JP5520573B2 - ロードセル取付構造 - Google Patents
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Description
これに対しては、ロードセルの外周部に頑丈な外周部品を設けて、本来の荷重作用方向とは異なる方向から無理な荷重が作用することを防止することが考えられる。しかしながら、その場合、ラム部と歪ゲージ取付部がその外周部品に僅かでも接触した場合には、荷重検出精度に大きな影響を与えてしまうといった問題があった。
又、請求項2によるロードセル取付構造は、請求項1記載のロードセル取付構造において、上記フレームの上記フレーム嵌合部の外周側には環状の段付部が形成されていることを特徴とするものである。
又、請求項3によるロードセル取付構造は、請求項2記載のロードセル取付構造において、上記段付部の内径と上記別のフレームの内径とが等しくなるように設定されていることを特徴とするものである。
又、請求項2によるロードセル取付構造は、歪ゲージが取り付けられるロードセル本体及びこのロードセル本体から突出・形成されたラムとからなるロードセルと、上記ロードセルに被冠・固定されるフレームと、を具備し、上記ロードセル本体は上記フレームに位置決めピンによって位置決めされ、それによって、上記ラムを上記フレームに対して軸方向に直交する半径方向に所定の微小隙間を存した状態で設置するようにし、上記微小隙間はロードセルが変形しても塑性変形に至ることのない大きさに設定されているので、この場合にも、上記微小隙間を高い精度で管理することができ、それによって、ラムのフレームに対する不用意な接触をなくして、高い精度での荷重検出を可能にすることができる。又、例えば、ラムに本来の荷重作用方向とは異なる方向から荷重が作用しても、その変形量を塑性変形に至ることのない大きさに制限することができる。そして、そのような異なる方向からの荷重の作用が解消されれば、ラムは正常な位置に復帰することとなり、それによって、高い精度で荷重を検出することができる。
又、請求項3によるロードセル取付構造は、歪ゲージが取り付けられるロードセル本体及びこのロードセル本体から突出・形成されたラムとからなるロードセルと、上記ロードセルに被冠・固定されるフレームと、を具備し、上記ロードセル本体には上記フレームに固定される固定台が設けられていて、上記固定台は上記フレームに対して上記固定台の反対側に設置される別のフレームと挟持された状態でねじ固定され、固定時に上記固定台に対して軸方向両側から作用する力を均一化させるようにしたので、固定ねじによって締結した場合に、固定台に偏った力が作用することを避けることができ、ロードセルにフレームを取り付けない場合と同等の特性を得ることができる。
尚、上記電動プレス装置1は支持台9によって支持・固定されている。
尚、上記ハウジング11の図2中下端には端部材33が固定されていて、この端部材33の上記シャフト29の貫通部には軸受部材35が内装されている。
因みに、フレーム51側にも、上記雌ねじ部65bに対応する位置に差込孔51cが形成されていて、この差込孔51cを介して図示しないねじ部材を差し込んで雌ねじ部65bに螺合させるものである。
まず、電動プレス装置1の作用であるが、製造ライン3のベルトコンベア機構5によって複数個のワーク7が、図1中矢印aで示す方向に順次搬送されていく。その際、電動プレス装置1によって、上記ワーク7の被押圧部7aを押圧して所定量だけ押し込む。被押圧部7a
が所定量押し込まれたワーク7は、上記ベルトコンベア機構5によって所定場所に搬送されていくことになる。
まず、ロードセル41とフレーム51との関係において、上記フレーム嵌合部71と上記小径部51bの内径部とが、いわゆる「嵌め合い公差」で勘合する構成になっており、一方、上記ラム65と小径部51bの内径部との関係であるが、所定の隙間91(この実施の形態の場合には0.15mm)を存した状態で内装されているので、正規の荷重作用方向から荷重が作用している限りにおいては、ラム65がフレーム51の小径部51bの内径部に接触するようなことはなく、よって、歪ゲージ67の荷重検出精度に悪影響を与えるようなこともない。
次に、正規の荷重作用方向とは異なる方向から荷重が作用した場合であるが、この場合にはラム65が変形することになるが、その変形量は上記微小隙間91の範囲内のものである。そして、その微小隙間91の大きさは塑性変形しないような大きさに設定されているので、ラム65が塑性変形するようなことはなく、上記横方向からの荷重の作用が解消されれば元の正常な位置に復帰することになり、それによって、精度の高い荷重検出が可能になるものである。
その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同様であり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同様であり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
尚、この実施の形態では、段付部101の内径(d1)とフレーム47の内径(d2)が等しくなるように設定しているが、完全に等しくする場合はもとより、完全に等しくなくても、段付部101の内径(d1)とフレーム47の内径(d2)が等しければ等しいほど、ロードセルをフレームに取り付けない場合と同等の特性を得ることができる。
例えば、前記第2の実施の形態において、位置決めピンの個数についてはこれを特に限定するものではなく、2個以上であればよい。
又、前記第1、第2、第3の実施の形態の場合には、電動プレス装置を例に挙げて説明したが、それに限定されるものではなく、様々な用途が想定される。
前記第1、第2、第3の実施の形態の場合には、隙間の大きさを0.15mmに設定した場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるさけものではなく、様々な隙間の大きさが想定される。
その他、図示した構成はあくまで一例である。
15 駆動モータ
19 ボールネジ
27 ボールナット
29 シャフト
31 ロードセルユニット
41 ロードセル
67 歪ゲージ
61 固定台
63 縮径部
65 ラム
67 歪ゲージ
71 フレーム嵌合部
81 位置決めピン
91 隙間
Claims (3)
- 歪ゲージが取り付けられるロードセル本体及びこのロードセル本体から突出・形成されたラムとからなるロードセルと、上記ロードセルに被冠・固定されるフレームと、を具備し、
上記ロードセル本体は上記フレームに嵌合するフレーム嵌合部を備え、このフレーム嵌合部を上記フレームに嵌め合い公差で嵌合させるようにし、
それによって、上記ラムを上記フレームに対して軸方向に直交する半径方向に所定の微小隙間を存した状態で設置するようにし、
上記微小隙間はロードセルが変形しても塑性変形に至ることのない大きさに設定されており、
上記ロードセル本体には上記フレームに固定される固定台が設けられていて、上記固定台は上記フレームに対して上記固定台の反対側に設置される別のフレームと挟持された状態でねじ固定され、固定時に上記固定台に対して軸方向両側から作用する力を均一化させるようにしたことを特徴とするロードセル取付構造。 - 請求項1記載のロードセル取付構造において、
上記フレームの上記フレーム嵌合部の外周側には環状の段付部が形成されていることを特徴とするロードセル取付構造。 - 請求項2記載のロードセル取付構造において、
上記段付部の内径と上記別のフレームの内径とが等しくなるように設定されていることを特徴とするロードセル取付構造。
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