JP5520970B2 - 印刷像内ざらつき低減方法 - Google Patents

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Description

本発明は静電印刷、特に印刷像内ざらつき低減方法に関する。
今日の印刷システムでは、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)各色の着色剤を使用しカラー像を発現させるのが普通である。それらのうちC、M、Yの各色は、それらがあれば理論上はプリンタの全色域をカバーできることから基本色と呼ばれている。K色を使用するのは中性色発現の安定性を高めるためである。実現可能な色域の大きさは基本色の色度及び彩度で決定されるので、彩度が高い基本色群を使用すればよりカラフルな像を発現することができ、像を見る人々をより喜ばせることができる。しかしながら、どういった印刷プロセスにもそのプロセスに固有のノイズがある。そうしたノイズは、粒状欠陥(グラニュラリティ)、斑状欠陥(モトル)等といった種々の巨視的乃至微視的偽像となってしばしば現れる。
研究者等が解明したところによれば、同様の印刷時ノイズ環境下で発生する粒状性(グレイン)のひどさは使用された着色剤の輝度コントラストに比例する(非特許文献1参照)。そのため、印刷機製造業者等は色域の大きさと粒状欠陥のひどさの板挟みになっている。
この問題への対処手法は次の二手法に大別される。即ち、印刷プロセスで発生するノイズを抑える手法と、顔料濃度が低い補助的な淡色を追加することで印刷処理を補強する手法である(特許文献1(発明者:Chingwei Chang,発行:2004年7月)及び特許文献2(発明者:綾木保和、池田武志、永瀬幸雄、伊東展之、伊藤功已及び石田知仁,発行:2006年2月)参照)。両者を併用してもよい。印刷プロセスに補助的な淡色を追加するのは有益な手法であり、それにより色分解能を高め縁の色滲みを抑えることができる。しかし、今日主流となっている8μmトナーで低被覆率の成分色を発現させる場合、なお粒状欠陥が問題となる。より小径なトナー、例えば6μmトナーを使用した場合でも、トナー被覆率が低いときには転写効率がばらつくため粒状性がひどくなり、高い光沢が求められるフォトリッチ印刷では問題になりがちである。
米国特許第6765693号明細書 米国特許第6996358号明細書 米国特許出願公開第2006/0133870号明細書
Chung-Hui Kuo, Yee Ng, and Di Lai, "Grain Profile of a Printing System," IS&T NIP23, Sept 2007
本願では、印刷像内ざらつき(粒々や模様)の低減を通じ画質を向上させる方法を提供する。
本発明の一実施形態は、使用する印刷機に関する粒状欠陥プロファイルの計測結果に従い制御し画質を向上させる方法である。これは、様々な種類の補助的淡色着色剤に容易に適用することができる。
本発明の他の実施形態は、像内ざらつきを低減する方法であって、淡色トナー及び濃色トナーを準備するステップと、非周期的微細不均一性マップを準備するステップと、淡色トナー使用量と濃色トナー使用量の組合せを幾通りか含む許容空間を非周期的微細不均一性マップ上で特定するステップと、その許容空間に属する組合せのうち一通りに従い淡色トナー及び濃色トナーを用い像を発現させるステップと、を有する。
本発明の更に他の実施形態は、プリンタの印刷品質を向上させる方法であって、使用する色を基本色と補助色に分類するステップと、それらの色の色特性及び粒状性を調べるステップと、それらの色を“基本色→補助色”置換最適化プロセスで解析するステップと、それまでの着色剤の組合せを置換するステップと、を有する。
本発明の実施に適する静電プリンタの一例構成を示す模式的縦断面図である。 図1に示したプリンタに備わる静電像発現部を示す模式的拡大縦断面図である。 図1に示したプリンタに備わる印刷モジュールのうち1個を示す模式的拡大縦断面図である。 本発明の一実施形態を示すフローチャートである。 その“基本色→補助色”置換最適化プロセスにおける基本色除去(PCR)実行方法、特に印刷システムにおける粒状欠陥許容レベルの制御と色整合精度の最適化とを両立させる方法を示す図である。 ライトマゼンタ(LM)色用拡張置換曲線(URC)群の一例を示す図である。 粒状性モデル及び特定された有効置換空間(VRD)を示す図である。 類似色トナー同士の重ね刷りで生成されたマップを示す図である。 階調スケールが円滑化され粒状性が低減される仮想的トナーの特性を示す図である。 仮想色用のルックアップテーブル(LUT)を示す図である。 一般的な色管理プロセスを示す図である。
以下、別紙図面を参照しつつ本発明の好適な実施形態に関し詳細に説明する。種々の実施形態を参照し本発明の原理を説明するのは説明の簡明化のためである。本件技術分野で習熟を積まれた方々(いわゆる当業者)であれば、本発明の好適な実施形態に関する具体的な説明を参照することで、本発明の原理を他のシステムに応用して実施することができることや、そうした応用例も本発明の技術的範囲に包含されるであろうことを、難なく理解することができよう。これから説明する形態以外でも本発明を実施することが可能であり、従ってこれから説明する形態の細部によって本発明の技術的範囲が限定されるものではないことを、本発明の好適な実施形態に関する詳細な説明を参照される前にご理解頂きたい。本願では限定ではなく説明のために種々の用語を使用している。更に、説明中で述べる手順では種々のステップがある特定の順序で実行されているけれども、いわゆる当業者には自明の通り、多くの場合、それらのステップの順序を入れ替えて実行すること、即ちこれから述べるものとはステップの実行順序が異なる手順として実行することもできる。
これから説明する実施形態では、淡色トナー及び濃色トナーを準備するステップと、非周期的微細不均一性マップを準備するステップと、淡色トナー使用量と濃色トナー使用量の組合せを幾通りか含む許容空間を非周期的微細不均一性マップ上で特定するステップと、その許容空間に属する組合せのうち一通りに従い淡色トナー及び濃色トナーを用い像を発現させるステップと、を実行することで像内ざらつきを低減する。また、本実施形態における淡色トナーの利用形態に関し、Kodak(登録商標)NexPress(登録商標)印刷機で既に採用されている5モジュール型印刷プロセスに基づき説明を行っていくが、本発明はその他の多モジュール型印刷プロセスにも容易に適用することができる。
図1〜図3に、五色像を印刷可能な静電プリンタ乃至エンジンの各部縦断面を模式化して示す。これは本発明を実施可能な装置の一例であり、対応する色の像を印刷可能な印刷モジュール乃至ステーションを5個タンデムに配列した電子写真エンジンとして構成されている。本発明は、このほか、個々の受像部材上に四種類以下又は六種類以上の色を用い像を発現させるプリンタ、他の種類の静電ライタ乃至プリンタ等でも実施することができる。
まず、静電プリンタ100は、タンデム配列された複数個の静電記録式印刷モジュールM1〜M5を備えている。モジュールM1〜M5は対応する色のトナーを用いて像を発現させ受像部材に転写する。受像部材は単一パスの間に5個のモジュールM1〜M5を順次通過していく。その通過の際、位置合わせを受けつつ個々のモジュールM1〜M5にて像が転写される結果、受像部材上で最多五通りの像が重なり五色像が発現する。本願では、転写された五色分の像が組み合わさり受像部材上の諸部位に様々な色が発現した像のことを五色像と呼び、その混色で発現しうる諸色のことをプロセス色と呼んでいる。モジュールM1〜M4で使用されるトナーの色は順に例えばブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色であり、それらは周知の通り基本色であるので、それらの混色で主立った諸色を発現させることができる。使用するトナーの素材や色発現プロセスの性質で色域が左右されるので、モジュールM5にて第5色、即ちレッド(R)、ブルー(B)、グリーン(G)等の色の像を発現させ、色域拡張を図ることができる。この第5色印刷機能を利用し、本プリンタ100の色域拡張だけでなく、特殊色トナーによる所有権ロゴの印刷、透明トナーによる保護層の形成等を実行することもできる。
受像部材、例えば図2中のRn〜R(n-6)は、図示しない給紙ユニットから搬入されモジュールM1〜M5を通過していく。例えば、対をなすコロナタックダウンチャージャ124及び125の作用でエンドレス輸送ウェブ101に静電吸着され、そのウェブ101が架かっているローラ102及び103の動作でウェブ101ごと輸送されていく。輸送先のモジュールM1〜M5はいずれも光導電成像ローラ(PC)、中間転写ローラ(ITM)及び転写バックアップローラ(TR)を備えている。例えばモジュールM1は、K色トナーによる像が発現するPC1、その転写先となるITM1、並びにITM1と協働して転写ステーション内加圧ニップを形成するTR1を備えており(111〜113)、転写ステーションを通過中の受像部材上にITM1上の像が再転写されるよう構成されている。同様に、モジュールM2はPC2、ITM2及びTR2(121〜123)を、モジュールM3はPC3、ITM3及びTR3(131〜133)を、モジュールM4はPC4、ITM4及びTR4(141〜143)を、またモジュールM5はPC5、ITM5及びTR5(151〜153)を備えている。図中、受像部材Rnは給紙ユニットから送り込まれローラ102上を通過中であり、やがてモジュールM1の転写ステーションに搬入されていく。その前方にある受像部材R(n-1)、R(n-2)、R(n-3)、R(n-4)及びR(n-5)は、順に、モジュールM1〜M5の転写ステーション内に存している。受像部材R(n-6)は未熔着トナーを担持しており、周知な構成を有するフューザ、例えば図1中のフューザアセンブリ60に向かい移動中である。
電源ユニット(PS)105は、TR1〜TR5それぞれに転写電流を供給する。図1に示す論理制御ユニット(LCU)230は1個又は複数個のコンピュータで構成されており、センサ類から本プリンタ100に供給される信号に応じ相応の部材にタイミング信号や制御信号を供給することで、本プリンタ100に備わる諸部材や本プリンタ100で使用している種々のプロセス制御パラメタを、周知乃至既知の手法に従い制御する。ウェブ101を長期間に亘り使用することが可能になるよう、清掃ステーション101aを設けるのが一般的である。
本プリンタ100に備わるモジュールM1〜M5は、それぞれ、そのうちのM1を例とし図3に示すように、対応する色の像を発現させる複数種類の静電成像サブシステムを備えている。それらのうち一次帯電サブシステム210は、光導電成像部材(図示例では成像シリンダ205)の表面を静電的に均一帯電させる。露出サブシステム220は、露光により光導電成像部材の均一帯電部位を像状変調することで、対応する色に係る静電潜像を発生させる。現像サブシステム225は、光導電成像部材上の像状露光部位を対応する色のトナーで現像し対応する成分色の像を発現させる。その像は、転写ニップ201を介し中間転写部材215の表面216へ、更に受像部材へと転写されていく。図中の236は転写ニップにまだ進入していない受像部材であり、237は転写ニップ内で像の転写を受けた後の受像部材である。互いに重なり合成されるよう受像部材上に各成分色の像を転写することで、そこに多色像を発現させることができる。
現像サブシステム225は、顔料入トナー粒子(マーキング粒子)を付着させることで、対応する成像シリンダ上の静電潜像を現像する。その現像に際しては、そのサブシステム225を相応の電圧で電気的にバイアスする。その電圧は、モジュールM1〜M5毎の電源(図示せず)又はPSから供給する。現像剤としては、例えば対応する色のマーキング粒子及び磁性キャリア粒子を含有する二成分現像剤を使用する。サブシステム225内には、対応する色のマーキング粒子を含有する現像剤をその使用に備え装填しておく。5個あるモジュールM1〜M5は、こうして互いに異なる色のトナーを使用し、対応する成像シリンダ上に像を発現させる。また、後述の通り、モジュールM1〜M5のうちいずれかを、その現像ステーションでマーキング粒子を付着させる構成ではなく、非顔料入トナー粒子(透明トナー粒子)を付着させる構成にすることもできる。透明トナー粒子を付着させるための動作はマーキング粒子を付着させるための動作と同じ動作でよい。透明トナー粒子を使用する印刷モジュールの現像サブシステムには、マーキング粒子と似ているがそのトナーバインダ内に着色剤が添加されていない透明トナー粒子を含有する現像剤を装填しておく。
受像部材は、位置を揃えつつ個々のモジュールM1〜M5からトナー像の転写を受けた後、それによって形成された多色像もろとも、トナー熔着用のフューザアセンブリに送られる。その後、個々の印刷モジュールでは、諸処理部材の周辺に存する所要の部材を使用し更なる処理が実行される。例えば、メータ211によって面206の均一帯電状態が検出される。また、面206上の均一帯電部位に逐次発生する潜像内パッチにおける露光後表面電位がメータ212で検出される。静電プリンタの詳細な仕組みについては特許文献3(発明者:Yee S. Ng et al.,発行日:2006年6月22日)の記載を参照されたい。
LCU230は、センサ類から供給される入力信号に応じ制御信号を発生させ、モジュールM1〜M5に備わる一次帯電サブシステム210、露出サブシステム220(例えばLEDライタ)及び現像サブシステム225にその制御信号を供給する。モジュールM1〜M5それぞれにコントローラを設け、本プリンタのメインLCU230と連携させることもできる。
ウェブ101は、互いに重なるようトナー像が五通り転写された受像部材をトナー固着乃至熔着用のフューザアセンブリ60に向け輸送した後、その受像部材から離れ、再使用に備え清掃及び帯電によりその状態が調整される。図2に示すチャージャ124及び125でその向かい側を帯電させることで、ウェブ101の各面を電気的に中性化することができる。
他方、トナーによる像が転写され、ウェブ101によって図1中のフューザアセンブリ60に向かい輸送された受像部材は、トナー粒子がその上に固着するよう、アセンブリ60内の加熱熔着ローラ62・加圧ローラ64間熔着ニップで加熱・加圧される。シリコーンオイル等の剥離液を加熱熔着ローラ62に付着させる剥離液塗布サブステーション68を、アセンブリ60に設けることもできる。トナー熔着が済んだ受像部材は、順次、このアセンブリ60から経路沿いに搬出されていく。搬出先は、別の場所にある吐出トレイや、静電プリンタの入口側である。受像部材を入口側に戻し、その裏面に像を発現させることで、両面印刷物を作成することができる。
LCU230は、例えば、そのLCU230からアクセス可能なメモリに格納されている制御用ソフトウェアを、ルックアップテーブル(LUT)を参照しつつマイクロプロセッサで実行する構成である。フューザアセンブリ60にまつわるセンサ類から相応の信号が供給されると、LCU230は、指令乃至制御信号を発して熔着ニップ66内の温度、圧力又はその双方を調整する等、受像媒体に関わるアセンブリ60の動作パラメタを正常化乃至最適化する動作を実行する。
本プリンタ100は、例えば、ラスタ画像プロセッサ(RIP)及びそれに付随する成分色発生器(群)によって処理された画像データに基づき印刷を実行する。RIPによって処理される画像データは、カラー文書スキャナやディジタルカメラから得られるデータ、コンピュータで生成されるデータ、メモリやネットワークから読み込まれるデータ等、連続階調画像を示す画像データであることが多い。こうした画像データは、プリンタ100で印刷するに当たり中間調の画像データに変換する必要がある。RIPは、そこで、所望のスクリーン角及びスクリーン線数を表すマトリクスをその画像データに適用し、カラーの画像データから成分色別の中間調ドット画像データへと変換する。RIPは、また、印刷物上で所望色が発現するよう色補正等の画像処理プロセスも実行する。RIPは、こうして生成したK、Y、M、C、R各色(第5色としてR色を使用する場合)の成分色別画像データを、一時保存用のフレームバッファ又はラインバッファを介し、対応するLEDライタへと出力する。なお、RIP及びそれに付随する成分色発生器はプリンタ100の内外いずれに設けてもよい。RIPは、適宜プログラミングされたコンピュータや論理デバイスで好適に実現することができる。カラー画像データを処理して印刷に適する成分色別の中間調画像データに変換するためのマトリクスやテンプレートは、RIP内で随時生成させてもよいし、予め生成しておき使用時に読み込むようにしてもよい。
こうしたプリンタで粒状欠陥問題の緩和を図るには、印刷モジュールのうちいずれかを使用し、記憶に残りやすい色に近い色、例えば肌色や暁色に近いライトマゼンタ(LM)色トナーで印刷を行えばよい。他の主立った色を、より淡いライトシアン、ライトブラック等といった色で置き換えてもよい。光沢剤として働く透明トナーを使用し、よい光沢に仕上がるよう被覆を形成することもできる。これらを実行するに当たり2パスプロセスを実行することも可能である。例えば、第1パスでは四種類の基本色トナーを用い印刷し、第2パスでは淡色トナーに続き透明トナーを用い印刷する、といった手順で、単一の印刷機内でそれらを実行することができる。これらの手段で粒状欠陥問題を緩和するには、次に示す諸課題を達成する必要がある。
1)まず、使用するトナーのなかに、似た色だがその顔料濃度が異なる二種類のトナーがある場合、両者間の遷移領域で階調反転が生じないようにする必要がある。例えば、その最高M色濃度が0.7以下と淡いLM色トナーと、その最高M色濃度が1.45以上と濃いダークマゼンタ(DM)色トナーとを併用する場合である。この課題を達成するには、急峻な色変化が生じないようそれら二種類のトナーをディジタル混合させればよい。即ち、M色被覆率を低くしたい部位では専らLM色トナー、中程度にしたい部位ではLM色トナーとDM色トナーの双方、高くしたい部位では専らDM色トナーが使用されるように混合させればよい。M色被覆率を高くしたい部位でDM色トナーを多めに使用することで、熔着後合計トナー被覆率を最適化すること、例えば五種類のトナーを使用するシステムにて最高280〜320%の合計トナー被覆率を確保することができる。
2)次に、二種類のM色スクリーン間に僅かな位置ずれや角度ずれがあっても、それらのスクリーン間で干渉が生じないようにする必要がある。この課題を達成するには、(a)変調スクリーン(確率論的スクリーン)をLM色向けに使用する、(b)変調スクリーンをY色向け、従来のY色向けスクリーンをLM色向けに使用する、(c)その角度を違えつつラインスクリーンを複数通りの淡色向けに使用する、(d)ハイライト階調領域では中間調スクリーンに類するスクリーンとなり中程度の階調領域ではコントーンスクリーンに近づくよう中間調スクリーンとコントーンスクリーンを組みあわせたテキスチャ混合スクリーンを淡色向けに使用する、等々すればよい。
3)そして、LM色とDM色を同時に扱えるよう色管理プロセスを工夫する必要がある。一般的な色管理プロセスは図9に示す通りであるので、この課題を達成するには、(a)LM色を第5色とする五色ターゲットを用い色プロファイルを構築し、第5色に対する一般的な色管理を通じ出力をLM色及びDM色を含む五種類の成分色に分離させ、(混合のためそれらのうちDM色に対し)一般的なグレイ成分除去法(GCR)を適用するか、(b)前述したプロセスに比べ淡色と濃色の混合が好適に制御され粒状性が低減するよう、IT8ターゲットの印刷で仮想マゼンタ(HM)色即ちLM色とDM色の混合色を発現させ、C、HM、Y、K各成分色向けのプロファイルを生成すればよい。図8Cに示すように、LUTを用いHM色被覆率とLM色及びDM色トナーの使用量とを関連付けておけば、ディジタルフロントエンドでC、Y、K各色のデータと共に発生させたHM色データから、LM色データとDM色データを分離、生成することができる。この例では、HM色のデータが最低値ならLM色トナー使用量が多め、DM色トナー使用量が少なめになって粒状性が低減され、HM色のデータが中程度に近づくとDM色トナー使用量が増し、HM色のデータが最高値ならLM色トナー使用量が少なめ、DM色トナー使用量が多めになって熔着その他の処理に適するトナー被覆率が確保される。LM色トナーとDM色トナーから混成M色即ちHM色を生成することは、粒状性低減及び階調スケール円滑化の制御を好適に実行する上で重要なことである。その色調が互いに似ている淡色と濃色の組合せ次第で様々な濃度の仮想色を発現させうるので、本実施形態では、まず、ある特定の配列で並ぶパッチ内に淡色トナーと濃色トナーを重ね刷りして非周期的微細不均一性マップを生成する。図8Aに示すように、このマップは、パッチを淡色から濃色へと並べて粒状性変動の傾向を示すものである。次いで、淡いHM色が発現する組合せから濃いHM色が発現する組合せまで幾通りかの組合せが含まれるよう、粒状性が低減される望ましい領域をそのマップ上で特定する。更に、その特定結果に基づく合成で、HM色に相応しいものとなる階調スケールを図8Bに示す如く生成する。そして、その階調スケールに沿いLM色とDM色を混合し粒状性を低減することができるよう、LUTを図8Cに示す如く生成する。
同様の手法を他の用途、例えばフォトリッチ印刷に適用する場合、5モジュール型印刷機を用いC、M、Y、ミッドグレイ、LMの各色で印刷を行えばよい。それにより、肌色部位や暁色部位の粒状性を抑え、中性色を安定化し、またK色テキストをそこそこの品質で発現させることができる。更なるトナーを加えて印刷プロセスを実行し、K色テキストの濃度を高めることもできる。C、M、Y各色トナーとしては、データが一般にRGB形式で与えられる写真印刷に適した着色剤を含むものを使用するのが望ましい。通常の商用印刷で使用されるものと同じ着色剤を使用する必要はないので、写真印刷に適するものを使用すればよい。また、上掲の手法を商用印刷に適用する場合、C、M、Y、ハイブラック(K色反射濃度が例えば1.6〜1.9)、ライトブラック(同じく0.5〜0.8)の各色で印刷を行えばよい。それにより、中性色の安定性を保ちつつ、K色濃度の向上と粒状性の低減とを併せ達成することができる。
淡色トナーを使用するメリットの最たるものは印刷機における粒状欠陥の低減であるので、淡色トナーを用い印刷できるよう印刷システム内現像制御機構を設計する際には、色整合精度向上及び粒状欠陥低減という二種類の基本的制約が課されることになる。淡色トナーを用いるプロセスにこれまで課されてきた制約は一種類即ち色整合精度だけであり、粒状欠陥低減の方は成り行きで達成されるよう希望するに留まっていた。本発明では、発生する粒状欠陥の程度を所定レベル以下に抑えながら、好適な色整合精度をフィードバック制御で達成することが可能である。
印刷プロセスにおける淡色トナー濃色トナー混合手法としては、いわゆる補助淡色トナー印刷(ALCP)プロセスを使用することができる。図4に、ALCPプロセス全体の概要を示す。このプロセスは所与の色特性データ250及びざらつき特性データ255に基づき実行される。そのうち色特性データ250は、このプロセスで採用しているトナーを所定の組合せで用いて一組のパッチを印刷し、それらの色を分光光度計で計測することで得たものである。ざらつき特性データ255のうち粒状性特性データは、非特許文献1に記載の粒状性計測手法等、様々な手法で取得することができる。最初に実行されるステップは成分色を基本色と補助色に分類するステップ260、例えば一般的な印刷プロセスで基本色と認められるC、M、Yの各色を基本色に分類するステップである。理論上は、これらの色だけでもカラー画像を発現させることができるが、中性色の安定性やトナーの使用効率を考慮して使用されるK色も、基本色に分類するのが望ましい。他の成分色例えば淡色は補助色に分類される。次いで、色特性データ250の分類結果及びざらつき特性データ255に含まれる粒状性特性データに基づき、図5に詳示する“基本色→補助色”置換最適化プロセス265を実行する。プロセス265の実行で導出されるのは最適な“基本色→補助色”置換曲線(群)であり、これらは次に示す二形態のうちいずれかの形態で使用される。
P1:補助色毎に導出された“基本色→補助色”置換曲線群270のみに基づき、トナーの組合せを元々の組合せ(C、M、Y、K)から別の組合せ(C、M’、Y’、K’、A’、…、An’)に置換させる。多色ICC(登録商標;以下注記省略)プロファイルは生成しない。
P2:導出された“基本色→補助色”置換曲線を多色ICCプロファイルビルダ275に供給し、GCR及び劣位色除去法(UCR)と類似した効果のあるPCRを実行することで、多色ICCプロファイル280を生成させる。
なお、基本色トナーと似た色でその顔料濃度が低いトナーを補助色トナーとして使用する、といった単純な場合には、PCRの対象になる色を基本色一色及び補助色一色と仮定するのが安全である。しかしながら、ライトレッドトナーやライトピンクトナーを使用している場合のように、補助色トナーに含まれている顔料を含んでいない基本色トナーを使用している場合、この仮定が成り立たないことがある。本発明では、基本色の様々な組合せを対象にPCRを実行することで、こうした状況に対処するようにしている。
図5に、“基本色→補助色”置換最適化プロセスにおけるPCR実行方法、特に印刷システムにおける粒状欠陥許容レベルの制御と色整合精度の最適化を両立させる方法を示す。このプロセスでは、まず、基本色のみに関する色特性データサブセット285及び補助色のみに関する色特性データサブセット290を抽出することでデータセットを二組生成する。次いで、基本色特性モデル295に従い、(C,M,Y,K)空間等の装置内基本色空間からCIELAB空間等の所定色空間へのマッピング関係を構築する。この処理は、一般的なプリンタにおけるICCプロファイル構築処理とよく似ている。相違点は、装置内基本色空間にこのモデル295を適用することによって、基本色トナー量が負になってはならないとする自明な拘束条件が解除され、外挿を通じ基本色トナー量の値域が仮想的な負値領域まで円滑に拡張されることである。こうした処理は、多次元スプライン、多変数多項式、ニューラルネットワーク等、様々な数学的関数を使用し実行することができる。CIELAB空間における補助色(群)の拡がりは一般に装置内基本色空間における色域の外側にあるので、この処理を実行し基本色トナー量が(仮想的に)負値を採りうるようにすることで、基本色による色彩に補助色を整合させることが可能になる。図6に、こうした拘束解除で生成される拡張置換曲線(URC)群300、特に元来の基本色即ちC、M及びYとLM色との相互置換関係を規定するものの例を示す。これを生成することで、基本色群と補助色の相互置換という自由度が付加されるので、色域及び色整合精度を損なうことなく粒状欠陥のレベルを制御することが可能になる。URCを生成したら、次いで、非特許文献1記載のモデルに従い粒状性特性データ305を適用して置換空間325内に粒状面を構築する。置換空間325は補助色軸及びそれに対応する“基本色→補助色”置換曲線群310で規定される二次元閉空間であり、標本点のLM色軸沿い座標値は例えば[0,10,20,30,…,100]といった値になる。また、負値量の基本色トナーで実際に印刷することは不可能であるため、負値領域に属する標本点は切り捨てられる。従って、標本点の“基本色→補助色”置換曲線群310沿い座標値は例えば[(0,0,0),(0,10,0),(0,20,0),…,(0,100,0)]となる。こうして置換空間325内に構築される粒状面は、使用している補助色の粒状欠陥低減能力指標だけでなく、色整合精度・有色粒状欠陥間バランスの指標も提供するものとなる。より厳密にいうと、色置換に使用できる置換空間325が狭いほど、有色粒状欠陥が低減されやすく、また補助色(群)の基本色色域外色整合性能及び基本色・補助色間円滑遷移性能が低くなりやすいことを示す面となる。また、顧客からの要請その他の条件に応じ有色粒状欠陥の許容レベルを予め定めることで、図7に示す如く有効置換空間(VRD)を特定し、“基本色→補助色”置換曲線群310の組合せを積極的に制限する役割を果たさせることもできる。使用できる“基本色→補助色”置換曲線群の選択に関し更なる拘束条件、例えば合計被覆率向上や置換率制限といった条件を導入することもできる。例えば、できるだけ多くの基本色を置換させたい場合もあれば、より円滑な色遷移が実現されるよう置換を一部に留めたい場合もある。そうした情報は、図5に補助置換制御手段として示す“基本色→補助色”置換操作320で入力することができる。
60 フューザアセンブリ、62 加熱熔着ローラ、64 その向かいの加圧ローラ、66 熔着ニップ、100 静電プリンタ、101 エンドレス輸送ウェブ、101a 清掃ステーション、102,103 ローラ、105 電源ユニット、111,121,131,141,151 光導電成像ローラPC1〜PC5、112,122,132,142,152 中間転写ローラITM1〜ITM5、113,123,133,143,153 転写バックアップローラTR1〜TR5、124,125 対をなすコロナタックダウンチャージャ、200 印刷モジュール、201 転写ニップ、205 成像シリンダ、206 その表面、210 一次帯電サブシステム、215 中間転写部材、216 その表面、220 露出サブシステム、225 現像サブシステム、230 論理制御ユニット(LCU)、236,237 受像部材、250 色特性データ、255 ざらつき特性データ、260 基本色・補助色間分類、265 “基本色→補助色”置換最適化プロセス、270 “基本色→補助色”置換曲線群、275 多色ICCプロファイルビルダ、280 多色ICCプロファイル、285 基本色特性データサブセット、295 基本色特性モデル、300 拡張置換曲線群、305 粒状性特性データ、310 “基本色→補助色”置換曲線群、320 補助置換操作、325 置換空間。

Claims (1)

  1. 複数の基本色と、1つまたは複数の補助色とを有する印刷機により受像部に印刷される像の印刷品質を改善する方法であって、
    基本色と補助色を有する印刷機を準備するステップと、
    印刷機の用いられるそれぞれ基本色と補助色からなる1セットのカラーパッチを印刷するステップと、
    前記セット内のそれぞれのカラーパッチの粒状性を測定するステップと、
    それぞれの補助色に、総量が負値になる基本色をマッピングするステップと、
    ゼロまたはそれ以上の基本色の第1の選択された総量が各補助色の第2の選択された総量に置換され、ゼロまたはそれ以上の基本色と各補助色の組合せの粒状性が、選択される粒状欠陥許容レベル以下である有効置換空間であって、測定された色と粒状性領域に用いられる各1つの補助色に対しそれぞれの有効置換空間を選択するステップと、
    補助色がない第1の色と補助色がある第1の色との間における粒状欠陥は、選択された色整合精度を備えるため、補助色の総量に対するゼロまたはそれ以上の基本色の総量を、有効置換空間内においてマッピングされる置換曲線であって、対応する有効置換空間に用いられる各補助色に対する各セットの置換曲線を導出するステップと、
    像を受像するステップと、
    導出された置換曲線を用いて選択された許容レベル以下の粒状性で受像部に像を印刷するステップと、
    を有する方法。
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