で行われる追跡処理時のサーバ装置10の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、画像データ取得部42は、MFP70により印刷物から読み取られた画像データ及び追跡モードを示すモード情報を取得する(ステップS200)。
続いて、抽出部48は、画像データ取得部42により取得された画像データに対して、識別情報を抽出する抽出処理を行う(ステップS202)。
そして、画像データ取得部42により取得された画像データから識別情報が抽出された場合(ステップS204でYes)、モード情報が追跡モードを示すため、検索部58は、抽出部48により抽出された識別情報と一致する生成部46により生成された識別情報に対応付けられた出所情報を出所履歴記憶部32から検索する(ステップS206)。
続いて、出力部60は、検索部58により取得された出所情報をPC80に出力する(ステップS208)。具体的には、PC80は、検索部58により取得された出所情報をディスプレイ等の表示部に表示させる。
一方、画像データ取得部42により取得された画像データから識別情報が抽出されなかった場合(ステップS204でNo)、出所情報の検索、出力は行われない。
このように第1の実施形態では、印刷物をコピーする際に、コピー後の印刷物の出所情報、当該出所情報の識別情報、及びコピー元の印刷物の出所情報の識別情報を対応付けて登録するとともに、コピー元の印刷物の画像データから抽出した識別情報を取り除き、コピー後の印刷物の出所情報の識別情報を埋め込んで印刷する。従って第1の実施形態によれば、全てのコピーの出所情報がサーバ装置に登録されるとともに、コピーの出所情報の識別情報がコピー後の印刷物に埋め込まれるため、印刷物の忠実なコピーを繰り返し行ってもコピーされた印刷物の出所を特定することができる。
また第1の実施形態では、コピー元の印刷物の画像データに識別情報が埋め込まれておらず、識別情報が抽出されなかった場合、コピー後の印刷物の出所情報、及び当該出所情報の識別情報を対応付けて登録するとともに、コピー元の印刷物の画像データにコピー後の印刷物の出所情報の識別情報を埋め込んで印刷する。従って第1の実施形態によれば、出所情報が埋め込まれていない印刷物をコピーする場合であっても、コピーされた印刷物の出所を特定することができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施形態では、出所情報に加え、コピーされた印刷物の配布先を示す配布情報を登録する例について説明する。なお、以下では、第1の実施形態との相違点の説明を主に行い、第1の実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1の実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
図5は、第2の実施形態の情報処理システム101の構成の一例を示すブロック図である。図5に示す情報処理システム101は、サーバ装置110の制御部140に配布情報取得部145が含まれる点、制御部140の登録部150、検索部158、及び出力部160、記憶部130の出所履歴記憶部132、並びにMFP170の入力部172が第1の実施の形態情報処理システム1と相違する。以下では、配布情報取得部145、登録部150、出所履歴記憶部132、検索部158、出力部160、及び入力部172について説明する。
配布情報取得部145は、画像データ取得部42により取得される画像データに基づく印刷物の配布先を示す配布情報を取得する。例えば、配布情報取得部145は、MFP170又はPC80から送信され通信部20により受信された配布情報を取得する。ここで、配布情報は、画像データが印刷された印刷物(コピー後の印刷物)の配布先を追跡するために必要な情報であり、コピー後の印刷物が配布される配布ユーザ名、配布日時、又は配布方法を示す配布区分などが該当する。この配布情報により、いつ、だれに、どのようにコピー後の印刷物が配布されたのかの追跡が可能となる。なお、配布情報取得部145は、画像データ取得部42により取得されたモード情報がコピーモードを示す場合に、上述した処理を行う。
登録部150は、出所情報に配布情報を対応付けて出所履歴記憶部132に登録する。
図6は、第2の実施形態の出所履歴記憶部132に記憶された出所・配布履歴の一例を示す図である。図6に示す例では、出所履歴記憶部132は、識別情報と、原稿/コピー区分と、ユーザ名と、印刷/コピー日時と、機器番号と、配布区分と、配布ユーザ名と、配布日時と、原稿識別情報とを、対応付けて記憶している。ここでは、「配布区分」、「配布ユーザ名」、及び「配布日時」が、配布情報、即ちコピー後の印刷物の配布情報に該当する。
検索部158は、抽出部48により抽出された識別情報と一致する生成部46により生成された識別情報に対応付けられた出所情報及び配布情報を出所履歴記憶部132から検索する。
出力部160は、検索部158により検索された出所情報を出力する。具体的には、出力部160は、検索部158により検索された出所情報及び配布情報を通信部20からPC80に送信し、PC80のディスプレイ等の表示部(図示省略)に表示させる。
MFP170の入力部172は、読取部74により読み取られる画像データに基づく印刷物の配布情報の入力を行う。なお、配布情報の入力は、コピーモードを示すモード情報を入力する場合に行われる。
図7は、第2の実施の形態の情報処理システム101で行われる複写処理時のサーバ装置110の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS300の処理は、図3のフローチャートのステップS100の処理と同様である。
続いて、配布情報取得部145は、MFP170から、MFP170により印刷物から読み取られる画像データに基づく印刷物(コピー後の印刷物)の配布先を示す配布情報を取得する(ステップS301)。
続いて、ステップS302〜S306までの処理は、図3のフローチャートのステップS102〜S106の処理と同様である。
そして、画像データ取得部42により取得された画像データから識別情報が抽出された場合(ステップS308でYes)、モード情報がコピーモードを示すため、登録部150は、生成部46により生成された識別情報と、出所情報取得部44により取得された出所情報と、配布情報取得部145により取得された配布情報と、抽出部48により抽出された識別情報とを、対応付けて出所履歴記憶部132に登録する(ステップS310)。
続いて、ステップS312の処理は、図3のフローチャートのステップS112の処理と同様である。
一方、画像データ取得部42により取得された画像データから識別情報が抽出されなかった場合(ステップS308でNo)、モード情報がコピーモードを示すため、登録部150は、生成部46により生成された識別情報と、出所情報取得部44により取得された出所情報と、配布情報取得部145により取得された配布情報とを、対応付けて出所履歴記憶部132に登録する(ステップS314)。
以降のステップS316〜S318までの処理は、図3のフローチャートのステップS116〜S118の処理と同様である。
図8は、第2の実施の形態の情報処理システム101で行われる追跡処理時のサーバ装置110の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS400〜S404までの処理は、図4のフローチャートのステップS100〜S104の処理と同様である。
そして、画像データ取得部42により取得された画像データから識別情報が抽出された場合(ステップS404でYes)、モード情報が追跡モードを示すため、検索部158は、抽出部48により抽出された識別情報と一致する生成部46により生成された識別情報に対応付けられた出所情報及び配布情報を出所履歴記憶部132から検索する(ステップS406)。
続いて、出力部160は、検索部158により取得された出所情報をPC80に出力する(ステップS408)。具体的には、PC80は、検索部158により取得された出所情報をディスプレイ等の表示部に表示させる。
このように第2の実施形態によれば、コピー後の印刷物の出所情報に加えコピー後の印刷物の配布情報を登録するため、印刷物の忠実なコピーを繰り返し行ってもコピーされた印刷物の出所及び配布先を特定することができる。
(第3の実施の形態)
第3の実施形態では、画像データから抽出された識別情報による出所の追跡に加え、PCなどの外部装置から入力された識別情報により出所を追跡する例について説明する。なお、以下では、第1の実施形態との相違点の説明を主に行い、第1の実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1の実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
図9は、第3の実施形態の情報処理システム201の構成の一例を示すブロック図である。図9に示す情報処理システム201は、サーバ装置210の制御部240に識別情報取得部257が含まれる点、制御部240の取除部252及び埋込部254、並びにPC280が第1の実施の形態情報処理システム1と相違する。以下では、埋込部254、抽出部248、及び識別情報取得部257について説明する。
埋込部254は、生成部46により生成された識別情報を文字や数字などのユーザが可読できる態様(人間可読方式)と、バーコードや2次元コードなどのユーザが可読できない又は難解な態様とで、画像データ取得部42により取得された画像データに埋め込む。つまり、埋込部254は、生成部46により生成された識別情報を画像データにそのまま埋め込む(ユーザが可読できる態様で埋め込む)とともに、生成部46により生成された識別情報を2次元コードなどに変換して画像データに埋め込む(ユーザが可読できない又は難解な態様で埋め込む)。
取除部252は、画像データ取得部42により取得された画像データに埋め込まれている識別情報(ユーザが可読できる態様とユーザが可読できない又は難解な態様とで埋め込まれている識別情報)を取り除く。
識別情報取得部257は、PC280などの外部装置から入力される識別情報を取得する。具体的には、出所情報取得部44は、PC280から送信され通信部20により受信されたユーザが可読できる態様の識別情報を取得する。
検索部258は、抽出部248により識別情報が抽出された場合、抽出部248により抽出された識別情報と一致する生成部46により生成された識別情報に対応付けられた出所情報を出所履歴記憶部32から検索する。また、検索部258は、識別情報取得部257により識別情報が取得された場合、識別情報取得部257により取得された識別情報と一致する生成部46により生成された識別情報に対応付けられた出所情報を出所履歴記憶部32から検索する。
PC280は、コピー後の印刷物にユーザが可読できる態様で印刷されている識別情報を入力し、サーバ装置210に送信する。
図10は、第3の実施の形態の情報処理システム201で行われる複写処理時のサーバ装置210の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS500〜S510までの処理は、図3のフローチャートのステップS100〜S110の処理と同様である。
続いて、取除部252は、画像データ取得部42により取得された画像データに埋め込まれている識別情報を取り除く(ステップS512)。
続いて、ステップS514の処理は、図3のフローチャートのステップS114の処理と同様である。
続いて、埋込部254は、生成部46により生成された識別情報を文字や数字などのユーザが可読できる態様と、バーコードや2次元コードなどのユーザが可読できない又は難解な態様とで、画像データ取得部42により取得された画像データに埋め込む(ステップS516)。
以降のステップ518の処理は、図3のフローチャートのステップS118の処理と同様である。
図11は、第3の実施の形態の情報処理システム201で行われる識別情報取得部257により識別情報が取得された場合の追跡処理時のサーバ装置210の動作の一例を示すフローチャートである。なお、抽出部248により識別情報が抽出される場合の追跡処理時のサーバ装置210の動作は、第1の実施形態(図4のフローチャート)と同様であるため、説明を省略する。
まず、識別情報取得部257は、PC280などの外部装置から入力される識別情報を取得する(ステップS600)。
続いて、検索部258は、識別情報取得部257により取得された識別情報と一致する生成部46により生成された識別情報に対応付けられた出所情報を出所履歴記憶部32から検索する(ステップS602)。
以降のステップ604の処理は、図4のフローチャートのステップS208の処理と同様である。
このように第3の実施形態によれば、画像データから抽出された識別情報による出所の追跡に加え、PCなどの外部装置から入力された識別情報により出所を追跡することができ、出所の追跡の利便性を向上させることができる。
(ハードウェア構成)
次に、第1〜3の実施の形態のサーバ装置のハードウェア構成の一例について説明する。
第1〜3の実施の形態のサーバ装置は、CPUなどの制御装置と、ROMやRAMなどの記憶装置と、HDDやリムーバブルドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイなどの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
第1〜3の実施の形態のサーバ装置で実行される情報処理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。
また、第1〜3の実施の形態のサーバ装置で実行される情報処理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、第1〜3の実施の形態のサーバ装置で実行される情報処理プログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、第1〜3の実施の形態のサーバ装置で実行される情報処理プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
第1〜3の実施の形態のサーバ装置で実行される情報処理プログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、CPUがHDDから情報処理プログラムをRAM上に読み出して実行することにより、上記各部がコンピュータ上で実現されるようになっている。
(変形例)
なお、上記第1、2の実施形態では、ユーザが可読できない又は難解な態様で識別情報を画像データに埋め込む例について説明したが、ユーザが可読できる態様で識別情報を画像データに埋め込むようにしてもよい。また、上記第3の実施形態では、ユーザが可読できる態様とユーザが可読できない又は難解な態様とで識別情報を画像データに埋め込む例について説明したが、ユーザが可読できる態様のみで識別情報を画像データに埋め込むようにしてもよい。また、上記第3の実施形態において、ユーザが可読できる態様での識別情報の埋め込みとユーザが可読できない又は難解な態様での識別情報の埋め込みとを選択できるようにしてもよい。この場合、セキュリティの観点から管理者がサーバ装置で選択するようにしてもよいし、利便性の観点からユーザがMFPやPCから選択するようにしてもよい。また、上記第2の実施の形態と第3の実施の形態とを組み合わせてもよい。
1、101、201 情報処理システム
2 ネットワーク
10、110、210 サーバ装置
20 通信部
30、130 記憶部
32、132 出所履歴記憶部
40、140、240 制御部
42 画像データ取得部
44 出所情報取得部
46 生成部
48 抽出部
50、150 登録部
52、252 取除部
54、254 埋込部
56 印刷指示部
58、158、258 検索部
60、160 出力部
70、170 MFP
72、172 入力部
74 読取部
76 通信部
78 印刷部
80、280 PC
145 配布情報取得部
257 識別情報取得部
特開2008−092394号公報 特開2002−016788号公報

Claims (14)

  1. 出力装置において出力を実行する出力対象の画像データを出力の実行前に取得する画像データ取得手段と、
    前記画像データ取得手段により取得した画像データに関し、少なくとも該画像データを出力する前記出力装置の機器情報を含む出所情報を取得する出所情報取得手段と、
    前記出所情報取得手段により取得した出所情報を識別する情報であって前記取得した画像データに埋め込識別情報を生成する生成手段と、
    前記取得した画像データから識別情報を抽出する抽出処理を行抽出手段と、
    前記生成手段により生成した識別情報と、前記出所情報取得手段により取得した出所情報と、前記抽出手段により抽出した識別情報とを、対応付けて出所履歴記憶手段に登録する登録手段と、
    前記抽出手段により抽出した識別情報を前記取得した画像データから取り除く取除手段と、
    前記生成手段により生成した識別情報を前記取得した画像データに埋め込む埋込手段と、
    前記取除手段により前記抽出した識別情報が取り除かれ、前記埋込手段により前記生成した識別情報が埋め込まれた画像データを前記出力装置出力させる出力制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記登録手段は、前記抽出手段により前記識別情報が抽出されなかった場合、前記生した識別情報と前記取得した出所情報とを対応付けて前記出所履歴記憶手段に登録することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 出力した画像データの配布先を示し、少なくともユーザ情報を含む配布情報を取得する配布情報取得手段を更に備え、
    前記登録手段は、取得した配布情報を前記取得した出所情報に対応付けて前記出所履歴記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記画像データ取得手段は、出力装置において出力を実行する画像データ、または、追跡を実行する画像データと、画像データを出力するか追跡するかを示すモード情報とを取得し、
    前記モード情報が画像データの追跡を示す場合に、前記取得した画像データから前記抽出手段により抽出した識別情報により前記出所履歴記憶手段を検索する検索手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 画像データを出力する出力装置と、出力する画像データに情報の埋め込みを行う情報処理装置とがネットワークを介して接続する情報処理システムであって、
    前記出力装置において出力を実行する出力対象の画像データを出力の実行前に取得する画像データ取得手段と、
    前記画像データ取得手段により取得した画像データに関し、少なくとも該画像データを出力する前記出力装置の機器情報を含む出所情報を取得する出所情報取得手段と、
    前記出所情報取得手段により取得した出所情報を識別する情報であって前記取得した画像データに埋め込む識別情報を生成する生成手段と、
    前記取得した画像データから識別情報を抽出する抽出処理を行う抽出手段と、
    前記生成手段により生成した識別情報と、前記出所情報取得手段により取得した出所情報と、前記抽出手段により抽出した識別情報とを、対応付けて出所履歴記憶手段に登録する登録手段と、
    前記抽出手段により抽出した識別情報を前記取得した画像データから取り除く取除手段と、
    前記生成手段により生成した識別情報を前記取得した画像データに埋め込む埋込手段と、
    前記取除手段により前記抽出した識別情報が取り除かれ、前記埋込手段により前記生成した識別情報が埋め込まれた画像データを出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  6. 前記登録手段は、前記抽出手段により前記識別情報が抽出されなかった場合、前記生成した識別情報と前記取得した出所情報とを対応付けて前記出所履歴記憶手段に登録することを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 出力した画像データの配布先を示し、少なくともユーザ情報を含む配布情報を取得する配布情報取得手段を更に備え、
    前記登録手段は、取得した配布情報を前記取得した出所情報に対応付けて前記出所履歴記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項5又は6に記載の情報処理システム。
  8. 前記画像データ取得手段は、出力装置において出力を実行する画像データ、または、追跡を実行する画像データと、画像データを出力するか追跡するかを示すモード情報とを取得し、
    前記モード情報が画像データの追跡を示す場合に、前記取得した画像データから前記抽出手段により抽出した識別情報により前記出所履歴記憶手段を検索する検索手段を更に備えることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  9. 画像データを出力する出力装置と、出力する画像データに情報の埋め込みを行う情報処理装置とがネットワークを介して接続する情報処理システムにおいて実行される情報処理方法であって、
    前記出力装置において出力を実行する出力対象の画像データを出力の実行前に取得する画像データ取得ステップと、
    前記画像データ取得ステップにより取得した画像データに関し、少なくとも該画像データを出力する前記出力装置の機器情報を含む出所情報を取得する出所情報取得ステップと、
    前記出所情報取得ステップにより取得した出所情報を識別する情報であって前記取得した画像データに埋め込む識別情報を生成する生成ステップと、
    前記取得した画像データから識別情報を抽出する抽出処理を行う抽出ステップと、
    前記生成ステップにより生成した識別情報と、前記出所情報取得ステップにより取得した出所情報と、前記抽出ステップにより抽出した識別情報とを、対応付けて出所履歴記憶手段に登録する登録ステップと、
    前記抽出ステップにより抽出した識別情報を前記取得した画像データから取り除く取除ステップと、
    前記生成ステップにより生成した識別情報を前記取得した画像データに埋め込む埋込ステップと、
    前記取除ステップにより前記抽出した識別情報が取り除かれ、前記埋込ステップにより前記生成した識別情報が埋め込まれた画像データを出力する出力ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  10. 前記登録ステップでは、前記抽出ステップにより前記識別情報が抽出されなかった場合、前記生成した識別情報と前記取得した出所情報とを対応付けて前記出所履歴記憶手段に登録することを特徴とする請求項9に記載の情報処理方法。
  11. 出力した画像データの配布先を示し、少なくともユーザ情報を含む配布情報を取得する配布情報取得ステップを更に含み、
    前記登録ステップでは、取得した配布情報を前記取得した出所情報に対応付けて前記出所履歴記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項9又は10に記載の情報処理方法。
  12. 前記画像データ取得ステップでは、出力装置において出力を実行する画像データ、または、追跡を実行する画像データと、画像データを出力するか追跡するかを示すモード情報とを取得し、
    前記モード情報が画像データの追跡を示す場合に、前記取得した画像データから前記抽出ステップにより抽出した識別情報により前記出所履歴記憶手段を検索する検索ステップを更に含むことを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  13. コンピュータにおいて実行されるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    出力装置において出力を実行する出力対象の画像データを出力の実行前に取得する画像データ取得手段と、
    前記画像データ取得手段により取得した画像データに関し、少なくとも該画像データを出力する前記出力装置の機器情報を含む出所情報を取得する出所情報取得手段と、
    前記出所情報取得手段により取得した出所情報を識別する情報であって前記取得した画像データに埋め込む識別情報を生成する生成手段と、
    前記取得した画像データから識別情報を抽出する抽出処理を行う抽出手段と、
    前記生成手段により生成した識別情報と、前記出所情報取得手段により取得した出所情報と、前記抽出手段により抽出した識別情報とを、対応付けて出所履歴記憶手段に登録する登録手段と、
    前記抽出手段により抽出した識別情報を前記取得した画像データから取り除く取除手段と、
    前記生成手段により生成した識別情報を前記取得した画像データに埋め込む埋込手段と、
    前記取除手段により前記抽出した識別情報が取り除かれ、前記埋込手段により前記生成した識別情報が埋め込まれた画像データを前記出力装置に出力させる出力制御手段として機能させるためのプログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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