JP5521307B2 - パーティクル捕集装置及びパーティクル捕集方法 - Google Patents

パーティクル捕集装置及びパーティクル捕集方法 Download PDF

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Description

本発明は、大気雰囲気等の気体雰囲気中のパーティクルを基板上に捕集する技術に関する。
半導体製造装置を製造するための装置は、この装置内において処理を行う半導体ウェハ(以下「ウェハ」という)の汚染を防止するために、大きさが例えば1μm程度以下のダスト等のパーティクルができるだけ発生しないように構成されており、また大気中に浮遊するパーティクルの数が所定のレベルよりも低く調整されたクリーンルーム内に設けられている。
このようなパーティクルの数は、例えば装置内あるいはクリーンルーム内の大気を吸引し、この大気に対してレーザー光を照射して、パーティクルにより散乱するレーザー光の強度を測定するパーティクルカウンターなどを用いて計測されている。
一方、パーティクルの発生源を突き止めるためには、例えばパーティクルの形状や成分を調べる必要がある。つまり、パーティクルが例えば有機物である場合には、例えば装置の部材間をシールするためのO−リングに塗布されたグリースをパーティクルの発生源と推測できるし、またパーティクルにアルミニウムが含まれている場合には、例えば装置の部材同士の摩擦によってパーティクルが発生しているという可能性を検討できる。しかし、上記の測定方法ではパーティクルの形状や成分を分析することができない。
そこで、例えばパーティクルが確認された場所にウェハを静置して、ウェハ上に大気中のパーティクルを捕集する方法が知られている。この方法では、パーティクルを捕集した後、ウェハの表面にレーザー光を照射してパーティクルの位置や数を求めておき、次いでパーティクルが確認された位置に対してSEM(Scanning Electron Microscope)観察やEDX(Energy Dispersive X−ray Analysis)分析を行うことにより、パーティクルの数のみならず形状や成分についても調べることができる。また、この方法では、従来からウェハのために用いられている汎用の分析装置を流用できるので専用の分析装置が不要であり、パーティクルを安価にかつ正確に簡便に分析できるといったメリットがある。
しかし、この方法では大気中に漂うパーティクルがウェハ上に付着する確率が低く、更にはパーティクルが大気中の気流などの影響を受けてしまうので、パーティクルの捕集に長い時間をかける割りには、大気中のパーティクルとの相関関係が低く、結果として大気中の汚染度を高い正確性で把握することが困難である。また、パーティクルの粒径が小さくなればなる程捕集しにくくなる。一方、パーティクルを含む大気を吸引してウェハに吹き付ける方法も知られているが、パーティクルは慣性力によりウェハ上に衝突して付着することになるので、例えば0.3μmよりも小さなパーティクルでは慣性力が小さく大気と共に流れていくためほとんど捕集できない。
特許文献1には、上記のような慣性力を利用して微粒子を捕集するにあたり、微粒子選別室1内を減圧することによって、ナノレベルといった微粒子であっても効率良く捕集する技術が記載されている。しかし、この方法では、慣性力を利用しているため粒子が捕集板3の中央付近に多く付着しやすくなり、微粒子同士が厚さ方向に重なり合うので、個々の粒子に対するSEM観察やEDX分析が困難になってしまう。また、微粒子を含む大気を吸引しながら微粒子選別室1内を減圧する必要があるため、吸気量と排気量とのバランスの調整が極めて困難である。
また、特許文献2には、微粒子を帯電させて捕集する技術が記載されているが、帯電量は微粒子の成分に大きく依存するので、帯電しやすい微粒子例えば金属が多く捕集され、帯電しにくい微粒子例えば有機物が捕集されにくくなる。そのため、この方法は、大気中のパーティクルを種類を問わず一様に捕集してパーティクルの発生場所を突き止めるという上記の目的には不向きである。更に、パーティクルの粒径が小さくなればなる程帯電しにくくなることから、上記のような大きさのパーティクルを捕集するのは困難である。
特開2007−203282(段落0023) 特開2001−259474(段落0019)
本発明はこのような事情の下になされたものであり、その目的は、気体雰囲気中のパーティクルを高い効率で捕集できる技術を提供することにある。
本発明のパーティクル捕集装置は、
基板上に気体雰囲気中のパーティクルを捕集する捕集装置において、
密閉容器内に設けられ、基板を載置する載置部と、
外部の気体雰囲気を前記密閉容器内に取り込むための取り込み口と、
前記密閉容器内を排気するための排気口と、
前記気体雰囲気中に含まれるパーティクルを熱泳動力によって基板上に捕集するために、前記載置部上の基板を被捕集面とは反対側の面から冷却するための冷却手段と、
前記取り込み口から前記密閉容器内に流入する気体を加熱するための加熱手段と、
前記取り込み口側に付着したパーティクルが前記密閉容器内に取り込まれないようにするために、清浄な気体を前記密閉容器内の雰囲気を介して前記取り込み口に送り出す送り出し手段と、を備えたことを特徴とする。
前記パーティクル捕集装置は外部の気体雰囲気を前記取り込み口を介して前記密閉容器内に取り込み、基板の被捕集面に接触させる雰囲気取り込み手段を備えていても良い。
前記雰囲気取り込み手段は、外部の気体雰囲気を前記気体取り込み口を介して前記密閉容器内に取り込み、前記載置部上の基板の被捕集面に沿って通流させて前記排気口から排気する手段であることが好ましい。
上記のパーティクル捕集装置は、
前記取り込み口から取り込んだ気体雰囲気が前記載置部上の基板の被捕集面に沿って通流するように、前記載置部に対向する気流規制部材を備えていることが好ましい。
前記加熱手段は、前記載置部に載置された基板に対向するように設けられていることが好ましい
本発明のパーティクル捕集方法は、
基板上に気体雰囲気中のパーティクルを捕集する捕集方法において、
密閉容器内に設けられた載置部に基板を載置する工程と、
パーティクルの捕集対象である気体を前記密閉容器の取り込み口から当該密閉容器内に取り込む工程と、
前記気体を加熱する工程と、
加熱された気体を載置部上の基板の被捕集面に接触させる工程と、
前記気体雰囲気中に含まれるパーティクルを熱泳動力によって前記基板上に捕集するために、前記載置部上の基板を被捕集面とは反対側の面から冷却手段により冷却する工程と、
前記取り込む工程に先立って、前記取り込み口側に付着したパーティクルが前記密閉容器内に取り込まれないようにするために、清浄な気体を前記密閉容器内の雰囲気を介して前記取り込み口に送り出す工程と、を含むことを特徴とする。
前記加熱された気体を基板の被捕集面に接触させる工程は、前記載置部上の基板と、この載置部に対向するように設けられた気流規制部材と、の間を通流させる工程であることが好ましい。
前記加熱する工程は、前記載置部上の基板に対向して設けられた加熱手段により加熱する工程であることが好ましい

本発明は、基板上に気体雰囲気中のパーティクルを捕集するにあたり、載置部上の基板の被捕集面にパーティクルの捕集対象である気体を接触させ、例えば基板の表面に沿って気体を通流させて接触させ、その気体を加熱すると共に基板を冷却している。従って、熱泳動力により気体中に含まれるパーティクルが基板に引き寄せられるため、パーティクルを基板上に高い効率で捕集することができる。
本発明の実施の形態であるパーティクル捕集装置について、以下に説明する。このパーティクル捕集装置は、基板であるシリコンウェハ(以下、「ウェハ」という)Wの表面にダスト等のパーティクルを捕集する装置であり、ウェハW上に捕集するにあたって、パーティクルの熱泳動力を利用している。
この熱泳動力とは、図1に示すように、例えば1μm程度以下の微少なパーティクル(粒子)1の周囲に温度勾配が生じている時に、当該パーティクル1に対して働く力である。具体的には、パーティクル1を介して例えば上下の領域に温度差が生じている場合には、パーティクル1の上方の温度の高い領域では気体分子例えば大気の分子の動きが活発であり、そのためパーティクル1に衝突する大気の分子のエネルギーが大きいが、パーティクル1の下側の温度の低い領域では、大気の分子の動きが上方よりも穏やかになるので、パーティクル1に衝突する大気の分子のエネルギーが小さくなる。そのため、この衝突エネルギーの差により、パーティクル1はいわば下側の温度の低い領域に向かって押し出されていることになり、従って上下方向の温度差(温度勾配)がなくなるか、あるいは後述のようにパーティクル1の下方に設けられたウェハWに付着(衝突)するまで大気中を泳動(下降)することになる。
この泳動力は、大気分子の衝突エネルギーの差によって働く力であるため、後述の実施例に示すように、パーティクル1の上下方向における温度差が大きいほど強くなり、また粒径が1μm程度以下の微少なパーティクル1に対して強く働くことになるが、パーティクル1の形状や成分にはほとんど影響を受けない。この熱泳動力を利用したパーティクル捕集装置について、図2を参照して説明する。尚、この実施の形態では、パーティクル1を捕集する基板としては上記のようにシリコン材料を用いているが、他の材料例えばガラスなどであっても良い。
図2に示すように、このパーティクル捕集装置は、内部の中央にウェハWを載置する載置部11が配設された偏平な円筒形の筐体21と、この筐体21の上面の開口部を塞ぐように例えば図示しないボルトなどにより当該筐体21の上端面に着脱自在に気密に設けられた蓋体22と、からなる密閉容器23を備えている。
この載置部11の内部には、載置部11上に載置されるウェハWの温度を測定するために、例えば密閉容器23の外部から当該載置部11の中央位置まで伸び出す熱電対11aが埋設されており、この密閉容器23の外部における熱電対11aの端部には、温度検出部11bが接続されている。
この載置部11と筐体21の底面との間には、当該載置部11上に載置されるウェハWをパーティクル1の被捕集面とは反対側の面から、この例では下面側から例えば10℃〜30℃好ましくは20℃程度に冷却できるように、例えばペルチェ素子が組み合わされた円板状の冷却手段をなす冷却板12が設けられており、この冷却板12は、支持部材12aによって筐体21の底面から浮いた状態で支持されている。この冷却板12の内部には、密閉容器23の外部の冷媒源13から所定の温度例えば20℃に冷却された冷媒例えば水が冷媒循環路15を介して循環する冷媒通流路14が形成されており、この冷媒循環路15には、この冷媒通流路14と冷媒源13との間において冷媒を循環させるための冷媒ポンプ16が介設されている。
また、この冷却板12の下方側における密閉容器23の底面には、排気口51が開口しており、この排気口51から伸びる排気路52は、吸引バルブ53を介して吸引ポンプなどの雰囲気取り込み手段をなす吸引手段54に接続されている。
密閉容器23の底面とこの吸引バルブ53との間には、例えば大気中のダストなどのパーティクル1を取り除くためのフィルター57が介設された送り出し路56の一端側が接続されており、この送り出し路56の他端側は、送り出しバルブ55を介してブロアなどの送風装置58に接続されている。この送風装置58は、後述の取り込み口41及び取り込み路42内に付着したパーティクル1が密閉容器23内に取り込まれないように、密閉容器23の外部の大気をフィルター57において清浄化して取り込み、この清浄な気体を取り込み口41及び取り込み路42から当該密閉容器23の外部に排気するためのものである。これらの送り出しバルブ55、送り出し路56、フィルター57及び送風装置58は、送り出し手段をなす。
密閉容器23の蓋体22の下面には、この載置部11上に載置されるウェハWに対向するように、円板状の加熱手段である加熱プレート31が気流形成部材として設けられており、この加熱プレート31は、蓋体22と共に筐体21から着脱自在に構成されている。この加熱プレート31内には、電源32に接続されたヒーター33が埋設されており、当該加熱プレート31の下面つまり載置部11上のウェハWとこの加熱プレート31との間の領域の雰囲気を所定の温度例えば40℃〜150℃好ましくは60℃に加熱できるように構成されている。従って、載置部11上のウェハWとこの加熱プレート31との間には、上側から下側に向かって温度が例えば10〜120℃好ましくは40℃低くなる温度勾配が形成されていることになる。この加熱プレート31の下面と載置部11上に載置されるウェハWの上面との間の離間寸法Lは、例えば1〜10mm好ましくは3mmに設定されている。
この加熱プレート31の中央位置には、蓋体22を介して密閉容器23の外部の雰囲気を取り込むための取り込み口41が開口している。この密閉容器23の上方には、取り込み口41から伸びる伸縮自在及び引き回し自在の例えばフレキシブルチューブからなる取り込み路42が接続されており、この取り込み路42の上流端(取り込み口41の他端側)は、例えば作業者がパーティクル1を含む雰囲気に近接させて当該雰囲気を取り込むことができるように開口している。
また、この加熱プレート31内には、当該加熱プレート31の温度を測定できるように、密閉容器23の外部から当該加熱プレート31の中央位置つまり取り込み口41の内部位置まで伸びる熱電対31aが埋設されており、密閉容器23の外部における熱電対31aの端部には、温度検出部31bが接続されている。
この密閉容器23の下面側には、密閉容器23を支持するための支持軸61が複数箇所に接続されており、この支持軸61の下端には、例えば作業者がパーティクル捕集装置を移動させることができるように走行手段をなす車輪62が設けられている。また、この密閉容器23の下面中央部側には、上面が開口すると共に外方側にフランジ状に伸び出して当該下面に接続される概略箱型の収納容器25が固定されており、この収納容器25内には、既述の冷媒源13、冷媒ポンプ16、吸引手段54及び送風装置58がこのパーティクル捕集装置と共に移動できるように収納されている。
このパーティクル捕集装置には、例えばコンピュータからなる制御部5が設けられている。この制御部5はプログラム、メモリ、CPUからなるデータ処理部などを備えており、前記プログラムには制御部5からパーティクル捕集装置の各部に制御信号を送り、後述のパーティクル捕集方法を進行させるように命令(各ステップ)が組み込まれている。また、例えばメモリには載置部11の冷却温度や加熱プレート31の加熱温度などの処理パラメータの値が書き込まれる領域が設けられており、CPUがプログラムの各命令を実行する際これらの処理パラメータが読み出され、例えば温度検出部11b、31bの読みとり値が上記のパラメータ値となるように、制御信号がこのパーティクル捕集装置の各部位に送られることになる。このプログラム(処理パラメータの入力操作や表示に関するプログラムも含む)は、コンピュータ記憶媒体例えばフレキシブルディスク、コンパクトディスク、ハードディスク、MO(光磁気ディスク)などの記憶部6に格納されて制御部5にインストールされる。
次に、上記のパーティクル捕集装置を用いた本発明のパーティクル捕集方法について説明する。先ず、予めその表面のパーティクル1の数をパーティクルカウンタで計測し、更に後述の分析装置でその界面を観察してデータを取得したウェハWをパーティクル捕集装置内にセットする。具体的には、蓋体22と加熱プレート31とを筐体21から持ち上げて、例えば作業者により筐体21の上方側からウェハWを載置部11上に載置し、蓋体22を筐体21に固定して密閉雰囲気を構成する。この作業はできるだけパーティクル1の少ない清浄度の高い雰囲気で行うことが好ましい。
次いで、図3(a)に示すように、吸引バルブ53を閉じると共に送り出しバルブ55を開放して、送風装置58によりパーティクル1の捕集対象である外部の大気を取り込んで、フィルター57においてこの大気中に含まれるパーティクル1を除去した後、当該大気を密閉容器23の内部、取り込み口41及び取り込み路42を介して密閉容器23の外部に排気する。このように大気を取り込み路42から排出することにより、例えば取り込み口41や取り込み路42の内部にパーティクル1が付着していた場合でも、同図に示すように、このパーティクル1が密閉容器23の外部に排出される。尚、この図3においてはバルブ53、55の開放した状態を白色、閉じた状態を黒色として描画してある。
また、加熱プレート31及び載置部11上のウェハWが夫々例えば60℃、20℃となるように、電源32の出力及び冷媒源13から冷媒通流路14へ通流する冷媒の流量や温度を調整して、加熱プレート31とウェハWとの間に上方から下方に向かって温度が例えば40℃程度低くなる温度勾配を形成する。そして、送風装置58からの送風を停止して、あるいは送風装置58からの送風を続けて外部のパーティクル1が取り込み路42内に入り込まないようにしたまま、パーティクル1の発生場所にパーティクル捕集装置を移動させる。次いで、図3(b)に示すように、送り出しバルブ55を閉じて吸引バルブ53を開放すると共に、取り込み路42の開口端をパーティクル1の発生場所(パーティクル1を取り込む場所)に近接させる。
吸引手段54の吸引により、この取り込み路42の開口端からパーティクル1を含む雰囲気が例えば30リットル/min程度の流量で密閉容器23内に向かって通流して、図4に示すように、取り込み口41から加熱プレート31と載置部11上のウェハWとの間の領域に流れ込んでいき、ウェハWの被捕集面にパーティクル1を含む気流が接触する。この加熱プレート31とウェハWとの間には、既述のように上方から下方に向かって温度が40℃程度低くなる温度勾配が形成されているので、既述のように密閉容器23内に取り込まれたパーティクル1は、熱泳動力によって温度の低い下側のウェハWに向かって速やかに押し出されていき、ウェハWに衝突して当該ウェハWに吸着することとなる。
そして、密閉容器23内に取り込まれたパーティクル1を含む気流(気体雰囲気)は、吸引手段54の吸引によりウェハWの中央部側から周辺部側に向かって流れていくので、同様に熱泳動力によって例えばウェハWの全面に亘って広くパーティクル1が捕集される(付着する)こととなる。その後、この気流は排気口51及び排気路52を介して吸引され、密閉容器23の外部に排出されていく。こうしてパーティクル1の捕集を所定の時間例えば10分程度行うことにより、ウェハWの表面には形状や性質に関係なく多数のパーティクル1が捕集されることになる。その後、このウェハW上に捕集されたパーティクル1に対して、以下のようにして分析を行う。尚、パーティクル1は既述のように極めて小さいので、ウェハW上に吸着するとほとんどあるいは全く脱落しない。
先ず、吸引バルブ53を閉じると共に、ヒーター33への給電と冷媒通流路14への冷媒の通流とを停止する。そして、不要なパーティクル1が密閉容器23内に入り込まないように送り出しバルブ55を開放して送風装置58から清浄な大気を取り込み路42へと通流させ、パーティクル捕集装置をパーティクル1の影響のない場所へ移動させる。次いで、送り出しバルブ55を閉じて例えば作業者により蓋体22を開放してウェハWを取り出し、例えばパーティクルカウンターにてパーティクル1の数を測定する。具体的には、図5(a)に示すように、回転載置台71上に所定の向きでウェハWを載置して、この回転載置台71を鉛直軸回りに回転させると共に、レーザー光照射部72からこのウェハWの表面の例えば中央部に向かってレーザー光を照射する。
ウェハW上にパーティクル1が付着している場合には、パーティクル1によってこのレーザー光が散乱されるので、散乱光受光部73には散乱されたレーザー光が受光され、パーティクル1の付着が検出されることになる。一方、ウェハW上にパーティクル1が付着していない場合には、散乱光受光部73にはレーザー光が受光されないので、パーティクル1が付着してないことが分かる。そして、同図(b)に示すように、レーザー光照射部72と散乱光受光部73とをウェハWの中央部から周縁側に向かってスキャンさせることにより、ウェハWの面内に亘ってパーティクル1のサイズ(ある範囲を有するサイズである)毎にパーティクル1の有無(数)が検出されることになり、また回転載置台71上に載置した時のウェハWの向き、回転載置台71の回転角度及びレーザー光照射部72の移動距離(位置)から、ウェハW上におけるパーティクル1の位置がマッピングあるいは個々に算出されることになる。尚、この図5において、パーティクル1の大きさについては模式的に拡大して示している。
その後、パーティクル1が確認されたウェハWの表面に対してSEM(Scanning Electron Microscope)観察及びEDX(Energy Dispersive X−ray Analysis)分析を行うことにより、パーティクル1の形状の分析(観察)と成分の分析とを行う。そして、予めウェハWについてパーティクルカウンタで計測した結果及びSEM等により表面を観察し、分析した結果と、パーティクル1捕集後のウェハWについての各結果と、を比較して、パーティクル1の捕集の対象となっている雰囲気中の汚染度を求め、またパーティクル1の発生源が推測されることとなる。
上述の実施の形態によれば、大気中のパーティクル1をウェハW上に捕集するにあたり、密閉容器23内の載置部11上にウェハWを載置して、この載置部11上のウェハWに対向するように設けられた加熱プレート31により当該加熱プレート31とウェハWとの間の雰囲気を加熱すると共に、載置部11上のウェハWがこの加熱プレート31よりも低い温度となるように載置部11を冷却している。そして、この加熱プレート31と載置部11上のウェハWとの間の領域にパーティクル1を含む雰囲気を通流させているので、このパーティクル1は熱泳動力により温度の低いウェハW側に向かって押し出され、そのためパーティクル1を速やかに捕集することができる。従って、このウェハW上に捕集したパーティクル1に対して粒径、形状及び成分の分析を行うことができる。
また、密閉容器23の外部の雰囲気を吸引する前に、送風装置58から取り込み路42に向かって清浄な大気をいわば逆流させているので、取り込み口41や取り込み路42の内部にパーティクル1が付着している場合でも、このようなパーティクル1を密閉容器23の外部に排出してウェハW上への吸着を抑えることができる。そのため、不要なパーティクル1の影響を抑えて、分析が必要な雰囲気に含まれるパーティクル1を正確に捕集することができる。
更に、密閉容器23内にパーティクル1を含む雰囲気を取り込むにあたり、また上記のように取り込み口41に向けて清浄な大気を逆流させるにあたり、ウェハWとパーティクル1を含む雰囲気との間の流路(取り込み口41及び取り込み路42)にはバルブやポンプ(吸引手段54)、ブロア(送風装置58)などのパーティクル1の発生源となるおそれのある部材を設けていないので、これらの部材から発生するパーティクル1をウェハW上に取り込むおそれがない。
更にまた、加熱プレート31と載置部11上のウェハWとの間の温度差を上記のように10〜120℃に設定しているので、熱泳動力によるパーティクル1の移動速度を大きくして当該パーティクル1を速やかに捕集することができる。また、気流形成部材である加熱プレート31を載置部11に対向するように設けているので、またこの加熱プレート31と載置部11上のウェハWとの間の離間寸法Lを上記のように狭く設定しているので、パーティクル1の上下における温度勾配を大きく取ることができ、そのためパーティクル1を速やかに捕集することができる。
更に、パーティクル捕集装置を移動自在に構成することにより、また伸縮自在及び引き回し自在な取り込み路42を設けたことにより、パーティクル1を含む雰囲気に取り込み口41の開口端を近接させて当該雰囲気を取り込むことができる。
尚、上記の例においては、載置部11上にウェハWを載置した後に加熱プレート31及び載置部11の温度を調整するようにしたが、予めこれらの加熱プレート31及び載置部11の温度を調整しておき、その後載置部11にウェハWを載置するようにしても良い。また、載置部11上のウェハWに対してパーティクル1を含む雰囲気の吹きつけ(吸引)を始めてから、加熱プレート31及び載置部11の温度を調整しても良い。
更に、吸引手段54を設けて取り込み口41から外部の気体雰囲気を密閉容器23内に取り込むようにしたが、例えばこの吸引手段54を設けずに、外部の気体雰囲気が例えば取り込み口41から自然に密閉容器23内に入り込む構成としても良い。この場合には、例えばパーティクルを含む雰囲気中にパーティクル捕集装置を静置すると、例えば取り込み口41から外部の雰囲気が密閉容器23内に例えば大気の対流などにより自然に入り込み、加熱プレート31とウェハWとの間における温度勾配によりパーティクル1がウェハW側に引き寄せられて捕集されることとなる。このような構成においても、上記の例と同様の効果が得られる。尚、加熱プレート31とウェハWとの間を通流してパーティクル1を捕集された気体雰囲気は、その後例えば排気口51から自然に密閉容器23の外部に排出されていくことになる。また、このように吸引手段54を設けない場合には、既述の取り込み路42や排気路52を設けなくても良い。
上記の例においては、加熱プレート31及び載置部11の高さ位置を固定するようにしたが、これらの加熱プレート31あるいは載置部11に昇降機構を設けて、加熱プレート31の下面と載置部11上のウェハWの表面との離間寸法Lを調整することにより、パーティクル1の上下における温度差を変えるようにしても良い。
また、載置部11の下方位置に排気口51を形成したが、図6に示すように、蓋体22における加熱プレート31の周囲に形成しても良いし、図7に示すように、加熱プレート31の中央位置に排気口51を形成し、蓋体22における加熱プレート31の周囲に取り込み口41を形成しても良い。更に、図8に示すように、加熱プレート31と載置部11上のウェハWとの間の領域に臨む側方位置の一端側に取り込み口41を形成して、当該一端側に対向する他端側に向かってパーティクル1を含む雰囲気が一方向流として通流するようにしても良い。つまり、加熱プレート31と載置部11上のウェハWとの間にパーティクル1を含む雰囲気が通流すれば良い。
更に、上記の例においては載置部11に対向する加熱プレート31内にヒーター33を設けたが、図9に示すように、取り込み路42の周囲に加熱手段としてヒーター81を巻回して、この取り込み路42において加熱した雰囲気を密閉容器23内に取り込むようにしても良い。この場合には、加熱された雰囲気が加熱プレート31と載置部11上のウェハWとの間を中央側から周縁側に通流して、当該雰囲気とウェハWとの間における温度勾配によって、同様にパーティクル1がウェハW上に捕集されることになり、同様の効果が得られる。
また、このような場合において、気流形成部材である加熱プレート31を設けることによって、加熱された雰囲気がウェハWの表面に近接して通流するので、速やかにパーティクル1を捕集できるが、図10に示すように、加熱プレート31を設けなくても良い。
更にまた、図11に示すように、載置部11に対向するように、加熱手段として例えばハロゲンランプ82を設けても良い。これらの場合においても、既述の図6〜図8に示したように、取り込み路42や排気路52を蓋体22の上面中央や加熱プレート31の側方位置に接続しても良いし、あるいは筐体21の側壁に接続しても良い。
また、ウェハWを冷却するための冷却手段としては、既述の冷却板12以外にも、例えば図12に示すように、密閉容器23の底面の内部中央に中空の気体通流路91を形成し、密閉容器23の外部のブロアなどの送風機92から気体例えばこの密閉容器23の外部の常温の雰囲気を通流させ、この密閉容器23の底面に載置したウェハWを冷却するようにしても良い。この場合においては、密閉容器23の底面が載置部をなすこととなる。尚、この図12においては排気口51や熱電対11a、31a等の描画を省略している。また、同図中93はバルブである。
また、例えば既述の図1の例において、ウェハWを吸着できるように図示しない吸着機構を備えた載置部11を蓋体22の下面に設けて、この載置部11の下面側にウェハWを保持すると共に、この載置部11に対向するように密閉容器23の下方側に加熱プレート31を設けても良い。
尚、上記の例ではウェハWとパーティクル1を含む雰囲気との間の流路にはパーティクル1の発生源となるおそれのある部材(バルブやポンプ(吸引手段54)、ブロア(送風装置58))を介設しなかったが、これらの部材を介設するようにしても良い。この場合には、パーティクル1の分析を行うにあたり、例えば取り込み路42から清浄な大気を取り込むことにより部材から発生したパーティクル1をウェハW上に捕集して、このウェハWと、この部材から発生したパーティクル1と共に分析が必要な雰囲気に含まれるパーティクル1を捕集したウェハWと、に付着したパーティクル1の数や性状(形状及び成分)を比較するようにしても良い。
上記の各例においては、密閉容器23内に外部の雰囲気を通流させながら当該雰囲気中に含まれるパーティクル1を捕集するようにしたが、例えば気体取り込み路42に図示しないバルブを設けて、密閉容器23内に外部の雰囲気を取り込んだ後、このバルブ及び吸引バルブ53を閉じることによって密閉容器23内をいわば静止状態としてウェハW上にパーティクル1を捕集しても良い。
次に、パーティクル1に対して働く既述の熱泳動力を確かめるために行った実験について説明する。
(実験例1)
先ず、加熱プレート31と載置部11との温度差が0℃、20℃、40℃及び60℃となるようにこれらの加熱プレート31及び載置部11の温度を以下の表1に示すように設定してウェハW上にパーティクル1を捕集し、既述のレーザー光によるパーティクルカウンターを用いてパーティクル1の個数を計測した結果(画像)を図13に示す。尚、この図13において、白色がパーティクル1の確認された位置を示している。
(表1)
Figure 0005521307
その結果、従来の捕集方法(温度差:0℃)ではパーティクル1はほとんど捕集されていなかったが、加熱プレート31と載置部11との間に温度勾配を形成することによって、捕集されるパーティクル1が多くなり、更に加熱プレート31と載置部11との間の温度差が大きくなるにつれて、ウェハWの中央部及び周縁部のいずれにおいても多くのパーティクル1が捕集されることが分かった。
(実験例2)
次に、上記の実験例と同様に加熱プレート31と載置部11との温度差を変えてパーティクル1を捕集して、捕集されたパーティクル1の個数を大きさ毎に集計した。この結果を図14に示す。
この図14から、上記の実験例と同様に温度差が大きくなる程ウェハW上に捕集されるパーティクル1の個数が増えていき、40℃以上の温度差では従来例よりも捕集効率が100倍程度(0.1%→10%)まで増えることが分かった。
(実験例3)
上記の実験例2において、どのレベルの大きさのパーティクル1が熱泳動力の影響を受ける(捕集される)か確かめるために、従来例(温度差:0℃)において捕集したパーティクル1の個数を1(=100%)とした場合に、温度差を20℃〜60℃に設定して捕集したパーティクル1の個数の割合がこの従来例に対してどの程度増えているか計算した。
その結果、図15に示すように、パーティクル1が例えば0.5μm程度の大きさの場合には、例えば温度差が60℃の時にはパーティクル1の捕集効率が従来例の5倍程度以上に向上し、更にパーティクル1が例えば0.2μm以下の大きさの場合には、パーティクル1の捕集効率が従来例の100倍程度(100%→10000%)まで向上することが分かった。
本発明のパーティクル捕集の原理を示す模式図である。 本発明のパーティクル捕集装置の一例を示す縦断面図である。 上記のパーティクル捕集装置の作用を示す概略図である。 上記のパーティクル捕集装置の作用を示す概略図である。 上記のパーティクル捕集装置にて捕集したパーティクルに対して行われる分析の一例を示す概略図である。 上記のパーティクル捕集装置の他の例を示す密閉容器の縦断面図である。 上記のパーティクル捕集装置の他の例を示す密閉容器の縦断面図である。 上記のパーティクル捕集装置の他の例を示す密閉容器の縦断面図である。 上記のパーティクル捕集装置の他の例を示す密閉容器の縦断面図である。 上記のパーティクル捕集装置の他の例を示す密閉容器の縦断面図である。 上記のパーティクル捕集装置の他の例を示す密閉容器の縦断面図である。 上記のパーティクル捕集装置の他の例を示す密閉容器の縦断面図である。 本発明の実施例で得られた特性図である。 本発明の実施例で得られた特性図である。 本発明の実施例で得られた特性図である。
符号の説明
W ウェハ
L 離間寸法
1 パーティクル
11 載置部
12 冷却板
23 密閉容器
31 加熱プレート
51 排気口
56 送り出し路

Claims (8)

  1. 基板上に気体雰囲気中のパーティクルを捕集する捕集装置において、
    密閉容器内に設けられ、基板を載置する載置部と、
    外部の気体雰囲気を前記密閉容器内に取り込むための取り込み口と、
    前記密閉容器内を排気するための排気口と、
    前記気体雰囲気中に含まれるパーティクルを熱泳動力によって基板上に捕集するために、前記載置部上の基板を被捕集面とは反対側の面から冷却するための冷却手段と、
    前記取り込み口から前記密閉容器内に流入する気体を加熱するための加熱手段と、
    前記取り込み口側に付着したパーティクルが前記密閉容器内に取り込まれないようにするために、清浄な気体を前記密閉容器内の雰囲気を介して前記取り込み口に送り出す送り出し手段と、を備えたことを特徴とするパーティクル捕集装置。
  2. 外部の気体雰囲気を前記取り込み口を介して前記密閉容器内に取り込み、基板の被捕集面に接触させる雰囲気取り込み手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のパーティクル捕集装置。
  3. 前記雰囲気取り込み手段は、外部の気体雰囲気を前記気体取り込み口を介して前記密閉容器内に取り込み、前記載置部上の基板の被捕集面に沿って通流させて前記排気口から排気する手段であることを特徴とする請求項2に記載のパーティクル捕集装置。
  4. 前記取り込み口から取り込んだ気体雰囲気が前記載置部上の基板の被捕集面に沿って通流するように、前記載置部に対向する気流規制部材を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載のパーティクル捕集装置。
  5. 前記加熱手段は、前記載置部に載置された基板に対向するように設けられたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一つに記載のパーティクル捕集装置。
  6. 基板上に気体雰囲気中のパーティクルを捕集する捕集方法において、
    密閉容器内に設けられた載置部に基板を載置する工程と、
    パーティクルの捕集対象である気体を前記密閉容器の取り込み口から当該密閉容器内に取り込む工程と、
    前記気体を加熱する工程と、
    加熱された気体を載置部上の基板の被捕集面に接触させる工程と、
    前記気体雰囲気中に含まれるパーティクルを熱泳動力によって前記基板上に捕集するために、前記載置部上の基板を被捕集面とは反対側の面から冷却手段により冷却する工程と、
    前記取り込む工程に先立って、前記取り込み口側に付着したパーティクルが前記密閉容器内に取り込まれないようにするために、清浄な気体を前記密閉容器内の雰囲気を介して前記取り込み口に送り出す工程と、を含むことを特徴とするパーティクル捕集方法。
  7. 前記加熱された気体を基板の被捕集面に接触させる工程は、前記載置部上の基板と、この載置部に対向するように設けられた気流規制部材と、の間を通流させる工程であることを特徴とする請求項に記載のパーティクル捕集方法。
  8. 前記加熱する工程は、前記載置部上の基板に対向して設けられた加熱手段により加熱する工程であることを特徴とする請求項またはに記載のパーティクル捕集方法。
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