JP5518265B2 - 連続可変バルブリフト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンバルブのリフト量変更の精度が向上したリフト量変更機構を有する連続可変バルブリフト装置に関する技術である。
エンジンバルブのリフト量変更機構を有する可変バルブリフト装置には、下記特許文献1に示すものがある。下記特許文献1の可変バルブリフト装置は、下記特許文献1の図1から図4に示されるとおり、入力軸(カムシャフト)100と、入力カム110による押圧力と図示しない付勢手段によって閉弁方向の付勢力を受けるロッカアームを有するバルブ開閉部(ロッカアーム機構)200と、入力カム110とバルブ開閉部200との間に設けられて、エンジンバルブのリフト量を変更させる連結部(リフト量変更機構)によって構成される。
リフトアーム440は、ローラー413、第2メンバー412及び第1連結ピン450によって連結された連結リンク430を介して回転する入力カム110から押圧力を受ける。その結果、リフトアームは440は、偏心軸300周りに回転し、自由曲面形状を有するリフトアーム接触部441に接触するロッカアームのニードルベアリング220を回転させる。その結果、バルブ開閉部200は、ニードルベアリング220がリフトアーム接触部441の所定の範囲に接触しながら回転することにより、リフトアーム接触部441の接触範囲の曲面形状に基づいたリフト量でエンジンバルブを開閉動作させる。
一方、バルブのリフト量を変更する場合には、偏心軸300を回転させて、コントロールシャフト420に連結された第1連結ピン450を移動させる。その際、ローラー413においては、入力カム110との当たり位置が変更され、リフトアーム440においては、リフトアーム接触部441とロッカアームのニードルベアリング220との接触範囲が変更される。その結果、バルブ開閉部200においては、ニードルベアリング220に接触する範囲において、リフトアーム接触部441の自由曲面の形状が変化するため、エンジンバルブのリフト量が変更される。
特開2009−236105号
特許文献1の連続可変バルブリフト装置においては、特許文献1の図2に示されるとおり、入力リンク410の第1メンバー411とコントロールシャフト420が偏心軸300によって回動可能に支持され、第2メンバー412コントロールシャフト420が第1連結ピン450によって回動可能に支持され、かつ第1メンバー411と第2メンバー412がローラー413の支持軸によって回動可能に支持されている。言い換えると、入力リンク410とコントロールシャフト420は、3つの連結軸を介して連結されている。
しかしこれら3つの連結軸は、入力リンク410とコントロールシャフト420との間に製造誤差に基づくがたつきを発生させる。リフト量変更機構に発生するがたつきは、エンジンバルブのリフト量を変更させる際における精度を低下させる点で望ましくない。
本発明は、上記問題に鑑みて、内部で発生するがたつきを低減させることにより、エンジンバルブのリフト量の変更精度を向上させたリフト量変更機構を有する連続可変バルブリフト装置に関する技術である。
請求項1の連続可変バルブリフト装置は、カムシャフトと、回転するカムシャフトの第1カムによる押圧力と第1の付勢手段による閉弁方向の付勢力によってエンジンバルブを開閉動作させるロッカアームと、前記第1カムとロッカアームとの間に設けられて、前記エンジンバルブのリフト量を変更させるリフト量変更機構と、を有する連続可変バルブリフト装置において、前記リフト量変更機構が、シャフト本体と、シャフト本体に一体化された偏心円カムを有し、かつ回動可能に構成されたコントロールシャフトと、前記カムシャフトの第1カムに接触するカム接触部を一端に有し、第1アームを他端に有し、かつ中央部を前記偏心円カムの周りに揺動可能に支持される、コントロールアームと、前記カム接触部を第1カムに付勢する第2の付勢手段と、第2アームを一端に有し、前記ロッカアームに接触する自由曲面形状の第2カム部を他端に有し、かつ中央部を前記シャフト本体の周りに揺動可能に支持され、前記第2カム部の曲面形状に基づいてエンジンバルブを上下動させるカム部材と、前記第1アームと第2アームによってそれぞれ両端を揺動可能に支持されるリンクアームと、を有するようにした。
本願請求項1の連続可変バルブリフト装置においては、カム接触部に接触する第1カムが回転すると、リンクアームによって連結されたコントロールアームとカム部材がコントロールシャフトの中心軸周りに揺動し、第2カム部の自由曲面形状に応じてロッカアームのエンジンバルブを開閉動作させる。
(作用)一方、エンジンバルブのリフト量を変更する場合には、コントロールシャフトを回動させて、コントロールシャフト本体の回転中心から第1カムのカム中心に至る距離を変化させる。その際、ローラーにおいては、第1カムとの当たり位置が変更され、カム部材においては、自由曲面形状を有する第2カム部とロッカアームとの接触範囲が変更される。その結果、ロッカアームにおいては、第2カムとの接触範囲において、第2カム部の自由曲面の形状が変化するため、エンジンバルブのリフト量が変更される。
本願請求項1の連続可変バルブリフト装置においては、特許文献1における入力リンクに相当する部材が、コントロールシャフトと一体に形成されているため、両者の間に連結軸が一切形成されていない。本願請求項1のリフト量変更機構は、コントロールシャフトの偏心円カム、コントロールアーム、リンクアーム及びカム部材の4部材からなる単純な4節リンクによって構成されている。その結果、本願請求項1においては、リフト量変更機構の剛性の向上により、リフト量変更機構のがたつきが大幅に低減される。
また、請求項2は、請求項1に記載の連続可変バルブリフト装置であって、前記リンクアームを長さ調節可能に形成することによりエンジンバルブのリフト量修正機構を構成するようにした。
(作用)請求項2の連続可変バルブリフト装置においては、リンクアームの長さ調節機構のみによってエンジンバルブのリフト量修正機構が容易かつ簡素に形成される。請求項2の連続可変バルブリフト装置においては、リフト量修正機構によってリンクアームの長さを調節することにより、第2カム部とロッカアームの接触範囲のズレが修正されるため、エンジンバルブが正しいリフト量で開閉動作する。
請求項1の連続可変バルブリフト装置によれば、リフト量変更機構に発生するがたつきが大幅に低減されるため、エンジンバルブのリフト量の変更精度が大幅に向上する。また、請求項1の連続可変バルブリフトに機構によれば、特許文献1の入力リンクに相当する部材が省略されるため、部品点数及び組み立て工数の減少による低コスト化が実現できる。
また、請求項2の連続可変バルブリフト装置によれば、エンジンバルブのリフト量修正機構が安価なコストで容易に構成され、かつエンジンバルブのリフト量の微調節が容易になる。
は、連続可変バルブリフト装置の実施例をコントロールアームの長手方向に切断した状況を示す断面図。 は、連続可変バルブリフト装置の一部を分割した部分分解斜視図。 は、リフト量修正機構のリンクアームを示す図。 は、リンクアームの変形例を示す図。
連続可変バルブリフト装置の実施例を図1から図3によって説明する。本実施例の連続可変バルブリフト装置1は、一体に設けられた第1カム3と共に回動中心を示す軸線L1まわりに回転するカムシャフト2,エンジンバルブを有する一対のロッカアーム機構4、及びエンジンバルブのリフト量を変更するリフト量変更機構5によって構成される。
各ロッカアーム機構4は、ロッカアーム6、エンジンバルブ7,支持部材8,バルブスプリング(第1の付勢手段)9によって構成される。ロッカアーム6の中央部には、軸状部材6aが設けられ、軸状部材6aには、ローラー10が回動可能に設けられる。またロッカアーム6の基端部は、支持部材8によって支持部材の図示しない支点周りに揺動可能に保持され、ロッカアーム6の先端部には、エンジンバルブ7のバルブステム7aが固定される。ロッカアーム6の先端部は、バルブスプリング9によってエンジンバルブ7の閉弁方向(図1の上方を示す符号CL方向。符号OPは、開弁方向を示す)に付勢力を受ける。
また、リフト量変更機構5は、コントロールシャフト11、コントロールアーム12,第2の付勢手段13、一対のカム部材(14、14),及び一対のリンクアーム(15、15)を有する。コントロールシャフト11は、シャフト本体16と偏心円孔17aを有する偏心円カム17によって構成され、モーターや油圧機構等の図示しない操作手段によって回動する。偏心円カム17は、連結部材11aによって偏心円孔17aにシャフト本体16を固定することによってシャフト本体16に一体化され、偏心円カム17のカム中心O2はシャフト本体16の回動中心を示す軸線L2から偏心した位置に設けられる。偏心円カム17は、図示しない操作手段により、軸線L2周りに偏心回動する。
コントロールアーム12は、本体部(請求項1の中央部)18,ローラー支持部19,ローラー21(請求項1のカム接触部)、一対の第1アーム(20、20)によって構成される。本体部18は、円筒形状を有し、ローラー支持部19と第1アーム(20、20)は、本体部18の外周面からそれぞれ放射方向に突出するように形成される。円筒形状を有する本体部18の内周面18aには、シャフト本体16に一体化された偏心円カム17が内接し、コントロールアーム12は、コントロールシャフト11の偏心円カム17によってカム中心O2周りに回動可能に保持される。
ローラー支持部19は、下向きの凸曲面として形成された底部19aと、一対の立壁部(19b,19c)と、立壁部に固定された軸状部材19dによって構成される。軸状部材19dは、中心を示す軸線L3が軸線L1及びL2と平行になるよう配置され、かつローラー21の円孔21aに挿入されることにより、ローラー21を回動可能に保持する。第1アーム(20、20)には、同軸である一対の円孔(20a,20a)が設けられ、円孔(20a,20a)には、第1アーム(20,20)の左右に突出した状態で軸状部材25が固定される。
第2の付勢手段13は、圧縮スプリング13aとキャップ13bによって構成される。天面13cを有するキャップ13bは、圧縮スプリング13aに上方から被せられ、天面13cは、圧縮スプリング13aによってローラー支持部19の底部19aに第1カム3へ向けた付勢力を付与し、ローラー21は、第2の付勢手段13によって第1カム3の外周面に常に接触した状態に保持される。
尚、コントロールアーム12のカム接触部には、第1カム3と共に回転するローラー21を採用する代わりに、第1カム3が摺接するカム摺接部を採用してもよい。カム摺接部は、第1カム3が摺接しながら回転可能な形状であれば、平面を有する形状等いかような形状に形成されてもよいが、カム摺接部においては、円柱形状、円弧面を有する形状、その他多様な曲面を有する形状等を有することにより、摺接する第1カム3が滑らかに回転できるようにすることがより望ましい。
一対のカム部材(14、14)は、本体部(22、22),第2カム部(23,23)及び第2アーム(24、24)によって構成される。本体部(請求項1の中央部)22には、円孔22aが設けられる。第2カム部23と第2アーム24は、本体部22の外周面からそれぞれ放射方向に突出するように形成される。カム部材(14、14)は、円孔(22a,22a)に偏心円カム17から左右に突出したシャフト本体16を挿入することにより、コントロールシャフト11の左右においてシャフト本体16の中心を示す軸線L2周りに回動可能に保持される。第2アーム(24,24)には、円孔(24a,24a)が設けられる。
また、第1アーム(20、20)と第2アーム(24、24)は、図3に示すようにそれぞれリンクアーム(15、15)によって連結される。リンクアーム(15,15)の一端は、第1アーム(20,20)の左右に突出した軸状部材25をリンクアーム(15,15)の第1円孔(15a,15a)に挿入することにより、軸状部材25に回動可能に支持される。また、リンクアーム(15,15)の他端は、一対の軸状部材(26,26)がリンクアーム(15,15)の第2円孔(15b,15b)と第2アーム(24,24)の円孔(24a,24a)にそれぞれ挿入されることにより、軸状部材(26,26)にそれぞれ回動可能に支持される。
ロッカアーム6のローラー10は、バルブスプリング9により、自由曲面形状を有する第2カム部23に常に押しつけられる。第2カム部23の自由曲面は、コントロールシャフトの中心を示す軸線L2からローラー10と第2カム部23との接触位置までの距離が、前記接触位置によって変化するように形成されており、リフト量変更機構5は、ローラー10に対する第2カム部23の揺動範囲が変更されることによって、エンジンバルブ7のリフト量が変化するように構成されている。尚、ロッカアーム6においては、ローラー10を省略して第2カム部23が摺接する摺接部を設けることにより、第2カム部23に摺接させても良い。
次に、連続可変バルブリフト装置1の動作を説明する。カムシャフトの第1カム3が回転すると、コントロールアーム12,リンクアーム(15、15)、カム部材(14,14)は、軸線L2を中心として揺動する。その時、第2カム部(23,23)は、軸線L2周りに往復揺動し、第2カム部23の自由曲面に沿ってローラー10を回動させる。ロッカアーム6は、ローラー10が第2カム部23に沿って回動することにより、第2カム部23の自由曲面形状に基づいて基づいてエンジンバルブ7を開閉させる。
一方、エンジンバルブ7のリフト量を変更する場合には、コントロールシャフト11を回動させて、シャフト本体16の回転中心を示す軸線L2から第1カム3の回転中心を示す軸線L1に至る距離を変化させる。その結果、コントロールアーム12のローラー21においては、第1カム3との当たり位置が変更され、カム部材14においては、自由曲面形状を有する第2カム部23とロッカアーム6のローラー10との接触範囲が変更されて、前記接触範囲における前記自由曲面形状が変化するため、エンジンバルブ7のリフト量が変更される。
次に、リフト量変更機構にリフト量修正機構を設けるためのリンクアームの変形例を図4によって説明する。図4のリンクアーム30は、図1の第1実施例のリンクアーム15に代えて第1アーム20と第2アーム24に取付けられるものである。リンクアーム30は、雄ねじ部材31,雌ねじ部材32,及びナット33によって形成される。雄ねじ部材31は、右端側のリング部31aと、左端側の雄ねじ部31bとが一体になって形成される。雌ねじ部材32には、右端面32bに開口する雌ねじ穴32aが設けられる。リング部31aの内周には、図1の軸状部材25を内接させる円孔31cが設けられ、雌ねじ部材32には、図1の軸状部材26を内接させる円孔32cが雌ねじ穴32aの左側に設けられる。
ナット33は、雄ねじ部材31に螺着される。雄ねじ部材31は、雌ねじ穴32aに雄ねじ部31bを螺着することにより、雌ねじ部材32に一体化され、かつナット33を右端面32bに締め付けることにより、動作不能に雌ねじ部材32に固定される。リンクアーム30は、リンクアーム15の左右に一対設けられる。一対のリンクアーム(30,30)の一端は、軸状部材(25,25)をリング部31aの円孔(31c、31c)と第1アーム(20,20)の円孔(20a,20a)にそれぞれ挿入することにより、軸状部材(25,25)にそれぞれ回動可能に支持される。一方、リンクアーム(30,30)の他端は、軸状部材(26,26)を雌ねじ部材32の円孔(32c、32c)と第2アーム(24,24)の円孔(24a,24a)にそれぞれ挿入することにより、軸状部材(26,26)にそれぞれ回動可能に支持される。
リンクアーム30の長さは、雄ねじ部材31を雌ねじ部材32に対して回動させることによって伸縮する。一方、製造ロット毎に発生するエンジンバルブ7のリフト量のバラツキを修正する場合には、リンクアーム30を伸縮させることによって、第2カム部23とロッカアーム6のローラー10との接触位置を微調節する。その結果、リンクアーム15の代わりにリンクアーム30を有する連続可変バルブリフト装置においては、エンジンバルブ7のリフト量のバラツキが正しく修正される。尚、リフト量修正機構を構成するリンクアームにおいては、伸縮自在な構成であれば、ねじによる構成以外の構成を採用しても良い。
1 連続可変バルブリフト装置
2 カムシャフト
3 第1カム
5 リフト量変更機構
6 ロッカアーム
7 エンジンバルブ
9 第1の付勢手段(バルブスプリング)
11 コントロールシャフト
12 コントロールアーム
13 第2の付勢手段
14 カム部材
15 リンクアーム
16 シャフト本体
17 偏心円カム
18 中央部
20 第1アーム
21 ローラー(カム接触部)
22 中央部
23 第2カム部
24 第2アーム
30 リンクアーム(リフト量修正機構)
CL 閉弁方向

Claims (2)

  1. カムシャフトと、回転するカムシャフトの第1カムによる押圧力と第1の付勢手段による閉弁方向の付勢力によってエンジンバルブを開閉動作させるロッカアームと、前記第1カムとロッカアームとの間に設けられて、前記エンジンバルブのリフト量を変更させるリフト量変更機構と、を有する連続可変バルブリフト装置において、
    前記リフト量変更機構が、
    シャフト本体と、シャフト本体に一体化された偏心円カムを有し、かつ回動可能に構成されたコントロールシャフトと、
    前記カムシャフトの第1カムに接触するカム接触部を一端に有し、第1アームを他端に有し、かつ中央部を前記偏心円カムの周りに揺動可能に支持される、コントロールアームと、
    前記カム接触部を第1カムに付勢する第2の付勢手段と、
    第2アームを一端に有し、前記ロッカアームに接触する自由曲面形状の第2カム部を他端に有し、かつ中央部を前記シャフト本体の周りに揺動可能に支持され、前記第2カム部の曲面形状に基づいてエンジンバルブを上下動させるカム部材と、
    前記第1アームと第2アームによってそれぞれ両端を揺動可能に支持されるリンクアームと、
    を有することを特徴とする、連続可変バルブリフト装置。
  2. 前記リンクアームが長さ調節可能に形成されることにより、エンジンバルブのリフト量修正機構を構成することを特徴とする、請求項1に記載の連続可変バルブリフト装置。
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