JP5518690B2 - ショルダアンカ装置 - Google Patents
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Description
図1には第1の実施の形態に係るショルダアンカ装置10の構成が分解斜視図により示されており、図2にはショルダアンカ装置10を組み付けた状態が斜視図により示されている。これらの図に示されるように、ショルダアンカ装置10は、主にガイド部材としてのガイドレール12、スライダ42、ストッパ112、及び付勢手段としてのストッパ操作スプリング132により構成されている。
先ず、ガイドレール12の構成について説明する。ガイドレール12は全体的に鉄等の比較的硬質の金属板材をプレス成形することで形成されている。このガイドレール12は細幅板状に形成された基部14を備えている。図3に示されるように、ガイドレール12は基部14の長手方向が車両16の上下方向に対して前後方向に傾斜した向きに沿うようにセンターピラー18の車両室内側に配置される。図1及び図2に示されるように、基部14の長手方向両端側には円孔20が基部14の厚さ方向に貫通するように形成されている。円孔20には図示しないボルトが貫通し、このボルトによりガイドレール12がセンターピラー18(図3参照)に締結固定される。
次に、スライダ42の構成について説明する。スライダ本体43は全体的に鉄等の比較的硬質の金属板材をプレス成形することで形成されたスライダ本体43を備えている。スライダ本体43は厚さ方向が車幅方向に沿う矩形平板状の基部44を備えている。基部44の幅方向両端には湾曲部46が形成されている。湾曲部46は基部44の長手方向を軸方向とする軸周りに車幅方向外側へU字形状に湾曲している。この湾曲部46の基部44とは反対側には対向部48が形成されている。対向部48は厚さ方向が車幅方向に沿っており、ガイドレール12におけるガイド壁28の板厚よりも十分に大きな間隔をもって基部44と対向している。スライダ本体43がガイドレール12に取り付けられた状態では、ガイド壁28の基部44とは反対側で対向部48がガイド壁28と対向する。
次に、ストッパ112の構成について説明する。ストッパ112は、鉄等の比較的硬質の金属板材をプレス成形することにより長手方向が基部84の厚さ方向に沿い幅方向が基部84の幅方向に沿った平板状に形成されている。ストッパ112の長手方向先端側(車幅方向外方の端部側)にはロック孔当接部114が形成されている。ロック孔当接部114はストッパ112からの突出方向中間部よりも先端側で上面がロック孔当接部114の先端側へ傾斜した斜面とされており、本ショルダアンカ装置10におけるロック状態ではロック孔当接部114がロック孔22の内側へ入り込む。
次に、ストッパ操作スプリング132の構成について説明する。ストッパ操作スプリング132は全体的に弾性を有するワイヤ状の部材を成形することにより形成されている。ストッパ操作スプリング132は一対のコイル部134を備えている。これらのコイル部134はコイル状に形成されており、その形状を円筒形状と見做した場合、軸方向が基部84の幅方向に沿っている。これらのコイル部134は基部44や基部84の幅方向中央部を境に対称的に対向するように形成されている。なお、これより先、両コイル部134の基端は基部84の幅方向外側におけるコイル部134の端部とし、両コイル部134の先端は基部84の幅方向内側の端部として説明する(すなわち、一方のコイル部134と他方のコイル部134とで基端から先端への向きが逆になる)。
次に、本実施の形態の作用並びに効果について説明する。
次に、図6から図9を用いて第2の実施の形態について説明する。
前記第1の実施の形態においてスライダ42はスライダ本体43とシュー82とにより構成されていたのに対し、スライダ162はスライダ本体164とシュー182とにより構成される。スライダ本体164は貫通孔62に代わり貫通孔166が形成されている。この貫通孔166は長手方向が基部44の長手方向(車両上下方向)に沿い幅方向が基部44の幅方向(車両前後方向)に沿った矩形の孔で基部44の厚さ方向に貫通している。なお、スライダ本体164は前記第1の形態におけるスライダ本体43とは異なり、ストッパ支持部64や湾曲部68が形成されていない。
次に、ストッパ202の構成について説明する。ストッパ202は厚さ方向が基部84の幅方向に沿ったストッパ本体204を備えている。ストッパ本体204の厚さ寸法は周壁188の上端側における不連続部分の間隔よりも僅かに小さく、この不連続部分を通過できる。また、ストッパ本体204の上端部には凹部206が形成されている。凹部206は基部84の幅方向を軸方向とする軸周りに上方へ向けて開口するように湾曲している。ストッパ202は、この凹部206の内周部が貫通孔166の内周上部に摺接するように設けられている。また、ストッパ本体204の下端部は基部84の幅方向を軸方向とする軸周りに下方へ張り出すように湾曲しており、ストッパ本体204の下端部と周壁188の内周下部とが摺接したまま切欠き186の内周上部と凹部206の摺接部分を中心にストッパ202が回動できるようにストッパ本体204の下端部の曲率が設定されている。
次に、ストッパ操作スプリング222の構成について説明する。ストッパ操作スプリング222は前記第1の実施の形態におけるストッパ操作スプリング132と同様に一対のコイル部134を備えている。これらのコイル部134の基端部からはシュー側係止部136に代わりシュー側係止部224が形成されている。これらのシュー側係止部224は、コイル部134の基端部から車幅方向外へ向けて棒状に延びていると共に、その先端(シュー側係止部224の車幅方向外側の端部であり、また、シュー側係止部224におけるコイル部134とは反対側の端部)は基部84の幅方向外側へ鉤状に屈曲されている。さらに、この鉤状に屈曲されたシュー側係止部224の先端はスプリング係止壁192に形成されたスプリング係止孔194に挿し込まれている。
次に、本実施の形態の作用並びに効果について説明する。
12 ガイドレール(ガイド部材)
16 車両
22 ロック孔(規制孔)
42 スライダ
52 スリップジョイント
54 ウェビング
112 ストッパ
132 ストッパ操作スプリング(付勢手段)
160 ショルダアンカ装置
162 スライダ
202 ストッパ
222 ストッパ操作スプリング
Claims (4)
- ウェビングを支持するスリップジョイントと、
前記スリップジョイントを支持するスライダと、
スライダ側へ向けて開口した複数の規制孔が長手方向に沿って所定間隔毎に形成されると共に前記長手方向に沿って前記スライダがスライド可能に取り付けられるガイド部材と、
前記ガイド部材に対して接離する向きへ移動可能に前記スライダに設けられ、前記規制孔と対向した状態で前記ガイド部材に接近する向きへ移動することにより前記規制孔に入り込み、前記規制孔に入り込んだ状態では前記スライド方向への移動が前記規制孔の内周部により規制され、この移動規制を受けることで前記ガイド部材の長手方向に沿った前記スライダの移動を規制するストッパと、
一端側が前記スライダに係止されると共に他端側が前記ストッパに係合し、前記ストッパを前記ガイド部材に接近させて前記規制孔の内側へ前記ストッパを入り込ませる向きに前記ストッパを付勢すると共に、前記一端側と前記他端側との間の中間部を押圧して、付勢力に抗して前記中間部を変位させることで前記他端側が前記ストッパを前記ガイド部材から離間する向きへ移動させる付勢手段と、
を備えるショルダアンカ装置。 - 前記付勢手段は、棒状のばね材を曲げ成形することによって形成されていると共に、その長手方向中間部がコイル状に成形され、このコイル状の部分を押圧して変位させることで、他端側が前記ストッパを移動させるように構成した請求項1に記載のショルダアンカ装置。
- 前記ストッパは、前記ガイド部材に対して接離する向きに直線的に移動可能とされ、前記付勢手段の前記中間部を押圧して変位させることで前記付勢手段の他端側が前記ストッパを前記ガイド部材とは反対側へ押圧して移動させるように構成した請求項1又は請求項2に記載のショルダアンカ装置。
- 前記ストッパは、前記ガイド部材に対して接離する向きに前記スライダに対して回動可能に設けられ、当該回動の中心を介して前記ストッパにおいて前記規制孔に入り込む部分とは反対側を前記付勢手段の他端側が前記付勢手段の付勢力で前記ガイド部材とは反対側へ押圧するように構成した請求項1又は請求項2に記載のショルダアンカ装置。
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JP2010275003A JP5518690B2 (ja) | 2010-12-09 | 2010-12-09 | ショルダアンカ装置 |
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JP2010275003A Active JP5518690B2 (ja) | 2010-12-09 | 2010-12-09 | ショルダアンカ装置 |
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2010
- 2010-12-09 JP JP2010275003A patent/JP5518690B2/ja active Active
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