JP5520573B2 - ロードセル取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、電動プレス装置に組み込まれて使用されるロードセルを取り付けるためのロードセル取付構造に係り、特に、歪ゲージを備えたロードセル本体のフレームに対する取付構造を工夫することにより、精度の高い荷重検出を行うことができるようにしたものに関する。
ロードセルを組み込んだ電動プレス装置の構成を開示するものとして、例えば、特許文献1に示すようなものがある。
特開2005−138110号公報
上記特許文献1に開示されている電動プレス装置は、概略次のような構成になっている。まず、モータがあり、このモータによってボールネジが回転駆動されるように構成されている。上記ボールネジにはボールナットがその回転を規制された状態で螺合・配置されている。このボールナットにはラムが一体化されている。又、このラムの先端には押圧体が取り付けられている。そして、上記モータを正転・逆転することによりボールネジを同方向に回転させ、それによって、ボールナット及びラムを往復直線運動させる。このラムの往復直線運動によって、例えば、ある種のワークに対して上記押圧体を介して任意のプレスを施すものである。
上記押圧体にはロードセルが取り付けられていて、このロードセルによってプレス時にラムに作用する荷重を検出するように構成されている。上記ロードセルによって検出された検出信号は、別途設置された差動増幅回路を介して増幅されると共に、A/Dコンバータを介してデジタル化され、CPU(中央演算装置)に入力される。上記CPUは入力した荷重信号に基づいてある種の制御を行うものである。
上記従来の構成によると次のような問題があった。すなわち、上記ロードセルの構成をみると、荷重印加部分としてラム、荷重検出部分、すなわち、歪ゲージが取り付けられている歪ゲージ取付部、そして、ロードセルをフレームに固定するための固定部が、荷重作用方向に沿って連設された細長い形状をなしている。その際、上記荷重印加部分としてラムに、本来の荷重作用方向とは異なる方向からの無理な荷重が作用すると、それによって、ロードセルが破損してしまうという問題があった。
これに対しては、ロードセルの外周部に頑丈な外周部品を設けて、本来の荷重作用方向とは異なる方向から無理な荷重が作用することを防止することが考えられる。しかしながら、その場合、ラム部と歪ゲージ取付部がその外周部品に僅かでも接触した場合には、荷重検出精度に大きな影響を与えてしまうといった問題があった。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、精度の高い荷重検出を行うことを可能にするロードセル取付構造を提供することにある。
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1によるロードセル取付構造は、歪ゲージが取り付けられるロードセル本体及びこのロードセル本体から突出・形成されたラムとからなるロードセルと、上記ロードセルに被冠・固定されるフレームと、を具備し、上記ロードセル本体は上記フレームに嵌合するフレーム嵌合部を備え、このフレーム嵌合部を上記フレームに嵌め合い公差で嵌合させるようにし、それによって、上記ラムを上記フレームに対して軸方向に直交する半径方向に所定の微小隙間を存した状態で設置するようにし、上記微小隙間はロードセルが変形しても塑性変形に至ることのない大きさに設定されており、上記ロードセル本体には上記フレームに固定される固定台が設けられていて、上記固定台は上記フレームに対して上記固定台の反対側に設置される別のフレームと挟持された状態でねじ固定され、固定時に上記固定台に対して軸方向両側から作用する力を均一化させるようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項2によるロードセル取付構造は、請求項1記載のロードセル取付構造において、上記フレームの上記フレーム嵌合部の外周側には環状の段付部が形成されていることを特徴とするものである。
又、請求項3によるロードセル取付構造は、請求項2記載のロードセル取付構造において、上記段付部の内径と上記別のフレームの内径とが等しくなるように設定されていることを特徴とするものである。
以上述べたように本願発明の請求項1によるロードセル取付構造によると、歪ゲージが取り付けられるロードセル本体及びこのロードセル本体から突出・形成されたラムとからなるロードセルと、上記ロードセルに被冠・固定されるフレームと、を具備し、上記ロードセル本体は上記フレームに嵌合するフレーム嵌合部を備え、このフレーム嵌合部を上記フレームに嵌め合い公差で嵌合させるようにし、それによって、上記ラムを上記フレームに対して軸方向に直交する半径方向に所定の微小隙間を存した状態で設置するようにし、上記微小隙間はロードセルが変形しても塑性変形に至ることのない大きさに設定されているので、上記微小隙間を高い精度で管理することができ、それによって、ラムのフレームに対する不用意な接触をなくして、高い精度での荷重検出を可能にすることができる。又、例えば、ラムに本来の荷重作用方向とは異なる方向から荷重が作用しても、その変形量を塑性変形に至ることのない大きさに制限することができる。そして、そのような異なる方向からの荷重の作用が解消されれば、ラムは正常な位置に復帰することとなり、それによって、高い精度で荷重を検出することができる。
又、請求項2によるロードセル取付構造は、歪ゲージが取り付けられるロードセル本体及びこのロードセル本体から突出・形成されたラムとからなるロードセルと、上記ロードセルに被冠・固定されるフレームと、を具備し、上記ロードセル本体は上記フレームに位置決めピンによって位置決めされ、それによって、上記ラムを上記フレームに対して軸方向に直交する半径方向に所定の微小隙間を存した状態で設置するようにし、上記微小隙間はロードセルが変形しても塑性変形に至ることのない大きさに設定されているので、この場合にも、上記微小隙間を高い精度で管理することができ、それによって、ラムのフレームに対する不用意な接触をなくして、高い精度での荷重検出を可能にすることができる。又、例えば、ラムに本来の荷重作用方向とは異なる方向から荷重が作用しても、その変形量を塑性変形に至ることのない大きさに制限することができる。そして、そのような異なる方向からの荷重の作用が解消されれば、ラムは正常な位置に復帰することとなり、それによって、高い精度で荷重を検出することができる。
又、請求項3によるロードセル取付構造は、歪ゲージが取り付けられるロードセル本体及びこのロードセル本体から突出・形成されたラムとからなるロードセルと、上記ロードセルに被冠・固定されるフレームと、を具備し、上記ロードセル本体には上記フレームに固定される固定台が設けられていて、上記固定台は上記フレームに対して上記固定台の反対側に設置される別のフレームと挟持された状態でねじ固定され、固定時に上記固定台に対して軸方向両側から作用する力を均一化させるようにしたので、固定ねじによって締結した場合に、固定台に偏った力が作用することを避けることができ、ロードセルにフレームを取り付けない場合と同等の特性を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態を示す図で、電動プレス装置を使用している製造ラインの様子を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、電動プレス装置の全体の構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、電動プレス装置の要部の構成を示す分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、ロードセルの構成を示す側面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、図5(a)はロードセルの縦断面図、図5(b)は図4(a)のb部を拡大して示す一部断面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す図で、図6(a)はロードセルの縦断面図、図6(b)は図6(a)のb部を拡大して示す一部断面図である。 本発明の第3の実施の形態を示す図で、図7(a)はロードセルの縦断面図、図7(b)は図7(a)のb部を拡大して示す一部断面図である。
以下、図1乃至図5を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は、本実施の形態によるロードセル取付構造を採用した電動プレス装置1を、ある種の製造ライン3の所定位置に設置した状態を示す図である。上記製造ライン3にはベルトコンベア機構5が設置されていて、このベルトコンベア機構5によって複数個のワーク7が、図中矢印aで示す方向に順次搬送されていく。上記ワーク7には被押圧部7aが設けられていて、この被押圧部7aに対して、上記電動プレス装置1によって所定のプレスを施す。そして、被押圧部7aを所定量押し込んだ状態の上記ワーク7を次の工程に搬送するものである。
尚、上記電動プレス装置1は支持台9によって支持・固定されている。
次に、上記電動プレス装置1の構成について説明する。図2は電動プレス装置1の全体の構成を示す図であり、まず、ハウジング11があり、このハウジング11にはモーターケース13が併設・配置されている。上記モーターケース13内には駆動モータ15が内装されていて、この駆動モータ15の図示しない回転軸にはプーリ17が固着されている。
一方、上記ハウジング11内にはボールネジ19が内装されていて、このボールネジ19はその一端部を軸受部材21によって軸支されている。又、上記ボールネジ19の上記軸受部材21を貫通した端部にはプーリ23が固着されている。このプーリ23と既に述べたプーリ17にはベルト25が巻回されている。上記駆動モータ15を正転・逆転させることにより、上記プーリ17、ベルト25、プーリ23を介してボールネジ19が同方向に回転する。
上記ボールネジ19にはボールナット27がその回転を規制された状態で螺合・配置されている。このボールナット27にはシャフト29が連結されていて、このシャフト29の先端にロードセルユニット31が連結されている。上記ボールネジ19が回転することにより、上記ボールナット27とシャフト29とロードセルユニット31が、図2中上下方向に移動することになる。
尚、上記ハウジング11の図2中下端には端部材33が固定されていて、この端部材33の上記シャフト29の貫通部には軸受部材35が内装されている。
上記ロードセルユニット31は図3に示すような構成になっている。まず、ロードセル41があり、又、上記シャフト29の先端には雄ネジ部43が形成されていると共にナット45が螺合されている。又、上記ロードセル41と上記シャフト29との間にはフレーム47が設置されていて、このフレーム47には雌ネジ部49が形成されている。上記フレーム47は上記シャフト29側の雄ネジ部43とナット45とフレーム47側の雌ネジ部49とによって螺合・固定されている。
上記ロードセル41の上記フレーム47の反対側には別のフレーム51が設置されている。上記ロードセル41は上記フレーム51内に内装されることになる。そして、上記ロードセル41とフレーム51は、複数本(この実施の形態の場合には8本)の固定ネジ部材53によって上記フレーム47に固定されることになる。
次に、上記ロードセル41の構成を図4を参照して説明する。上記ロードセル41は、固定台61を備えていて、この固定台61には縮径部63を介してラム65が連設されている。上記縮径部63には歪ゲージ67が取り付けられている。又、上記固定台61と縮径部63との間にはフレーム嵌合部71が形成されている。上記固定台61、フレーム嵌合部71、縮径部63とによってロードセル本体を構成している。又、ロードセル41のラム65の先端には、図示しない各種冶具を差し込むための凹部65aが形成されている。又、ラム65の側部には、上記凹部65aより差し込まれた図示しない冶具を固定するための図示しないねじ部材を螺合する為の雌ねじ部65bが形成されている。
因みに、フレーム51側にも、上記雌ねじ部65bに対応する位置に差込孔51cが形成されていて、この差込孔51cを介して図示しないねじ部材を差し込んで雌ねじ部65bに螺合させるものである。
次に、上記ロードセル41の上記フレーム51に対する取付構造を図5を参照して説明する。まず、上記フレーム51は、大径部51aと、小径部51bとから構成されている。上記大径部51aの内周側に、ロードセル41の固定台61が丁度嵌るようにして内装されている。又、上記小径部51bの内周側に、ロードセル41のフレーム嵌合部71、縮径部63、ラム65が内装されている。
その際、上記フレーム嵌合部71と上記小径部51bの内径部との関係であるが、いわゆる「嵌め合い公差」で嵌合する構成になっている。すなわち、上記小径部51bの内径に対して上記フレーム嵌合部71の外径が、上記「嵌め合い公差」を実現するべく、所定量小さなものとなっている。一方、上記ラム65と上記小径部51bの内径部との関係であるが、所定の隙間91を存した状態で内装されている。具体的には、本実施の形態の場合には0.15mmの隙間が設けられているものである。上記隙間91は全周にわたって均等に設けられているものである。又、上記フレーム51の先端には開口部51dが形成されていて、その開口部51dより上記ロードセル41のラム65の先端が突出・配置されることになる。
以上の構成を基にその作用を説明する。
まず、電動プレス装置1の作用であるが、製造ライン3のベルトコンベア機構5によって複数個のワーク7が、図1中矢印aで示す方向に順次搬送されていく。その際、電動プレス装置1によって、上記ワーク7の被押圧部7aを押圧して所定量だけ押し込む。被押圧部7a
が所定量押し込まれたワーク7は、上記ベルトコンベア機構5によって所定場所に搬送されていくことになる。
上記電動プレス装置1のプレス動作であるが、まず、駆動モータ15が正転することにより、プーリ17、ベルト25、プーリ23を介して、ボールネジ19が同方向に回転する。それによって、ボールナット27とシャフト29がワーク7方向に往動する。シャフト29の往動によってロードセルユニット31も往動し、それによって、ラム65を介してワーク7の被押圧部7aに所定のプレスを施すものである。又、プレス動作時における荷重はロードセルユニット31を介して検出されるようになっている。
又、ロードセル41はフレーム嵌合部71を介してフレーム51の小径部61bの内径部にいわゆる「嵌め合い公差」で嵌合する構成になっているので、ラム65とフレーム61の小径部61bの内径部との間の隙間91を高い精度で寸法管理することができる。よって、ラム65が小径部61bに接触して荷重検出精度が低下してしまうようなことはない。
次に、正規の荷重作用方向とは異なる方向から荷重が作用した場合について説明する。例えば、ラム65の先端の凹部65aに図示しない冶具等を取り付けたように場合において、その冶具を介してラム65に横方向から荷重が作用するような場合が想定される。このような場合には、ラム65が変形することになるが、その変形量は上記微小隙間91の範囲内のものである。そして、その微小隙間91の大きさは塑性変形しないような大きさに設定されているので、ラム65が塑性変形するようなことはなく、上記横方向からの荷重の作用が解消されれば元の正常な位置に復帰することになり、それによって、精度の高い荷重検出が可能になるものである。
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、ロードセル41とフレーム51との関係において、上記フレーム嵌合部71と上記小径部51bの内径部とが、いわゆる「嵌め合い公差」で勘合する構成になっており、一方、上記ラム65と小径部51bの内径部との関係であるが、所定の隙間91(この実施の形態の場合には0.15mm)を存した状態で内装されているので、正規の荷重作用方向から荷重が作用している限りにおいては、ラム65がフレーム51の小径部51bの内径部に接触するようなことはなく、よって、歪ゲージ67の荷重検出精度に悪影響を与えるようなこともない。
次に、正規の荷重作用方向とは異なる方向から荷重が作用した場合であるが、この場合にはラム65が変形することになるが、その変形量は上記微小隙間91の範囲内のものである。そして、その微小隙間91の大きさは塑性変形しないような大きさに設定されているので、ラム65が塑性変形するようなことはなく、上記横方向からの荷重の作用が解消されれば元の正常な位置に復帰することになり、それによって、精度の高い荷重検出が可能になるものである。
次に、図6を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。この第2の実施の形態の場合には、ロードセル41の固定台61をフレーム51の大径部51aと小径部51bとの間の段付部に位置決めピン81を介して位置決めした状態で固定するようにしている。上記位置決めピン81は、段付部に形成された凹部83と固定台61側に形成された凹部85内に嵌め込まれた状態で設置されている。又、この実施の形態の場合には、前記第1の実施の形態の場合におけるフレーム嵌合部に相当する構成はない。
その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同様であり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
よって、このような構成でも前記第1の実施の形態の場合と同様の作用・効果を奏することができるものである。
次に、図7を参照して本発明の第3の実施の形態を説明する。この場合には、前記第1の実施の形態の構成において、フレーム嵌合部71の外周側に環状の段付部101を形成したものである。その際、段付部101の内径(d1)とフレーム47の内径(d2)が等しくなるように設定されている。
その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同様であり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
よって、前記第1の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができる。又、段付部101の内径(d1)とフレーム47の内径(d2)が等しくなるように設定されているので、段付部101の内径(d1)とフレーム47の内径(d2)が異なる場合よりも、フレーム51から固定台61へ加わる力と、フレーム47から固定台61へ加わる力が均一化される。その結果、固定ねじ53によって締結した場合に、固定台61に偏った力が作用することを避けることができる。
尚、この実施の形態では、段付部101の内径(d1)とフレーム47の内径(d2)が等しくなるように設定しているが、完全に等しくする場合はもとより、完全に等しくなくても、段付部101の内径(d1)とフレーム47の内径(d2)が等しければ等しいほど、ロードセルをフレームに取り付けない場合と同等の特性を得ることができる。
尚、本発明は前記第1、第2、第3の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、前記第2の実施の形態において、位置決めピンの個数についてはこれを特に限定するものではなく、2個以上であればよい。
又、前記第1、第2、第3の実施の形態の場合には、電動プレス装置を例に挙げて説明したが、それに限定されるものではなく、様々な用途が想定される。
前記第1、第2、第3の実施の形態の場合には、隙間の大きさを0.15mmに設定した場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるさけものではなく、様々な隙間の大きさが想定される。
その他、図示した構成はあくまで一例である。
本発明は、ロードセル取付構造に係り、特に、本来の荷重作用方向とは異なる方向からの無理な荷重が作用した場合であっても、ロードセルの破損を防止することが可能であり、且つ、そのような無理な荷重の作用が解除されれば、精度の高い荷重検出を行うことを可能にすることができるものに関し、例えば、電動プレス装置に組み込まれるロードセルの取付構造に好適である。
1 電動プレス装置
15 駆動モータ
19 ボールネジ
27 ボールナット
29 シャフト
31 ロードセルユニット
41 ロードセル
67 歪ゲージ
61 固定台
63 縮径部
65 ラム
67 歪ゲージ
71 フレーム嵌合部
81 位置決めピン
91 隙間

Claims (3)

  1. 歪ゲージが取り付けられるロードセル本体及びこのロードセル本体から突出・形成されたラムとからなるロードセルと、上記ロードセルに被冠・固定されるフレームと、を具備し、
    上記ロードセル本体は上記フレームに嵌合するフレーム嵌合部を備え、このフレーム嵌合部を上記フレームに嵌め合い公差で嵌合させるようにし、
    それによって、上記ラムを上記フレームに対して軸方向に直交する半径方向に所定の微小隙間を存した状態で設置するようにし、
    上記微小隙間はロードセルが変形しても塑性変形に至ることのない大きさに設定されており、
    上記ロードセル本体には上記フレームに固定される固定台が設けられていて、上記固定台は上記フレームに対して上記固定台の反対側に設置される別のフレームと挟持された状態でねじ固定され、固定時に上記固定台に対して軸方向両側から作用する力を均一化させるようにしたことを特徴とするロードセル取付構造。
  2. 請求項1記載のロードセル取付構造において、
    上記フレームの上記フレーム嵌合部の外周側には環状の段付部が形成されていることを特徴とするロードセル取付構造。
  3. 請求項2記載のロードセル取付構造において、
    上記段付部の内径と上記別のフレームの内径とが等しくなるように設定されていることを特徴とするロードセル取付構造。
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